WO2001059803A1 - Tube cathodique - Google Patents

Description

明 細 書 陰極線管 技 術 分 野

本発 明 は 、 テ レ ビ ジ ョ ン ゃ コ ン ピ ュ ー タ デ ィ ス プ レ イ モ ニ タ ー 等 に 用 い ら れ る 陰極線 管 に 関 す る 。 背 景 技 術

陰 極線 管 が 地磁気 等 の 外 部磁場 中 に お かれ る と 、 電子銃 か ら 射 出 さ れ た 電子 は 、 外部磁場 の 作用 に よ る 余 分 の ロ ー レ ン ツ 力 を 受 け て 軌道 が 乱 さ れ 、 蛍 光 体 の 正 常 な 場所 か ら ずれ て 衝突す る （ ミ ス ラ ン デ ィ ン グ と 称 さ れ る ）。 ま た 、 シ ャ ド ウ マ ス ク を 有す る 陰極線 管 に お い て は 、 更 に 、 シ ャ ド ウ マ ス ク を 架 張 固 定す る た め の マ ス ク フ レ 一 ム の 磁化 に と も な う 漏洩磁束 に よ っ て も ミ ス ラ ン デ ィ ン グ が発 生 し た 。

従 来 の マ ス ク フ レ ー ム の材料 は 、 比透磁 率 が 小 さ く て 容 易 に 磁化 せず 、 一 旦 、 磁化す る と 容 易 に ゼ ロ 磁 化 状態 に も ど ら な い 材料 （硬 磁性 体） カゝ ら 作 ら れ て レ、 る こ と が 多 く 、 そ の磁化 に よ る 磁束 が 陰極 線管 の 内 部 の 空 間 に 漏洩 し た 。

上記 の よ う な 外部磁場や外 部磁場 に よ る 二 次的 な 漏洩磁場等 に よ る 、 電子 ビー ム の ずれ を 小 さ く す る た め に 、 陰極線 管 内 部 に 内 部磁 気 シ ー ル ド を 装 着 し て 、 外部磁場 か ら の 影響 を 低減 さ せ て い る 。

以 上 の こ と を 要約 す る と 、 上記従 来 の シ ャ ド ウ マ ス ク を 有す る 陰 極線管 に は 以 下 に 述 べ る 問題 点 が 挙 げ ら れ る 。

従 来 の マ ス ク フ レ ー ム は 、 内 部 磁気 シ ー ル ド で 十 分 に 磁気 シ ー ル ド さ れ て お ら ず、 マ ス ク フ レ ー ム か ら の 漏洩磁場 に よ る 影響 が 無視 で き な い。 発 明 の 開 示

一 群 の 本発 明 は 、 上 記 現状 に 鑑み な さ れ た も の で あ り 、 そ の 目 的 は 、 マ ス ク フ レ ー ム 力 ら の 漏洩磁場 に よ る 電子 ビ ー ム 軌道 の 擾乱 を 低減 し た 陰極線管 を 提供す る こ と に あ る 。

第 1 の 発 明 群 は 、 上記第 1 の 目 的 を 達成す る 為 に な さ れ た も の で あ っ て 、 内 部 が 真空 に 保 た れ た ル ブ と 、

前記 バ ル ブ の 内 部 に備 え ら れ 、 電子 ビ ー ム を 射 出 す る 電子銃 と 、 前記バル ブ の 内 壁 に 設 け ら れ 、 前記 電子銃 か ら 射 出 さ れ た 電子 ビー ム が 照 射 さ れ る と 発 光す る 蛍 光 体 と 、 前記蛍 光 体表 面 を 走査 さ せ る よ う に 前記電子 ビー ム を 偏 向 さ せ る ビー ム 偏 向 手段 と 、 外部磁場 の 作用 に よ る 、 前記 ビー ム 偏 向 手段 に よ り 偏 向 さ れ た 電子 ビ ー ム の軌 道 の 擾 乱 を 低減す る た め の 、 前記 レ ブ の 内 部 に備 え ら れ た 内 部磁 気 シ ー ル ド と 、 前記蛍 光 体 の 内 側 面 の 前方 に 配 置 さ れ た シ ャ ド ウ マ ス ク と 、 前記 シ ャ ド ウ マ ス ク を 固 定す る 多 角 形状 の マ ス ク フ レー ム で あ り 、 各辺 を 構成す る 辺 部材 と 、 隣 り 合 う 辺 部材 を 接合す る 接合 部 と を 有 し 、 かつ 、 各接合部 に お い て 隣 り 合 う 辺 部材 が 下記条件式 V , 1

( た だ し 、 μ は 短 く な い 方 の 部材 の 比透磁 率 、 _r , _s は他方 の 部材 の 比透磁率 を 表 す）

を 満 た す マ ス ク フ レ ー ム と を 含 む 陰極線管 で あ る こ と を 特徴 と す る 磁気 回 路 の 概念 を 導入す る と 、 簡 便 に 、 磁気 的性質 を 定性的 に 分 析す る こ と が 可能 と な る 。 し た 力； つ て 、 以 下 に お い て 、 こ の 概念 を 用 い て 説 明 を 行 う 。 通 常 、 マ ス ク フ レ ー ム お よ び シ ャ ド ウ マ ス ク は 磁性 体 で あ る の で 、 マ ス ク フ レ ー ム 、 シ ャ ド ウ マ ス ク 及 び 内 部磁気 シー ル ド を 等価磁気 回 路 の 磁気抵抗 と 考 え る 。 こ の と き 、 電気 回 路 に お け る 電流 が 仮想 的 な 磁気抵抗 を 流れ る 磁束 の 流れ に 対応 し 、 電 気回 路 に お け る 電 流源 が 、 磁束 の 流れ の源 泉 で あ る 地磁気 に 対応す る 。

前記短 く な い 部材 の 比透磁率 が 小 さ け れ ば小 さ レ、 ほ ど 前記短 く な い辺 部材 の 磁気抵抗 が 大 き く な る の で 、 よ り 磁気抵抗 の 小 さ な 前記 他方 の 部材 に 流れ る 磁束 を 吸 収 で き ず 、 並 列 に つ な が れ た 真 空空 間 の仮想的 な 磁気抵抗 に 流れ る 磁束 が 増加す る 。 つ ま り 、 よ り 多 く の 磁束 の 流れ が マ ス ク フ レ ー ム 内 部 の 空間 に 漏洩す る こ と と な る 。 し た が っ て 、 マ ス ク フ レ ー ム を 構成す る 辺 部材 の長 さ の 長 い も の ほ ど 短辺 部材 に 比 べ て 比透磁 率 を 大 き く すれ ば、 マ ス ク フ レ ー ム 内 部 の 空 間 に 漏洩す る 磁場 を 低減で き る 。

こ こ に 、 1 以 上 の 比透磁率 を 有す る 辺 部材 と は 、 非磁性体及 び磁 性体 を 意 味す る 。 ま た 、 磁性体 は 、 硬磁性体及 び軟磁性 体 を 含 む 強 磁性体 と 、 反 強磁性 体 と の 総称で あ る 。 本 明 細 書 に お い て 、 非磁性 体 と は 非透磁 率 が 1 の 物体 、 硬磁性体 と は 非透磁率 が 1 よ り 大 き く 1 0 0 よ り 小 さ い 物 体 、 軟磁性体 と は 非透磁率 が 1 0 0 以 上 の 物 体 を 意 味す る 。

ま た 、 辺 部材 と は マ ス ク フ レ ー ム の 一 辺 を 構成す る 部位 を 有す る 部材 で あ る 。 し た が っ て 、 マ ス ク フ レ ー ム の 一 辺 を 構成す る 部位 の み を 有す る 部材 で な く と も よ い。 ま た 、 多角 形状 の マ ス ク フ レ ー ム と は 、 フ レ ー ム の 外形 が 多角 形 を 形成す る フ レ ー ム ば カゝ り で な く 、 フ レ ー ム 外 に 突 出 し た 部位 を 有す る フ レ ー ム 等 を も 意 味す る 。 ま た 、 上 記 ビ ー ム 偏 向 手段 は 、 電場 の 作用 に よ り 電子 ビ ー ム を 偏 向 さ せ る 電場偏 向 手段 で あ っ て も よ い し 、 磁場 の 作用 に よ り 電子 ビ — ム を 偏 向 す る 磁場偏 向 手段 で あ っ て も よ い。 一般的 に は 、 磁場偏 向 手段 が 用 レ、 ら れ る 。

テ レ ビ ジ ョ ン や コ ン ピ ュ ー タ デ ィ ス プ レ イ 等 の 表 示装 置 は 一般的 に 平行 四 辺 形 状 の 表 示画 面 を 有 す る の で 、 マ ス ク フ レ ー ム が 、 一対 の 短辺 部材 と シ ャ ド ウ マ ス ク を 架 張 固 定 す る 一対 の 長 辺 部材 と カ ら な り 、 一 対 の 短辺 部材 と 一対 の 長 辺 部材 と の 重 ね合 わせ 面 を 同 一平 面 内 に 有す る 平行 四 辺 形状 で あ る こ と が 好 ま し い。 さ ら に 好 ま し く は 、 正方形状 又 は長 方形 状 の マ ス ク フ レ ー ム で あ る 。 正 方形状又 は 長方形状 の マ ス ク フ レ ー ム で あ れ ば 、 力 学的 に 強 固 な フ レ ー ム を 作 製す る こ と が 容易 に な る 。

長方形状 の マ ス ク フ レ ー ム に お い て は 、 長辺 部材 の 先端部 、 及 び 長辺 部材 と 短辺 部材 の 接合部 か ら 磁場 が 漏洩す る こ と が わ か っ て い る 。 長 辺 部材 の 先端部 か ら の磁束 は 内 部磁気 シ ー ル ド の 内 部 空 間 に は ほ と ん ど 漏れ な レヽ カゝ ら 、 ビ ー ム ずれ の 増 大 に は あ ま り 影 響 し な い。 さ ら に 、 内 部磁気 シ ー ル ド が 長 方形 状 の マ ス ク フ レ ー ム に 近 け れ ば 近 い ほ ど 長 辺 部材 の 先 端 部 か ら の 漏 洩磁場 の影響 が 小 さ い。 し か し 、 短辺 部材 と 長辺 部材 と の 接合部 力ゝ ら は磁場 が 内 部磁気 シ ー ル ド の 内 部 空 間 に 漏れ 出 し 、 電子 ビ ー ム の ずれ に 大 き く 寄 与す る 。 地磁気 は 内 部磁気 シ ー ル ド の 開 口 部 に 吸 い 寄せ ら れ 、 マ ス ク フ レ ー ム に 流れ て 行 き こ れ を 磁化す る 。 長 辺 部材 と 短辺 部材 の 比透磁率 が 異 な り 、 両者 の 磁気抵抗 に か な り の 差 が あ っ た な ら ば、 磁気抵抗 の 少 な い 辺 部材 に 、 よ り 多 量 の 磁束 が 流れ る 。 そ の 反 面 、 磁気抵抗 の 高 い 辺 部 材 に は 少 量 の 磁束 し か流れ る こ と が で き な い。 そ れ ゆ え 、 磁束 の 流 れ は 短辺 部材 と 長 辺 部材 と の 接合部 で外 に 向 か っ て あ ふれ 出 ざ る を 得 な い 。 し た が っ て 、 短辺 部材 の 比透磁率 よ り も 長 辺 部材 の 比透磁 率 を 大 き く し て お け ば 、 短辺 部 材 中 の 磁束 の 流れ は 長 辺 部材 に 流れ 込 み 、 内 部磁気 シ ー ル ド の 內 部 空 間 へ の磁場 の 漏 洩 を 低減す る こ と が で き る 。

一 対 の 長 辺 部材 の 長 手方 向 の 先端 が 接合部 よ り 外 方 向 に 突 出 し 、 かつ 、 短辺 部材 の長 手方 向 の 先 端 が 外方 向 に 突 出 し な い 平行 四 辺 形 状 の マ ス ク フ レ ー ム で あ れ ば 、溶接 に よ る 強 固 な 接合 が 可能 と な り 、 極 め て 力 学的 強度 の 高 い マ ス ク フ レ ー ム を 作製 で き る 。 ま た 、 一 般 的 に 比透磁率 の 高 い 長辺 部材 の 先 端 部 に は磁束 の 流れ が 集 中 す る が 、 先端部 を マ ス ク フ レ ー ム カゝ ら 遠 ざ け る 構 造 と な る た め 、 マ ス ク フ レ ー ム 内 部 に お け る 先 端部 か ら の 漏 洩磁場 の影 響 が 小 さ く な る 。

一対 の 短辺 部材及 び一 対 の 長辺 部材 と し て 、 硬磁性体及 び軟磁性 体 、 硬 磁性体及 び硬磁性体 、 非磁性 体及 び軟磁性 体 、 非磁性 体及 び 硬磁性体 、 又 は 、 非磁性 体及 び非磁性体 を 用 い る こ と が で き る 。

一 対 の 短辺 部材 の 比透磁率 が 、 一 対 の 長辺 部材 の 比 透磁率 の 1 3 以 下 で あ れ ば、 マ ス ク フ レ ー ム 内 部 へ の磁場 の 漏 洩 を 効果的 に 低 減す る こ と が で き る 。 ま た 同 様 に 、 一 対 の 短辺 部材 の 比透磁率 と 接 合部 に お け る 短辺 部材 の 断面積 と の 積 が 、 一 対 の 長 辺 部材 の 比透磁 率 と 接合部 に お け る 長 辺 部材 の 断 面積 と の 積 の 1 ノ 3 以 下 で あ る と 、 マ ス ク フ レ ー ム 内 部 へ の磁場 の 漏 洩 を 低減す る こ と が で き る 。

長 辺 部材 と し て 軟磁性体 を 用 い る 場合 、 長辺 部材 が 2 0 0 以 下 の 比透磁 率 を 有す る 軟磁性体 で あ る と 、 シ ャ ド ウ マ ス ク を 架 張 固 定す る た め に 必要 な 力 学 的 強度 を そ な え 、 かつ 、 マ ス ク フ レ ー ム 内 部 の 漏洩磁場 を 低減す る マ ス ク フ レ ー ム を 形成す る こ と が で き る 。 図 面 の 簡 単 な 説 明 図 1 は 、 実 施例 1 を 説 明 す る た め の マ ス ク フ レ ー ム を 含 む磁気構 造体 の 斜視 図

図 2 は 、 実 施例 1 を 説 明 す る た め の マ ス ク フ レ ー ム の 斜視 図 図 3 は 、 シ ャ ド ウ マ ス ク が 架 張 さ れ た マ ス ク フ レ ー ム を 有す る 陰 極線管 の 概念構成 図

図 4 は 、 電 子 ビ ー ム の ずれ測 定法 を 説 明 す る た め の 平 面 図 図 5 は 、 マ ス ク ク レ ー ム 内 部 の 漏洩磁場 を 測 定す る 部位 を 示 す平 面 図

図 6 ( a ) 及 び 6 ( b ) は 、 辺 部材 が 平 面 的 に 接合 さ れ た 、 多角 形 の マ ス ク フ レ ー ム の 構 造例 を 説 明 す る た め の 斜視図

図 7 は 、 辺 部材 が 平 面的 に 接合 さ れ た 多 角 形状の マ ス ク フ レ ー ム の 構 造例 を 説 明 す る た め の斜視 図

図 8 ( a ) 及 至 8 ( c ) は 、 辺 部材 が 立 体的 に 接合 さ れ た 多角 形 状 の マ ス ク フ レ ー ム の 構造 を 説 明 す る た め の 斜視 図 発 明 を 実施す る た め の 最 良 の 形態

( 1 ) 発 明 群 に お け る 実施例

以 下 、 本発 明 の 発 明 群 に つ い て 図 面 に 基 づ い て 説 明 す る 。

[ 実施 の 形態 1 ]

本 実施 の 形態 1 に お い て 、 図 6 力ゝ ら 図 8 を 参 照 し な が ら 、 マ ス ク フ レ ー ム の 形状 に つ い て 説 明 す る 。

マ ス ク フ レ ー ム は 、 3 つ 以 上 の 辺 部材 1 1 カゝ ら な る 多 角 形状 の マ ス ク フ レ ー ム を 形成 し て いれ ば よ レ、。 し た 力； つ て 、 図 6 ( a ) 及 び 6 ( b ) に 示 さ れ る 、 マ ス ク フ レ ー ム の 外 形 が 多 角 形 を 形成す る も の で あ っ て も よ い し 、 図 7 に 示 さ れ る 、 一部 の 辺 部材 が 枠外 方 向 に 突 出 し た 多 角 形状 で あ っ て も よ い。 図 6 ( a ) は 六 角 形 の マ ス ク フ レ ー ム を 表 し 、 図 6 ( b ) は 四 角 形 の マ ス ク フ レ ー ム を 表 す。 図 7 は 四 角 形状 の マ ス ク フ レ ー ム を 表す。

ま た 、 図 6 ( a )、 6 ( b ) 及 び図 7 示 さ れ る よ う に 、 各 辺 部材 1 1 が 平 面 的 に 接合 さ れ て レ、 る も の で あ っ て も よ レ、 し 、 図 8 ( a ) 及 至 8 ( c ) に 示 さ れ る よ う に 、 立体的 に 接合 さ れ て い る も の で あ つ て も よ レ、。

各 辺 部材 は 、 角 材 ば か り で な く 、 L 材ゃ H 材等 で あ っ て も よ い。 ま た 、 直線状 の 辺 部材 で あ っ て も よ い し 、 一 部 が 曲 折 し た 辺 部材ゃ 全体的 に 湾 曲 し た 辺 部材 で あ っ て も よ い。 更 に 、 各 部材 が 同 一 の 断 面形 状 を 有す る も の で あ る 必 要 も な い。 図 8 ( a ) は 直線 状 の 辺 部 材 カゝ ら な る マ ス ク フ レ ー ム 、 図 8 ( b ) は一部 が 曲 折 し た 辺 部材 を 含 む マ ス ク フ レ ー ム 、 及 び 、 図 8 ( c ) は 全体的 に 湾 曲 し た 辺 部材 を 含 む マ ス ク フ レ ー ム を 表す。

任意 の 2 つ の 辺 部材 の 接合部 は 、 ね じ 等 の 固 定部 品 、 又 は 接着剤 等 を 用 レ、 て 接合 さ れ て レ、 て も よ い し 、 溶接等 に よ り 強 固 に 接合 さ れ て レ、 て も よ レヽ 。

テ レ ビ ジ ョ ンや コ ン ピ ュ ー タ 等 の 表 示 装 置 で あ れ ば 、 正方形 、 長 方形 を 含 む 平行 四 辺 形 状 の マ ス ク フ レ ー ム を 形成す る こ と が 好 ま し い。 更 に 好 ま し く は 、 正 方形状又 は長 方形状 の マ ス ク フ レ ー ム で あ る 。 長 方 形状 の マ ス ク フ レ ー ム に お い て は 、 長 辺 部材 が フ レ ー ム の 外方 に 突 出 し た 形状 で あ る 方 が 好 ま し い。 ま た 、 一 般 的 に 、 マ ス ク フ レ ー ム に シ ャ ド ウ マ ス ク が 架 張 固 定 さ れ る た め 、 溶接 等 に よ り 強 固 に 接合 し た 接合部 を 有す る マ ス ク フ レ ー ム が 好 ま し レヽ 。

[ 実施 の 形態 2 ]

本 実施 の 形態 2 で は 、 一 対 の 短辺 部材 と 一 対 の 長 辺 部材 が 溶接 に よ り 接合 さ れ た 長 方形 状 の マ ス ク フ レ ー ム に お け る 、 一 対 の 短辺 部 材 と 一 対 の 長 辺 部材 と の 材質 の 選 択 に つ い て 記述す る 。 下記 の 様 々 な材質 の 選択 に お い て 、 一対 の 短辺 部材 の 比透磁率 と 一 対 の 長 辺 部 材 の 比 透磁率 と は そ れ ぞれ 1 以 上 の 比透磁 率 を 有 し 、 か つ 、 一 対 の 短辺 部材 の 比 透磁 率 は 一対 の 長 辺 部材 の 比透磁率以 下 で あ る こ と に 注意 を 要す る 。

一 対 の 短辺 部材 、 一 対 の長 辺 部材 と し て 磁性 体 を 用 い る こ と が 可 能 で あ る 。 こ こ に 、 磁性体 に は 、 強 磁性 体及 び反 強磁性体 を 含 む。 好 ま し く は 、 一 対 の 短辺 部材 と し て 硬磁性体 を 用 い 、 かつ 一 対 の 長辺 部材 と し て 軟磁性体 を 用 い た マ ス ク フ レ ー ム 、 又 は 、 一 対 の 短 辺部材 と し て 第 1 の 硬磁性体 を 用 い 、 か つ 一 対 の長 辺 部材 と し て 第 1 の 硬磁性 体 よ り 比透磁 率 の 大 き な 第 2 の 硬磁性体 を 用 い た マ ス ク フ レ ー ム で あ る 。 上記 の 如 く 一 対 の 短辺 部材 と し て 硬磁性 体 を 用 い た 場合 、 一対 の 短辺 部材 の 比透磁率 が 一対 の 長 辺 部材 の 1 Z 3 以 下 で あ る こ と が 更 に 好 ま し い。 ま た 、 一 対 の 長 辺 部材 と し て 軟磁性体 を 用 い る 場合 、 比透磁率 が 2 0 0 以 下 の 軟磁性体 を 用 い る こ と が 好 ま し い。 ま た 、 第 1 の 硬磁性 体 と 第 2 の 硬磁性 体 と が 同 一 の 比透磁 率 を 有す る も の で あ っ て も よ い。

一般的 な 表示 装 置 に 用 い る 場合 、 力 学的 強度 面ゃ コ ス ト 面 を 考慮 すれ ば 、 上記 の 短辺 部材 、 長辺 部材 と し て 、 鉄 を 主成 分 と す る 合 金 を 用 レヽ る こ と が 好 ま し レヽ。

ま た 、 一対 の 短辺 部材 と し て 非磁性 体 を 用 い 、 一 対 の 長 辺 部材 と し て 軟磁性 体 、 硬磁性体 、 又 は 、 非磁性体 を 用 い た マ ス ク フ レ ー ム で あ っ て も よ レヽ。

更 に ま た 、 シ ャ ド ウ マ ス ク を 架 張す る た め に 必要 な 強度 が 低 け れ ば 、 一 対 の 短辺 部材 と 一 対 の 長 辺 部材 と の 双 方 に 軟磁性体 を 用 い た マ ス ク フ レ ー ム で あ っ て も よ レ、 。 長 辺 部材 と し て 軟磁性 体 を 用 い る 場合 、 比 透磁率 が 2 0 0 以 下 の 軟磁性 体 を 用 い る こ と が 好 ま し レ、 。

( 実 施例 1 )

図 2 に 示 さ れ る マ ス ク フ レ ー ム 1 以 外 は 従 来 の 技術 を 用 レ、 て 、 図

3 に 示 さ れ る 、 シ ャ ド ウ マ ス ク 架 張型 の マ ス ク フ レ ー ム 1 、 シ ャ ド ゥ マ ス ク 2 及 び内 部磁気 シ ー ル ド 3 、 バル ブ 4 、 電子 銃 5 、 蛍 光 体 6 及 び偏 向 ヨ ー ク 7 を 有 す る 2 5 型表 示 装 置用 の 陰極線管 を 製造 し た 。 図 1 に は 、 マ ス ク フ レ ー ム 1 、 シ ャ ド ウ マ ス ク 2 及 び 内部磁気 シ 一 ル ド 3 か ら な る 磁気構造体 を 示す。

図 2 に 示 す よ う に 、 一 対 の 短辺 部材 3 1 と し て 曲 折 し た 角 材 （ a = 1 5 m m 、 b = 1 5 m m 、 c = 1 0 5 m m ) を 用 レヽ 、 力、つ 、 一 対 の 長 辺 部材 2 1 と し て 直線 上 の L 材 （ d = 2 9 m m 、 e = 2 9 m m 、 f = 5 m m ) を 用 い た 。 長 辺 部材 2 1 の 長 手方 向 の 先端 が 接合部 よ り 外 方 向 に 突 出 す る よ う に 、 かつ 、 長辺 部材 と 短辺 部材 と の 重 な り 面 が 同 一 平面 内 と な る よ う に 、 一 対 の 長 辺部材 2 1 と 一 対 の 短辺 部 材 3 1 と を 溶接 に よ り 接合 し た （ X = 4 7 6 m m 、 Y = 3 5 6 m m ) < 本 実施例 1 に お い て 、 一 対 の 短辺 部材 3 1 と し て 、 比透磁率 が 9 0 の 鉄 一 ク ロ ム 一 モ リ ブデ ン合金 （ 以 下 、 F e — C r 一 M o 合金 と 略記す る ） を 用 い 、 一 対 の 長 辺 部材 2 1 と し て 、 比 透磁 率 が 1 4 0 の F e 一 C r 一 M o 合金 を 用 レヽ て マ ス ク フ レ ー ム A 1 を 形成 し た 。 各 部材 は溶接 に よ り 接合 し た 。

電子 ビー ム の ずれ の 測 定 方法 を 図 4 及 び 図 5 を 参 照 し な が ら 説 明 す る 。 ま ず 、 磁気 シ一 ル ド さ れ た 実験 室 内 に お い て 、 マ ス ク フ レ ー ム の 消 磁 を 行 う 。 次 に 、 X 軸 の 正 方 向 に 2 4 A Z m 、 Y 軸 の 正 方 向 に 2 8 A Z m の 静磁場 を 印 力 B し て 、 4 つ の コ ー ナ ー 部位 4 1 で の ビ ー ム のずれ を 測 定 し 、 そ れ ら の 平均 値 を と り 第 1 の ずれ測 定値 と す る 。 次 に 、 マ ス ク フ レ ー ム の 消 磁 を 行 っ た 後 、 Y 軸 の 正方向 に 2 8 A Z m、 Z 軸 の 正 方 向 に 2 4 A Z mの 静磁場 を 印加 し て 、 4 つ の コ ー ナ 一 部位 4 1 及 び画面 長辺 の 中 点 の 上 下端 の 2 つ の 中 点 部位 4 2 で の ビ ー ム の ずれ を 測 定 し 、 4 つ の コ ー ナ ー 部位 4 1 で の 測 定値の 平均 を 第 2 の ずれ測 定値及 び 2 つ の 中 点部位 4 2 で の 測 定値 の 平均 値 を 第 3 のずれ測 定値 と す る 。 以 下 に お い て は 、 便宜的 に 電子 ビ一 ム の ずれ を 、 δ ( 第 1 の すれ測 定値 、 第 2 の ずれ測 定値 、 第 3 の ず れ測 定値 ） で 表す。 例 え ば、 δ ( 2 0 μ m 、 4 5 μ m、 4 0 μ m ) と 略記す る 。

ま た 、 マ ス ク フ レ ー ム 内 部 の 漏洩磁場 が 強 け れ ば電子 ビ ー ム の ず れ は 大 き く な り 、 漏 洩磁場 が 弱 け れ ば電子 ビ ー ム の ずれ は 小 さ く な る た め 、 漏洩磁場 の み を 測 定 し て 電子 ビ ー ム の ずれ の 大 小 を 決定す る こ と も で き る 。 し た 力 S つ て 、 下記 の 一 部 の 実施例 で は 、 ガ ウ ス メ 一タ ー を 用 い て 磁場 の み を 測 定 し た。

上記電子 ビ ー ム の ずれ測 定法 を 上記 マ ス ク フ レ ー ム A 1 に適用 す る と 、 電子 ビ ー ム の ずれ は δ ( 1 9 μ m , 3 8 μ m , 3 2 μ πι ) で あ っ た 。 ま た 、 ガ ウ ス メ ー タ を 用 レ、 て 、 図 5 に 示すマ ス ク フ レ ー ム 内 部 の 接合部 近 辺 （ 以 下 、 フ レ ー ム コ ー ナ ー部位 5 1 と 称す ） で の 磁場 を 測 定す る と 4 0 A / m で あ っ た 。

従来 の マ ス ク フ レ ー ム に は 、 一 般的 に 、 一 対 の 短辺 部材 と し て F e — C r — M o 合金 の 軟磁性 体 （ Ai _r = 1 2 7 ) が 用 レヽ ら れ 、 一 対 の 長 辺 部材 と し て F e - C r 一 M o 合金 の 硬磁性 体 ( μ _τ - 6 9 ) が 用 い ら れ て い る 。 上記 マ ス ク フ レ ー ム A 1 と 各 辺 部材 の材質 の み 異 な る マ ス ク フ レ ー ム X を 作製 し 、 上 記 の 電子 ビ ー ム の ずれ 測 定方 法 を 適用 す る と 、 電子 ビ ー ム の ずれ は δ ( 2 0 μ m , 4 5 μ m , 4 0 μ m ) で あ り 、 フ レ ー ム コ ー ナ ー部 で の 漏洩磁 場 は 約 1 6 O A Z m で あ っ た 。 こ の 場合 の 漏 洩磁場 は地磁気 の 3 倍程度 で あ る 。

上記 マ ス ク フ レ ー ム A 1 を 用 い た場合 と 上 記 マ ス ク フ レ ー ム X を 用 い た 場合 と を 比 較す れ ば 、 漏洩磁場 に よ る ビ 一 ム ラ ン デ ィ ン グ が 低減 で き た こ と 力 S ゎ カゝ る 。

( 実施 例 2 )

本 実施 例 2 に お い て は 、 一 対 の 短辺 部材 3 1 と し て F e 一 C r - M o 合金 の 硬 磁性 体 （ μ ^ = 6 9 ) を 用 い 、 一 対 の 長 辺 部材 2 1 と し て F e — C r — M o 合金 の 硬 磁性体 （ _r = 7 1 ) を 用 レ、 る こ と 以 外 は 上記 実施例 1 と 同 様 に し て 、 マ ス ク フ レ ー ム B を 作製 し た 。

こ の マ ス ク フ レ ー ム B に お け る フ レ ー ム コ ー ナ 一 部位 の 漏洩磁場 を 測 定す る と 5 5 A Z m で あ っ た 。 し た が っ て 、 上記 マ ス ク フ レ ー ム B を 用 レ、 た 場合 と 上記 マ ス ク フ レ ー ム X を 用 レ、 た 場合 と を 比較す れ ば 、 漏洩磁場 に よ る ビー ム ラ ン デ ィ ン グ が 低減 で き る こ と が わ 力 る 。

( 実施例 3 )

本 実施例 3 に お い て は 、 一 対 の 短辺 部材 3 1 と し て F e — C r 一 M o 合金 の 硬 磁性体 （ / _r = 4 0 ) を 用 い 、 一 対 の 長 辺 部材 2 1 と し て F e — C r 一 M o 合 金 の 軟磁性体 （ μ 「 = 1 4 0 ) を 用 レ、 る こ と 以 外 は 上記 実施例 1 と 同様 に し て 、マ ス ク フ レ ー ム C を 作製 し た 。 こ の マ ス ク フ レ ー ム c の フ レ ー ム コ ー ナ ー 部位 で の 漏 洩磁場 を 測 定す る と 、 3 6 八 111 で あ っ た 。 し た が っ て 、 上記 マ ス ク フ レ ー ム C を 用 レ、 た 場合 と 上 記 マ ス ク フ レ ー ム X を 用 い た 場合 と を 比較すれ ば、漏洩磁場 に よ る ビ ー ム ラ ン デ ィ ン グ が 低減 で き る こ と が わ か る 。 ( 実 施例 4 )

本 実施 例 4 に お い て は 、 一 対 の 短辺 部材 3 1 及 び 一 対 の 長 辺 部材 2 1 と し て そ れ ぞ れ非 磁性 体 （ μ _r = 1 ) で あ る ス テ ン レ ス 鋼 を 用 レ、 て マ ス ク フ レ ー ム D を 作製 す る こ と 以外 は 上記 実施 例 1 と 同様 に し て 、 陰極 線 管 を 作製 し た。

こ の マ ス ク フ レ ー ム D に 上 記 電子 ビ ー ム ずれ測 定法 を 適用 す る と 電子 ビー ム の ずれ は δ ( 2 0 μ. m , 3 5 μ m , 3 1 m ) で あ っ た。 し た 力； つ て 、 上記 マ ス ク フ レ ー ム D を 用 い た 場合 と 上記 マ ス ク フ レ ー ム X を 用 い た 場合 と を 比較 すれ ば 、 漏 洩磁場 に よ る ビ ー ム ラ ン デ ィ ン グ が 低減 で き た こ と 力 わ 力 る 。 産業 上 の 利 用 可能性 以 上 に 説 明 し た よ う に 、 本発 明 の 構成 に よ れ ば、 マ ス ク フ レ ー ム の接合部 で 隣接す る 2 つ の 辺 部材 の 短 く な い 方 の 比透磁 率 が 他方 の 比透磁率 と 同 じ 又 は よ り 大 き レ、 、 多 角 形 状 の マ ス ク フ レ ー ム を 用 い る こ と に よ り 、 マ ス ク フ レ ー ム 力、 ら の 漏 洩磁場 に よ る 電子 ビー ム 軌 道 の 擾乱 を 低減 し た 陰極線管 を 提供す る こ と が で き る 。 よ っ て 、 本 発 明 の 産業 上 の 意 義 は 大 で あ る 。

Claims

請 求 の 範 囲

1 . 内 部 が 真 空 に 保 た れ た バ ル ブ と 、

前 記バ ル ブ の 內 部 に備 え ら れ 、 電子 ビ ー ム を 射 出 す る 電 子銃 と 、 前 記バ ル ブ の 内 壁 に設 け ら れ 、 前記電子銃 か ら 射 出 さ れ た 電子 ビ ー ム が 照 射 さ れ る と 発 光 す る 蛍 光 体 と 、

前記蛍 光体表 面 を 走査 さ せ る よ う に 前記電子 ビー ム を 偏 向 さ せ る ビー ム 偏 向 手段 と 、

外部磁場 の 作用 に よ る 、 前記 ビ ー ム 偏 向 手段 に よ り 偏 向 さ れた 電 子 ビ ー ム の 軌道 の 擾 乱 を 低減す る た め に 、 前記バノレ ブ の 内 部 に設 け ら れ た 内 部磁気 シ ー ル ド と 、

前記蛍 光体 の 内 側 面 の 前 方 に 配置 さ れ た シ ャ ド ウ マ ス ク と 、 前記 シ ャ ド ウ マ ス ク を 固 定す る 多 角 形 状 の マ ス ク フ レ ー ム で あ り

、 各 辺 を構成す る 辺 部材 と 、 隣 り 合 う 辺 部材 を 接合す る 接合 部 と を 有 し 、 かつ 、 各接 合部 に お い て 隣 り 合 う 辺 部材 が 下記条件式 、

μ _r . , ≥ μ _r , s ≥ 1

( た だ し 、 μ , は 短 く な い 方 の 部材 の 比透磁率 、 μ _r . _s は他 方 の 部材 の 比透磁率 を 表す ）

を 満 た すマ ス ク フ レ ー ム と 、

を 含 む陰極線管。

2 . 請 求項 1 に 記載 の 陰極線 管 に お い て 、

前記 マ ス ク フ レ ー ム が 、 一対 の 短 辺 部材 と 、 前記 車道 マ ス ク を 架 張 固 定す る 一 対 の 長辺 部材 と か ら な り 、 前記 一 対 の 短辺 部材 と 前 記 一対 の 長 辺 部材 と の 重 ね合 わせ面 を 同 一 平面 内 に 有す る 平行 四 辺 形 状 の マ ス ク フ レ ー ム で あ る 。

3 . 請 求 項 2 に 記載 の 陰極線管 に お い て 、 前記平行 四 辺 形状 の マ ス ク フ レ ー ム は 、 前 記 一 対 の 長辺 部材 の 長 手 方 向 の 先 端が 接合部 か ら 外 方 向 に 突 出 し 、 かつ 、 前記短辺 部材 の 長 手 方 向 の 先端 が 接合部 か ら 外 方 向 に 突 出 し な い。

4 . 請求 項 3 に 記載 の 陰極線管 に お い て 、

前 記一 対 の 短 辺 部材 が 第 1 の 硬磁性体で あ る 。

5 . 請 求項 4 に 記載 の 陰極線 管 に お い て 、

前記 一 対 の 長 辺 部材 が 軟磁性 体 で あ る 。

6 . 請求項 5 に 記載 の 陰極線 管 に お い て 、

前記一 対 の 短辺 部材 の 比透磁率 が 、 前記 一 対 の長 辺 部材 の 比透磁 率 の 1 Z 3 以 下 で あ る 。

7 . 請 求 項 6 に 記載 の 陰極線管 に お い て 、

前記軟磁性体 の 比透磁率 が 2 0 0 以 下 で あ る 。

8 . 請 求 項 5 に 記載 の 陰極線管 に お い て 、

前記一 対 の 短辺 部材 の 比透磁率 と 前記接合部 に お け る 前記短辺 部 材 の 断面積 と の 積 が 、 前記 一 対 の 長 辺 部材 の 比透磁率 と 前記接合部 に お け る 前記 短辺 部材 の 断面積 と の 積 の 1 / 3 倍以 下 で あ る 。

9 . 請 求 項 9 に 記載 の 陰極線管 に お い て 、

前 記一 対 の 長 辺 部材 の 比透磁 率 が 2 0 0 以 下 で あ る

1 0 . 請 求 項 4 に 記載 の 陰極線 管 に お い て 、

前記一 対 の 長 辺 部材が 第 2 の 硬磁性体 で あ る 。

1 1 . 請 求 項 1 0 に 記載 の陰極線管 に お い て 、

前記 一 対 の 短辺 部材 の 比透磁 率 が 、 前記 一 対 の 長 辺 部材 の 比透磁 率 の 1 Z 3 以 下 で あ る 。

1 2 . 請 求 項 4 に 記載 の 陰極線管 に お い て 、

前 記 一 対 の 短辺 部材 の 比透磁率 と 前記接合部 に お け る 前記短辺 部 材 の 断面積 と の 積 が 、 前記 一 対 の 長 辺 部材 の 比 透磁率 と 前記接合部 に お け る 前 記短辺 部材 の 断面積 と の 積 の 1 Z 3 倍以 下 で あ る 。

1 3 . 請 求 項 4 に 記载 の 陰極線管 に お い て 、

前記一 対 の 短 辺 部材 が 第 1 の 非磁性体 で あ り 、 かつ 、 前記一 対 の 長 辺 部材 が 第 2 の 非磁性 体 で あ る 。

1 4 . 請 求 項 4 に 記載 の 陰極線管 に お い て 、

前記 一 対 の 短辺 部材 が 第 1 の 非磁性 体 で あ り 、 かつ 、 前記 一対 の 長 辺 部材 が硬磁性 体 で あ る 。

1 5 . 請求項 4 に 記載 の 陰極線管 に お い て 、

前記 一 対 の 短辺 部材 が 第 1 の 非磁性 体 で あ り 、 かつ 、 前記 一対 の 長 辺 部材 が 軟磁性 体 で あ る 。

1 6 . 請 求 項 1 5 に 記載 の 陰 極線 管 に お い て 、

前記軟磁性体 の 比透磁率 が 2 0 0 以 下 で あ る 。