JPH103862A - 陰極線管の内部磁気遮蔽部材の取付装置 - Google Patents

陰極線管の内部磁気遮蔽部材の取付装置

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JPH103862A
JPH103862A JP15115296A JP15115296A JPH103862A JP H103862 A JPH103862 A JP H103862A JP 15115296 A JP15115296 A JP 15115296A JP 15115296 A JP15115296 A JP 15115296A JP H103862 A JPH103862 A JP H103862A
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electrode means
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Naoki Imada
尚樹 今田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 陰極線管の内部磁気遮蔽部材を色選別電極手
段に取付ける際に発条クリップでの係止を廃止し、アパ
ーチャグリルへのダメージをなくし、シンプルで作業性
の良い取付装置を得る。 【解決手段】 内部磁気遮蔽部材15の取付部16a及
び16bに形成した嵌合部23a及び23bを色選別電
極手段1のフレーム4に嵌合させて該内部磁気遮蔽部材
15をフレーム4に係止させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はカラー陰極線管(以
下カラーCRTと記す)の内部磁気遮蔽部材(以下シー
ルドと記す)の取付装置に係わり、特にシールドを色選
別電極手段に簡単に取り付けるための取付装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】一般にカラーCRTは図7に示す様に、
CRT管体を構成するフェースパネル内面に蛍光体が形
成され、このフェースパネル部内に垂直方向に延長され
た多数のグリッド素体10間に形成した電子ビーム透過
口が配列されたアパーチャグリル(以下AGと記す)9
を有する色選別電極手段1が配置されている。
【0003】このAG9はフレーム4上に架張されてい
る。フレーム4は相対向する断面L字状の鋼材等よりな
る枠部材5及び6と、これら枠部材5及び6間に差し渡
されたU字状に形成した終端部を直角に下方に折り曲げ
た鋼材からなる腕部材7及び8からなり、これら枠部材
5及び6並びに腕部材7及び8には発条支持部材12A
〜12Dが植立され、これら発条支持部材12A〜12
Dにはフェースパネルの側壁内面に植立したピンと係合
する係合孔13A〜13Dを穿った板状の発条11A〜
11Dが固着されている。
【0004】更に、フレーム4を構成する腕部材7及び
8の上面(CRTの電子銃側)にはAG9の電子ビーム
通過口を通過する電子ビームの軌道ずれによって生ずる
色純度の劣化を防止するための温度補償部材(Self The
rmal Compensator:以下STCと記す)14a及び14
bが溶接等の方法で固着されて、色選別電極手段1を構
成している。
【0005】一方、上述の電子ビームはAG9の電子ビ
ーム通過口を正しく通過して所定の色蛍光体にランディ
ングされなければならないが、地磁気等の外部磁界の影
響を受けて、再生画像の色純度を劣化させる。この為に
上述の色選別電極手段1のフレーム4等に一端を固定
し、他端をCRT外管のファンネル方向に延在させ、C
RT管壁内に配置された、シールド部材15が広く用い
られている。
【0006】このシールド部材15は厚みが0.1mm
乃至0.3mm程度の鉄を主成分とする強磁性金属板を
載頭四角錐状の箱型に形成している。この様なシールド
部材15は電子銃から放射されて、色選別電極手段1に
入射される電子ビームを囲繞する様に、色選別電極手段
1上を覆うために、載頭四角錐状の底面部の開口部の長
辺の長さをフレーム4の一対の腕部材7及び8間の略内
側までの長さに選択し、短辺方向を腕部材7及び8の差
し渡し長さに選択し、底面部の左右に形成した取付部1
6a及び16bを腕部材7及び8上に固着したSTC1
4a及び14b上に載置してスポット溶接などでSTC
14a及び14bに固定する様に成されている。
【0007】更に図8に示す様なシールド板15の色選
別電極手段1への取付方法も知られている。図8で図7
との対応部分には同一符号を付して重複説明を省略する
が、図8の従来構成ではSTC14a及び14bを長方
形状の板材ではなく、略々U字状に形成し、両突出部1
7a及び17bを腕部材7及び8から外方又は内方に突
出させ、これら突出部17a及び17bに矩形状の透孔
18a及び18bが穿たれている。
【0008】一方、シールド部材15は磁力線の方向を
電子ビームとの軌道に合せ、ビームランディングに影響
を与えない方向に磁界を変更する様に載頭四角錐の上部
開口部の短辺側に上方からV字状の切り込み部19を形
成したものである。又、取付部16a及び16bの両端
には突出部20a及び20bが外方又は内方に突出さ
れ、これら突出部20a及び20bには矩形状の透孔2
1a及び21bが穿たれている。
【0009】この様なシールド部材15の取付部16a
及び16bはSTC14a及び14b上に載置され、シ
ールド部材15の突出部20a及び20bとSTC14
a及び14bの突出部17a及び17bは互に合せら
れ、発条クリップ22を透孔21a及び21b並びに1
8a及び18bに挿通し、発条クリップ22によってシ
ールド部材15を色選別電極手段1のフレーム4に係止
する様に成されていた。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】上述の図7で説明した
従来構成のCRTのシールド部材の取付装置によるとS
TC14a及び14bとシールド部材15の取付部16
a及び16bとは適宜位置を数個所スポット溶接等で接
合するため、溶接時に発生するスプラッシュ(糸状の金
属粒子)が色選別電極手段1のAG9に当り、AG9の
グリッド素体10を切断したり、AG9を変形させる等
の問題が発生する。
【0011】更に、飛び散ったスプラッシュがCRTに
外部振動が与えられたときにCRT内部で脱落して、層
となると、電子銃に放電を惹起したり、AG9に引っ掛
ると電子ビームを遮る等の弊害を発生したいた。
【0012】また、図8で説明したCRTのシールド部
材取付装置によると、色選別電極手段1とのSTC14
a及び14bの突出部17a及び17bとシールド部材
15の取付部16a及び16bに突出部20a及び20
bを形成し、更にこれら突出部17a及び17b並びに
20a及び20bに矩形状の透孔18a及び18b並び
に21a及び21bを略同じ位置に形成する必要があ
り、透孔18a及び18b並びに21a及び21bの加
工時に発生したバリが振動等でCRT内部に脱落すると
スプラッシュと同様に電子銃に放電を起こしたり、AG
9のグリッド素体10に引っ掛り、電子銃から放射され
た電子ビームを遮る等の問題を生ずる。
【0013】また、色選別電極手段1に発条クリップ2
2取付用の透孔21a及び21bを設けるため、透孔2
1a及び21bを設けた構成部品の形状が複数になり、
加工のための外型及び抜金型が必要となる。更に発条ク
リップ22取付用の透孔21a及び21b並びに18a
及び18bを設けるために、構成部品を大きくする必要
があり、材料の使用量が増加する。発条クリップ22の
コストとともに、製品価格を高めている。その他にも、
シールド部材15の取り付け作業時に発条クリップ22
をAG9上に落下させて、AG9を破損することがあ
る。
【0014】本発明は叙上の問題点を解消したCRTの
シールド部材の取付装置を提供しようとするもので、そ
の課題とするところは発条クリップ22で取付を行わな
い様にして、透孔成形時に発生するバリによる電子銃の
放電、再生画像の画質劣化等を発生しないCRTのシー
ルド部材の取付装置を得ようとするものである。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明はその例が図1に
示されている様に多数のグリッド素体10から形成され
たAG9とフレーム4とから構成された色選別電極手段
1と、この色選別電極手段1に取り付けられて電子ビー
ムの走行路を覆う様に配設されたCRTのシールド部材
15の取付装置に於いて、シールド部材15は色選別電
極手段1と嵌合して固着される構成となしたことを特徴
とするCRTのシールドの取付装置である。
【0016】本発明のCRTのシールド装置によれば色
選別電極手段1を構成するフレーム4にシールド部材1
5を摺動自在、或は押圧自在に嵌着させる様に成したの
で、発条クリップ22が不用となり、透孔18a,18
b,21a,21bを穿ったり、溶接する時に生ずるス
プラッシュやバリがAG9等にダメージを与えない取付
方法が得られる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明のCRTのシールド
部材(内部磁気遮蔽部材)15の色選別電極手段1への
取付装置の一実施例を図1乃至図4によって詳記する。
【0018】図1Aは本発明の一実施例を示す分解斜視
図、図1Bは図1Aの一部を断面とするシールド部材の
C方向斜視図、図1Cは図1Aの一部を断面とする取付
部のD方向矢視図、図2は本発明のシールド部材と色選
別電極手段の嵌合状態説明用側面図、図3Aは図2のA
部拡大図、第3Bは図3Aの嵌合状態拡大図、図4Aは
図2のB部拡大図、図4Bは図4Aの嵌合状態拡大図を
示している。上述の各図で図8及び図9と対応部分には
同一符号を付して重複説明を省略する。
【0019】本例のCRTのシールド部材の取付装置の
分解斜視図を示す図1Aではシールド部材15は色選別
電極手段1のフレーム4を構成する腕部材7及び8の上
面に溶接されたSTC14a及び14bに嵌合する様に
なされている。
【0020】即ち、腕部材7及び8の長手方向と直交す
る方向(フェースパネルの水平方向)からシールド部材
15を嵌着させるために色選別電極手段1のフレーム4
を構成する腕部材7及び8上に溶接される略長方形状に
形成されたSTC14a及び14bの長さ方向を腕部材
7及び8の差し渡しの、外側までの長さより長く選択し
てスポット溶接等に溶着させる。他の構成は従来構成の
図7と同一である。
【0021】本例に用いられるシールド部材15は図8
で説明したと同様に強磁性金属薄板等を載頭四角錐状と
なし、上部開口部からV字状の切り込み部19を形成
し、底面の開口部の短辺方向に形成された取付部16a
及び16bの左右端は下方に直角に折り曲げられると共
にSTC14a及び14bの厚みより、やや大きい長さ
だけの内法点から直角に内方に略々U字状に折り曲げた
嵌合部23L及び23Rを形成する。
【0022】更に、前方の取付部16aの略中央位置に
下方に折り曲げた第1のストッパー部24を形成すると
共に、この第1のストッパー部24を形成する折り曲げ
片の内法からSTC14bの幅Wよりやや長めの幅W1
だけの距離に取付部16aの長手方向に沿って切溝を形
成し、I型ポンチで中心部を押圧した張り出し片を形成
し、図1Cに示す様に前方から視てV字状の第2のスト
ッパー部24を形成する。
【0023】後方の取付部16bは図1Bに示す様に左
右の嵌合部23L及び23Rだけが形成されている。
【0024】上述の構成での色選別電極手段1のSTC
14a及び14bにシールド部材15をSTC14a及
び14bの長手方向と直交する方向から嵌合、摺動させ
るために、先ず、図2に示す様にシールド部材15の前
方の取付部16aをSTC14bの外側に、後方の取付
部16bをSTC14aの内側に来る様にシールド部材
15を図2の矢印Eの様に色選別電極手段1上側から腕
部材7及び8上に降下させる。この状態の図2のA及び
図2のB部拡大部分を図3A及び図4Aに示す。
【0025】次に、図2の矢印Fに示す様に前後の嵌合
部23L及び23RをSTC14b及び14a左右の両
端部に嵌合させながらスライドさせれば前方の取付部1
6aの第1のストッパー部24はSTC14bの手前側
に対接し、第2のストッパー部25の切溝側はSTC1
4b後方側に接して、シールド部材15を前後に移動し
ない様に挟着すると共に、嵌合部23L及び23Rによ
ってシールド部材15は左右への振れも防止可能とな
る。この状態の図2のA部の嵌合せ状態の拡大図を図3
Bに図2のB部の嵌合せ状態の拡大図を図4Bに示す。
【0026】尚、上述の構成ではシールド部材15の後
方に設けた取付部16bにはストッパー部を設けずに一
方向からスライドさせ、第1及び第2のストッパー24
及び25でSTC14bにシールド部材15を係止させ
たが、図2及び図4A及び図4Bに点線で示す様に第2
のストッパー部25と同様構成の第3のストッパー部2
6を後方の取付部16bの略々中心位置に設ける様にし
てもよい。
【0027】上述の構成では第1のストッパー部24を
曲げ加工により形成し、第2及び第3のストッパー部2
5及び26を張り出し加工によって形成したシールド部
材15について説明したが、シールド部材15をSTC
14上にスライドさせた後に第1のストッパー部24を
折り曲げ、第2及び第3のストッパー部25及び26を
張り出させる様にしてもよい。又、これらストッパー部
の設置位置や数もシールド部材15の大きさに合せて適
宜選択し得ることは明らかであり、後述する他の実施例
も同様に構成し得る。
【0028】図5は本発明の他の実施例を示すシールド
部材15の構成図であり、図5Aは斜視図、図5Bは嵌
合せ状態を示す図5AのH方向矢視図、図5Cは図5A
の取付部16aのG方向矢視図である。
【0029】図5に示す構成は色選別電極手段1を構成
するフレーム4の腕部材7及び8は図5Bに示す様に枠
部材5及び6の両最端部で架け渡され、且つ溶接された
構成であり、腕部材7及び8は円柱鋼材を略々U字状に
折り曲げて作られ、STC14a及び14bは円柱鋼材
の幅より大きく選択されていて、図1で説明したと同様
に腕部材7及び8の架け渡し方向に沿って腕部材7及び
8の上側に溶着されている。
【0030】本例は上述のSTC14a及び14bの長
手方向に沿ってシールド部材15の取付部16a及び1
6bに設けた嵌合部23L及び23Rをスライドさせる
構成としたものである。
【0031】即ち、載頭四角錐状の底部開口部の短辺側
に形成した前後の取付部16a及び16bの左右端に形
成される嵌合部23L及び23Rは前後の取付部16a
及び16bの前面側が直角に折り曲げられ、更にその折
り曲げ先端がSTC14a及び14bの厚みよりやや厚
い内法になる様に取付部16a及び16b側の内側に折
り曲げられている。
【0032】又、例えば嵌合部23R側には取付部16
a及び16bの終端に該取付部16a及び16bから直
角に下方に折り曲げた折曲片からなる第1のストッパー
部24及び24が形成される。又、嵌合部23L側には
図5Cで示す様な張り出し加工による第2のストッパー
部25が形成される。この第2のストッパー部25の下
方への張り出し端はSTC14a及び14bの長手方向
に沿ってシールド部材15の嵌合部23L及び23Rを
スライド挿入した時のSTC14a及び14bの終端と
係合してストッパーとして機能させる。
【0033】この第2のストッパー部25は図5AのG
方向矢視の一部拡大斜視図に示す様に取付部16aの左
側端面に折曲片27を形成し、シールド部材15をST
C16a及び16bの長手方向に沿ってスライドさせて
第1のストッパー部24にSTC14a及び14bの終
端部を当接させた後に、下方向に折り曲げて第2のスト
ッパー部25に代えてもよい。
【0034】更に、図5Aの構造では取付部16a及び
16bの左右端に嵌合部23L及び23Rを形成したが
取付部16a及び16bの長手方向の全長に亘って断面
コ字状の折曲部を形成した1つの嵌合部を形成する様に
してもよい。
【0035】上述の構成では嵌合部23L及び23Rは
STC14a及び14bに嵌合させてスライドさせる様
に構成したが、フレーム4を構成する腕部材7及び8の
図1Aで示すSTC14a及び14bが溶接されている
架け渡し片と直交する方向に延設された水平部29又は
枠部材5及び6にスライド部材15の左右嵌合部23L
及び23Rを嵌合させ、スライドして係止させる様に成
してもよい。この場合、図1Aに示すシールド部材15
の取付部16aに設けた第1のストッパー部は発条11
cが当らない様に除去し、他の横方向位置に第1のスト
ッパー部24を移せばよい。この場合第1及び第2のス
トッパー部24及び25は腕部材7及び8の架け渡し片
の前後側面と対接してストッパー機能を果たす。
【0036】又、図5Aで説明したと同様構成の嵌合部
23L及び23Rを形成したシールド部材15を腕部材
8の架け渡し片の方向、即ち長手方向に沿って嵌合、ス
ライドさせて所定位置で係止させる様に成してもよい。
この場合、図5Bに示したSTC14a及び14bの幅
は腕部材7及び8の腕と同一が小さなものを選択する。
【0037】図6A及び図6Bは本発明の更に他の構成
図であり、図6Aはシールド部材の斜視図、図6Bは本
例のシールド部材の色選別電極手段1のフレーム4への
嵌着状態を示す略線図である。
【0038】図6A及び図6Bに於いては取付部16a
及び16bの左右端に設けた嵌合部23L及び23Rは
取付部16a及び16bから直角に下方に折り曲げられ
た折曲片の先端がスプリング力を有し、腕部材7及び8
の底面を挟持する様な突出部30が形成され、取付部1
6a及び16bの左右端には下方に直角に折り曲げられ
た第1のストッパー部24及び同様にストッパー部の機
能を果たす折曲片27が設けられ、CRTのファンネル
側から色選別電極手段1側にシールド部材15を押し付
けて腕部材7及び8に挟着させる様に成したものであ
る。
【0039】尚、上述の各実施例でストッパーとしては
腕部材7及び8並びに枠部材5及び6に植立したピンを
シールド部材15の嵌合部に穿った透孔に係合させた
り、逆にシールド部材15に形成した切起片又は植立し
たピン等を腕部材7及び8並びに枠部材5及び6に穿っ
た透孔に係止させてストッパーとする等の種々変更し得
ることは明らかである。
【0040】
【発明の効果】本発明のCRTのシールド部材の取付装
置によれば、溶接によってシールド部材を色選別電極手
段のフレームに溶接しないので、溶接によって発生する
スプラッシュによるAGの変形、切断、電子銃の放電、
再生画像の劣化(汚れ)を防止出来る。又、発条クリッ
プ取付用の透孔を廃止したことで、透孔加工時に発生す
るバリによる電子銃における放電、画面の汚れを防止す
る効果が得られる。また、色選別電極手段のSTCに形
成していた透孔加工が不必要となるので、STCをシン
プルな形状にできるため、STCの加工用金型を簡単な
構造のものにすることができる。さらに、高価なSTC
を小さくすることもできるため、材料の使用量を減らす
ことができ、廃止と合せて、製品価格を低減する効果が
得られる。その他にも、発条クリップを使用しないた
め、シールド部材の取り付け作業時に発条クリップを落
下させてAGを破損することがなくなり、シールド部材
の取り付け作業が簡単になる効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す構成図である。
【図2】本発明のシールド部材をフレームに嵌合せる場
合の嵌合状態説明図である。
【図3】図2のA部拡大図である。
【図4】図2のB部拡大図である。
【図5】本発明の他の構成図である。
【図6】本発明の更に他の構成図である。
【図7】従来のCRTのシールド部材の取付装置の構成
図(I)である。
【図8】従来のCRTのシールド部材の取付装置の構成
図(II)である。
【符号の説明】
1 色選別電極手段、4 フレーム、5,6 枠部材、
7,8 腕部材、14a,14b STC、15 内部
磁気遮蔽部材(シールド部材)、23L,23R 嵌合
部、24,25,26 第1〜第3のストッパー部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 多数のグリッド素体から形成された色選
    別電極とフレームとから構成された色選別電極手段と、
    該色選別電極手段に取り付けられて電子ビームの走行路
    を覆う様に配設された陰極線管の内部磁気遮蔽部材の取
    付装置に於いて、 上記内部磁気遮蔽部材は上記色選別電極手段と嵌合して
    固着される構成となしたことを特徴とする陰極線管の内
    部磁気遮蔽部材の取付装置。
  2. 【請求項2】 前記色選別電極手段のフレームを構成す
    る腕部材に前記内部磁気遮蔽部材を嵌合させて成ること
    を特徴とする請求項1記載の陰極線管の内部磁気遮蔽部
    材の取付装置。
  3. 【請求項3】 前記色選別電極手段のフレームを構成す
    る腕部材に固着された温度補償部材に前記内部磁気遮蔽
    部材を嵌合させて成ることを特徴とする請求項1記載の
    陰極線管の内部磁気遮蔽部材の取付装置。
  4. 【請求項4】 前記温度補償部材の長手方向と直交する
    方向から前記内部磁気遮蔽部材を嵌合、摺動させて、係
    止させて成ることを特徴とする請求項3記載の陰極線管
    の内部磁気遮蔽部材の取付装置。
  5. 【請求項5】 前記温度補償部材の長手方向に沿って前
    記内部磁気遮蔽部材を嵌合、摺動させて、係止させて成
    ることを特徴とする請求項3記載の陰極線管の内部磁気
    遮蔽部材の取付装置。
JP15115296A 1996-06-12 1996-06-12 陰極線管の内部磁気遮蔽部材の取付装置 Pending JPH103862A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2001059803A1 (fr) * 2000-02-07 2001-08-16 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Tube cathodique

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WO2001059803A1 (fr) * 2000-02-07 2001-08-16 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Tube cathodique
US6812630B2 (en) 2000-02-07 2004-11-02 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Cathode-ray tube

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