JPS589888Y2 - カンヅメトウ ノ ウワブタ - Google Patents

カンヅメトウ ノ ウワブタ

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Publication number
JPS589888Y2
JPS589888Y2 JP1974089975U JP8997574U JPS589888Y2 JP S589888 Y2 JPS589888 Y2 JP S589888Y2 JP 1974089975 U JP1974089975 U JP 1974089975U JP 8997574 U JP8997574 U JP 8997574U JP S589888 Y2 JPS589888 Y2 JP S589888Y2
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JP
Japan
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spoon
tip
protruding
receiving
scooping
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Expired
Application number
JP1974089975U
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English (en)
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JPS5118865U (ja
Inventor
佐藤厚
Original Assignee
佐藤 厚
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本案は、例えば水羊かんの鑵詰などのように、蓋板部分
よりも上面周縁部がやや突出している罐詰に装着して使
用する上蓋の改良に係るものである。
このような上蓋として、本考案者は、既に実用新案公開
昭49−45947号のごときものを提供している。
しかし、この上蓋は、前記公報の図面から明らかなよう
に、基部側を肉薄い部分によって受部に連続させたスプ
ーンの掬い部を深く形成し、この掬い部の先端にやや突
出する部分を設け、該部分を受部に突設した係止片の上
に着脱自在に係止させるので、次のような大きな欠点が
あった。
すなわち、スプーン先端の突出部分は受部の係止片に係
止できるよう少しく折曲形威しなげればならないが、こ
の場合、その折曲方向が深く形成した掬い部の円弧に対
してほぼ直交的な方向となるため、スプーンを日中に入
れた場合に、舌、口唇、口腔内壁などに感覚的な異物感
があり、また、内容物を掬い取る際に鑵内の内容物に突
出部分の痕跡が付けられたり、掬い取りの最後には、先
端の突出部分が鑵詰の底板に当接するため、完全に内容
物を掬い取れないのである。
また、スプーン先端の前記突出部分を係止片の上に単に
載置して係止するので、素材とした合成樹脂の種類によ
ってはその弾性によりスプーン先端がわずかに係止片か
ら浮き上り、このため、先端部分の上面を覆う表示用紙
葉も押し上げられて該部分が隆起した形状となり、表示
用紙葉の全面が平らに保たれないで外観を損なうことが
往々にしてあった。
さらに、この上蓋を自動装着装置で罐詰に装着する場合
に、スプーン先端の係止状態が外れ易く、基部側の肉薄
い部分から折れ曲って飛び出したスプーンが装置の各部
に引掛り、作動を停止しなげればならないといったトラ
ブルを生じ易いのである。
本案は上記の諸点を解決しようとするもので、実施例の
図面に示すように、硬質合成樹脂を用いて形成した上蓋
本体1の外周部下面に罐詰の突周縁(第2図2点鎖線で
示す)の嵌着溝2を設け、内周面には適宜数の抑え爪3
を突設するとともに該抑え爪の下方にわずかな間隔をお
いて輪状の受部4を突設し、この抑え爪3と受部4との
間に内容物、製造者名等の表示用紙葉8を嵌着した上蓋
において、掬い部を浅く凹設し側面においてほぼ平板状
のスプーン7を、その把持部上面及び掬い部両側の上面
が前記受部4の上面と同一平面にあるようにして、基部
側は肉薄い連続片5により、スプーン先端は受部に突設
した平面において3角形状の突片の頂点部分6に肉薄く
してそれぞれ連続させ、前記受部4間に横断的に一体形
成したものである。
なお、この上蓋は嵌着溝2に罐詰の突周縁を嵌入して該
難詰に装着し、使用時にはこれを取り外し、スプーン7
0基部は肉薄い連続片5から、先端は3角形状突片の肉
薄い頂点部分6から切断してスプーンを取り出し使用す
る。
このように本案の上蓋におけるスプーンは、その先端が
受部に突設した3角形状突片の頂点部分を最も肉薄くし
て該部分に連設されているから、該部分から切断した場
合には、スプーン先端に生ずるパリ状の切断痕はきわめ
て小さく、先端縁の厚みの範囲内に止まっている。
しかも、掬い部を浅く凹設してスプーン全体を側面にお
いて平板状に形成したから、パリ状切断痕の突出する方
向は掬い部の形成延長方向と大体において一致すること
どなる。
これは、スプーン先端を受部の前記頂点部分から引張り
切断しても、又はねじり切断しても同様である。
したがって、このスプーン先端を口中に入れても、その
切断痕がきわめて小さく、且つその突出方向も掬い部の
全体的な方向とほぼ一致するから、異物感、異常性はほ
とんど解消され、通常のスプーンと伺んら変らない舌ざ
わりのスプーンが得られるのであり、また、スプーン先
端が難詰の底板に充分に当接して完全に内容物を掬い取
ることのできるスプーンが得られる効果がある。
さらに、スプーンの先端は3角形状突片を介して受部に
一体に連設しであるから、使用樹脂の種類を問わず該部
分が浮き上ることがなく、したがって表示用紙葉の全面
が平らに保たれるほか、自動装着装置に用いてもその先
端が外れることはないので、従来みられたようなトラブ
ルを完全に防止できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
図面は本案上蓋の実施例を示し、第1図は上蓋の底面図
、第2図は第1図A−A線の断面図である。 1・・・上蓋本体、2・・・嵌着溝、3・・・抑え爪、
4・・・受部、5・・・連続片、6・・・頂点部分、7
・・・スプーン8・・・表示用紙葉。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 上蓋本体の外周下面に嵌着溝を設け、内周面に適宜数の
    抑え爪を突設するとともにその下方にわずかな間隔をお
    いて輪状の受部を突設し、前記抑え爪と受部との間に表
    示用紙葉を嵌着した上蓋において、掬い部を浅(凹設し
    た側面はぼ平板状のスプーンを、その把持部上面及び掬
    い部両側の上面が前記受部の上面と同一平面にあるよう
    にして基部側を肉薄い連続片により、先端は受部に突設
    した平面3角形状の突片の頂点部分に肉薄くしてそれぞ
    れ連続させ、前記受部間に横断的に一体形成したことを
    特徴とする鑵詰等の上蓋。
JP1974089975U 1974-07-27 1974-07-27 カンヅメトウ ノ ウワブタ Expired JPS589888Y2 (ja)

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JP1974089975U JPS589888Y2 (ja) 1974-07-27 1974-07-27 カンヅメトウ ノ ウワブタ

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JP1974089975U JPS589888Y2 (ja) 1974-07-27 1974-07-27 カンヅメトウ ノ ウワブタ

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Publication Number Publication Date
JPS5118865U JPS5118865U (ja) 1976-02-12
JPS589888Y2 true JPS589888Y2 (ja) 1983-02-23

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ID=28276806

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JP1974089975U Expired JPS589888Y2 (ja) 1974-07-27 1974-07-27 カンヅメトウ ノ ウワブタ

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Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6040429Y2 (ja) * 1981-02-02 1985-12-05 株式会社 台和 缶詰の上蓋

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5243421Y2 (ja) * 1972-07-27 1977-10-03

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JPS5118865U (ja) 1976-02-12

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