JP3992141B2 - 床材及びその製造方法 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は床材及びその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、樹脂製の床材として可撓性、硬質〜軟質の調整が可塑剤の添加量で調整でき、また、エンボス加工適性に優れるポリ塩化ビニルシートからなるものが多用されてきた。しかしこのポリ塩化ビニルシートからなるものは、火災のときに発生する、黒煙、塩素系ガスによる二次災害の問題があった。そのため、近年、ポリ塩化ビニルシートに代えて焼却時に塩素系ガスを発生しないオレフィン系樹脂が用いられるようになった。
【0003】
更に、特開平8−13740号、特開平8−1883号公報にはオレフィン系樹脂からなるバッカー層の上に片面に印刷を施し更に印刷模様層上にプライマー層を設けた印刷シートを重ね、更に印刷シートの上にクリアシートとしてアイオノマー樹脂からなるトップシートを重ね、バッカー層、印刷シート及びトップシートの3層を同時熱ラミネートした後所定の大きさに断裁し、アニーリングして作製された床材が開示されている。
【0004】
しかしながら従来の床材において印刷シートとバッカー層の間で剥離がおこることがある。これは印刷シート/印刷模様層間の層間接着強度の耐侯劣化がおこるためと考えられる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の目的は、印刷シートと印刷模様層間の剥離を防止し、耐久性のある床材及びその製造方法を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
発明は上記の床材に関する課題を解決するもので、バッカー層の上に片面に印刷模様層を有する印刷シート及びトップシートを順次積層してなる床材において、印刷シートの印刷模様層面に紫外線吸収剤を含む接着剤層を介してドライラミネートされたエチレン・メタアクリル酸メチル共重合体とポリエチレンから成るラミネート用オレフィンシートを含むことを特徴とする床材を要旨とする。
【0007】
本発明において、印刷シートを構成する樹脂は、紫外線吸収剤を含むもの又は含まないものの両方を適用し得るが、印刷シートは紫外線吸収剤を含むものからなるものが望ましい。
【0008】
また、本発明において、ラミネート用オレフィンシートを構成する樹脂は、紫外線吸収剤を含むもの又は含まないものの両方を適用し得るが、ラミネート用オレフィンシートは紫外線吸収剤を含むものからなるものが望ましい。
【0009】
また、本発明において、紫外線吸収剤としてヒンダードアミン系光安定剤を用いることができる。
【0010】
また、本発明において、印刷模様層は印刷シートの印刷模様層を設ける側の面にプライマー層を介して設けることが望ましい。
【0011】
本発明において、印刷シートの印刷模様層面に紫外線吸収剤を含む接着剤層を介してラミネート用オレフィンシートがドライラミネートしてなる積層体がラミネート用オレフィンシートをバッカー層側に向けてトップシートとバッカー層の間に積層されている。または、印刷シートの印刷模様層面に紫外線吸収剤を含む接着剤層を介してラミネート用オレフィンシートがドライラミネートしてなる積層体がそのラミネート用オレフィンシートをトップシート側に向けてトップシートとバッカー層の間に積層されている。
【0012】
また、本発明において、ラミネート用オレフィンシートがバッカー層に対面して配置される場合においては、ラミネート用オレフィンシートのバッカー層に対面する側又はバッカー層のラミネート用オレフィンシートに対面する側にプライマー層を設けるのが望ましい。また、印刷シートの印刷模様層を有する側がトップシートに対面して配置される場合においては、印刷シートのバッカー層に対面する側又はバッカー層の印刷シートに対面する側にプライマー層を設けるのが望ましい。
【0013】
上記の本発明による床材においては、ラミネート用オレフィンシートが印刷模様層に対して紫外線吸収材を含む接着剤層を介してドライラミネートされていることにより、印刷シート/バッカー層間の剥離は防止されている。従って本発明の床材は従来の床材に比して耐久性が向上したものである。また、前記積層体をそのラミネート用オレフィンシートの面をトップコートのへ向けてトップシートとバッカー層の間に挟んで配置される場合においては紫外線吸収材を含む接着剤層により印刷模様層が被覆されることにより印刷模様層が保護され耐侯劣化は少なくなる。
【0014】
本発明の床材においてラミネート用オレフィンシートがバッカー層に対面して配置される場合においては、特に好ましい態様は、エチレン・アクリル酸メチルコポリマーとポリエチレンとの混合物から成るバッカー層の上にラミネート用オレフィンシートを積層し、更にその上にフェニルサリチレート系紫外線吸収剤を含有する、ポリエステルポリオールとイソシアネートとから成る2液硬化型ウレタン接着剤層を積層し、この接着剤層上に印刷模様層を有するアイオノマー樹脂シートから成る印刷シートを印刷模様層を前記接着剤層側に向けて積層し、更に印刷シート上にトップシートを順次積層して成るものである。この態様のものは耐候性試験500時間後においても剥離が全く発生しない、優れた耐久性を備えるものである。
【0015】
本発明の床材において印刷シートがバッカー層に対面して配置されている場合において、特に好ましい態様は、エチレン・アクリル酸メチルコポリマーとポリエチレンとの混合物から成るバッカー層の上に印刷模様層を有するアイオノマー樹脂シートから成る印刷シートを非印刷面側をバッカー層のに向けて積層し、印刷模様層を設けた側の面にフェニルサリチレート系紫外線吸収剤を含有する、ポリエステルポリオールとイソシアネートとから成る2液硬化型ウレタン接着剤層を介してエチレン・メタアクリル酸メチル共重合体樹脂と直鎖状低密度ポリエチレンのブレンド物/直鎖状低密度ポリエチレン/エチレン・メタアクリル酸メチル共重合体樹脂と直鎖状低密度ポリエチレンのブレンド物の三層構造のラミネート用オレフィンシートを積層し、このラミネート用オレフィンシートにトップシートを積層して成るものである。この態様のものは耐候性試験500時間後においても剥離が全く発生しない、優れた耐久性を備えるものである。
【0016】
発明は上記の床製造する方法であって、印刷シートの印刷模様層面に紫外線吸収剤を含む接着剤層を介してエチレン・メタアクリル酸メチル共重合体とポリエチレンから成るラミネート用オレフィンシートをドライラミネートしてなる積層体をトップシートとバッカー層の間に挟み、熱ラミネートすることを特徴とする床材の製造方法を要旨とする。
【0017】
上記の本発明の床材の製造方法によれば、印刷模様層に対して紫外線吸収材を含む接着剤層を介してラミネート用オレフィンシートをドライラミネートし、このラミネート用オレフィンシートをバッカー層に熱ラミネートすることにより、印刷シート/バッカー層間の剥離は防止され、従来の床材に比して耐久性が向上した床材を得ることができる。
【0018】
上記の床材の製造方法において、前記積層体をそのラミネート用オレフィンシートの面をバッカー層のへ向けてトップシートとバッカー層の間に挟むか、または、前記積層体をそのラミネート用オレフィンシートの面をトップコートのへ向けてトップシートとバッカー層の間に挟んで配置される。
【0019】
上記の本発明の床材の製造方法によれば、印刷模様層に対して紫外線吸収材を含む接着剤層を介してラミネート用オレフィンシートをドライラミネートすることにより、印刷シート/印刷模様層間でおこる剥離は防止され、従来の床材に比して耐久性が向上した床材を得ることができる。また、前記積層体をそのラミネート用オレフィンシートの面をトップコートのへ向けてトップシートとバッカー層の間に挟んで配置される場合においては紫外線吸収材を含む接着剤層により印刷模様層が被覆されることにより印刷模様層が保護され耐侯劣化は少なくなる。
【0020】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の床材及びその製造方法について説明する。
【0021】
図1は本発明の床材の第1の実施態様を示す。
この床材は、バッカー層1の上に片面に印刷模様層4を有する印刷シート5及びトップシート6を順次積層してなる床材において、印刷シート5の印刷模様層4面に紫外線吸収剤を含む接着剤層3を介してドライラミネートされたラミネート用オレフィンシート2を含むものである。
【0022】
本発明において、印刷シート5を構成する樹脂としては、アイオノマー樹脂(ハイミラン、三井・デュポンポリケミカル(株))、EAA樹脂(エチレン−アクリル酸コポリマー、商品名:プリマコール、ダウ・ケミカル日本(株))、EMMA樹脂(エチレン・メタアクリル酸メチル共重合体樹脂、商品名:アクリフト、住友化学工業(株))、EMAA樹脂(エチレン−メタクリル酸ランダム共重合体、商品名:ニュクレル、三井・デュポンポリケミカル(株))、EMA(エチレン・アクリル酸メチル共重合体、商品名:EMAC、長瀬産業(株))、EEA(エチレン・エチルアクリレート共重合体、商品名:NUCEEAコポリマー、日本ユニカー(株)製、商品名:エバフレックス−EEA、三井・デュポンポリケミカル(株)製)等を適用することができる。印刷シートとして、前記樹脂単独からなるものを適用し得るが、前記樹脂中に、サリチレート系、ベンゾトリアゾール系、ベンゾフェノン系のタイプのもの、特に好ましくは、例えばフェニルサリチレート(商品名:Salol )、2−ヒドロキシフェニルベンゾトリアゾール(商品名:Tinuvin )、2−ヒドロキシベンゾフェノン、R1 2 C=CCR3 (R3 電極陰性基)(商品名:UVinul N-35, N-539) 等の紫外線吸収剤、Chiba Geigy 製ヒンダードアミン系光安定剤(商品名: Tinuvin 700 、Tinuvin 744 、Tinuvin 765 、Tinuvin 622 、Tinuvin 144 )、Chimosa 製ヒンダードアミン系安定剤(商品名:Chimosasorb 944)、アデカ・アーガス化学製ヒンダードアミン系光安定剤(商品名:Mark LA-57 、Mark LA-62、Mark LA-67、Mark LA-63、Mark LA-68)、B.F.Goodrich製ヒンダードアミン系光安定剤(商品名:Goodrite UV-3034)等のヒンダードアミン系光安定剤を含有させ耐候性を向上させたものが望ましい。
【0023】
印刷シート5上に設ける印刷模様層4は、イソシアネートを硬化剤とするアクリルポリオール系、ポリエステルポリオール系、或いはウレタンポリオール系の1液又は2液硬化型ウレタンインキ等のインキを用いて通常のグラビア印刷法によって形成したものである。ここで、印刷模様層4は特にアクリルポリオール系2液硬化型ウレタンインキからなるものが印刷シート5に対する密着性に優れるので望ましい。イソシアネートとしては、芳香族又は脂肪族(乃至は脂環式)イソシアネートを用いることができるが、特に1.6−ヘキサメチレンジイソシアネート、水添トリレンジイソシアネート或いはこれらの多量体、付加体から成る脂肪族(乃至は脂環式)イソシアネートが好ましい。尚、このインキ中にはサリチレート系、ベンゾトリアゾール系、ベンゾフェノン系のタイプのもの、特に好ましくは、例えばフェニルサリチレート(商品名:Salol )、2−ヒドロキシフェニルベンゾトリアゾール(商品名:Tinuvin )、2−ヒドロキシベンゾフェノン、R1 2 C=CCR3 (R3 電極陰性基)(商品名:UVinul N-35, N-539) 、ジメチル−p−メトキシベンジリジンマロネート等の紫外線吸収剤、Chiba Geigy 製ヒンダードアミン系光安定剤(商品名: Tinuvin 700 、Tinuvin 744 、Tinuvin 765 、Tinuvin 622 、Tinuvin 144 )、Chimosa 製ヒンダードアミン系安定剤(商品名:Chimosasorb 944)、アデカ・アーガス化学製ヒンダードアミン系光安定剤(商品名:Mark LA-57 、Mark LA-62、Mark LA-67、Mark LA-63、Mark LA-68)、B.F.Goodrich製ヒンダードアミン系光安定剤(商品名:Goodrite UV-3034)等のヒンダードアミン系光安定剤0.1〜5重量%程度を含有させてもよい。尚、図1以下の図面では印刷模様層4が印刷シート5の裏側に位置しているが、勿論、逆に印刷模様層4を印刷シート5の表側に位置させてもよい。
【0024】
次にラミネート用オレフィンシート2としてバッカー層との熱融着性を有するもの、即ちバッカー層と同材質または類似の樹脂からなるものを適用でき、具体的にはEMMA樹脂(エチレン・メタアクリル酸メチル共重合体樹脂)(商品名:アクリフト、住友化学工業(株))とポリエチレンの積層体、例えばEMMA/LLDPEを適用し得る。EMMA/LLDPEは、EMMAは熱融着性を有するが高価であるので薄くし、LLDPEと貼り合わせることにより剛性をアップしたものである。尚このラミネート用オレフィンシート2中には必要に応じて例えばフェニルサリチレート(商品名:Salol )、2−ヒドロキシフェニルベンゾトリアゾール(商品名:Tinuvin )、2−ヒドロキシベンゾフェノン、R1 2 C=CCR3 (R3 電極陰性基)(商品名:UVinul N-35, N-539) 等の紫外線吸収剤、Chiba Geigy 製ヒンダードアミン系光安定剤(商品名: Tinuvin 700 、Tinuvin 744 、Tinuvin 765 、Tinuvin 622 、Tinuvin 144 )、Chimosa 製ヒンダードアミン系安定剤(商品名:Chimosasorb 944)、アデカ・アーガス化学製ヒンダードアミン系光安定剤(商品名:Mark LA-57 、Mark LA-62、Mark LA-67、Mark LA-63、Mark LA-68)、B.F.Goodrich製ヒンダードアミン系光安定剤(商品名:Goodrite UV-3034)等のヒンダードアミン系光安定剤を添加しても良い。
【0025】
ラミネート用オレフィンシートの接着剤に面する側にはコロナ処理等の表面処理を施すのが望ましい。
【0026】
このラミネート用オレフィンシート2の厚さは20〜300μm、好ましくは50〜180μmである。20μm以下のときは薄すぎて印刷シートとのドライラミネートの作業性が損なわれるので好ましくない。一方300μmを越えるとコスト的に高くなるので好ましくない。
【0027】
紫外線吸収剤を含む接着剤層3としては例えば紫外線吸収剤を0.1〜5重量%程度含むイソシアネートを硬化剤として用いる2液硬化型ウレタン、特に好ましくは、ポリエステルポリオール系2液硬化型ウレタンのドライラミネート接着剤が好ましい。また、エチレン/アクリル酸コポリマー(EMA)、エチレン/ブチルアクリレートコポリマー(EBA)を含む接着剤等を適用し得る。イソシアネートとしては、芳香族又は脂肪族(乃至は脂環式)イソシアネートを用いることができるが、特に1.6−ヘキサメチレンジイソシアネート、水添トリレンジイソシアネート或いはこれらの多量体、付加体から成る脂肪族(乃至は脂環式)イソシアネートが好ましい。ここにおいて紫外線吸収剤として例えばフェニルサリチレート(商品名:Salol )、2−ヒドロキシフェニルベンゾトリアゾール(商品名:Tinuvin )、2−ヒドロキシベンゾフェノン、R1 2 C=CCR3 (R3 電極陰性基)(商品名:UVinul N-35, N-539) 等の紫外線吸収剤、Chiba Geigy 製ヒンダードアミン系光安定剤(商品名: Tinuvin 700 、Tinuvin 744 、Tinuvin 765 、Tinuvin 622 、Tinuvin 144 )、Chimosa 製ヒンダードアミン系安定剤(商品名:Chimosasorb 944)、アデカ・アーガス化学製ヒンダードアミン系光安定剤(商品名:Mark LA-57 、Mark LA-62、Mark LA-67、Mark LA-63、Mark LA-68)、B.F.Goodrich製ヒンダードアミン系光安定剤(商品名:Goodrite UV-3034)等のヒンダードアミン系光安定剤を適用し得る。
【0028】
接着剤の塗布量は1.5〜30g/m2 、好ましくは2〜20g/m2 である。1.5g/m2 以下のときは十分な接着強度は得られない。一方30g/m2 を越えても接着強度の向上は認められないのみならずコスト的に高くなるので望ましくない。
【0029】
次にバッカー層1の材質として例えばアイオノマー樹脂(商品名:ハイミラン、三井・デュポンポリケミカル(株))、EAA樹脂(エチレン−アクリル酸コポリマー)(商品名:プリマコール、ダウ・ケミカル日本(株))、EMMA樹脂(エチレン・メタアクリル酸メチル共重合体樹脂)(商品名:アクリフト、住友化学工業(株))、EMAA樹脂(エチレン−メタクリル酸ランダム共重合体)(商品名:ニュクレル、三井・デュポンポリケミカル(株))、EMA(エチレン・アクリル酸メチルコポリマー)(商品名:EMAC、長瀬産業(株))、EEA(エチレン・エチルアクリレート共重合体)(商品名:NUCEEAコポリマー、日本ユニカー(株)、商品名:エバフレックス−EEA、三井・デュポンポリケミカル(株))等の単体或いはこれらにアクリル樹脂又はポリエチレンを混合したものからなるものを適用し得る。尚、バッカー層1は必要に応じて上記した樹脂のシートのうちの同種のもの或いは別種のものを2層以上積層したものを用いても良い。
【0030】
トップシート6としてはオレフィン樹脂又はポリエステル樹脂を用いることができるが、好ましくはポリエチレン、ポリプロピレン、ポリブテン、アイオノマー等のオレフィン樹脂、中でもアイオノマーが耐擦傷性等の点で好ましい。
【0031】
次に図2は本発明の床材の第2の実施態様を示す。この床材は印刷模様層4が印刷模様層5に対してプライマー層7を介して設けられている点が第1の実施態様と異なるものである。このようにプライマー層7を設けることにより印刷模様層4の印刷シート5に対する耐侯密着性が向上せしめられる。
【0032】
プライマー層7としてアクリル系プライマー、ウレタン系プライマー等からなるものを適用し得る。特にアクリル系プライマーは印刷シート5に対する印刷模様層4の耐侯密着性を高めるので望ましい。
【0033】
次に図3は本発明の床材の第3の実施態様を示す。この床材はラミネート用オレフィンシート2のバッカー層1に対面する側にプライマー層8が設けられている点が第1の実施態様と異なるものである。
【0034】
プライマー層8としてアクリル系プライマー、ウレタン系プライマー等からなるものを適用し得る。特にアクリル系プライマーはバッカー層1に対するラミネート用オレフィンシート2の耐侯密着性を高めるので望ましい。
【0035】
次に図4は本発明の床材の第4の実施態様を示す。この床材は印刷模様層4が印刷シート5に対してプライマー層7を介して設けられている点とラミネート用オレフィンシート2のバッカー層1に対面する側にプライマー層8が設けられている点が第1の実施態様と異なるものである。
【0036】
図6は本発明の床材の第5の実施態様を示す。
この床材は、バッカー層1の上に片面に印刷模様層4を有する印刷シート5及びトップシート6を順次積層してなる床材において、印刷シート5の印刷模様層4面に紫外線吸収剤を含む接着剤層3を介してドライラミネートされたラミネート用オレフィンシート10を含み、ラミネート用オレフィンシート10はトップシート6側に向けて積層されているものである。
【0037】
本発明において、印刷シート5を構成する樹脂としては、アイオノマー樹脂(ハイミラン、三井・デュポンポリケミカル(株))、EAA樹脂(エチレン−アクリル酸コポリマー、商品名:プリマコール、ダウ・ケミカル日本(株))、EMMA樹脂(エチレン・メタアクリル酸メチル共重合体樹脂、商品名:アクリフト、住友化学工業(株))、EMAA樹脂(エチレン−メタクリル酸ランダム共重合体、商品名:ニュクレル、三井・デュポンポリケミカル(株))、EMA(エチレン・アクリル酸メチル共重合体、商品名:EMAC、長瀬産業(株))、EEA(エチレン・エチルアクリレート共重合体、商品名:NUCEEAコポリマー、日本ユニカー(株)製、商品名:エバフレックス−EEA、三井・デュポンポリケミカル(株)製)等を適用することができる。印刷シートとして、前記樹脂単独からなるものを適用し得るが、前記樹脂中に、サリチレート系、ベンゾトリアゾール系、ベンゾフェノン系のタイプのもの、特に好ましくは、例えばフェニルサリチレート(商品名:Salol )、2−ヒドロキシフェニルベンゾトリアゾール(商品名:Tinuvin )、2−ヒドロキシベンゾフェノン、R1 2 C=CCR3 (R3 電極陰性基)(商品名:UVinul N-35, N-539) 等の紫外線吸収剤、Chiba Geigy 製ヒンダードアミン系光安定剤(商品名: Tinuvin 700 、Tinuvin 744 、Tinuvin 765 、Tinuvin 622 、Tinuvin 144 )、Chimosa 製ヒンダードアミン系安定剤(商品名:Chimosasorb 944)、アデカ・アーガス化学製ヒンダードアミン系光安定剤(商品名:Mark LA-57 、Mark LA-62、Mark LA-67、Mark LA-63、Mark LA-68)、B.F.Goodrich製ヒンダードアミン系光安定剤(商品名:Goodrite UV-3034)等のヒンダードアミン系光安定剤を含有させ耐候性を向上させたものが望ましい。
【0038】
印刷シート5上に設ける印刷模様層4は、イソシアネートを硬化剤とするアクリルポリオール系、ポリエステルポリオール系、或いはウレタンポリオール系の1液又は2液硬化型ウレタンインキ等のインキを用いて通常のグラビア印刷法によって形成したものである。ここで、印刷模様層4は特にアクリルポリオール系2液硬化型ウレタンインキからなるものが印刷シート5に対する密着性に優れるので望ましい。イソシアネートとしては、芳香族又は脂肪族(乃至は脂環式)イソシアネートを用いることができるが、特に1.6−ヘキサメチレンジイソシアネート、水添トリレンジイソシアネート或いはこれらの多量体、付加体から成る脂肪族(乃至は脂環式)イソシアネートが好ましい。尚、このインキ中にはサリチレート系、ベンゾトリアゾール系、ベンゾフェノン系のタイプのもの、特に好ましくは、例えばフェニルサリチレート(商品名:Salol )、2−ヒドロキシフェニルベンゾトリアゾール(商品名:Tinuvin )、2−ヒドロキシベンゾフェノン、R1 2 C=CCR3 (R3 電極陰性基)(商品名:UVinul N-35, N-539) 、ジメチル−p−メトキシベンジリジンマロネート等の紫外線吸収剤、Chiba Geigy 製ヒンダードアミン系光安定剤(商品名: Tinuvin 700 、Tinuvin 744 、Tinuvin 765 、Tinuvin 622 、Tinuvin 144 )、Chimosa 製ヒンダードアミン系安定剤(商品名:Chimosasorb 944)、アデカ・アーガス化学製ヒンダードアミン系光安定剤(商品名:Mark LA-57 、Mark LA-62、Mark LA-67、Mark LA-63、Mark LA-68)、B.F.Goodrich製ヒンダードアミン系光安定剤(商品名:Goodrite UV-3034)等のヒンダードアミン系光安定剤0.1〜5重量%程度を含有させてもよい。
【0039】
次にラミネート用オレフィンシート10として下記の表1に示す三層構成のラミネート用オレフィンシートを適用することができる。尚、後述する実施例においては表1中No.のオレフィンシートを代表して用いるが、それら以外の層構成についても、No.と同様に用いることができる。このラミネート用オレフィンシート10は三層構成になっていることによりシートのカールが防止されている。その場合、層構成が厚み方向に対して対称の組成を取るような構成がカール防止効果として顕著である。尚、これらのラミネート用オレフィンシート10中には必要に応じて例えばフェニルサリチレート(商品名:Salol )、2−ヒドロキシフェニルベンゾトリアゾール(商品名:Tinuvin )、2−ヒドロキシベンゾフェノン、R1 2 C=CCR3 (R3 電極陰性基)(商品名:UVinul N-35, N-539) 等の紫外線吸収剤、Chiba Geigy 製ヒンダードアミン系光安定剤(商品名: Tinuvin 700 、Tinuvin 744 、Tinuvin 765 、Tinuvin 622 、Tinuvin 144 )、Chimosa 製ヒンダードアミン系安定剤(商品名:Chimosasorb 944)、アデカ・アーガス化学製ヒンダードアミン系光安定剤(商品名:Mark LA-57 、Mark LA-62、Mark LA-67、Mark LA-63、Mark LA-68)、B.F.Goodrich製ヒンダードアミン系光安定剤(商品名:Goodrite UV-3034)等のヒンダードアミン系光安定剤を添加しても良い。
【0040】
【表1】
Figure 0003992141
【0041】
ラミネート用オレフィンシート10の接着剤に面する側にはコロナ処理等の表面処理を施すのが望ましい。
【0042】
ラミネート用オレフィンシート10の厚さは20〜300μm、好ましくは50〜180μmである。20μm以下のときは薄すぎて印刷シートとのドライラミネートの作業性が損なわれるので好ましくない。一方300μmを越えるとコスト的に高くなるので好ましくない。
【0043】
紫外線吸収剤を含む接着剤層3としては例えば紫外線吸収剤を0.1〜5重量%程度含むイソシアネートを硬化剤として用いる2液硬化型ウレタン、特に好ましくは、ポリエステルポリオール系2液硬化型ウレタンのドライラミネート接着剤が好ましい。また、エチレン/アクリル酸コポリマー(EMA)、エチレン/ブチルアクリレートコポリマー(EBA)を含む接着剤等を適用し得る。イソシアネートとしては、芳香族又は脂肪族(乃至は脂環式)イソシアネートを用いることができるが、特に1.6−ヘキサメチレンジイソシアネート、水添トリレンジイソシアネート或いはこれらの多量体、付加体から成る脂肪族(乃至は脂環式)イソシアネートが好ましい。ここにおいて紫外線吸収剤として例えばフェニルサリチレート(商品名:Salol )、2−ヒドロキシフェニルベンゾトリアゾール(商品名:Tinuvin )、2−ヒドロキシベンゾフェノン、R1 2 C=CCR3 (R3 電極陰性基)(商品名:UVinul N-35, N-539) 等の紫外線吸収剤、Chiba Geigy 製ヒンダードアミン系光安定剤(商品名: Tinuvin 700 、Tinuvin 744 、Tinuvin 765 、Tinuvin 622 、Tinuvin 144 )、Chimosa 製ヒンダードアミン系安定剤(商品名:Chimosasorb 944)、アデカ・アーガス化学製ヒンダードアミン系光安定剤(商品名:Mark LA-57 、Mark LA-62、Mark LA-67、Mark LA-63、Mark LA-68)、B.F.Goodrich製ヒンダードアミン系光安定剤(商品名:Goodrite UV-3034)等のヒンダードアミン系光安定剤を適用し得る。
【0044】
接着剤の塗布量は1.5〜30g/m2 、好ましくは2〜20g/m2 である。1.5g/m2 以下のときは十分な接着強度は得られない。一方30g/m2 を越えても接着強度の向上は認められないのみならずコスト的に高くなるので望ましくない。
【0045】
次にバッカー層1の材質として例えばアイオノマー樹脂(商品名:ハイミラン、三井・デュポンポリケミカル(株))、EAA樹脂(エチレン−アクリル酸コポリマー)(商品名:プリマコール、ダウ・ケミカル日本(株))、EMMA樹脂(エチレン・メタアクリル酸メチル共重合体樹脂)(商品名:アクリフト、住友化学工業(株))、EMAA樹脂(エチレン−メタクリル酸ランダム共重合体)(商品名:ニュクレル、三井・デュポンポリケミカル(株))、EMA(エチレン・アクリル酸メチルコポリマー)(商品名:EMAC、長瀬産業(株))、EEA(エチレン・エチルアクリレート共重合体)(商品名:NUCEEAコポリマー、日本ユニカー(株)、商品名:エバフレックス−EEA、三井・デュポンポリケミカル(株))等の単体或いはこれらにアクリル樹脂又はポリエチレンを混合したものからなるものを適用し得る。尚、バッカー層1は必要に応じて上記した樹脂のシートのうちの同種のもの或いは別種のものを2層以上積層したものを用いても良い。
【0046】
トップシート6としてはオレフィン樹脂又はポリエステル樹脂を用いることができるが、好ましくはポリエチレン、ポリプロピレン、ポリブテン、アイオノマー等のオレフィン樹脂、中でもアイオノマーが耐擦傷性等の点で好ましい。
【0047】
次に図7は本発明の床材の第6の実施態様を示す。この床材は印刷模様層4が印刷シート5に対してプライマー層7を介して設けられている点が第5の実施態様と異なるものである。このようにプライマー層7を設けることにより印刷模様層4の印刷シート5に対する耐侯密着性が向上せしめられる。
【0048】
プライマー層7としてアクリル系プライマー、ウレタン系プライマー等からなるものを適用し得る。特にアクリル系プライマーは印刷シート5に対する印刷模様層4の耐侯密着性を高めるので望ましい。
【0049】
次に図8は本発明の床材の第7の実施態様を示す。この床材は印刷シート5のバッカー層1に対面する側にプライマー層8が設けられている点が第5の実施態様と異なるものである。
【0050】
プライマー層8としてアクリル系プライマー、ウレタン系プライマー等からなるものを適用し得る。特にアクリル系プライマーはバッカー層1に対するラミネート用オレフィンシート2の耐侯密着性を高めるので望ましい。
【0051】
次に図9は本発明の床材の第8の実施態様を示す。この床材は印刷模様層4が印刷シート5に対してプライマー層7を介して設けられている点と印刷シート5のバッカー層1に対面する側にプライマー層8が設けられている点が第5の実施態様と異なるものである。
【0052】
次に本発明の床材の製造方法について説明する。
印刷シート5の印刷模様層4面に紫外線吸収剤を含む接着剤を塗布しドライヤーで40〜70℃で乾燥後、ラミネート用オレフィンシート2と合わせて40〜70℃に加熱したラミネートロール間を通過させて図5(a)に示すような印刷シート5とラミネート用オレフィンシート2の積層体を形成する。尚このときラミネート用オレフィンシート2に紫外線吸収剤を含む接着剤を塗布しドライヤーで40〜70℃で乾燥後、このラミネート用オレフィンシート2を印刷シート5と合わせて40〜70℃に加熱したラミネートロール間を通過させて印刷シート5とラミネート用オレフィンシート2の積層体を得るようにしてもよい。
【0053】
次に図5(b)に示すようにバッカー層1の上に印刷シート5とラミネート用オレフィンシート2の積層体9及びトップシートを重ね合わせ、ラミネート温度:130℃、ラミネート圧:23kg/cm2 の条件下で熱ラミネートすることにより本発明の床材を得ることができる。
【0054】
本発明の製造方法において、印刷シート上にプライマー層を設けその上に印刷模様層を設けるようにしてもよい。
【0055】
またラミネート用オレフィンシートのバッカー層に対面する側にプライマー層を塗布してもよい。或いはバッカー層にラミネート用オレフィンシートに対面する側にプライマー層を形成してもよい。
【0056】
次に本発明の第2の床材の製造方法について説明する。
印刷シート5の印刷模様層4面に紫外線吸収剤を含む接着剤を塗布しドライヤーで40〜70℃で乾燥後、ラミネート用オレフィンシート10と合わせて40〜70℃に加熱したラミネートロール間を通過させて図10(a)に示すような印刷シート5とラミネート用オレフィンシート10の積層体を形成する。尚このときラミネート用オレフィンシート10に紫外線吸収剤を含む接着剤を塗布しドライヤーで40〜70℃で乾燥後、このラミネート用オレフィンシート10を印刷シート5と合わせて40〜70℃に加熱したラミネートロール間を通過させて印刷シート5とラミネート用オレフィンシート10の積層体を得るようにしてもよい。
【0057】
次に図10(b)に示すようにバッカー層1の上に印刷シート5とラミネート用オレフィンシート10の積層体11及びトップシート6を重ね合わせ、ラミネート温度:130℃、ラミネート圧:23kg/cm2 の条件下で熱ラミネートすることにより本発明の床材を得ることができる。
【0058】
本発明の製造方法において、印刷シート上にプライマー層を設けその上に印刷模様層を設けるようにしてもよい。
【0059】
また印刷シートのバッカー層に対面する側にプライマー層を塗布してもよい。或いはバッカー層に印刷シートに対面する側にプライマー層を形成してもよい。
【0060】
(実施例1)
印刷シートとしてアイオノマー樹脂シート(商品名:ハイミラン、品番:1601、三井・デュポンポリケミカル(株))80μmを用意し、このシートの片面にコロナ放電処理を施し、該コロナ放電処理面にアクリルポリオールと1.6ヘキサメチレンジイソシアネートとから成る2液硬化型ウレタンインキを用いてグラビア印刷により印刷模様層を形成した。次いで前記印刷シートの印刷面側にフェニルサリチレート(商品名:Salol )から成る紫外線吸収剤を含むポリエステルポリオールと1.6ヘキサメチレンジイソシアネート硬化剤とから成る2液硬化型ウレタン接着剤(商品名:E295L、大日精化工業)を塗布量4g/cm2 で塗布しドライヤーで40〜70℃で乾燥後、EMMA−LLDPEブレンドポリマーシート80μmからなるラミネート用オレフィンシートと印刷シートをその印刷模様層面をラミネート用オレフィンシートのLLDPE面の方へ向けて重ね合わせて40〜70℃に加熱したラミネートロール間を通過させて印刷シートとラミネート用オレフィンシートの積層体を得た。
【0061】
バッカー層を構成する材料として、PE及びEMAを含む多層押し出しシートからなる厚さ800μmの第1のバッカー材と、EMA及びアクリル樹脂を含む第2のバッカー材を多層押し出しシートからなる厚さ800μmの第2のバッカー材を用意した。また、トップシートの材料としてアイオノマー樹脂(商品名:Surlyn、デュポン製)のシート600μmを用意した。
【0062】
第2のバッカー材の上に第1のバッカー材を重ね、更にその上に前記積層材のラミネート用オレフィンシート面を第1のバッカー材のへ向けて重ね、更に積層材の上にトップシートを重ね、その状態でラミネート温度:130℃、ラミネート圧23kg/cm2 で熱ラミネートして積層一体化させた床材を形成した。
【0063】
得られた床材について初期及び耐候性試験を行った。カーボンアーク燈型サンシャインウエザオメータを用い、ブラックパネル温度63℃の温度下で120分おきに18分間水の吹きつけ、試験時間:100時間、300時間、500時間後にサンプルの界面をカッターで強制剥離させて評価を行った。
【0064】
その結果、初期、耐候性試験100時間後、耐候性試験300時間後、耐候性試験500時間後の何れにおいても剥離は全く見られなかった。
【0065】
(実施例2)
印刷シートとしてアイオノマー樹脂にヒンダードアミン系光安定剤を含ませた樹脂からなるシートを用いたことを除いては実施例1と同様にして床材を形成した。
【0066】
得られた床材について実施例1において行ったのと同様な評価試験を行った。
【0067】
その結果、初期、耐候性試験100時間後、耐候性試験300時間後、耐候性試験500時間後の何れにおいても剥離は全く見られなかった。
【0068】
(実施例3)
印刷シートにアクリル系プライマーを塗工後プライマー層上に印刷模様層を設けたことを除いては実施例1と同様にして床材を形成した。
【0069】
得られた床材について実施例1において行ったのと同様な評価試験を行った。
【0070】
その結果、初期、耐候性試験100時間後、耐候性試験300時間後、耐候性試験500時間後の何れにおいても剥離は全く見られなかった。
【0071】
(実施例4)
印刷模様層の印刷をウレタンポリオールと1.6ヘキサメチレンジイソシアネートとから成る2液硬化型ウレタンインキを用いてグラビア印刷により行ったことを除いては実施例1と同様にして床材を形成した。
【0072】
得られた床材について実施例1において行ったのと同様な評価試験を行った。
【0073】
その結果、初期、耐候性試験100時間後、耐候性試験300時間後、耐候性試験500時間後の何れにおいても剥離は全く見られなかった。
【0080】
(実施例
印刷シートとしてアイオノマー樹脂シート(商品名:ハイミラン、品番:1601、三井・デュポンポリケミカル(株))80μmを用意し、このシートの片面にコロナ放電処理を施し、該コロナ放電処理面にアクリルポリオールと1.6ヘキサメチレンジイソシアネートとから成る2液硬化型ウレタンインキを用いてグラビア印刷により印刷模様層を形成した。次いで前記印刷シートの印刷面側にフェニルサリチレート(商品名:Salol )から成る紫外線吸収剤を含むポリエステルポリオールと1.6ヘキサメチレンジイソシアネート硬化剤とから成る2液硬化型ウレタン接着剤(商品名:E295L、大日精化工業)を塗布量4g/cm2 で塗布しドライヤーで40〜70℃で乾燥後、表1No.3 に記載のとおり、EMMA−LLDPEブレンドポリマーからなるA層/LLDPEからなるB層/EMMA−LLDPEブレンドポリマーからなるC層(厚みの比A:B:C=1:2:1)の層構成の共押ししたラミネート用オレフィンシート80μmと印刷シートをラミネート用オレフィンシートのC層面を印刷模様層側に向けて重ね合わせて40〜70℃に加熱したラミネートロール間を通過させて印刷シートとラミネート用オレフィンシートの積層体を得た。
【0081】
バッカー層を構成する材料として、PE及びEMAを含む多層押し出しシートからなる厚さ800μmの第1のバッカー材と、EMA及びアクリル樹脂を含む第2のバッカー材を多層押し出しシートからなる厚さ800μmの第2のバッカー材を用意した。また、トップシートの材料としてアイオノマー樹脂(商品名:Surlyn、デュポン製)のシート600μmを用意した。
【0082】
第2のバッカー材の上に第1のバッカー材を重ね、更にその上に前記積層材の印刷シート面を第1のバッカー材のへ向けて重ね、更に積層材の上にトップシートを重ね、その状態でラミネート温度:130℃、ラミネート圧23kg/cm2 で熱ラミネートして積層一体化させた床材を形成した。
【0083】
得られた床材について初期及び耐候性試験を行った。カーボンアーク燈型サンシャインウエザオメータを用い、ブラックパネル温度63℃の温度下で120分おきに18分間水の吹きつけ、試験時間:100時間、300時間、500時間後にサンプルの界面をカッターで強制剥離させて評価を行った。
【0084】
その結果、初期、耐候性試験100時間後、耐候性試験300時間後、耐候性試験500時間後の何れにおいても剥離は全く見られなかった。
【0085】
(実施例
印刷シートとしてアイオノマー樹脂にヒンダードアミン系光安定剤を含ませた樹脂からなるシートを用いたことを除いては実施例と同様にして床材を形成した。
【0086】
得られた床材について実施例において行ったのと同様な評価試験を行った。
【0087】
その結果、初期、耐候性試験100時間後、耐候性試験300時間後、耐候性試験500時間後の何れにおいても剥離は全く見られなかった。
【0088】
(実施例
印刷シートにアクリル系プライマーを塗工後プライマー層上に印刷模様層を設けたことを除いては実施例と同様にして床材を形成した。
【0089】
得られた床材について実施例において行ったのと同様な評価試験を行った。
【0090】
その結果、初期、耐候性試験100時間後、耐候性試験300時間後、耐候性試験500時間後の何れにおいても剥離は全く見られなかった。
【0091】
(実施例
印刷模様層の印刷をウレタンポリオールと1.6ヘキサメチレンジイソシアネートとから成る2液硬化型ウレタンインキを用いてグラビア印刷により行ったことを除いては実施例と同様にして床材を形成した。
【0092】
得られた床材について実施例において行ったのと同様な評価試験を行った。
【0093】
その結果、初期、耐候性試験100時間後、耐候性試験300時間後、耐候性試験500時間後の何れにおいても剥離は全く見られなかった。
【0094】
(実施例
印刷シートとしてアイオノマー樹脂シート(商品名:ハイミラン、品番:1601、三井・デュポンポリケミカル(株))80μmを用意し、そのバッカー層に対面する側にEVA系1液タイププライマー(商品名:TMR2686、大日精化工業(株))を塗布したことを除いては実施例と同様にして床材を形成した。
【0095】
得られた床材について実施例において行ったのと同様な評価試験を行った。
【0096】
その結果、初期、耐候性試験100時間後、耐候性試験300時間後、耐候性試験500時間後の何れにおいても剥離は全く見られなかった。
【0097】
(実施例10
ラミネート用オレフィンシートとしてEMMA−LLDPEブレンドポリマーからなるA層/LLDPEからなるB層/EMMA−LLDPEブレンドポリマーからなるC層(厚みの比A:B:C=1:2:1)の層構成の共押ししたラミネート用オレフィンシート80μmのA層にヒンダードアミン系光安定剤を含ませた樹脂からなるシートを用いたことを除いては実施例1と同様にして床材を形成した。
【0098】
得られた床材について実施例1において行ったのと同様な評価試験を行った。
【0099】
その結果、初期、耐候性試験100時間後、耐候性試験300時間後、耐候性試験500時間後の何れにおいても剥離は全く見られなかった。
【0100】
(比較例1)
印刷シートとしてアイオノマー樹脂シート(商品名:ハイミラン、品番:1601、三井・デュポンポリケミカル(株))80μmを用意し、このシートの片面にコロナ処理を施し、ウレタン系2液タイプインキを用いてグラビア印刷により印刷模様層を形成した。更に印刷模様層上にEVA系1液タイププライマー(商品名:TMR2686、大日精化工業)を塗布した。
【0101】
バッカー層を構成する材料として、PE及びEMAを含む多層押し出しシートからなる厚さ800μの第1のバッカーカー材と、EMA及びアクリル樹脂を含む第2のバッカー材を多層押し出しシートからなる厚さ800μmの第2のバッカー材を用意した。また、トップシートの材料としてアイオノマー樹脂(商品名:Surlyn、デュポン製)のシート600μmを用意した。
【0102】
第2のバッカー材の上に第1のバッカー材を重ね、更にその上に前記印刷模様層及びプライマー層を設けた印刷シートをその印刷面を下に向けて配置し、更に印刷シート上にトップシートを位置し、その状態でラミネート温度:130℃、ラミネート圧23kg/cm2 で熱ラミネートして床材を形成した。
【0103】
得られた床材について実施例1において行ったのと同様な評価試験を行った。
【0104】
その結果、耐候性試験100時間後において剥離試験の結果インキ凝集破壊もしくはインキ/印刷シート界面剥離が見られた。
【0105】
(比較例2)
印刷模様層の印刷をアクリルポリオール系インキを用いてグラビア印刷により行ったことを除いては比較例1と同様にして床材を形成した。
【0106】
得られた床材について実施例1において行ったのと同様な評価試験を行った。
【0107】
その結果、耐候性試験200時間後において剥離試験の結果インキ凝集破壊もしくはインキ/印刷シート界面剥離が見られた。
【0108】
(比較例3)
印刷シートにアクリル系プライマーを塗工後プライマー層上に印刷模様層を設けたことを除いては比較例2と同様にして床材を形成した。
【0109】
得られた床材について実施例1において行ったのと同様な評価試験を行った。
【0110】
その結果、耐候性試験200時間後において剥離試験の結果インキ凝集破壊もしくはインキ/印刷シート界面剥離が見られた。
【0111】
【発明の効果】
以上詳細に説明したように本発明による床材はバッカー層の上に片面に印刷模様層を有する印刷シート及びトップシートを順次積層してなる床材において、印刷シートの印刷模様層面に紫外線吸収剤を含む接着剤層を介してドライラミネートされたエチレン・メタアクリル酸メチル共重合体とポリエチレンから成るラミネート用オレフィンシートを含むものであり、耐候性試験500時間後においても剥離が全く発生しない、優れた耐久性を備えるものである。
【0112】
また、本発明の製造方法上記の床材製造する方法であって、印刷シートの印刷模様層面に紫外線吸収剤を含む接着剤層を介してエチレン・メタアクリル酸メチル共重合体とポリエチレンから成るラミネート用オレフィンシートをドライラミネートしてなる積層体をトップシートとバッカー層の間に挟み、熱ラミネートすることを特徴としているので、耐候性試験500時間後においても剥離が全く発生しない、優れた耐久性を備える床材を得ることができる。
【0113】
また、本発明の製造方法において、前記積層体をそのラミネート用オレフィンシートの面をトップコートのへ向けてトップシートとバッカー層の間に挟むことにより、印刷シート/印刷模様層間でおこる剥離は防止され、従来の床材に比して耐久性が向上した床材を得ることができる。また紫外線吸収材を含む接着剤層により印刷模様層が被覆されることにより印刷模様層が保護され耐侯劣化は少なくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の床材の第1の実施態様の断面図である。
【図2】本発明の床材の第2の実施態様の断面図である。
【図3】本発明の床材の第3の実施態様の断面図である。
【図4】本発明の床材の第4の実施態様の断面図である。
【図5】本発明の床材の製造方法を説明する断面図である。
【図6】本発明の床材の第5の実施態様の断面図である。
【図7】本発明の床材の第6の実施態様の断面図である。
【図8】本発明の床材の第7の実施態様の断面図である。
【図9】本発明の床材の第8の実施態様の断面図である。
【図10】本発明の床材の別の製造方法を説明する断面図である。
【符号の説明】
1 バッカー層
2 ラミネート用オレフィンシート
3 接着剤層
4 印刷模様層
5 印刷シート
6 トップシート
7 プライマー層
8 プライマー層
9 積層体
10 ラミネート用オレフィンシート
11 積層体

Claims (14)

  1. バッカー層の上に片面に印刷模様層を有する印刷シート及びトップシートを順次積層してなる床材において、印刷シートの印刷模様層面に紫外線吸収剤を含む接着剤層を介してドライラミネートされたエチレン・メタアクリル酸メチル共重合体とポリエチレンから成るラミネート用オレフィンシートを含むことを特徴とする床材。
  2. 印刷シートは紫外線吸収剤を含むことを特徴とする請求項1に記載の床材。
  3. ラミネート用オレフィンシートは紫外線吸収剤を含むことを特徴とする請求項1又は2に記載の床材。
  4. 紫外線吸収剤はヒンダードアミン系光安定剤であることを特徴とする請求項1乃至3の何れか一項に記載の床材。
  5. 印刷シートの印刷模様層を設ける側の面にプライマー層を介して印刷模様層を設けたことを特徴とする請求項1乃至4の何れか一項に記載の床材。
  6. 印刷シートの印刷模様層面に紫外線吸収剤を含む接着剤層を介してラミネート用オレフィンシートがドライラミネートしてなる積層体がそのラミネート用オレフィンシートをバッカー層側に向けてトップシートとバッカー層の間に積層されていることを特徴とする請求項1乃至5の何れか一項に記載の床材。
  7. ラミネート用オレフィンシートのバッカー層に対面する側又はバッカー層のラミネート用オレフィンシートに対面する側にプライマー層を設けたことを特徴とする請求項6に記載の床材。
  8. 印刷シートの印刷模様層面に紫外線吸収剤を含む接着剤層を介してラミネート用オレフィンシートがドライラミネートしてなる積層体がそのラミネート用オレフィンシートをトップシート側に向けてトップシートとバッカー層の間に積層されていることを特徴とする請求項1乃至5の何れか一項に記載の床材。
  9. 印刷シートのバッカー層に対面する側又はバッカー層の印刷シートに対面する側にプライマー層を設けたことを特徴とする請求項8に記載の床材。
  10. エチレン・アクリル酸メチルコポリマーとポリエチレンとの混合物から成るバッカー層のにラミネート用オレフィンシート及び、フェニルサリチレート系紫外線吸収剤を含有する、ポリエステルポリオールとイソシアネートとから成る2液硬化型ウレタン接着剤層を積層し、該接着剤層上に印刷模様層を有するアイオノマー樹脂シートから成る印刷シートを印刷模様層を前記接着剤層側に向けて積層し、更に印刷シート上にトップシートを順次積層して成る事を特徴とする請求項1乃至4の何れか一項に記載の床材。
  11. エチレン・アクリル酸メチルコポリマーとポリエチレンとの混合物から成るバッカー層の上に印刷模様層を有するアイオノマー樹脂シートから成る印刷シートを非印刷面側をバッカー層の方に向けて積層し、印刷模様層を設けた側の面にフェニルサリチレート系紫外線吸収剤を含有する、ポリエステルポリオールとイソシアネートとから成る2液硬化型ウレタン接着剤層を介してエチレン・メタアクリル酸メチル共重合体樹脂と直鎖状低密度ポリエチレンのブレンド物/直鎖状低密度ポリエチレン/エチレン・メタアクリル酸メチル共重合体樹脂と直鎖状低密度ポリエチレンのブレンド物の三層構造のラミネート用オレフィンシートを積層し、該ラミネート用オレフィンシートにトップシートを積層して成ることを特徴とする請求項1乃至4の何れか一項に記載の床材。
  12. 請求項1に記載の床材製造する方法であって、印刷シートの印刷模様層面に紫外線吸収剤を含む接着剤層を介してエチレン・メタアクリル酸メチル共重合体とポリエチレンから成るラミネート用オレフィンシートをドライラミネートしてなる積層体をトップシートとバッカー層の間に挟み、熱ラミネートすることを特徴とする床材の製造方法。
  13. 層体をそのラミネート用オレフィンシートの面をバッカー層のへ向けてトップシートとバッカー層の間に挟むことを特徴とする請求項12に記載の床材の製造方法。
  14. 層体をそのラミネート用オレフィンシートの面をトップコートのへ向けてトップシートとバッカー層の間に挟むことを特徴とする請求項12に記載の床材の製造方法。
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