JP6115789B2 - 窯業系外装材切削用の回転カッター - Google Patents

窯業系外装材切削用の回転カッター Download PDF

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本発明は、窯業系外装材の切削加工に好適な回転カッターに関するものである。
脆い窯業系外装材をクラック、バリ、欠け等を生じさせずに安定して加工でき、寿命にも優れる回転切削工具として特許文献1には、本体の外周に設ける切れ刃を特定組成の高強度超高圧ダイヤモンド焼結体で形成し、切れ刃のくさび角を65°〜45°の範囲に設定し、外周逃げ角を一般的な工具より大きくしたものが開示されている。このものは、切れ刃を形成する高強度超高圧ダイヤモンド焼結体を特定組成にするとともに、切れ刃のくさび角に着目して、窯業系外装材のクラック、バリ、欠け等の発生を防止しようとするものである。
ところで、窯業系外装材の側面を平刃カッターで切削加工する場合、チップの先端切れ刃の幅は、外装材側面の厚さより広幅に設定される。図14において、チップ20の両側面部は、切削に寄与しない部分であるが、窯業系外装材に含まれる硬い切り粉がチップ20の側面角部に衝突し、多結晶ダイヤモンド層21の側面角部を基点とするフレーク状の欠け22を発生する現象(フレーキング現象)が起こることがある。
このような現象は、側面の切削加工だけでなく、窯業系外装材の表面の溝加工(ストライプ加工)や側面の面取り加工等の際にも起こり、切れ刃以外の側面部にフレーク状の欠け22が発生することがある(図15、図16)。
回転切削工具は正常磨耗して切れ味が悪くなった際には外周側から再研磨して使用され、その再研磨回数は通常10回前後である。しかし、上記のようなフレーク状の欠け22が発生すると、再研磨の際に支障を来し再研磨回数が減ってしまうことがあり、ランニングコストの上昇を招くことになる。
特開2001−1209号公報
そこで、本発明の目的は、チップの多結晶ダイヤモンド層の切れ刃以外の側面角部を基点とする欠けの発生を抑制して、再研磨回数の低減を防止し、ランニングコストの上昇を押さえることを可能とした窯業系外装材切削用の回転カッターを提供することにある。
上記課題を解決するため、本発明による窯業系外装材切削用の回転カッターは、円板状の台金の外周に鋸歯状の刃台を円周方向に所定ピッチで形成し、各刃台の回転面側に側面視L字状に切り欠いた載置部を形成し、該載置部に超硬合金層の正面側に多結晶ダイヤモンド層を一体に有するチップを接合してなり、切れ刃以外のチップの両側面部に多結晶ダイヤモンド層の欠け抑制手段を備えた窯業系外装材切削用の回転カッターであって、前記欠け抑制手段が、チップの切れ刃以外の多結晶ダイヤモンド層のすくい面と左右両側面とのなす角部の全域に面取りを施したものであること、を特徴としている。
面取りの幅が0.05〜0.5mm、面取り角度が15°〜45°とするとよい。
本発明による窯業系外装材切削用の回転カッターによれば、切れ刃以外のチップの両側面部に多結晶ダイヤモンド層の欠け抑制手段を備えたので、切削作業中に多結晶ダイヤモンド層の欠けの発生が抑制され、再研磨回数が減ることがなくなる。このため、ランニングコストの上昇を押さえることができる。欠け抑制手段が、チップの切れ刃以外の多結晶ダイヤモンド層のすくい面と左右両側面とのなす角部の全域に面取りを施したものとしたので、角部が鈍角となって欠けの発生を抑制できる。
面取りの幅が0.05〜0.5mm、面取り角度が15°〜45°とすれば、欠けの発生の抑制に効果的である。
第1実施例の平刃カッターの説明図で、(a)は正面図、(b)はチップ部の平面図、(c)は被削材の切削幅を示す説明図、(d)は側面図である。 第1実施例のストライプカッターの説明図で、(a)は正面図、(b)はチップ部の平面図、(c)は被削材の切削部を示す説明図、(d)は側面図である。 第1実施例の面取りカッターの説明図で、(a)は正面図、(b)はチップ部の平面図、(c)は被削材の切削部を示す説明図である。 第1実施例における再研磨の様子を示す説明図で、(a)は平刃カッター、(b)はストライプカッター、(c)は面取りカッターである。 第2実施例及び第4実施例における面取りの平面説明図である。 第2実施例の平刃カッターの説明図で、(a)は正面図、(b)はチップ部の平面図、(c)は被削材の切削幅を示す説明図、(d)は側面図である。 第2実施例のストライプカッターの説明図で、(a)は正面図、(b)はチップ部の平面図、(c)は被削材の切削部を示す説明図、(d)は側面図である。 第2実施例の面取りカッターの説明図で、(a)は正面図、(b)はチップ部の平面図、(c)は被削材の切削部を示す説明図である。 第2実施例における再研磨の様子を示す説明図で、(a)は平刃カッター、(b)はストライプカッター、(c)は面取りカッターである。 第3実施例の分割切削型回転カッターの説明図で、(a)は1組の組刃を合成した正面図、(b)は組刃のそれぞれを示す正面図、(c)は左端刃を示す平面図、(d)は被削材の切削幅を示す説明図、(e)は側面図である。 第3実施例の分割切削型回転カッターにおける再研磨の様子を示す説明図である。 第4実施例の分割切削型回転カッターの説明図で、(a)は1組の組刃を合成した正面図、(b)は組刃のそれぞれを示す正面図、(c)は左端刃を示す平面図、(d)は被削材の切削幅を示す説明図、(e)は側面図である。 第4実施例の分割切削型回転カッターにおける再研磨の様子を示す説明図である。 平刃カッターにおけるフレーキング現象を示すチップ部周辺の拡大説明図で、(a)は正面図、(b)は側面図である。 ストライプカッターにおけるフレーキング現象を示すチップ部周辺の拡大説明図で、(a)は正面図、(b)は側面図である。 面取りカッターにおけるフレーキング現象を示すチップ部周辺の拡大説明図で、(a)は正面図、(b)は側面図である。 従来例における再研磨の様子を示す説明図で、(a)は平刃カッター、(b)はストライプカッター、(c)は面取りカッターである。 従来例による分割切削型回転カッターの説明図で、(a)は1組の組刃を合成した正面図、(b)は組刃のそれぞれを示す正面図、(c)は左端刃を示す平面図、(d)は被削材の切削幅を示す説明図、(e)は側面図である。 従来の分割切削型回転カッターにおけるフレーキング現象を示すチップ部周辺の拡大説明図で、(a)は正面図、(b)は側面図である。 従来の分割切削型回転カッターにおける再研磨の様子を示す説明図である。
以下、本発明を実施するための形態を図面に基づいて具体的に説明する。なお、図1〜図3、図6〜図8、図10、図12,図18において、多結晶ダイヤモンド層を斜線で描画してある。
本発明による窯業系外装材切削用の回転カッター1は、円板状の台金2の外周に鋸歯状の刃台3を円周方向に所定ピッチで形成し、各刃台3の回転面側に側面視L字状に切り欠いた載置部4を形成し、該載置部4に超硬合金層5の正面側に多結晶ダイヤモンド層6を一体に有するチップ7を接合してなり、切れ刃8以外のチップ7の両側面部に多結晶ダイヤモンド層6の欠け抑制手段を備えたものである。
各刃台3に接合されるチップ7は、超硬合金からなる基材5に多結晶ダイヤモンド層6を形成した超高圧焼結体の一体物からなるワンチップ構造をなし、この一体物からなるチップ7の多結晶ダイヤモンド層6がすくい面を構成する。
そして、本発明の第1実施例による回転カッター1は、欠け抑制手段として、チップ7の切れ刃8以外の両側面部に保護部材9,9を接合したものである。
保護部材9としては、鑞付け可能な部材であれば特に限定されるわけではないが、焼入鋼、超硬合金又はサーメットがコスト的にも有利である。
チップ7を載置する刃台3の載置部4を広幅に形成し、チップ7を中央部に鑞付けし、チップ7の両側面部に保護部材9,9を鑞付けする。又は、チップ7の両側面部に保護部材9,9を予め接合して一体化しておき、これを刃台3の載置部4に鑞付けするようにしてもよい。
これにより、切れ刃8以外の多結晶ダイヤモンド層6の両側面部が保護部材9,9により保護されることになる。このため、切削作業の際に、多結晶ダイヤモンド層6の側面角部を基点とするフレーク状の欠けの発生は皆無となる。
平刃カッターの場合は、図1に示すように、刃台3の載置部4を広幅(22mm)に形成し、チップ7と同じ高さ、厚さの保護部材9,9をチップ7の左右側面部に接合する。なお、図1において、刃数は16、すくい角は13°となっている。また、被削材10の切削幅は16mm、チップ7の先端切れ刃8の幅は19mmとなっている。なお、これらの数値は例示であって、限定されるものではない(以下、同じ)。
ストライプカッター(溝切削用カッター)の場合は、図2に示すように、刃台3の載置部4を広幅(16mm)に形成し、傾斜刃8aの傾斜線に沿う斜面をもつ台形状(厚さはチップ7と同じ)に切り出した保護部材9,9をチップ7の左右側面部に接合する。なお、図2において、刃数は20、すくい角は10°、傾斜刃8aの傾斜角は45°となっている。また、被削材10の切削溝11の幅は10mm、溝11の傾斜は45°、溝底の幅は2mm、チップ7の切れ刃8の幅は13mmとなっている。
面取りカッターの場合は、図3に示すように、刃台3の載置部4を広幅(12mm)に形成し、切れ刃8と同じ傾斜角(53°)の正面視平行四辺形(厚さはチップ7と同じ)に切り出した保護部材9,9をチップ7の左右側面部に接合する。被削材10の面取り角は53°、面取り幅は6mm、チップ7の切れ刃8の幅は9mmとなっている。
なお、保護部材9は、切削作業に際し、作用刃8に寄与しない部分に在るので、切削作業に何らの支障を及ぼすことはない(実施例3において同じ)。
従来の平刃カッターの場合、図17(a)に示すようなフレーク状の欠け22があると、例えば一点鎖線で示すように、外周側から6回再研磨して再利用できるが、それ以上はフレーク状の欠け22があるため、再研磨して使用することができない。これに対し、第1実施例の回転カッターにおける平刃カッター1では、欠けは発生しないので、図4(a)に示すように、9回再研磨して再利用することができる。なお、再研磨可能な回数は例示である(以下、同じ)。
従来のストライプカッターの場合、図17(b)に示すようなフレーク状の欠け22があると、上記と同様に、外周側から4回再研磨して再利用できるが、それ以上はできない。これに対し、第1実施例の回転カッターにおけるストライプカッター1では、欠けは発生しないので、図4(b)に示すように、6回再研磨して再利用することができる。
従来の面取りカッターの場合、図17(c)に示すようなフレーク状の欠け22があると、上記と同様に、外周側から5回再研磨して再利用できるが、それ以上はできない。これに対し、第1実施例の回転カッターにおける面取りカッターでは、欠けは発生しないので、図4(c)に示すように、7回再研磨して再利用することができる。
なお、上記に示した従来のカッターにおいて、フレーク状の欠け22が多結晶ダイヤモンド層のより上部に発生した場合は、再研磨可能な回数は上記に例示した回数よりさらに減る可能性がある。再研磨可能な回数を予定通り確保することは困難となる。
これに対し、本発明の第1実施例の回転カッター1によれば、多結晶ダイヤモンド層6の側面角部を基点とするフレーク状の欠けの発生は皆無となるので、再研磨可能な回数を予定通り確保できる。このため、ランニングコストの上昇を招くことがない。
次に、本発明の第2実施例による回転カッター1は、欠け抑制手段として、チップ7の切れ刃8以外の多結晶ダイヤモンド層6の両側面角部に面取り12を施したものである。
図5に示すように、面取りの幅(W)が0.05〜0.5mm、面取り角度(α)が15°〜45°とするとよい。
かかる面取り12を施せば、多結晶ダイヤモンド層6の両側面角部が鈍角となり剛性が高まるので、硬い切り粉が側面角部に衝突しても欠けの発生を抑制できる。
チップ7の幅を従来のチップより若干広幅(面取り幅の分だけ広幅)に形成し、チップ7の多結晶ダイヤモンド層6の両側面角部に面取り12,12を設ける。図6は平刃カッターを示し、チップ幅は20mm、面取り幅は0.5mmとなっている。チップ7の先端切れ刃の幅(19mm)、刃数(16)、すくい角(13°)、被削材10の切削幅(16mm)は、第1実施例の平刃カッター1と同じである。
図7はストライプカッターを示し、チップ幅は14mm、面取り12幅は0.5mmとなっている。チップ7の切れ刃8の幅(13mm)、刃数(20)、すくい角(10°)、傾斜刃の傾斜角(45°)、被削材10の切削溝11の幅(10mm)は、第1実施例のストライプカッター1と同じである。
図8は面取りカッターを示し、チップ幅は10mm、面取り12幅は0.5mmとなっている(載置部の幅は10.5mm)。切れ刃8の傾斜角(53°)、切れ刃8の幅(9mm)、被削材10の面取り角(53°)、面取り幅(6mm)は、第1実施例の面取りカッターと同じである。
なお、面取り部12は、切削作業に際し、作用刃8に寄与しない部分に在るので、切削作業に何らの支障を及ぼすことはない(実施例4において同じ)。
従来の平刃カッターの場合、図17(a)に示すようなフレーク状の欠け22があると、例えば一点鎖線で示すように、外周側から6回再研磨して再利用することができるが、それ以上は、フレーク状の欠け22があるため、再研磨して使用することができない。これに対し、第2実施例の回転カッターにおける平刃カッター1では、欠けの発生が抑制されるので、図9(a)に示すように、9回再研磨して再利用することができる。
従来のストライプカッターの場合、図17(b)に示すようなフレーク状の欠け22があると、上記と同様に、外周側から4回再研磨して再利用できるが、それ以上はできない。これに対し、第2実施例の回転カッターにおけるストライプカッター1では、欠けの発生が抑制されるので、図9(b)に示すように、6回再研磨して再利用することができる。
従来の面取りカッターの場合、図17(c)に示すようなフレーク状の欠け22があると、上記と同様に、外周側から5回再研磨して再利用できるが、それ以上はできない。これに対し、第2実施例の回転カッターにおける面取りカッターでは、欠けの発生が抑制されるので、図9(c)に示すように、7回再研磨して再利用することができる。
広幅の側面を切削する場合、広幅の平刃カッターでは切削抵抗が大きくなるので、切削幅を狭くし幅方向に位置をずらせた複数のチップを組合せた分割切削型回転カッターが用いられる。例えば、図18に示す従来の分割切削型回転カッター23は、先端切れ刃の幅をそれぞれ8mm幅とし、幅方向に位置をずらせた4個のチップ(右端刃24a、左中間刃24b、左端刃24c、右中間刃24d)を1組とし、一周に4組、計16刃としたものである。4個1組のチップ24を合成すると、図18(a)に示すように、先端切れ刃の幅は19mmで、実際の切削幅は16mmとなっている(同図(d))。なお、4個の各チップ24a〜24dにはリ−ド角(35°又は−35°)を付与してある。
係る分割切削型回転カッター23の場合も、幅方向において左右外側のチップ(左端刃24c又は右端刃24a)の側面角部を基点とするフレーク状の欠け22が発生することがある(図19)。
これに対し、本発明の第3実施例による分割切削型回転カッター1は、図10に示すように、幅方向に位置をずらせた複数(4個)のチップ13(右端刃13a,左中間刃13b,左端刃13c,右中間刃13d)を1組とする組刃において、幅方向の両端側となるチップ(右端刃13a及び左端刃13c)の幅方向の両側面部(左端刃13cの左側面部及び右端刃13aの右側面部)にそれぞれ保護部材9,9を接合したものである。4個1組のチップ13を合成すると、図10(a)に示すように、保護部材9,9を含めた幅は23mm、先端切れ刃8の幅は19mmで、実際の切削幅は16mmとなっている(同図(d))。図10では、4個1組とし、回転方向に向かって右端刃13a→左中間刃13b→左端刃13c→右中間刃13dの順に配列たもので、刃数(16)、リード角(35°又は−35°)等は、図18に示した従来例と同じである。
従来の分割切削型回転カッター23の場合、図20に示すようなフレーク状の欠け22があると、例えば一点鎖線で示すように、外周側から6回再研磨して再利用できるが、それ以上は、フレーク状の欠け22があるため、再研磨して使用することができない。これに対し、第3実施例による分割切削型回転カッター1においは、欠けは発生しないので、図11に示すように、9回再研磨して再利用することができる。
本発明の第4実施例による分割切削型回転カッター1は、図12に示すように、幅方向に位置をずらせた複数(4個)のチップ14(右端刃14a,左中間刃14b,左端刃14c,右中間刃14d)を1組とする組刃において、幅方向の両端側となるチップ(右端刃14a及び左端刃14c)の幅方向の両側面(左端刃14cの左側面及び右端刃14aの右側面)角部に面取り12,12を施したものである。4個1組のチップ14を合成すると、図12(a)に示すように、チップ14全体の幅は20mm、先端切れ刃8の幅は19mmで、実際の切削幅は16mmとなっている(同図(d))。図12では、4個1組とし、回転方向に向かって右端刃14a→左中間刃14b→左端刃14c→右中間刃14dの順に配列したもので、刃数(16)、リード角(35°又は−35°)等は、図18に示した従来例と同じである。
従来の分割切削型回転カッター23の場合、図20に示すようなフレーク状の欠け22があると、上記と同様、外周側から6回再研磨して再利用できるが、それ以上はできない。これに対し、第4実施例による分割切削型回転カッター1では、欠けの発生が抑制されるので、図13に示すように、9回再研磨して再利用することができる。
1 回転カッター
2 台金
3 刃台
4 載置部
5 超硬合金層
6 多結晶ダイヤモンド層
7 チップ
8 切れ刃
8a 傾斜刃
9 保護部材
10 被削材
11 溝
12 面取り
13 チップ
13a 右端刃
13b 左中間刃
13c 左端刃
13d 右中間刃
14 チップ
14a 右端刃
14b 左中間刃
14c 左端刃
14d 右中間刃

Claims (2)

  1. 円板状の台金の外周に鋸歯状の刃台を円周方向に所定ピッチで形成し、各刃台の回転面側に側面視L字状に切り欠いた載置部を形成し、該載置部に超硬合金層の正面側に多結晶ダイヤモンド層を一体に有するチップを接合してなり、切れ刃以外のチップの両側面部に多結晶ダイヤモンド層の欠け抑制手段を備えた窯業系外装材切削用の回転カッターであって、前記欠け抑制手段が、チップの切れ刃以外の多結晶ダイヤモンド層のすくい面と左右両側面とのなす角部の全域に面取りを施したものであることを特徴とする窯業系外装材切削用の回転カッター。
  2. 面取りの幅が0.05〜0.5mm、面取り角度が15°〜45°である請求項に記載の窯業系外装材切削用の回転カッター。
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