JPWO2017169490A1 - 射出成形金型、射出成形方法、および、成形品 - Google Patents

射出成形金型、射出成形方法、および、成形品 Download PDF

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Abstract

R面取り形状のように急激に折れ曲がるように湾曲している第1材料と第2材料との境界線を、所望の位置に確実に形成することができる、射出成形金型、射出成形方法、および、当該射出成形金型、射出成形方法により成形された成形品を提供する。直線状部の幅方向又は曲線状部の幅方向における、傾斜部形成部51aの長さwと薄肉部形成部51bの長さyとの和は所定の値以上であり、曲線状部を成形する薄肉部形成部51bは、曲線状部の幅方向において第1の長さよりも長い第2の長さyを有する。

Description

本発明は、射出成形金型、射出成形方法、および、成形品に関する。より詳細には、異なる組成からなる第1材料と第2材料とを一体成形する射出成形金型、射出成形方法、および、成形品に関する。
従来、車のインストルメントパネル(以下、「インパネ」という)は、デザイン上の観点から上面部と下面部とを異なる色の材料にて成形することがある。
また、インパネは、直射日光が当たり易い上面部を耐熱性に優れた材料にて成形し、直射日光が当たり難い下面部を比較的安価な材料にて成形し、材料コストの低減を図ることがある。
これらのようなインパネは、例えば上面部と下面部とを別々に成形したり、あるいは成形後に一部を塗装したりしていた。この場合、インパネの製造では、別々に形成した部品を接合する工程や塗装工程が必要であり、製造コストの高騰が招かれる。
そこで、2種成形として単一のキャビティに異なる組成の樹脂を射出し、単一の成形品を得る方法が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1に開示された技術では、第1材料の射出および保圧の工程が完了して冷却工程の開始後に、第1材料と第2材料との境界部(接合部)の入れ子を移動(コアバック)させ、第2材料を射出する。
特開2015−182384号公報
第1材料と第2材料との境界線は、直線状に延びる部分と、直線状に延びる部分と直線状に延びる部分とを接続する、湾曲している部分と、を有している。湾曲している部分であって、特にR面取り形状のように急激に折れ曲がるように湾曲している部分においては、第1材料と第2材料との境界線が、意図しない位置に形成されることがある。
本発明は上記課題を解決するためのものであり、その目的は、R面取り形状のように急激に折れ曲がるように湾曲している第1材料と第2材料との境界線を、所望の位置に確実に形成することができる、射出成形金型、射出成形方法、および、当該射出成形金型、射出成形方法により成形された成形品を提供することにある。
(1)第1材料(例えば、後述の第1材料m1)を成形する第1キャビティ部(例えば、後述の第1キャビティ部6a)を構成すると共に、前記第1材料の成形後に移動して第2材料(例えば、後述の第2材料m2)を成形する第2キャビティ部(例えば、後述の第2キャビティ部6b)を形成する仕切り部材(例えば、後述の可動コア型5)を備えた射出成形金型(例えば、後述の射出成形金型1)であって、前記仕切り部材により構成され、前記第2材料に接合される前記第1材料の接合部(例えば、後述の接合部112)を成形する前記第1キャビティ部の部分は、前記接合部における前記第1材料の端縁に向けて前記接合部の板厚が薄くなるように傾斜する第1材料傾斜部(例えば、後述の傾斜部112a)を成形する傾斜部形成部(例えば、後述の傾斜面51a)と、前記傾斜部形成部に連続して接続され、所定の厚さの第1材料薄肉部(例えば、後述の薄肉部112b)を前記接合部の一部に形成する薄肉部形成部(例えば、後述の平坦面51b)と、を備え、前記接合部は、直線状を有する直線状部と、曲線状を有する曲線状部とを有し、前記直線状部の幅方向及び前記曲線状部の幅方向における、前記傾斜部形成部の長さ(例えば、後述の長さv、w)と前記薄肉部形成部の長さ(例えば、後述の長さx、y)との和は所定の値以上であり、前記直線状部を成形する前記薄肉部形成部の厚さ(例えば、後述の厚さL11)と、前記曲線状部を成形する前記薄肉部形成部の厚さ(例えば、後述の厚さL12)とは、略同一であり、前記直線状部を成形する前記薄肉部形成部(例えば、後述の平坦面51b)は、前記直線状部の幅方向において第1の長さ(例えば、後述の第1の長さx)を有し、前記曲線状部を成形する前記薄肉部形成部(例えば、後述の平坦面51b)は、前記曲線状部の幅方向において前記第1の長さよりも長い第2の長さ(例えば、後述の第2の長さy)を有することを特徴とする射出成形金型。
(2)異なる組成からなる第1材料(例えば、後述の第1材料m1)および第2材料(例えば、後述の第2材料m2)を金型内に射出して接触させることにより、前記第1材料と前記第2材料とを一体成形する射出成形方法であって、前記第2材料に接合される前記第1材料の接合部(例えば、後述の接合部112)を成形する第1キャビティ部(例えば、後述の第1キャビティ部6a)の部分において、前記接合部における前記第1材料の端縁に向けて前記接合部の板厚が薄くなるように傾斜する第1材料傾斜部(例えば、後述の傾斜部112a)と、前記第1材料傾斜部に連続して接続され、所定の厚さを有する第1材料薄肉部(例えば、後述の薄肉部112b)と、を成形する第1材料成形工程と、前記第1材料に接合される前記第2材料を成形する第2キャビティ部(例えば、後述の第2キャビティ部6b)において、前記第2材料を成形すると共に前記第1材料の前記接合部に前記第2材料を接合させる第2材料接合工程と、を有し、前記第1材料成形工程では、前記接合部が直線状を有する直線状部と、曲線状を有する曲線状部と、を有するように前記第1材料を成形し、前記直線状部の幅方向及び前記曲線状部の幅方向における、前記第1材料傾斜部の長さ(例えば、後述の長さV、W)と前記第1材料薄肉部の長さ(例えば、後述の長さX、Y)との和を所定の値以上とし、前記直線状部の前記第1材料薄肉部の厚さ(例えば、後述の厚さL111)と、前記曲線状部の前記第1材料薄肉部の厚さ(例えば、後述の厚さL112)とは、略同一であり、前記直線状部の幅方向における前記直線状部の前記第1材料薄肉部の長さを第1の長さ(例えば、後述の第1の長さX)としたときに、前記曲線状部の幅方向における前記曲線状部の前記第1材料薄肉部の長さを、前記第1の長さよりも長い第2の長さ(例えば、後述の第2の長さY)とするように、前記第1材料を成形することを特徴とする射出成形方法。
(3)異なる組成からなる第1材料(例えば、後述の第1材料m1)および第2材料(例えば、後述の第2材料m2)が金型内に射出されて接触することにより、前記第1材料と前記第2材料とが一体成形された成形品(例えば、後述のインパネ100)であって、前記第2材料に接合される前記第1材料の接合部(例えば、後述の接合部112)は、前記接合部における前記第1材料の端縁に向けて前記接合部の板厚が薄くなるように傾斜する第1材料傾斜部(例えば、後述の傾斜部112a)と、前記第1材料傾斜部に連続して接続され、所定の厚さを有する第1材料薄肉部(例えば、後述の薄肉部112b)と、を有し、前記接合部は、直線状を有する直線状部と、曲線状を有する曲線状部とを有し、前記直線状部の幅方向及び前記曲線状部の幅方向における、前記第1材料傾斜部の長さ(例えば、後述の長さV、W)と前記第1材料薄肉部の長さ(例えば、後述の長さX、Y)との和は所定の値以上であり、前記直線状部の前記第1材料薄肉部の厚さと、前記曲線状部の前記第1材料薄肉部の厚さとは、略同一であり、前記直線状部の幅方向における前記直線状部の前記第1材料薄肉部の長さを第1の長さ(例えば、後述の第1の長さX)としたときに、前記曲線状部の幅方向における前記曲線状部の前記第1材料薄肉部は、前記第1の長さよりも長い第2の長さ(例えば、後述の第2の長さY)を有することを特徴とする成形品。
(1)〜(3)の発明によれば、曲線状部における薄肉部の厚さを、直線状部における傾斜部の厚さよりも薄くすることができる。このため、接合部の曲線状部の薄肉部が冷却される際に、曲線状部の接合部において、薄肉部が薄く広いため、曲線状部の接合部における体積当たりの金型接触面積が、直線状部の接合部における体積当たりの金型接触面積よりも小さくなることを抑えることができる。この結果、曲線状部における薄肉部における、冷却を早めることができ、体積収縮を少なく抑えることができ、いわゆるヒケが生じることを抑えることができる。この結果、ヒケが生じた部分に第2材料が入りこむことによる外観不具合を回避することができる。これにより、曲線状部において、第1材料と第2材料との境界線が、意図しない位置に形成されることを抑えることができる。
本発明によれば、R面取り形状のように急激に折れ曲がるように湾曲している第1材料と第2材料との境界線を、所望の位置に確実に形成することができる、射出成形金型、射出成形方法、および、当該射出成形金型、射出成形方法により成形された成形品を提供することができる。
本発明の実施形態に係る射出成形金型の部分であって、第1材料の接合部の直線状部を成形する部分を示す断面図である。 本発明の実施形態に係る射出成形金型の部分であって、第1材料の接合部の曲線状部を成形する部分を示す断面図である。 本発明の実施形態に係る成形品としてのインパネの第1成形部、第2成形部を示す断面図である。 本発明の実施形態に係る成形品としてのインパネの部分であって、第1材料の直線状部の部分を示す断面図である。 本発明の実施形態に係る成形品としてのインパネの部分であって、第1材料の曲線状部の部分を示す断面図である。 上記実施形態に係る射出成形の工程群において接合部の直線状部の部分を含むインパネの部分の成形を説明する図であり、(a)が第1材料充填工程を示し、(b)が第1材料保圧工程を示し、(c)が第1材料保圧工程かつ第2材料充填工程を示し、(d)が第1材料保圧工程かつ第2材料保圧工程を示し、(e)が第1材料冷却工程かつ第2材料保圧工程を示し、(f)が第1材料冷却工程かつ第2材料冷却工程を示す。 上記実施形態に係る射出成形の工程群において接合部の曲線状部の部分を含むインパネの部分の成形を説明する図であり、(a)が第1材料充填工程を示し、(b)が第1材料保圧工程を示し、(c)が第1材料保圧工程かつ第2材料充填工程を示し、(d)が第1材料保圧工程かつ第2材料保圧工程を示し、(e)が第1材料冷却工程かつ第2材料保圧工程を示し、(f)が第1材料冷却工程かつ第2材料冷却工程を示す。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。
まず、射出成形金型1について説明する。
図1は、本発明の実施形態に係る射出成形金型1の部分であって、第1材料m1の接合部112の直線状部を成形する部分を示す断面図である。図2は、本発明の実施形態に係る射出成形金型1の部分であって、第1材料m1の接合部112の曲線状部を成形する部分を示す断面図である。図3は、本発明の実施形態に係る成形品としてのインパネ100の第1成形部110、第2成形部120を示す断面図であり、図4におけるA−A線に沿った断面を、図3において線ALで示す部分において示し、図5におけるB−B線に沿った断面を、図3において線ACで示す部分において示している。
図1に示すように、射出成形金型1は、樹脂成形品の一例として車のインパネ100を成形する。射出成形金型1は、異なる組成からなる第1材料m1および第2材料m2を当該金型1内に射出して接触させることにより、第1材料m1と第2材料m2とを一体成形する。
射出成形金型1は、上型2と、第1下型3と、第2下型4と、可動コア型5と、を備える。
上型2は、固定型であり、下面21を有する。上型2の下面21には、可動コア型5と第2下型4との境界線の鉛直上に突状部22が設けられる。突状部22は、一定の高さおよび幅を有し、可動コア型5側の端部領域に沿って延在する。上型2には、上型2の内部を冷却水が循環する冷却水路23が設けられる。上型2は、内部に冷却水路23を設けることで、上型2の下面21を他の部位に比して高い冷却効果を有する部材に構成される。
第1下型3は、上型2に対向して型開きする可動型であり、上型2の下面21に平行する上面31を有する。第1下型3は、可動コア型5に隣接する。第1下型3には、第1下型3の内部を冷却水が循環する冷却水路32が設けられる。第1下型3は、内部に冷却水路32を設けることで、第1下型3の上面31を他の部位に比して高い冷却効果を有する部材に構成される。
第2下型4は、上型2に対向して型開きする可動型であり、上型2の下面21に平行する上面41を有する。第2下型4は、第1下型3とは反対側にて可動コア型5に隣接する。第2下型4には、第2下型4の内部を冷却水が循環する冷却水路42が設けられる。第2下型4は、内部に冷却水路42を設けることで、第2下型4の上面41を他の部位に比して高い冷却効果を有する部材に構成される。
仕切り部材としての可動コア型5は、第1下型3と第2下型4との間に別個独立して上下動可能に配置される。可動コア型5は、上型2の突状部22に接触可能な上面51を有する。可動コア型5の上面51は、上型2の突状部22に向かうほど上面51の位置が高まる傾斜部形成部としての傾斜面51aと、上型2の突状部22に接触可能なように傾斜面51aの最高位置から平坦に連続する薄肉部形成部としての平坦面51bと、を有する。可動コア型5は、BeCuなどの高い熱伝導率を有する部材にて構成されてもよい。可動コア型5には、可動コア型5の内部を冷却水が循環する冷却水路52が設けられる。可動コア型5は、BeCuなどの高い熱伝導率を有する部材にて構成され、かつ、内部に冷却水路52を設けることで、可動コア型5の上面51を他の部位あるいは他の型に比して高い熱伝導率かつ冷却効果を有する部材に構成される。
可動コア型5は、第1材料m1を成形する第1キャビティ部6aを構成すると共に、第1材料m1の成形後に移動して第2材料m2を成形する第2キャビティ部6bを形成する。
第1キャビティ部6aは、上型2と第1下型3および可動コア型5との間に形成される。第1キャビティ部6aにおいては、上型2の突状部22と上方に移動した可動コア型5の上面51の平坦面51bとの接触部を図示左側から流入する第1材料m1の下流側端として、上型2と第1下型3との間の上流側から第1材料m1が射出される。
第1キャビティ部6aは、第1材料m1によって厚板部111と接合部112とからなるインパネ100の第1成形部110を成形する。第1キャビティ部6aは、上型2側にてインパネ100の製品意匠面A側を成形する。第1キャビティ部6aは、第1下型3および可動コア型5側にてインパネ100の製品裏面B側を成形する。第1キャビティ部6aは、上型2と第1下型3との間にて、第1成形部110の厚板部111を一定の板厚に成形する。第1キャビティ部6aは、上型2と可動コア型5との間にて、第1材料m1における第2材料m2と接合する接合部112を、この接合部112に連続する上流側の厚板部111に比して板厚を薄くするように成形する。
第1キャビティ部6aは、接合部112を形成する上型2と可動コア型5との間にて、第1成形部110の直線状部及び曲線状部の傾斜部112aおよび薄肉部112bを成形する。
第1キャビティ部6aは、可動コア型5の上面51が傾斜面51aに構成されることにより、第1成形部110の傾斜部112aを、接合部112の端縁に向けて(図4に示す接合部112の右端縁に向けて)、第1材料m1における第2材料m2と接合する接合部112に連続する上流側の厚板部111に比して板厚を薄くする。傾斜部112aを形成する第1キャビティ部6aの領域は、可動コア型5の上面51である傾斜面51aが下流側端に向かうほど可動コア型5の上面51の位置を高めることにより、第1材料m1における第2材料m2と接合する接合部112の厚みが下流側端に向かうほど薄くなるように徐々に変化する。第1キャビティ部6aの傾斜部112aを形成する領域は、接合部112の冷却固化に伴って生じる体積収縮差が板厚変化と共に下流側端に向かうほど低下するように徐々に変化するよう構成される。
第1キャビティ部6aは、可動コア型5の上面51が平坦面51bに構成されることにより、第1成形部110の薄肉部112bを、第1材料m1における第2材料m2と接合する接合部112に連続する上流側の厚板部111に比して板厚を薄くする。薄肉部112bを形成する第1キャビティ部6aの領域は、可動コア型5の上面51である平坦面51bが可動コア型5の上面51の位置が傾斜面51aの最高位置から一定であることにより、第1材料m1における第2材料m2と接合する接合部112の厚みが所定の厚さで薄くなる状態が連続する。
図1に示すように、直線状部の幅方向及び曲線状部の幅方向における傾斜部形成部としての傾斜面51aの長さvと、同方向における平坦面51bの長さxと、の和は所定の値以上である。同様に、図2に示すように、直線状部の幅方向及び曲線状部の幅方向における傾斜部形成部としての傾斜面51aの長さwと、同方向における平坦面51bの長さyと、の和は所定の値以上である。そして、直線状部における薄肉部112b−1を成形する平坦面51bの部分の第1キャビティ部6aの部分の厚さL11(図1参照)は、曲線状部における薄肉部112b−2を成形する平坦面51bの部分の第1キャビティ部6aの部分の厚さL12(図2参照)と略同一である。ここで、略同一とは、完全一致ではなくてもよいことを意味し、例えば、同一とすることを意図したものの結果的に誤差が生じた場合等も含むことを意味する。
成形品としてのインパネ100の製品意匠面側における第1材料m1と第2材料m2との境界線は、線B1の位置に相当するインパネ100の位置において形成され、インパネ100は、製品意匠面側から見て直線状に延びる部分(図3において線ALの位置で成形されたインパネ100の部分)と、当該直線状に延びる部分と直線状に延びる部分とを接続する、湾曲している部分(曲線状に延びる部分であり、曲線ACの位置で成形されたインパネ100の部分)と、を有している。直線状を有する第1材料m1の接合部112の縁部の部分である直線状部の薄肉部112b−1を成形する平坦面51bの部分の第1キャビティ部6aの部分は、図1に示すように、直線状部の幅方向において第1の長さxを有している。また、曲線状を有する接合部112の縁部の部分である曲線状部を成形する平坦面51bは、図2に示すように、曲線状部の幅方向において第1の長さxよりも長い第2の長さyを有している。即ち、接合部112がR面取り形状のように急激に折れ曲がるように湾曲している部分を成形する射出成形金型1の部分においては、図3に示すように、第1成形部110の薄肉部112bの厚さL112が薄くなっているようにするために、傾斜面51aは、図2における左右方向において短い。また、接合部112が直線状に延びている部分を成形する射出成形金型1の部分においては、図3に示すように、第1成形部110の傾斜部112aが断面に現われるようにするために、傾斜面51aは、図1における左右方向において長い。
第2キャビティ部6bは、上型2と第2下型4および可動コア型5との間に形成される。第2キャビティ部6bにおいては、第1材料m1の接合部112と下方に所定距離移動(コアバック)した可動コア型5の上面51との間の空間を図示右側から流入する第2材料m2の下流側端として、上型2と第2下型4との間の上流側から第2材料m2が射出される。すなわち、第2材料m2の射出方向は、第1材料m1とは反対方向になる。
第2キャビティ部6bは、第2材料m2によって厚板部121と接合部122とからなるインパネ100の第2成形部120を成形する。第2キャビティ部6bは、上型2側にてインパネ100の製品意匠面A側を成形する。第2キャビティ部6bは、第2下型4および可動コア型5側にてインパネ100の製品裏面B側を成形する。第2キャビティ部6bは、上型2と第2下型4との間にて、第2成形部120の厚板部121を一定の板厚に成形する。第2キャビティ部6bは、上型2の下面21の突状部22および突状部22に連続する第1材料m1の接合部112と可動コア型5との間にて、第2材料m2における第1材料m1と接合する接合部122を、この接合部122に連続する上流側の厚板部121に比して板厚を薄くするように成形する。
第2キャビティ部6bは、接合部122を形成する第1材料m1の接合部112と可動コア型5との間にて、第2成形部120の薄肉部122aおよび傾斜先端部122bを成形する。
第2キャビティ部6bは、可動コア型5の上面51が平坦面51bに構成されることにより、第2成形部120の薄肉部122aを、第2材料m2における第1材料m1と接合する接合部122に連続する上流側の厚板部121に比して板厚を薄くする。第2キャビティ部6bの薄肉部122aを形成する領域は、可動コア型5の上面51である平坦面51bが可動コア型5の上面51の位置が傾斜面51aの最高位置から一定であることにより、第2材料m2における第1材料m1と接合する接合部122の厚みが一定になる状態が連続する。
第2キャビティ部6bは、可動コア型5の上面51が傾斜面51aに構成されることにより、第2成形部120の傾斜先端部122bを、第2材料m2における第1材料m1と接合する接合部122に連続する上流側の厚板部121に比して板厚を薄くする。第2キャビティ部6bの傾斜先端部122bを形成する領域は、可動コア型5の上面51である傾斜面51aが下流側端に向かうほど可動コア型5の上面51の位置を低めることにより、第2材料m2における第1材料m1と接合する接合部122が下方に傾斜する先端となるように変化する。第2キャビティ部6bの傾斜先端部122bを形成する領域は、一定の高さを有することにより、傾斜先端部122bの下流側端に十分充填させることができる。
次に、上記射出成形金型1によって成形された成形品であるインパネ100を説明する。
図4は、本発明の実施形態に係る成形品としてのインパネ100の部分であって、第1材料m1の直線状部の部分を示す断面図である。図5は、本発明の実施形態に係る成形品としてのインパネ100の部分であって、第1材料m1の曲線状部の部分を示す断面図である。
インパネ100は、異なる組成からなる第1材料m1および第2材料m2を射出成形金型1内に射出して接触させることにより、第1材料m1と第2材料m2とを一体成形した成形品である。
インパネ100は、第1成形部110と第2成形部120とから構成される。
第1成形部110は、上型2と第1下型3および可動コア型5との間の第1キャビティ部6aにて第1材料m1が成形されて構成される。第1成形部110は、厚板部111と接合部112とからなる。
第1成形部110の厚板部111は、上型2と第1下型3との間にて、一定の板厚に成形される。
第1成形部110の接合部112は、上型2と可動コア型5との間にて成形され、第1材料m1における第2材料m2と接合する接合部112に連続する上流側の厚板部111に比して板厚が薄い。
第1成形部110の接合部112は、傾斜部112aおよび薄肉部112bを有する。
第1成形部110の傾斜部112aは、下面を傾斜させることで、第1材料m1における第2材料m2と接合する接合部112に連続する上流側の厚板部111に比して板厚が薄い。傾斜部112aは、第1材料m1における第2材料m2と接合する接合部112の厚みが下流側端に向かうほど薄くなる。傾斜部112aは、接合部112の冷却固化に伴って生じる体積収縮差が板厚変化と共に下流側端に向かうほど低下するように徐々に変化する。
第1成形部110の薄肉部112bは、第1材料m1における第2材料m2と接合する接合部112に連続する上流側の厚板部111に比して板厚が薄い。薄肉部112bにおいては、薄板状であり、第1材料m1における第2材料m2と接合する接合部112の厚みが薄くなる状態が連続する。薄肉部112bは、傾斜部112aの下流側端部に連結されている。薄肉部112bは、厚板部111に対して3分の1程度の厚みを有している。
第1材料m1においては、第2材料m2に接合される接合部112は、接合部112の端縁に向けて接合部112の板厚が薄くなるように傾斜する傾斜部112aと、傾斜部112aに連続して傾斜部112aに接続され、所定の厚さを有する薄肉部112bと、を有している。傾斜部112aの傾斜する方向における傾斜部112aの長さV(図4参照)と薄肉部112bの長さXとの和は所定の値以上である。同様に、図5に示すように、傾斜部112aの傾斜する方向における傾斜部112aの長さWと薄肉部112bの長さYとの和は所定の値以上である。これにより、第1材料m1と第2材料m2とは、所定の値以上の接合面を有している。
図4に示すように、直線状を有する接合部112の縁部の部分を構成する直線状部の幅方向(図4における左右方向)における薄肉部112bの長さは、第1の長さXを有する。図5に示すように、曲線状を有する接合部112の縁部の部分を構成する曲線状部の幅方向において、(図5における左右方向)における薄肉部112bの長さは、第1の長さXよりも長い第2の長さYを有する。
第2成形部120は、上型2と第2下型4および可動コア型5との間の第2キャビティ部6bにて第2材料m2が成形されて構成される。第2成形部120は、厚板部121と接合部122とからなる。
第2成形部120の厚板部121は、上型2と第2下型4との間にて、一定の板厚に成形される。厚板部121は、第1成形部110の厚板部111と同程度の厚みである。
第2成形部120の接合部122は、上型2の下面21の突状部22および突状部22に連続する第1材料m1の接合部112と可動コア型5との間にて成形され、第2材料m2における第1材料m1と接合する接合部122に連続する上流側の厚板部121に比して板厚が薄い。
第2成形部120の接合部122は、薄肉部122aおよび傾斜先端部122bを有する。
第2成形部120の薄肉部122aは、第2材料m2における第1材料m1と接合する接合部122に連続する上流側の厚板部121に比して板厚が薄い。薄肉部122aにおいては、第2材料m2における第1材料m1と接合する接合部122の厚みが一定になる状態が連続する。
第2成形部120の傾斜先端部122bは、第2材料m2における第1材料m1と接合する接合部122に連続する上流側の厚板部121に比して板厚が薄い。傾斜先端部122bは、第2材料m2における第1材料m1と接合する接合部122が下方に傾斜する先端となる。傾斜先端部122bは、一定の厚みを有し、傾斜先端部122bの下流側端に十分充填させることができる。
次に、上記射出成形金型1によって成形品であるインパネ100を成形する射出成形方法について説明する。
図6は、上記実施形態に係る射出成形の工程群において接合部112の直線状部の部分を含むインパネ100の部分の成形を説明する図であり、(a)が第1材料充填工程を示し、(b)が第1材料保圧工程を示し、(c)が第1材料保圧工程かつ第2材料充填工程を示し、(d)が第1材料保圧工程かつ第2材料保圧工程を示し、(e)が第1材料冷却工程かつ第2材料保圧工程を示し、(f)が第1材料冷却工程かつ第2材料冷却工程を示す。
図7は、上記実施形態に係る射出成形の工程群において接合部112の曲線状部の部分を含むインパネ100の部分の成形を説明する図であり、(a)が第1材料充填工程を示し、(b)が第1材料保圧工程を示し、(c)が第1材料保圧工程かつ第2材料充填工程を示し、(d)が第1材料保圧工程かつ第2材料保圧工程を示し、(e)が第1材料冷却工程かつ第2材料保圧工程を示し、(f)が第1材料冷却工程かつ第2材料冷却工程を示す。
射出成形方法は、第1材料成形工程と、第2材料成形工程と、を有している。第1材料成形工程は、第1材料充填工程S1と、第1材料保圧工程S2と、を有している。第2材料成形工程は、第1材料保圧工程かつ第2材料充填工程S3と、第1材料保圧工程かつ第2材料保圧工程S4と、第1材料冷却工程かつ第2材料保圧工程S5と、第1材料冷却工程かつ第2材料冷却工程S6と、を有している。
(第1材料充填工程S1)
図6、図7の(a)に示すように、第1材料充填工程S1では、まず、射出成形金型1は、可動コア型5を上方に前進(コアフォワード)させる。可動コア型5は、上面51の平坦面51bを上型2の下面21の突状部22に当接させて停止する。これにより、上型2と第1下型3および可動コア型5との間には、第1キャビティ部6aが形成される。また、以下、第1材料冷却工程かつ第2材料冷却工程S6に至るまで、上型2、第1下型3、可動コア型5の全ての内部に冷却水が循環する。
その後、射出成形金型1は、第1キャビティ部6aに図示左側から第1材料m1を射出する。
(第1材料保圧工程S2)
図6、図7の(b)に示すように、第1材料保圧工程S2では、第1材料充填工程S1完了後、第1キャビティ部6aに第1材料m1を充填した状態で保圧状態に維持する。上型2、第1下型3、可動コア型5の全ての内部に冷却水が循環しているため特に、可動コア型5では、BeCuなどの高い熱伝導率を有する部材を用いる場合には、内部に冷却水が循環することにより、インパネ100の第1成形部110の接合部112が熱を可動コア型5の上面51に伝熱でき、接合部112が早期に冷却固化される。これにより、第1材料m1における第2材料m2との接合部である接合部112の冷却を、接合部112に連続する上流側の厚板部111に比して早めることもできる。
このとき、第1材料m1においては、直線状部の幅方向(図4における左右方向)における、傾斜部112aの長さVと薄肉部112bの長さXとの和、同方向における、傾斜部112aの長さWと薄肉部112bの長さYとの和、は所定の値以上に成形される。そして、直線状を有する接合部112の縁部の部分である直線状部の、幅方向(図4における左右方向)における薄肉部112bの長さを第1の長さXとしたときに、曲線状を有する接合部112の縁部の部分である曲線状部の、幅方向(図5における左右方向)における薄肉部112bの長さは、第1の長さXよりも長い第2の長さYに成形されている。
このように、図7に示すように接合部112の曲線状部の薄肉部112b−2は、図6に示す接合部112の直線状部の薄肉部112b−1よりも、直線状部、曲線状部の幅方向における(図6、図7における左右方向)における長さが長いため、接合部112の直線状部の薄肉部112b−1よりも、冷却が早められ、冷却固化が促進される。そして、第1成形部110の接合部112が1次収縮する。
(第1材料保圧工程かつ第2材料充填工程S3)
図6、図7の(c)に示すように、第1材料保圧工程かつ第2材料充填工程S3では、接合部112および厚板部111の表面部分の冷却固化が進むと、接合部112の内層が溶融状態であっても、射出成形金型1は、可動コア型5を下方に後退(コアバック)させる。これにより、上型2と第2下型4および可動コア型5との間には、第2キャビティ部6bが形成される。第2キャビティ部6bには、第1材料m1の接合部112が露出する。
その後、射出成形金型1は、第2キャビティ部6bに図示右側から第2材料m2を射出する。このとき、第1キャビティ部6aに第1材料m1を充填した状態で保圧状態に維持する。
(第1材料保圧工程かつ第2材料保圧工程S4)
図6、図7の(d)に示すように、第1材料保圧工程かつ第2材料保圧工程S4では、第2材料充填工程S3完了後、第2キャビティ部6bに第2材料m2を充填した状態で保圧状態に維持する。このとき、同様に、第1キャビティ部6aに第1材料m1を充填した状態で保圧状態に維持する。第1材料m1の接合部112は、第2材料m2に接触した時点で再度溶融し、その後冷却固化される。
(第1材料冷却工程かつ第2材料保圧工程S5)
図6、図7の(e)に示すように、第1材料冷却工程かつ第2材料保圧工程S5では、上型2、第1下型3、可動コア型5の全ての内部に冷却水が循環することにより、第1キャビティ部6aにて第1成形部110に成形される第1材料m1の冷却が実行される。このとき、第2キャビティ部6bに第2材料m2を充填した状態で保圧状態に維持する。ここでも、可動コア型5では、BeCuなどの高い熱伝導率を有する部材を用いれば、内部に冷却水が循環することにより、インパネ100の第2成形部120の接合部122が熱を可動コア型5の上面51に伝熱でき、接合部122が早期に冷却固化される。
(第1材料冷却工程かつ第2材料冷却工程S6)
図6、図7の(f)に示すように、第1材料冷却工程かつ第2材料冷却工程S6では、上型2、第1下型3、可動コア型5の全ての内部に冷却水が循環することにより、第1キャビティ部6aにて第1成形部110に成形される第1材料m1の冷却が実行される。また、図6、図7の(e)の状態から所定間隔を空けて、上型2、第2下型4、可動コア型5の全ての内部に冷却水が循環することにより、第2キャビティ部6bにて第2成形部120に成形される第2材料m2の冷却が実行される。
そして、第1キャビティ部6aにて成形される第1成形部110の冷却が所定時間完了すると、第1材料m1から構成される第1成形部110の成形が完了し、第2キャビティ部6bにて成形される第2成形部120の冷却を所定時間待つ。
その後、第2材料m2から構成される第2成形部120の成形が完了すると、異なる組成からなる第1材料m1および第2材料m2を射出成形金型1内に射出して接触させることにより、第1材料m1と第2材料m2とを一体成形したインパネ100の成形が完了する。
本実施形態によれば、以下の効果を奏する。
(1)本実施形態の、第1材料m1を成形する第1キャビティ部6aを構成すると共に、第1材料m1の成形後に移動して第2材料m2を成形する第2キャビティ部6bを形成する仕切り部材としての可動コア型5を備えた射出成形金型1によれば、可動コア型5により構成され、第2材料m2に接合される第1材料m1の接合部112を成形する第1キャビティ部6aの部分は、接合部112における第1材料m1の端縁に向けて接合部112の板厚が薄くなるように傾斜する傾斜部112aを成形する傾斜部形成部としての傾斜面51aと、傾斜面51aに連続して接続され、所定の厚さの薄肉部112bを接合部112の一部に形成する薄肉部形成部としての平坦面51bと、を備える。
接合部112は、直線状を有する直線状部と、曲線状を有する曲線状部とを有する。直線状部の幅方向及び曲線状部の幅方向における、傾斜部形成部としての傾斜面51aの長さvと薄肉部形成部としての平坦面51bの長さxとの和、傾斜部形成部としての傾斜面51aの長さwと薄肉部形成部としての平坦面51bの長さyとの和、は所定の値以上であり、直線状部を成形する薄肉部形成部としての平坦面51bにおける第1キャビティ部6aの部分の厚さL11と、曲線状部の薄肉部112b−2を成形する平坦面51bにおける第1キャビティ部6aの部分の厚さL12とは、略同一であり、直線状部の薄肉部112b−1を成形する平坦面51bは、直線状部の幅方向において第1の長さxを有し、曲線状部の薄肉部112b−2を成形する平坦面51bは、曲線状部の幅方向において第1の長さxよりも長い第2の長さyを有する。
(2)また、本実施形態の、異なる組成からなる第1材料m1および第2材料m2を金型内に射出して接触させることにより、第1材料m1と第2材料m2とを一体成形する射出成形方法によれば、第2材料m2に接合される第1材料m1の接合部112を成形する第1キャビティ部6aの部分において、接合部112における第1材料m1の端縁に向けて接合部112の板厚が薄くなるように傾斜する傾斜部112aと、傾斜部112aに連続して接続され、所定の厚さを有する薄肉部112bと、を成形する第1材料成形工程と、第1材料m1に接合される第2材料m2を成形する第2キャビティ部6bにおいて、第2材料m2を成形すると共に第1材料m1の接合部に第2材料m2を接合させる第2材料接合工程と、を有する。
第1材料成形工程では、接合部112が直線状を有する直線状部と、曲線状を有する曲線状部と、を有するように第1材料m1を成形し、直線状部の幅方向及び曲線状部の幅方向における、傾斜部112aの長さVと薄肉部112bの長さXとの和、傾斜部112aの長さWと薄肉部112bXの長さYとの和、を所定の値以上とし、直線状部の薄肉部112bの厚さL111と、曲線状部の薄肉部112bの厚さL112とは、略同一であり、直線状部の幅方向における直線状部の薄肉部112bの長さを第1の長さXとしたときに、曲線状部の幅方向における曲線状部の薄肉部112bの長さを、第1の長さXよりも長い第2の長さYとするように、第1材料m1を成形する。
(3)また、本実施形態の、異なる組成からなる第1材料m1および第2材料m2が金型内に射出されて接触することにより、第1材料m1と第2材料m2とが一体成形された成形品によれば、第2材料m2に接合される第1材料m1の接合部112は、接合部112における第1材料m1の端縁に向けて接合部112の板厚が薄くなるように傾斜する傾斜部112aと、傾斜部112aに連続して接続され、所定の厚さを有する薄肉部112bと、を有する。
接合部112は、直線状を有する直線状部ALと、曲線状を有する曲線状部ACとを有する。直線状部ALの幅方向及び曲線状部ACの幅方向における、傾斜部112aの長さVと薄肉部112bの長さXとの和、傾斜部112aの長さWと薄肉部112bの長さYとの和、は所定の値以上である。直線状部ALの薄肉部112b−1の厚さL111と、曲線状部ACの薄肉部112b−2の厚さL112とは、略同一であり、直線状部ALの幅方向における直線状部ALの薄肉部112b−1の長さを第1の長さXとしたときに、曲線状部ACの幅方向における曲線状部ACの薄肉部112b−2は、第1の長さXよりも長い第2の長さYを有する。
これにより、曲線状部における薄肉部112b−2の厚さL112を、直線状部における傾斜部112aの厚さL101よりも薄くすることができる。接合部112の曲線状部の薄肉部112b−2が冷却される際に、曲線状部の接合部112において、薄肉部112bが薄く広いため、曲線状部の接合部112における体積当たりの金型接触面積が、直線状部の接合部112における体積当たりの金型接触面積よりも小さくなることを抑えることができる。
この結果、曲線状部における薄肉部112b−2における、冷却を早めることができ、体積収縮を少なく抑えることができ、いわゆるヒケが生じることを抑えることができる。この結果、ヒケが生じた部分に第2材料m2が入りこむことによる外観不具合を回避することができる。これにより、成形品としてのインパネ100において、R面取り形状のように急激に折れ曲がるように湾曲している曲線状部において、第1材料m1と第2材料m2との境界線が、意図しない位置に形成されることを抑えることができる。
なお、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的を達成できる範囲での変形、改良等は本発明に含まれる。
1…射出成形金型
5…可動コア型(仕切り部材)
6a…第1キャビティ部
6b…第2キャビティ部
51a…傾斜面(傾斜部形成部)
51b…平坦面(薄肉部形成部)
100…インパネ(成形品)
112…接合部
112a、112a−1、112a−2…傾斜部(第1材料傾斜部)
112b、112b−1、112b−2…薄肉部(第1材料薄肉部)
L11、L12、L22、L111、L112…厚さ
x、X…第1の長さ
y、Y…第2の長さ
m1…第1材料
m2…第2材料

Claims (3)

  1. 第1材料を成形する第1キャビティ部を構成すると共に、前記第1材料の成形後に移動して第2材料を成形する第2キャビティ部を形成する仕切り部材を備えた射出成形金型であって、
    前記仕切り部材により構成され、前記第2材料に接合される前記第1材料の接合部を成形する前記第1キャビティ部の部分は、前記接合部における前記第1材料の端縁に向けて前記接合部の板厚が薄くなるように傾斜する第1材料傾斜部を成形する傾斜部形成部と、前記傾斜部形成部に連続して接続され、所定の厚さの第1材料薄肉部を前記接合部の一部に形成する薄肉部形成部と、を備え、
    前記接合部は、直線状を有する直線状部と、曲線状を有する曲線状部とを有し、
    前記直線状部の幅方向及び前記曲線状部の幅方向における、前記傾斜部形成部の長さと前記薄肉部形成部の長さとの和は所定の値以上であり、
    前記直線状部を成形する前記薄肉部形成部の厚さと、前記曲線状部を成形する前記薄肉部形成部の厚さとは、略同一であり、
    前記直線状部を成形する前記薄肉部形成部は、前記直線状部の幅方向において第1の長さを有し、前記曲線状部を成形する前記薄肉部形成部は、前記曲線状部の幅方向において前記第1の長さよりも長い第2の長さを有することを特徴とする射出成形金型。
  2. 異なる組成からなる第1材料および第2材料を金型内に射出して接触させることにより、前記第1材料と前記第2材料とを一体成形する射出成形方法であって、
    前記第2材料に接合される前記第1材料の接合部を成形する第1キャビティ部の部分において、前記接合部における前記第1材料の端縁に向けて前記接合部の板厚が薄くなるように傾斜する第1材料傾斜部と、前記第1材料傾斜部に連続して接続され、所定の厚さを有する第1材料薄肉部と、を成形する第1材料成形工程と、
    前記第1材料に接合される前記第2材料を成形する第2キャビティ部において、前記第2材料を成形すると共に前記第1材料の前記接合部に前記第2材料を接合させる第2材料接合工程と、を有し、
    前記第1材料成形工程では、
    前記接合部が直線状を有する直線状部と、曲線状を有する曲線状部と、を有するように前記第1材料を成形し、
    前記直線状部の幅方向及び前記曲線状部の幅方向における、前記第1材料傾斜部の長さと前記第1材料薄肉部の長さとの和を所定の値以上とし、
    前記直線状部の前記第1材料薄肉部の厚さと、前記曲線状部の前記第1材料薄肉部の厚さとは、略同一であり、
    前記直線状部の幅方向における前記直線状部の前記第1材料薄肉部の長さを第1の長さとしたときに、前記曲線状部の幅方向における前記曲線状部の前記第1材料薄肉部の長さを、前記第1の長さよりも長い第2の長さとするように、
    前記第1材料を成形することを特徴とする射出成形方法。
  3. 異なる組成からなる第1材料および第2材料が金型内に射出されて接触することにより、前記第1材料と前記第2材料とが一体成形された成形品であって、
    前記第2材料に接合される前記第1材料の接合部は、前記接合部における前記第1材料の端縁に向けて前記接合部の板厚が薄くなるように傾斜する第1材料傾斜部と、前記第1材料傾斜部に連続して接続され、所定の厚さを有する第1材料薄肉部と、を有し、
    前記接合部は、直線状を有する直線状部と、曲線状を有する曲線状部とを有し、
    前記直線状部の幅方向及び前記曲線状部の幅方向における、前記第1材料傾斜部の長さと前記第1材料薄肉部の長さとの和は所定の値以上であり、
    前記直線状部の前記第1材料薄肉部の厚さと、前記曲線状部の前記第1材料薄肉部の厚さとは、略同一であり、
    前記直線状部の幅方向における前記直線状部の前記第1材料薄肉部の長さを第1の長さとしたときに、前記曲線状部の幅方向における前記曲線状部の前記第1材料薄肉部は、前記第1の長さよりも長い第2の長さを有することを特徴とする成形品。
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