JP2005028837A - 化粧シート - Google Patents
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Abstract
【解決手段】透明なオレフィン系樹脂層を主体とした積層構成中にトリアジン系およびベンゾトリアゾール系が併用されている紫外線吸収剤が含まれていることを特徴とする化粧シートを提供する。特に、紫外線吸収剤が含まれているのがトップコート層中や、その下層にある透明なプロピレン等のオレフィン系樹脂層中に含まれているのが好ましい。
【選択図】 図1
Description
剤では求められる機能を十分満たしているとは言えなくなってきた。
硬化剤を用いた2液タイプでも良い。中でも、イソシアネートを用いたウレタン系のトップコートは、作業性、価格、樹脂自体の凝集力等の観点からも望ましい。
慮し、樹脂、添加剤分の他に、フィラー分の添加が可能である。フィラー分としては、有機成分フィラーとして、ウレタン架橋粒子、アクリル架橋粒子、メラミン樹脂、天然コラーゲン等があり、また、無機フィラーとしては、一般的なトップコート等にも用いられる、アルミナ、シリカ、窒化珪素、炭化珪素、ガラスビーズ、水酸化アルミ、炭酸カルシウム、等々が挙げらる。
エチレン−酢酸ビニル共重合体、ポリビニルアルコール、アクリル等の合成樹脂、あるいは、これら合成樹脂の発泡体、エチレン−プロピレン共重合ゴム、エチレン−プロピレン−ジエン共重合ゴム、スチレン−ブタジエン共重合ゴム、スチレン−イソプレン−スチレンブロック共重合ゴム、スチレン−ブタジエン−スチレンブロック共重合ゴム、ポリウレタン等のゴム、有機もしくは無機系の不織布、合成紙、アルミニウム、鉄、金、銀等の金属箔等から任意で選定可能である。また、基材は、図中1の透明樹脂層と同一であっても構わない。
ホモタイプの押出成型用ポリプロピレン樹脂に対し、ベンゾトリアゾール系紫外線吸収剤(チバスペシャルティ、チヌビン326)およびトリアジン系紫外線吸収剤を各々0.5重量部と、フェノール系酸化防止剤(イルガノックス1010:チバスペシャルティーズ社)0.5重量部、ヒンダードアミン系光安定剤(キマソープ944:チバスペシャリティーズ)0.5重量部が添加されている樹脂を押し出し機を用いて溶融押出を行い、同
時に表面に木目様の凹凸エンボスを施し、厚さ約80μmの透明樹脂樹脂シートを得た。そして、このシート最表面には、ベンゾトリアゾール系紫外線吸収剤(チヌビン1130:チバスペシャルティ)およびトリアジン系紫外線吸収剤(チヌビン400:チバスペシャルティ)を含有する2液硬化型ウレタン系トップコートをコートし透明樹脂シートを得た。続いて,作製されたシートに対し、表面に木目模様が印刷され、接着層として2液硬化型ウレタン樹脂系が2μm程度塗布されたポリエチレン製基材樹脂シート(100μm)を、押し出しラミネートし化粧シートを得た。
<評価方法>
実施例(比較例)として上述したように作製された化粧シートに対し、耐候性試験機(キセノンウエザーメーター:スガ試験機)に入庫し、JIS K5600に準じた耐候性試験を行い、耐候経時3000時間試験前後での、色差および、エンボス凹部白化、破断を目視判断した。色差に関しては、耐候試験前後での△Eを測定した。また、目視評価は下記の様である。
○:エンボス凹部、全く変化無し。
△:エンボス凹部、白化あり。
×:エンボス凹部、白化激しく、一部は破壊・破断している。
ホモタイプの押出成型用ポリプロピレン樹脂にフェノール系酸化防止剤(イルガノックス1010:チバスペシャリティーズ社製)0.5重量部、ベンゾトリアゾール系紫外線吸収剤(アデカスタブLA−32:旭電化)0.5部、ヒンダードアミン系光安定剤(キマソープ944:チバスペシャリティーズ社製)0.5部添加されている樹脂を押し出し機を用いて溶融押出を行い、同時に表面に木目様の凹凸エンボスを施し、厚さ約80μmの透明樹脂樹脂シートを得た。そして、このシート最表面には、このシート最表面には、ベンゾトリアゾール系紫外線吸収剤(チヌビン1130:チバスペシャルティ)およびトリアジン系紫外線吸収剤(チヌビン400:チバスペシャルティ)を各々3.0重量部、およびヒンダ−ドアミン系光安定剤(チヌビン292:チバスペシャルティ)2.0重量部を含有する2液硬化型ウレタン系トップコートをドライコートし、透明樹脂シートを得た。続いて、作製されたシートに対し、表面に木目模様が印刷され、接着層として2液硬化型ウレタン樹脂系が2μm程度塗布されたポリエチレン製基材シート(100μm)を、押し出しラミし化粧シートを得た。
実施例1と同様の方法で樹脂シートを作製するが、樹脂中の紫外線吸収剤をベンゾトリアゾール系単体(アデカスタブLA−38:旭電化)0.5重量部とし透明樹脂シートを作製した。作製されたシートに対し、表面に木目模様が印刷され、接着層として2液硬化型ウレタン樹脂系が2μm程度塗布されたポリエチレン製基材樹脂シート(100μm)を、押し出しラミし化粧シートを得た。
実施例2と同様の方法で樹脂シートを作製し、表面に木目模様が印刷され、接着層として2液硬化型ウレタン樹脂系が2μm程度塗布されたポリエチレン製基材樹脂シート(100μm)を、押し出しラミネートする。トップコートをドライコートするが,実施例2と違いベンゾトリアゾール系の紫外線吸収剤(チヌビン1130:チバスペシャルティ)2.0重量部のみを添加して作製した。
2:オレフィン系樹脂層(ポリプロピレン樹脂層)
3:接着性樹脂層
4:接着層
5:インキ層
6:基材
7:プライマー
8:埋め込み樹脂
Claims (3)
- 透明なオレフィン系樹脂層を主体とした積層構成中にトリアジン系およびベンゾトリアゾール系が併用されている紫外線吸収剤が含まれていることを特徴とする化粧シート。
- トップコート層中に前記紫外線吸収剤が含まれていることを特徴とする請求項1記載の化粧シート。
- トップコート層の下層にある透明なオレフィン系樹脂層中に前記紫外線吸収剤が含まれていることを特徴とする請求項1記載の化粧シート。
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