JPS5830469Y2 - 釣針等の包装装置 - Google Patents

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は釣針等の包装装置に係り、特に釣針の保護と
店頭展示に好適した包装装置に関するものである。

一般に、釣針は使用者の便宜を考慮して所定長さの釣糸
と結ばれて、これを複数１とめて一つの台紙と包装袋を
利用して販売に供するものである。

しかしながら、釣針は台紙上に露呈しており薄質の包装
袋の内部に配置されるので、これらの各包装袋を寸とめ
て出荷し輸送したり、或いは店頭にて展示販売に供する
場合、特定の販売用の箱に並べるため整理が煩雑になり
且つ釣針自身が損傷して破損を起す欠点があった。

この考案は、上記の問題点を解決した釣針等の保護をは
かった包装装置に関するものであって、図について以下
説明する。

１ｒｉ方形状の台紙でこれを適宜折り曲げて基紙２、釣
針３を保持する保持紙４、釣針３と結ばれた所定長さの
釣糸５を前記基紙２との間に挟着する表紙６とより構成
している。

釣針３は長手の硬質な掛片７に予め複数本号とめて掛止
めし、この掛片７を保持片４の対向せるＩＩＪＬ ８
、８に係止してなり更に釣糸５ｒｉ基紙２の切起片９に
適宜引っ掛けて止めてわり、表紙６はその表面に絵図或
いは商品表示文字などを印刷表示し、且つ先端に設けた
爪片１０．１０を保持片４に設けた切り溝１１．１１に
係止して釣針３を定着している。

この釣針３の定着構成は縦長の台紙１の一実施例であっ
て、台紙自身を横即ち側面より折り重ねる方式も考えら
れる。

而して、１２Ｖ−１透明硬質フイルム例えば塩化ビニー
ル材よりなる保護体であって、長方形状をなしてかり、
長手方向の中程を折り曲げて折曲部１３をつくり、この
折曲部を前記台紙１の一側端に当て＼表面側を釣針３に
被覆させその先端部１４を表紙６の舌片に係着し、又裏
面側は前記折曲部１３を残して切り起して懸垂片１５を
設け、該懸垂片は引掛孔１６とその先端に尖鋭部１７を
設けている。

このようにして形成された保護体１２Ｖ−１表面にて釣
針３を被覆しながら折曲部１３を台紙１の一側端に当て
た状態で前記懸垂片１５を伸ばして透明な包装袋１８の
一側開口より挿入し、更に包装袋１８の奥を尖鋭部１７
にて突き破り、懸垂片１５のみを包装袋１８より突設し
ている。

然るのち包装袋１８Ｔｄ開口部を閉塞して販売用として
完成し、展示販売用の支持体の懸垂桿に適数個１とめて
、或いは商品の種類別に大別して展示される。

この考案によれば、上述の如く台紙に定着せる釣針を透
明硬質フィルムよりなる保護体にて被覆し、保護体に設
けた懸垂片を包装袋より突設して台紙を包装袋に収納し
たものであり、輸送時或いは店頭展示時に於ける釣針の
損傷を未然に防止して吊り下げ形式の店頭販売用に供し
得る効果を兼ね備えるものである。

更に懸垂片はその先端に尖鋭部と吊り下げ用の引掛孔を
設けているので、包装袋に台紙を入れる際尖鋭部にて包
装袋を被挿して懸垂片のみを包装袋より突設することが
でき、その筐ｘ吊り下げ用として販売に供することがで
きる。

なか、この考案によれば保護体によって釣針全保護して
いるけれどもその対象は釣針に限らず、これに類した釣
具の保護も同等であり、特に包装袋に収納した釣具を保
護し懸垂片によって吊り下げ販売用を兼ね備えた形式の
ものを考案の目的上向等とするものである。

【図面の簡単な説明】

図面は本考案による釣針等の包装装置を示し第１図は全
体の斜視図、第２図は釣針をとりつけた台紙と、保護片
とを分解して示す斜面図、第３図Ｖ′ｉ表紙を折りた＼
む前の台紙を示す斜面図、第４図は保護片と台紙の関係
を示す要部断面図である。 １・・・台紙、３・・・釣針、５・・・釣糸、１２・・
・保護体、１５・・・懸垂片、１６・・・引掛孔、１７
・・咲鋭部、１８・・・包装袋。

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 方形状の台紙に釣糸を被覆し且つ長手方向の一側寄りに
   釣針を露呈定着すると共に、この台紙を透明な包装袋に
   収納するようになし、透明硬質フィルムよりなる併護体
   を折り曲げてこの折曲部を前記台紙の一側端に当てＳ表
   面側を釣針に被覆させ、裏面側を切り起して引掛孔と先
   端に尖鋭部とを設けた懸垂片を備え、前記包装袋の内部
   より前記尖鋭部を被挿して前記懸垂片を包装袋より突設
   してなる釣針等の包装装置。