JPS60211740A - カラー画像表示装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 この発明は一般にカラー画像表示装置に関し、特にその
両側に沿って延び、その背後で長手軸を横切るように外
部磁気遮蔽体を設けたジャドーマヌク型陰極線管に偏向
ヨーク構体を取付けて、その偏向ヨーク構体とネック素
子に接触し得るようにした装置に関する。

〈発明の背景〉 シャドーマスク型陰極線管を有するカラー画像表示装置
では、複数本の集中電子ビームが多孔選色シャドーマス
クを通ってモザイク型螢光スクリーンに投射されるが、
その各ビーム径路は、各ビームがスクリーンの発色螢光
体のある色のものだけに衝突してこれを励起するように
なっている。

シャドーマスク型陰極線管の動作時には、地磁気の磁界
や画像表示装置の電気部品の生成する磁界のような外部
磁界が電子ビーム径路の歪みをもたらし、スクリーンの
螢光素子に対する電子ビームの命中度を悪くする。地磁
気磁界による厳密な手酌中度は広く離れた地理的位置に
よって相当変化し、磁界内の陰極線管の方向Ｊ？よび陰
極線管の大きさに依存する。例えば、コンピュータの表
示端末や家庭用のテレビジョン受像機では、一般に陰極
線管をその長手軸が水平になるように置くが、ある種の
ビデオゲームでは長手軸が上向きになるようにテーブル
に嵌め込むことかある。米国では、地磁気の水平成分の
平均強度は約２０　、０００ガンマであるが、垂直成分
の平約強度は約４７．’０００ガンマであるため、シャ
ドーマスク型陰極線管をその管軸が地磁気の垂直成分に
平行となるように置くと、同じ陰極線管をその管軸を地
磁気の水平成分に平行に置いて動作させた場合よシも電
子ビームの不的中か大きい。直径の大きい陰極線管はと
ビーム径路か長いので影響も大きい。世界中の異なる地
域において陰（ｊ線管を動作させるには、動作させる地
理的位置における地磁気磁界の２つの成分のＡ＋＋＋Ｊ
強度も考慮しなければならない。例えば、シンカポール
でシま地磁気磁界の水平成分の強度は、米国における２
倍の約４０，０００ガンーマである。この磁界の影響を
最少にするため磁−〇遮蔽体を用いることは公知である
が、この問題の満足な解決はまだなされていない。

通常の磁気遮蔽法は米国特許第３，８６７．６６８号の
明細書に開示されている。この特許では、２つの部分か
らなる外部遮蔽体が陰極線管のファンネル部を部分的に
包囲して内部遮蔽体の開［コ部を覆っている。この構造
では陰極線管の長手軸に平行な方向の磁界成分が分路さ
れない。この様な磁界の影響をなくするだめに、完全包
囲式の外部遮蔽体を使用することは実際上不可能である
。効果をあげるには、この遮蔽体を陰（ケ線管の前面か
ら充分に突出させ゛Ｃ磁界かそのフェースプレートから
侵入するのを防ぐ必要かある。またいかなる実際的な大
きさのａ函体でも、特定の点で地磁気磁界を歪ませたり
集中したすする効果か平均磁界強度の減少よりも遥かに
顕著なことがある。その上ヨーク１１４体の最初の調整
は陰（ｊ線管から外部遮蔽体を取外して行われ、外部遮
蔽体を取付けだとき陰極線管の調節および動作状態に変
化を生じることが多いため、完全包囲式外部遮蔽体では
、ヨーク１１６体〜やネンク部素子に再調整のために接
触するだめの開口部その他の手段が必要である。しかし
、正確な位置の開［ｊ捷たけ接触手段を有するこのよう
な完全包囲式のａ函体は、非常に需要がある場合を除い
て、高価で非現実的である。

「完全包囲式」の陰極線管の１例を米国特許第３．４０
４，２２７号の明細書に見ることができる。この特許で
は陰極線管のファンネル部とネックの一部を、包囲する
アルミニウムの外囲器のファンネル部に磁気遮蔽材料が
吹１１″けられている。この陰（ケ線管の基部はギヤラ
グまたは端部カバーで包囲されているが、磁気遮蔽構体
は陰極線管のネック部の背後で管軸を横切っていないた
め、陰極線管の管軸に平行な地磁気磁界成分を分路しな
い。「完全包囲式」陰極線管の池の例が米国特許第３　
、８８７　、７６６号の明細書に開示されているが、こ
の場合は磁気遮蔽体が全ての陰極線管素子および陰極線
管素子を包囲している。この遮蔽構体は、陰極線管のネ
ック部から突出する２重円筒状外囲器を含み、偏向構体
およびネック素子に容易に接触できない複雑な構造を持
つ。このような構造のものは製造に経費がかかシ、遮蔽
溝体で陰極線管を包囲したとき集束コイルや偏向ヨーク
に接触できないのでそのコイルやヨークの調節が困難で
ある。

〈発明の概要〉 この発明によるカラー画像表示装置は、長手軸と、パネ
ル部と、ファンネル部と、ネック部と、そのネック部と
ファンネル部との隣接部分を包囲する偏向ヨーク構体と
を備えたシー■ドーマスク型陰（ｊ線管を含み、ネック
部の周囲に複数のネック部素子が配置されている。ファ
ンネル部とネック部との両側に沿って延び、ネック部の
背後で長手軸を横切るように外部磁気遮蔽体が設けられ
、陰極線管から磁界を分路すると共に、偏向ヨーク構体
とネック部素子に接触できるようになっている。

〈推奨実施例の詳細な説明〉 第１図にこの発明を実施［７たカラー画像表示装置ｌＯ
のシャト′−マスク陰極線管と偏向ヨーク構体との組合
せの断面図を示す。シャドーマスク型陰極線管１２は真
空外囲器１４を含み、この外囲器１４は実質的に矩形の
フェースグレートパネル部〕６と、これに矩形のファン
ネル部２０によって結合されている円筒状のネック部ｊ
８とを有する。パネル部１６は観測用フェースグレート
２２と、周縁フランジすなわち側壁２４とを含み、適当
なガラスフリット２６によってファンネル部１４に封着
されている。フェースグレートパネル１６は長軸（Ｘ）
と短軸（Ｙ）とを”Ｋする。フェースグレート２２の内
面には、アルシミニウム製の反射金属層（図示せず）で
裏打ちすることもあるモザイク型３ｆ！３螢光スクリー
ン２８が支持されている。、このスクリーン２８は線ヌ
クリーンまたは点スクリーンで、これと所定の間隔で多
孔選制ｒＪＩ　Ｉｉｉすなわちシャドーマスク構体′６
０力；着脱自在に装着されている。このマヌク構体３０
に結合された内部磁気遮蔽体′６２が外囲器１４のファ
ンネル部２０内に延びている。ネック部１８内にはその
中心に第１図に点線で略示するようにインフィン型屯（
銃６４が管軸（Ｚ）に沿って取（＝１けられ、３本の電
子ビーム３６を発生してこれを同一モー上の各別の集中
ビーム径路を介しマヌク構体３０を通ってスクリーン２
８に指向するようになっている。ネック部１８の端部は
電子銃、５４を支持すると共にその各素子に電気接続を
行う端子ピンまたはヌテムＩＪ−ドを有するステム６８
によって閉塞されている。また管球１２にはステムリー
ドの外部の部分を分離支持するベース４０が取付けられ
ている。

外囲器１４のファンネル部２０とネック部１８との隣接
部分は外部磁気偏向ヨーク構体く２によって包囲されて
いる。このヨーク構体４２は、５本の電子ビーム３６に
垂直水平の偏向磁界を印加してこれを長短両軸の水平お
よび垂直方向に走査し、スクリーン２８上に矩形ラヌタ
を形成する。電子銃３４の近篩のネック部１８は純度調
節磁石および静的集中磁石を含む複数個のネック部素子
４４に包囲されている。

外囲器コ−４の外面には、珪素鋼板製のＵ字型部、ＩＪ
から成る外部磁気遮蔽体・↓６が適当な接着剤によって
取イ」けられている８また、この遮蔽体４６は、フエ〜
ヌ７°レート側壁２４とファンネル部２０とのフリット
封着部近鈎で管球を包囲する内破帯（図示せず）に取付
けることもできる。この外部鹿函体４６は内部遮１蔽体
３２を被い、またマヌク構体１５０をも岐うことか望ま
しい。外囲器１４には傾斜ＺｉＩ［ｌｌｌ型減磁コイル
４８が巻かれ、これを付勢したとき磁力線（図示せず）
が外部遮蔽体４６並びに内部遮ｌｌ１ｌｋ体３２とシャ
ドー−ｙヌク構体、う０を減磁するようになっている。

傾斜Ｚ軸型減ｊｔＨコイルが望ましいが、公知の曲の型
の減磁コイルも使用することができる。

第１図ないし第・１図の推奨実施例では、外部磁気遮蔽
体４６は幅５０ｍ１Ｎ、厚さ０．４６　ｍｍの珪素鋼板
で形成され、管球１２のファンネル部２０とネック部１
８の背後で長手軸（Ｚ）を横切って管球から外部磁界を
分路し、電子ビームに対する磁界の影響を最少にするよ
うになっている。外部ａ画体がネック部］８の背後に突
出する距離は、ベース４０に取付けられるソケット（図
示せず）の型に依存する。また、外部遮蔽体４６は第１
図に示すように、遮ＭＥ　昨４６の取付は後にヨーク構
体４２の最終調節および固定とネック素子４４の調節が
できるように偏向ヨーり構体４２およびネック素子４４
から横に光分離れている。ヨーク構体４２やネッ、り素
子４４への接触が容易であることは、第２図からさらに
明らかである。

外部磁気遮蔽体４６の配向は装置１０の地理的位置と動
作する方向に依存する。例えば、この装置１゜を地磁気
磁界の水平成分に管軸（Ｚ）が平行となるようなテレビ
ジョン受像機または表示端末器において動作させると、
例えば地磁気磁界の水平成分が米国の２倍も大きいシン
カポールでは、外部遮蔽体４６を第１図および第２図に
示すように管球１４の長軸（Ｘ）に一致させて最大の磁
気遮蔽が得られるようにすべきであるｉが、地磁気磁界
の垂直成分が水平成分の２倍以上もある米国で同じ陰極
線管を同じ条件で動作させると、外部磁気遮蔽体４６を
第３図および第４図に示すように、管球１４の短軸（Ｙ
）に一致させて管球の周囲の磁界の垂直成分を分路する
ようにするべきである。装置１゜はまた管軸（Ｚ）が地
磁気磁界の垂直成分と平行になるように例えばヒデオゲ
ームのテーブルにフェースグレートを上にして嵌め込ん
で動作させることもできる。この上向き形態では外部磁
気遮蔽体４６が地磁気磁界の垂直成分を分路するが、遮
蔽体４６の配向け、地磁気磁界の水平成分の方向と水平
磁界内における管球１４の角方向に依存する。もし、最
終的な管球の動作位置が不明であるか、管球が米国とは
磁気強度が実質的に異なる地理的位置で使用される場合
は、第５図に示すような第２の外部磁気遮蔽体５０を用
いればよい。この第２の外部磁気遮蔽体５０は、その全
長を遮蔽体４６に触れないように調節できる点を除いて
遮蔽体４６と全く同様である。第２の外部遮蔽体５０は
これを外囲器に取イ」けたところで遮蔽体４０と直交す
るように外囲器に取（＝Ｊけられている。

２５型１１０度偏向角の陰極線管における試験結果は、
第１図および第２図のように配置した外部遮蔽体４６が
、スクリーンの角部におけるビームの的中度の変化に対
する管軸（Ｚ）に沿う地磁気磁束の水平成分の影響を、
１０００アンペアターンの傾斜Ｚ軸減磁コイル４８によ
シ約４に（３２１ｉｍから１５７１ｎｌへ）減少させた
ことを示している。手持ちのコイルを用いて完全に減磁
すると、さらにビーム的中度の変化が約１８７１ｍから
８μｍに減少する。第３図および第４図に示すように外
部遮蔽体４６を配置すると、ビーム的中度の変化に対す
る地磁気磁束の垂直成分の影響が１０００アンペアター
ンの傾斜Ｚ軸減磁コイル４８を用いたとき約３に（６５
μｍ］］から３５μｍに）減少する。さらに完全に減磁
するとビーム的中度変化が約６４μｍからＢ１１ｍに減
少する。このビーム的中度変化の減少は、遮蔽（４，、
４Ｃ・か管球１４のネック部１８の背後で管軸（Ｚ）を
横切って、磁界のいくらかをビーム径路から分路するた
めに得られる。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明を実施しだカラー画像表示装置のシャ
ドーマスク型陰極線管の長手軸に沿う水平断面図、第２
図は第１図の、砿２−２に沿う断面図、第３図はこの発
明を実施したカラー画１象表示装置のシャトーマヌク型
陰極線管の長手軸（（沿う水平断面図、第４図（ｒｉ第
３図の線４−４に沿う断面図、第５図はこの発明の池の
実施例のカラー画数表示装置のシャドーマスク型陰極線
管の短軸に沿う垂直断面図である。 １０・・・カラー画像表示装置、１２・・・陰極線管、
１４・・・外囲器、１６・・・パネル、１８・・・ネッ
ク部、２０・・・ファンネル、４２・・・偏向ヨーク描
体、４４・・・オツク部素子、４６・・・外部磁気シー
ルド手段、２・・・長手軸。 特許出願人　アールシーニー　コ−Ｓ？レーション代理
人　清水　哲＋１７５１２名 才２図 ’！４図 才５図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）　長手軸と、パネル部、ファンネル部およびネッ
   ク部を含む真空の外囲器と、上記ネック部およびファン
   ネル部の隣接部を包囲する偏向ヨーク構体と、上記ネッ
   ク部の周囲に配置した複数のネック部素子とを有するシ
   ャドーマスク型陰極線管を含み、上記ファンネル部と上
   記ネック部の両側に沿って外部磁気遮蔽手段が設けられ
   、これが上記ネック部の背後で上記長手軸を横切って延
   び、上記陰極線管から磁界を分路すると同時に、上記偏
   向ヨーク構体および上記ネック部素子への接触を可能に
   したカラー画像表示装置。