WO1995035210A1 - Materiau de finition - Google Patents

Description

明 細 化 粧 材 明 の背景

本発明 は床材 な ど の 化粧材 に 関す る も の で あ り 、 特 に 環境汚染源 と な る 塩 化 ビニ ル樹脂系 の床材の 代替品 と な り 得 る 高性能の環境適合的 な 化粧材 に 関す る ο

従来、 ポ リ 塩 化 ビ 二 ル フ ィ ル ム を ト ッ プ フ ィ ル ム に 使 用 し た床材が多 く 用 い ら れて い る 。 し 力、 し 、 ポ リ 塩化 ビ ニ ノレ フ イ ノレ ム を 卜 ッ プ フ ィ ノレ ム と し て用 い る 床材 に は、 次の よ う な 欠点が あ っ た

( 1 ) 表面の耐摩耗性が不足す る 。

( 2 ) 焼却す る 場 '口 に ½α素系物質が発生す る 。

( 3 ) 透明性、 光輝性が不足す る た め、 床材 と し ての 商

Π

D ^σD価値が今一っ 不足 し て い た。

( 4 ) —旦汚れた は き れ い に な り に く く 、 耐汚染性 が不足す る 。

特 に 、 従来、 化粧材 と し て用 い ら れて い た ポ リ 塩化 ビ ニ ノレ フ ィ ノレ ム は 、 そ の廃棄物を焼却処分す る と き に発生 す る 塩化水素ガ ス や 、 塩素 ガ ス に よ る 焼却炉の 腐食や強 酸性ガ ス の発生の 問題力《 あ る 。 ま た 、 こ の よ う な 問題を 解消す る た め に は廃棄物の処理 コ ス ト が增大す る と い う 問題 も め る ο ま た 、 こ の よ う な 問題 を減少 さ せ る 目 的で、 化粧材 に 含 ま れ る 塩素量 を減少 さ せ る た め に 、 印刷 化粧面の表面 層 を透明 の 塩化 ビニ ル フ ィ ル ム の 代わ り に 溶剤可溶性榭 脂 ワ ニ ス を塗布形成す る 方法 も 行わ れて き た。 こ の よ う な 溶剤可溶性樹脂 ワ ニ ス を塗布形成す る 方法 は溶剤の蒸 発乾燥の み に よ っ て簡易 に 表面保護被膜 を形成す る こ と がで き る 点で有利で あ る も の の 、 表面硬度、 光沢、 耐摩 耗性、 耐薬品性 な ど の 表面特性が十分満 足で き る も の で は な い。

発明 の 開示

そ こ で 、 本発明 は、 耐擦傷性、 耐汚染性 な どの 表面物 性 に す ぐ れ る と と も に 環境適合的 な 化粧材 を提供す る こ と を 目 的 と す る も の で あ る 。

上述 し た 目 的を達成す る た め に 、 本発明 に 係 る 化粧材 は 、 熱可塑性樹脂か ら な る 基材 と 、 前記基材の一方の面 側 に 、 感熱接着剤層 を介 し て形成 さ れ た 、 エ チ レ ン と の 、 /3 不飽和 カ ル ボ ン 酸 と の共重合体を金属 イ オ ン で部分的 ま た は完全 に 中和 し た 樹脂か ら な る 樹脂層 と 力、 ら な る こ と を特徴 と す る も の で あ る 。

本発明 に お い て は 、 絵柄層 な ら び に バ ッ カ ー 材を 目 的 に 応 じ て適宜積層形成す る こ と がで き る 。

さ ら に 、 本発明 に よ る 化粧材 の製造方法 は、 基材の一 方の面 に 絵柄層 を形成 し 、 他方の面 に 感熱接着剤層を形 成す る 工程、 お よ び、 エ チ レ ン と α 、 ；3 不飽和 カ ルボ ン 酸 と の 共重合休 を 金厲 ィ ォ ン で部分的 ま た は完全 に 中和 し た樹脂か ら な る 榭脂 フ ィ ル ム と 前記基材の 感熱接着剤 層 の 側 と を重ね 合 わ せ て接合一体 化す る 工程、 を 含む こ と を特徴 と す る も の で あ る 。

図面の 簡単 な 説明

図 1 は 、 本発明 の 化粧材 の実施例を示す断面図であ る 。

発明 を実施す る た め の最良 の 形態

図 1 に 示す よ う に 、 本発明 に 係 る 化粧材 は、 熱可塑性 樹脂か ら な る 基材 1 と 、 前記基材の一方の面側 に 、 感熱 接着剤層 2 を介 し て形成 さ れた 、 エ チ レ ン と の 、 ；3 不飽 和 カ ル ボ ン 酸 と の共重合体を金属 イ オ ン で部分 的 ま た は 完全 に 中和 し た 樹脂か ら な る 樹脂層 3 と か ら な る 。

ま た 、 本発明 に お い て は、 絵柄層 4 お よ びバ ッ カ 一 層 5 を 設 け る こ と が で き る 。

本発明 の 化粧材 に お い て は、 榭脂層 3 が、 エ チ レ ン と a . <6 不飽和 カ ル ボ ン 酸 と の共重合体を金属 イ オ ン で部 分的 ま た は完全 に 中和 し た 樹脂 （以下、 ア イ オ ノ マ ー と も い う ） の フ イ ノレ ム 力、 ら な る 。

上記ア イ オ ノ マ ー フ ィ ノレ ム の具体例 と し て は、 ポ リ エ チ レ ン 、 ポ リ プ ロ ピ レ ン 、 ポ リ ブチ レ ン 等の ポ リ オ レ フ ィ ン 等 を ベ ー ス と し た フ イ ノレ ム が挙 げ ら れ る 。 た だ し 、 本発明 に お い て は、 こ れ ら ポ リ オ レ フ ィ ン の 分子鎖に 力 ル ボ ン 酸基の一部が金属 イ オ ン に よ っ て分子鎖間で架橋 さ れて い る 構造を有す る 樹脂 を フ ィ ル ム 化 さ せ た も の を 用 い る 。

上記 ァ ィ オ ノ マ ー フ ィ ル ム は 、 燃焼時 に 塩素系 化合物 の ガ ス を発生 し な い の で環境適合 的で あ る 。 ア イ オ ノ マ — フ ィ ル ム と し て は 、 合板や他の プ ラ ス チ ッ ク シ ー ト と 接着剂層 を介 し て貼合 し 一体 化す る こ と 力《で き 、 そ し て 透明性 に 富む と と も に 耐摩耗性、 耐 化学薬品性、 耐油性 に 優れて い る も の を用 い る こ と 力《好 ま し い。

上述 し た 中和 の た め の一般的 な 金属 イ オ ン と し て は、 C u 、 A g ⁺ 、 N a + 、 Z n ^{+ +}な どがあ げ ら れ る が 、 N a + と Z n ^{+ +}が耐油性、 耐汚染性、 伸度、 強度、 透明 性、 耐摩耗性等の 化学的、 物理的性質 に 優れ る 点 よ り 好 ま し く 使用 さ れ る

例え ば、 商品名 ： サ ー リ ン （三井 デ ュ ポ ン ケ ミ カ ル (株） 製 ) ま た は商品名 ン （三井 デ ュ ポ ン ケ ミ カ ル （ 株） 製 ) な どを用 い る こ と がで き る 。

本発明 に 適用 す る ォ レ フ ィ ン と α 、 /3 不飽和 カ ルボ ン 酸 と の共重合体中 の 酸成分 は 、 ァ ク リ ノレ酸、 メ タ ァ ク リ ル酸等が あ る が、 ァ ク リ ル酸 と の共重合体で イ オ ン 化度 5 〜 8 0 % の も の が好 ま し い。 ィ ォ ン 化度が 5 % よ り 低 い も の は フ ィ ノレ ム 強度が弱 く な る 傾向力《あ り 、 一方、 8 0 % よ り 高 い も の は熱プ レ ス で接合 し た り 、 或 い は ェ ン ボ ス 加ェす る 際の 加工適性が低下す る 傾向が あ る の で好 ま し く な い

ア イ 才 ノ マ ー の 製膜 は 、 サ 一 キ ュ ラ ダ イ ス に よ る ブ ロ ゥ 成形 （ イ ン フ レ 法） 、 T ダ イ ス に よ る 溶融押 出 し 成形 ( τ ダ イ 法） 、 ま た は、 溶融押 出 し コ ー テ ィ ン グ に よ つ て行わ れ得 る 。

サ ー キ ユ ラ ダ イ ス に よ る ブ ロ ー 成形 に よ り 得 ら れ る シ 一 卜 は、 空気冷却 に よ る た め光沢、 透明性が若干劣 る が シ ー ト 巾 の変換が任意 に 行え る 点です ぐ れて い る 。

T ダ イ ス に よ る 溶融押 出 し 成形 は 、 冷却 ロ ー ル に よ る 急速冷却で き る た め光沢、 透明性 に 優れ、 冷却 ロ ー ル の 表面状態 に よ っ て は シ ー 卜 の 凹 凸模様層 を製膜時 に賦型 で き る が、 シ ー ト 巾 の変換が制約 さ れ る と い う 欠点があ o

ア イ オ ノ マ 一 フ ィ ル ム の 厚 さ は、 印刷や エ ン ボ ス 加工 の 後加工 に 支障が な い 2 0 〜 2 0 0 m の 範囲で あ る こ と が好 ま し い。

ま た 、 ア イ オ ノ マ ー フ ィ ル ム に 絵柄層 を設 け る 方法 と し て は、 後述す る 転写法が好 ま し い。 こ の場合、 ア イ ォ ノ マ ー フ ィ ル ム は、 他の 層 と の接着 を強固 にす る た め に 、 必要 に 応 じ て コ ロ ナ放電を行 う こ と 力《好 ま し い。 コ ロ ナ 放電処理 に お い て は、 高電圧 に 直結 し た電極 と 、 シ リ コ ン 被覆の 金属 ロ ー ル と の 間隙 に高周 波で高電圧 を か け る と 高圧 コ ロ ナ が発生す る 。 こ こ に フ ィ ル ム が一定の速度 で走行す る と 、 オ ゾ ン 、 酸 化窒素 と 反応 し て 、 カ ルボ二 ル基等が生 じ て親水化 さ れ る 。 同時 に 、 放電 に よ り 表面 に 無数孔 に よ る 疎面 を形成 し 、 ま た 、 フ ィ ル ム 表面の 低 分子物を処 PJ し て 印刷 イ ン キ等 の 接着性を 向上 し 、 強固 に す る も の で あ る 。

効果的 な コ ロ ナ 放電処理量 は 、 処理表面の 表面張力が 4 6 ~ 5 0 ダ イ ン c m で あ る 。 5 0 ダ イ ン Z c m 以上 に な る と 巻取 り に ブ ロ ッ キ ン グや、 ア ー ク 放電 に よ り 樹 脂層 に ピ ン ホ ー ノレを生ず る こ と 力《 あ る 。 4 6 ダ イ ン ノ c m 以下の場合 は 、 印刷 ィ ン キ の 接着 に 安定性を欠 く と 同 時 に 、 後加工で他 の 基材 と の 接着力が得 ら れ な い こ と 力《 あ る 。

ア イ オ ノ マ 一 フ ィ ル ム に は帯電防止剤を 含有 さ せ て お く こ と で、 床材 と し て用 い る 場合 に 、 摩擦 に よ る 静電気 の発生が防 ぐ こ と がで き る の で好 ま し い。 帯電防止剤 と し て は、 カ チ オ ン 系界面活性剤、 両性系界面活性剤、 ァ 二 オ ン 系界面活性剤、 非 イ オ ン 系界面活性剤、 例え ば、 有機 ス ズ系 化合物 な どが好 ま し く 用 い ら れ る 。

本発明 の 化粧材 の 基材 は、 熱可塑性樹脂 シ ー 卜 か ら な る 。 こ の 場合 の 熱可塑性樹脂 の 好 ま し い 例 と し て は、 ポ リ エ チ レ ン 、 ポ リ プ ロ ピ レ ン 、 ポ リ ブ チ レ ン 、 ポ リ メ チ ルペ ン テ ン 、 ア イ オ ノ マ ー な どの ポ リ オ レ フ ィ ン 、 ポ リ 酸 ビ ニ ル 、 ポ リ ビ ニ ル ア ル コ ー ル 、 エ チ レ ン 、 ビ 二 ル ア ル コ ー ル共重合体樹脂等 の ビ ニ ル系樹脂 （但 し 、 ポ リ 塩 化 ビニ ノレ は 除 く 、 ） ポ リ エ チ レ ン テ レ フ 夕 レ ー ト 、 ェ チ レ ン テ レ フ タ レ ー ト イ ソ フ タ レ ー ト 共重合体、 ポ リ ブ チ レ ン テ レ フ 夕 レ ー ト 、 ボ リ カ ー ボ ネ ー ト 等の ポ リ エ ス テ ル樹脂、 ポ リ ス チ レ ン 、 ポ リ な 一 メ チ ノレ ス チ レ ン 、. ァ ク リ ノレ ス チ レ ン 、 ア ク リ ル 二 ト リ ノレ ' ス チ レ ン 、 A B S ( ア ク リ ロ ニ ト リ ル . ブ タ ジ エ ン · ス チ レ ン 共重合体） 等 の ス チ レ ン 樹脂 ま た は ス チ レ ン 共重合体、 ポ リ メ タ ク リ ノレ酸 メ チ ノレ、 ポ リ メ タ ク リ ノレ酸ェ チ ノレ、 ポ リ メ タ ァ ク リ ル酸 ブ チ ル、 ポ リ ア ク リ ル酸 メ チ ル、 ポ リ ア ク リ ル酸 ェ チ ル、 ポ リ ア ク リ ノレ酸 ブ チ ル等 の ア ク リ ル樹脂、 ナ イ ロ ン 6 、 ナ イ ロ ン 6 6 等 の ポ リ ア ミ ド、 ポ リ イ ミ ド、 ポ リ フ エ 二 レ ン ォ キ サ イ ド 、 ポ リ サ ノレ フ ォ ン 、 ビ ニ ル ト ノレ ェ ン 樹脂 な どの樹脂が挙 げ ら れ る 。

本発明 の ア イ オ ノ マ ー フ ィ ル ム の 樹脂 よ り 融点が高 い 樹脂を基材 と し て使用 す る 場合 は、 ア イ オ ノ マ 一 フ ィ ル ム の 融点で あ る 8 7 〜 9 9 °C よ り も 融点が高 い も のが好 ま し い。 さ ら に 、 印刷適性 に 優れ た 材料、 透明 ま た は着 色 シ ー ト を 目 的 に 応 じ て選択す る こ と 力《で き る 。

基材 を構成す る 樹脂 の 融点が、 ア イ オ ノ マ ー フ ィ ル ム の 融点 よ り 低 い 場合 に は 、 ア イ オ ノ マ ー フ ィ ル ム 用 の榭 脂 を溶融押 出 し コ ー テ ィ ン グ に よ り 製膜を行 う と き に溶 断 し た り 、 そ の樹脂 よ り な る フ ィ ル ム は 印刷適性に 劣 る も の が多 い の で好 ま し く な い 。 特 に 好 ま し い基材用 の樹 脂 と し て は、 前記例示 し た も の の 中で、 ポ リ プ ロ ピ レ ン 、 中高密度 ポ リ エ チ レ ン 、 ポ リ エ ス テ ル、 ポ リ ア ミ ド等で あ り 、 そ れ ら の 延伸 ま た は未延伸 フ ィ ル ム が挙 げ ら れ る 高意匠性 の 隠蔽力 に 優れ た 絵柄層 （ 印刷層） を基材の 少 な く と も 片面 に 設 け る こ と に よ り 、 ア イ オ ノ マ ー フ ィ ル ム を 含 む透 明 フ ィ ル ム を通 し て み る 絵柄層 を 印刷効果 に 優れ た も の と す る こ と 力《で き る 。

本発明 に お い て は 、 基材の一方 の 面側 に 、 感熱接着剤 層 を介 し て上記 ア イ オ ノ マ ー フ ィ ル ム を接合一体 化す る こ と を特徴 と す る 。

本発明 に お い て用 い る 感熱接着剤 （ Heat sensitive adhisive agent ) は、 加熱 に よ り 接着作用 が発現す る 接着剤で あ り 、 石油樹脂、 ケ ト ン 樹脂 な ど、 加熱 に よ り 幸欠 化す る も の 従来か ら 知 ら れて い る 。 そ し て 、 本明細書 に お い て は 、 感熱接着剤 は 、 ホ ッ ト メ ル ト 接着剤 （ Hot mel t adhisive ) す な わ ち 、 力 B熱す る と 液状 に な り 室温 ま で冷却す る と 固 化 し て接着力 を示す接着剤を も 包含す る も の と す る 。

本発明 に よ る 化粧材 に お い て、 上記の よ う な 感熱接着 剤を用 い る こ と に よ る 禾 |J点 と し て は 、 表面 に 用 い ら れ る ア イ オ ノ マ ー シ ー ト と 熱可塑性樹脂 シ ー 卜 と の 強固 な 接 着力が得 ら れ る こ と 、 熱可塑性樹脂 シ ー ト に 予 め絵柄層 と と も に 接着剤層 を連続巻取処理 に よ り 製造 し 、 一旦巻 取状態で保管が可能 に な り 、 そ の 後、 枚葉処理で熱プ レ ス 加工 に よ り 積層一体化を行 う 際 に 、 接着剤 を施す等の 手間 を省 く こ と が可能 と な る こ と が挙 げ ら れ る 。

本発明 の 感熱接着剤の具体的 な 例 と し て は、 上記の物 性を有す る 熱可塑性樹脂 な ら ばすベて使用 で き る が、 環 境汚染源 と な る 塩 化 ビ ニ ル樹脂系 を 除 い た ポ リ エ チ レ ン エ チ レ ン 共重合休樹脂、 ア イ オ ノ マ ー 等 の ポ リ オ レ フ ィ ン 系樹脂が適す る 。

さ ら に 、 ア イ オ ノ マ ー 樹脂 シ ー ト と の 接着強度が大 き く 、 かつ 押 出 し コ ー テ シ ン グ法 に よ る 塗工適性 に 優れ た 感熱接着剤 と し て は 、 分子中 に 不規則 に存在す る カ ル ボ キ シ ル基が水素結合 に よ つ て分子鎖間で架橋 し た ォ レ フ ィ ン と メ タ ク リ ノレ 酸 、 或 い は ォ レ フ ィ ン と ァ ク リ ノレ 酸 と の ラ ン ダ ム 共重合体樹脂が最適で あ る 。 例 え ば、 ェ チ レ ン · メ タ ク リ ル酸共重合体樹脂、 プ ロ ピ レ ン ♦ メ タ ク リ ル酸共重合体樹脂 、 ブテ ン · メ タ ク リ ル酸共重合体樹脂 エ チ レ ン · メ タ ク リ ノレ酸共重合体、 プ ロ ピ レ ン . ァ ク リ ル酸共重合体、 ブ テ ン ♦ ア ク リ ル酸共重合体等が使用 で き る 。

な か で も 、 エ チ レ ン · メ タ ク リ ル酸共重合体樹脂、 或 い は エ チ レ ン ♦ ァ ク リ ル酸共重合体樹脂で あ っ て、 融点 9 0 〜 1 0 0 。C の も の が好 ま し く 用 い ら れ る 得 る 。

上記の 感熱接着剤 に よ れば、 ア イ オ ノ マ ー フ ィ ル ム を 含む 化粧材で あ っ て も 、 実用上必要 と さ れ る J I S — A 5 7 0 5 に 規定 さ れ た剥離強度 2 k g Z ィ ン チ 幅以上の 良好 な 接着力が得 ら れ る 。

ア イ オ ノ マ ー フ ィ ル ム は塩化 ビニ ノレ フ ィ ル ム の 代替品 と し て表面物性 に 優れ、 し か も 環境適合的で あ る が、 化 粧材 に 用 い る 場合 に お い て は、 化粧材の 他の 構成層 （基 材 や絵柄層 ） と の 間 の 接着性が乏 し く 、 ま た 印刷適性 も 良好で は な い の で 、 こ れを そ の ま ま 化粧材 と し て用 い る と 様 々 な 問題が生 じ る 。

本発明 に お い て は 、 上記の よ う な 題 を解消す る た め に 、 ア イ オ ノ マ 一 フ ィ ル ム と 他の 構成層 と の 間の 接合 に 上述 し た 感熱接着剤 を用 い る こ と が好 ま し い 。

本発明 に お い て は 、 上記絵柄層 の 形成 は通常の 印刷 に よ っ て行 う こ と 力 で き る 力 、 転写法 に よ り 行 う こ と も で さ る 。

た と え ば、 転写基材 シ ー ト 上 に絵柄層 お よ び接着剤層 を こ の順序で積層 し て転写 シ ー ト と し 、 こ の 転写 シ ー ト の接着剤層 の 側を 被転写材料 に 加熱押圧 し て接合 し た の ち 、 転写基材 シ ー ト を剥離す る 。

絵抦層 は常法 に し た力《 つ て、 印刷 に よ り 設 け る こ と が で き る 。 本発明 の 化粧材 に お い て、 絵柄層 は 、 ア イ オ ノ マ ー 層 ま た は基材 の いずれ に も 設 け る こ と がで き る 。

上記転写 シ ー ト に 用 い る 転写基材 シ ー ト は 、 通常の転 写 シ ー ト に 使用 で き る 材料の な かで、 転写時 の熱で溶融 切断 し な い 印刷適性の 優れ た も のであ る 。

例 え ば、 ポ リ エ ス テ ル、 ポ リ ア ミ ド、 ポ リ プ ロ ピ レ ン 等 の延伸 あ る い は未延伸 の シ ー ト や、 こ れ ら と 紙、 或い は不織布 と の 貼合 し た も の が用 い ら れ得 る 。 そ し て そ の 厚 さ は 、 印刷 に 支障力《な い 程度 の 5 〜 5 0 m の 薄い ほ う が絵柄層 を転写す る と き に熱む ら が な く 均一 な 接着物 が で き る 点で好 ま し い

上記転写 シ一 卜 の 絵柄層 に 用 い る 印厣 ϋ ィ ン キ は転写基 材 シ一 ト と 適度の 剥離性 を有す る も の で あ れば、 い ずれ も 使用 可能で め 絵柄層 の 剥離性 は 、 転写基材 シ ー 卜 と イ ン キ の 展色料 に よ っ て決 ま る も の で あ り 、 線状 ポ リ エ ス テ ル 、 ポ リ ビ二 ル ブ チ ラ ー ル 、 ェ チ ル セ ノレ ロ ー ス 、 Π ジ ン 誘導体、 ポ リ ァ ク リ ル 酸 ア ルキ ルエ ス テ ル、 ポ リ メ 夕 ァ ク リ ル酸 ア ルキ ルェ ス テ ノレ 、 塩化 ビニ ル ♦ 酢酸 ビ ニ ル 共重合体、 塩素化 ポ リ エ チ レ ン 、 塩素 化 ポ リ プ ロ ピ レ ン 等の な か ヽ り 適宜 に 展色料を選択す る こ と がで き る 勿論本発明 の 目 的か ら す る と 、 塩素を 含有 し な い樹脂が 望 ま し い が 、 絵柄層 を用 い る 展色料 は 少 な 量の 為、 塩 素 含有樹脂 を用 い て も 本発明 の 効果を事実上損 う こ と は な い 。

転写 シ ー 卜 に用 い る 接着剤層 は、 転写 さ れ る 材料 と 熱 接着 し て 、 絵柄層を転写 し 接着 さ せ る も の で あ り 、 線状 ポ リ ェ ス テ ル 、 ァ ク リ ノレ、 ポ リ ウ レ タ ン 、 塩化 ビニ ル · 酢酸 ビニ ル共重合体、 塩素 化 ポ リ エ チ レ ン 、 塩素 化 ポ リ プ ロ ピ レ ン 等の な か力、 ら 選択で き る 。 な お、 ァ ィ 才 ノ マ 一 層 に絵柄層 を転写す る 場合 に お い て は、 上述 し た 感熱 接着剤を用 い る こ と が好 ま し い。 接着剤層 に つ い て も 、 塩素を 含有 し な い樹脂が よ り 好 ま し い こ と は、 展色料の 増合 と 同様で あ る 。

本発明 に お い て は、 た と え ば絵柄層 に 対 し て 、 必要 に 応 じ て プ ラ イ マ ー 層 を 介 し て 、 パ ッ カ ー 材を稂層す る こ と が好 ま し い。

こ の パ ッ カ ー 材 は 、 絵柄層 の 表面保護層の 厚 さ を、 よ り 厚 く す る こ と に よ り 、 該 ア イ オ ノ マ ー 層 と と も に 、 絵 柄層の耐磨耗性を よ り 增強す る 為の 材料で あ る 。 勿論、 該 ア イ オ ノ マ ー 層 の 厚 さ を単 に 厚 く し て も 同様 な 効果 は 得 ら れ る が、 耐磨耗性 は 表面層 の厚み に 大 き く 依存す る 為、 耐磨耗性 を捕強す る 為で あ れば、 ア イ オ ノ マ ー と い う 特殊 な 材料 は最表面の必要最低限の厚 さ に と ど め 、 残 り は よ り 汎用 、 低価格 の 樹脂層で厚 さ を増量す る こ と が 望 ま し い。

バ ッ 力 一 材 と し て は 、 一般 に ゴム 、 ポ リ オ レ フ ィ ン系 樹脂等が使用 さ れ る が、 本発明 に お い て は、 ェ コ ロ ジ一 の 観点力、 ら 、 特 に 、 ポ リ エ チ レ ン 、 ポ リ プ ロ ピ レ ン 、 ポ リ ブチ レ ン 等の ポ リ オ レ フ ィ ン 系榭脂力、 ら な る パ ッ カ ー 材 を使用 す る こ と が好 ま し い。

さ ら に 本発明 に お い て は 、 樹脂層 3 と 感熱接着剤層 2 と の 間 に 必要 に 応 じ て E C (溶融押 出 し コ ー テ ィ ン グ） 加工樹脂層 （図示せず） を設 け る こ と も で き る 。

こ の E C 加工樹脂層 を設 け る 場合 に お い て は、 樹脂層 3 と E C 加工樹脂層 と の 間 の 接着強度を 向上 さ せ る た め に ア ン カ ー コ ー ト 剤層 を設 け る こ と が好 ま し い 。 こ の た め に は 、 例え ば、 ァ ノレキ ノレ チ タ ネ ー ト 系 ア ン カ ー コ ー ト 剤、 ウ レ タ ン 系 ア ン カ ー コ 一 ト 剤な どが用 い ら れ る 。 上記 E C 力 ilェ な ら び に ア ン カ ー コ ー 卜 剂処理 は 、 た と え ば基材上 に ア ン カ ー コ ー ト 剤を塗布 し 、 そ の 溶剤を乾 燥除去 し 、 連続 し て そ の 上 に E C 加工 し 、 さ ら に 感熱接 着剤層 2 を設 け た 後 、 必要 に 応 じ て 、 エ イ ジ ン グ処理す る こ と に よ り 行 う こ と 力 < で き る 。

さ ら に 本発明 に お い て は 、 各相 間 の 接着性 を改善す る た め に 、 必要 に 応 じ て プ ラ イ マ ー 層.を設 け る こ と も で き る 。 プ ラ イ マ ー 層 と し て は 、 前記接着剤層 の 形成 に用 い た も の と 同一の樹脂 を用 い る こ と がで き る 。 例 え ば、 ポ リ エ ス テ ル · イ ソ シ ァ ネ ー ト 、 ポ リ ェ 一 テ ノレ ♦ イ ソ シ ァ ネ ー 卜 、 ァ ク リ ノレ樹脂、 ポ リ ウ レ タ ン 、 セ ル ロ ー ス 誘導 体、 ポ リ イ ソ シ ネ 一 卜 等の ワ ニ ス を単独あ る い は混合 し て 用 い る こ と が で き る 。

本発明 に お い て は 、 基材 の一方の 面 に 絵柄層 を形成 し 、 他方 の面 に 感熱接着剤層 を 形成す る 工程 と 、 ア イ オ ノ マ ー フ ィ ル ム と 上記基材 の 感熱接着剤層 の 側 と を重ね 合わ せ て接合一体 化す る 工程 と を别工程で行 う 。

さ ら に 、 本発明 に お い て は、 上記感熱接着剤層 の 形成 を押 出 し コ 一 テ ィ ン グ法 に よ り 行 う こ と 力く好 ま し い。

ま た 、 本発明 に お い て は 、 前記ア イ オ ノ マ ー フ イ ノレ ム と 基材 と の接合一体 化工程 と バ ッ カ ー 材の 積層 を 同一ェ 程で行 う こ と も で き る 。 又必要 に 応 じ 、 前記 ア イ オ ノ マ ー フ ィ ノレ ム 表面 に エ ン ボ ス 加工を施 し て も 良 い。

以下、 本発明 を製造例 に 基づ い て説明す る が、 本発明 は こ れ ら 実施例 の 記載の 制限 さ れ る も の で は な い 。

実施例 1

表面 に 梨地状 の エ ン ボ ス 加工 を施 し た 厚 さ 5 0 μ m の エ チ レ ン ♦ メ タ ク リ ル酸 ラ ン ダ ム 共重合体 シ 一 卜 （商品 名 ： ニ ュ ー ク レ ノレ 、 三井 デ ュ ポ ン （株） 製） の エ ン ボ ス 加工面 に 、 二液硬 化型 ポ リ ウ レ タ ン 系 イ ン キ （ 商品名 ： A L F A , ザ ♦ イ ン ク テ ッ ク （株） 製） に よ り グ ラ ビ ア 印刷 し て絵柄層 を設 け た 。 さ ら に 、 そ の 絵柄層の上 に 塩 素 化 ポ リ プ ロ ピ レ ン 系樹脂液 （商品名 ： L D K — T R、 ザ ♦ イ ン ク テ ッ ク （株） 製） を コ ー テ ィ ン グ し て プ ラ イ マ 一 層を設 け た 。

次 に 、 エ チ レ ン · メ タ ク リ ル酸共重合体 シ ー ト の絵柄 層面 に 、 厚 さ 2 0 0 〃 m の ォ レ フ ィ ン系パ ッ カ ー 材を重 ね 、 絵柄層面 と は反対側の エ チ レ ン ♦ メ タ ク リ ル酸共重 合体 シ ー 卜 の 表面 に 厚 さ の ア イ オ ノ マ ー フ ィ ル ム （商品名 ： ハ イ ミ ラ ン 、 三井 デ ュ ポ ン （株） 製） を 重ね 、 1 4 0 °C、 5 k g / c m ² で 1 0 分間 の熱プ レ ス を行 っ て 化粧材 を得 た。

J I S — A 5 7 0 5 に 規定 さ れた耐摩耗試験を、 研磨 紙 S — 4 2 、 摩耗輪径 5 c m 、 荷重 l k _g 、 1 0 0 0 回 転の条件で行 な い 、 摩耗量 0 . 1 2 _g と な っ た 。 比較 と し て 、 表面 を ポ リ 塩化 ビ ニ ル樹脂 シ ー ト と し た 従来の 化 粧材 に つ い て 同条件下で耐摩耗試験を行い 、 摩耗量 0 . 2 5 g と な り 、 本発明 の 化粧材が耐摩耗性 に 優れてお り 、 層 問剥離 に よ る 破壊等が な い こ と が確認 さ れ た 。

実施例 2

両面 に 易接着屨が設 け ら れ た 厚 さ 2 5 m の ポ リ ェ チ レ ン テ レ フ タ レ オ フ イ ノレ ム (商品名 ： T 一 6 0 0 W E 、

(株 ) ダ イ ヤ ホ ィ ノレ製） 片方 の面 に 二液硬 化型 ポ リ ゥ レ 夕 ン 系 イ ン キ (商品名 ： A L F A 、 ザ · イ ン ク テ ッ ク

(株 ) 製） に よ り グ ラ ビ ァ 印刷 し て絵柄層 を設 け た。 さ ら に 、 そ の 絵柄層 の 上 !«- 素 化 ポ リ プ ロ ピ レ ン 系榭脂液

( 商 DD l ^: L 0 L K - T R 、 ザ · イ ン ク テ ッ ク （株） 製） を コ一テ ィ ン グ し て プ ラ イ マ ー 層 を設 け た 。

次 に 、 ポ リ ェ チ レ ン テ レ フ 夕 レ一 ト フ イ ル ム の 絵柄層 面の反対面 に二液硬化型 ポ リ ウ レ タ ン系樹脂液 （商品名 ： ゥ レ タ ン 系 プ ラ イ マ一、 大 曰 精 化工業 （株） 製） を コ ー テ ィ ン グ し て プ ラ イ マ ー 層 を得 た

ポ リ エ チ レ ン テ レ フ タ レ一 ト フ ィ ル ム の絵柄層側 に 厚 さ 2 0 0 m の ォ レ フ ィ ン 系ノく' ッ カ ー 材を重ね 、 該 プ ラ ィ マ一層側 に 厚 さ 2 0 0 ^ m の ァ ィ オ ノ マ ー フ ィ ル ム

(商 DD ^: ン 、 三井 デ ュ ボ ン （株） 製） を重ね 、 1 4 0 て 、 5 k / c m — で 1 0 分間 の熱プ レ ス を行 つ て 化粧材を得 た 。

J 1 S - A 5 7 0 5 に 規定 さ れた 耐摩耗試験を、 研磨 紙 S — 4 2 、 摩耗輪 ( 5 c m 、 可重 l k g 、 1 0 0 0 回 転の条件で行 な い 、 摩耗量 0 . 1 2 g と な っ た。 比較 と し て 、 表 ¾· ポ リ 塩化 ビニ ル樹脂 シ ー ト と し た 従来の 化 粧材 に つ い て 同条件下で耐摩耗試験を行 い 、 摩耗量 〇 . 2 5 g と な り 、 本発明 の 化桩材が耐摩耗性 に 優れて お り 、 問剥離 に よ る 破壊等が な い こ と が確認 さ れ た。

実施例 3

両面 に 易接着層が設 け ら れ た厚 さ 2 5 m の ポ リ ェ チ レ ン テ レ フ タ レ ー ト フ ィ ル ム （ 商品名 T — 6 0 0 W E 、 (株） ダ イ ヤ ホ イ ル製） 片方 の 面 に 二液硬化型 ポ リ ウ レ タ ン 系 イ ン キ （商品名 ： A L F A 、 ザ ♦ イ ン ク テ ッ ク ( 株 ） 製 ） を コ ー テ ィ ン グ し て プ ラ イ マ ー 層を 設 け た 。 次 に 、 ポ リ エ チ レ ン テ レ フ 夕 レ ー ト フ ィ ル ム の絵柄層 面 と は 反 対 の 面 に ァ ノレ キ ノレ チ タ ネ ー ト 系 ア ン カ 一 コ ー ト 剤 （商品名 ： B — 1 、 日 本 ソ 一 ダ （株） 製） を コ ー テ ィ ン グ し 、 そ の 溶剤を乾燥除去 し 、 連铳 し て そ の上 に 押 出 し コ ー テ ィ ン グ法 （ ェ ク ス ト ノレ一 ジ ョ ン コ 一 テ ィ ン グ法 ） に よ り 、 厚 さ の エ チ レ ン ♦ メ タ ク リ ノレ 酸 ラ ン ダ ム 共重合体樹脂 （商品名 ： ニ ュ ー ク レ ル、 三井 デ ュ ポ ン (株） 製） 層 を設 け た。

ポ リ エ チ レ ン テ レ フ タ レ ー ト フ ィ ル ム の 絵 柄層 側 に 厚 さ 2 0 0 m の ォ レ フ イ ン 系ノく ッ カ ー 材を重ね 、 ェ チ レ ン · メ タ ク リ ル酸共重 合体樹脂層側 に 厚 さ 2 0 / m の ァ ィ オ ノ マ ー フ ィ ル ム （商品名 ： ハ イ ミ ラ ン 、 三井 デ ュ ポ ン （ 株 ） 製） を重ね 、 1 4 0 °C 、 5 k _{g /} c m ² で 1 0 分間 の熱 プ レ ス を行 っ て 化粧材 を得 た。

J I S — A 5 7 0 5 に 規定 さ れた耐摩耗試験を 、 研磨 紙 S - 4 2 、 摩耗輪径 5 c m 、 荷重 1 k g 、 1 0 0 0 回 転 の条件で行 な い 、 摩耗量 0 . 1 2 g と な つ た 。 比較 と し て 、 表面を ポ リ 塩化 ビニ ル榭脂 シ一 卜 と し た 従来の 化 粧材 に つ い て 同条件下で耐摩耗試験を行 い 、 摩耗量 0 . 2 5 g と な り 、 本発明 の 化粧材が耐摩耗性 に 優れて お り 層 間剥離 に よ る 破壊等が な い こ と が確認 さ れ た。

実施例 4

実施例 3 に お い て 、 ポ リ エ チ レ ン テ レ フ 夕 レ ー ト フ ィ ノレ ム の 代わ り に 厚 さ 5 0 m の ァ ク リ ル樹脂 フ ィ ル ム （商 α ク .

DD -C3 · H B S 0 0 6 、 三菱 レ イ ヨ ン (株） 製） を用 い て そ の 片方 の面 に二液硬化型 ポ リ ウ レ タ ン 系 イ ン キ （商 □ aa 名 ： A L F A . ザ · イ ン ク テ ッ ク （株） 製 ) に よ り ダラ ビァ 印刷 し て絵柄層を設 け た 。 さ ら に 、 そ の絵柄層の上 に 塩素化 ポ リ プ ロ ピ レ ン 系樹脂液 （ 商品名 ： L D K - T

R 、 ザ • イ ン ク テ ッ ク （株） 製） を コ ー テ ィ ン グ し て プ ラ イ マ 一 層を設け た 。

次に 、 ァ ク リ ル樹脂 フ ィ ル ム 絵柄層面 と は反対 の面に 二液硬 化型 ポ リ ウ レ タ ン 系 ア ン カ ー コ ー ト 剤 （商品名 ： ア ン カ 一剤、 昭和 イ ン ク (株） 製） を コ ー テ ィ ン グ し 、 そ の溶剤 を乾燥除去 し 、 連続 し て そ の上 に 押 出 し コ ー テ ィ ン グ法 （ ェ ク ス 卜 ル ー ジ ョ ン コ ー テ ィ ン グ法） に よ り 、 厚 さ 2 0 〃 m の エ チ レ ン • メ タ ク リ ル酸 ラ ン ダ ム 共重合 体樹脂 ( 商品名 ュ ク レ ル、 三井 T ュ ボ ン （株） 製） 層 を設 け た。 4 0 °c、 日 間 の エ イ ジ ン グ処理後、 実施 例 3 と 同様 に し て 化粧材 を得 た 。

実施例 5

実施例 4 に お い て 、 ポ リ エ チ レ ン テ レ フ タ レ ー ト フ ィ ル 厶 の 代 わ り に 厚 さ 5 0 〃 m の エ チ レ ン · ビ ニ ノレ ア ノレ コ ー ル共重合休榭脂 フ イ ノレ ム （商品名 ： エバ ー ノレ E F — E 、 (株） ク ラ レ 製） を用 い て、 そ の 他 は実施例 3 と 同様 に し て 化粧材を得 た 。

実施例 6

実施例 3 に お い て 、 ポ リ エ チ レ ン テ レ フ 夕 レ ー ト フ ィ ル ム の 代わ り に厚 さ 5 0 m の成形性 ポ リ エ チ レ ン テ レ フ タ レ ー ト フ ィ ル ム （商品名 ： T — 9 2 、 帝人 （株） 製） を用 い て、 そ の 他 は 実施例 3 と 同様 に し て 化粧材を 得 た。

Claims

請求 の範 ffl

1 . 熱可塑性樹脂 か ら な る 基材 と 、

前記基材の一方の 面側 に 、 感熱接着剂層 を介 し て形成 さ れ た 、 エ チ レ ン と な 、 /3 不飽和 カ ル ボ ン 酸 と の共重合 体 を金属 イ オ ン で部分的 ま た は完全 に 中和 し た 樹脂か ら な る 樹脂層 と か ら な る 、 化粧材。

2 . 前記 化粧材が さ ら に 絵柄層 を有す る 、 請求項 1 に 記載の 化粧材。

3 . 前記化粧材が さ ら に パ ッ カ ー 材 を積層 し て な る . 請求項 1 に 記載の 化粧材。

4 . 前記感熱接着剤が、 分子中 に 不規則 に 存在す る カ ル ボキ シ ル基が水素結合 に よ つ て分子鎮間で架橋 し た ォ レ フ ィ ン と メ タ ク リ ノレ酸 、 或 い は ォ レ フ ィ ン と ァ ク リ ル酸 と の ラ ン ダ ム 共重合体榭脂か ら な る 、 請求項 1 に 記 載の 化粧材。

5 . 前記樹脂層が、 エ チ レ ン と ア ク リ ル酸、 或い は エ チ レ ン と メ タ ァ ク リ ル酸 と の共重合体を金属 イ オ ン で イ オ ン 化度 5 〜 8 0 % 中和 し た樹脂力、 ら な る 、 請求項 1 に 記載の 化粧材。

6 . 基材の一方 の面 に 絵柄層 を形成 し 、 他方の面 に 感熱接着剤層 を形成す る 工程、

エ チ レ ン と ひ 、 3 不飽和 カ ル ボ ン 酸 と の共重合体を金 属 イ オ ン で部分的 ま た は完全 に 中和 し た 樹脂か ら な る 樹 脂 フ ィ ル ム と 前記菡材 の 感熱接着剂層 の 側 と を重ね 合 わ せ て接合一体 化す る 工程、 を 含 む、 化粧材 の 製造方法。

7 . 前記感熱接着剂層 を 、 押 出 し コ ー テ ィ ン グ法 に よ り 設 け る 、 請求項 6 に 記載の 方法。

8 . 前記基材の 絵柄層が存在 し な い方の面 に さ ら に パ ッ カ ー 材 を積層す る 工程を 含む、 請求項 6 に 記載の 方 法 ο

9 . 前記感熱接着剤が、 分子中 に 不規則 に 存在す る カ ル ボキ シ ル基が水素結合 に よ っ て分子鎖間で架橋 し た ォ レ フ ィ ン と メ タ ク リ ノレ酸、 或 い は ォ レ フ ィ ン と ァ ク リ ル酸 と の ラ ン ダ ム 共重合体樹脂か ら な る 、 請求項 6 に記 載の方法。

1 0 . 前記樹脂層が、 エ チ レ ン と ア ク リ ル酸、 或い は エ チ レ ン と メ タ ァ ク リ ル酸 と の共重合体を金属 イ オ ン で イ オ ン 化度 5 〜 8 0 % 中和 し た 樹脂力、 ら な る 、 請求項 6 に 記載の 方法。

1 1 . 前記樹脂 フ ィ ル ム の 接合 と 前記パ ッ カ ー 材の 積層を 同一工程で行 う 、 請求項 8 に 記載の方法。