JP2002260544A - カラー陰極線管 - Google Patents

カラー陰極線管

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JP2002260544A
JP2002260544A JP2001054702A JP2001054702A JP2002260544A JP 2002260544 A JP2002260544 A JP 2002260544A JP 2001054702 A JP2001054702 A JP 2001054702A JP 2001054702 A JP2001054702 A JP 2001054702A JP 2002260544 A JP2002260544 A JP 2002260544A
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Japan
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opening
ray tube
color cathode
cathode ray
shield plate
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JP2001054702A
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English (en)
Inventor
Takeshi Sugiyama
健 杉山
Juichi Okamoto
寿一 岡本
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 地磁気等の外部磁界による電子ビームへの影
響を避けるために、径小側開口部に切欠部を設けた磁気
シールド板を用いているが、全ての影響を防止すること
が困難でミスランディングが発生していたが、外部磁界
による電子ビームへの影響をより一層軽減させて色純度
を向上させたカラー陰極線管を提供する。 【解決手段】 カラー陰極線管のファンネル13内に配
設される磁気シールド板25の径小側開口部24の長短
辺の少なくとも一方側に、この辺に隣接して略平行に横
長の開孔34,35を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、磁気シールド板を
内蔵し、この磁気シールド板の径小側開口部近傍に横長
の開孔を設けることにより、磁気シールド板の磁気抵抗
を変えることで、地磁気や回路部品等から発生する外部
磁界による色純度の劣化を防止したカラー陰極線管に関
する。
【0002】
【従来の技術】現在、一般的にカラーテレビジョン受像
機やカラー端末ディスプレイ等に使用されているカラー
陰極線管は、図7に示すように、画面が略矩形状を呈す
るフェースパネル51と、このフェースパネル51のス
カート部52に一体的に接合されたファンネル53を有
する外囲器を備えており、このフェースパネル51の内
面には、青、緑、赤に発光する3色蛍光体層を有する蛍
光体スクリーン54が配設されている。
【0003】更に、この外囲器内には、この蛍光体スク
リーン54に対向して、電子ビーム55B,55G,5
5Rが通過し色選別を行うためのシャドウマスク56が
配置され、このシャドウマスク56は、フェースパネル
51のスカート部52の内側面に設けられたスタッドピ
ン57に弾性支持体58によって取着されたマスクフレ
ーム59に固定されている。
【0004】また、ファンネル53のネック60内に
は、電子ビーム55B,55G,55Rを放出する電子
銃61が配設されており、この電子銃61から放出され
た電子ビーム55B,55G,55Rを、ファンネル5
3の外側に装着された偏向ヨーク62の発生する磁界に
よって偏向し、電子ビーム55B,55G,55Rにて
蛍光体スクリーン54を水平、垂直方向に走査すること
によって、蛍光体スクリーン54上にカラー画像を再生
表示している。
【0005】また、電子銃61から放出された電子ビー
ム55B,55G,55Rが蛍光体スクリーン54に射
突するまでの軌道は、地磁気や外部回路に起因した外部
磁場の存在する領域を通過することになる。この外部磁
場は、電子ビーム55B,55G,55Rにローレンツ
力を与えるために、電子ビーム55B,55G,55R
は本来の軌道から逸脱し、所定の3色蛍光体層からずれ
た状態で蛍光体スクリーン54に射突するようになるた
めにミスランディングを起し、画像の色純度を劣化させ
る要因となっている。
【0006】この外部磁場の影響を回避するためには、
これら外部磁場の影響を受けないように、外囲器内の電
子ビーム55B,55G,55Rの通過領域部分をシー
ルドするように、ファンネル53の内部にその径大側開
口部の一端がマスクフレーム59に溶接等の手段で取着
され、他端の径小側開口部をファンネル53内の電子銃
61側方向に延在させた、矩形台形状の磁気シールド板
63をファンネル53内に配置することで、電子ビーム
55B,55G,55Rが地磁気等の影響を極力受けな
いようにシールドして対応している。
【0007】この外部磁場の中でも特に地磁気の場合に
は、設置されるカラー陰極線管の画面の向きによって、
地磁気が起因のミスランディングの状態が異なっている
ことが知られている。即ち、カラー陰極線管の画面を南
北方向に向けた場合と、東西方向に向けた場合とでは、
ミスランディングの状態が異なり、更に、南北半球の緯
度差によってもミスランディングの状態が異なってい
る。
【0008】一般に、蛍光体スクリーン54をストライ
プ状としたカラー陰極線管では、そのストライプ状の構
成上から、水平方向の地磁気による影響をミスランディ
ングに影響を及ぼさない垂直方向に磁束の向きを変換す
ることで、垂直方向に電子ビーム55B,55G,55
Rが移動するようにして、色純度の劣化を回避すること
が可能である。しかしながら、ドット状の蛍光体スクリ
ーン54を採用しているカラー陰極線管においては、こ
のような対策を採るとこができず、全方向のミスランデ
ィングに対して配慮する必要がある。
【0009】このようなミスランディングは、水平成分
をx、垂直成分をy、管軸成分をzとして、電子ビーム
55B,55G,55Rの速度成分をV、磁束密度をB
としたときに、荷電粒子が磁界から受けるローレンツ力
Fは、次のように表わすことができる。但し、qは電子
の電荷を表わす。
【0010】F=−q・V×B この式から、各磁界成分のミスランディングへの影響
は、次のように表わすことができる。(単位:ベクトル
(i,j,k)) Fx=−q(VyBz−VzBy)i Fy=−q(VzBx−VxBz)j Fz=−q(VxBy−VyBx)k ここで磁気シールド板63を備えていないカラー陰極線
管を北向き(Bz=0.03mH、Bx=By=0)に
設置した場合を考えてみると、磁界成分はBzを除いて
0であるために、ミスランディングの第1象限の各軸上
端部のパターンは、次のように表わすことができ、また
ランディング移動パターンは、図8に示すようになる。
【0011】 (1)H(水平)軸上 Fy=−q(−VxBz)j (2)V(垂直)軸上 Fx=−q(VyBz)i (3)D(対角)軸上 Fx=−q(VyBz)i Fy=−q(−VxBz)j この式及び図8からも判るように、ミスランディングは
左廻り回転方向のミスランディングとなる。
【0012】次に、このカラー陰極線管を東向き(Bx
=0.03mH、By=Bz=0)に設置した場合を想
定すると、磁界成分はBxを除いて0であるために、ミ
スランディングの第1象限各軸上端部のパターンは次の
ように表わすことができ、またランディング移動パター
ンは、図9のようになる。
【0013】(1)H軸上 Fy=−q(VzBx)j (2)V軸上 Fy=−q(VzBx)j (3)D軸上 Fy=−q(VzBx)j このパターンは、図9に示すように、全ての座標で画面
下向きのミスランディングが発生していることを表わし
ている。
【0014】更に、このカラー陰極線管を北半球の北緯
30°(By=0.035mH、Bx=Bz=0)に設
置した場合を想定すると、ミスランディングの第1象限
各軸上端部のパターンは次のように表わすことができ、
またランディング移動パターンは、図10に示すように
なる。
【0015】(1)H軸上 Fx=−q(−VzBy)i (2)V軸上 Fx=−q(−VzBy)i (3)D軸上 Fx=−q(−VzBy)i この式及び図10からも判るように、全ての座標で画面
左向きのミスランディングを発生させている。
【0016】このような地磁気に起因するミスランディ
ングの軽減策としては、上述のように磁気シールド板6
3を内蔵することであるが、更にこの磁気シールド板6
3の形状や構造を工夫することで、一層の軽減化を達成
している。
【0017】例えば、特開平5−159713号公報に
は、図11に示すように、板厚が0.1mm〜0.3m
m程度の金属板を、シャドウマスク56側に径大側開口
部64が、電子銃61側に径小側開口部65が位置する
ように成形した矩形状の中空台形状の磁気シールド板6
3が開示されている。この磁気シールド板63の径大側
開口部64端縁には、マスクフレーム59に取着するた
めの内側または外側に折曲された固定片(図示せず)を
有しており、径小側開口部65には、4つの対角端部か
ら水平軸(H軸)と平行な長辺及び垂直軸(V軸)と平
行な短辺に、夫々所定の角度及び同じ深さの切込みを設
けて切欠部66を形成することにより、対角コーナー部
分に三角形状の先端部67を形成したものである。
【0018】このように形成された磁気シールド板63
を使用した場合には、管軸(Z軸)方向と平行に地磁気
が入射してきたとすると、磁気シールド板63の内側に
入ってくる磁力線は、長辺側と短辺側に夫々切込みを施
して切欠部66を設けているので、より磁気抵抗の少な
い三角形状の先端部67が存在する対角コーナー部分方
向に向かって方向を変えてくるために、特に対角部分に
おいては、本来の電子ビーム55B,55G,55Rの
軌道と近似させるように補正することができる。
【0019】そこで、この磁気シールド板63を内蔵し
たカラー陰極線管を、前述の磁気シールド板63を内蔵
していないカラー陰極線管の場合と同様に、北向き(B
z=0.03mH、Bx=By=0)に設置した場合を
想定すると、磁界成分Bzは、磁気シールド板63の径
小側開口部65の各辺部、及び対角部の三角状先端部6
7に吸収されるので減少する。その一方で、管軸方向の
磁界が三角状先端部67の方向に引張られるために磁界
成分が発生し、ミスランディングの第1象限各軸上端部
のパターンは次のように表わすことができ、また、ラン
ディング移動パターンは、図12に示すようになる。
【0020】(1)H軸上 Fy=−q(VzBx−VxBz)j (2)V軸上 Fx=−q(VyBz−VzBy)i (3)D軸上 Fx=−q(VyBz−VzBy)i Fy=−q(VzBx−VxBz)j この式及び図12からも判るように、管軸方向の向きの
ミスランディングが軽減され、図8と比較して、左廻り
回転方向のミスランディングが減少している。
【0021】そこで、このカラー陰極線管を東向き(B
x=0.03mH、By=Bz=0)に設置した場合を
想定すると、磁界成分Bxは、磁気シールド板63の短
辺側を乗り越えてしまうために、管軸方向成分Bzを持
つようになる。この各軸上端部のミスランディングパタ
ーンは、次の式で表わせ、またランディング移動パター
ンは、図13のようになる。但し、Bz<0である。
【0022】(1)H軸上 Fy=−q(VzBx−VxBz)j (2)V軸上 Fy=−q(VzBx)j (3)D軸上 Fx=−q(VyBz)i Fy=−q(VzBx−VxBz)j この式及び図13に示すように、H軸上のミスランディ
ングが増加し、且つD軸上の画面上下方向でミスランデ
ィングパターンがアンバランスとなっている。
【0023】更に、このカラー陰極線管を北半球北緯3
0°(Bx=0.03mH、By=Bz=0)に設置し
た場合を想定すると、磁界成分Byは、磁気シールド板
63を乗り越えてしまうために、管軸方向成分Bzを持
つようになる。この各軸上端部のミスランディングパタ
ーンは次の式で表わせ、またランディング移動パターン
は、図14のようになる。但し、Bz<0である。
【0024】(1)H軸上 Fx=−q(−VzBy)i (2)V軸上 Fx=−q(VyBz−VzBy)i (3)D軸上 Fx=−q(VyBz−VzBy)i Fy=−q(VzBx−VxBz)j この式及び図14に示すように、V軸上のミスランディ
ングが増加し、且つD軸上の画面左右方向でミスランデ
ィングパターンがアンバランスとなっている。
【0025】このような従来の磁気シールド板63の形
状として、図11に示すように形成した形状をAタイプ
とし、図15に示すように、長辺側及び短辺側の切欠部
66の深さaを28mmに設定した形状をBタイプとし
て、夫々Aタイプ及びBタイプの各方向の地磁気移動量
を測定した結果を、表1に示す。
【表1】 なお、表中の南北移動量とは、南向きから北向きに画面
の向きを変えて、消磁したときのランディング移動量を
表わし、同様に東西移動量とは、西向きから東向きへ、
垂直移動量とは、地磁気の南北半球差のランディング移
動量を表わしている。この表からも判るように、Aタイ
プよりもBタイプの形状とすることで、対角部の南北移
動量は明らかに軽減されており、しかも水平軸端(H
端)、垂直軸端(V端)、及び対角部軸端(D端)の移
動量の数値も、夫々8μm、8μm、12μmと略均一
化され、良好な結果を示している。
【0026】しかしながらその一方で、水平及び垂直方
向の磁場に対する遮蔽性能の劣化は著しく、特にV端部
の東西移動量は15μm、H端部及びD端部の垂直移動
量のは、夫々10μmと大幅に悪化している。これに対
してAタイプの形状では、東西及び垂直移動量は、H端
部及びD端部で夫々3μm及び4μmとかなり軽減され
ているが、南北磁界に対しては、特にD端部で移動量が
Bタイプに比べて7μmも劣化していることが判る。従
って、磁気シールド板63としては、完全に磁気シール
ド効果を発揮することができていない。
【0027】また、このような同じ深さの切込みを設け
た磁気シールド板63とは、異なる形状にした磁気シー
ルド板も開発されている。例えば、特開平8−2878
39号公報には、長辺部の切欠部の深さを短辺部の切欠
部の深さよりも深く形成し、且つ長辺部の中心軸上に電
子銃側に突出する凸部を形成した磁気シールド板が開示
されている。この公報に開示されている磁気シールド板
では、カラー陰極線管を南北方向に向けた場合に、切欠
部の深さを長辺側及び短辺側で変えることによって、長
短辺側に誘導される磁力線分布を最適化すること、及び
径小側開口部に凸部を設けて形状を変えることにより、
南北方向の地磁気を径小側開口部の三角状の先端部に誘
導させて、特に対角部付近での電子ビーム軌道と南北方
向の地磁気とを平行にすることを可能にしている。従っ
て、南北方向の地磁気に対しては、磁気シールド効果を
十分に発揮させることが可能となる。
【0028】しかしながら、東西方向及びカラー陰極線
管を上下に横切る垂直方向の地磁気については、各辺に
切欠部を設けることによって、電子ビームと直交する管
軸(Z軸)方向の地磁気成分が増加するために、この成
分に対しては磁気シールドとしてのシールド効果は劣化
することになり、ミスランディングが増加する結果とな
っていた。
【0029】また、特開平10−208654号公報に
は、図16に示すように、外部磁場に対するシールド性
能を維持しつつ、特に南北磁界において画面上下中央部
のシールド性能を高めた磁気シールド板63が開示され
ている。この公報に開示されている磁気シールド板63
は、長辺側壁部68に窓69を形成しているもので、こ
の窓69は、径小側開口部の長辺側壁部68の長辺と平
行な水平辺70と、この水平辺70の両端からシャドウ
マスク方向で、且つ電子ビーム偏向角度に沿った外側辺
71からなる開孔によって形成されている。この窓69
が磁気抵抗の役割を担い、磁気シールド板63の長辺側
壁部68の中央部分に流入していた磁束を、両端部に流
れるように調整することで、横方向のミスランディング
を軽減しているものである。
【0030】このような磁気シールド板63をドット状
の蛍光体スクリーンを有するカラー陰極線管に採用した
場合には、垂直方向の地磁気に対して画面上下端部にお
ける垂直方向のミスランディングが大幅に劣化すること
になる。この劣化の原因は、電子ビームの偏向角に沿っ
た窓69が磁気抵抗として作用し、磁気シールド板63
に進入する磁束が、窓69の縁部を廻り込むことによっ
て、長辺側壁部68で局所的に磁束密度が増加し、この
ため径小側開孔部の長辺側壁部68の端部に到達した磁
束は、局所的に磁束密度が大きくなるエリアを作り出す
ことになる。この時の磁束の流れは、磁気シールド板6
3の径小側開口部の長辺部に到達した後に、管軸画面方
向に向きを変え、この向きを変えられた管軸方向の磁束
が、電子ビームの水平偏向成分と直交するようになるた
めに、画面上下端部で垂直方向に左右アンバランスなミ
スランディングを発生するものである。
【0031】このように構成された磁気シールド板63
は、実際のカラー陰極線管に装着する場合には、図示の
ように、磁気シールド板63の側壁部68にゲッター孔
72が穿設されることになり、蛍光体スクリーンがドッ
ト状のカラー陰極線管に適用した場合には、垂直方向の
地磁気に対して画面上下端部における垂直方向成分のミ
スランディングが大幅なアンバランスを示すことにな
る。
【0032】図17に、図16に示す磁気シールド板を
採用したカラー陰極線管の画面上端部における垂直方向
成分のミスランディング状態を、図中黒丸印を結ぶ破線
の曲線で示す。このミスランディングは、電子ビームの
偏向角に沿って形成した窓69が磁気抵抗として作用
し、磁気シールド板63の長辺側壁部68の管面側より
進入してくる磁束が、窓69の縁を廻り込むことによ
り、長辺側壁部68で局所的に磁束密度の増加を発生す
ることに起因すると考えられる。
【0033】また、図17のHrf=±50mmにおけ
る垂直方向成分のアンバランスは、長辺側壁部68に穿
設されているゲッター孔72による局所的な磁束密度の
増加が起因しているものと判断される。
【0034】以上記述してきたように、磁気シールド板
63の装着の有無、及びその形状や構造によって磁束の
流れが複雑化してしまうために、一つの磁界成分に重点
を置いた設計では、他の磁界成分のミスランディングパ
ターンのアンバランス化を誘発してしまう結果となり、
また軸上以外の各位置では、速度成分を0と見込めない
ために、ミスランディングパターンは、更に複雑化す
る。
【0035】
【発明が解決しようとする課題】中空台形状の磁気シー
ルド板を内蔵したカラー陰極線管の場合には、管軸方向
の地磁気成分Bzは、磁気シールド板の長辺部や短辺部
及び対角部に誘導されるが、このとき磁束は、必ずしも
各方向に偏向される電子ビームと平行になるとは限らな
い。即ち、長辺部と管軸、短辺部と管軸、及び対角部と
管軸との各々成す角度が異なっているために、磁束が誘
導される力は、必ずしも所望の量に対して充分ではな
い。特に対角部の場合には、最も偏向角度の大きな地点
であり、中空台形状の磁気シールド板の構造では、対角
部に磁束を誘導させる力は、各位置の中でも最も大きく
しなければならないにも関わらず、対角部に偏向される
電子ビームと外部磁場と平行にすることは困難である。
【0036】しかしながら、このような対角部には、マ
スクフレームが原因のミスランディング、露光系が起因
のミスランディング、地磁気が原因のミスランディング
等の複合ミスランディングとして発生するために、色純
度が最も劣化し易い地点である。そのために、設計上可
能な限り対角部のミスランディングが軽減できるような
仕様とすることが望まれる。
【0037】その対策の一環として、長短辺部に切欠部
を設けて対角部に磁束を集中させ、且つ長短辺部に誘導
される磁束を最適化する方法があるが、画面水平方向の
磁界成分Bxや垂直方向の磁界成分Byに対するシール
ド性能の劣化を招いている。
【0038】また、特開平5−159713号公報に開
示されているような磁気シールド板の構成では、特に管
軸方向に入射する地磁気成分Bzを電子ビーム軌道と平
行にするために、切欠部等を設けたことで、逆に垂直方
向の磁界成分By及び水平方向の磁界成分Bxは、電子
ビームの管軸方向の磁界成分Vzと直交する成分が大き
くなり、このためにミスランディングを発生させて画像
の色純度を劣化させている。特に蛍光体スクリーンがド
ット形状のカラー陰極線管では、垂直方向の磁界成分B
yは、径小側開口部の長辺部を超えた後に管軸方向の磁
界成分Bzを発生させるような分布となり、この磁界成
分Bzが画面上下端部で電子ビームの水平偏向成分Vx
と直交することでローレンツ力が作用し、垂直方向に画
面左右アンバランスなミスランディングを発生させる問
題がある。
【0039】また、特開平8−287839号公報に開
示されているような磁気シールド板の構成では、南北方
向の地磁気に対してはシールド効果を発揮させることが
可能ではあるが、東西方向及び垂直方向の地磁気につい
ては、切欠部を設けることによって管軸方向の地磁気成
分が増加するために、この成分に対するシールド効果が
十分ではなく、ミスランディングが増加する結果となっ
ていた。
【0040】更に、特開平10−208654号公報に
開示されている磁気シールド板の構成では、電子ビーム
の偏向角に沿って形成した窓が磁気抵抗として作用する
ために、局所的に磁束密度が大きくなり、画面上下端部
で垂直方向に左右アンバランスなミスランディングが発
生していた。
【0041】本発明は、これらの課題に対処してなされ
たものであり、水平方向及び垂直方向の地磁気成分に対
するシールド性能を損ねることなく、特に対角部におい
て管軸方向の地磁気成分と電子ビーム軌道が平行となる
ように構成することでミスランディングを抑制し、色純
度の良好なカラー陰極線管を得ることを目的としてい
る。
【0042】
【課題を解決するための手段】本発明は、略矩形状のフ
ェースパネルと、このフェースパネルに連接するファン
ネルと、このファンネルのネック内に配置される電子銃
と、この電子銃と対向するフェースパネル内面に形成さ
れたドット状の蛍光体スクリーンと、この蛍光体スクリ
ーンに対向して配置されたシャドウマスクと、このシャ
ドウマスクを保持しフェースパネルに取着されるマスク
フレームと、このマスクフレームに径大側開口部が取着
され、径小側開口部が電子銃側に延在するようにファン
ネル内に配置された矩形中空台形状の磁気シールド板
と、この磁気シールド板の径小側開口部の少なくとも対
向する一対の辺に隣接して、この径小側開口部に略平行
となるように形成された横長の開孔とを備えた構成とし
た。
【0043】このように構成することによって、磁気シ
ールド板に形成した横長の開孔を設置することにより、
対角部付近の電子ビームに対して磁束を平行に近付ける
ことが可能となり、このためにミスランディングを軽減
することができ、色純度を良好なものとすることができ
る。
【0044】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係るカラー陰極線
管について、図面を参照して詳細に説明する。
【0045】本発明に係るカラー陰極線管は、図1に示
すように、画面が略矩形状を呈するフェースパネル11
と、このフェースパネル11のスカート部12に一体的
に接合されたファンネル13を有する外囲器を備えてお
り、このフェースパネル11の内面には、青、緑、赤に
発光する3色蛍光体層を有する蛍光体スクリーン14が
配設されている。
【0046】更に、この外囲器内には、この蛍光体スク
リーン14に対向して、電子ビーム15B,15G,1
5Rが通過し色選別を行うためのシャドウマスク16が
配置され、このシャドウマスク16はマスクフレーム1
7に固定されるとともに、このマスクフレーム17は、
スカート部12内面に設けられたスタッドピン18と弾
性支持体19によって、フェースパネル11の内側面に
取着されている。
【0047】また、ファンネル13のネック20内に
は、電子ビーム15B,15G,15Rを放出する電子
銃21が配設されており、この電子銃21から放出され
た電子ビーム15B,15G,15Rを、ファンネル1
3の外側に装着された偏向ヨーク22の発生する磁界に
よって偏向し、電子ビーム15B,15G,15Rにて
蛍光体スクリーン14を水平、垂直方向に走査すること
によって、蛍光体スクリーン14上にカラー画像を再生
表示している。
【0048】更に、電子銃21から放出された電子ビー
ム15B,15G,15Rが蛍光体スクリーン14に射
突するまでの軌道は、地磁気や外部回路等に起因した外
部磁場の存在する領域を通過することになり、この外部
磁場は電子ビーム15B,15G,15Rにローレンツ
力を与えるために、電子ビーム15B,15G,15R
が本来の軌道から逸脱し、所定の3色蛍光体層からずれ
た状態で射突するようになり、このためにミスランディ
ングを起して画像の色純度を劣化させるために、これら
外部磁界の影響を受けないように、外囲器内の電子ビー
ム15B,15G,15Rの通過領域部分を覆うよう
に、ファンネル13の内部に、その径大側開口部23の
一端がマスクフレーム17に溶接等の手段で取着され、
径小側開口部24となる他端を電子銃21方向にファン
ネル13内に延在させた磁気シールド板25を配置し、
地磁気等の影響を電子ビーム15B,15G,15Rが
極力受けないように対応している。
【0049】また、ネック20の外周には、ピュリティ
調整やスタティックコンバーゼンス調整を行うための環
状マグネット26が装着されるとともに、フェースパネ
ル11のスカート部12の外周には、防爆バンド27や
カラー陰極線管を筐体(図示せず)に取着するためのラ
グ片28等が装着されている。
【0050】ここで、カラー陰極線管として、蛍光体ス
クリーン14の画素ピッチを0.28mm、ネック20
径が29.1mm、マスクフレーム17とフェースパネ
ル11内面との間隔を9mm、対角41cmの90°偏
向のカラー陰極線管を例によって説明すると、磁気シー
ルド板25としては、図2に示すような構成になる。
【0051】即ち、板厚0.15mmの鉄材をプレス成
形して、径大側開口部23の長辺寸法Aが295.3m
mで、短辺寸法Bが221.7mmに設定する。また、
径小側開口部24の長辺寸法Cが120mmで、短辺寸
法Dが94mmに設定し、更に、高さEを118mmに
設定し、全体が中空台形状となるように形成されてい
る。また更に、径小側開口部24の長短辺部分には、深
さFが共に10mmの切欠部29が設けられており、こ
れによって各対角コーナー部分には、先端部30が形成
されている。また、この対向する一対の長辺側壁部31
には、直径Gが25mmを有する円形のゲッター飛散用
のゲッター孔32が、径大側開口部23端部から高さH
が50mmの位置に穿設されている。
【0052】更に、径小側の開口部24の切欠部29に
隣接して長短辺側壁部31,33には、径大側開口部2
3側から高さIが90mmの位置に、その幅Jが5mm
で、且つ長辺側では水平寸法Kが135mmで、短辺側
では水平寸法Lが119mmの長さに設定された長方形
状の横長の開孔34,35が穿設されて、磁気シールド
板25が構成されている。
【0053】このように構成された磁気シールド板25
において、側壁中心軸から所定の高さに位置する開孔3
4の水平端部までの寸法をKとし、所定の開口の高さに
おける側壁中心軸から側壁部31の水平端部までの寸法
をMとしたときに、管軸方向の磁界を対角部付近の電子
ビーム15B,15G,15Rに対して磁束を平行に近
付けることができ、且つ磁気シールド板25としての剛
性を維持するためには、所定の条件が必要となる。
【0054】即ち、図3は開孔34の水平寸法Kを、側
壁部31の寸法Mに対して変化させた場合の、図中破線
(1)で示すD端部での電子ビームの南北移動量と、図
中一点鎖線(2)で示すV端部での東西移動量とを測定
した結果を磁気特性として示したものである。この図か
らも判るように、開孔34の水平寸法Kを拡張した場合
には、剛性面での劣化は勿論のこと、V端部における東
西磁界移動量が曲線(2)のように劣化してしまうこと
になる。また反対に、水平寸法Kを縮小した場合には、
開孔34部分が少なくなるので、管軸方向に対する磁気
抵抗が弱められてしまい、その結果、曲線(1)のよう
に南北磁界移動量が劣化してしまうことが判った。
【0055】従って、磁気特性面からみて水平寸法K
は、 0.3×M<K<0.9×M の関係を満足する範囲内に設定することが必要となる。
【0056】また、開孔34の磁気シールド板25の側
壁部31の高さEに対する開孔34までの高さIとの比
と、磁気特性との関係を測定した結果を、図4に示す。
ここでは、磁気シールド板25の径大側開口部23から
径小側開口部24までの管軸に平行な方向の寸法をEと
し、径大側開口部23から所定の開孔34までの高さを
Iとする。この測定は、高さEに対して高さIを変化さ
せた場合の図中破線(3)で示すD端部での電子ビーム
の南北移動量と、図中一点鎖線(2)で示すV端部の東
西移動量とを測定した結果を、磁気特性として示したも
のである。
【0057】この図からも判るように、開孔34の高さ
Iが0.7E以下の場合には、管軸方向の磁界に対する
磁気抵抗効果が弱められてしまい、図中の曲線(3)で
示すように南北磁界移動量が劣化している。また、開孔
34の高さIを0.9E以上に設定すると、図中の曲線
(4)で示すようにV端部の東西磁界移動量が劣化して
しまう。
【0058】従って、南北磁界及び東西磁界に対する特
性上で、これらの劣化が少ない最も有効な寸法として
は、 0.7×E<I<0.9×E の範囲内に設定する必要がある。
【0059】このような各条件を満足させながら、図2
に示すように構成された磁気シールド板25を使用し
て、地磁気移動量を測定した結果を表2に示す。
【表2】 この表からも判るように、本発明に係る磁気シールド板
25を使用した場合には、東西及び垂直磁場に対して
は、上述の表1に示すAタイプの場合と同様にシールド
性能が向上しており、且つ、南北磁界に対しても、特に
対角部では表1に示すBタイプの場合に比べて1μmの
劣化に留まっている。これらを総合すると、本発明に係
る磁気シールド板25では、Aタイプ及びBタイプのも
のに比して、より優れたシールド効果を発揮させること
ができるもので、水平方向及び垂直方向の地磁気成分に
対するシールド性能を損ねることなく、特に対角部にお
いて管軸方向の地磁気成分と電子ビーム軌道とを平行に
することで、良好な色純度特性を得ることができる。
【0060】以上の説明では、径小側開口部24に切欠
部29を穿設した場合について説明したが、この切欠部
29を省略することも可能である。即ち、図5に示すよ
うに、径小側開口部24には切欠部29を設けることな
く平坦な端縁とし、この端縁に平行に開孔34を穿設
し、また側壁部31にゲッター孔32を設けた磁気シー
ルド板25構成としたものである。この磁気シールド板
25を蛍光体スクリーン14がドット状のカラー陰極線
管に適用した場合には、画面上下端部におけるV方向成
分のミスランディングのアンバランスを、図17に四角
点を結ぶ実線の曲線で示すように、従来の磁気シールド
板に比較して軽減することができる。この場合には、よ
り簡単な構成とすることが可能である。
【0061】また、図6に示すように、径小側開口部2
4の長辺もしくは短辺あるいは両辺近傍の側壁部31,
33に、外方もしくは内方に突出する凹部36を形成
し、この凹部36の底面に前述の開孔34,35を穿設
するように構成することも可能で、このように構成する
ことによって、開孔34,35を形成したことによる側
壁部31,33端部の機械的強度の低下を、この凹部3
6によって補強することが可能となり、より強靭な磁気
シールド板25として構成することができる。
【0062】また図示のように、開孔34,35の中間
部分に開孔34,35の両側部分を連結する連結部37
を設けて、横長の開孔34,35を分割形成するように
すれば、開孔34,35を設けたことによる側壁部3
1,33の端縁部の中間部分が連結部37によって側壁
部31,33と連結されるので、この部分の機械的な強
度を確保することが可能となり、衝撃等の外部要因によ
る端縁部の振動や破談あるいは変形等も防止できるの
で、より一層の強度アップを図ることができる。この場
合に、凹部36を設けることなく、側壁部31,33に
直接開孔34,35を穿設する場合でも、連結部37を
形成するようにすれば、端縁部の強度を向上させられる
ことは、勿論可能である。
【0063】なお、本発明は、上記の説明の形態に限定
されることなく、例えば開孔は、仕向先や用途に応じ
て、各一対の側壁の特にシールドを必要とする一方側の
側壁部分にだけ形成するように構成することも可能で、
このように構成した場合には、開孔部分の面積が少なく
なるので、シールド効果の向上が期待でき、また開孔形
状も図示のものに限定される必要はなく、その他にも種
々の応用や変形が可能なことは言うまでもない。
【0064】
【発明の効果】磁気シールド板の径小側開口部の長辺及
び短辺側壁の少なくともいずれか一方に、この開口部と
略平行となる開孔を設けることによって、水平方向及び
垂直方向の地磁気成分に対するシールド性能を損ねるこ
となく、特に対角部において管軸方向の地磁気成分と電
子ビーム軌道を平行とすることが可能となり、この磁気
シールド板をドット状蛍光体スクリーンを有するカラー
陰極線管に採用した場合に、外部磁場、特に地磁気の影
響によるミスランディングを軽減することができるの
で、良好な色純度特性を有するカラー陰極線管を得るこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るカラー陰極線管を示す断面図。
【図2】本発明に係るカラー陰極線管を構成する磁気シ
ールド板を示す斜視図。
【図3】本発明に係るカラー陰極線管を構成する磁気シ
ールド板開孔の水平方向の長さを変えた場合の磁気特性
を示す測定図。
【図4】同じく開孔の軸方向の位置を変えた場合の磁気
特性を示す測定図。
【図5】同じく磁気シールド板の他の構成を示す側面
図。
【図6】同じく磁気シールド板の更に他の構成を示す斜
視図。
【図7】従来のカラー陰極線管を示す断面図。
【図8】従来の磁気シールド板を備えていないカラー陰
極線管のランディング移動パターンを示す説明図。
【図9】同じく他のランディング移動パターンを示す説
明図。
【図10】同じく更に他のランディング移動パターンを
示す説明図。
【図11】従来のカラー陰極線管に内蔵されている磁気
シールド板を示す斜視図。
【図12】従来の磁気シールド板を内蔵したカラー陰極
線管のランディング移動パターンを示す説明図。
【図13】同じく他のランディング移動パターンを示す
説明図。
【図14】同じく更に他のランディング移動パターンを
示す説明図。
【図15】従来の磁気シールド板の他の構成を示す斜視
図。
【図16】同じく磁気シールド板の更に他の構成を示す
側面図。
【図17】従来及び本発明のカラー陰極線管の画面上端
部でのミスランディング状態を示す測定図。
【符号の説明】
11:フェースパネル 13:ファンネル 14:蛍光体スクリーン 16:シャドウマスク 17:マスクフレーム 20:ネック 21:電子銃 25:磁気シールド板 34,35:開孔 36:凹部 37:連結部

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 略矩形状のフェースパネルと、 このフェースパネルに連接するファンネルと、 このファンネルのネック内に配置される電子銃と、 この電子銃と対向する前記フェースパネル内面に形成さ
    れたドット状の蛍光体スクリーンと、 この蛍光体スクリーンに対向して配置されたシャドウマ
    スクと、 このシャドウマスクを保持し前記フェースパネルに取着
    されるマスクフレームと、 このマスクフレームに径大側開口部が取着され、径小側
    開口部が前記電子銃側に延在するように、前記ファンネ
    ル内に配置された矩形中空台形状の磁気シールド板と、 この磁気シールド板の前記径小側開口部の少なくとも対
    向する一対の辺に隣接して、この径小側開口部に略平行
    となるように形成された横長の開孔とを具備したことを
    特徴とするカラー陰極線管。
  2. 【請求項2】 前記径小側開口部には、少なくとも対向
    する一対の辺に所定の角度と深さを有する切欠部を形成
    したことを特徴とする請求項1記載のカラー陰極線管。
  3. 【請求項3】 前記開孔は、その中間部分に開孔端縁間
    を連結する連結部を有していることを特徴とする請求項
    1または2記載のカラー陰極線管。
  4. 【請求項4】 前記径小側開口部には、その側壁部分に
    凹部を形成し、この凹部底面に前記開孔を形成したこと
    を特徴とする請求項1乃至3のいずれか一つに記載され
    たカラー陰極線管。
  5. 【請求項5】前記開孔は、当該開孔が設けられた側壁部
    の開孔を含む両水平端までの寸法をMとし、同一辺の開
    孔の総寸法をKとしたときに、 0.3×M<K<0.9×M の条件を満足するように形成されていることを特徴とす
    る請求項1乃至4のいずれか一つに記載のカラー陰極線
    管。
  6. 【請求項6】 前記開孔は、当該開孔が設けられている
    径大及び径小側開口部間の寸法をEとし、径大側開口部
    から当該開孔までの寸法をIとしたときに、 0.7×E<I<0.9×E の条件を満足するように形成されていることを特徴とす
    る請求項1乃至5のいずれか一つに記載のカラー陰極線
    管。
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