JPWO2018074038A1 - チップ付き丸鋸刃 - Google Patents

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Abstract

チップ付き丸鋸刃(1)は、円盤状の台金(2)と、台金(2)の外周から径方向に突出するように台金(2)に接合されたチップ(4)を有する。丸鋸刃(1)の外径が280mm〜500mmであり、チップ(4)の刃厚が0.8mm〜1.1mmである。チップ(4)は、径方向外方に向く逃げ面(4a)と、逃げ面(4a)の厚み方向の両端の1つに位置する側面(4b)と、逃げ面(4a)と側面(4b)の間に形成されかつ逃げ面(4a)に対して面取り角度(θ)を有する面取り(4c)を有する。さらにチップ(4)は、逃げ面(4a)の周方向の一端に位置して被削材を切断する切刃(4d)と、切刃(4d)から周方向に延出するように逃げ面(4a)に形成された溝(4f)を有する。溝(4f)の幅は、0.20mm〜0.30mmである。

Description

本発明は、円盤状でかつ外周に複数のチップが装着されたチップ付き丸鋸刃に関する。
従来、各種金属のワークを高速で切断する装置として、切削幅(刃厚)が1mmである帯鋸を利用する帯鋸切断機が知られている。特開2014―161942号公報には、帯鋸より高速で切断するために刃厚が2mmである丸鋸刃を利用する丸鋸切断機が開示されている。丸鋸刃は、円形の台金と、台金の外周に所定間隔で形成された歯室と、各歯室に固着された硬質チップを有する。硬質チップは、逃げ面を有し、逃げ面に切屑を分割するための溝が形成されている。切断で生じる切屑の量を少なくし、ワークを有効に利用するために、刃厚のより薄い丸鋸刃が期待されている。
しかしながら、丸鋸刃の最小刃厚は2.0mmが限界であると考えられていた。丸鋸刃の刃厚を2.0mmより小さくすると、切屑を分割するための溝を起点に丸鋸刃が折損する場合が生じ、丸鋸刃の耐久性が際立って劣ることが懸念されるためである。そのため、刃厚を小さくしても耐欠損性が改善されたチップ付き丸鋸刃が望まれている。
本発明の1つの特徴によると、チップ付き丸鋸刃は、円盤状の台金と、台金の外周から径方向に突出するように台金に接合されたチップを有する。丸鋸刃の外径が280mm〜500mmであり、チップの刃厚が0.8mm〜1.1mmである。チップは、径方向外方に向く逃げ面と、逃げ面の厚み方向の両端の1つに位置する側面と、逃げ面と側面の間に形成されかつ逃げ面に対して面取り角度を有する面取りを有する。さらにチップは、逃げ面の周方向の一端に位置して被削材を切断する切刃と、切刃から周方向に延出するように逃げ面に形成された溝を有する。溝の幅は、0.20mm〜0.30mmに設定される。
したがって溝の幅は、0.20mm〜0.30mmに設定されているため、切屑を分割するために十分な長さを有する。これにより切屑によって被削材の切断面が傷付くことが抑制され得る。一方、刃厚が0.8mm〜1.1mmに対して、溝の幅が0.20mm〜0.30mmに設定されている。そのため有効な切刃の長さも十分に確保される。かくしてチップの耐欠損性が比較的高くなる。
他の特徴によると、溝は、切刃において一対の溝端と、溝端から延出する一対の直線状の傾斜面と、一対の傾斜面を接続する曲面状の溝底を有する。傾斜面と逃げ面の間には鋭角な溝端角度が形成されることが好ましい。これにより切刃と溝の傾斜面の間の角部の剛性が上がり、チップの欠損が減少し得る。
丸鋸刃の側面図である。 丸鋸刃の一部拡大側面図である。 丸鋸刃の一部拡大上面図である。 丸鋸刃の一部拡大上面図である。 丸鋸刃の上部拡大正面図である。 丸鋸刃によって被削材を切断する際のチップと送りの関係を示す観念図である。 丸鋸刃によって被削材から切断された切屑の断面図である。 他の構造にかかる溝を有するチップ付き丸鋸刃によって被削材を切断する際のチップと送りの関係を示す観念図である。 各種丸鋸刃によって切断された被削材の切屑と被削材の切断面の実験結果を示す表である。
本発明の1つの実施形態を図1〜9にしたがって説明する。図1に示すように丸鋸刃1は、円盤状の台金2と、台金2の外周に装着された複数のチップ3を有する。丸鋸刃1の外径は、例えば、280mm〜500mmである。好ましくは、280mm〜460mm、より好ましくは280mm〜360mmである。台金2は、例えば鋼製であって、厚さが例えば、0.6mm〜1.0mmである。台金2は、円盤状の本体部2aと、本体部2aの外周から径方向外方に突出する刃体2bを一部材として有する。
刃体2bは、図1、2に示すように本体部2aの外周に所定間隔で形成される。刃体2bの間には歯室2dが形成される。歯室2dは、径方向外方から中心に向けて幅が狭くなり、歯底2eを有する。刃体2bの一側部には、周方向一方および径方向外方に開口する凹部2cが形成される。各凹部2cにチップ3が取付けられる。
台金2には、図1に示すように例えば40個〜100個のチップ3がろう付けなどにより取付けられる。チップ3は、台金2に所定の間隔で設けられ、例えば構成の異なるチップ4と、チップ5が交互に付けられる。チップ3は、超硬合金製で、例えば炭化タングステンと結合剤であるコバルトを混合し、焼結することで得られる。チップ3は、TiN、TiC、TiCNなどのサーメットでも良い。チップ3の表面には、耐摩耗性を向上させるコーティングを施しても良い。
図2〜5に示すようにチップ3(4,5)は、略直方体であって、径方向外方に向く逃げ面4a,5aを有する。逃げ面4a,5aは、長方形であって、台金2の厚みよりも広い長辺を有する。長辺の1つが切刃4d,5dである。切刃4d,5dの長さ(刃厚)は、例えば、0.8mm〜1.1mmである。切刃4d,5dにおける台金2の周方向接線と逃げ面4a,5aの間の逃げ角3bは、例えば5°〜15°である。逃げ面4a,5aは、刃体2bの先端から径方向外方に延出し、刃体2bよりも径方向外方に突出する。逃げ面4a,5aの先端に切刃4d,5dが位置する。
図2に示すようにチップ3は、切刃4d,5dから台金2の中心に向けて延出するすくい面4e,5eを有する。台金2の直径線に対するすくい面4e,5eのすくい角3aは、0°〜−30°である。すくい面4e,5eよりも径方向内側の所定領域において凹部4p,5pを有する。凹部4p,5pは、側面視においてすくい面4e,5eからチップ4,5の中央に向けて凹んでいる。
図3,5に示すようにチップ3は、逃げ面4a,5aの厚み方向両端に側面4b,5bを有する。側面4b,5bは、逃げ面4a,5aに対してほぼ直交し、台金2の表面とほぼ平行である。詳しくは、側面4b,5bは、台金2の表面に対して台金2の厚み中心方向に向けて略1°の側面向心角を有する。逃げ面4a,5aと側面4b,5bの間には、面取り4c,5cが形成される。面取り4c,5cは、逃げ面4a,5aに対して面取り角度θを有する。チップ4,5は、それぞれ一対の面取り4c,5cを有する。一対の面取り4c,5cは、逃げ面4a,5aに対して略同じ大きさの面取り角度θを有する。
より詳しくは、図2〜5に示すように、チップ4,5は、逃げ面4a,5aと第1側面4b1,5b1と第2側面4b2,5b2を有する。逃げ面4a,5aと第1側面4b1,5b1の間には、逃げ面4a,5aに対して面取り角度θを有する第1面取り4c1,5c1が形成される。逃げ面4a,5aと第2側面4b2,5b2の間には、逃げ面4a,5aに対して面取り角度θを有する第2面取り4c2,5c2が形成される。
丸鋸刃1は、被削材を切断する際に摩擦熱を生じるため、切断を繰り返すことでチップ3に熱が繰返し加わる。そのため、角度が小さい角部は、熱が原因で欠ける場合がある(熱クラック)。これに対して、逃げ面4a,5aの端縁には、面取り4c,5cが形成される。そのため逃げ面4a,5aと側面4b、5bの間に形成される角部の角度が面取り4c,5cによって大きくなる。そのため、逃げ面4a,5aと側面4b,5bの間に熱クラックが発生することが面取り4c,5cによって少なくなる。
面取り4c,5cは、図3に示すように平面状であって、逃げ面4a,5aの端縁において全長に渡って形成される。面取り4c,5cの厚み方向幅は、例えば0.05mm〜0.1mmであって、全長に渡って略同じ幅を有する。
図3〜6に示すようにチップ4,5の逃げ面4a,5aには、切屑の分断を促すための溝4f,5fが形成される。溝4f,5fは、逃げ面4a,5aの一端である切刃4d,5dから逃げ面4a,5aの他端まで延出する。溝4f,5fは、正面視でV字形状であって、逃げ面4a、5aに対して傾斜する一対の傾斜面4j,4kを有する。溝4f,5fは、傾斜面4j,4kを接続する溝底4mを有する。溝底4mは、曲面状である。切刃4d,5dの位置における溝4f,5fの溝幅Xは、例えば、0.20mm〜0.30mmであり、溝深さZは0.10mm〜0.15mmである。
溝4fは、図4,5に示すように切刃4dに位置する第1溝端4hと、切刃4dに位置しかつ第1溝端4hよりも第1面取り4c1から遠くに位置する第2溝端4iを有する。傾斜面4j,4kは、平面状であって、逃げ面4aに対して溝端角度φを有する。第1溝端4hと第2溝端4iの溝端角度φは、略同じ大きさである。傾斜面4j,4kの逃げ面4aに対する角度も略同じ大きさである。溝4fは、切刃4dから周接線方向(図3左方向)に延出し、切刃4dから離れるほど溝深さが浅くなる。
溝端角度φは、40°以上かつ60°以下であることが好ましい。溝端角度φが60°を超える場合は、溝4fと逃げ面4aの間に形成される角部の角度が小さくなる。そのため溝端角度φが60°を超える場合には、熱クラック等によって欠けやすくなる。したがって耐久性の観点から溝端角度φは60°以下であることが好ましい。溝端角度φが40°未満の場合は、溝4fの幅が一定であるとすると、溝4fが浅くなる。そのため、溝4fの溝底4mが被削材に接し、溝4fの溝底4mも被削材を切断してしまう。これにより、切屑が溝4fによって分離され難くなる。例えば切屑が図7に示すように2つの切屑6,7に分離されず、切屑6,7が接続されてしまう。切屑を分離しやすくする観点から溝端角度φは、40°以上であることが好ましい。
チップ4,5は、図3に示すように溝4f,5fを有する。溝4fは、チップ4の厚み方向中心線2gから外れており、中心線2gよりもチップ4の厚み方向の第1端に寄っている。一方、チップ5の溝5fは、中心線2gよりもチップ5の厚み方向の第2端に寄っている。チップ4,5は、台金2の外周縁に交互に配設される。
図1に示されるように台金2は、中心に取付穴2fを有する。取付穴2fに丸鋸盤の回転軸が挿入される。丸鋸盤は、例えば各種金属を切断するために用いられ、例えば被削材を常温で切断する際に用いられる。丸鋸盤は、被削材を切断する場合、丸鋸刃1をA方向に回転させつつB方向に進行させる。例えば丸鋸盤は、回転軸を回転させるモータと、被削材が設置される台または回転軸を水平方向に移動させるモータを有する。図6に示すように丸鋸刃1を被削材に対してB方向(上方)に移動させつつ、丸鋸刃1をA方向(図3参照)に回転させる。これによりチップ4,5が交互に被削材に到達する。
チップ4は、図4,5に示すように逃げ面4aの厚み方向の一端に第1面取り4c1を有し、他端に第2面取り4c2を有する。第1面取り4c1と第2面取り4c2は、厚み方向中心線2gに対して対称の形状を有する。溝4fは、厚み方向中心線2gよりも第1面取り4c1に近い領域に位置する。溝4fは、溝底4mを中心として厚み方向に対称形状を有する。
図7に示すようにチップ4によって被削材から削られた切屑は、溝4f(図6参照)によって切屑6,7に分断され得る。切屑6,7は、切屑本体6a,7aと面取り対応部6b,7bと溝対応部6d,7dを有する。切屑本体6a,7aは、断面長方形であって、2つのチップ4,5の切刃4d,5dによって形成される。例えば切屑本体6a,7aの上縁がチップ4の切刃4dによって形成され、下縁がチップ5の切刃5dによって形成される。切屑本体6aの下縁中央には、台形状の凸部6fが形成される。凸部6fの側面は、チップ4の前に被削材を切断したチップ5の溝5fによって形成される。凸部6fの先端辺は、該チップ5の前に被削材を切断したチップ4の切刃4dによって形成される。
図7に示すように面取り対応部6b,7bは、平行四辺形であって、2つのチップ4,5の面取り4c,5cによって形成される。例えば面取り対応部6b,7bの上縁がチップ4の面取り4cによって形成され、下縁がチップ5の面取り5cによって形成される。溝対応部6d,7dは、三角形であってチップ4の溝4fによって形成される。
図1に示すように丸鋸刃1をA方向に回転させつつB方向に送り、丸鋸刃1によって被削材を切断する。被削材は、例えば棒状であって、所定の長さに切断される。切断された被削材は、鍛造等によって製品として加工される。例えば、切断された被削材から冷間鍛造によってギヤ等が形成される。
丸鋸刃1は、被削材を切断することで、対向する2つの切断面を被削材に形成し、2つの切断面の間を通過する。丸鋸刃1および切断時に生じる切屑6,7によって切断面に傷が付く場合がある。切断面の傷は、冷間鍛造等を施した製品の表面の粗さにも現れる。例えば、切断面の傷に応じてギヤの歯に傷が生じ、傷によって歯の表面粗さが粗くなる。そのため、ギヤの噛み合いが悪くなり、ギヤの噛み合わせ部分において異音が発生する場合がある。本形態では、切屑6,7の排出方向を制御することで、被削材の切断面が切屑6,7によって傷付けられることを少なくする。
図6,7を参照するように切屑6,7は、被削材から切断される際にチップ4から力を受ける。これにより切屑6,7は、厚み方向(図の左右方向)に所定の角度で排出される。切屑6,7が切断面と平行に、即ち厚み方向に対して角度を有さずに排出される場合、理論上では切屑6,7が切断面を傷付けない。しかし実際には、諸条件によって切屑6,7が厚み方向に振れて切断面を傷付けるおそれがある。
そこで、本発明者は、切屑6,7を切断面とほぼ平行で、かつわずかに内向き(幅中心方向)に排出することを考慮した。しかも切屑6,7が2つの切断面の間を通ることから、切屑6,7が反対側の切断面に到達しないようにも考慮した。すなわち切屑6,7が反対側の切断面に到達して、反対側の切断面を傷付けないようにすることにも配慮した。以下にその構成を説明する。
図7に示すように切屑6は、左右対称の切屑本体6aと左右対称の凸部6fを有する。さらに切屑6は、厚み方向外側に面取り対応部6bを有し、厚み方向中心部に溝対応部6dを有する。したがって切屑6は、面取り対応部6bがチップ4から受ける力と溝対応部6dがチップ4から受ける力の差によって厚み方向に所定の角度を有して被削材から排出される。
図7に示すように面取り対応部6bが受ける厚み方向の力F1は、下記の式(1)のように求められる。すなわちF1は、面取り対応部6bの厚さに長さを掛けて面取り対応部6bの面積を求め、かつ力の方向成分を掛けることで得られる。溝対応部6dが受ける厚み方向の力F2は、下記の式(2)のように求められる。すなわちF2は、溝対応部6dの厚さに長さを掛け、かつ三角形であるために2で割ることで溝対応部6dの面積を求め、かつ力の方向成分を掛けることで得られる。
(式1)F1=Sz×cosθ×C/cosθ×F×sinθ=F×C×Sz×sinθ
(式2)F2=Sz×cosφ×Sz/sinφ/2×F×sinφ=F×Sz2/2×cosφ
Szは、丸鋸刃1の送り量である。詳しくはチップ当たりの送り量である。
θは、面取り4cの逃げ面4aに対する面取り角度である。
φは、溝端4iの逃げ面4aに対する溝端角度である。
Fは、単位面積当たりのチップ4から受ける力である。
発明者は、切屑6の厚み方向に力を受ける度合いとして下記の式(3)で示す切屑ねじれ度Bを定義した。
(式3)切屑ねじれ度B=面取りにおける厚み方向力F1/溝における厚み方向F2
B=F1/F2=2Cs×cosθ/Sz×cosφ≒2cosθ/cosφ
(Cs≒Sz)
切屑ねじれ度Bが大きいほど切屑6が厚み方向中心側へ向かう角度が大きくなる。切屑ねじれ度Bが1よりも小さい場合に厚み方向外側に向かうことを意味する。なお式1、式2、式3は、切屑6のみならず、切屑7にも適応され得る。すなわち、切屑7の面取り対応部7bが受ける厚み方向の力も式(1)のように求められる。溝対応部7dが受ける厚み方向の力も式(2)のように求められる。さらにチップ4によって被削材から削り出される切屑6,7のみならず、チップ5によって被削材から削り出される切屑にも上記考えが適用される。
また、切屑6,7は、上記考え方により理論上チップ4の溝4fによって分断されることとなる。しかし実際には、諸条件によって、切屑6,7が一体になる場合がある。例えば切屑6,7の間に他の部分よりも厚みの薄い分割筋が形成され、切屑6,7が分割筋によって接続される場合がある。分割筋は、厚みが薄いために折れやすい。そのため分割筋が折れることで、切屑6,7が分割筋を起点として厚み方向中心側へ向かう。したがって切屑6,7が完全に分断されない場合であっても、切屑6,7が被削材の切断面から離れて、切断面が傷付けられることが抑制され得る。
上述するように丸鋸刃1は、正面視でV字形状の溝4f,5fを備えるチップ4,5を有する。これに代えて丸鋸刃1は、他の形状の溝を備えるチップを有していても良い。例えば丸鋸刃1は、図8に示す溝24f,25fを備えるチップ24,25を有していても良い。溝24f,25fは、正面視でU字形状であって、切刃24d,25dにおける第1溝端24h,25hと第2溝端24i,25iを円弧状に連結する。チップ24,25は、チップ4,5と同様の他の構成部分を有する。該部分についてはチップ4,5と同様の符号を付して、詳細な説明を省略する。
実験の結果、上記考えを裏付けることができると共に、切断面を傷付けることの少ない条件を見出すことができた。以下に、実験結果の一例を示す。以下の説明では、正面視でV字形状に形成された溝4f,5fを「V溝」と呼び、正面視でU字形状に形成された溝24f,25fを「U溝」と呼ぶ。
実験のために各種チップ4,5を有する丸鋸刃1を準備した。丸鋸刃1の外径は285mmであり、台金2の厚さは0.8mmであり、チップ4,5の刃厚は1.0mmであり、刃数は60個である。被削材としてS10C(機械構造用炭素鋼)製の直径50mmの丸棒を準備した。加工条件として、回転数を187rpm、送り速度を0.05mm/刃、0.07mm/刃、0.08mm/刃の3種類を設定した。図9に示すように、チップ4,5における溝の種類を4種類用意し、切屑の比較、及び切断面の状態の比較を行った。
溝種類がU溝、溝幅が0.23mm、溝深さが0.16mmであるチップを有する丸鋸刃1を用いて被削材を切断した。送り速度0.05mm/刃では、切屑全体のおよそ20%において図7に示すように切屑が2つの切屑6,7に完全に分割された。切屑全体のおよそ80%においては、切屑6,7が分割筋によって連結されていた。切断面は、面擦れの無い良好な状態であった。送り速度0.07mm/刃では、切屑全体の100%において切屑6,7が分割筋によって連結されていた。切断面は、面擦れの無い良好な状態であった。送り速度0.08mm/刃では、切屑全体の100%において切屑6,7が分割筋によって連結されていた。切断面は、面擦れの無い良好な状態であった。
溝種類がV溝、溝幅が0.22mm、溝深さが0.08mmであるチップを有する丸鋸刃1を用いて被削材を切断した。送り速度0.05mm/刃では、切屑全体の100%において切屑6,7が分割筋によって連結されていた。切断面は、面擦れの無い良好な状態であった。送り速度0.07mm/刃では、切屑全体の100%において分割筋が無い状態で切屑6,7が連結されていた。切断面には、切屑によって面擦れが発生した。送り速度0.07mm/刃において面擦れが発生したために、送り速度0.08mm/刃による実験は行わなかった。
溝種類がV溝、溝幅が0.24mm、溝深さが0.10mmであるチップを有する丸鋸刃1を用いて被削材を切断した。送り速度0.05mm/刃では、切屑全体のおよそ50%において切屑が2つの切屑6,7に完全に分割された。切屑全体のおよそ50%においては、切屑6,7が分割筋によって連結されていた。切断面は、面擦れの無い良好な状態であった。送り速度0.07mm/刃では、切屑全体のおよそ10%において切屑が2つの切屑6,7に完全に分割された。切屑全体のおよそ90%においては、切屑6,7が分割筋によって連結されていた。切断面は、面擦れの無い良好な状態であった。送り速度0.08mm/刃では、切屑全体の100%において分割筋が無い状態で切屑6,7が連結されていた。切断面には、切屑によって面擦れが発生した。
溝種類がV溝、溝幅が0.26mm、溝深さが0.12mmであるチップを有する丸鋸刃1を用いて被削材を切断した。送り速度0.05mm/刃では、切屑全体のおよそ90%において切屑が2つの切屑6,7に完全に分割された。切屑全体のおよそ10%においては、切屑6,7が分割筋によって連結されていた。切断面は、面擦れの無い良好な状態であった。送り速度0.07mm/刃では、切屑全体のおよそ50%において切屑が2つの切屑6,7に完全に分割された。切屑全体のおよそ50%においては、切屑6,7が分割筋によって連結されていた。切断面は、面擦れの無い良好な状態であった。送り速度0.08mm/刃では、切屑全体のおよそ30%において切屑が2つの切屑6,7に完全に分割された。切屑全体のおよそ70%においては、切屑6,7が分割筋によって連結されていた。切断面は、面擦れの無い良好な状態であった。
以上の実験結果から、切屑が2つの切屑6,7に完全に分割された場合だけでなく、2つの切屑6,7が分割筋によって連結されている場合においても、切屑は切断面に影響を及ぼすことなく被削材から排出されることが分かった。一方、分割筋が無く、2つの切屑6,7が連結された場合には、切断面が切屑によって面擦れすることが確認された。
U溝またはV溝を備えるチップを具備する丸鋸刃によって被削材を切断した後に、チップの摩耗状態を評価した。実験のために各種チップ4,5を有する丸鋸刃1を準備した。丸鋸刃1の外径は285mmであり、台金2の厚さは0.8mmであり、チップ4,5の刃厚は1.0mmである。刃数は60個のあるうち2刃においてU溝を有するチップと、V溝を有するチップをそれぞれ取付けた。被削材としてSUJ2(高炭素鋼)製の直径30mmの丸棒を準備した。加工条件として、回転数を105rpm、送り速度を0.05mm/刃、の設定で100回(60刃である場合は3000回の切断に相当)の切断を行った。
逃げ面の摩耗量はU溝、V溝を有するチップに大きな差はなかった。すなわちU溝を有するチップの摩耗量は、逃げ面の切刃中央部における周方向の摩耗幅が79μmであり、逃げ面の溝端部における周方向の摩耗幅が140μmであった。V溝を有するチップの摩耗量は、逃げ面の切刃中央部における周方向の摩耗幅が83μmであり、逃げ面の溝端部における周方向の摩耗幅が134μmであった。U溝の溝端の切刃の厚み方向の後退量は、33μmであった。V溝の溝端の切刃の厚み方向の後退量は、16μmであった。したがってU溝に比べてV溝は、溝端部が摩耗し難いことがわかる。溝部は、溝部の端部が摩耗することで溝幅が広がる。溝幅の広がりは、左右均等であった。U溝の溝端の切刃の厚み方向の後退量は、V溝の溝端の切刃の厚み方向の後退量よりも約2倍大きい。U溝は、溝の角部に面取りのような欠け(摩耗)が確認された。
上述するように、U溝とV溝は、摩耗の量に違いがあった。U溝では、面取り4c,5cによる側面方向の荷重が切屑を介してU溝の側面に垂直に加わる。これに対して、V溝では、面取り4c,5cによる側面方向の荷重が面取り4c,5cと同じく傾斜面4j,4kによって径方向に分散される。これにより傾斜面4j,4kに加わる荷重が小さくなり、U溝に比べてV溝における摩耗が減少すると思慮される。しかもU溝は、V溝に比べて切刃に対する角度が大きいために、角欠けが発生しやすいと考えられる。溝幅の摩耗による広がり速度は、V溝に比べてU溝の方が速い。切刃は、溝によって2つの領域に分けられ、いずれの領域も溝幅の広がりによって短くなる。短い領域では、その長さが切削衝撃に耐えられなくなって欠けが発生しやすいと思慮される。
以上のように、本実施形態のチップ付きの丸鋸刃1は、刃厚が0.8mm〜1.1mmに対し、溝の幅が0.20mm〜0.30mmに設定されているため、刃厚に対して溝の幅が小さい。そのため有効な切刃4d,5dの長さが長く、チップの耐欠損性が比較的高くなる。また溝の幅が所定の長さを有することで、切屑を分割し易い構成となり得る。これにより切屑によって被削材の切断面が傷付くことが抑制され得る。
溝4f,5fは、切刃4d,5dにおいて一対の第1溝端4h,第2溝端4iと、第1溝端4h,第2溝端4iから延出する直線状の一対の傾斜面4j,4kと、傾斜面4j,4kを接続する曲面状の溝底4m,5mとを有する。傾斜面4j,4kは、チップ4における径方向外方に向く逃げ面4a、5aに対して鋭角な溝端角度φを有する。これにより、切刃4d,5dと傾斜面4j,4kの間の角部の剛性が上がり欠損が減少し得る。溝24f,25fも溝4f,5fと同様の効果がある。
チップは、溝が切刃4d,5dの厚み方向における中心位置より、一方の側面側に位置するチップ4(第1チップ)と、他方の側面側に位置するチップ5(第2チップ)を含む。チップ4,5は、周方向に交互に配設される。これにより、切断時における側面方向の荷重が偏ることが抑制される。さらに切屑が分割されることで、切屑の排出が良くなり、被削材の切断面への切屑の影響が抑制され得る。
添付の図面を参照して詳細に上述した種々の実施例は、本発明の代表例であって本発明を限定するものではありません。詳細な説明は、本教示の様々な態様を作成、使用および/または実施するために、当業者に教示するものであって、本発明の範囲を限定するものではありません。更に、上述した各付加的な特徴および教示は、改良されたチップ付きの丸鋸刃および/またはその製造方法と使用方法を提供するため、別々にまたは他の特徴および教示と一緒に適用および/または使用され得るものです。

Claims (2)

  1. チップ付き丸鋸刃であって、
    円盤状の台金と、
    前記台金の外周から径方向に突出するように前記台金に接合されたチップを有し、
    前記丸鋸刃の外径が280mm〜500mmであり、
    前記チップの刃厚が0.8mm〜1.1mmであり、
    前記チップは、
    径方向外方に向く逃げ面と、
    前記逃げ面の厚み方向の両端の1つに位置する側面と、
    前記逃げ面と前記側面の間に形成されかつ前記逃げ面に対して面取り角度を有する面取りと、
    前記逃げ面の周方向の一端に位置して被削材を切断する切刃と、
    前記切刃から周方向に延出するように前記逃げ面に形成された溝を有し、
    前記溝の幅は、0.20mm〜0.30mmであるチップ付き丸鋸刃。
  2. 請求項1に記載のチップ付き丸鋸刃であって、
    前記溝は、前記切刃において一対の溝端と、前記溝端から延出する一対の直線状の傾斜面と、前記一対の傾斜面を接続する曲面状の溝底を有し、
    前記傾斜面と前記逃げ面の間に鋭角な溝端角度が形成されるチップ付き丸鋸刃。
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