JP2017013259A - 射出成形方法、射出成形装置、及び成形品 - Google Patents

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Abstract

【課題】接合溶融部の場所によって固化するタイミングに差異が生じることを抑制することができ、成形品の品質向上を図ることができる射出成形方法、射出成形装置、及び成形品を提供する。
【解決手段】互いに異なる組成からなる第1部位112及び第2部位114を有する成形品110を射出成形装置10により一体的に射出成形する射出成形方法であって、可動コア14により成形される第1部位112における第2部位114との接合部118の厚みが第1注入口30から可動コア14までの第1溶融樹脂100の到達時間が長い箇所ほど薄くなるように第1キャビティ20を形成する。
【選択図】図5

Description

本発明は、互いに異なる組成からなる第1部位及び第2部位を有する成形品、この成形品を一体的に射出成形する射出成形方法、及び射出成形装置に関する。
例えば、特許文献1には、互いに異なる組成からなる上面部(第1部位)及び正面部(第2部位)を有するインストルメントパネル(成形品)を一体的に射出成形する方法が開示されている。
具体的には、この特許文献1では、金型本体に設けられた可動コアを第1位置に配置して第1キャビティを形成し、第1キャビティに第1溶融樹脂を射出して固化させることにより第1部位を成形する。その後、可動コアを第2位置に移動させて第2キャビティを形成し、第1部位のうち可動コアによって成形された接合面に接触するように第2キャビティに第2溶融樹脂を射出して固化させることにより第2部位を成形している。
特許第5235470号公報
ところで、注入口から第1キャビティに射出された第1溶融樹脂は、射出方向と交差する方向に広がりながら可動コアに向かって流動する。そのため、第1溶融樹脂が注入口から可動コアに到達するまでに要する到達時間は、可動コアの部位によって差がある。従って、第1キャビティの全体に第1溶融樹脂が充填された時点において、第1溶融樹脂のうち比較的長い到達時間で可動コアに到達した部分の温度は、第1溶融樹脂のうち比較的短い到達時間で可動コアに到達した部分の温度よりも高くなる。
よって、例えば、可動コアによって成形される第1部位における第2部位との接合部の厚み(断面形状)が第1溶融樹脂の到達時間に関わらず略同一であると、第1溶融樹脂のうち可動コアに導かれた部分(接合溶融部)の場所によって固化するタイミングに相当な差異が生じてしまう。
この場合、接合溶融部のうち可動コアに接触する部位の全てが固化して接合面が成形された時点で接合溶融部における比較的早く固化した部位と金型本体との間に樹脂収縮による隙間が形成されることがある。そうすると、可動コアを第2位置に移動させた際に前記隙間に第2溶融樹脂が流入し、成形品の品質低下が生じる。なお、前記隙間への第2溶融樹脂の流入を抑制するために、可動コアを第2位置に移動させるタイミングを早めると、接合面のうち充分に固化していない箇所から第1溶融樹脂が第2キャビティに流入することがある。
本発明は、このような課題を考慮してなされたものであり、接合溶融部の場所によって固化するタイミングに差異が生じることを抑制することができ、成形品の品質向上を図ることができる射出成形方法、射出成形装置、及び成形品を提供することを目的とする。
本発明に係る射出成形方法は、互いに異なる組成からなる第1部位及び第2部位を有する成形品を一体的に射出成形する射出成形方法であって、金型本体に移動可能に設けられた可動コアを第1位置に配置することにより第1キャビティを形成する第1キャビティ形成工程と、前記金型本体に設けられた注入口から前記第1キャビティに前記第1部位の第1溶融樹脂を射出する第1射出工程と、前記第1溶融樹脂のうち前記可動コアに接触する部位が固化して接合面が成形された状態で前記可動コアを第2位置に移動させることにより第2キャビティを形成する第2キャビティ形成工程と、前記第2キャビティに前記第2部位の第2溶融樹脂を射出して前記接合面に接触させる第2射出工程と、を行い、前記第1キャビティ形成工程では、前記可動コアにより成形される前記第1部位における前記第2部位との接合部の厚みが前記注入口から前記可動コアまでの前記第1溶融樹脂の到達時間が長い箇所ほど薄くなるように前記第1キャビティを形成することを特徴とする。
このような方法によれば、第1溶融樹脂のうち比較的長い到達時間により可動コアに導かれた部分(高温部)の冷却速度を第1溶融樹脂のうち比較的短い到達時間により可動コアに導かれた部分(低温部)の冷却速度よりも大きくすることができる。これにより、接合溶融部の場所によって固化するタイミングに差異が生じることを抑えることができる。よって、成形品の品質向上を図ることができる。
上記の射出成形方法において、前記第1キャビティ形成工程では、前記第1部位の前記接合部の厚みが前記第1部位のうち前記可動コアよりも上流側に前記接合部に対して連続する部位の厚みよりも薄くなるように前記第1キャビティを形成してもよい。
このような方法によれば、第1部位の接合部の厚みを比較的薄くすることができるので、接合溶融部を効率的に冷却することができる。これにより、射出成形のサイクルタイムの短縮化を図ることができる。
本発明に係る射出成形装置は、互いに異なる組成からなる第1部位及び第2部位を有する成形品を一体的に射出成形する射出成形装置であって、金型本体と、前記第1部位の第1溶融樹脂が充填される第1キャビティを形成する第1位置と前記第2部位の第2溶融樹脂が充填される第2キャビティを形成する第2位置とに移動可能に前記金型本体に設けられた可動コアと、を備え、前記射出成形装置は、前記可動コアが前記第1位置にある場合に前記第1キャビティに充填された前記第1溶融樹脂が前記可動コアに接触して固化されることにより接合面が成形可能であり、前記可動コアが前記第1位置から前記第2位置に移動した場合に前記第2キャビティに充填された前記第2溶融樹脂が前記接合面に接触可能であり、前記金型本体には、前記第1溶融樹脂を前記第1キャビティに射出する注入口が設けられ、前記第1キャビティは、前記可動コアにより成形される前記第1部位における前記第2部位との接合部の厚みが前記注入口から前記可動コアまでの前記第1溶融樹脂の到達時間が長い箇所ほど薄くなるように形成されていることを特徴とする。
上記の射出成形装置において、前記第1キャビティは、前記第1部位の前記接合部の厚みが前記第1部位のうち前記可動コアよりも上流側に前記接合部に対して連続する部位の厚みよりも薄くなるように形成されていてもよい。このような装置によれば、上述した射出成形方法と同様の効果を奏する。
本発明に係る成形品は、上述した射出成形方法により成形されたことを特徴とする。このような成形品によれば、上述した射出成形方法と同様の効果を奏する。
本発明によれば、第1部位の接合部の厚みが注入口から可動コアまでの第1溶融樹脂の到達時間が長い箇所ほど薄くなるように第1キャビティが形成される。そのため、接合溶融部の場所によって固化するタイミングに差異が生じることを抑えることができ、成形品の品質向上を図ることができる。
本発明の第1実施形態に係る射出成形装置の一部断面図である。 図1のII−II線に沿った断面図である。 図2のIII−III線に沿った断面図である。 図4Aは図1の射出成形装置における第1射出工程の第1の状態を示す断面図であり、図4Bは当該第1射出工程の第2の状態を示す断面図であり、図4Cは当該第1射出工程の第3の状態を示す断面図であり、図4Dは当該第1射出工程の第4の状態を示す断面図である。 図5Aは図3のVA−VA線に沿った第1射出工程を示す断面図であり、図5Bは図3のVB−VB線に沿った第1射出工程を示す断面図であり、図5Cは図3のVC−VC線に沿った第1射出工程を示す断面図である。 図6Aは図5Aの第1固化工程を示す断面図であり、図6Bは図5Bの第1固化工程を示す断面図であり、図6Cは図5Cの第1固化工程を示す断面図である。 図7Aは図5Aの第2射出工程を示す断面図であり、図7Bは図5Bの第2射出工程を示す断面図であり、図7Cは図5Cの第2射出工程を示す断面図である。 図8Aは図5Aの第2固化工程が完了した状態を示す断面図であり、図8Bは図5Bの第2固化工程が完了した状態を示す断面図であり、図8Cは図5Cの第2固化工程が完了した状態を示す断面図である。 本発明の第2実施形態に係る射出成形装置の断面図である。 図9のX−X線に沿った断面図である。 図11Aは図9の射出成形装置における第1射出工程の第1の状態を示す断面図であり、図11Bは当該第1射出工程の第2の状態を示す断面図であり、図11Cは当該第1射出工程の第3の状態を示す断面図であり、図11Dは当該第1射出工程の第4の状態を示す断面図である。 図9の射出成形装置における第2固化工程が完了した状態を示す断面図である。 本発明の第3実施形態に係る射出成形装置の断面図である。 図13のXIV−XIV線に沿った断面図である。 図15Aは図13の射出成形装置における第1射出工程の第1の状態を示す断面図であり、図15Bは当該第1射出工程の第2の状態を示す断面図であり、図15Cは当該第1射出工程の第3の状態を示す断面図であり、図15Dは当該第1射出工程の第4の状態を示す断面図である。 図13の射出成形装置における第2固化工程が完了した状態を示す断面図である。
以下、本発明に係る射出成形方法について、この射出成形方法を実施する際に用いられる射出成形装置との関係で好適な実施形態を挙げ、添付の図面を参照しながら説明する。
(第1実施形態)
本発明の第1実施形態に係る射出成形装置10は、互いに異なる組成からなる第1部位112及び第2部位114を有する成形品(樹脂製品)110を一体的に射出成形するための装置である(図8A〜図8C参照)。このような成形品110としては、例えば、互いに異なる色の樹脂材料からなる第1部位112及び第2部位114を有するインストルメントパネル又はドアライニング等が挙げられる。
図1〜図3に示すように、射出成形装置10は、金型本体12と、金型本体12に設けられた可動コア14とを備えている。金型本体12は、開閉可能に対向配置された第1金型16及び第2金型18を有しており、第1金型16及び第2金型18の型締め状態(型閉じ状態)で成形品110を成形するための第1キャビティ20及び第2キャビティ22が形成可能となっている。本実施形態では、第1金型16が固定型であり、第2金型18が可動型である。ただし、第1金型16が可動型であり、第2金型18が固定型であってもよい。
第1金型16は、例えば、鉄、銅、アルミニウム等の金属材料により構成されており、図示しない冷媒流路が設けられていてもよい。第2金型18及び可動コア14についても同様である。第1金型16のうち第2金型18に対向する面には、第1部位112の意匠面を成形する第1成形面24と、第2部位114の意匠面を成形する第2成形面26と、第1成形面24及び第2成形面26の間に設けられた凸部28とが形成されている。
凸部28は、図1の紙面と直交する方向(Y方向)に沿って第1成形面24の全幅に亘って延在している。これにより、成形品110の意匠面には、第1部位112及び第2部位114の境界部に溝(見切り線)116が形成されることとなる(図8A〜図8C参照)。
第1金型16には、第1キャビティ20に第1部位112の第1溶融樹脂100を導入するための第1注入口(注入口)30と、第2キャビティ22に第2部位114の第2溶融樹脂102を導入するための第2注入口32とが形成されている。
第1注入口30は、第1金型16における第1キャビティ20を構成する壁面のうち凸部28とは反対側(X1方向)に位置する側面におけるY方向の略中央に開口している。第2注入口32は、第1金型16における第2キャビティ22を構成する壁面のうち凸部28とは反対側(X2方向)に位置する側面におけるY方向の略中央に開口している。第1注入口30及び第2注入口32は、第2金型18に形成されていてもよい。また、第1注入口30は、第1キャビティ20を構成する壁面の任意の場所に開口してよく、第2注入口32は、第2キャビティ22を構成する壁面の任意の場所に開口してよい。
第2金型18のうち第1金型16に対向する面には、第1部位112の裏面を成形する第3成形面34と、第2部位114の裏面を成形する第4成形面36とが形成されている。第3成形面34及び第4成形面36の間には、可動コア14が凸部28に対向するように配設されている。
可動コア14は、第1金型16及び第2金型18の型締め状態で、第1金型16(凸部28の先端面)に接触して第1キャビティ20を形成する第1位置(図1の実線の位置)と、第1金型16から離間して第2キャビティ22を形成する第2位置(図1の二点鎖線の位置)とに移動可能に第2金型18に設けられている。
可動コア14は、Y方向に沿って第3成形面34の全幅に亘って延在している。可動コア14のうち第1金型16に対向する面には、X1方向の端部からX2方向に向かって第1成形面24に近接する第5成形面38と、第5成形面38からX2方向の端部まで第1成形面24に対して平行に延在した平坦な第6成形面40とが形成されている。
第5成形面38は、Y方向の中央から両端(Y1方向及びY2方向)に向かって第1成形面24から離間する方向に左右対称に延在している(図3参照)。また、第5成形面38のY方向の中央部38cは、X方向に沿った断面形状が凹状に湾曲した形状をなしている(図5A参照)。第5成形面38の一端部(Y1方向の端部、第1端部38a)は、X方向に沿った断面形状が凸状に湾曲した形状をなしている(図5C参照)。第5成形面38のうち中央部38cと第1端部38aとの間の中間部(第1中間部38b)は、X方向に沿った断面形状が直線状に傾斜した形状をなしている(図5B参照)。第5成形面38の他端部(Y2方向の端部、第2端部38e)は、第1端部38aと同じ形状をなしており、第5成形面38のうち中央部38cと第2端部38eとの間の中間部(第2中間部38d)は、第1中間部38bと同じ形状をなしている。
また、第1金型16と第2金型18の型締め状態で、第5成形面38のX方向の中央において、第1成形面24及び第1端部38aの間隔を第1端部間隔d1、第1成形面24及び第1中間部38bの間隔を第1中間間隔d2、第1成形面24及び中央部38cの間隔を中央間隔d3とした場合、d3>d2>d1となる。なお、第1金型16と第2金型18の型締め状態で、第5成形面38のX方向の中央において、第1成形面24及び第2中間部38dの間隔を第2中間間隔d4とした場合にd4=d2となり、第1成形面24及び第2端部38eの間隔を第2端部間隔d5とした場合にd5=d1となる。
次に、上述した射出成形装置10を用いて成形品110を成形する射出成形方法について説明する。まず、第2金型18を第1金型16に向けて移動させることにより型締め工程を行う。そして、図示しないシリンダ等の駆動装置を用いて可動コア14を第1位置に配置することにより第1キャビティ20を形成する第1キャビティ形成工程を行う。
続いて、第1注入口30から第1キャビティ20に第1溶融樹脂100を射出する第1射出工程を行う。第1射出工程では、第1キャビティ20に射出された第1溶融樹脂100は、Y1方向及びY2方向に拡散しながらX2方向に向かって流動する。そして、第1溶融樹脂100は、第5成形面38の中央部38cに到達した(図4A参照)後、第5成形面38の第1中間部38b及び第2中間部38dに到達する(図4B参照、図5A〜図5C参照)。続いて、第1溶融樹脂100は、第5成形面38の第1端部38a及び第2端部38eに到達した(図4C参照)後、第1キャビティ20の全体に充填される(図4D参照)。
このように、第1溶融樹脂100が第1注入口30から可動コア14に到達するまでに要する到達時間は、可動コア14の部位によって差がある。
そのため、図6A〜図6Cに示すように、第1キャビティ20への第1溶融樹脂100の充填が完了した時点において、第1溶融樹脂100のうち第1中間部38bに位置する部分(第1中間溶融部104b)の温度が第1溶融樹脂100のうち中央部38cに位置する部分(中央溶融部104c)の温度よりも高く且つ第1溶融樹脂100のうち第1端部38aに位置する部分(第1端部溶融部104a)の温度よりも低くなる。また、この時、第1溶融樹脂100のうち第2中間部38dに位置する部分(第2中間溶融部104d)の温度は第1中間溶融部104bの温度と略同一となり、第1溶融樹脂100のうち第2端部38eに位置する部分(第2端部溶融部104e)の温度は第1端部溶融部104aの温度と略同一となる。
その後、第1溶融樹脂100を冷却して固化させる第1固化工程を行う。この第1固化工程は、後述する第2キャビティ形成工程、第2射出工程、第2固化工程の間も継続して行われる。
本実施形態では、第1中間間隔d2が中央間隔d3よりも小さく且つ第1端部間隔d1よりも大きく、第2中間間隔d4が第1中間間隔d2と同一であると共に第2端部間隔d5が第1端部間隔d1と同一である。そのため、第1中間溶融部104bの冷却速度が中央溶融部104cの冷却速度よりも大きく且つ第1端部溶融部104aの冷却速度よりも小さくなる。なお、第2中間溶融部104dの冷却速度は第1中間溶融部104bの冷却速度と略同一になり、第2端部溶融部104eの冷却速度は第1端部溶融部104aの冷却速度と略同一になる。
これにより、第1端部溶融部104a、第1中間溶融部104b、中央溶融部104c、第2中間溶融部104d、及び第2端部溶融部104eの固化するタイミングに差異が生じることが抑制される。換言すれば、第1端部溶融部104aの外表面、第1中間溶融部104bの外表面、中央溶融部104cの外表面、第2中間溶融部104dの外表面、及び第2端部溶融部104eの外表面が略同じタイミングで固化することとなる(図6A〜図6C参照)。
そして、第1溶融樹脂100のうち可動コア14に導かれた部分(接合溶融部104)のうち可動コア14に接触する部位が固化して接合面120が成形された状態で接合溶融部104の内部が固化する前に可動コア14を第2位置に移動させることにより第2キャビティ22を形成する第2キャビティ形成工程を行う。この時、接合面120が形成されているため、第1溶融樹脂100が第2キャビティ22に流入することはない。
また、第2注入口32から第2キャビティ22に第2溶融樹脂102を射出して接合面120に接触させる第2射出工程を行う(図7A〜図7C参照)。第2注入口32から第2溶融樹脂102の射出を開始するタイミングは、可動コア14が第2位置に移動する前であってもよい。この場合、可動コア14が第2位置に移動した後で第2溶融樹脂102の射出を開始する場合と比較して、サイクルタイムの短縮化を図ることができる。
第2射出工程では、第2キャビティ22に射出された第2溶融樹脂102は、Y1方向及びY2方向に拡散しながらX1方向に向かって流動する。そして、第2溶融樹脂102は、可動コア14に導かれて接合面120に接触し、第2キャビティ22の全体に充填される。
この時、第1固化工程で第1端部溶融部104a、第1中間溶融部104b、中央溶融部104c、第2中間溶融部104d、及び第2端部溶融部104eが略同じタイミングで固化しているため、接合溶融部104が固化した部分及び金型本体12の間に隙間が形成されることが抑えられる。そのため、第2溶融樹脂102が第1キャビティ20に流入することはない。
その後、第2溶融樹脂102を冷却して固化させる第2固化工程を行う。これにより、第1固化工程で第1溶融樹脂100が固化することにより成形された第1部位112と第2固化工程で第2溶融樹脂102が固化することにより成形された第2部位114とを有する成形品110が一体的に成形されるに至る(図8A〜図8C参照)。
このような成形品110では、第1部位112のうち第2部位114との接合部(接合溶融部104が固化することにより成形された部位)118の厚みが、接合部118のX1方向に連続する部位の厚みよりも薄く形成されている。また、接合部118の基端側(X1側)の厚みは先端側(X2側)に向かって薄く形成され、接合部118の先端部の厚みは一定に形成されている。
さらに、第1中間溶融部104bが固化することにより成形された第1中間接合部118bの厚みは、中央溶融部104cが固化することにより成形された中央接合部118cの厚みよりも薄く且つ第1端部溶融部104aが固化することにより成形された第1端部接合部118aの厚みよりも厚く形成されている。なお、第2中間溶融部104dが固化することにより成形された第2中間接合部118dの厚みは第1中間接合部118bの厚みと同一であり、第2端部溶融部104eが固化することにより成形された第2端部接合部118eの厚みは第1端部接合部118aの厚みと同一である。
一方、第2部位114のうち第1部位112との接合部(第2溶融樹脂102のうち可動コア14に導かれた部分が固化することにより成形された部位)122は、基端(X2方向の端部)から先端(X1方向の端部)に亘って一定の厚みに形成されている。
本実施形態では、可動コア14により成形される第1部位112における第2部位114との接合部118の厚みが第1注入口30から可動コア14までの第1溶融樹脂100の到達時間が長い箇所ほど薄くなるように第1キャビティ20が形成されている。
そのため、第1溶融樹脂100のうち比較的長い到達時間により可動コア14に導かれた部分(高温部)の冷却速度を第1溶融樹脂100のうち比較的短い到達時間により可動コア14に導かれた部分(低温部)の冷却速度よりも大きくすることができる。これにより、接合溶融部104の場所によって固化するタイミングに差異が生じることを抑えることができる。よって、成形品110の品質向上を図ることができる。
また、第1部位112の接合部118の厚みが第1部位112のうち可動コア14よりも上流側(X1方向)に接合部118に対して連続する部位の厚みよりも薄くなるように第1キャビティ20を形成している。
これにより、第1部位112の接合部118の厚みを比較的薄くすることができるので、接合溶融部104を効率的に冷却することができる。よって、射出成形のサイクルタイムの短縮化を図ることができる。
(第2実施形態)
次に、本発明の第2実施形態に係る射出成形装置10Aについて図9〜図12を参照しながら説明する。なお、第2実施形態に係る射出成形装置10Aにおいて、第1実施形態に係る射出成形装置10と同一の構成要素には同一の参照符号を付し、詳細な説明を省略する。後述する第3実施形態に係る射出成形装置10Bについても同様である。
図9及び図10に示すように、本実施形態に係る射出成形装置10Aは、金型本体50と可動コア52とを備えている。金型本体50は、第2金型18の第3成形面34に第1金型16の第1成形面24に向けて突出した開口形成部54を有している。第1金型16と第2金型18の型締め状態で、開口形成部54の先端面は第1成形面24に接触している。
開口形成部54は、横断面形状が長方形状に形成されている。具体的には、開口形成部54は、第1注入口30よりも幾らかX2方向に離れた位置から可動コア52の手前までX方向に沿って延在した短辺と、Y方向の中央よりもY2方向に若干ずれた位置からY2方向の端部の手前までY方向に沿って延在した長辺とを有している。
また、可動コア52の第5成形面56は、左右非対称に形成されている。具体的には、第1金型16と第2金型18の型締め状態で、第5成形面56のX方向の中央において、第1成形面24及び第1端部56aの間隔を第1端部間隔d6、第1成形面24及び第1中間部56bの間隔を第1中間間隔d7、第1成形面24及び中央部56cの間隔を中央間隔d8、第1成形面24及び第2中間部56dの間隔を第2中間間隔d9、第1成形面24及び第2端部56eの間隔を第2端部間隔d10とした場合、d8>d10>d7>d9>d6となる。
すなわち、図12に示すように、本実施形態に係る射出成形装置10Aを用いて成形された成形品130では、第1部位131を構成する接合部132の厚みは、中央接合部132c、第2端部接合部132e、第1中間接合部132b、第2中間接合部132d、第1端部接合部132aの順番に薄くなる。
このような射出成形装置10Aを用いた場合、第1注入口30から第1キャビティ20に射出された第1溶融樹脂100は、Y1方向に広がりながらX2方向に流動すると共に開口形成部54のX1側の第1通路58を介して開口形成部54のY2側の第2通路60に流通する。
そして、第1溶融樹脂100は、第5成形面56の中央部56cに到達した(図11A参照)後、第5成形面56の第2端部56eに到達する。続いて、第1溶融樹脂100は、第5成形面56の第1中間部56bに到達した(図11B参照)後、第5成形面56の第2中間部56dに到達する。次いで、第1溶融樹脂100は、第5成形面56の第1端部56aに到達した(図11C参照)後、第1キャビティ20の全体に充填される(図11D参照)。
そのため、第1キャビティ20への第1溶融樹脂100の充填が完了した時点において、中央溶融部134c、第2端部溶融部134e、第1中間溶融部134b、第2中間溶融部134d、第1端部溶融部134aはこの順番に温度が高くなっている(図12参照)。
しかしながら、本実施形態では、中央間隔d8、第2端部間隔d10、第1中間間隔d7、第2中間間隔d9、第1端部間隔d6がこの順番に小さくなっている(d8>d10>d7>d9>d6)ため、中央溶融部134c、第2端部溶融部134e、第1中間溶融部134b、第2中間溶融部134d、第1端部溶融部134aの固化するタイミングに差異が生じることが抑制される。すなわち、接合溶融部134の場所によって固化するタイミングに差異が生じることを抑えることができる。よって、第1実施形態と同様に、成形品130の品質向上を図ることができる。
(第3実施形態)
次に、第3実施形態に係る射出成形装置10Bについて図13〜図16を参照しながら説明する。図13及び図14に示すように、本実施形態に係る射出成形装置10Bは、金型本体12と、可動コア72とを備えている。なお、第1金型16の第1注入口30は、Y方向の中央よりもY1方向にずれて位置している。換言すれば、第1注入口30は、可動コア72の第1中間部76bのX1方向に位置している。
可動コア72の第5成形面76は、左右非対称に形成されている。具体的には、第1金型16と第2金型18の型締め状態で、第5成形面76のX方向の中央において、第1成形面24及び第1端部76aの間隔を第1端部間隔d11、第1成形面24及び第1中間部76bの間隔を第1中間間隔d12、第1成形面24及び中央部76cの間隔を中央間隔d13、第1成形面24及び第2中間部76dの間隔を第2中間間隔d14、第1成形面24及び第2端部76eの間隔を第2端部間隔d15とした場合、d11>d12>d13>d14>d15となる。
すなわち、図16に示すように、本実施形態に係る射出成形装置10Bを用いて成形された成形品140では、第1部位141を構成する接合部142の厚みは、第1端部接合部142a、第1中間接合部142b、中央接合部142c、第2中間接合部142d、第2端部接合部142eの順番に薄くなる。
このような射出成形装置10Bでは、第1注入口30から第1キャビティ20に射出された第1溶融樹脂100は、Y1方向及びY2方向に広がりながらX2方向に流動する。このとき、第1溶融樹脂100は、Y1方向に拡散した部分が第1キャビティ20を構成する側面のうちY1方向に位置する壁面によってX2方向に案内されると共に冷却されるため、Y1方向に拡散した部分よりもX2方向に流動し易くなる。
そのため、第1溶融樹脂100は、第5成形面76の第1端部76aに到達した(図15A参照)後、第5成形面76の第1中間部76bに到達する。そして、第1溶融樹脂100は、第5成形面76の中央部76cに到達した(図15B参照)後、第5成形面76の第2中間部76dに到達する(図15C参照)。続いて、第1溶融樹脂100は、第5成形面76の第2端部76eに到達した後、第1キャビティ20の全体に充填される(図15D参照)。
そのため、第1キャビティ20への第1溶融樹脂100の充填が完了した時点において、第1端部溶融部144a、第1中間溶融部144b、中央溶融部144c、第2中間溶融部144d、第2端部溶融部144eはこの順番に温度が高くなっている(図16参照)。
しかしながら、本実施形態では、第1端部間隔d11、第1中間間隔d12、中央間隔d13、第2中間間隔d14、第2端部間隔d15がこの順番に小さくなっている(d11>d12>d13>d14>d15)ため、第1端部溶融部144a、第1中間溶融部144b、中央溶融部144c、第2中間溶融部144d、第2端部溶融部144eの固化するタイミングに差異が生じることが抑制される。すなわち、接合溶融部144の場所によって固化するタイミングに差異が生じることを抑えることができる。よって、成形品140の品質向上を図ることができる。
第1〜第3実施形態は上述した構成に限定されない。例えば、第1金型16は、凸部28を有していなくてもよい。
10、10A、10B…射出成形装置 12、50…金型本体
14、52、72…可動コア 16…第1金型
18…第2金型 20…第1キャビティ
22…第2キャビティ 30…第1注入口(注入口)
32…第2注入口 100…第1溶融樹脂
102…第2溶融樹脂 110、130、140…成形品
112、131、141…第1部位 114…第2部位
118、122、132、142…接合部

Claims (5)

  1. 互いに異なる組成からなる第1部位及び第2部位を有する成形品を一体的に射出成形する射出成形方法であって、
    金型本体に移動可能に設けられた可動コアを第1位置に配置することにより第1キャビティを形成する第1キャビティ形成工程と、
    前記金型本体に設けられた注入口から前記第1キャビティに前記第1部位の第1溶融樹脂を射出する第1射出工程と、
    前記第1溶融樹脂のうち前記可動コアに接触する部位が固化して接合面が成形された状態で前記可動コアを第2位置に移動させることにより第2キャビティを形成する第2キャビティ形成工程と、
    前記第2キャビティに前記第2部位の第2溶融樹脂を射出して前記接合面に接触させる第2射出工程と、を行い、
    前記第1キャビティ形成工程では、前記可動コアにより成形される前記第1部位における前記第2部位との接合部の厚みが前記注入口から前記可動コアまでの前記第1溶融樹脂の到達時間が長い箇所ほど薄くなるように前記第1キャビティを形成することを特徴とする射出成形方法。
  2. 請求項1記載の射出成形方法において、
    前記第1キャビティ形成工程では、前記第1部位の前記接合部の厚みが前記第1部位のうち前記可動コアよりも上流側に前記接合部に対して連続する部位の厚みよりも薄くなるように前記第1キャビティを形成することを特徴とする射出成形方法。
  3. 互いに異なる組成からなる第1部位及び第2部位を有する成形品を一体的に射出成形する射出成形装置であって、
    金型本体と、
    前記第1部位の第1溶融樹脂が充填される第1キャビティを形成する第1位置と前記第2部位の第2溶融樹脂が充填される第2キャビティを形成する第2位置とに移動可能に前記金型本体に設けられた可動コアと、を備え、
    前記射出成形装置は、前記可動コアが前記第1位置にある場合に前記第1キャビティに充填された前記第1溶融樹脂が前記可動コアに接触して固化されることにより接合面が成形可能であり、前記可動コアが前記第1位置から前記第2位置に移動した場合に前記第2キャビティに充填された前記第2溶融樹脂が前記接合面に接触可能であり、
    前記金型本体には、前記第1溶融樹脂を前記第1キャビティに射出する注入口が設けられ、
    前記第1キャビティは、前記可動コアにより成形される前記第1部位における前記第2部位との接合部の厚みが前記注入口から前記可動コアまでの前記第1溶融樹脂の到達時間が長い箇所ほど薄くなるように形成されていることを特徴とする射出成形装置。
  4. 請求項3記載の射出成形装置において、
    前記第1キャビティは、前記第1部位の前記接合部の厚みが前記第1部位のうち前記可動コアよりも上流側に前記接合部に対して連続する部位の厚みよりも薄くなるように形成されていることを特徴とする射出成形装置。
  5. 請求項1又は2に記載の射出成形方法により成形されたことを特徴とする成形品。
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