JPWO2019044399A1 - 車両用エアクリーナ - Google Patents

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Abstract

洗浄対象物を清浄状態に維持しやすい車両用エアクリーナを提供する。洗浄対象物(2,3)の洗浄面(21,31)に向けて空気を噴射する噴射口(20,30)と、噴射口(20,30)へ空気を連続的に送り出す非容積式送風手段(10)とを備えている車両用エアクリーナ(1)が提供される。

Description

本開示は、車両用エアクリーナに関する。
近年、車両周囲の状況を撮影する車載カメラが搭載された車両が増えてきている。車載カメラは、撮像面であるレンズが雨や泥等で汚れてしまう場合がある。このため、レンズ上に付着した水滴等の異物を除去するために、車載カメラのレンズに洗浄液や圧縮空気等を吹き付けて異物を除去する装置が知られている。
例えば、特許文献1には、車載カメラの近傍に圧縮空気発生ユニットを設置し、圧縮空気発生ユニットの圧縮空気をノズルから噴射して車載カメラの前面ガラスに高圧の空気を吹き付けるようにすることで前面ガラスに付着した水滴を取り除く構成が提案されている。
また、特許文献1などにより、単一の送風手段から送り出される空気を複数の洗浄対象に吹き付ける車両用エアクリーナが知られている。
日本国特開2001−171491号公報
ところで車両用エアクリーナは電子部品を含んでいる。このため、車両用エアクリーナを車両に搭載する際には、電子部品が濡れないようにする必要がある。しかし車両用エアクリーナの全体を防水仕様にしてしまうと車両用エアクリーナ自体あるいは車両用エアクリーナを収める車両の内部空間が大型化してしまう。
また、特許文献1に記載のように単に送風手段と複数のノズルとを配索しただけでは、ノズルから噴き出される空気の流速が均一にならず、全ての洗浄対象物を効果的に洗浄することが難しいことを本発明者は見出した。
本開示は、洗浄対象物を清浄状態に維持しやすい車両用エアクリーナを提供することを目的の一つとする。
また、本開示は、電子部品の防水を図りつつ、コンパクトな車両用エアクリーナを提供することを目的の一つとする。
また、本開示は、複数のノズルから流れ出る空気の流速を制御しやすい車両用エアクリーナを提供することを目的の一つとする。
本開示の一側面に係る車両用エアクリーナは、
洗浄対象物を洗浄するための車両用エアクリーナであって、
前記洗浄対象物の洗浄面に向けて空気を噴射する噴射口と、
前記噴射口へ空気を連続的に送り出す非容積式送風手段と、
を備えている。
本開示の一側面に係る車両用エアクリーナは、洗浄対象物を清浄状態に維持しやすい。
また、本開示の一側面に係る車両用エアクリーナは、
洗浄対象物に空気を吹き付ける複数のノズルと、
前記ノズルに空気を送る単一の非容積式送風手段と、
前記非容積式送風手段と複数の前記ノズルの間の管路に、前記ノズルから出る風の流速を調整する単一の流速調整室が設けられている。
本開示の一側面に係る車両用エアクリーナは、複数のノズルから流れ出る空気の流速を制御しやすい。
また、本開示の一側面に係る車両用エアクリーナは、
開口を有する車両用外観部品に防水部材を介して取り付けられる車両用エアクリーナであって、
前記防水部材と、
洗浄対象物へ噴射する空気を送り出す送風機構と、
前記送風機構を駆動させるモータと、を有し、
前記モータは、前記防水部材と前記車両用外観部品により防水された領域に配置され、
前記送風機構は、前記防水部材と前記車両用外観部品により防水されていない領域に配置されている。
本開示の一側面によれば、電子部品の防水を図りつつ、コンパクトな車両用エアクリーナが提供される。
車両用エアクリーナが取り付けられた車両を示す模式図である。 第一実施形態に係る車両用エアクリーナの斜視図である。 多翼ファンの分解斜視図である。 斜流ファンの分解斜視図である。 斜流ファンの断面図である。 軸流ファンの分解斜視図である。 軸流ファンの断面図である。 軸流ファンの回転翼および静止翼の羽根の構造を説明するための図である。 軸流ファンの回転翼および静止翼内における空気の流れを説明するための図である。 第四実施形態に係る車両用エアクリーナの斜視図である。 車両用エアクリーナの正面図である。 車両用エアクリーナの側断面図である。 車両用エアクリーナの側断面図である。 第五実施形態に係る車両用エアクリーナユニットが取り付けられた車両を示す模式図である。 車両に取り付けられた車両用エアクリーナユニットを示す斜視図である。 ガーニッシュを透過して示す車両に取り付けられた車両用エアクリーナユニットを示す斜視図である。 車両用エアクリーナユニットの分解斜視図である。 ブロアファンの分解斜視図である。 ブロアファンの断面図である。 変形例に係る車両用エアクリーナのブロアファンの断面図である。
<第一実施形態>
第一実施形態に係る車両用エアクリーナ1を図面を用いて説明する。図1は車両用エアクリーナ1が取り付けられた車両100を示す模式図である。図1に示すように、車両用エアクリーナ1は、車両100の後部に設けられる。
図2は、車両用エアクリーナ1を示す斜視図である。図2に示すように、車両用エアクリーナ1はリアカメラ2とバックカメラ3と一体である。車両用エアクリーナ1は、リアカメラ2とバックカメラ3に空気を吹き付ける。
リアカメラ2は、常時車両100後方の画像を取得する。リアカメラ2は常時、比較的広い画角で車両100後方の画像を取得する。例えば、後方から自車両を追い越そうとする他車両の有無を確認するためにリアカメラ2から出力される情報を用いることができる。
バックカメラ3は、車両100の後退時に車両100後方の画像を取得する。バックカメラ3は後退時に自車両の近くの情報を取得する。例えば、駐車時など、自車両の近くの障害物の存在を確認するためにバックカメラ3から出力される情報を用いることができる。
車両用エアクリーナ1は、非容積式送風手段としての多翼ファン10と、導風路40と、リア用噴射口20と、バック用噴射口30と、これらを支持するベースフレーム50を有する。ベースフレーム50には、リアカメラ2とバックカメラ3も取り付けられている。
リア用噴射口20は、リアカメラ2のレンズ21(洗浄面)に空気を噴射する。リア用噴射口20はリアカメラ2のレンズ21より上方に設けられている。バック用噴射口30は、バックカメラ3のレンズ31(洗浄面)に空気を噴射する。バック用噴射口30はバックカメラ3のレンズ31より上方に設けられている。導風路40は、多翼ファン10から送り出される空気をリア用噴射口20とバック用噴射口30へ導く。
導風路40の内部には長手方向に延びる仕切り壁41が設けられている。仕切り壁41により導風路40の内部に二つの流路が形成されるように仕切られている。導風路40において、多翼ファン10からリア用噴射口20までの流路42と、多翼ファン10からバック用噴射口30までの流路43は独立している。
図3は多翼ファン10の分解斜視図である。図3に示すように、多翼ファン10はモータ11と、羽根車12と、ハウジング13と、フレーム14と、モータケース15を有している。羽根車12は、モータ11により回転軸線Ax回りに回転可能である。羽根車12は、円板状のメインプレート12aと、複数の羽根12bを有している。複数の羽根12bは径方向に延びるように形成されている。複数の羽根12bはメインプレート12aに環状をなすように取り付けられている。
ハウジング13は羽根車12を覆っている。ハウジング13は羽根車12を挟むように二つに分割されている。ハウジング13は、吸い込み口13aと吹き出し口13bを有する。吸い込み口13aは、羽根車12の回転軸線Axの延長線上に開口している。吹き出し口13bは、羽根車12の回転軸線Axに対して交差する方向に開口している。
ハウジング13は内部に略ドーナツ状の内部空間を有している。羽根車12はこの内部空間に収容されている。羽根車12が回転すると、吸い込み口13aから吸い込まれた空気が羽根12bによってハウジング13の内周面13cに押し付けられる。押し付けられた空気はハウジング13の内周面13cに沿って案内されて吹き出し口13bまで導かれ、吹き出し口13bから導風路40へ送り出される。つまり、羽根車12の回転軸線Ax方向から吸い込まれた空気は、回転する羽根12bによって径方向に押し出されてハウジング13の内周面13cに押し付けられ、径方向に開口した吹き出し口13bから導風路40へ送り出される。
ハウジング13はさらに、水抜き穴13dを有している。水抜き穴13dは内部空間を外部へ連通させている。水抜き穴13dは、車両用エアクリーナが車両100へ取り付けられた状態でハウジング13の底部に開口している。ハウジング13の内部に浸入した水は水抜き穴13dを通って外部へ落ち、ハウジング13の内部に水がたまらないようにされている。
本実施形態に係る車両用エアクリーナ1において多翼ファン10は、
モータ11と、
複数の羽根12bが環状に取り付けられ、モータ11により回転軸線Ax回りに回転される羽根車12と、
回転軸線Ax方向に開口した吸い込み口13aと、回転軸線Axに対して交差する方向に開口した吹き出し口13bとを有し、羽根車12を覆うハウジング13を有する。
このように車両用エアクリーナ1は非容積式送風手段として多翼ファン10を備えているため、比較的風量および風圧を大きく確保しやすい。多翼ファン10として、シロッコファン、ターボファン、プロペラファンなどを採用することができる。
ところで特許文献1の車両用エアクリーナは、クリーナにON信号が入力されたときに動作する。このため特許文献1のような車両用エアクリーナは、洗浄対象物の汚れの検出信号に基づいて、あるいは、ユーザの操作に基づいて作動するように構成される。しかしながら、カメラやLiDARといった自動運転に用いる車両用センサは、そもそも汚れが付着することが好ましくない。
上記本実施形態に係る車両用エアクリーナ1によれば、非容積式送風手段10により空気が連続的に洗浄対象物に吹き付けられているので、洗浄対象物の表面上に流れる空気の層(エアカーテン)が形成される。これにより、軽微な汚れは流れる空気の層によって洗浄対象物に付着する前に外部に流され、そもそも汚れが洗浄対象物に付きにくくなる。
また、本実施形態に係る車両用エアクリーナ1によれば、非容積式送風手段10により空気が連続的に洗浄対象物に吹き付けられているので、汚れが洗浄対象物に付着したとしても、その汚れはすぐに除去される。この際に、車両用エアクリーナ1に通電さえされていれば空気が常に洗浄対象物に吹き付けられているので、汚れセンサやユーザの操作手段、あるいはこれらからの出力信号に応じて多翼ファン10を作動させる制御部を設ける必要がなく、車両用エアクリーナ1を安価に車両100に搭載することができる。
<第二実施形態>
なお、上述した第一実施形態においては、非容積式送風機構として多翼ファン10を用いた構成を説明したが、本発明はこれに限られない。非容積式送風機構として、図4および図5に示した斜流ファン60を用いてもよい。
図4は斜流ファン60の分解斜視図である。図5は斜流ファン60の断面図である。図4および図5に示したように、斜流ファン60はモータ61と、ロータ62と、ハウジング63を有している。以降の説明において便宜的に、モータ61の回転軸線Ax方向においてモータ61の回転軸61aが突出す方向を前方、その逆方向を後方と呼ぶ。
ロータ62は、外周面に複数の羽根62bが環状に取り付けられた円錐状の部材である。ロータ62はモータ61により回転軸線Ax回りに回転される。円錐状のロータ62の底面に当たる位置に、モータ61が設けられている。モータ61の回転軸線Axと円錐状のロータ62の母線は一致されている。モータ61の回転軸61aがロータ62に結合されている。モータ61が回転するとロータ62が回転する。
ハウジング63は、第一モータケース71、第二モータケース72、第一アウタケース73、第二アウタケース74、フロントケース75、キャップ76を備えている。第一モータケース71と第二モータケース72は筒状の部材である。第一モータケース71と第二モータケース72はモータ61を覆っている。第一モータケース71は前方からモータ61に取り付けられている。
第一モータケース71の前部には、モータ61の回転軸61aが挿通される開口71aが設けられている。第一モータケース71には、前後方向に延びる流路71bが設けられている。第一モータケース71の前端には環状の開口71cが設けられている。流路71bは、環状の開口71cから後方に延び、後端においては二条に分岐している。流路71bの後端に設けられた2つの開口が吹き出し口71dである。吹き出し口71dをなす部位は第二モータケース72を貫通して後方に延びている。
前後方向に交差する横方向について、第二モータケース72は第一モータケース71の外側に位置する。第二モータケース72は後方からモータ61に取り付けられている。第二モータケース72は、モータ61から延びる配線が通る開口72aが設けられている。
フロントケース75は、第一モータケース71の前方に配置されている。フロントケース75は第一モータケース71の前部とともに、ロータ62を収容する収容空間Sを形成している。フロントケース75は前方に開口している。
第一アウタケース73および第二アウタケース74は、フロントケース75と第一モータケース71の一部を覆っている。第一アウタケース73および第二アウタケース74は組み合わせると円筒形状を形成する。キャップ76は第一アウタケース73と第二アウタケース74の前部にはめ込まれる。第一アウタケース73と第二アウタケース74の後部は第二モータケース72とセレーションSSで嵌合している。
キャップ76はフロントケース75の前部に取り付けられている。キャップ76は前方に開口している。キャップ76の開口76aとフロントケース75の開口75aにより吸い込み口63aが形成されている。
吸い込み口63aはロータ62の回転軸線Ax方向における前方に開口しており、吹き出し口71dは後方に開口している。吸い込み口63aから吸い込まれた空気はロータ62の羽根62bによりフロントケース75の内壁75bに押し付けられて後方へ運ばれ、第一モータケース71の環状の開口71cから流路71bに流れこみ、吹き出し口71dから導風路40(図2参照)へ吹き出される。
上述したように、本実施形態の車両用エアクリーナ1において斜流ファン60は、
モータ61と、
モータ61により回転軸線Ax回りに回転され、外周面に複数の羽根62bが環状に取り付けられた円錐状のロータ62と、
回転軸線Ax方向の一方側に開口した吸い込み口63aと、回転軸線Ax方向の他方側に開口した吹き出し口71dとを有し、ロータ62を覆うハウジング63を有する。
このように本実施形態の車両用エアクリーナは非容積式送風手段として斜流ファン60を備えているため、比較的風量および風圧を大きく確保しやすい。
上記本実施形態に係る車両用エアクリーナによっても、非容積式送風手段により空気が連続的に洗浄対象物に吹き付けられているので、洗浄対象物の表面上に流れる空気の層(エアカーテン)が形成される。これにより、汚れが洗浄対象物に付きにくくなる。汚れが洗浄対象物に付着したとしても、その汚れはすぐに除去される。さらに車両用エアクリーナを安価に車両100に搭載することができる。
<第三実施形態>
次に、非容積式送風機構として、図6から図9に示した軸流ファン80を用いた場合について説明する。
図6は軸流ファン80の分解斜視図である。図7は軸流ファン80の断面図である。図8は、軸流ファンの回転翼および静止翼の羽根の構造を説明するための図であり、ハウジング84および回転翼および静止翼の一部を破線で示している。図6および図7に示したように、軸流ファン80はモータ81と、回転翼82と、静止翼83と、ハウジング84を有している。以降の説明において便宜的に、モータ81の回転軸線Ax方向においてモータ81の回転軸81aが突出す方向を前方、その逆方向を後方と呼ぶ。
ハウジング84は、第一モータケース91、第二モータケース92、キャップ93を備えている。第一モータケース91と第二モータケース92は筒状の部材である。第一モータケース91は、筒状の第一部材91eと、第一部材91eの前部の外側を覆う筒状の第二部材91fと、第一部材91eの外周面と第二部材91fの内周面との間に設けられた複数の仕切り部91gを有する。第二モータケース92は、モータ81から延びる配線が通る開口92aが設けられている。第一モータケース91と第二モータケース92は、モータ81を覆っている。第一モータケース91は前方からモータ81に取り付けられている。第二モータケース92は後方からモータ81に取り付けられている。
第一モータケース91の第一部材91eの前部は、中央に後方に凹んだ凹部を有し、凹部の底面には、モータ81の回転軸81aが挿通される開口91aが設けられている。凹部の底部にはパッキン85が嵌めこまれ、モータ81の回転軸81aはパッキン85を介してハウジング84に回転可能に固定される。第一モータケース91の第一部材91eの外周面と第二部材91fの内周面との間には、前後方向に延びる複数の流路91bが形成されている。第一モータケース91の第一部材91eの外周面と第二部材91fの前端には複数の開口91cが設けられている。各流路91bは、対応する開口91cから後方に延び、後端においては第二部材91fの内周面側がテーパー状に広がっている。後端に設けられた複数の開口が、吸い込み口91dである。
回転翼82は、円板状の第一部材82aと、第一部材82aの外側を覆うリング状の第二部材82bと、第一部材82aの外周面と第二部材82bの内周面との間に環状に設けられた複数の羽根(増速翼列または回転翼列)82cを有する。モータ81の回転軸81aが回転翼82に結合され、モータ81が回転すると回転翼82が回転する。回転翼82は、モータ81により回転軸線Ax回りに回転される。複数の羽根82cは、図8に示すように回転翼82の回転軸線に対して所定の方向に傾いた状態で等間隔に配置されている。
静止翼83は、略円錐状の第一部材83aと、第一部材83aの外側を覆う筒状の第二部材83bと、第一部材83aと第二部材83bとの間に環状に設けられた複数の羽根(減速翼列または静止翼列)83cを有する。第一部材83aは、円錐形状の底面から後方に延びた円板状の後部を有しており、複数の羽根83cは、この円板状の後部の外周面と第二部材83bの内周面との間に設けられている。第一部材83aの円板状の後部の外径は、回転翼82の円板状の第一部材82aの外径と同じである。複数の羽根83cは、図8に示すように回転翼82の回転軸線に対して所定の方向に傾いた状態で等間隔に配置されている。複数の羽根83cの傾きの方向は、回転翼82の複数の羽根82cの方向と逆向きである。第二部材83bは、第一部材83aよりも後方に延びており、第一モータケース91の第二部材91fの前部に取り付けられている。第二部材83bは、第一部材83aの後端および第一モータケース91の前端とともに、回転翼82を収容する収容空間S’を形成している。
キャップ93は静止翼83の第二部材83bの前部に取り付けられている。キャップ93は、細い筒状の前部と、筒状の後端から後方に広がった円錐状の後部を有する。細い筒状の前部の前端に設けられた開口が吹き出し口93aである。円錐状の後部は、内部に円錐状の内部空間を有している。静止翼83の円錐状の前部はこの内部空間に収容されている。静止翼83の円錐状の前部の外周面とキャップ93の円錐状の後部の内周面との間の流路(静止翼83側の流路)と細い筒状の前部の流路(吹き出し口93a側の流路)により流路93bが形成されている。流路93bにおいて、静止翼83側の断面積D1は、吹き出し口93a側の断面積D2よりも小さくなるように設定されている。
吸い込み口91dは回転翼82の回転軸線Ax方向における後方に開口しており、吹き出し口93aは前方に開口している。吸い込み口91dから吸い込まれた空気は第一モータケース91の複数の流路91bを経由して複数の開口91cから回転翼82へ流れ込む。回転翼82へ流れ込んだ空気は、回転翼82の羽根82aの回転により増速しながら前方へ運ばれ、静止翼83へ流れ込む。静止翼83へ流れ込んだ空気は、静止翼83の静止した羽根83aに当たることにより減速しながら前方へ運ばれる。キャップ93の流路93bに流れ込んだ空気は、吹き出し口93aから導風路40(図2参照)へ吹き出される。静止翼83へ流れ込んだ空気は、静止翼83の羽根83aに当たり減速することでその圧力が増加する。また、キャップ93の流路93bへ流れ込んだ空気は、断面積が大きい吹き出し口93a側を通ることにより減速しその圧力が増加する。したがって、静止翼83およびキャップ93により圧縮された空気が導風路40(図2参照)へ吹き出される。なお、空気の圧力の調整は、静止翼83の羽根83aの角度や数を変更したり、キャップ93の流路93bの断面積の大きさを変更することで調整可能である。
図9を用いて、回転翼82および静止翼83により空気の圧力が増加するメカニズムについて説明する。図9において、白抜きの矢印(矢印(1)、(4)、(5)、(8))は、空気の進入/排出速度と方向を示している。破線の矢印(矢印(2)、(3)、(6)、(7))は、空気の回転軸方向/回転方向の成分を示している。
所定の速度を有する空気が回転軸方向に回転翼82に流れ込む(矢印(1))と、回転翼82の回転によりモータ回転エネルギーが空気エネルギーに変換されて空気の回転翼82の回転方向の成分が増速する(矢印(3))。回転軸方向の成分(矢印(2))と回転方向の成分により、増速した空気が回転翼82から回転軸方向に対して斜めの方向に排出される(矢印(4))。静止翼83に流れ込んだ空気(矢印(5))は、静止翼83の羽根83aに当たることで、その回転方向の成分が減速する(矢印(7))。これにより静止翼83内において空気の圧力が増加する。回転軸方向の成分(矢印(6))と回転方向の成分(マイナス)により、静止翼83から圧力が増加した空気が回転軸方向に排出される(矢印(8))。
図9では、回転翼82の羽根(回転翼列)と静止翼83の羽根(静止翼列)は、その数及び角度は同じで且つ向きが逆方向に配置されている。このため、回転翼82に流れ込む空気(矢印(1))と回転翼82内の回転軸方向の成分(矢印(2))と静止翼83内の回転軸方向の成分(矢印(6))と静止翼83から排出される空気(矢印(8))の速度は一定である。したがって、回転翼82に流れ込んだ空気は、回転翼82の増速および静止翼83の減速により、静止翼83から同じ速度で且つ圧力が増加した状態で排出される。なお、上述したように、静止翼83の羽根の角度や数を変更することにより、静止翼83から排出される空気の速度および圧力を調整可能である。
上述したように、本実施形態の車両用エアクリーナ1において軸流ファン80は、
モータ81と、
回転軸線Ax方向の一方側に開口した吸い込み口91dと、回転軸線Ax方向の他方側に開口した吹き出し口93aとを有し、モータ81を覆うハウジング84と、
モータ81により回転軸線Ax回りに回転され、複数の羽根82bが環状に取り付けられた回転翼82と、
ハウジング84に固定され、複数の羽根83bが環状に且つ複数の羽根82bとは反対の向きに取り付けられた静止翼83と、を有する。
このように本実施形態の車両用エアクリーナは非容積式送風手段として軸流ファン80を備えているため、比較的風量および風圧を大きく確保しやすい。
上記本実施形態に係る車両用エアクリーナによっても、非容積式送風手段により空気が連続的に洗浄対象物に吹き付けられているので、洗浄対象物の表面上に流れる空気の層(エアカーテン)が形成される。これにより、汚れが洗浄対象物に付きにくくなる。汚れが洗浄対象物に付着したとしても、その汚れはすぐに除去される。さらに車両用エアクリーナを安価に車両100に搭載することができる。
<第四実施形態>
第四実施形態に係る車両用エアクリーナ201を図面を用いて説明する。車両用エアクリーナ201は、第一実施形態に係る車両用エアクリーナ1と同様に、車両100の後部に設けられる。
図10は、車両用エアクリーナ201を示す斜視図である。図10に示すように、車両用エアクリーナ201はリアカメラ202とバックカメラ203と一体である。車両用エアクリーナ201は、リアカメラ202とバックカメラ203に空気を吹き付ける。
リアカメラ202は、常時車両100後方の画像を取得する。リアカメラ202は常時、比較的広い画角で車両100後方の画像を取得する。例えば、後方から自車両を追い越そうとする他車両の有無を確認するためにリアカメラ202から出力される情報を用いることができる。
バックカメラ203は、車両100の後退時に車両100後方の画像を取得する。バックカメラ203は後退時に自車両の近くの情報を取得する。例えば、駐車時など、自車両の近くの障害物の存在を確認するためにバックカメラ203から出力される情報を用いることができる。
車両用エアクリーナ201は、非容積式送風手段としての多翼ファン210と、ケーシング240と、リア用噴射ノズル220と、バック用噴射ノズル230と、これらを支持するベースフレーム250を有する。ベースフレーム250には、リアカメラ202とバックカメラ203も取り付けられている。
リア用噴射ノズル220は、リアカメラ202のレンズ221に空気を噴射する。リア用噴射ノズル220はリアカメラ202のレンズ221より上方に設けられている。バック用噴射ノズル230は、バックカメラ3のレンズ231(洗浄面)に空気を噴射する。バック用噴射ノズル230はバックカメラ203のレンズ231より上方に設けられている。
多翼ファン210は、第一実施形態の多翼ファン1と同じ構造のため、詳細な説明は省略する。
図11は、車両用エアクリーナ201の正面図であり、ケーシング240の前面を切り欠いてケーシング240の内部に設けられた流速調整室260を示している。図11に示すように、ケーシング240の内部に流速調整室260が設けられている。流速調整室260は、多翼ファン210から送り出されてきた空気を一時的に貯留する空間である。流速調整室260を形成するケーシング240のうち、レンズ221に向かい合う位置にリア用噴射ノズル220が設けられ、レンズ231に向かい合う位置にバック用噴射ノズル230が設けられている。リア用噴射ノズル220およびバック用噴射ノズル230はいずれも、ケーシング240に設けられ、外部と流速調整室260とを連通させる開口である。
なお、流速調整室260内に設けられているリブ242は、流速調整室260内を流れる空気をリア用噴射ノズル220やバック用噴射ノズル230に導く目的で設けられているわけではない。これらのリブ242は、リア用噴射ノズル220やバック用噴射ノズル230を形成するケーシング240の部位を形成するためにケーシング240の底面243(ベースフレーム250に接している面)から立ち上げた部位である。
図12Aおよび12Bは、車両用エアクリーナ201の側断面図である。図12Aは図11のa−a線矢視断面図、図12Bは図11のb−b線矢視断面図を示す。図11に示すように、多翼ファン210の吹き出し口213bから送り出された空気は流速調整室260に導かれる。多翼ファン210から空気が送り込まれると、流速調整室260に滞留していた空気がリア用噴射ノズル220とバック用噴射ノズル230から押し出される。すると、図12Aに示すように、バック用噴射ノズル230からレンズ231に空気が吹きつけられる。また、図12Bに示すように、リア用噴射ノズル220からレンズ221に空気が吹きつけられる。
本実施形態に係る車両用エアクリーナ201によれば、多翼ファン210とリア用噴射ノズル220およびバック用噴射ノズル230の間の管路に、リア用噴射ノズル220とバック用噴射ノズル230から出る風の流速を調整する単一の流速調整室260が設けられている。つまり、多翼ファン210から送り出された空気は単一の流速調整室260に送り込まれ、そこからリア用噴射ノズル220とバック用噴射ノズル230に分岐して送り出される。
本実施形態とは異なり、多翼ファンからリア用噴射ノズルに至るリア用管路と、多翼ファンからバック用噴射ノズルに至るバック用管路とを別々に設けた場合には、リア用管路の圧力損失とバック用管路の圧力損失とをそれぞれ考慮する必要がある。それぞれの管路の圧力損失を考慮した上で、リア用噴射ノズルから噴射する噴射圧とバック用噴射ノズルから噴射する噴射圧とを調整する必要がある。
しかし、本実施形態に係る車両用エアクリーナ201によれば、多翼ファン210からリア用噴射ノズル220およびバック用噴射ノズル230に至る管路が共通なので、それぞれの管路の圧力損失を考慮する必要がない。
例えば、リア用噴射ノズル220とバック用噴射ノズル230の開口面積を等しくすれば、リア用噴射ノズル220とバック用噴射ノズル230から等しい噴射速度および噴射圧で空気を噴射することができる。あるいは、リア用噴射ノズル220の開口面積をバック用噴射ノズル230の開口面積より小さくすれば、リア用噴射ノズル220の噴射速度や噴射圧をバック用噴射ノズル230の噴射速度や噴射圧より高めることができる。
このように、本実施形態に係る車両用エアクリーナ201によれば、リア用噴射ノズル220やバック用噴射ノズル230から送り出される空気の流速や圧力を制御しやすい。
流速調整室260に臨む吹き出し口213bは、リア用噴射ノズル220とバック用噴射ノズル230の開口方向と交差する方向に開口していることが好ましい。本実施形態とは異なり、例えば吹き出し口213bがリア用噴射ノズルの開口方向の延長線上に開口している場合には、吹き出し口213bから送り込まれた空気がそのままリア用噴射ノズルから送り出されてしまい、リア用噴射ノズルがバック用噴射ノズルよりも多く、高い流速で空気を噴射させてしまいやすい。
本実施形態においては、流速調整室260には、吹き出し口213bの開口方向に沿って延びる整流板241が設けられている。この整流板241は、吹き出し口213bから送り込まれる空気が直接リア用噴射ノズル220やバック用噴射ノズル230に進入することを抑制している。
流速調整室260の流れ方向に直交する方向の寸法は、吹き出し口213bの開口面積よりも大きいことが好ましい。流速調整室260の内容積をVと呼び、リア用噴射ノズル220とバック用噴射ノズル230のうち噴き出し口から遠い方のノズルを遠距離ノズルと呼ぶとき、吹き出し口213bの中心から管路に沿って遠距離ノズルの中心まで引いた仮想管路長さをLとすると、流速調整室260の吹き出し口213bから遠距離ノズルまで流れる空気の流れ方向に直交する断面の仮想的な断面積をV/Lで近似することができる。この仮想的な断面積は、吹き出し口213bの開口面積をAとすると、V/L>Aであることが好ましい。仮想断面積V/Lが大きいので、流速調整室260を流れる空気に圧力損失が生じにくい。
また、流速調整室260は仮想管路長さLに対して太いことが好ましい。流速調整室260の仮想断面積の円相当直径をDとすると、仮想管路長さLは円相当直径Dの5倍未満であることが好ましい。これにより、より圧力損失を低減しやすい。
また、リア用噴射ノズル220の開口面積をB、バック用噴射ノズル230の開口面積をCとすると、V/L>B、かつ、V/L>Cであることが好ましい。これにより、流速調整室260の内圧を高めやすく、リア用噴射ノズル220およびバック用噴射ノズル230はより高い噴射圧で空気を噴射しやすい。
また、本実施形態においては、流速調整室260を形成しているケーシング240に直接リア用噴射ノズル220およびバック用噴射ノズル230を形成している。これにより、簡単な構成でリア用噴射ノズル220およびバック用噴射ノズル230を形成することができる。もっとも、本実施形態とは異なり、ケーシング240とは別体としてリア用噴射ノズルおよびバック用噴射ノズルを設け、ホースや管路を使って流速調整室とリア用噴射ノズルおよびバック用噴射ノズルとを接続してもよい。
なお、車両用エアクリーナ201は非容積式送風手段として多翼ファン210の他に、シロッコファン、ターボファン、プロペラファン、斜流ファンなどを採用してもよい。また、非容積式送風手段は、ファンのほかにブロワを含んでもよい。非容積式送風手段は、コンパクトな構成で比較的風量および風圧を大きく確保しやすい。
<第五実施形態>
第五実施形態に係る車両用エアクリーナ310(以降、単にエアクリーナ310と呼ぶ)を含む車両用エアクリーナユニット301を図面を用いて説明する。図13は車両用エアクリーナユニット301が取り付けられた車両400を示す模式図である。図13に示すように、車両用エアクリーナユニット301は、車両400の後部に設けられる。エアクリーナ310は車両用エアクリーナユニット301に組み込まれている。
図14は、車両400に取り付けられた車両用エアクリーナユニット301を示す斜視図である。図15は、図14においてガーニッシュ402を透過して示した図である。図14に示すように、車体板金401とガーニッシュ402とにより車両400の車両用外観部品が構成されている。
図15に示すように、本実施形態に係る車両用エアクリーナユニット301は、エアクリーナ310とリアカメラ302とバックカメラ303を有している。エアクリーナ310は、リアカメラ302とバックカメラ303に空気を吹き付ける。図14に示したように、ガーニッシュ402に設けられたカメラ用開口402aから、リアカメラ302とバックカメラ303が露出されている。
リアカメラ302は、常時車両400の後方の画像を取得する。リアカメラ302は常時、比較的広い画角で車両400の後方の画像を取得する。例えば、後方から自車両400を追い越そうとする他車両の有無を確認するためにリアカメラ302から出力される情報を用いることができる。
バックカメラ303は、車両400の後退時に車両400の後方の画像を取得する。バックカメラ303は後退時に自車両400の近くの情報を取得する。例えば、駐車時など、自車両400の近くの障害物の存在を確認するためにバックカメラ303から出力される情報を用いることができる。
エアクリーナ310はリアカメラ302とバックカメラ303と一体とされている。これにより、エアクリーナ310の空気吐出口とリアカメラ302との相対位置、およびエアクリーナ310の空気吐出口とバックカメラ303との相対位置が変化しにくくされている。
図16は、車両用エアクリーナユニット301の分解斜視図である。図16に示すように車両用エアクリーナユニット301は、カメラ用ゴム部材320と、リアカメラ302およびバックカメラ303が搭載されたカメラベース330と、ファン用ゴム部材340と、ブロアファン350と、ダクト360とを有している。エアクリーナ310はブロアファン350とダクト360により構成されている。ブロアファン350は非容積式ファンの一種である。
カメラ用ゴム部材320は、車体板金401に設けられた開口401aより僅かに大きな枠状のゴム製の部材である。カメラベース330には、後述するブロアファン350のモータ351が挿通されるモータ用開口331が設けられている。ファン用ゴム部材340は、モータ用開口331より僅かに大きなリング状のゴム部材である。
図17は、ブロアファン350の分解斜視図である。図17に示すようにブロアファン350は、モータ351と、ベースフレーム352と、羽根車353(送風機構)と、防水キャップ354と、出力軸用ゴム部材355を有している。ベースフレーム352は、第一フレーム356と第二フレーム357とに分割されている。
羽根車353はベースフレーム352の内部に回転可能に収容されている。ベースフレーム352には送風口350aが形成されている。羽根車353が回転すると、送風口350aからブロアファン350の外部へ向けて空気が送り出される。ブロアファン350から送り出された空気は、ダクト360を介してリアカメラ302およびバックカメラ303に吹き付けられる。
モータ351は出力軸358を有している。出力軸358は、第一フレーム356を貫通して羽根車353の中心軸に固定されている。モータ351が出力軸358を回転させることにより、羽根車353が回転する。出力軸用ゴム部材355は出力軸358に挿通されている。出力軸用ゴム部材355は、羽根車353と第一フレーム356の間に設けられている。
羽根車353は、回転軸方向から空気を吸い込み、径方向に風を送り出す。羽根車353から送り出された風はベースフレーム352に沿って送風口350aまで導かれる。送風口350aからダクト360を通って、リアカメラ302およびバックカメラ303に空気が吹き付けられる。
図18は、ブロアファン350の出力軸358に沿った断面図である。図18に示すように、ベースフレーム352は、羽根車353を収容する送風ケーシング部352Aと、モータ351が取り付けられるモータ取付部352Cを有している。送風ケーシング部352Aの一部とモータ取付部352Cは、第一フレーム356として一体成形されている。第二フレーム357は送風ケーシング部352Aの残部を形成している。第一フレーム356は、貫通孔352Dが設けられた仕切壁352Bを有している。仕切壁352Bよりも車外側が送風ケーシング部352Aである。仕切壁352Bよりも車内側がモータ取付部352Cである。
羽根車353は送風ケーシング部352Aに回転可能に収容されている。モータ351はモータ取付部352Cに取り付けられている。モータ351の出力軸358が貫通孔352Dを挿通している。モータ351の出力軸358の端部は羽根車353に固定されている。なお、モータ取付部352Cにモータ351を制御する電子回路が取り付けられていてもよい。
モータ351の出力軸358とベースフレーム352の貫通孔352Dとの間には、出力軸用ゴム部材355が設けられている。出力軸用ゴム部材355により、出力軸358と貫通孔352Dの隙間からモータ351側へ水が浸入することが防止されている。
図18に示すように、車体板金401により、車両400の内側の内側空間SIと車両400の外側の外側空間SOに区切られている。車体板金401に設けられた開口401aにより、内側空間SIと外側空間SOが連通されている。エアクリーナ310は、この内側空間SIと外側空間SOに跨るように設けられている。エアクリーナ310は車体板金401に設けられた開口401aに水密に嵌めこまれている。
なお、車体板金401に設けられた開口401aは、車両用外観部品が複数の部品で構成される場合に、該複数の部品を組み合わせた時に形成され、車両用外観部品の内部空間と外部空間を連通させる隙間であってもよい。
カメラベース330はカメラ用ゴム部材320を介して車体板金401の外表面に取り付けられている。カメラ用ゴム部材320により、カメラベース330と車体板金401との隙間から内側空間SIに水が浸入することが防止されている。
カメラベース330のモータ用開口331の内側にファン用ゴム部材340が嵌めこまれている。ファン用ゴム部材340の内周孔341にエアクリーナ310が嵌めこまれている。ファン用ゴム部材340は、略円筒状の部材である。ファン用ゴム部材340は、外側空間SOに配置される外側フランジ部342と、内側空間SIに配置される内側フランジ部343と、外側フランジ部342と内側フランジ部343とを接続する接続部344を有している。
外側フランジ部342の内面がカメラベース330の外面に水密に接触している。接続部344の外周面がカメラベース330のモータ用開口331をなす内面と水密に接触している。内側フランジ部343の外面がカメラベース330の内面に水密に接触している。外側フランジ部342の外面および接続部344の内面が、エアクリーナ310のベースフレーム352の外面と水密に接触している。これにより、エアクリーナ310は水密に車体板金401に取り付けられている。
外側フランジ部342および内側フランジ部343は、車体板金401に設けられた開口401aよりも大きい。このため、エアクリーナ310がファン用ゴム部材340を介して車体板金401に取り付けられた状態で、ファン用ゴム部材340は弾性変形して軸方向に引っ張り力が生じている。これにより、カメラベース330は強固に車体板金401に取り付けられている。
また、ファン用ゴム部材340の内径はモータ取付部352Cの外径よりも僅かに大きい。このため、エアクリーナ310がファン用ゴム部材340に挿通された状態では、ファン用ゴム部材340は弾性変形して径方向に引っ張り力が生じている。これにより、エアクリーナ310はファン用ゴム部材340に強固に取り付けられている。
<効果>
ところで、上述したようにエアクリーナ310は電子部品であるモータ351を含んでいる。このため、上述した実施形態とは異なり、車両用エアクリーナ全体を防水仕様とすると車両用エアクリーナが大型化してしまう。あるいは、車両用エアクリーナ全体を防水された車両の内部空間にしようとすると、車両の内部空間も大型化してしまう。
しかし、上述した実施形態においては、カメラ用ゴム部材320とファン用ゴム部材340と出力軸用ゴム部材355が防水部材を構成している。本実施形態に係るエアクリーナ310によれば、この防水部材により外側の水に曝される外側空間SOと、防水部材より内側の防水された内側空間SIとが仕切られている。モータ351が防水部材により防水された内側空間SIに配置される一方で、送風機構である羽根車353は防水されていない外側空間SOに配置されている。羽根車353は水に曝されても機能に支障がないので、羽根車353の防水仕様を省略されている。これにより、羽根車353周りの構成がコンパクトにされている。一方で、防水が求められるモータ351については防水部材により確実に防水が図られている。
本実施形態において、図18に示すように、ベースフレーム352の車内側端部には、防水キャップ354が水密に取り付けられる。モータ351はベースフレーム352と防水キャップ354により形成された空間に配置されている。防水キャップ354とベースフレーム352とにより形成された隙間に、モータ351の配線が防水部材を介して挿通される(不図示)。このようにベースフレーム352と防水キャップ354により、車体板金401の開口401aより内側の内側空間SIに水が入ってきても、モータ351に水がかかることが防止されている。
本実施形態においては、図18に示したように、車体板金401の外表面であって開口401aを囲むようにカメラ用ゴム部材320およびファン用ゴム部材340が設けられている。車体板金401の内表面にこれらの防水部材を設けた場合に比べて、車体板金401の開口401aより内側の内側空間SIに水が浸入しにくい。
本実施形態において、図17に示したように、羽根車353の空気の吸込口359は車体板金401に面する方向以外の方向に開口している。図17に示した例では、出力軸358方向において車両400の外側から空気が吸い込まれる。つまり、図示した例では、空気の吸込口359は車体板金401と反対側に開口している。
なお、上述した実施形態においては、モータ351がベースフレーム352に取り付けられる構造を説明したが、本発明はこれに限られない。図19に示すように、モータ351が防水部材に直接支持される構造としてもよい。
また、図19に示した例においては、車体板金401より内側の内側領域SIは車両400側の構造にて防水が図られている領域である。このため、この内側領域SIへの水の進入経路は車体板金401に設けられた開口401aのみである。車体板金401の開口401aが防水部材により防水されているため、この内部空間には水が浸入しない。このため、モータ351には防水キャップ54が設けられていない。このような構成によっても、モータ351の防水を図ることができる。図19に示した例においては、ベースフレーム352とモータ351はファン用ゴム部材340に支持されている。
<各種変形例>
なお、上述した実施形態においては、車両用エアクリーナ1、201や車両用エアクリーナユニット301が車両100、400の後部に設けられる例を説明したが、本発明はこれに限られない。車両100、400の前部や車両100、400の側部に設けられていてもよい。
また、上述した実施形態においては、車両用エアクリーナ1、201や車両用エアクリーナユニット301が洗浄対象物であるリアカメラ2、203、303とバックカメラ3、203、303と一体である例を説明したが、車両用エアクリーナ1、201や車両用エアクリーナユニット301が洗浄対象物と別体であってもよい。上述した例では、車両用エアクリーナ1、201や車両用エアクリーナユニット301がリアカメラ2、203、303およびバックカメラ3、203、303のレンズに空気を吹き付ける例を説明したが、車両用エアクリーナ1、201や車両用エアクリーナユニット301をリアカメラ2、202、302およびバックカメラ3、203、303のレンズを保護するアウタカバーに空気を吹き付けるように構成してもよい。
上述した実施形態では洗浄対象物としてリアカメラ2、202、302とバックカメラ3、203、303を説明したが、LiDARまたはLiDARを覆うカバーに空気を吹き付けるように車両用エアクリーナユニット1を構成してもよい。LiDARとは、Light Detection and RangingまたはLaser Imaging Detection and Rangingの略語である。
LiDARは、一般にその前方に非可視光を出射し、出射光と戻り光とに基づいて、物体までの距離、物体の形状、物体の材質、物体の色などの情報を取得するセンサである。LiDARは一般に、赤外線または近赤外線を出射する発光部と、これを受光する受光部と、赤外線または近赤外線のみを透過させるフィルターと、光を透過させる透明カバーと、これらを収容するハウジングを備えている。LiDARは他にレンズと、レンズを保護するカバーを備えていてもよい。透明カバーとフィルター、レンズなどが一体となっている場合もある。
また、上述した第一から第三実施形態においては、リアカメラ2とバックカメラ3のいずれか一方のみに対して空気を吹き付けるように車両用エアクリーナ1を構成してもよい。
本出願は、2017年8月30日出願の日本特許出願2017−165446号、2017年8月30日出願の日本特許出願2017−165448号、2017年12月28日出願の日本特許出願2017−254182号、および2018年3月19日出願の日本特許出願2018−051385号に基づくものであり、その内容はここに参照として取り込まれる。

Claims (13)

  1. 洗浄対象物を洗浄するための車両用エアクリーナであって、
    前記洗浄対象物の洗浄面に向けて空気を噴射する噴射口と、
    前記噴射口へ空気を連続的に送り出す非容積式送風手段と、
    を備えている、車両用エアクリーナ。
  2. 前記非容積式送風手段は多翼ファンである、請求項1に記載の車両用エアクリーナ。
  3. 前記非容積式送風手段は斜流ファンである、請求項1に記載の車両用エアクリーナ。
  4. 前記非容積式送風手段は軸流ファンである、請求項1に記載の車両用エアクリーナ。
  5. 洗浄対象物に空気を吹き付ける複数のノズルと、
    前記ノズルに空気を送る単一の非容積式送風手段と、を有し、
    前記非容積式送風手段と複数の前記ノズルの間の管路に、前記ノズルから出る風の流速を調整する単一の流速調整室が設けられている、車両用エアクリーナ。
  6. 前記流速調整室の受け入れ口が、前記非容積式送風手段の送り出し口の開口方向と交差する方向に開口している、請求項5に記載の車両用エアクリーナ。
  7. 前記流速調整室の流れ方向に直交する断面積が、前記非容積式送風手段の送り出し口の開口面積より大きい、請求項5に記載の車両用エアクリーナ。
  8. 前記流速調整室の流れ方向に直交する断面積が、前記ノズルの開口面積より大きい、請求項5に記載の車両用エアクリーナ。
  9. 開口を有する車両用外観部品に防水部材を介して取り付けられる車両用エアクリーナであって、
    前記防水部材と、
    洗浄対象物へ噴射する空気を送り出す送風機構と、
    前記送風機構を駆動させるモータと、を有し、
    前記モータは、前記防水部材と前記車両用外観部品により防水された領域に配置され、
    前記送風機構は、前記防水部材と前記車両用外観部品により防水されていない領域に配置されている、車両用エアクリーナ。
  10. 前記防水部材を介して前記車両用外観部品に取り付けられ、前記送風機構を収容する送風ケーシング部および前記モータが取り付けられるモータ取付部を有するベースフレームを有し、
    前記モータ取付部は、前記防水部材と前記車両用外観部品と前記ベースフレームにより防水された領域に設けられ、
    前記送風ケーシング部は、前記防水部材と前記車両用外観部品と前記ベースフレームにより防水されていない領域に設けられている、請求項9に記載の車両用エアクリーナ。
  11. 前記ベースフレームに水密に取り付けられる防水キャップを有し、
    前記モータは、前記ベースフレームと前記防水キャップにより形成される空間に設けられている、請求項10に記載の車両用エアクリーナ。
  12. 前記車両用外観部品の外表面であって前記開口を囲むように前記防水部材が設けられている、請求項9に記載の車両用エアクリーナ。
  13. 前記送風機構の空気の吸い込み口が前記車両用外観部品に面する方向以外の方向に開口している、請求項9に記載の車両用エアクリーナ。
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