JPH0333648Y2 - - Google Patents

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JPH0333648Y2
JPH0333648Y2 JP1984195540U JP19554084U JPH0333648Y2 JP H0333648 Y2 JPH0333648 Y2 JP H0333648Y2 JP 1984195540 U JP1984195540 U JP 1984195540U JP 19554084 U JP19554084 U JP 19554084U JP H0333648 Y2 JPH0333648 Y2 JP H0333648Y2
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horizontal
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、紐の端末を処理するための端末部材
に関するものである。
〔従来技術とその問題点〕
この種の端末部材は、すでに特願昭57−87519
号(特開昭58−203848号)において提案されてい
る。
例えば、シヨツピングバツクの手提紐等におい
ては、紐の端末を樹脂で固めたり、アクセサリー
を取り付けたりして、いわゆる端末処理を行なつ
ている。
このような端末処理のねらいは、紐端末の解
け防止、装飾的効果の向上、引つ張り作業等
における握り部分または引つ掛り部分の形成、
紐端末を硬化することによるその保形であるが、
これら全ての条件を満した端末部材はこれまで存
在しなかつた。
本願出願人が先に出願した特願昭57−87519号
(特開昭58−203848号)においては、一対の部材
によつて紐の端末を両側より、抱持することによ
り、これらの条件を満そうとするものである。
本考案の目的は、特願昭57−87519号に比べよ
り簡単な構造で嵩張らず、表面の模様を簡単に変
更できる端末部材を提供しようとするところにあ
る。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は、上記の問題点を解決するために、板
状体に縦孔を設け、この縦孔に連続して板状体の
周縁に開口した前記縦孔よりも径小の横孔を設
け、少なくとも縦孔を覆う被装体を取り付けたも
のである。
〔作用〕
本考案は、板状体に設けた横孔と、縦孔を覆う
被装体によつて、紐がその長手方向およびこれと
直行する方向に抜脱しない。
〔実施例〕
次に本考案の実施例を図面に基づいて説明す
る。
第1図〜第3図に示す端末部材は、長円形の板
状体10の略中央に円形の縦孔12を設け、前記
縦孔12に連続して板状体10の外周面14に開
口した前記縦孔12より径小の横孔16が設けら
れている。前記横孔16は、断面円形の孔18
と、その上端に連接し板状体10の上面20にて
開口した溝22とからなる。
24は、前記板状体10と同形に形成されたフ
イルム状の被装体であり、その裏面に接着剤が塗
布され、板状体10に貼着されて縦孔12および
横孔16を覆う。
上記の端末部材を紐aの端末bに取り付ける場
合は、まず紐aの端末bを結んで結節Cを設け、
板状体10の縦孔12に前記結節Cを収納し、紐
aを横孔16の溝22から孔18に押し込み、板
状体10に被装体24を貼着して縦孔12および
横孔16を覆う。
このとき、縦孔12に収納された紐aの結節C
を横孔16より径大に形成しておくと、紐aに長
手方向の力が加わつてもこの結節Cは、横孔16
に進入できず、縦孔12より抜け出ることがな
い。さらに、縦孔12および横孔16を覆う被装
体24によつて、紐aが縦孔12や横孔16から
紐の長手方向に対して直交方向に抜け出さない。
なお、この直交方向に力が加わつても、横孔16
の溝22が存在するので、孔18に挿通された紐
aが溝22に容易に出ることがなく、紐aが被装
体24に及ぼす力が少なくなる。
第4図〜第6図には、板状体10の変更例が示
されており、第4図では、横孔16の溝22を断
面L形に形成し、第5図では、溝22を板状体1
0の上面20から斜めに形成している。これによ
り、横孔16の孔18内の紐aに上向きの力が加
わつても、被装体に力が直接かからない。また、
第6図では、縦孔12を板状体10の上下方に貫
通させ、横孔16の孔18の上下に溝22,22
を設けている。
第7図および第8図に示す他の実施例では、横
孔16は上下いずれにも開口していない。また、
板状体10の上下面は若干凹入しており、この凹
入部に薄板状の被装体24,24を嵌合する。こ
の端末部材に紐aの端末bを取り付る場合は、紐
aを外周開口より横孔16に挿入し、そのあと、
紐aの端末bに結節Cを形成して、これを縦孔1
2内に押し込む。
第9図および第10図に示すさらに他の実施例
では、板状体10はハート形状に形成されその湾
入部において横孔16が開口しており、この端末
部材と図中の二点鎖線に示すループ状の紐とを組
み合わせてダツフルコート等のトツグルとして使
用すれば、これらが互いに反対方向に引つ張られ
るとループ状の紐が板状体10の湾入部にくい込
んで外れにくく、好適なものである。
第11図に示すさらに他の実施例では、板状体
10は、六角形状に形成され、そのほぼ中心から
外方に向かつて漸次幅狭に縦孔12が形成されて
おり、紐aに外向きの力がかかつても紐の結節C
がこの斜面によつて挾持される。
なお、上記の被装体24は、溝22の一部を覆
う形に形成してもよい。また、第1図などに示す
ように縦孔12や横孔16が板状体10の片面の
みに開口しているときでも、板状体10の両面に
被装体24を取り付けて、意匠的効果をもたせる
ことができる。さらに、被装体24を板状体10
に取り付ける手段としては、接着に限られず、釘
や鋲等でとめたり、融着等の様々な手段を用いる
ことができる。
〔考案の効果〕
本考案は、上記の記載から明らかなように、簡
単な構造で、嵩張らず、被装体を取り返えること
により、表面の模様を簡単に変更することができ
る。
このような本考案に特有の効果を有するので、
本来、紐の端末処理のねらいとする処の、紐端末
の解け防止、装飾的効果の向上、引つ張り作業等
におる握り部分または引つ掛り部分の形成、紐端
末を硬化することによるその保形、等を一層効果
的に達成し得るものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は、実施例を示す分解斜視図、第2図
は、前図の実施例において紐を端末部材に取り付
けた状態を示す断面図、第3図は、前図−線
断面図、第4図〜第6図は、それぞれ、板状体の
変更例を示す斜視図、第7図は、他の実施例を示
す分解斜視図、第8図は、前図の実施例において
紐を端末部材に取り付けた状態を示す断面図、第
9図は、さらに他の実施例を示す分解斜視図、第
10図は、前図の実施例において紐を端末部材に
取り付けた状態を示す断面図、第11図は、さら
に他の実施例を示す被装体を省略した分解斜視図
ある。 符号の説明、10……板状体、12……縦孔、
14……外周面、16……横孔、18……孔、2
0……上面、22……溝、24……被装体、a…
…紐、b……端末、C……結節。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 板状体10に縦孔12を設け、この縦孔12に
    連続して板状体10の周縁に開口した前記縦孔1
    2より径小の横孔16を設け、少なくとも前記縦
    孔12を覆う被装体24を取り付けたことを特徴
    とする紐の端末部材。
JP1984195540U 1984-12-24 1984-12-24 Expired JPH0333648Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1984195540U JPH0333648Y2 (ja) 1984-12-24 1984-12-24

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1984195540U JPH0333648Y2 (ja) 1984-12-24 1984-12-24

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61110545U JPS61110545U (ja) 1986-07-12
JPH0333648Y2 true JPH0333648Y2 (ja) 1991-07-17

Family

ID=30753139

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1984195540U Expired JPH0333648Y2 (ja) 1984-12-24 1984-12-24

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JP (1) JPH0333648Y2 (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60158968A (ja) * 1983-02-19 1985-08-20 Nippon Flex Kogyo Kk 鋼索の端末部品の鋳造方法

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60158968A (ja) * 1983-02-19 1985-08-20 Nippon Flex Kogyo Kk 鋼索の端末部品の鋳造方法

Also Published As

Publication number Publication date
JPS61110545U (ja) 1986-07-12

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