WO1992009519A1 - Escalator system - Google Patents

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WO1992009519A1
WO1992009519A1 PCT/JP1991/001679 JP9101679W WO9209519A1 WO 1992009519 A1 WO1992009519 A1 WO 1992009519A1 JP 9101679 W JP9101679 W JP 9101679W WO 9209519 A1 WO9209519 A1 WO 9209519A1
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Masao Kubota
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    • B66B31/006Accessories for escalators, or moving walkways, e.g. for sterilising or cleaning for conveying hand carts, e.g. shopping carts

Description

明 細 書
エスカ レー夕装置
本発明は車椅子や長尺物などを搭載可能なエス力 レー 夕装置に関するもので、 特に構造が簡単で操作の容易な エスカ レー夕装置に関する。
背 景 技 術 車椅子や長尺物搭載用エス力 レータ装置と しては多く の発明がなされているが、 いずれも同一水平面を維持す る踏面は二踏面に相当するものを、 フ ォーク、 ジャ ッキ ねじ、 二踏面の固定連結などの方法を用い、 スペース不 足分は第三の踏面を傾斜させる方法を採用している。 固 定連結の場合を除き、 通常走行の場合に踏面を通常の踏 面と同様の状態に保つ方式の場合は、 構造と操作が複雑 で高価である。 固定連結の場合は構造は簡単であるが、 通常走行の場合に違和感があるばかりでなく、 転回部で 転回半径が大き く なり、 それに伴って装置が大き く なる という欠点がある。
発 明 の 開 示 本発明の一つの目的は、 通常の走行時には、 通常の踏 段と同様の状態で走行し、 車椅子や長尺物等をエスカ レ 一夕装置に搭載するときには、 互いに近接す.る三つの踏 段に亙って同一平面の車椅子等の搭載用踏面を構成する エスカレー夕装置を提供することにある。
本発明の別の目的は構造の複雑化, 大形化を招く こと なく車椅子等をも搭載できるエス力 レー夕装置を提供す るこ と》>~める o
上述の目的を達成するために、 本発明のエスカ レー夕 装置は、 相連続した三つの踏段において、 中央踏段を挟 む両端の踏段を夫々踏段本体と浮動踏段に分割し、 前記 中央踏段と各浮動踏段とを結合する第 1の結合手段と、 前記浮動踏段と夫々対応する踏段本体とを結合する第 2 の結合手段と、 前記第 1, 第 2の結合手段を連動させて, 第 1の結合手段が前記中央踏段と各浮動踏段を結合させ たときは、 第 2の結合手段は各浮動踏段と対応する踏段 本体との結合を解除させる切換え手段とを備える。
好ま しく は、 前記第 1の結合手段は、 中央踏段から水 平方向もしく は斜め上方向に前方及び後方に突出する前 後方向支持部材をそれぞれ前方及び後方の浮動踏段に揷 入して中央踏段と各浮動踏段を結合し、 前記第 2の結合 手段は、 各浮動踏段から対応する踏段本体に横方向支持 部材を揷入して結合する。
好ましく は、 前記切換え手段は、 前記中央踏段に設け られたピニオンと、 エスカレータ装置の各踏段が水平と なる床に前記ピニォンと嚙み合う位置へ移動可能に配置 されたラッ ク と、 前記ピニオンの回転により駆動され前 記前後方向支持部材を移動させるクランク機構と、 前記 ラック とピニオンの嚙み合いにより クランク機構のクラ ンク回転を 1 8 0 ° 回転させ停止させる機構と、 前記前 後方向支持部材の移動と連動して前記横方向支持部材を 移動させる ピニオンラ ッ ク機構を備える。 さ らに、 好ま しく は、 中央踏段と前後の浮動踏段を結 合して同一水平面となった車椅子等搭載用踏段には、 搭 載した車椅子等が落下しないように車止めを設ける。 こ の車止めは、 エスカ レーターの傾斜走行行程において、 中央踏段より下方の踏段となる踏段の浮動踏段に突出自 在に設け、 前記第 1 の結合手段が中央踏段と各浮動踏段 を結合し、 中央踏段と各浮動踏段を同一水平面と したと き、 前記車止めを浮動踏段面より突出させる手段を備え る o
上述のように、 本発明によれば、 前記第 2の結合手段 により各浮動踏段と対応する踏段本体と結合されると、 結合された踏段本体と浮動踏段とは一体となつて移動し、 通常のエスカレー夕装置を構成する。 また、 第 1の結合 手段により、 中央踏段と各浮動踏段が結合されると、 中 央踏段と浮動踏段は一体となつて一つの平面を構成して 移動し、 車椅子や長尺物を搭載できるようになる。
好ま しく は、 エス力 レー夕が傾斜走行中に、 搭載した 車椅子等が落下しないように中央踏段より下方の踏段の 浮動踏段に車止めを突出させて、 車椅子等の落下を防止 する。
図 面 の 簡 単 な 説 明
第 1図は本発明の実施例によるエス力 レ一タ装置の傾 斜走行行程における車椅子搭載踏段の状況を示す側面図、 第 2図は第 1図の平面図、 第 3図は本発明の実施例によ るエス力 レータ装置の車椅子搭載踏段の形成及び解除を 行う機構を示す機構説明用平面図、 第 4図は第 3図にお ける駆動歯車及びクランク関連機構を示す部分正面図、 第 5図は本発明の実施例によるエスカ レー夕装置の床側 の駆動用ラックをかみ合い位置に移動させる機構の平面 図、 第 6図は第 5図の側面図、 第 7図は本発明の実施例 によるエス力レー夕装置に用いた機械式着脱継ぎ手の平 面図、 第 8図は本発明の実施例によるエスカ レ一夕装置 の車止め機構の側面図、 第 9図は第 8図の平面図、 第 1 0図は本発明の実施例によるエス力レー夕装置における 車椅子等の搭乗及び離脱に対応する踏段の連結 ·分離と 車止めの出入との位置関係を示す説明図である。
発明を実施するための最良の形態 第 1図, 第 2図を参照して、 本発明の実施例によるェ スカ レータ装置の概要をまず説明する。 車椅子等搭載用 踏段は三つの相連続する踏段 1, 2 , 3で構成されてい る。 中央踏段 2の前の踏段 1 は前浮動踏段 1 1 とこれを 除く前踏段本体 1 0に分割されている。 また、 中央踏段 2の後の踏段 3は後浮動踏段 3 1 とこれを除く後踏段本 体 3 0 に分割されている。 本実施例のエスカレ一タ装置 は、 通常時には、 前浮動踏段 1 1 と前踏段本体 1 0、 及 び後浮動踏段 3 1 と後踏段本体 3 0は連結固定され一体 的、 かつ同一平面となって通常の踏段と同様に走行する。 一方、 車椅子等を搭載する場合には、 前浮動踏段 1 1 , 後浮動踏段 3 1 は夫々前踏段本体 1 0, 後踏段本体 3 0 との連結が解かれ、 中央踏段 2 と連結固定される。 その ため第 1図に示されるように、 中央踏段 2 と前, 後の浮 動踏段 1 1, 3 1 は中央踏段 2 と同一水平面を構成し、 この平面に車椅子等を搭載して移動できることになる。 第 3図〜第 9図を参照して、 本実施例の車椅子等搭載 用踏段 (三連) を構成する機構を説明する。
第 3図は車椅子搭載用踏段 (三連) が車椅子等を搭載 のために、 エスカ レー夕装置が停止する直前の状態の機 構平面図で、 第 4図は通常時 (車椅子等搭載用踏段を構 成しないとき) のエスカレ一タ装置走行時状態を示す一 部の平面図である。 前踏段 1、 中央踏段 2及び後踏段 3 で車椅子等搭載用踏段の一単位を構成し、 前踏段 1 は前 浮動踏段 1 1 とこれを除く前踏段本体 1 0 とから成り、 後踏段 3は後浮動踏段 3 1 とこれを除く後踏段本体 3 0 とから成る。 中央踏段 2には前後の浮動踏段 1 1, 3 1 と、 中央踏段 2又は踏段本体 1 0, 3 0 との結合を切換 える切換手段を構成する ピニオン 4が内臓されている。 該ピニオン 4には、 ク リ ッ ク機構の溝 5 6を有する円板 5 6 0が固定されている。 前記溝 5 6に係合する爪 5 7 がバネを介して中央踏段 2に設けられている。 ピニオ ン 軸 4 1 にはクランク軸 6が固着されている。 クラ ンク軸 6には、 1 8 0 ° 位相差のあるクランク ピン 6 1 と 6 2 が設けられている。 クランク ピン 6 1 , 6 2には、 それ ぞれ連結棒 6 3及び 6 4が回動自在に取付けられている c 該連結棒 6 3, 6 4には、 中央踏段 2 と前後の浮動踏段 1 1, 3 1 とを結合する結合手段と しての前後方向支持 部材 6 5及び 6 6が回動自在に軸支されている。 ピニォ ン 4が回転すると、 クランク軸 6, 連結棒 6 3, 6 4を 介して、 前後方向支持部材 6 5, 6 6は往復運動を行う, ピニオン 4はかみ合い位置に移動された床側ラ ッ ク 5 とかみ合う。 ラック 5を退避位置からかみ合い位置に移 動させる機構には、 ピニオン軸 4 1の方向に水平に移動 させる構造とピニオン軸 4 1に垂直に移動させる構造と がある。 本実施例では、 第 5図, 第 6図に示すように、 床に固定した電動機 5 1によって回転されるねじ 5 2と、 ラック 5に固定したナッ ト 5 3とから成る送り機構によ つて、 水平にピニォン軸 4 1の方向にかみ合い位置まで 移動させる構造を採用している。 なお、 参照符号 5 4, 55はそれぞれ床側およびラック側水平案内面である。 ラック 5のピッチ線 5 0の長さはピニオン 4のピッチ円 周の 1Z2に相当する長さよりやや短く し、 ラック 5と ピニオン 4のかみ合いが終わって、 惰性によってピニォ ンが 1 8 0 ° まで回転したところでク リ ッ ク機構の溝 5 6に爪 5 7が入って停止する構造と している。
第 3図, 第 4図を参照すると、 中央踏段 2と浮動踏段 1 1, 3 1との結合手段を構成する前記前後方向支持部 材 6 5, 6 6の先端はそれぞれ着脱継ぎ手 6.7及び 6 8 によってラック 7 1及び 72に結合され、 ラ ック 7 1及 び 72は、 横方向支持部材 8 1及び 8 2に設けられたラ ック 8 3及び 8 4と共にピニォン 8 5, 8 6とかみ合つ ている。 前記横方向支持部材 8 1, 8 2及びラッ ク 8 3, 8 4, 並びにピニオン 8 5 , 8 6等は夫々浮動踏段 1 1: 3 1 と対応する踏段本体 1 0 , 3 0 とを結合させる結合 手段を構成している。
前後方向支持部材 6 5 , .6 6が前進 (第 3図において 中心から外側方向) し、 ラ ッ ク 7 1, 7 2が前進すると. ピニオン 8 5, 8 6が回転し横方向支持部材 8 1, 8 2 は後退して前踏段本体 1 0, 後踏段本体 3 0の結合穴か ら離脱する。 その結果、 それぞれ前浮動踏段 1 1及び後 浮動踏段 3 1 は前踏段本体 1 0及び後踏段本体 3 0 との 結合が解除される構造となっている。 また、 前後方向支 持部材 6 5 , 6 6が前進し、 前浮動踏段 1 1及び後浮動 踏段 3 1 と夫々前踏段本体 1 0及び後踏段本体 3 0 との 結合が解除された状態では、 中央踏段 2 と前後の浮動踏 段 1 1, 3 1 は、 前後方向支持部材 6 5, 6 6及び各浮 動踏段 1 1, 3 1 に設けられた着脱継ぎ手 6 5 , 6 6 に より一体的に結合され、 前後の浮動踏段 1 1, 3 1 は中 央踏段 2 と共に移動し、 車椅子等を搭載して移動できる よ うになる。
逆に前後方向支持部材 6 5 , 6 6が後退し、 ラ ッ ク 7 1, 7 2が後退すると、 ピニオン 8 5 , 8 6が逆方向 に回転して、 横方向支持部材 8 1, 8 2は前進し、 前, 後踏段本体 1 0, 3 0の係合穴に係合する (第 3図に示 す状態) 。 そのため、 前浮動踏段 1 1及び後浮動踏段 3 1 は夫々前踏段本体 1 0及び後踏段本体 3 0 と結合さ れるこ とになる。 また、 前後方向支持部材 6 5 , 6 6は後退の途中にお いて、 夫々着脱継ぎ手 6 7, 6 8が外れ、 前後方向支持 部材 6 5, 6 6は中央踏段 2内に引き込まれる。 そのた め、 前後の浮動踏段 1 1 , 3 1は中央踏段 2 との係合が 解かれ前踏段本体 1 0及び後踏段本体 3 0 と結合される から、 前後の浮動踏段 1 1 , 3 1は夫々前踏段本体 1 0 及び後踏段本体 3 0 と共に移動するこ とになり、 通常の エス力レータ装置の作動を行う ことになる。
着脱継ぎ手 6 7, 6 8 と しては、 電磁回路の開閉を利 用した電磁クラッチを用いてもよいが、 第 7図に示すよ うな純機械的継ぎ手が有効である。 着脱継ぎ手 6 7 , 6 8 はすべて同一構造であるので、 前後方向支持部材 6 6の先端に設けた着脱継ぎ手 6 8の一例を示す。 前後 方向支持部材 6 6の先端に斜面 6 8 1を備えたく びれ部
6 6 1を設け、 ラ ッ ク 7 2のブランク端部 7 2 1に、 斜 面 6 8 1 に対応する斜面を備えたレバー 6 8 2をピン
7 2 2で開閉自在に取り付け、 レバ一 6 8 2が閉じて先 端の突起 6 8 3が斜面 6 8 1に面接触した状態で前後方 向支持部材 6 6 とラック 7 2のブラ ンク端部 7 2 1の接 合部分をス リーブ 7 3内に収める。 ス リーブ 7 3内では 继ぎ手と して作用するが、 前後方向支持部材.6 6が第 3 図及び第 7図中右に移動して、 継ぎ手部分 (前後方向支 持部材 6 6 とブラ ンク端部 7 2 1の接合部分) がスリ一 ブ 7 3から抜け出る と、 レバー 6 8 2が開いて、 突起 6 8 3 と斜面 6 8 1 との面接触が解かれ、 前後方向支持 部材 6 6 とラ ッ ク 7 2の結合が解かれる。 第 3図に示す ように、 一対のレバ一 6 8 2はばねを兼ねレバーが開く 動作が確実になると共に、 ラ ッ ク 7 2の逆戻りが防止で
3る。
次に、 第 8図, 第 9図を参照して、 傾斜行程において 車椅子等が転落するのを防止するための車止め 9の出し 入れの機構について説明する。
車止め 9の出し入れ機構は、 上述の前後方向支持部材 6 5 , 6 6及び横方向支持部材 8 1, 8 2の機構と原理 的には同様である。 車止め 9の出し入れ機構は、 前浮動 踏段 1 1又は、 後浮動踏段 3 1 に設けられ同一構成であ るので傾斜行程を上昇する場合に使用する後浮動踏段 3 1 に設けた車止め 9の出し入れ機構 (第 8 , 9図) に ついて説明する。 床側に設けたラッ ク 9 1をかみ合い位 置に移動して、 後浮動踏段 3 1 に設けたピニオン 9 2に 嚙み合わせて、 ピニオン 9 2に設けられたクランク 9 3 を回転させ、 連結棒 9 4を介して前後方向移動体 9 5に 移動を与える。 前後方向移動体 9 5には、 前述の着脱継 ぎ手 6 7 , 6 8 と同様の着脱継ぎ手 9 6に連結され、 該 着脱継ぎ手 9 6を介して、 前後方向移動体 9 5 とラ ッ ク 9 7を結合し、 ラ ッ ク 9 7を前後方向に移動させる。 ラ ッ ク 9 7が移動すると該ラ ッ ク 9 7 と喘み合う ピニオン 9 8が回転し、 該ピニオン 9 8 と喃み合うラ ッ ク 9 9を 備えた車止め支持部材 9 0の出し入れを行う。 枠状の車 止め 9は車止め支持部材 9 0に結合されている。 ク ラ ン 0 ク 9 3を 1 8 0 ° 回転で止めるため、 グリ ッ ク機構 921を用いる。
次に第 1 0図、 1) 〜4) を参照して本実施例の動作 を説明する。
1) 階下の水平走行部において車椅子を搭載する場合 (第 1 0図、 1) 参照)
水平走行部において一つの車椅子搭載ュニッ 卜が通過 した後、 エス力レー夕の走行を減速する。 電動機 5 1を 駆動して、 ラッ ク 5をピニオン 4との嚙み合い位置に移 動させる。 ピニオンが中央踏段 2と共に移動して来て、 ラ ッ ク 5と ピニオン 4が嚙み合いを初め、 クラ ンク角 0° から 1 8 0° まで回転する間に、 前後方向支持部材 6 5, 6 6がース ト ローク前進し、 途中 (グラ ンク角 9 0° 近傍) において着脱継ぎ手 67, 68が結合して、 ラ ック ピニオン機構の働きで横方向支持部材 8 1, 82 が係合穴から離脱し、 前後浮動踏段 1 1, 3 1と前後踏 段本体 1 0, 30との結合が夫々解かれる。 また、 前後 の浮動踏段 1 1, 3 1が前後方向支持部材 6 5, 66及 び着脱継ぎ手 67, 68により中央踏段 2に結合され支 持態勢が完了する。 この状態でエスカレーターの走行を 停止し、 車椅子等を搭載する。 それまでに (ラック 5の 移動と同時でもよい) 車止め駆動用ラッ ク 9 1を嚙み合 い位置まで移動しておく。 エスカ レーターの走行を再開 する と、 間も無く ピニオン 9 2が車止め駆動用ラッ ク 9 1とかみ合いを始め、 車止め 9の突出が行なわれ、 ク リ ッ ク機構を併用したピニオン 9 2によつて駆動される クランク 9 3の 1 8 0 ° 回転により、 車止め 9の突出が 終わり、 走行を継続する。
2 ) 階上の水平走行部において車椅子を離脱させる場台 (第 1 0図、 2 ) 参照)
車止め駆動用ラ ッ ク 9 1をピニオン 9 2 との啮み台い 位置に移動させておく。 エスカ レー夕が上昇してきた階 上の水平走行部において、 エスカ レー夕の走行停止前に ラ ッ ク 9 1がピニオン 9 2に嚙み合い、 クラ ンク 9 3が 1 8 0 ° 回転により車止めの引き込みが完了する。
次いでエス力 レータの走行を停止し、 車椅子を離脱さ せた後、 ラ ッ ク 5をピニオン 4 との嚙み合い位置に移動 させ、 エスカ レー夕装置を駆動すると ピニオン 4 とラ ッ ク 5が嚙み合い、 前後浮動踏段 1 1 , 3 1を夫々前後踏 段本体 1 0 , 3 0に結合し、 前後支持部材 6 5 , 6 6は 中央踏段 2内に収納され、 通常のエスカ レー夕装置とな る o
3 ) 階上の水平走行部において車椅子を搭載する場合 (第 1 0図、 3 ) 参照)
この場合、 前踏段 1 は、 傾斜下降部において中央踏段 2の下方に来る。 従って車止め 9は前浮動踏段 1 1 に設 ける。 この場合はエスカレ一夕の走行停止の前に中央踏 段 2 による前後浮動踏段 1 1 , 3 1の支持と車止め 9の 突出をほとんど同時に行って差し支えない。 従って、 前 後支持部材駆動用のラ ッ ク 5 と ピニオン 4 との嚙み合い と、 車止め駆動用のラック 9 1とピニオン 92との嚙 み合いとが、 同時に行なわれるようにしてよい。
なお、 前後浮動踏段 1 1, 3 1と前後踏段 1 0, 30 との夫々の結合の解除, 前後浮動踏段 1 1, 31と中央 踏段 2との結合の動作は、 前述した 1) と同様である。 4) 階下の水平走行部において車椅子の離脱が行なわれ る場合 (第 1 0図、 4) 参照)
前述と同様に、 エスカレー夕停止前に車止め 9を引き 込ませ、 走行停止、 次いで、 車椅子離脱の後、 走行再開 してから中央踏段 2と前後浮動踏段 1 1, 3 1との結合 の解除と、 前後踏段本体 10, 3 0と前後浮動踏段 1 1, 3 1との結合とを夫々同時に行なわせる。
なお車椅子等を搭載しない通常の走行では、 各浮動踏 段 1 1, 3 1は夫々前もしく は後踏段本体 1 0, 30に 結合した状態で行なわれ、 前浮動踏段 1 1と前踏段本体 1 0及び後浮動踏段 31と後踏段本体 3 0は夫々一体と なって、 通常のエス力レ一タ装置と同様に移軌する。
以下、 本発明の利点を列記すると、 " (1) エスカレータ装置を駆動する駆動源を利用して、 浮動踏段を各踏段本体、 又は中央踏段に切換え結合さ せる動作が行われるから、 駆動源の有効利用が図れる。 また、 上記実施例のように、 切換えるためのラ ッ ク 5, 9 1の移動に電動機を用いたと しても該電動機はラ ッ ク 5又は 9 1を移動させるだけであるから、 小型の電 動機でよい。 ( 2 ) 主要部の運動が主と して機械的な機構で行なわれ るので、 全体の走行を制御するコ ン ト ローラ一は、 停 止位置センサ一と組み合わせた簡単なもので足り る。

Claims

求 の 囲
. 相連続した三つの踏段において、 中央踏段を挟む両 端の踏段を夫々踏段本体と浮動踏段に分割し、 前記中 央踏段と各浮動踏段とを結合する第 1 の結合手段と、 前記浮動踏段と夫々対応する踏段本体とを結合する第 2の結合手段と、 前記第 1 , 第 2の結合手段を連動さ せて、 第 1の結合手段が前記中央踏段と各浮動踏段を 結合させたときは第 2の結合手段は各浮動踏段と対応 する踏段本体との結合を解除させる切換え手段とを備 えるエス力 レータ装置。
. 前記第 1の結合手段は、 中央踏段から水平方向も し く は斜め上方向に前方及び後方に突出する前後方向支 持部材をそれぞれ前方及び後方の浮動踏段に挿入して 中央踏段と各浮動踏段を結合し、 前記第 2の結合手段 は各浮動踏段から対応する踏段本体に横方向支持部材 を挿入して結合する請求項 1記載のエス力 レータ装置。. 前記切換え手段は前記中央踏段に設けられたピニォ ンと、 エスカレータ装置の各踏段が水平となる床に前 記ピニオンと嚙み合う位置へ移動可能に配置されたラ ック と、 前記ピニオンの回転により駆動され前記前後 方向支持部材を移動させるクランク機構と、 前記ラ ッ ク と ピ二オンの嚙み合いにより ク ラ ンク機構のクラ ン ク回転を 1 8 0 ° 回転させ停止させる機構と、 前記前 後方向支持部材の移動と連動して、 前記横方向支持部 材を移動させる ピニオンラッ ク機構を備えた請求項 2 5 記載のエス力 レー夕装置。
. エスカ レー夕の傾斜走行行程において、 中央踏段よ り下方の踏段となる踏段の浮動踏段には、 該浮動踏段 より突出自在の車止めを設け、 前記第 1の結合手段が 中央踏段と各浮動踏段を結合し、 中央踏段と各浮動踏 段を同一水平面と したとき、 前記車止めを浮動踏段面 より突出させる手段を備えた請求項 1 , 請求項 2又は 請求項 3記載のエス力レ一タ装置。
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