JPWO2016142968A1 - エレベーターの群管理制御装置 - Google Patents

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Abstract

乗場で待機している利用者数分の空きスペースがあるかごを割当て、さらに、当該利用者が待機している階床に到着する前に、割当かごの乗車人数またはかごの到着順が変化した場合に、割当かごを見直す群管理制御装置を得る。グループまたは単独で利用する利用者が乗場行先階登録装置(1)に入力した行先階を含む乗場行先階登録に基づき、前記利用者の出発階、前記利用者の行先階、前記利用者に割当てられるかご(30)に同乗する同乗人数を受け付ける行先予約受付手段(11)と、複数のかご(30)内にそれぞれ乗車している人数に基づいて、前記複数のかご(30)の中から前記行先予約受付手段(11)が受け付けた前記同乗人数分の乗車スペースのあるかご(30)を割当かご(30)に決定する群管理制御手段(12)とを備える。

Description

この発明は、エレベーターの群管理制御装置に関する。
エレベーターの利用者が多い建物では、同一のビル内に複数のエレベーターを設ける。さらに、全体としてのエレベーターの運行効率を向上させるため、複数のエレベーターに対して群管理制御を行う。群管理制御を行うエレベーターの群管理制御装置として、利用者が乗場において行先階を登録する乗場操作盤にグループボタンを設けることが知られている(例えば、特許文献1)。特許文献1に記載のエレベーターの群管理制御装置にあっては、グループでエレベーターを利用する場合に、グループの代表者が乗場操作盤のグループボタンを操作して行先階を登録する。これにより、群管理制御装置は、予め記憶している人数分の乗車スペースがあるかごを割当てる。
国際公開第2009/141900号公報(第5頁、第2図)
しかしながら、特許文献1に記載のエレベーターの群管理制御装置では、グループボタンが操作された場合に、群管理制御装置が予め記憶している人数分の乗車スペースがあるかごを割当てるため、確保した乗車スペースに乗車可能な人数よりも乗場で待機している利用者の人数の方が多い場合に、グループ全員がかごに乗車できないという課題があった。
この発明は、上述の課題を解決するためになされたものであり、グループ全員が乗車できるかごを割当てるエレベーターの群管理制御装置を得る。
この発明に係るエレベーターの群管理制御装置にあっては、グループまたは単独で利用する利用者が乗場行先階登録装置に入力した行先階を含む乗場行先階登録に基づき、前記利用者の出発階、前記利用者の行先階、前記利用者に割当てられるかごに同乗する同乗人数を受け付ける行先予約受付手段と、複数のかご内にそれぞれ乗車している人数に基づいて、前記複数のかごの中から前記行先予約受付手段が受け付けた前記同乗人数分の乗車スペースのあるかごを割当かごに決定する群管理制御手段とを備える。
この発明によれば、エレベーターの群管理制御装置は、グループの人数分の乗車スペースのあるかごを割当てるので、グループ全員が同じかごに乗車できる。
この発明の実施の形態1を示すエレベーターシステムの全体構成図である。 この発明の実施の形態1を示す行先毎利用者数管理手段の管理内容を示す図である。 この発明の実施の形態1を示す群管理制御装置のハードウェア構成図である。 この発明の実施の形態1を示す群管理制御装置が乗場行先階登録を受け付けた場合のフローチャートである。 この発明の実施の形態1を示す群管理制御装置が割当かごの乗車状況の変化を検出した場合のフローチャートである。 この発明の実施の形態1を示す行先毎利用者数管理手段の管理内容の変更を示す図である。 この発明の実施の形態1を示す群管理制御装置の割当かごが出発階に到着した場合のフローチャートである。
実施の形態1.
図1は、この実施の形態におけるエレベーターシステムの全体構成図である。エレベーターシステムは、乗場行先階登録装置1、群管理制御装置10、エレベーター制御装置20、かご30を備える。
行先階登録装置1は、乗場に設けられ、利用者が行先階、グループで乗車する場合の同乗人数の登録操作を行う装置である。行先階登録装置1は、テンキー2、クリアボタン3、行先階登録ボタン4、人数登録ボタン5、表示パネル6、乗場スピーカー7を備える。テンキー2は、利用者が行先階、乗車人数を入力する場合に操作される。クリアボタン3は、利用者が行先階または乗車人数の入力を訂正する場合に操作される。行先階登録ボタン4は、利用者が入力した行先階を群管理制御装置10に登録する場合に操作される。人数登録ボタン5は、グループ利用の代表者がテンキー2に入力した乗車人数を群管理制御装置10に登録する場合に操作される。表示パネル6は、利用者が群管理制御装置10に登録した行先階、群管理制御装置10が当該利用者に割当てたかご30を表示する。図1の例では、利用者は、12階を行先階に登録し、群管理制御装置10は、当該利用者にA号機のかご30を割当てたことを示す。乗場スピーカー7は、登録された行先階、割当かご30を案内する音声アナウンスを流す。また、乗場スピーカー7は、割当かご30の変更が生じた場合に、変更が生じたこと及び変更後の割当かご30を案内する音声アナウンスを流す。
利用者は、テンキー2を操作して行先階を入力し、行先階登録ボタン4を操作すると、群管理制御装置10に行先階を登録できる。ここで、グループで乗車する場合、グループの代表者は、まずテンキー2を操作してグループの人数を入力し、人数登録ボタン5を操作する。代表者は、次にテンキー2を操作して行先階を入力し、行先階登録ボタン4を操作する。これにより、代表者は、群管理制御装置10に行先階及び同乗人数を登録できる。
群管理制御装置10は、複数のエレベーター制御装置20から各かご30の運行状況及び乗車状況の取得、乗場行先階登録装置1から出力される乗場行先階登録の受付、乗場行先階登録に対する割当かご30の決定を行う。ここで、かご30の運行状況とは、かご30の走行または停車位置、走行方向、目的階到着予想時刻等を示す。かご30の乗車状況とは、かご30内に乗車している利用者の人数を示す。群管理制御装置10は、行先予約受付手段11、群管理制御手段12、行先毎利用者数管理手段13、乗場行先階登録装置報知手段14、運行状況受信手段15、乗車状況検出手段16を備える。行先予約受付手段11は、利用者が乗場行先階登録装置1で入力した行先階、同乗人数、及び当該乗場行先階登録装置1が設置される階床を出発階として受け付け、受け付けた内容を群管理制御手段12に出力する。群管理制御手段12は、行先予約受付手段11から受けた出発階、行先階、同乗人数、かご30の運行状況、かご30の乗車状況、複数のかご30のうちいずれかに割当てられ乗場で待機している利用者(以下、待機利用者と称す。)数から当該利用者に割当てるかご30を決定する。行先毎利用者数管理手段13は、群管理制御手段12による割当かご決定を基に、単独利用者またはグループ利用者を識別するための単独利用者/グループID、利用者の出発階、行先階、同乗人数、割当てかご30、割当かご30の変更の有無を対応付けて管理する。乗場行先階登録装置報知手段14は、群管理制御手段12による割当かご決定を基に、行先階及び割当かご30を乗場行先階登録装置1の表示パネル6に表示させる。また、乗場行先階登録装置報知手段14は、群管理制御手段12から割当かご30の変更を受信すると、変更が生じたこと及び変更後の割当かご30を表示パネル6に表示させ、乗場スピーカー7から音声アナウンスを流す。運行状況受信手段15は、複数のエレベーター制御装置20から各かご30の運行状況を検出し、群管理制御手段12に出力する。乗車状況検出手段16は、複数のエレベーター制御装置20から各かご30の乗車状況を検出する。乗車状況検出手段16は、かご30の乗車状況の変動から求めた乗場から乗車してきた人数と行先毎利用者数管理手段13が管理する当該乗場から乗車してくる人数とが異なる場合、行先毎利用者数管理手段13の管理内容を修正する。なお、乗場行先階登録装置報知手段14は、群管理制御手段12による割当かご決定を基に、行先階及び割当かご30を乗場スピーカー7から音声アナウンスを流す構成としても良い。
図2は、この実施の形態における行先毎利用者数管理手段13の管理内容を示す図である。ここで、建物には、A号機及びB号機の2台のエレベーターが設けられており、それぞれのかご30の乗車定員人数は、20人とする。A号機のかご30は、行先毎利用者数管理手段13に単独利用者/グループID01として管理している第一のグループ12人が乗車しており、2階から上方向に走行しているとする。B号機のかご30は、1階に停車しており、行先毎利用者数管理手段13に単独利用者/グループID02として管理している第二のグループ7人が乗車を終え、戸閉している最中とする。
この時、第三のグループの代表者が5階の乗場に設けられた乗場行先階登録装置1から、同乗人数3人及び行先階9階を登録すると、群管理制御手段12は、A号機またはB号機のうち、3人分の乗車スペースのあるかご30を第三のグループに割当てる。A号機及びB号機のいずれも3人分の乗車スペースがあるので、群管理制御手段12は、第三のグループの出発階である5階に先に到着するかご30を第三のグループに割当てるため、エレベーター制御装置20から運行状況受信手段15を介してA号機及びB号機のかご30が5階に到着する予想時刻を受信する。例えば、A号機のかご30の方がB号機かご30よりも早く5階に到着する場合、群管理制御手段12は、第三のグループにA号機を割当てる。当該割当に対し、行先毎利用者数管理手段13は、第三のグループの単独利用者/グループIDを03とし、出発階5階、行先階9階、同乗人数3人、割当かごA号機を対応付けて管理する。
続いて、第四のグループの代表者が5階の乗場に設けられた乗場行先階登録装置1から、同乗人数6人及び行先階12階を登録すると、群管理制御手段12は、A号機またはB号機のうち、6人分の乗車スペースのあるかご30を第四のグループに割当てる。この時、群管理制御手段12は、A号機について、かご30内に乗車している人数12人にA号機に割当てられた待機利用者である第三のグループの同乗人数3人を加えた人数に基づいて6人分の乗車スペースがあるか判断する。この場合、B号機のみに6人分の乗車スペースがあるので、群管理制御手段12は、第四のグループにB号機を割当てる。当該割当に対し、行先毎利用者数管理手段13は、第四のグループの単独利用者/グループIDを04とし、出発階5階、行先階12階、同乗人数6人、割当かごB号機を対応付けて管理する。
さらに続いて、第五の利用者が3階の乗場に設けられた乗場行先階登録装置1から、行先階8階を登録すると、群管理制御手段12は、第五の利用者を単独利用者とみなし、A号機またはB号機のうち、1人分の乗車スペースのあるかご30を第五の利用者に割当てる。この時、群管理制御手段12は、A号機について、かご30内に乗車している人数12人にA号機に割当てられた待機利用者である第三のグループの同乗人数3人を加えた人数に基づいて1人分の乗車スペースがあるか判断する。また、群管理制御手段12は、B号機について、かご30内に乗車している人数7人にB号機に割当てられた待機利用者である第四のグループの同乗人数6人を加えた人数に基づいて1人分の乗車スペースがあるか判断する。この場合、A号機及びB号機のいずれも1人分の乗車スペースがあるので、群管理制御手段12は、第五の利用者の出発階である3階に先に到着するかご30を第五の利用者に割当てる。例えば、A号機のかご30の方がB号機かご30よりも早く3階に到着する場合、群管理制御手段12は、第五の利用者にA号機を割当てる。当該割当に対し、行先毎利用者数管理手段13は、第五の利用者の単独利用者/グループIDを05とし、出発階3階、行先階8階、同乗人数1人、割当かごA号機を対応付けて管理する。
ここで、第三のグループ、第四のグループ、第五の利用者のいずれも割当変更をされていないので、行先毎利用者数管理手段13は、第三のグループ、第四のグループ、第五の利用者について、割当変更の有無をなしとして管理する。
エレベーター制御装置20は、駆動装置(図示せず)を制御してかご30の運行制御を行う。エレベーター制御装置20は、エレベーター制御手段21を備える。エレベーター制御手段21は、群管理制御手段12の割当結果に従い、駆動装置を制御してかご30の運行制御を行う。また、エレベーター制御手段21は、かご30の運行状況を運行状況受信手段15に通知する。
かご30は、エレベーター制御装置20により制御される駆動装置の動力により、昇降路内を昇降する。かご30は、かご行先階登録装置31、乗車人数検出手段34を備える。かご行先階登録装置31は、かごボタン32、かごスピーカー33を備える。かごボタン32は、かご30内に乗車している利用者が行先階の登録、戸開閉操作を行う場合に操作される。かごスピーカー33は、かご30が目的階に到着した場合に停車階及び走行方向を案内する音声アナウンスを流す。乗車人数検出手段34は、かご30内に乗車している人数を検出し、エレベーター制御装置20を介して乗車状況検出手段16に通知する。なお、かご30内に乗車している人数の検出方法は、積載量から検出しても良いし、かご30内に設けたカメラ等により取得した画像から検出しても良いし、その他の方法としても良い。
図3は、この実施の形態における群管理制御装置10のハードウェア構成図である。群管理制御装置10は、CPU10a、ROM10b、RAM10c、変換装置10dで構成される。CPU10aは、中央演算装置である。ROM10bは、読み出しメモリであり、群管理制御を実行する動作プログラムを記憶する。RAM10cは、CPU10aがROM10bに記憶される動作プログラムを実行するために必要なデータを記憶するメモリである。変換装置10dは、乗場行先階登録装置1及びエレベーター制御装置20と接続し、入出力信号を出力先の機器に対応する信号に変換する。
行先予約受付手段11、群管理制御手段12、乗場行先階登録装置報知手段14、運行状況受信手段15、乗車状況検出手段16は、CPU10aがROM10bに記憶される動作プログラムを実行することにより実現される。行先毎利用者数管理手段13が管理するデータは、RAM10cに記憶される。乗場行先階登録装置1から行先予約受付手段11への入力信号、乗場行先階登録装置報知手段14から乗場行先階登録装置1への出力信号、群管理制御手段12からエレベーター制御装置20への出力信号、エレベーター制御装置20から運行状況受信手段15及び乗車状況検出手段16への入力信号は、変換装置10dにより出力先の機器に対応する信号に変換される。
図4は、この実施の形態における群管理制御装置10が乗場行先階登録を受け付けた場合のフローチャートである。図2及び図4に基づいて、群管理制御装置10が乗場行先階登録を受け付けた場合の動作を説明する。ここで、建物には、A号機及びB号機の2台のエレベーターが設けられており、それぞれのかご30の乗車定員人数は、20人とする。A号機のかご30は、行先毎利用者数管理手段13に単独利用者/グループID01として管理している第一のグループ12人が乗車しており、2階から上方向に走行しているとする。B号機のかご30は、1階に停車しており、行先毎利用者数管理手段13に単独利用者/グループID02として管理している第二のグループ7人が乗車を終え、戸閉している最中とする。また、行先毎利用者数管理手段13は、上述のとおり、第三、第四のグループ及び第五の利用者に対し、A号機またはB号機のいずれかを割当てている。
ステップ(以下、Sと称す。)1で、行先予約受付手段11は、利用者が乗場行先階登録装置1において行った同乗人数登録及び行先階登録を受け付けたか判断する。受け付けた場合、S3に進み、受け付けていない場合、S2に進む。図2において、行先予約受付手段11は、第三、第四のグループの代表者が乗場行先階登録装置1において行った同乗人数登録及び行先階登録を受け付けているので、S3に進む。一方、行先予約受付手段11は、第五の利用者に関する同乗人数登録を受け付けていないので、S2に進む。
S2で、行先予約受付手段11は、利用者が乗場行先階登録装置1において行った行先階登録を受け付けたか判断する。受け付けた場合、S3に進み、受け付けていない場合、S1に戻る。図2において、行先予約受付手段11は、第五の利用者が乗場行先階登録装置1において行った行先階登録を受け付けているので、S3に進む。
S3で、群管理制御手段12は、S1またはS2で受け付けた行先階登録に対し、割当かご30を決定する。群管理制御手段12は、行先予約受付手段11から受けた出発階、行先階、同乗人数、かご30の運行状況、かご30の乗車状況、待機利用者数から当該利用者に割当てるかご30を決定する。S1からS3に進んだ場合、群管理制御手段12は、S1で受け付けた同乗人数分の乗車スペースのあるかご30を割当てる。S2からS3に進んだ場合、群管理制御手段12は、1人分の乗車スペースのあるかご30を割当てる。なお、乗車スペースのあるかご30が複数ある場合、群管理制御手段12は、最も早く出発階に到着するかご30を割当てる。S3で、群管理制御手段12がかご30を決定すると、S4に進む。図2において、群管理制御手段12は、第三、第四のグループ及び第五の利用者に対し、上述のとおり、割当かご30を決定する。
S4で、群管理制御手段12は、S3で決定した割当かご30の運行を制御するエレベーター制御装置20に行先予約受付手段11から受け取った出発階及び行先階を登録し、S5に進む。図2において、群管理制御手段12は、第三のグループについて、A号機のエレベーター制御装置20に出発階5階及び行先階9階を登録する。同様に、群管理制御手段12は、第四のグループについて、B号機のエレベーター制御装置20に出発階5階及び行先階12階を登録する。群管理制御手段12は、第五の利用者について、A号機のエレベーター制御装置20に出発階3階及び行先階8階を登録する。
S5で、乗場行先階登録装置報知手段14は、群管理制御手段12から通知された行先階及び割当かご30を乗場行先階登録装置1の表示パネル6に表示させ、S6に進む。なお、乗場行先階登録装置報知手段14は、群管理制御手段12から通知された行先階及び割当かご30を表示パネル6に表示させると同時に、乗場スピーカー7から音声アナウンスを流しても良い。
S6で、群管理制御手段12は、行先毎利用者数管理手段13に、S1で受け付けた出発階、行先階、同乗人数と、S3で決定した割当かご30とを対応付けて新たに管理させる。または、群管理制御手段12は、行先毎利用者数管理手段13に、S2で受け付けた出発階、行先階と、同乗人数1人と、S3で決定した割当かご30とを対応付けて新たに管理させる。
以上で、群管理制御装置10は、乗場行先階登録の受付を終了する。
図5は、この実施の形態における乗車状況検出手段16がかご30の乗車状況の変動から求めた乗場から乗車してきた人数と行先毎利用者数管理手段13が管理する当該乗場から乗車してくる人数とが異なる場合の群管理制御装置10のフローチャートである。群管理制御手段12は、図4に示すフローによって割当かご30を決定した後に、当該割当かご30内に乗車している人数及び当該割当かごに割当てられた待機利用者数に基づいて求めた当該割当かご30に乗車可能な人数が変化した場合に、当該割当かご30に割当てられた待機利用者の割当かご30を変更する必要があるか判断する。図6は、この実施の形態における行先毎利用者数管理手段13の管理内容の変更を示す図である。次に、図2、図5及び図6に基づいて、乗場行先階登録の受付を終了した後、割当かご30の乗車状況が変化した場合の、群管理制御装置10の動作を説明する。
S11で、乗車状況検出手段16は、行先毎利用者数管理手段13が管理している同乗人数を乗車状況検出手段16がかご30の乗車状況の変動から求めた乗場から乗車してきた人数に修正する。S11で、乗場状況検出手段16が行先毎利用者数管理手段13の管理内容を修正すると、S12に進む。図2の例において、行先毎利用者数管理手段13は、単独利用者/グループID05の第五の利用者1人が3階の乗場A号機のかご30に乗車すること管理している。また、行先毎利用者数管理手段13は、A号機に割当てられた利用者に、3階で降車する利用者がいないことを管理している。ここで、乗車状況検出手段16がA号機のかご30の乗車状況の変動から6人乗場から乗車してきたと求めた場合、乗車状況検出手段16が求めた3階の乗場から乗車してきた人数と行先毎利用者数管理手段13が管理している3階の乗場から乗車してくる人数とは、異なる。よって、図6に示すように、乗車状況検出手段16は、行先毎利用者数管理手段13が単独利用者/グループID05について管理している同乗人数を1人から6人に修正する。
S12で、群管理制御手段12は、かご30内に乗車している人数に行先毎利用者数管理手段13が管理している、割当かご30の待機利用者数を加えた人数が、かご30の定員を超過したかを判断する。群管理制御手段12が定員超過と判断した場合、S13に進み、定員超過していないと判断した場合、このフローを終了する。図6の例では、A号機のかご30の乗車人数は、3階に到着する前に乗車していた12人と、3階で乗車した第五のグループ6人とを合わせて18人である。この乗車人数に、A号機に割当てられた待機利用者である第三のグループの同乗人数3人を加えると21人であり、定員20人を超過しているので、S13に進む。
S13で、群管理制御手段12は、定員超過した利用者またはグループに対し、新たな割当かご30を決定する。ここで、群管理制御手段12は、割当かご30決定後に当該割当かご30に乗車している人数が変化した場合、待機利用者について行先毎利用者数管理手段13の単独利用者/グループID毎に割当を見直す。S13で、群管理制御手段12が新たな割当かご30を決定すると、S14に進む。図6の例では、S12で、定員超過した人数は、1人である。また、この時点で、A号機に割当てられた待機利用者は、第三のグループのみである。そこで、群管理制御手段12は、第三のグループ全員に対し、新たな割当かご30を決定する。ここで、B号機のかご30には、7人乗車しており、第四のグループ6人が割当てられている。第三のグループにB号機を割当てると、B号機のかご30に乗車している人数に待機利用者の人数を加えた人数は、16人であり、定員未満である。よって、群管理制御手段12は、第三のグループ全員に対し、B号機を新たに割当てる。
S14で、群管理制御手段12は、新たな割当かご30を決定した待機利用者の出発階及び行先階をエレベーター制御装置20に登録し直す。S14で、群管理制御手段12が出発階及び行先階を登録し直すと、S15に進む。図2及び図6の例では、群管理制御手段12は、第三のグループに最初に割当てたA号機のエレベーター制御装置20から第三のグループに関する出発階5階及び行先階9階を取り消す。さらに、群管理制御手段12は、第三のグループに新たに割当てたB号機のエレベーター制御装置20に第三のグループに関する出発階5階及び行先階9階を登録する。
S15で、群管理制御手段12は、行先毎利用者数管理手段13の管理内容を変更させる。図6に示すように、群管理制御手段12は、行先毎利用者数管理手段13が管理している第三のグループの割当をA号機からB号機に変更し、割当変更有無をなしからありに変更する。
以上で、群管理制御装置10は、群管理制御装置が割当かごの乗車状況の変化を検出した場合のフローを終了する。
図7は、この実施の形態における群管理制御装置10の割当かご30が出発階に到着した場合のフローチャートである。次に図6及び図7に基づいて、割当かご30が出発階に到着した場合の、群管理制御装置10の動作について説明する。
S21で、運行状況受信手段15は、エレベーター制御装置20から割当かご30が出発階に到着したことを受信すると、群管理制御手段12に通知する。図6の例において、運行状況受信手段15は、B号機を制御するエレベーター制御装置20からB号機のかご30が5階に到着したことを検出すると、群管理制御手段12にB号機のかごが5階に到着したことを通知する。S21で、運行状況受信手段15が群管理制御手段12に通知をすると、S22に進む。
S22で、群管理制御手段12は、行先毎利用者数管理手段13を参照し、S21で出発階到着の通知を受けた割当かご30について割当変更の有無を判断する。割当変更があった場合、S23に進み、なかった場合、フローを終了する。図6の例において、A号機のかご30が5階に到着した場合、A号機は、割当変更があるので、S23に進む。また、B号機のかご30が5階に到着した場合、B号機は、割当変更があるので、S23に進む。
S23で、乗場行先階登録装置報知手段14は、群管理制御手段12から割当変更があったことを受信すると、乗場行先階登録装置1に割当かご30の変更があったことを報知させる。図6の例において、第三のグループは、乗場行先階登録を行った時点では、A号機に割当てられていたが、B号機に割当が変更されている。そこで、乗場行先階登録装置報知手段14は、管理制御手段12から割当変更があったことを受信すると、乗場スピーカー7に「A号機は満員ですので、9階へお越しの方は、B号機にご乗車下さい。」等のアナウンスをさせる。または、乗場行先階登録装置報知手段14は、表示パネル6に同様の内容を表示させる。
以上で、割当かご30が出発階に到着した場合のフローを終了する。
なお、建物には、2台のエレベーターが設けられている場合について説明したが、これに限らない。建物には、3台以上のエレベーターが設けられていても良い。
なお、単独で利用する利用者であっても、グループ利用者と同様に、乗場行先階登録装置1で、同乗人数を入力できる構成としても良い。
なお、行先予約受付手段11が行先階登録を受け付けた時に待機利用者がいない場合、群管理制御手段12は、行先予約受付手段11から受けた出発階、行先階、同乗人数、かご30の運行状況、かご30の乗車状況に基づいて割当かご30を決定する。
なお、群管理制御装置10は、割当かご30の乗車状況が変化した場合に、割当かご30を変更するとしたが、これに限らず、割当かご30が出発階に到着する時刻が変化した場合に、割当かご30を変更しても良い。例えば、待機利用者に対し最初にA号機を割当てたが、運行状況が変化し、A号機よりもB号機の方が先に出発階に到着し、かつ、B号機に待機利用者数分の乗車スペースがある場合、群管理制御装置10は、当該待機利用者の割当かごをB号機に変更しても良い。
なお、S11で、乗車状況検出手段16は、行先毎利用者数管理手段13が管理している同乗人数を乗車状況検出手段16がかご30の乗車状況の変動から求めた乗場から乗車してきた人数に修正するとしたが、これに限らない。例えば、行先毎利用者数管理手段13は、複数のかご30内に乗車している人数も管理する構成とし、乗車状況検出手段16が検出したかご30内の乗車人数と行先毎利用者数管理手段13が管理するかご30内の乗車人数とが異なる場合、乗車状況検出手段16は、行先毎利用者数管理手段13が管理しているかご30内の乗車人数を乗車状況検出手段16が検出したかご30内の乗車人数に修正しても良い。
なお、S12で、群管理制御装置10は、行先毎利用者数管理手段13の管理内容から、かご30に乗車している人数と待機利用者の人数との合計がかごの定員を超過した場合に割当かご30を割当て直すとしたが、これに限らない。例えば、群管理制御装置10は、行先毎利用者数管理手段13が管理していた同乗人数よりも実際に乗車した人数の方が少なかった場合、この差の分の待機利用者を当該割当かご30に割当て直しても良い。
なお、S13で、群管理制御手段12は、割当かご30を変更する待機利用者を、乗場行先階登録を先に行った利用者から順に決定しても良いし、グループの人数が多い利用者から順に決定しても良い。または、その他の方法として良い。
なお、S13で、群管理制御手段12は、割当かご30を変更する待機利用者を、乗場行先階登録を後に行った利用者から順に決定しても良いし、グループの人数が少ない利用者または1人で利用する利用者から順に決定しても良い。または、その他の方法として良い。
なお、乗場スピーカー7は、乗場行先階登録装置1に設けられるとしたが、これに限らない。例えば、乗場の壁に設けても良いし、その他の構成としても良い。
以上述べたように、この実施の形態の群管理制御装置10は、グループの代表者が乗場行先階登録装置1でグループの人数を登録すると、グループの人数分の乗車スペースのあるかごを割当てるので、グループ全員が同じかご30に乗車できる。また、群管理制御装置10は、割当かご30を決定した後、乗車状況検出手段16がかご30の乗車状況の変動から求めた乗場から乗車してきた人数と行先毎利用者数管理手段13が管理する当該乗場から乗車してくる人数とが異なる場合、待機利用者のうち同乗グループ全員が同じかご30に乗車できなくなった場合に、グループの人数分の乗車スペースのあるかご30を新たに割当てる。これにより、群管理制御装置10は、割当かご30の乗車状況が変化した場合であっても、同乗グループ全員を同じかご30に乗車させることができる。さらに、群管理制御装置10は、かご30の運行状況が変化した場合に、割当かご30の割当てを見直すので、待機利用者の待ち時間を短縮でき、利用者の利便性が向上するとともに、エレベーターの運行効率が向上する。
また、この実施の形態のエレベーターの群管理制御装置10は、グループまたは単独で利用する利用者が乗場行先階登録装置1に入力した乗場行先階を含む行先階登録に基づき、利用者の出発階、利用者の行先階、利用者に割当てられるかご30に同乗する同乗人数を受け付ける行先予約受付手段11を備える。また、群管理制御装置10は、複数のかご30内にそれぞれ乗車している人数に基づいて、複数のかご30の中から行先予約受付手段11が受け付けた同乗人数分の乗車スペースのあるかご30を割当かご30に決定する群管理制御手段12を備える。これにより、群管理制御装置10は、グループの人数分の乗車スペースのあるかご30を割当てるので、グループ全員が同じかご30に乗車でき、利用者の利便性が向上する。
また、この実施の形態のエレベーターの群管理制御装置10にあっては、行先予約受付手段11は、利用者が乗場行先階登録装置1に同乗人数を入力すると当該入力された同乗人数を受け付け、利用者が乗場行先階登録装置1に同乗人数を入力しないと同乗人数を1人として受け付ける。これにより、群管理制御装置10は、利用者の同乗人数を検知でき、検知した同乗人数分の乗車スペースのあるかご30を割当てることができる。
また、この実施の形態のエレベーターの群管理制御装置10にあっては、群管理制御手段12は、複数のかご30のいずれかに割当てられ乗場で待機している待機利用者がいるときに行先予約受付手段11が新規に乗場行先階登録を受け付けた場合、待機利用者数に基づいて新規に受け付けた利用者の同乗人数分の乗車スペースのあるかご30を割当かご30に決定する。これにより、群管理制御装置10は、かご30内に乗車している人数と待機利用者数とに基づいて、行先予約受付手段11が受け付けた同乗人数分の乗車スペースのあるかご30を割当てることができる。
また、この実施の形態のエレベーターの群管理制御装置10にあっては、群管理制御手段12は、行先予約受付手段11が受け付けた同乗人数分の乗車スペースのあるかご30が複数ある場合、当該行先予約受付手段11が受け付けた同乗人数分の乗車スペースのあるかご30のうち最も早く乗場行先階登録装置1が設けられる階床に到着するかご30を割当かご30に決定する。これにより、エレベーターの群管理制御装置10は、利用者の乗場において割当かご30が到着するのを待つ時間を短縮できるので、利用者の利便性が向上する。
また、この実施の形態のエレベーターの群管理制御装置10にあっては、群管理制御手段12は、割当かご30を決定した後に、当該割当かご30内に乗車している人数及び当該割当かご30に割当てられた待機利用者数に基づいて求めた当該割当かご30に乗車可能な人数が変化した場合に、当該割当かご30に割当てられた待機利用者の割当かご30を変更する必要があるか判断する。これにより、群管理制御装置10は、割当かご30の乗車状況が変化した場合に、当該割当かご30に割当てられた待機利用者の割当の変更の要否を判断し、変更する必要があれば、他のかご30に割当を変更することができる。
また、この実施の形態のエレベーターの群管理制御装置10は、群管理制御手段12は、割当かご30内に乗車している人数及び当該割当かご30に割当てられた待機利用者数の和が当該割当かご30の定員を超過している場合、割当かご30に割当てられた待機利用者を行先予約受付手段11の受付毎に当該割当かご30とは異なるかご30に割当てる。これにより、群管理制御装置10は、行先予約受付手段11が受け付けた同乗人数と実際に割当かご30に乗車した人数とに乖離が生じた場合に、随時、行先毎利用者数管理手段13の管理内容を修正するので、グループで利用する場合に、グループ全員が同じかご30に乗車できなくなるのを防ぐことができ、エレベーター全体の運行効率も向上する。さらに、群管理制御装置10は、行先予約受付手段11が受け付けた同乗人数よりも実際に割当かご30に乗車した人数の方が多かった場合に、乗場で待機しているグループについて、グループ全員が同じかご30に乗車できなくなるのを防げる。
また、この実施の形態のエレベーターの群管理制御装置10は、群管理制御手段12は、割当かご30よりも早く出発階に到着するかご30を検出し、当該かご30内に乗車している人数と当該かご30に割当てられた待機利用者数との和が当該割当かご30の定員より少ない場合、割当かご30に割当てられた待機利用者を割当かご30よりも早く出発階に到着するかご30に割当てる。これにより、群管理制御装置10は、待機利用者に対して最初に割当てたかご30よりも早く出発階に到着するかご30があった場合に、待機利用者への割当かご30を速く到着するかご30に変更でき、利用者の利便性が向上する。
また、この実施の形態のエレベーターの群管理制御装置10は、割当変更のあった割当かご30が出発階に到着した場合に、出発階の乗場に設けられた乗場スピーカー7から割当変更があったことのアナウンスを流す乗場行先階登録装置報知手段14を備える。これにより、待機利用者は、割当かご30の変更があったことを認知でき、利用者の利便性が向上する。
また、この実施の形態のエレベーターの群管理制御装置10は、乗場行先階登録装置報知手段14は、割当変更のあった割当かご30が出発階に到着した場合に、割当変更した人数及び割当変更後の割当かご30を案内するアナウンスを乗場スピーカー7から流す。これにより、待機利用者は、割当かご30の変更のあった人数を認知でき、利用者の利便性が向上する。
1 乗場行先階登録装置、2 テンキー、3 クリアボタン、4 行先階登録ボタン、5 人数登録ボタン、6 表示パネル、7 乗場スピーカー、10 群管理制御装置、11 行先予約受付手段、12 群管理制御手段、13 行先毎利用者数管理手段、14 乗場行先階登録装置報知手段、15 運行状況受信手段、16 乗車状況検出手段、20
エレベーター制御装置、21 エレベーター制御手段、30 かご、31 かご行先階登録装置、32 かごボタン、33 かごスピーカー、34 乗車人数検出手段

Claims (9)

  1. グループまたは単独で利用する利用者が乗場行先階登録装置に入力した行先階を含む乗場行先階登録に基づき、前記利用者の出発階、前記利用者の行先階、前記利用者に割当てられるかごに同乗する同乗人数を受け付ける行先予約受付手段と、
    複数のかご内にそれぞれ乗車している人数に基づいて、前記複数のかごの中から前記行先予約受付手段が受け付けた前記同乗人数分の乗車スペースのあるかごを割当かごに決定する群管理制御手段と
    を備えるエレベーターの群管理制御装置。
  2. 前記行先予約受付手段は、前記利用者が前記乗場行先階登録装置に同乗人数を入力すると当該入力された同乗人数を受け付け、前記利用者が前記乗場行先階登録装置に同乗人数を入力しないと同乗人数を1人として受け付ける請求項1に記載のエレベーターの群管理制御装置。
  3. 前記群管理制御手段は、前記複数のかごのいずれかに割当てられ乗場で待機している待機利用者がいるときに前記行先予約受付手段が新規に前記乗場行先階登録を受け付けた場合、前記待機利用者数に基づいて前記新規に受け付けた前記利用者の前記同乗人数分の乗車スペースのあるかごを割当かごに決定する請求項1または請求項2に記載のエレベーターの群管理制御装置。
  4. 前記群管理制御手段は、前記行先予約受付手段が受け付けた前記同乗人数分の乗車スペースのあるかごが複数ある場合、当該前記行先予約受付手段が受け付けた前記同乗人数分の乗車スペースのあるかごのうち最も早く前記乗場行先階登録装置が設けられる階床に到着するかごを割当かごに決定する請求項1から請求項3のいずれか一項に記載のエレベーターの群管理制御装置。
  5. 前記群管理制御手段は、前記割当かごを決定した後に、当該割当かご内に乗車している人数及び当該割当かごに割当てられた前記待機利用者数に基づいて求めた当該割当かごに乗車可能な人数が変化した場合に、当該割当かごに割当てられた前記待機利用者の割当かごを変更する必要があるか判断する請求項1から請求項4のいずれか一項に記載のエレベーターの群管理制御装置。
  6. 前記群管理制御手段は、前記割当かご内に乗車している人数及び当該割当かごに割当てられた待機利用者数の和が当該割当かごの定員を超過している場合、前記割当かごに割当てられた待機利用者を前記行先予約受付手段の受付毎に当該割当かごとは異なるかごに割当てる請求項5に記載のエレベーターの群管理制御装置。
  7. 前記群管理制御手段は、前記割当かごよりも早く前記出発階に到着するかごを検出し、当該かご内に乗車している人数と当該かごに割当てられた待機利用者数との和が当該割当かごの定員より少ない場合、前記割当かごに割当てられた待機利用者を前記割当かごよりも早く前記出発階に到着するかごに割当てる請求項1から請求項6のいずれか一項に記載のエレベーターの群管理制御装置。
  8. 割当変更のあった割当かごが前記出発階に到着した場合に、前記出発階の乗場に設けられたスピーカーから割当変更があったことのアナウンスを流す乗場行先階登録装置報知手段を備える請求項1から請求項7のいずれか一項に記載のエレベーターの群管理制御装置。
  9. 前記乗場行先階登録装置報知手段は、前記割当変更のあった前記割当かごが前記出発階に到着した場合に、前記割当変更した人数及び前記割当変更後の割当かごを案内するアナウンスを前記スピーカーから流す請求項8に記載のエレベーターの群管理制御装置。
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