JPH053794Y2 - - Google Patents

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JPH053794Y2
JPH053794Y2 JP1985004574U JP457485U JPH053794Y2 JP H053794 Y2 JPH053794 Y2 JP H053794Y2 JP 1985004574 U JP1985004574 U JP 1985004574U JP 457485 U JP457485 U JP 457485U JP H053794 Y2 JPH053794 Y2 JP H053794Y2
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horizontal hole
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、紐の端末を処理するための端末部材
に関する。
[従来の技術及び考案が解決しようとする課題] 従来、紐の端末処理は、例えば、紐付手提袋の
口部に挿通した引き紐の端末を結んで結節を形成
し、一対の部材よりなる端末部材を、この結節に
その両側より抱持させて取付けたものがあつた。
これは、紐の端末部材が引つ掛りとなつて引き紐
を引き易くし、袋口部を簡単に閉じることがで
き、また端末部材が握り易く、紐を持ち易くする
ため、袋の持ち運びに便利である。さらに上記の
端末部材を衣服やループタイに取り付けて装飾的
効果を向上させたり、産業用ロープに用いて握り
部分や引つ掛り部分となしている。
このような各分野における紐の端末部材とし
て、より簡単な構造で嵩張らないものを提供しよ
うと、本願出願人は、昭和59年12月24日付にて実
用新案登録出願した紐の端末部材において、板状
体に縦孔を設け、この縦孔に連続して板状体の周
縁に開口した縦孔より径小の横孔を設け、紐端末
に形成した結節を縦孔に収納し、紐を横孔に挿通
して、紐が端末部材から抜け出ないようにしたも
のがある。
しかしながら、このような端末部材において、
板状体の肉厚が薄い場合には、横孔を板状体の上
下面と開口せざるを得ず、また相当の肉厚を有す
る場合にも、紐の挿入を容易にするために、前記
横孔を上下いずれかの面において開口させること
が多い。
このため、紐に対して板状体の上下方向に力が
かかる場合、横孔の開口部分から紐が脱出してし
まう。また、その開口部分をフイルムにより被う
こともできるが、紐にかかる力が強いとフイルム
が破れる。
本考案は、上記のように横孔が板状等の本体の
上下面の少なくとも一方において開口している場
合においても、紐が横孔から脱出しない端末部材
を提供することを目的とする。
[課題を解決するための手段] 本考案は、板状等の本体12に縦孔14を設
け、この縦孔14に連続し且つ本体12の周縁1
6に開口した前記縦孔14より径小な横孔18を
設け、この横孔18は前記本体12の上下面2
2,24の少なくとも一方において開口した溝2
6を有し、前記横孔18に、適度の剛性と弾性と
を有するとともに軸方向にその全長にわたる開口
32を有する筒状体28を挿入してなるものであ
る。
[作用] 紐aを横孔18の溝26から横孔18の中に押
し込んだ後、本体12より外側に出た紐aの部分
に、筒状体28をその開口32から嵌め込み、こ
の筒状体28をその弾性を利用して縮径して紐の
長手方向にすべらせて横孔18に挿入する。
筒状体28は弾性を有しているので、紐aの径
が開口32の幅より大きい場合には、この開口3
2を広げて紐aを押し込み易くすることができ
る。
このように、板状等の本体12に設けた横孔1
8に挿入した筒状体28によつて、紐aがその長
手方向と直交する方向に抜脱しない。
横孔18に挿入された後、筒状体28はそれ自
身の弾性力により外方に付勢されて横孔18に密
嵌固定され、横孔18から抜け出ない。
[実施例] 次に本考案の実施例を図面に基づいて説明す
る。
第1図〜第3図に示す紐の端末部材10は、長
方形の板状に形成された本体12の略中央に円形
の縦孔14を貫設し、前記縦孔14に連続し且つ
本体12の周縁16に開口した前記縦孔14より
径小な横孔18が設けられている。前記横孔18
は、断面円形の孔20と、その上下端に連接し本
体12の上下面22,24にて開口した溝26,
26とからなる。
28は、前記横孔18に挿入するための筒状体
であり、この筒状体28は適度の剛性と弾性とを
有する合成樹脂等の素材からなり、筒状体28の
周壁30には、軸方向に開口32が設けられ、筒
状体28が断面C形をなす。
34,34は、前記本体12と同形に形成され
たシート状等の被装体であり、本体12の上下面
22,24に貼着されて縦孔14および横孔18
を覆う。
上記の端末部材10を紐aの端末bに取り付け
る場合は、まず紐端末bを結んで結節cを作り、
これを本体12の縦孔14に挿入し、紐aを横孔
18の溝26から孔20に押し込む。このとき、
縦孔14に収納される紐の結節cを横孔18より
径大に形成する。そして、紐aの本体12の外側
に出た部分に、筒状体28をその開口32から嵌
め込み、この筒状体28をその弾性を利用して縮
径して紐の長手方向にすべらせて横孔18に挿入
する。この後、本体12の上下面22,24に被
装体34,34を貼着する。
このとき、前記のように紐aの結節cを横孔1
8より径大に形成しているので、紐aに長手方向
の力が加わつてもこの結節cは、横孔18に進入
できず、縦孔14より抜け出ることがない。ま
た、横孔18に挿入した筒状体28によつて、紐
aが横孔18の溝26から紐の長手方向に直交す
る方向に抜け出さない。さらに、筒状体28のも
つ弾性力によつて、筒状体28が外方に付勢され
て孔20に密嵌され、横孔18から抜け出ない。
この筒状体28をテフロン等の摩擦の少ない材質
により形成すれば、紐aが筒状体28の端縁と摺
接しても摩耗により損傷することが少ない。
第4図に示す他の実施例では、本体12を正方
形の板状に、縦孔14を矩形に、横孔18を六角
形状に形成したものであり、前記横孔18に対応
して、筒状体28は周壁30の外周が六角形状
で、内周が円形に形成されている。
図示はしないが、本体12を円板状に形成して
もよく、縦孔14を上面22にのみ開口してもよ
く、横孔18は上面22側のみに溝26が設けら
れているようにしてもよい。さらに、弾性を有す
る矩形シートを紐aの外周に沿つて巻装して、筒
状体28を形成してもよい。この場合も前記実施
例と同様に、筒状体28が孔20の内周面に密着
して抜け出ない。
なお、前記本体12としては、球や立方体等の
種々な形状を用いることができる。
[考案の効果] 本考案は、上記の記載から明らかなように、横
孔に筒状体が挿入されているので、紐が横孔から
抜け出ない。
さらに、横孔に挿入された後、筒状体はそれ自
身の弾性力により外方に付勢されて横孔に密嵌固
定され、横孔から抜け出ない。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案の一実施例を示す分解斜視
図、第2図は、前図の組み立て状態を示す斜視
図、第3図は、前図−線断面図、第4図は、
他の実施例を示す分解斜視図である。 符号の説明、10……端末部材、12……本
体、14……縦孔、16……周縁、18……横
孔、20……孔、22……上面、24……下面、
26……溝、28……筒状体、30……周壁、3
2……開口、34……被装体、a……紐、b……
端末、c……結節。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 板状等の本体12に縦孔14を設け、この縦孔
    14に連続し且つ前記本体12の周縁16に開口
    した前記縦孔14より径小な横孔18を設け、前
    記横孔18は前記本体12の上下面22,24の
    少なくとも一方において開口した溝26を有し、
    前記横孔18に、適度の剛性と弾性とを有すると
    ともに軸方向にその全長にわたる開口32を有す
    る筒状体28を挿入してなることを特徴とする紐
    の端末部材。
JP1985004574U 1985-01-16 1985-01-16 Expired - Lifetime JPH053794Y2 (ja)

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JP1985004574U JPH053794Y2 (ja) 1985-01-16 1985-01-16

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JP1985004574U JPH053794Y2 (ja) 1985-01-16 1985-01-16

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JPS61119648U JPS61119648U (ja) 1986-07-28
JPH053794Y2 true JPH053794Y2 (ja) 1993-01-29

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