JP2010189183A - エレベータ制御装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】本発明は、特定利用者運転を実行する際に、特定利用者の乗場での待ち時間を比較的短縮させることができるとともに、一般利用者に対するサービス性の低下を最小限に抑えることができるエレベータ制御装置を提供する。
【解決手段】VIP予約操作盤14は、VIP予約操作盤14が操作されたことを検出した際に、そのVIP予約操作盤14の操作内容を利用予約に関する情報として運行制御装置10に送る。運行制御装置10は、予利用予約に関する情報に基づいて、複数のかごの中から予約かごを選出して指定する。運行制御装置10は、VIP用乗場呼びが入力されたことを検出すると、指定している予約かごを、VIP乗車用に割り当てる。
【選択図】図1
【解決手段】VIP予約操作盤14は、VIP予約操作盤14が操作されたことを検出した際に、そのVIP予約操作盤14の操作内容を利用予約に関する情報として運行制御装置10に送る。運行制御装置10は、予利用予約に関する情報に基づいて、複数のかごの中から予約かごを選出して指定する。運行制御装置10は、VIP用乗場呼びが入力されたことを検出すると、指定している予約かごを、VIP乗車用に割り当てる。
【選択図】図1
Description
この発明は、特定利用者(以下、VIP:Very Important Person)に対して、一般利用者とは異なるサービスを提供するための機能を有するエレベータ制御装置に関する。
従来のエレベータ制御装置では、VIP用乗場呼びを検出した場合に、そのVIP用乗場呼びを検出した時点のエレベータの割当状態やかご負荷に基づいて、複数のかごの中から、VIP乗車用のかごを選択する(例えば、特許文献1参照)。
上記のような従来のエレベータ制御装置では、VIP乗車用のかごの運転が、一般利用者用に対するサービス終了後から間をおかずに、VIP運転に切り替えられる。このため、VIP乗車用に割り当てられたかごがVIPの乗車階に到着する前に、その乗車階とは別の階で、かごが比較的長時間戸開状態となっている場合には、VIPの乗車階でのかごの到着が遅延し、VIPの待ち時間が比較的長くなってしまう。
また、上記のような従来のエレベータ制御装置では、一般利用者が乗車しているかごが、突然にVIP乗車用のかごとして割り当てられることがある。この場合には、一般利用者に対するサービスが中断され、VIP乗車用のかごとされたかご内の一般利用者は、その一般利用者の目的階に到着する前に、かごから降りる必要がある。このため、一般利用に対する利便性が低下していた。なお、サービス非登録状態のかごをVIP乗車用に割り当てれば、この問題は解消するが、全てのかごが使用されている場合には、このような割当を実行することができない。また、一般利用者の利便性を配慮してかごを割り当てた場合には、VIPの待ち時間が比較的長くなってしまう。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、特定利用者運転を実行する際に、特定利用者の乗場での待ち時間を比較的短縮させることができるとともに、一般利用者に対するサービス性の低下を最小限に抑えることができるエレベータ制御装置を得ることを目的とする。
この発明に係るエレベータ制御装置は、複数のかごを有するエレベータ群の運行を制御するとともに、一般利用者用乗場呼びが入力されたことに応じて複数のかごの中から通常運転用にかごを割り当てて、一般利用者とは区別される特定利用者の特定利用者用乗場呼びが入力されたことに応じて複数のかごの中から特定利用者運転用にかごを割り当てる運行制御部を備えるものであって、運行制御部は、特定利用者の利用予約に関する入力操作、及び特定利用者の利用予約に関する所定の情報の少なくともいずれか一方に基づいて、複数のかごの中から予約かごを選出して指定し、その指定した予約かごを一般利用者用乗場呼びに対して割当不可に設定して、予約かごがサービス非登録状態であることを確認すると、予約かごを戸閉待機状態とし、特定利用者用乗場呼びが入力されたことに応じて、予約かごを特定利用者運転用に割り当てるものである。
この発明のエレベータ制御装置によれば、運行制御部が、特定利用者の利用予約に関する入力操作、及び特定利用者の利用予約に関する所定の情報の少なくともいずれか一方に基づいて、複数のかごの中から予約かごを選出して指定し、特定利用者用乗場呼びが入力されたことに応じて、予約かごを特定利用者運転用に割り当てるので、事前に特定利用者乗車用のかごが用意されることにより、特定利用者運転を実行する際に、特定利用者の待ち時間を短縮させることができ、一般利用者のサービス性の低下を最小限に抑えることができる。
以下、この発明を実施するための形態について、図面を参照して説明する。
実施の形態1.
図1は、この発明の実施の形態1によるエレベータ制御装置を示すブロック図である。
図1において、運行制御部としての運行制御装置(割当制御部)10は、複数のエレベータからなるエレベータ群の運行を制御する。建物の各階の乗場には、それぞれ一般利用者用乗場操作盤11A〜11EとVIP用乗場操作盤12A〜12Eとが設けられている。一般利用者用乗場操作盤11A〜11Eは、一般利用者用乗場呼び操作を受ける。VIP用乗場操作盤12A〜12Eは、VIP用乗場呼び操作を受ける。
実施の形態1.
図1は、この発明の実施の形態1によるエレベータ制御装置を示すブロック図である。
図1において、運行制御部としての運行制御装置(割当制御部)10は、複数のエレベータからなるエレベータ群の運行を制御する。建物の各階の乗場には、それぞれ一般利用者用乗場操作盤11A〜11EとVIP用乗場操作盤12A〜12Eとが設けられている。一般利用者用乗場操作盤11A〜11Eは、一般利用者用乗場呼び操作を受ける。VIP用乗場操作盤12A〜12Eは、VIP用乗場呼び操作を受ける。
また、一般利用者用乗場操作盤11A〜11E及びVIP用乗場操作盤12A〜12Eには、乗場呼び検出装置13が接続されている。乗場呼び検出装置13は、一般利用者用乗場操作盤11A〜11E及びVIP用乗場操作盤12A〜12Eが利用者によって操作されたことを検出可能となっている。そして、乗場呼び検出装置13は、いずれかの操作盤が操作されたことを検出した際に、どの操作盤がどのように操作されたかを示す情報を運行制御装置10に送る。
従って、運行制御装置10は、一般利用者用乗場操作盤11A〜11E及びVIP用乗場操作盤12A〜12Eから、乗場呼び検出装置13を介して、一般利用者用乗場呼び及びVIP用乗場呼びが入力される。運行制御装置10は、入力された一般利用者用乗場呼び及びVIP用乗場呼びに応じて、それぞれ一般利用者用乗場呼び及びVIP用乗場呼びを登録する。
さらに、例えば建物の管理室又は受付等(図示せず)には、予約操作部としてのVIP予約操作盤14が設けられている。VIP予約操作盤14は、例えば建物の受付員や管理者等によって、利用予約の操作を受ける。ここで、利用予約の操作とは、例えば建物の受付員や管理者等による操作であり、予定されているVIPのエレベータの利用時間帯についての入力操作である。
VIP予約操作盤14には、予約検出装置15が接続されている。予約検出装置15は、VIP予約操作盤14が操作されたことを検出可能となっている。また、予約検出装置15は、VIP予約操作盤14が操作されたことを検出した際に、そのVIP予約操作盤14の操作内容を、利用予約に関する情報として運行制御装置10に送る。
運行制御装置10は、予約検出装置15からの利用予約に関する情報に含まれる利用予定時間帯の開始時刻(又はその開始時刻の例えば5分程度前の時刻)が経過したことを確認すると、利用予約に関する情報に基づいて、複数のかごの中から予約かごを選出して指定(設定)する。また、運行制御装置10は、複数のかごから予約かごを選択する際に、その選択する時点において登録されているかご呼びの数(サービス数)が最も少ないかごを予約かごとする。
そして、運行制御装置10は、指定した予約かごを一般利用者用乗場呼びに対して割当不可に設定する。これとともに、運行制御装置10は、予約かごとして指定したかごがサービス非登録状態(かご呼び及び乗場呼びの非登録状態)であることを確認すると、そのかごを戸閉待機状態(以下、AV状態:Available状態)にする。
ここで、運行制御装置10は、予約かごの他にサービスが終了したかごが存在する場合、一般利用者用乗場呼びが入力された際には、予約かごの指定を解除し、その指定を解除したかごについて一般利用者用乗場呼びに対して割当許可に設定する。そして、運行制御装置10は、入力された一般利用者用乗場呼びに対応する階と、サービス非登録状態の複数のかごのそれぞれの停止位置とに応じて、一般利用者用乗場呼びに対して割り当てるかごを選択する。これとともに、運行制御装置10は、サービス非登録状態の複数のかごのうち、残りのかごを予約かごとして指定する。
また、運行制御装置10は、VIP用乗場呼びが入力されたことを検出すると、指定している予約かごを、VIP乗車用に割り当てる。即ち、運行制御装置10は、指定している予約かごに、VIP運転を実行させる。従って、運行制御装置10は、利用予約がされたことに応じて、かごの割当方式を通常状態からVIP運転待機状態に変更し、VIP運転を行う前に、そのVIP運転を実行させるかごを準備する。
さらに、運行制御装置10は、VIP運転中に登録されたサービスが全て終了すると、予約かごの指定を解除し、予約かごとして指定していたかごを、通常運転用として割当可能に設定する。なお、運行制御装置10は、利用予定時間帯の間にVIP用乗場呼びを検出しない場合にも、予約かごの指定を解除し、予約かごとして指定していたかごを通常運転用に割当可能に設定する。
ここで、運行制御装置10は、演算処理部(CPU)、記憶部(ROM、RAM及びハードディスク等)及び信号入出力部を持ったコンピュータ(図示せず)により構成することができる。運行制御装置10のコンピュータの記憶部には、図2に示すような動作を実現するためのプログラムが格納されている。
次に、運行制御装置10の動作について説明する。図2は、図1の運行制御装置10の動作を示すフローチャートである。図2において、運行制御装置10は、利用予約に関する情報を受けるまで、一般利用者用乗場呼びに対して全てのかごを割当可能とする(ステップS1)。このときに、運行制御装置10は、利用予約に関する情報を受けると、複数のかごの中から予約かごを指定する(ステップS2)。
そして、運行制御装置10は、VIP用乗場呼びが入力されたか、又は現在時刻が利用時間帯の終了時刻を経過したかを確認し、VIP用乗場呼びがされるか、又は現在時刻が利用時間帯の終了時刻を経過するまで待機する(ステップS3,S4)。このときに、運行制御装置10は、VIP用乗場呼びが入力されたことを検出(確認)すると、予約かごにVIP運転を実行させる(ステップS5)。
そして、運行制御装置10は、VIP運転中に登録されたサービスが全て終了したかどうかを確認し、終了するまで待機する(ステップS6)。VIP運転中に登録されたサービスが全て終了すると、運行制御装置10は、予約かごの指定を解除し(ステップS7)、同様の動作を繰り返す。
また、運行制御装置10は、VIP用乗場呼びがされるか、又は現在時刻が利用時間帯の終了時刻を経過するまで待機しているときに、現在時刻が利用時間帯の終了時刻を経過したことを確認すると(ステップS4のYES方向)、予約かごの指定を解除し(ステップS7)、同様の動作を繰り返す。
次に、運行制御装置10による割当動作の一例について説明する。ここでは、運行制御装置10がA号機〜D号機の4つのエレベータについて群管理を行っている場合について説明する。図3は、エレベータ群の運行状況の一例を説明するための説明図である。なお、図3(a)は、利用予約又は一般利用者乗場呼びがされる直前の状態のサービスの登録状況を示す。また、図3(b)は、利用予約がされない場合における一般利用者用乗場呼びに対するかごの運行状況を示す。さらに、図3(c)は、利用予約がされた場合における一般利用者用乗場呼びに対するかごの状況を示す。
エレベータ群の状態が図3(a)に示すような状態のとき、4階でのUP方向への一般利用者用乗場呼びが入力された場合には、運行制御装置10は、エレベータ群の全てのかごの中から、その一般利用者用乗場呼びに対して最も早く応答可能なかごを選出する。図3(a)に示す状態においては、運行制御装置10は、エレベータ群の中で最も早く応答するかごとして、A号機のかごを選出する。そして、運行制御装置10は、図3(b)に示すように、一般利用者用乗場呼びをA号機のかごに割り当てる(図3(b)の黒塗りの三角印)。
ここで、運行制御装置10が一般利用者用乗場呼びに対して最も早く応答可能なかごを選出する際に、かご呼びの数を基準にする理由について簡単に説明する。乗場呼びの数を基準にした場合には、1回の乗場呼びの応答時に乗車してくる利用者数が複数のときに、その複数の利用者がそれぞれ異なる階にかご呼びを登録する可能性がある。つまり、かご呼びの数を基準とした方が、乗場呼びの数を基準とするよりも、予測精度が高いためである。
次に、一般利用者用乗場呼びがされる前に利用予約がされた場合には、運行制御装置10は、エレベータ群の全てのかごの中で、利用予約がされた時点における登録されているかご呼びの数が最も少ないかごを選出する。図3(a)に示す状態においては、運行制御装置10は、利用予約がされた時点における登録されているかご呼びの数が最も少ないかごとして、A号機のかごを選出する。
そして、運行制御装置10は、その選出したA号機のかごを、予約かごとして指定する。この後、4階でのUP方向への一般利用者用乗場呼びがされると、運行制御装置10は、B〜D号機のかごの中から(A号機のかごを除外)、最も早く一般利用者用乗場呼びに応答可能なかごを選出する。
図3(a)に示す状態においては、運行制御装置10は、全号機の中で最も早く応答するかごとしてB号機のかごを選出する。そして、運行制御装置10は、図3(c)に示すように、一般利用者用乗場呼びをB号機のかごに割り当てる(図3(c)の黒塗りの三角印)。また、図3(c)に示す状態において、運行制御装置10は、A号機のかごに登録されている全てのサービスが終了すると、A号機のかごをAV状態にする。
なお、予約かごを選出する際に、かご呼びの登録数が同数のかごが複数存在する場合には、運行制御装置10は、乗場呼びや走行距離等を順次比較して、利用予約がされた時点で最も早くAV状態になると予想されるかごを選出し、その選出したかごを予約かごとする。
従って、実施の形態1のエレベータ制御装置によれば、運行制御装置10は、利用予約がされた際に複数のかごの中から予約かごを選出して指定し、VIP用乗場呼びがされたことに応じて、予約かごをVIP乗車用に割り当てる。この構成により、事前にVIP乗車用のかごが用意されることにより、VIP運転を実行する際に、VIPの待ち時間を短縮させることができ、一般利用者のサービス性の低下を最小限に抑えることができる。
また、VIPの待ち時間は、最大でも、VIP用乗場呼びをした階(VIPの乗車階)と、その階から一番遠くの階(最下階又は最上階)との間のかごの移動時間となる。従って、VIPの最大待ち時間を固定化することができる。
さらに、運行制御装置10は、利用予約がされた時点における予約かごに登録されている全てのサービス終了後に、予約かごをAV状態に設定する。この構成により、AV状態のかご内には一般利用者が乗車していないため、VIPと一般利用者とのかご内での乗り合わせを回避することができる。
また、運行制御装置10は、複数のかごから予約かごを選択する際に、その選択する時点において登録されているかご呼びの数が最も少ないかごを予約かごとして指定する。この構成により、VIP乗車用のかごを比較的早期に確保することができる。
さらに、運行制御装置10は、予約かごの他にサービスが終了したかごが存在する場合、一般利用者用乗場呼びが入力された際には、予約かごの指定を解除して、その解除したかごについて一般利用者用乗場呼びに対して割当許可に設定する。そして、運行制御装置10は、入力された一般利用者用乗場呼びに対応する階と、サービス非登録状態の複数のかごのそれぞれの停止位置とに応じて、一般利用者用乗場呼びに対して割り当てるかごを選択するとともに、サービス非登録状態の複数のかごのうち、残りのかごを予約かごとして指定する。この構成により、予約かごの他にサービスが終了したかごが存在する場合には、一般利用者用呼び登録に対して、最も早く応答可能なかご(最適なかご)を割り当てることができる。
また、例えば、VIPを会社の重役として想定した場合には、その重役がエレベータを利用する場合のほとんどは、その重役の行動予定により、いつ頃にエレベータを利用するかについて、おおよその利用時間帯が分かっていることが多い。この点を利用して、VIPが利用する時間の少し前から、運行制御装置10が群管理の割当方式を変更するので、VIPの利便性を高めることができる。
ここで、特許文献1に示すような従来のエレベータ制御装置において、事前にVIP乗車用のかごを乗場で戸開待機させた場合には、一般利用者がそのかごに誤って乗車し、VIPの乗り遅れが発生することがある。これに対して、実施の形態1のエレベータ制御装置では、VIP用乗場呼びがされて、予約かごが戸開状態となるので、VIPの乗り遅れを回避することができる。
なお、実施の形態1では、利用予約がされたことに応じて、運行制御装置10が予約かごを指定した。しかしながら、運行制御装置10は、予め登録された予約スケジュール情報に基づいて、予約かごを指定してもよい。即ち、運行制御装置10は、予め登録された予約スケジュール情報(所定の情報)を利用予約に関する情報として用いてもよい。
また、実施の形態1では、VIP予約操作盤14に入力される利用予約の内容がVIPのエレベータの利用時間帯となっていた。しかしながら、この例に限定するものではなく、VIP予約操作盤14に入力される利用予約の内容に、例えば、VIPの乗車予定階を加えてもよい。このようにVIPの乗車予定階が事前に入力されることによって、利用予約がされた際に、予約かごを対象のVIPの乗車予定階で戸閉待機させることが可能になる。この場合、予約かごが即座に戸開状態となることにより、VIPの待ち時間をより短縮させることができる。
さらに、実施の形態1では、VIP予約操作盤14が建物の受付又は管理室等に設けられていた。しかしながら、この例に限定するものではなく、VIP予約操作盤14は、各階に設けられてもよい。このような構成としても、利用予約がされた際に、予約かごを対象のVIPの乗車予定階で戸閉待機させることが可能になり、予約かごが即座に戸開状態となることにより、VIPの待ち時間をより短縮させることができる。
また、実施の形態1では、指定する予約かごが1つだけであったが、2つ以上の予約かごを指定してもよい。
10 運行制御装置(運行制御部)、11A〜11E 一般利用者用乗場操作盤、12A〜12E VIP用乗場操作盤、14 VIP予約操作盤(予約操作部)。
Claims (4)
- 複数のかごを有するエレベータ群の運行を制御するとともに、一般利用者用乗場呼びが入力されたことに応じて前記複数のかごの中から通常運転用に前記かごを割り当てて、一般利用者とは区別される特定利用者の特定利用者用乗場呼びが入力されたことに応じて前記複数のかごの中から特定利用者運転用に前記かごを割り当てる運行制御部
を備えるエレベータ制御装置であって、
前記運行制御部は、
前記特定利用者の利用予約に関する入力操作、及び前記特定利用者の利用予約に関する所定の情報の少なくともいずれか一方に基づいて、前記複数のかごの中から予約かごを選出して指定し、その指定した前記予約かごを前記一般利用者用乗場呼びに対して割当不可に設定して、
前記予約かごがサービス非登録状態であることを確認すると、前記予約かごを戸閉待機状態とし、
前記特定利用者用乗場呼びが入力されたことに応じて、前記予約かごを前記特定利用者運転用に割り当てる
ことを特徴とするエレベータ制御装置。 - 前記運行制御部は、前記複数のかごから前記予約かごを選出する際に、その選出する時点において登録されているかご呼びの数が最も少ないかごを前記予約かごとして選出する
ことを特徴とする請求項1記載のエレベータ制御装置。 - 前記運行制御部は、
前記予約かごの他にサービスが終了した前記かごが存在する場合に、前記一般利用者用乗場呼びが入力された際には、前記予約かごの指定を解除し、その解除した前記かごについて前記一般利用者用乗場呼びに対して割当許可に設定して、
入力された前記一般利用者用乗場呼びに対応する階と、サービス非登録状態の前記複数のかごのそれぞれの停止位置とに応じて、前記一般利用者用乗場呼びに対して割り当てる前記かごを選択するとともに、サービス非登録状態の前記複数のかごのうちの残りの前記かごを前記予約かごとして指定する
ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のエレベータ制御装置。 - 外部から特定利用者の利用予約についての入力操作を受け、その入力操作を前記運行制御部に伝える予約操作部
をさらに備えることを特徴とする請求項1から請求項3までのいずれか1項に記載のエレベータ制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009037937A JP2010189183A (ja) | 2009-02-20 | 2009-02-20 | エレベータ制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2010189183A true JP2010189183A (ja) | 2010-09-02 |
Family
ID=42815671
Family Applications (1)
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Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2010189183A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN103303753A (zh) * | 2012-03-07 | 2013-09-18 | 株式会社日立制作所 | 电梯群管理系统 |
WO2016042369A1 (zh) * | 2014-09-20 | 2016-03-24 | 南宁马许科技有限公司 | 升降梯独占使用方法及装置 |
JP2019001614A (ja) * | 2017-06-15 | 2019-01-10 | 株式会社日立ビルシステム | エレベーター利用者案内システム |
JP6972259B1 (ja) * | 2020-09-03 | 2021-11-24 | 東芝エレベータ株式会社 | 乗場呼び登録方式切替え方法及び群管理制御装置 |
-
2009
- 2009-02-20 JP JP2009037937A patent/JP2010189183A/ja active Pending
Cited By (5)
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