JPH10324225A - 車両用水滴除去装置 - Google Patents
車両用水滴除去装置Info
- Publication number
- JPH10324225A JPH10324225A JP9133220A JP13322097A JPH10324225A JP H10324225 A JPH10324225 A JP H10324225A JP 9133220 A JP9133220 A JP 9133220A JP 13322097 A JP13322097 A JP 13322097A JP H10324225 A JPH10324225 A JP H10324225A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- door
- side window
- blower
- turbofan
- door mirror
- Prior art date
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- Pending
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- Rear-View Mirror Devices That Are Mounted On The Exterior Of The Vehicle (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 デッドスペースを利用して送風機を配置しド
ア本体内部のサイドウインドや各種部品との干渉を避け
た車両用水滴除去装置。 【解決手段】 ドア本体に設けられた送風機30から供給
されるエアを導風路がドアミラー15へ導きドアミラー15
の鏡面に付着する水滴を吹き飛ばす車両用水滴除去装置
において、ドア本体内でサイドウインド6の前端縁を上
下に案内するガイドサッシ27より前方のスペースに前記
送風機30を設置した車両用水滴除去装置。
ア本体内部のサイドウインドや各種部品との干渉を避け
た車両用水滴除去装置。 【解決手段】 ドア本体に設けられた送風機30から供給
されるエアを導風路がドアミラー15へ導きドアミラー15
の鏡面に付着する水滴を吹き飛ばす車両用水滴除去装置
において、ドア本体内でサイドウインド6の前端縁を上
下に案内するガイドサッシ27より前方のスペースに前記
送風機30を設置した車両用水滴除去装置。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車のドアミラ
ー等に付着する水滴を除去する装置に関する。
ー等に付着する水滴を除去する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】自動車のドアに突設されるドアミラーに
付着する水滴を除去するのに、エアを吹きつけることに
より水滴を吹き飛ばす方法がある。かかる場合にエア供
給源である送風機をドアミラーに近い場所に設けるべ
く、一般にドア本体に取り付ける例が多い。
付着する水滴を除去するのに、エアを吹きつけることに
より水滴を吹き飛ばす方法がある。かかる場合にエア供
給源である送風機をドアミラーに近い場所に設けるべ
く、一般にドア本体に取り付ける例が多い。
【0003】実開平6−65126号公報には、羽根を
モータが回転させる送風機をドアパネルに取り付けてい
る例が開示されており、同送風機は大型であり、かつド
アパネルの中央に設置されている。
モータが回転させる送風機をドアパネルに取り付けてい
る例が開示されており、同送風機は大型であり、かつド
アパネルの中央に設置されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ドア本体内には、サイ
ドウインドが収納されるスペースが必要であり、その他
ウインド・レギュレータ等のドア内部の構成部品が配設
されるので、前記例のように大型の送風機がドア本体の
中央に位置すると、サイドウインドや前記構成部品との
干渉を避けることが難しくなり、特別の工夫が必要とな
り構造が複雑となったり、ドア本体が大型化したりす
る。
ドウインドが収納されるスペースが必要であり、その他
ウインド・レギュレータ等のドア内部の構成部品が配設
されるので、前記例のように大型の送風機がドア本体の
中央に位置すると、サイドウインドや前記構成部品との
干渉を避けることが難しくなり、特別の工夫が必要とな
り構造が複雑となったり、ドア本体が大型化したりす
る。
【0005】本発明は、かかる点に鑑みなされたもの
で、その目的とする処は、デッドスペースを利用して送
風機を配置しドア本体内部のサイドウインドや各種部品
との干渉を避けた車両用水滴除去装置を供する点にあ
る。
で、その目的とする処は、デッドスペースを利用して送
風機を配置しドア本体内部のサイドウインドや各種部品
との干渉を避けた車両用水滴除去装置を供する点にあ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段および作用効果】上記目的
を達成するために、本発明は、ドア本体に設けられた送
風機から供給されるエアを導風路がドアミラーへ導きド
アミラーの鏡面に付着する水滴を吹き飛ばす車両用水滴
除去装置において、ドア本体内でサイドウインドの前端
縁を上下に案内するガイドサッシより前方のスペースに
前記送風機を設置した車両用水滴除去装置とした。
を達成するために、本発明は、ドア本体に設けられた送
風機から供給されるエアを導風路がドアミラーへ導きド
アミラーの鏡面に付着する水滴を吹き飛ばす車両用水滴
除去装置において、ドア本体内でサイドウインドの前端
縁を上下に案内するガイドサッシより前方のスペースに
前記送風機を設置した車両用水滴除去装置とした。
【0007】サイドウインドの前端縁を上下に案内する
ガイドサッシより前方は、デッドスペースであり、同ス
ペースを利用して送風機を設置したので、送風機がサイ
ドウインドや各種機器と干渉することはなく、ドア本体
を大型化する必要もない。
ガイドサッシより前方は、デッドスペースであり、同ス
ペースを利用して送風機を設置したので、送風機がサイ
ドウインドや各種機器と干渉することはなく、ドア本体
を大型化する必要もない。
【0008】請求項2記載の発明は、請求項1記載の車
両用水滴除去装置において、前記ドア本体内のガイドサ
ッシより前方のスペースで、かつその上部位置に前記送
風機を設置したことを特徴とする。
両用水滴除去装置において、前記ドア本体内のガイドサ
ッシより前方のスペースで、かつその上部位置に前記送
風機を設置したことを特徴とする。
【0009】ガイドサッシより前方のスペースで、かつ
その上部位置は、デッドスペースであるとともにドアミ
ラーに近接した位置であり、同位置に送風機を設置する
ことで、送風機はドアミラーへのエアの吹出口に近づき
送風機から吹出口に至る導風路の距離を短くして風の流
れの損失を少なくして効率の良くエアを供給することが
できる。
その上部位置は、デッドスペースであるとともにドアミ
ラーに近接した位置であり、同位置に送風機を設置する
ことで、送風機はドアミラーへのエアの吹出口に近づき
送風機から吹出口に至る導風路の距離を短くして風の流
れの損失を少なくして効率の良くエアを供給することが
できる。
【0010】請求項3記載の発明は、請求項1または請
求項2記載の車両用水滴除去装置において、前記送風機
がターボファンであることを特徴とする。ターボファン
は小型の割りに大風量を得ることができ、必要な風量を
得るターボファンを他の機器の配置レイアウトに影響を
与えることなく前記ガイドサッシの前方の狭いスペース
に設置することができる。
求項2記載の車両用水滴除去装置において、前記送風機
がターボファンであることを特徴とする。ターボファン
は小型の割りに大風量を得ることができ、必要な風量を
得るターボファンを他の機器の配置レイアウトに影響を
与えることなく前記ガイドサッシの前方の狭いスペース
に設置することができる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下本発明に係る一実施の形態に
ついて図1ないし図16に基づき説明する。本実施の形
態に係る水滴除去装置を備えた自動四輪車1を図1に示
す。4ドアセダン型で左右のフロントドア2にそれぞれ
ドアミラー15が取り付けられている。
ついて図1ないし図16に基づき説明する。本実施の形
態に係る水滴除去装置を備えた自動四輪車1を図1に示
す。4ドアセダン型で左右のフロントドア2にそれぞれ
ドアミラー15が取り付けられている。
【0012】図2に示すようにフロントドア2は、下半
部がアウターパネル3の内側に空隙を存してインナーパ
ネル4が張設されており、その上半部はサイドウインド
6の周縁を枠取りするサッシ5が設けられ、同サッシ5
の斜め上方に傾斜した前側サッシ5aの前端の三角コー
ナー部にドアミラーベース7が設けられ、同ドアミラー
ベース7にドアミラー15が起立・倒伏自在に取り付けら
れている。
部がアウターパネル3の内側に空隙を存してインナーパ
ネル4が張設されており、その上半部はサイドウインド
6の周縁を枠取りするサッシ5が設けられ、同サッシ5
の斜め上方に傾斜した前側サッシ5aの前端の三角コー
ナー部にドアミラーベース7が設けられ、同ドアミラー
ベース7にドアミラー15が起立・倒伏自在に取り付けら
れている。
【0013】ドアミラーベース7は、図3および図4を
参照して側面視が三角形状をした筺体であり、三角形状
をした平坦な内側壁7aに対して外側壁は上部が外方へ
膨出して支持ブラケット部7bを形成して、その支持ブ
ラケット部7bより下部は、円弧面状にえぐれた円弧状
凹面7cが形成されている。
参照して側面視が三角形状をした筺体であり、三角形状
をした平坦な内側壁7aに対して外側壁は上部が外方へ
膨出して支持ブラケット部7bを形成して、その支持ブ
ラケット部7bより下部は、円弧面状にえぐれた円弧状
凹面7cが形成されている。
【0014】支持ブラケット部7bに鉛直方向に軸孔8
が穿設されており、前記円弧状凹面7cは軸孔8を中心
軸とする円弧面を形成している。底壁7dからは下方へ
エアダクト9が延出しており、後壁7eには内側壁7a
に沿って長尺縦長の第1の吹出口11が後方に向けて開口
し、前記円弧状凹面7cの所定位置に第2の吹出口12が
短尺縦長に開口している。エアダクト9から送風された
空気が、第1の吹出口11と第2の吹出口12から吹き出し
可能である。
が穿設されており、前記円弧状凹面7cは軸孔8を中心
軸とする円弧面を形成している。底壁7dからは下方へ
エアダクト9が延出しており、後壁7eには内側壁7a
に沿って長尺縦長の第1の吹出口11が後方に向けて開口
し、前記円弧状凹面7cの所定位置に第2の吹出口12が
短尺縦長に開口している。エアダクト9から送風された
空気が、第1の吹出口11と第2の吹出口12から吹き出し
可能である。
【0015】一方ドアミラー15は、横長の略矩形をした
ミラー16とその周縁を掴持して背後を覆うミラーボディ
17からなり、横長のミラーボディ17の上壁の一方の端部
寄りに軸受18が埋め込まれている。
ミラー16とその周縁を掴持して背後を覆うミラーボディ
17からなり、横長のミラーボディ17の上壁の一方の端部
寄りに軸受18が埋め込まれている。
【0016】軸受18は、中心軸が鉛直方向に指向した内
環と相対的に回動する外環となる軸受であり、内環の内
周面はボルト孔18aを形成している。この軸受18の中心
軸を揺動中心としてミラーボディ17の揺動基端側の側面
が円弧状凸面17aを形成している。
環と相対的に回動する外環となる軸受であり、内環の内
周面はボルト孔18aを形成している。この軸受18の中心
軸を揺動中心としてミラーボディ17の揺動基端側の側面
が円弧状凸面17aを形成している。
【0017】かかるミラーボディ17の基端側の円弧状凸
面17aを、前記ドアミラーベース7の円弧状凹面7cに
嵌合すると、ミラーボディ17の軸受18がドアミラーベー
ス7の支持ブラケット7bに下方から近接し、軸受18の
ボルト孔18aを支持ブラケット7bの軸孔8に一致させ
て、ピボットボルト20を軸孔8に上方より貫通しボルト
孔18aに螺合する。
面17aを、前記ドアミラーベース7の円弧状凹面7cに
嵌合すると、ミラーボディ17の軸受18がドアミラーベー
ス7の支持ブラケット7bに下方から近接し、軸受18の
ボルト孔18aを支持ブラケット7bの軸孔8に一致させ
て、ピボットボルト20を軸孔8に上方より貫通しボルト
孔18aに螺合する。
【0018】こうしてドアミラー15は、支持ブラケット
7bにピボットボルト20により揺動自在に枢支される。
なお支持ブラケット7bの軸孔8の上端に凹部を有し、
キャップ21が嵌着されてピボットボルト20の頭部を覆う
ようにしている。
7bにピボットボルト20により揺動自在に枢支される。
なお支持ブラケット7bの軸孔8の上端に凹部を有し、
キャップ21が嵌着されてピボットボルト20の頭部を覆う
ようにしている。
【0019】ドアミラー15が揺動するとミラーボディ17
の円弧状凸面17aは、ドアミラーベース7の円弧状凹面
7cに摺接することになる。
の円弧状凸面17aは、ドアミラーベース7の円弧状凹面
7cに摺接することになる。
【0020】図5ないし図7は、ドアミラー15が起立し
た状態を示しており、ミラーボディ17の円弧状凸面17a
がドアミラーベース7の円弧状凹面7cに形成された第
2の吹出口12を閉塞しており、後壁7eに形成された第
1の吹出口11のみが開口している。したがってサイドウ
インド6に沿った第1の吹出口11から吹き出した空気が
サイドウインド6に付着した水滴を吹き飛ばし除去する
ことができる。
た状態を示しており、ミラーボディ17の円弧状凸面17a
がドアミラーベース7の円弧状凹面7cに形成された第
2の吹出口12を閉塞しており、後壁7eに形成された第
1の吹出口11のみが開口している。したがってサイドウ
インド6に沿った第1の吹出口11から吹き出した空気が
サイドウインド6に付着した水滴を吹き飛ばし除去する
ことができる。
【0021】そして図8ないし図10は、ドアミラー15
が倒伏した状態を示しており、ミラーボディ17の円弧状
凸面17aは揺動してドアミラーベース7の第2の吹出口
12を開き、同第2の吹出口12はサイドウインド6に平行
になったミラー16に幾らかの間隙を存して略対向する。
が倒伏した状態を示しており、ミラーボディ17の円弧状
凸面17aは揺動してドアミラーベース7の第2の吹出口
12を開き、同第2の吹出口12はサイドウインド6に平行
になったミラー16に幾らかの間隙を存して略対向する。
【0022】したがって第2の吹出口12から吹き出した
空気がミラー16の鏡面に付着した水滴を吹き飛ばし除去
することができる。なお第2の吹出口12からも空気が吹
き出しており、サイドウインド6に付着した水滴も同時
に吹き飛ばすことができる。
空気がミラー16の鏡面に付着した水滴を吹き飛ばし除去
することができる。なお第2の吹出口12からも空気が吹
き出しており、サイドウインド6に付着した水滴も同時
に吹き飛ばすことができる。
【0023】図11に示すようにフロントドア2のアウ
ターパネル3とインナーパネル4とからなるドア本体に
おける前側上部でドアミラーベース7の下方の位置にタ
ーボファン30が組み込まれ、ターボファン30の送風口31
bと前記ドアミラーベース7の下方へ延出したエアダク
ト9とを接続管25が接続してターボファン30からドアミ
ラーベース7へ空気を供給する。
ターパネル3とインナーパネル4とからなるドア本体に
おける前側上部でドアミラーベース7の下方の位置にタ
ーボファン30が組み込まれ、ターボファン30の送風口31
bと前記ドアミラーベース7の下方へ延出したエアダク
ト9とを接続管25が接続してターボファン30からドアミ
ラーベース7へ空気を供給する。
【0024】ドア本体の前部にはサイドウインド6の開
閉時にサイドウインド6を上下に案内するガイドサッシ
27がドア本体内に上下方向若干斜めに傾斜して設けられ
ている。ガイドサッシ27は、上端がドアミラーベース7
の後端付近に位置し、下方へ若干斜め前方へ直線的に延
びている。
閉時にサイドウインド6を上下に案内するガイドサッシ
27がドア本体内に上下方向若干斜めに傾斜して設けられ
ている。ガイドサッシ27は、上端がドアミラーベース7
の後端付近に位置し、下方へ若干斜め前方へ直線的に延
びている。
【0025】このガイドサッシ27とドア本体の前端縁と
の間のデッドスペースの上部にターボファン30が配設さ
れる(図11参照)。インナーパネル4は、図12に示
すようにターボファン30のファンケーシング31の輪郭に
合わせた概ね円形をした凹部4aがガイドサッシ27の前
方上部位置に予め形成されており、凹部4aの底面の周
縁に複数の係止ピン28が所定位置に植設されている。
の間のデッドスペースの上部にターボファン30が配設さ
れる(図11参照)。インナーパネル4は、図12に示
すようにターボファン30のファンケーシング31の輪郭に
合わせた概ね円形をした凹部4aがガイドサッシ27の前
方上部位置に予め形成されており、凹部4aの底面の周
縁に複数の係止ピン28が所定位置に植設されている。
【0026】図15に示すように係止ピン28は、基板28
aに立設され、先端が膨張した先端膨張部28bを形成し
た形状をしており、インナーパネル4を貫通して基板28
aをインナーパネル4に溶接しており、係止ピン28は基
板28aによりインナーパネル4からの抜けを防止されて
いる。
aに立設され、先端が膨張した先端膨張部28bを形成し
た形状をしており、インナーパネル4を貫通して基板28
aをインナーパネル4に溶接しており、係止ピン28は基
板28aによりインナーパネル4からの抜けを防止されて
いる。
【0027】一方ターボファン30は、図13および図1
4に示すように側面視で略円形をした左右幅が偏平なフ
ァンケーシング31の一側板の中心部にモータ32が突設さ
れており、ファンケーシング31の外周から接線方向に延
出した送風路31aの端部が送風口31bとなっている。
4に示すように側面視で略円形をした左右幅が偏平なフ
ァンケーシング31の一側板の中心部にモータ32が突設さ
れており、ファンケーシング31の外周から接線方向に延
出した送風路31aの端部が送風口31bとなっている。
【0028】ファンケーシング31の外周に複数のブラケ
ット33が突設されており、同ブラケット33は、図15に
示すように円孔にラバーブッシュ29が嵌着され押さえ金
33aで固定されており、各ラバーブッシュ29の中央の小
孔29aが前記インナーパネル4の凹部4aに植設された
係止ピン28にそれぞれ対応している。
ット33が突設されており、同ブラケット33は、図15に
示すように円孔にラバーブッシュ29が嵌着され押さえ金
33aで固定されており、各ラバーブッシュ29の中央の小
孔29aが前記インナーパネル4の凹部4aに植設された
係止ピン28にそれぞれ対応している。
【0029】したがってターボファン30は、インナーパ
ネル4の凹部4aに嵌合し、図16に示すようにファン
ケーシング31の外周の複数のブラケット33のラバーブッ
シュ29の小孔29aに凹部4aの底面の複数の係止ピン28
を嵌入させ先端膨張部28bを貫通させてターボファン30
をインナーパネル4の凹部4a内にラバーブッシュ29を
介して取り付ける。
ネル4の凹部4aに嵌合し、図16に示すようにファン
ケーシング31の外周の複数のブラケット33のラバーブッ
シュ29の小孔29aに凹部4aの底面の複数の係止ピン28
を嵌入させ先端膨張部28bを貫通させてターボファン30
をインナーパネル4の凹部4a内にラバーブッシュ29を
介して取り付ける。
【0030】ボルト等により固定するのではなくターボ
ファン30をインナーパネル4の凹部4aに嵌合する1つ
の動作で簡単にターボファン30を取り付けることができ
るので、取付作業が簡略化され、作業効率の向上を図る
ことができる。
ファン30をインナーパネル4の凹部4aに嵌合する1つ
の動作で簡単にターボファン30を取り付けることができ
るので、取付作業が簡略化され、作業効率の向上を図る
ことができる。
【0031】ターボファン30は、ラバーブッシュ29を介
してインナーパネル4に取り付けられるので、簡単な構
造で取付作業が容易であるにもかかわらず振動を吸収す
る防振機能を備えている。
してインナーパネル4に取り付けられるので、簡単な構
造で取付作業が容易であるにもかかわらず振動を吸収す
る防振機能を備えている。
【0032】なおターボファン30の送風口31bとドアミ
ラーベース7の下方へ延出したエアダクト9とは接続管
25で連結され、インナーパネル4の上には化粧板が張設
される。
ラーベース7の下方へ延出したエアダクト9とは接続管
25で連結され、インナーパネル4の上には化粧板が張設
される。
【0033】ターボファン30は、ドア本体内でガイドサ
ッシ27の前方のデッドスペースを利用して配設している
ので、サイドウインド6やレギュレータ等との干渉はな
く、ドア本体を大型化する必要もない。
ッシ27の前方のデッドスペースを利用して配設している
ので、サイドウインド6やレギュレータ等との干渉はな
く、ドア本体を大型化する必要もない。
【0034】またガイドサッシ27の前方のデッドスペー
スでその上部にターボファン30が設置されるので、ター
ボファン30はドアミラーベース7に近接しており、ター
ボファン30の送風口31bとドアミラーベース7のエアダ
クト9とを連結する接続管25も短く、風の流れの損失が
小さく効率の良い送風ができる。
スでその上部にターボファン30が設置されるので、ター
ボファン30はドアミラーベース7に近接しており、ター
ボファン30の送風口31bとドアミラーベース7のエアダ
クト9とを連結する接続管25も短く、風の流れの損失が
小さく効率の良い送風ができる。
【0035】ターボファン30は、小型の割りに大風量を
得ることができ、必要な風量を得るターボファン30を他
の機器の配置レイアウトに影響を与えることなく前記ガ
イドサッシ27の前方の狭いスペースに設置することがで
きる。
得ることができ、必要な風量を得るターボファン30を他
の機器の配置レイアウトに影響を与えることなく前記ガ
イドサッシ27の前方の狭いスペースに設置することがで
きる。
【図1】本発明の一実施の形態に係る水滴除去装置を備
えた自動四輪車の外観図である。
えた自動四輪車の外観図である。
【図2】右側フロントドアの斜視図である。
【図3】ドアミラーおよびドアミラーベースの分解斜視
図である。
図である。
【図4】別の角度から見た同分解斜視図である。
【図5】ドアミラーの起立時の要部斜視図である。
【図6】同横断面図である。
【図7】同後面図である。
【図8】ドアミラーの倒伏時の要部上面図である。
【図9】同横断面図である。
【図10】同後面図である。
【図11】右側フロントドアの室内側を示す側面図であ
る。
る。
【図12】右側フロントドアのインナーパネルを示す側
面図である。
面図である。
【図13】ターボファンの側面図である。
【図14】同前面図である。
【図15】ターボファンの周縁のブラケットとインナー
パネル側の凹部底面に植設された係止ピンの係止直前の
状態を示す断面図である。
パネル側の凹部底面に植設された係止ピンの係止直前の
状態を示す断面図である。
【図16】同係止状態を示す断面図である。
1…自動四輪車、2…フロントドア、3…アウターパネ
ル、4…インナーパネル、5…サッシ、6…サイドウイ
ンド、7…ドアミラーベース、8…軸孔、9…エアダク
ト、11…第1の吹出口、12…第2の吹出口、15…ドアミ
ラー、16…ミラー、17…ミラーボディ、18…軸受、20…
ピボットボルト、21…キャップ、25…接続管、27…ガイ
ドサッシ、28…係止ピン、29…ラバーブッシュ、30…タ
ーボファン、31…ファンケーシング、32…モータ、33…
ブラケット。
ル、4…インナーパネル、5…サッシ、6…サイドウイ
ンド、7…ドアミラーベース、8…軸孔、9…エアダク
ト、11…第1の吹出口、12…第2の吹出口、15…ドアミ
ラー、16…ミラー、17…ミラーボディ、18…軸受、20…
ピボットボルト、21…キャップ、25…接続管、27…ガイ
ドサッシ、28…係止ピン、29…ラバーブッシュ、30…タ
ーボファン、31…ファンケーシング、32…モータ、33…
ブラケット。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 嶋村 考造 埼玉県和光市中央1丁目4番1号 株式会 社本田技術研究所内
Claims (3)
- 【請求項1】 ドア本体に設けられた送風機から供給さ
れるエアを導風路がドアミラーへ導きドアミラーの鏡面
に付着する水滴を吹き飛ばす車両用水滴除去装置におい
て、 ドア本体内でサイドウインドの前端縁を上下に案内する
ガイドサッシより前方のスペースに前記送風機を設置し
たことを特徴とする車両用水滴除去装置。 - 【請求項2】 前記ドア本体内のガイドサッシより前方
のスペースで、かつその上部位置に前記送風機を設置し
たことを特徴とする請求項1記載の車両用水滴除去装
置。 - 【請求項3】 前記送風機はターボファンであることを
特徴とする請求項1または請求項2記載の車両用水滴除
去装置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9133220A JPH10324225A (ja) | 1997-05-23 | 1997-05-23 | 車両用水滴除去装置 |
US09/082,317 US5953158A (en) | 1997-05-22 | 1998-05-21 | Water droplet removing system for vehicle |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9133220A JPH10324225A (ja) | 1997-05-23 | 1997-05-23 | 車両用水滴除去装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10324225A true JPH10324225A (ja) | 1998-12-08 |
Family
ID=15099548
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9133220A Pending JPH10324225A (ja) | 1997-05-22 | 1997-05-23 | 車両用水滴除去装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10324225A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1063127A3 (de) * | 1999-06-21 | 2003-08-20 | Donnelly Hohe GmbH & Co. KG | Anordnung zur Reinigung des Spiegelelements eines Aussenrückspiegels |
GB2455992A (en) * | 2007-12-27 | 2009-07-01 | Anatolijs Fjodorovics | Vehicle exterior mirror air blast cleaning means |
WO2019044399A1 (ja) * | 2017-08-30 | 2019-03-07 | 株式会社小糸製作所 | 車両用エアクリーナ |
-
1997
- 1997-05-23 JP JP9133220A patent/JPH10324225A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1063127A3 (de) * | 1999-06-21 | 2003-08-20 | Donnelly Hohe GmbH & Co. KG | Anordnung zur Reinigung des Spiegelelements eines Aussenrückspiegels |
GB2455992A (en) * | 2007-12-27 | 2009-07-01 | Anatolijs Fjodorovics | Vehicle exterior mirror air blast cleaning means |
WO2019044399A1 (ja) * | 2017-08-30 | 2019-03-07 | 株式会社小糸製作所 | 車両用エアクリーナ |
JPWO2019044399A1 (ja) * | 2017-08-30 | 2020-08-13 | 株式会社小糸製作所 | 車両用エアクリーナ |
US11535203B2 (en) | 2017-08-30 | 2022-12-27 | Koito Manufacturing Co.. Ltd. | Air cleaner for vehicles |
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