JPH0750937Y2 - 釣針用袋 - Google Patents

釣針用袋

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JPH0750937Y2
JPH0750937Y2 JP1985128676U JP12867685U JPH0750937Y2 JP H0750937 Y2 JPH0750937 Y2 JP H0750937Y2 JP 1985128676 U JP1985128676 U JP 1985128676U JP 12867685 U JP12867685 U JP 12867685U JP H0750937 Y2 JPH0750937 Y2 JP H0750937Y2
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JP
Japan
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bag
opening
fishing
tongue
locking plate
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Application number
JP1985128676U
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English (en)
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JPS6236676U (ja
Inventor
昌弘 中村
Original Assignee
ネクスタ株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 この考案は、釣針用袋の改良に関するものである。
従来の技術 従来より、市販されている釣針用袋を第6図から第10図
に示す図面に基づいて説明する。
プラスチック系フイルムよりなる袋体8の上方に開口部
10を有し、該開口部10の一片に沿って外面に係止板9が
設けられている。該袋体8の上方に設けられた舌片12を
係止板9の内側に挿入し、該開口部10を封緘するように
した釣針用袋がある。然し乍ら、前記した釣針用袋は、
釣針11を散(バラ)で入れた際、第10図に示すように該
袋体8内で釣針11が遊動し、係止板9の内側へ挿入した
舌片12が緩んで大きな隙間ができ、該釣針11を落失する
ことが頻繁にあった。
又、雨天日で魚釣の際、係止板9の内側に挿入した舌片
12を外して該袋体8内の釣針11を取り出そうとしても、
開口部10が上方になるため、直接開口部10より雨や雫等
が入り、一本取り出した後の袋体8内の釣針11が錆びて
使うことができなくなる欠点があった。
更に開口部10を上方にして、釣針11を取り出すときに釣
針11の種類が混在している場合には、掌に一旦幾らかの
釣針11を取り出して選択するか、指先で目的の釣針11が
出てくるまで選択を繰り返さなくてはならず、特に冬期
においては手がかじかんでいるので、この選択は至難の
技であった。
考案が解決しようとする課題 本案は、以上の様な実情に鑑みて考案なされたもので、
釣針用袋に収納した釣針の出し入れが容易にできる構造
であって、該釣針の落失を完全に防止し、雨天日でも釣
針が錆を発生しないように工夫された釣針用袋を提供せ
んとするものである。
課題を解決するための手段 その特徴とするところは、プラスチック系フイルムより
なる袋体の下方に開口部を設け、該開口部の一片に沿っ
て外面に係止板を有し、該開口部の他片を所望長さに延
設して、延設部となし、係止板に掛け合わせができる台
形状の舌片の底辺を該延設部の先端側に重接し、延設部
に舌片が取り付けられた後の断面形状が鋭角状の窪み状
態になるように、延設部の先端縁と舌片の底辺とを熱融
着部となし、前記延設部を開口部位置より折り曲げて舌
片を係止板に係止して封緘自在に構成されると共に、袋
体の上部に吊手部を延設して吊り下げ用の穴を設けて懸
吊可能にした釣針用袋である。
作用 第2図に示す如き状態で釣針用袋を購入し、一本の釣針
11を取り出すには、袋体1の上方を片手で挟持し、もう
一方の手で係止板3に舌片4を係止しているのを外す
と、第1図に示す如き状態になる。尚、袋体1内の釣針
11は片手で挟持されているため、一度に開口部2より出
ることなく、少数の釣針11は舌片4により受け止められ
るので、一本づつ該釣針11を取り出した後、袋体1の開
口部2を逆さにして残りの釣針11を袋体1内に入れ、係
止板3に舌片4を係止して封緘すると第2図の状態に戻
る。
従って、袋体1を逆さにして釣針11を取り出す時には、
舌片4と延設部の鋭角状の窪みに袋体1より出てきた釣
針11を挟持状態に受け止めて、目で確認しながら選択し
て取り出す。
又、釣針11が収納されている時には、袋体1の係止板3
に舌片4を係止して釣針11が落失しないようにするの
で、同じ舌片4が収納する時と、取り出す時の何れにも
役立つようにしている。
又、雨天日でも、開口部2が下側になるため、舌片4に
より受け止められた釣針11だけ使用すれば、袋体1内に
収納された釣針11の全体が濡れることなく安心して利用
できる。
更に、袋体1上部の吊手6の穴7を釣道具箱や釣竿にフ
ック等の係止具を設けて固定すれば、釣竿を片手で持っ
たままの姿勢で他方の手は袋体1より釣針11を取り出す
ことができる。
実施例 本案の実施例を第1図から第5図までの図面により説明
すると、袋体1はプラスチック系フイルムよりなるが、
該袋体1の下方に開口部2が設けられ、該開口部2の一
片に沿って外面に係止板3を有している。該開口部2の
他片を所望長さに延設して、その延設部分(図示せず)
の先端には、係止板3に掛け合わせができる台形状の舌
片4の底辺を延設部の先端側に重接し、延設部に舌片4
が取り付けられた後の断面形状が鋭角状の窪み状態にな
るように、延設部の先端縁と舌片4の底辺とを熱融着し
て取り付けられている。尚、第1図に示すように前記し
た延設部分(図示せず)は開口部2を巻き付けるように
して折り曲げ、係止板3に舌片4を係止して封緘自在に
構成されている。又、袋体1の上部に吊手6を設けてい
るので、例えば、釣道具箱や釣竿(図示せず)等に固定
して、片手で封緘自在にできるようにしたもので、使用
者が任意な位置へ自由に取り付けられるだけでなく、こ
れら以外に釣針用袋を店頭販売する時に吊り下げること
もできる。
効果 本案は、以上のように簡単な構造で安価に提供できると
共に、釣針用袋に収納した釣針の出し入れが容易にでき
るだけでなく、釣竿を持った釣り状態の姿勢でも、釣道
具箱や釣竿に固定した袋から片手で釣針11を取り出すこ
とができ、懸吊した袋体1の開口部2は常に下を向いて
おり水が入らないので雨天日でも、袋内の釣針11に錆を
発生挿せることもなく便利性の高いものとなる。
又、該釣針の重量により袋体1の延設部に重接して設け
られた鋭角状の窪み部に釣針11が食い込んで、挟持状態
になり、該釣針11の落失を完全に防止することができ
る。
特に、袋体1に数種類の釣針11が混在している場合に
は、舌片4と袋体1の延設部の間にできた窪み内に釣針
11を一旦出して直接目で確認しながら選択ができるので
短時間で選別が可能であり、寒さで手がかじかんでいて
も迅速に目的の釣針11を取り出して釣りを楽しむことが
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の釣針用袋であって開口部を開けた状態
を示す正面図、第2図は第1図の釣針用袋の開口部を閉
じた状態にした正面図、第3図は第1図の右側面図、第
4図は第2図の右側面図、第5図は第2図の開口部を部
分的に拡大した断面図、第6図は従来の釣針用袋の開口
部を開いた状態で示す正面図、第7図は第6図の釣針用
袋の開口部を閉じた状態で示す正面図、第8図は第6図
の右側面図、第9図は第7図の右側面図、第10図は第7
図の開口部を部分的に拡大した断面図である。 1は袋体、2は開口部、3は係止板、4は舌片、5は熱
融着部、6は吊手、7は穴、8は袋体、9は係止板、10
は開口部、11は釣針、12は舌片、13は穴である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】プラスチック系フイルムよりなる袋体の下
    方に開口部を設け、該開口部の一片に沿って外面に係止
    板を有し、該開口部の他片を所望長さに延設して、延設
    部となし、係止板に掛け合わせができる台形状の舌片の
    底辺を該延設部の先端側に重接し、延設部に舌片が取り
    付けられた後の断面形状が鋭角状の窪み状態になるよう
    に、延設部の先端縁と舌片の底辺とを熱融着部となし、
    前記延設部を開口部位置より折り曲げて舌片を係止板に
    係止して封緘自在に構成されると共に、袋体の上部に吊
    手部を延設して吊り下げ用の穴を設けて懸吊可能にした
    ことを特徴とする釣針用袋。
JP1985128676U 1985-08-22 1985-08-22 釣針用袋 Expired - Lifetime JPH0750937Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985128676U JPH0750937Y2 (ja) 1985-08-22 1985-08-22 釣針用袋

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JP1985128676U JPH0750937Y2 (ja) 1985-08-22 1985-08-22 釣針用袋

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6236676U JPS6236676U (ja) 1987-03-04
JPH0750937Y2 true JPH0750937Y2 (ja) 1995-11-22

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ID=31024557

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1985128676U Expired - Lifetime JPH0750937Y2 (ja) 1985-08-22 1985-08-22 釣針用袋

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5245691U (ja) * 1975-09-25 1977-03-31

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JPS6236676U (ja) 1987-03-04

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