JP3058144U - 携帯用菓子吊下げ袋 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 防湿性を有する菓子用の袋本体に、開封後に
繰り返し開閉可能な雌雄ファスナーおよびボールチェン
リング等の吊下げ具を設けることにより、カバン、バッ
グ等へアクセサリーやキーホルダー等として簡単に吊下
げられるようにした携帯用菓子吊下げ袋を提供すること
を目的とする。 【解決手段】 表面に装飾を施した防湿性を有するアル
ミシート材等を用いて菓子収納用の外周をシールした袋
本体１を形成し、この袋本体１の上方シールの下方へ横
方向に雌雄ファスナー２を配設すると共に、この雌雄フ
ァスナー２に沿ってその上方にカットライン３を形成
し、このカットライン３下方の袋本体１の一側にボール
チェンリング５ａ等からなる吊下げ具５を付設した構
成。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【考案の属する技術分野】

本考案は、携帯用菓子吊下げ袋に関する。

【０００２】

【従来の技術】

従来、防湿性を有するアルミシート材等を用いて袋本体を形成し、この袋本体 の内部にキャンディー、ドロップ、チョコボール等の菓子類を収納したのち、開 口部を封鎖し、食べるときに袋本体の上方部分を引き裂いて開口し、袋内部から 菓子類を取り出すようにした菓子用袋は良く知られている。

【０００３】 そして、近年は、当該袋本体の引き裂きラインの下方に雌雄ファスナーを配設 し、開口後にも袋本体をワンタッチで繰り返し開閉できるようにした構造の菓子 用袋も知られている。

【０００４】

【考案が解決しようとする課題】

しかしながら、上記した従来の菓子用袋は、単に菓子類を防湿性を有する袋に て当該菓子類がベタつかないように保管する、つまり袋として一般的、定型的機 能を果たすに過ぎないものであった。

【０００５】 本考案は、上記した従来品の有する課題に鑑みなされたもので、防湿性を有す る菓子用の袋本体に、開封後に繰り返し開閉可能な雌雄ファスナーおよびボール チェンリング等の吊下げ具を設けることにより、カバン、バッグ等へアクセサリ ーやキーホルダー等として簡単に吊下げられるようにした携帯用菓子吊下げ袋を 提供することを目的とする。

【０００６】

【課題を解決するための手段】

上記目的を達成するために、本考案に係る携帯用菓子吊下げ袋は、表面に装飾 を施した防湿性を有するアルミシート材等を用いて菓子収納用の外周をシールし た袋本体を形成し、この袋本体の上方シールの下方へ横方向に雌雄ファスナーを 配設すると共に、この雌雄ファスナーに沿ってその上方にカットラインを形成し 、このカットライン下方の袋本体の一側にボールチェンリング等からなる吊下げ 具を付設したことを特徴とする。

【０００７】

【考案の実施の形態】

以下、本考案の実施の形態につき図面を参照して説明する。 図１は本考案の実施の形態を示す正面図、図２は図１Ａ−Ａ線矢視側断面図、 図３および図４は本考案の使用状態を示す説明図である。

【０００８】 図中１は、表面に装飾を施した防湿性を有するアルミシート材にて形成された 袋本体である。この袋本体１は、外周が全てシールされていて内部に収納されて いるキャンディー、ドロップ、チョコボール等の菓子類ａをベタつかないように 保管する。図中１ａ、１ｂ、１ｃ、１ｄが上下、左右両側の各シール部を示す。

【０００９】 そして、上記袋本体１の上方シール部１ａの下方に、横方向へ左右両側のシー ル部１ｃ、１ｄに亘って雌雄ファスナー２を配設してある。この雌雄ファスナー ２は図２に示した如く、可とう性を有するプラスチック製の紐状材にて形成され た細長凹条体２ａと該凹条体２ａへワンタッチで係脱自在に嵌合する細長凸条体 ２ｂとにより構成されている。

【００１０】 また、上記袋本体１の上方シール部１ａと雌雄ファスナー２との間には、袋本 体１の雌雄ファスナー２に沿ってその上方をカットできるようにカットライン３ が形成してある。このカットライン３は図１に示した如く、ミシン目状カット表 示３ａが印刷して明記されると共に、その一端（図示例では左方シール部１ｄ） に切込み３ｂが切設してある。

【００１１】 さらに、上記袋本体１のカットライン３下方の一側には突縁部４が形成される と共に、この突縁部４に吊下げ具５が付設してある。この吊下げ具５としては図 示例ではボールチェンリング５ａを使用しているが、必ずしもこれに限られるも のではなく、例えば飾り紐などでも良い。

【００１２】 而して、本考案吊下げ袋を使用するのに際しては、図３に示した如く、カバン ６の側部に付設された金属リング７へ吊下げ具５を連結することで袋本体１をカ バン６へ吊下げる。また、図４示した如く、カバン６の把手６ａへ吊下げ具５を 連結することで袋本体１をカバン６へ吊下げることもできる。

【００１３】 そして、食べるときは、袋本体１上方のカットライン３をその切込み３ｂを利 用して引き裂き、その後、雌雄ファスナー２を開封して内部の菓子類ａを取り出 す。

【００１４】 残った菓子類ａは再び雌雄ファスナー２を閉鎖することによって袋本体１内に 保管する。

【００１５】

【考案の効果】

以上のように、本考案に係る携帯用菓子吊下げ袋は、防湿性を有する菓子収納 用の袋本体の上方へ横方向に雌雄ファスナーを配設すると共に、この雌雄ファス ナーに沿ってその上方にカットラインを形成し、このカットライン下方の袋本体 の一側にボールチェンリング等からなる吊下げ具を付設してなるものであるから 、内部に収納された菓子のベタつきを防止する袋としての通常の機能の他に、カ バンやバッグ等へアクセサリーやキーホルダー等として簡単に吊下げて楽しめる ものである。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案の正面図である。

【図２】図１のＡ−Ａ矢視側断面図である。

【図３】本考案の使用状態を示す説明図である。

【図４】本考案の使用状態を示す説明図である。

【符号の説明】

１ 袋本体 １ａ シール部 １ｂ シール部 １ｃ シール部 １ｄ シール部 ２ 雌雄ファスナー ３ カットライン ５ 吊下げ具

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 表面に装飾を施した防湿性を有するアル
   ミシート材等を用いて菓子収納用の外周をシールした袋
   本体を形成し、この袋本体の上方シールの下方へ横方向
   に雌雄ファスナーを配設すると共に、この雌雄ファスナ
   ーに沿ってその上方にカットラインを形成し、このカッ
   トライン下方の袋本体の一側にボールチェンリング等か
   らなる吊下げ具を付設したことを特徴とする携帯用菓子
   吊下げ袋。