WO1985000144A1

WO1985000144A1 - Printer

Info

Publication number: WO1985000144A1
Application number: PCT/JP1984/000330
Authority: WO
Inventors: Naotake Kobayashi; Yasuyuki Ochiai; Satoru Shinohara; Tetsuya Abe; Yoshio Fujiwara
Original assignee: Sony Corporation
Priority date: 1983-06-27
Filing date: 1984-06-26
Publication date: 1985-01-17
Also published as: EP0148276A4; EP0148276B1; EP0148276A1; DE3468652D1

Description

明細書

発明の名称プリンタ

技術分野

本発明は、例えばビデオカメラによる撮像画像、テレビジョン画像等の各種画像の静止画像をハードコピーとしてプリントするプリンタ、特に昇華染料を有するィンクリボンを印画紙上に重ね合わせ画像情報に応じたパターンの加熱をすることによつて昇華染料を印画紙上に転写してそのプリントを行うようにした昇華転写式プリンタに関する。 ·

背景技術

従来の昇華転写式プリンタは、例えば第 1 図に示すように、印画紙 ωが巻付けられて矢印 a の方向に回転するプラテン（²)が設けられ、これに対して感熱転写記録様ィンクリボン >を挟んで圧着する感熱へッド（⁴)が設けられる。感熱へッド（⁴)の先端には、発熱素子（ 4a) が例えばチレビジョン画像の一走査線分の絵素数だけ配列されて成る。

そして、この感熱へッド（4)と印画紙（1)との間に圧接される感熱転写記録様ィンクリボン）は、シート '伏基^ (⁹)上に、テレビジョン画像の画面の輪郭形状に対応する輪^形伏を^する例えば各色イェロー、マゼンタ、シアン、ブラックの華忡 ¾料を有する各部分のインク部分、イエロ一 Y、マゼンタ M、シアン C、及びブラック Bが順次繰返し配列されてなりその 1えば対応する各一方の側緣にこれら各色のィンク部分の ^ 検出する各色のィンク部分位置検出マーク（5 Y) ( 5 M) ( 5 C) kび ( 5 B) と各組のィンク部分すなわち隣合う各 i のインク邰分 Y , , C , B の組合せブロックを検出するブック位蘆検出マークとがけられて成る。

このようにして例えばィンク部分 Yが印幽'紙（1)に圧接された伏態において、ィエローに対応する情報例えばテレビジョン映像信号のィェ口一に対応する色信号によって、へッド (4)の各へッド素子（4 a) に 1走査線分の絵素に対応するパターンの加熱をなし、この加熱バターンに応じてィンク部分 Yのィヱロ一の昇華染料を印画紙）に熱耘写する。このようにして各走査線に対応するライン毎に間歇的にプラテン )を矢印 aに沿って回転させて夫々のラインの情報の熟転写を行って、プラテン（2)の 1回転で一画面分のイエロ一の転写をなす。次にマゼンタ Mについて同様の耘写処理を施し、順次シアン C、ブラック Bに関してその転写を繰返し行い、これらイェロー Y、マゼンタ Μ、シアン C及びブラック Βの

'各昇華染料による転写画像の重ね合おせによつてカラ一画像が印画紙上に映出されるようになされる。この場合、—各インク部分 Υ , Μ , C及び Βにおいて夫々の色信号に対応する信号がへッド (4)のへッド素子（4a.) に与えられるようにマーク（5) ( ( 5Y) ( 5M) ( 5C) ( 5 B) ) 及び (&)を夫々検出する検出手段が^けられる。この検岀手段は、例えば検出用光線の光源 (7)、例えば赤外線発光 ' ダイォードと、これを検出する検出子）とが感熱耘写 ¾1鉍用ィンクリボン）の各マーク（5)及び (6)が設けられた両側に対応して設けられ、マークほ)及び (6)の有無によつて検出桊子 (8)に検出信号を得てこれによつて感熱転写記録用ィンクリボン (3)の感熱へッド (4) との位置を検出するようになされている。 _ このようにしてプリン卜された印画紙上には、転写された画像の褪色防止と、染料の細拡散によつて発色を 1¾ 'めるため加熱の効果を得るカバーフィルムの熱圧着が行われる。

このカバーフィルムの熱圧着は、通常プリンタとは別に設けられたラミネータによって行われる。このラミネータは、例えば第 2図に示すように対の金属加熱ロール (10)及び（ 11) より成り、これらロール αο)及び（11〉間にプリントされた印画紙 (1)とカバーフ

Ο ΡΙ イルム（ 12) とを重ね合わせて圧着移行させる。このような構成によるラミネ一タは、これの熟容量が大きいために、その加熱と冷却にかなりの時間とエネルギーを必要とし、また周囲の温度を下げるための冷却手段を必要とすることから装置が大型化される欠点がある。さらにプリント済みの印画紙とカバーフィルムとの位置合わせの問題や、カバーフィルムの表裏の選定を誤りロール αο)及び（ 1 1) に対するカバーフィルムの卷きつき、汚れなどの閊題が生じる。さらに両ロールの圧着が面圧着になり勝ちであるために、かなり大きな圧力を必要とし気泡の卷き込みが生じ易いなどの欠点がある。

一方、カバーフィルムの重ね合わせ、すなわちラミネートの他の方法としては、第 3図に示すように前述した例えばインクリボン (3)の基体 (9)上の各昇華性染料による各ィンク部分、すなわちィエロー Y、マゼンタ M、シアン C及びブラック β に次いで、 ¾休 (9)に対して剝離可能な透明樹脂層より成るカバーフィルム層（ 13) を配置しておき、前述した各色の感熱へッド )による昇華転' にこのカバーフィルム層（13) を転写被 mさせるものがある。これら各インク部分 Y , M , C , B及びカノ、'一フィルム層 ( 1 3) は、夫々グラビア印刷によって形成する。ところが、カバ一フィルム層（ 13) の厚さは、各インク部分 Y , M , C , Bの厚さに比し、かなり厚く塗布される必要があることから、このフィルム / ¾ ( U) の印刷は各インク部分 Y , M , C , B の印刷後にう。とこノ> カバーフィルム層（ 13) は、一回の印刷で充分な厚さに、しか ''、均一平滑な層として形成することが難しく、これの形成に、¹' I ：：他のインク部分、 Y , M , C , Bに影響を与え、これのカバーソイルムとしての機能、作成に種々の問題がある。

本発明は上述した昇華転方式によるプリントを行うプリンタ自体にカバーフィルムのラミネートを行う機構を設けて、この力

OMPI パーフィルムのラミネートを容易確実に行うことができるようにすると共に装置全体の小型簡易化を図るものである。

癸明の開示

本癸明は、印画紙を保待するブラチンと、所定の昇華染料部とカバーフィルムとが所定の配列で形成されたリポンと、プラテン上の印画紙に対してリボンの昇華染料部を圧着させた伏態で画像情報に応じて加熱して昇華染料を印画紙上に転写して印画する多桊子感熟へッドと、プラテン上で印画された印画紙とカバーフィルムを圧着した伏態でカバ—フィルムを印画紙に熱圧着する全幅にわたる単一発熱部を有する感熱へッドとを有するもので、カバ一フィルムのラミネ一トを容易確実に .f亍うことができるようにすると共に装置全体の小型簡易化を図るものである。

図 ώの簡単な説明

第 1図は徙来のプリンタの斜視図、第 2図はそのラミネータの構成図、第 3図はラミネート層を有するインクリボンのパターン、第 4図は本発明によるプリンタの一例の構成図、第 5図及び第 6図はカバ一フィルムの各例のパタ一ン図、第 Ί図及び第 8 m は夫々力バーフィルム圧着用感熱へッドの各例の斜視図、第 9図及び第 10図は夫々本発明の他の実施例を示す構成図である。

発明を実施するための最良の形態

本発明をより詳細に説述するために第 4図を参照して本癸明によるプリンタの一例を説明する。図において第 1図と対応する部分には同一符号を付すものであり、この場合、インクリボンは）は第 1図に説明したと同様に各ィンク部分例えばィエロー Y , マゼンタ M , シアン C及びブラック Bの各昇華染料が塗布されたインク部分が順次配列された構成を採る。このインクリボン（³)は、その供袷ロール（ 14) から巻き取りロール（ 15) へと移 ifされ、その移行途上でリボン )が、印画紙 (1)が巻きつけ保持されたブラテ

【 _ΟΜΡΙ

ーン（2)に沿うように、すなわちブラテン )上の印画紙 ωに対接するようになされ、その対接部において、インクリボン）の背面から画像情報に応じて加熱される転写用感熱へッド )が圧接されて、順次各色の昇華染料が印画紙上に転写されて力ラー画像が得られるようになされる。ここに、転写用感熱へッド (⁴)、インクリボン

(3) . プラテン (2)等は、第 1図で説明したものと同様の構成をとり得る。

一方、カバーフィルム（ 16) の供給ロール（ 17) と巻き取り口ール（ 18) を設け、プラテン（²)上のプリントされた印画紙（i)に対してカバーフィルム（ 16) を対接移行させる。そしてフィルム

( 16) の背面よりプラテンにヒの印画紙 ωに向かってカバーフィルム（ 16) を熱圧着する全幅に亘つ単一の発熱要素よりなる感熱ヘッド（ 19) を設ける。（ 20) 及び（ 2丄）はインクリボンのガイド、（ 22) 及び（ 23) はカバーフィルムのガイドを示す。

このカバーフィルム（ 16) は、例えば第 5図に示すように、フイルム基体（ 16a ) 上に、これに対して剝離可能な透明樹脂屑より成るカノ一フィルム層（ 16b ) を、例えばインクリボン（li)における各インク部分 Y, M, C , Bの各形状、大きさと同等の形、大きさを有するパターンに間歇的に塗着して形成するか、い：丄第 6'図に示すように同様のカバーフィルム層（ 16b ) を連 τ ίΤ;'に塗布して形成し得る。このカバーフィルム（ 16) のフイルムな

( 16a ) は、カバーフィルム層（ 16b ) としての樹脂層の Ιέ ノ確実に転写しうるようにするために、コンデンサ紙に平滑処 W¹ I の樹脂組成物を塗布するようにしている。ラミネート用の^ ^!ih - ' しては、透明度が高く、かつ昇華染料の発色を向上させるもい ' 用いる。そして、転写時にラミネート用の樹脂と平滑処理用脂とが相溶して一体化しないような樹脂選定を行っている。 ¾色性を向上させるには、分子構造上べンゼン核または璦伏構造を η

O PI することが好ましく、例えばポリエステル樹脂（飽和線伏ポリェスチル樹脂）、エポキシ樹脂、セルロース系樹脂、ァセタール系樹脂等が挙げられる。

平滑処理用の樹脂としてば、これらラミネート用のものと熱溶融時に相溶しないものであればよく、たとえばシリコン系樹脂、ォレフィン系樹脂（ポリエチレン、ポリプロピレン、各種共重合体）、アクリル系樹脂を挙げることができる。

具体的な例をいくつか列挙する。第 1 の例では、平滑処理用の樹脂として、まず、末端ァクリル変性ポリブタジヱン系ォリゴマ 100重量部と光增感剤ベンジル ' ジメチル . ケタール 2重量部とを配合し、この配合物をコンデンサ紙に 10g/ πίとなるように塗布する。こののち、 80WZ cmの高圧水銀灯を用い距離 10cm、時間 10秒の条件で硬化処理を行う。この結果として平滑な塗布面のフィルム基体（ 16a ) を得る。

ラミネート用の樹脂、すなわちカバーフィルム層（ 16 b ) としては鉋和線状ボリエステル樹脂を用いる。たとえば東洋紡績株式会社製バイロン # 20 ( 60重量部）及び # 3(3 ( 40重量部）の配合物を 30重量％となるまでメチルェチルケトンで溶解する。そして、この溶解液をフィルム基体（ 16a ) 上に塗布してカバーフィル Λ 層（16b ) を形成する。この場合、塗布の条件は ZOgZ nf である。

第 2 の例では、平滑処理用樹脂として、シリコンゴム 100重量部、触媒 10重量部およびトルエン 30重量部の配合物を用いる。この配合物をコンデンサ紙に塗布し（ 10gノ πθ 、こののち 150°c、 1時間の条件下で硬化処理する。カバーフィルム層としての樹脂は東洋紡續株式会社製のバイロン 20のメチルェチルケトンの 30

%溶液を塗布乾燥させて得たものを用いる。

第 3 の具体的な例では、平滑処理用の樹脂としてポリエチレン

(住友化学株式会社製スミカセン L — 402 ) を用いた。すなわち、

OMPI このポリヱチレンを一軸押出成型機でスクリュ温度 200〜 220。c、ダィス温度 220¾の条件の下に 10 m 厚のフィルムに押出し成型する。そして、このようにして得たポリエチレンフィルムを線圧力 3 kg / cm 温度 140'C、速度 SmZmin でコンデンサ紙にロールラミネーシヨンするのである。

このように平滑処理したフィルム基体（ 16a ) に第 1 の具体例と同様にカバーフィルム層（ 16b ) を形成する。なお、この第 3 の具体的な例で、住友化学株式会社製のスミカセン L — 402 のかわりに三井ポリケミカル株会社製のハイミランお 1855を用いることができる。

尚、この場合、カノ一フィルム層（ 16b ) の塗布は、フィルム基休 ( 16a ) 上には、他のィンク部分が存在していないので、これらィンク部分に影響を与えないように考慮することなく、任意の厚さに充分均一平滑な表面性に優れた層として形成することができる。

このカバーフィルム圧着用の感熱へッド（ 19) は、例えば第 7 図及び第 8図に示すようにインクリボン）のインク部 Y , M , C , Bの全幅を含む幅に亘る幅を有し、プラテンは）に対して、ィンクリボン）とカバーフィルム（ 16) とを挾んで線接触的に圧接す薄板伏の接触部（ 19a ) を先端に有して成る。そして、この ½^ 部（ 19a ) には、冽えば、蒸着、メッキ等によって被着された MU 電により発熱される抵抗体層（ 19b ) が設けられる。この抵 ½ί木層 U9b ) は、第 7図に示すように、接触部（ 19a ) の、上！tしたインクリボン（3)のィンク部の幅に相当する幅に差し渡って^ 的に形成することもできるし、第 8図に示すように、第 i 1 , 明した転写用感熱へッド (4)の各素子（4a) に対応する部分に ίίΠ¾ 的に形成することもできる。

カノ一フィルム（ 16) のカノ、'一フィルム層（ 16b ) は、前述したように感熱ヘッド（19) によって印画紙 (1)に圧着転写されるものであるが、この場合第 5図に示すようにカバーフィルム層 ( 16b ) を間歇的パタ一ンに形成するときは、各パターンに対応して第 1 図で説明したインクリボン (3)における検出マークほ）に相当するマ 5 —ク（16c ) を配置し、一方図示しないがこのマーク（16c ) の検出手を配置することによってカバーフィルム層（ 16b ) と印画紙との相対的位置の設定を行って印画紙上のプリント部分にちようどカバーフィルム層（ 16b ) がラミネートするように制御し得る。

10 上述したように本発明プリンタにおいては、印画紙を保持した共通のプラテンに対してプリント用の感熱へッドとこれとは異なる位置においてカバーフィルムを圧着する圧着用感熱へッドとを配置するようにしたので冒頭に述べたように圧着口ールを設けるような装置の大型化、熱容量の增大化、更にこれに伴うエネルギ 15 一の消費等を bl避できる。

しかもカバーフィルム層 ( 16 b ) を有するカバーフィルム（ 16) をインクリボン）とは別体に設けたことによってィンク部による S頭に述べた制約を回避でき、所望の厚さ、塗布伏態のカバーフイルム層を形成できるのでこのカバーフィルム層の印画紙への被 E0 - 着を確実に行うことができる。

また上述したようにィンクの昇華転とカバーフィルムの熱圧着とを共通のプラテンに対して行うようにしたので、ラミネ一タ用の駆動機構が不要となり、これに伴う装置の小型、簡素化、電力消費が激減化される利益がある。また、カバーフィルムの熱圧 25 着を感熱へッドによって行うようにしたことによって、熱容が極めて小となるので、瞬時的、加熱冷却が可能となり、上述した小型、省力化はもと-よりその応答性が早められ、取扱いが簡便となる。

OU?l また、冒頭に述べたような加熱ロールを用いる場合における力バーフィルムの卷きつけ、汚れ、大きな圧着力の必要性、更に気泡の卷き込みを回避でき、実用上の利益は極めて大なるものであ第 9図及び第 10図は夫々本発明の他の実施例を示す。この第 9 図及び第 10図に於いて第 1図に対応する部分には同一符号を付し、その説明は省略する。この場合、インクリボン）は第 3図に説明したと同様に各インク部分例えばイェロー Υ、マゼンダ Μ、シァン C及びブラック Βの各昇華染料が塗布されたィンク部分が順次配列されると共にそれらに次いで基休 (⁹)に対して剝離可能な ϋ明樹脂層より成るカバーフィルム（ 13) を配置する構成を採る。このインクリボン）は、その供給ロール（ 24) から巻き取り口一ル ( 25) へと移行され、その移行途上でリボン）が、印画紙（1)が卷きつけられ保持されたプラテン）にうように、すなわちプラテン（2)上の印画紙（1)に対接するようになされ、その対接部において、インクリボン（3)の背面から画像情報に応じて加熱される転写用多素子感熱へッド (4)が圧接されて、順次色の昇華染料が印幽紙上に転写されてカラー函像が得られるよつになされる。ここに、転写用感熱へッド（4)、ィンクリボン（3)、プラテン（2)等は、第 1 図で説明したものと同様の構成をとり得る。

一方、カバ— フィルム（ 13) の熱圧着については、順次各色の羿華染料が印画紙上に転写されたブラチン） :の印凼紙 (1)に対してカバーフィルム（ 13) を対接移行させて、カバーフィルム（ 13) の背面よりプラテン）上の印画紙（丄）に向かつて力ノ一フィルム ( 13) を熱圧着し、この熱圧着用には 7 I 1にす如き全幅にわたって単一発熱部をするカバーフィルムの熱圧着 ffl感熱へッド ( 19) を用いる。（27) 及び（28) はインクリボン）のガイドをフ Kす。なお、他の部分は従来のプリンタ同様に構成する。

次に第 9図の動作につき具体的に述べる。まず、ポリエチレンテレフタレートフィルムの表裏にシリコーン変性ェポキシ樹脂と硬化剤を入れた耐熱処理液で耐熱処理した後、熱昇華性インクとメチルメタァクリレートボリマーよりなるカバーフイノレムを形成した第 3図のようなリボン )を作成した。この背面よりプラテン (2)上に接地した印画紙 (1)面にまず画像用多素子感熱へッド ½)によ ¾画像信号に応じた加熱を行い昇華性染料を昇華させ、画像を形成させた。この '染料はイェロー、マゼンタ、シアン、必要なブラック各色を順に繰返すものである。次にリボン（3)に形成してあるカバ一フィルム（ 13) にっきリボン（3)背面より、感熱へッド（ 19) を加熱してカバーフィルム（ 13) を溶融転写させる。この際カバ一フィルム（ 13) の打ち初め位置と函像位置を自動設定する様にしておく。この結果カバーフィルム（ 13) はリボン基材より自動的に剝離し、非常に表面平滑な仕上がりの良いプリントが得られた

次に第 10図例につき述べるにこの例では、セラミック板表面に画像用感熱へッド (4)とカバーフィルム用単一感熱へッド（ 19) を平行して配置した一体型へッド（29) を用い、プラテン（²)上にセットされた印画紙 (1)の面に、まず画像用感熱ヘッド (⁴)側を傾けて昇華性ィンクを印刷した部分の裏側より加熱させ画像情報に応じた染料の昇華によつて画像を形成させる様にし、次に単一の^熱桌子の感熱へッド（19) がリボン背面によく当たる様逆に若千傾斜を持たせ、カバーフィルム（ 13) のリボン背面を加熱させカバ一フィルム（ 13) を溶融転写させる様にしたものである。その他は第 1図と同様に構成する。

斯る第 9図及び第 10図に於いても第 4図例同様の作用劾果が得られることは容易に理解できょう。

( _ Ο ΡΙ 、更に本例に依ればプラテン上の印画紙にリボンの昇華染料部を圧着させた状態で画像情報に応じて加熱して昇華染料を印画紙上に転写して印画する多素子感熱へッドと、プラテン上で印画された印画紙とカバーフィルムを圧着した伏態でカバーフィルムを印函紙に熱圧着する全幅にわたる単一発熟部を有する感熱へッドにより昇華染料部分とカバーフィルムとが所定の配列で形成されたリボンを用いて印画するようにしたので、カバーフィルムのラミ一トを安定かつ確実に行うことができると共に装置全体を更に小型簡易化できる利益がある。

Claims

請求の範囲

h 印画紙を保持するブラテンと、該プラテン上に保持された印画紙に対して昇華性染料を含有したィンクリボンを圧着した状態で画像情報に応じて加熱して上記ィンクリボンの昇華性染料を上記印画紙上へ転写する多数の発熱要素を有する感熱へッドと、上記プラテン上に保持され印画された印画紙に対して、力バーフィルムを圧着した伏態で加熱して上記カバーフィルムを印画紙上に熱圧着するための全幅にわたって単一の発熱要素を有する感熱へッドとを備えたことを特徴とするプリンタ。

2. 印画紙を保持するプラテンと、昇華染料部分とカバーフィルムとが所定の配列で形成されたリボンと、上記プラテン上の上 ϋ印画紙に上記リボンの昇華染料部を圧着させた状態で画像情報に応じて加熱して昇華'染料を上 ϋ印画紙上に転写して印^する多素子感熱へッドと、上記プラテン上で印画された印画紙とカバーフィルムを圧着した伏態でカバーフィルムを印画紙に熱

1£着する全幅にわたる単一癸熟部を有する感熱へッドとを有することを特徴とするプリンタ。

3. 印画紙を保持するプラテンと、所定の昇華染料が塗布されたィンクリボンの供給ローノレと、カノヾーフイノレムの ·(共給口一ノレと、上記プラテン上の印画紙に上記ィンクリボンを圧着させた ¾ で画像情報に応じて加熱して上記ィンクリボンの昇華染料^ \- ¾1印画紙上に転写する感熱へッドと、上記ブラチン上の他の位置で、上記カバーフィルムを上記印画紙上に熱圧着する感へッドとを具備したことを特徴とするプリンタ。

4. 諝求の範囲第 3項記載のカバーフイルムを印画紙上に^ 1トする感熱へッドは単一の発熱要素より成ることを特徵とする ·''· リンタ。

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