JP3067135U - 袋体の手提げ補助具 - Google Patents

袋体の手提げ補助具

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JP3067135U
JP3067135U JP1999006707U JP670799U JP3067135U JP 3067135 U JP3067135 U JP 3067135U JP 1999006707 U JP1999006707 U JP 1999006707U JP 670799 U JP670799 U JP 670799U JP 3067135 U JP3067135 U JP 3067135U
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JP
Japan
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bag
hand
carrying
aid
stopper
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JP1999006707U
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尚泰 菊池
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Kikuchi Seisakusho Co Ltd
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Kikuchi Seisakusho Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 袋体を持ち運び易くするための手提げ補助具
の提供。 【構成】 袋体50の手提げ部51に通す1条又は2条
以上の掛け紐11、12、31、32、11′12′
と、その紐の各端部に設けられ、手提げ部51の両側に
配置される2個の提げ手部材13、14、33、34、
13′、14′とを有し、2個の提げ手部材13、1
4、33、34、13′、14′は一方が他方に嵌まり
込み、一体となる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は買い物袋等の袋体の手提げ部に取り付け、袋体の荷重を支え易くする ための手提げ補助具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
薄くて強靭な合成樹脂フィルムによって形成された、買物袋などと呼ばれる袋 体は例えばスーパーストアのレジなどで手渡され、安価かつ丈夫なため多量に出 回っている。この種の袋体には手提げ時に手の差し入れ部となる横長の開口部が 形成されているので、そのまま、手提げ袋となるが、荷重が大きくなると細いひ も状になって手に食い込むため痛くて使いにくいという欠点がある。このため手 をいためずに済む工夫が試みられており、その中に実開昭59−126944号 に見られるようなカバー片によって上記の細い紐状の箇所を覆うようにするもの がある。しかしこのようなカバー片は容易に変形するため、あまり持ち易さは改 善されない。この型の考案には実開平3−29444号の考案等がある。
【0003】 他方、実開昭63−57935号や実開平2−69847号の考案は剛性の把 手の両端にフック部を設けた構造を持ち、袋体の荷重に拘ず一定の握り形状のま まであるから持ちやすさは改善される。しかし、袋体の開口近くに引っ掛けて取 り付けられるため余裕がなく、持ちずらいものとなる。また、この種のものは1 個の把手に1個の袋体が付けられるに過ぎず、複数の袋体をまとめて携行可能と するようなものではない。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は前記の点に鑑みてなされたものであり、その課題は買物袋のような袋 体であっても手をいためずに、しかも持ち易く運び易い手提げ補助具を提供する ことにある。また本考案は複数の袋体をまとめて持ち運べるようにすることを他 の課題とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
前記の課題を解決するため本考案に係る袋体の手提げ補助具は、袋体の手提げ 部に通す1条又は2条以上の掛け紐と、その紐の各端部に設けられ手提げ部の両 側に配置される2個の提げ手部材とを有し、2個の提げ手部材は一方が他方に嵌 まり込み、一体となるという構成を具備している。
【0006】
【考案の実施の形態】
本考案に係る手提げ補助具は買物袋等の袋体の手提げ部に取り付けて使用する ものであり、それにより袋体の荷重を支え易くし、持ち運びを楽にするためのも のである。
【0007】 袋体は、買い物袋と呼ばれるものをはじめとして、各種の袋体が適用対象とな る。特に薄くて強靭な合成樹脂フィルムによって形成された、例えば商店のレジ などで手渡される類のものは中身が重くなると手提げ部が紐のようになり手に食 い込むようになるので本考案に係る手提げ補助具による効果が多大である。
【0008】 本考案に係る手提げ補助具は、袋体の手提げ部に通す1条又は2条以上の掛け 紐と、その紐の各端部に設けられ手提げ部の両側に配置される2個の提げ手部材 とを有する。掛け紐は本補助具の袋体への取り付け手段であり、2個の提げ手部 材を、袋体へ関連付けるものである。
【0009】 2個の提げ手部材は、一方が他方に嵌まり込み、一体となる。単に手に提げる 部分を提供するだけならば提げ手部材は1個あれば良いが、本考案のように掛け 紐の両端に各々取り付けた提げ手部材を2個嵌めあわせることによって提げ手の 安定性をより高めることができる。提げ手部材は手で持つ箇所であるから、手で 持つのに適した長さと太さを有するものとし、大きな荷重を支えてもあまり曲が らない強度を有することが望ましく、そのような要求は、2個の提げ手部材を嵌 め合わせることによっても容易に達成することができる。
【0010】 また上記掛け紐は長さ調節可能とすることが望ましい。長さ調節は、掛け紐の 提げ手部材のへの巻き付け、掛け紐に通したストッパーの位置の移動等の手段、 方法によって行なうことができる。
【0011】
【実施例】
以下図示の実施例により本考案をより詳細に説明する。図1は本考案に係る手 提げ補助具の実施例1を示しており、その構造及び使用法は図4、図8に示され ている。
【0012】 実施例1のものは、2条の略等長に図示されている掛け紐11、12と、提げ 手雌部材13及びそれに嵌まり込み、一体となる提げ手雄部材14とを有する。 提げ手雌部材13は断面略U字型に形成され、持ち易い曲げアールの下面握り部 15とその上側のU字型の溝部16とを有し、下面の握り部15側の両端部より 内方に、掛け紐11、12の取り付け部17、18が開口している。なお、2条 の掛け紐11、12は連続したものであっても良い。
【0013】 提げ手雄部材14は同雌部材13の溝部16に嵌まり込んで互に安定する外形 を持ち、略O字型に示された断面形の上部に掛け紐11、12の夫々の取り付け 部19、20が開口している。掛け紐11、12は雄部材14の中空部内にて連 続していても良い。提げ手雄部材14は両端が中間より大形の係止部21、22 を有し、同雌部材13の両端部にて溝部内に突き出た突部23、24と係合し、 雌雄両部材13、14が嵌め合わさった状態で無抵抗に外れたり、長さ調整のた めに巻き付けた掛け紐11、12を係止部21、22間の小形部に収め、かつず れることを防いでいる。さらに、提げ手雌部材13は同雄部材14との嵌め合い 時に掛け紐11、12を通すための切り欠き状の通し溝25、26を取り付け部 17、18の近くに有している。
【0014】 これに対して図2に示す実施例2のものは、2条が略等長に図示されている掛 け紐31、32と、略U字型断面形状を有する提げ手雌部材33及びそれに嵌ま り込んで一体となる提げ手雄部材34とを有する。同雌部材33は持ち易い握り 部35を下面に有し、その上側は溝部36とされ、略円型断面の雄部材34を安 定に嵌め込める形状を有する。
【0015】 掛け紐31、32は取り付け部37、38にて雌部材33に取り付けられてい るが、雄部材34には屈曲状に形成された通し穴39、40により所定の抵抗を 得て引き出されたあと、ストッパー41に通され、さらに結び目42でまとめら れるように設けられている。図3参照。上記抵抗によりストッパー41の負担が 軽くなる。さらに提げ手雌部材33は、同雄部材33との嵌め合い時に掛け紐3 1、32を通すための通し溝45、46、47、48を同雌部材33及び雄部材 34の両端部の上下方向に有している。他の構成は実施例1、2に共通である。
【0016】 図3に示すのは図1のものの変形例であり、雌雄各部材13′と14′と一体 成形の掛け紐11′、12′を有し、係合手段として、突部23′を中央部に唯 1箇所設けている。25′、26′は掛け紐11′、12′を通す溝を示してお り、掛け紐11′、12′は雄部材34に巻き付けなくて良い。他の構成は実施 例1の符号を援用し説明を省略する。
【0017】 故に、袋体50の手提げ部51に本補助具を取り付けるには、手の差し入れ部 となる開口部52に例えば提げ手雄部材14、34、14′を通し(図8(a) 、(b)、(c))、掛け紐11、12、31、32、11′、12′を手提げ 部51の下側に通して、提げ手雄部材14、34、14′を同雌部材13、33 ′、13′の溝部16、36、16′に嵌め込めば良い(図8(a)、(b)、 (c))。その際に掛け紐11、12、31、32の長さが不適当な場合には、 実施例1については掛け紐11、12を雄部材14に巻き付けることで短くし、 実施例2についてはストッパー41の位置を移動させることで長短調節可能であ る。実施例1の場合掛け紐11、12の結び位置を変えることで長くすることも 可能である。従って、袋体50を複数個、大小取り混ぜて持ち運ぶような使い方 をする場合にも扱いが大変容易である。
【0018】
【考案の効果】
本考案は以上の如く構成されかつ作用するものであるから、買い物袋のように 細いが故に手に食い込んで持ち歩くのに適さない袋体についても持ち易い提げ手 を提供することができ、手をいためることがなく、また特に複数の袋体をまとめ て持ち運ぶことが可能になる等、実用上顕著な効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る袋体の手提げ補助具の実施例1を
示す斜視図。
【図2】同じく実施例2を示す斜視図。
【図3】実施例1の変形例を示す斜視図。
【図4】(a)実施例1の雌部材の上面図。 (b)実施例1の一部を断面で表した正面図。 (c)実施例1の雄部材の下面図。
【図5】(a)実施例2の雌部材の上面図。 (b)実施例2の一部を断面で表した正面図。 (c)実施例2の雄部材の下面図。
【図6】実施例1のものの使用状態を示す一部断面正面
図。
【図7】実施例2のものの使用状態を示す一部断面正面
図。
【図8】(a)実施例1のものの使用方法と使用状態を
示す斜視図。 (b)実施例2のものの使用方法と使用状態を示す斜視
図。 (c)実施例1の変形例のものの使用方法と使用状態を
示す斜視図。

Claims (5)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 買い物袋等の袋体の手提げ部に取り付
    け、袋体の荷重を支え易くするための手提げ補助具であ
    って、袋体の手提げ部に通す1条又は2条以上の掛け紐
    と、その紐の各端部に設けられ手提げ部の両側に配置さ
    れる2個の提げ手部材とを有し、2個の提げ手部材は一
    方が他方に嵌まり込み、一体となることを特徴とする袋
    体の手提げ補助具。
  2. 【請求項2】 掛け紐は、提げ手部材の一方又は双方に
    巻き付けて長さ調節を可能とされている請求項1記載の
    袋体の手提げ補助具。
  3. 【請求項3】 掛け紐は、ストッパーを有し、ストッパ
    ーの位置の移動によって長さ調節を可能とされている請
    求項1記載の袋体の手提げ補助具。
  4. 【請求項4】 提げ手部材は、互いに嵌まり合う雌部材
    と雄部材とからなる請求項1ないし3のいずれかに記載
    の袋体の手提げ補助具。
  5. 【請求項5】 雄部材は係止部を両端に有し、同係止部
    は雌部材との嵌合時の抜け止めとなり、かつ長さ調節の
    ために巻き付ける掛け紐のずれ止めとなる請求項2又は
    4記載の袋体の手提げ補助具。
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