JPWO2015136914A1 - 記録装置 - Google Patents

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Abstract

筐体の外部に設けられている液体収容体と筐体内に設けられている接続対象との供給チューブを介した接続を維持した状態でケースを筐体に対して相対的に変位させることにより、メンテナンスの容易性を高めることができる記録装置を提供する。記録装置は、筐体21と、筐体21内に設けられ、用紙にインクを噴射して記録を行う記録ヘッドと、筐体21の外部に設けられ、筐体21の側壁に取り外し可能な状態で取り付けられるケース41と、ケース41に収納されている液体収容体内のインクを記録ヘッドに供給する第1の供給チューブ48とを備える。筐体21の側壁には第1の供給チューブ48が通過する貫通孔87が設けられ、ケース41には第1の供給チューブ48が通過する貫通孔47が設けられている。そして、貫通孔47は、貫通孔87よりも拡張されている。

Description

本発明は、例えばインクジェット式のプリンターなどの記録装置に関する。
特許文献1には、筐体の外部に設けられている液体収容体内のインクを、筐体内に設けられている記録ヘッドに供給させる記録装置の一例が記載されている。この記録装置は、筐体の外部に位置し、同筐体の側壁に取り付けられているケースを備えている。このケース内に液体収容体が収納されており、この液体収容体に接続されている供給チューブは、ケースの側壁に設けられている貫通孔と、筐体の側壁に設けられている貫通孔とを通じて筐体内に導かれ、記録ヘッドに接続されている。そして、液体収容体から供給されたインクを記録ヘッドが用紙などの媒体に対して噴射することにより、同媒体に記録が施される。
なお、記録装置としては、筐体内に中継器を設け、同中継器と液体収容体とを供給チューブを介して接続させ、中継器と記録ヘッドとを他の供給チューブを介して接続させる装置も知られている。
特開2012−152995号公報
ところで、上記の記録装置では、ケースを筐体から取り外すなどのようにケースを筐体に対して相対的に変位させた上でメンテナンスが行われることがある。この際、液体収容体から供給チューブを取り外したり、記録ヘッドや中継器などの接続対象から供給チューブを取り外したりすると、ケース内や筐体内でインクの漏出が発生するなどし、メンテナンスにかかる負荷の増大を招くおそれがある。
本発明の目的は、筐体の外部に設けられている液体収容体と筐体内に設けられている接続対象との供給チューブを介した接続を維持した状態でケースを筐体に対して相対的に変位させることにより、メンテナンスの容易性を高めることができる記録装置を提供することにある。
上記目的を達成する記録装置は、筐体と、前記筐体内に設けられ、媒体に液体を噴射して記録を行う記録ヘッドと、前記筐体の外部に設けられ、同筐体の側壁に取り外し可能な状態で取り付けられるケースと、前記ケースに収納されている液体収容体内の液体を前記記録ヘッドに供給する供給チューブと、を備え、前記筐体の前記側壁には前記供給チューブが通過する第1の貫通孔が設けられ、前記ケースにおいて前記筐体の前記側壁と対向する側壁には前記供給チューブが通過する第2の貫通孔が設けられている記録装置を前提としている。この記録装置において、前記第1の貫通孔及び前記第2の貫通孔の一方は、前記第1の貫通孔及び前記第2の貫通孔の他方よりも拡張されている。
上記構成によれば、第1の貫通孔及び第2の貫通孔の一方を、第1の貫通孔及び第2の貫通孔の他方よりも拡張している。ここで、拡張されている貫通孔を「拡張貫通孔」ともいう。そのため、ケースを筐体に対して相対的に変位させても、供給チューブが拡張貫通孔の周縁に引っかかりにくい。その結果、液体収容体と筐体内の接続対象との供給チューブを介した接続を維持した状態でのケースの筐体に対する相対的な変位量を大きくすることができる。これにより、ケースと筐体との間に大きな作業スペースを形成しやすくなり、記録装置のメンテナンスが行いやすくなる。したがって、筐体の外部に設けられている液体収容体と筐体内に設けられている接続対象との供給チューブを介した接続を維持した状態でケースを筐体に対して相対的に変位させることにより、メンテナンスの容易性を高めることができる。
上記記録装置において、前記第1の貫通孔は、前記筐体の前記側壁に沿う一方向において同側壁の中心よりも一方側に位置しており、前記第2の貫通孔は、前記第1の貫通孔よりも、前記一方向における前記筐体の前記側壁の中心に向けて拡張されていることが好ましい。
上記構成によれば、ケースを筐体に対して一方向における一方側に相対的にスライド移動させると、拡張貫通孔である第2の貫通孔内では、供給チューブが一方向における他方側に変位する。この際、第2の貫通孔は一方向における他方側に拡張されているため、供給チューブが第2の貫通孔の周縁に引っかかりにくい。したがって、液体収容体と筐体内の接続対象との供給チューブを介した接続を維持した状態でのケースの筐体に対する相対的な変位量を大きくすることができる。
上記記録装置において、前記ケース内には、前記供給チューブを湾曲した状態で拘束する拘束具が設けられていることが好ましい。
上記構成によれば、拘束具による供給チューブの拘束を解除させることにより、ケース内の供給チューブをケース外に引き出すことができる。その結果、ケースを筐体から離れる方向に変位させやすくすることができる。
上記記録装置は、前記筐体内に配置され、前記供給チューブが接続される中継器と、前記中継器と前記記録ヘッドとを接続する他の供給チューブと、を備えるようにしてもよい。この構成によれば、ケースを筐体に対して相対的に変位させても、供給チューブを介した中継器と液体収容体との接続が維持されることとなる。
第1の実施形態の記録装置を示す斜視図。 記録装置で用いられる液体収容体を模式的に示す斜視図。 蓋体を空けた状態の第1の液体収容ユニットを示す斜視図。 第1の液体収容ユニットを回動させた状態を示す斜視図。 第1の液体収容ユニット内でのチューブとケーブルの引き回し態様を示す平面図。 第2の液体収容ユニット内でのチューブとケーブルの引き回し態様を示す平面図。 (a)は意匠カバーが取り外された記録ユニットを示す斜視図、(b)は筐体を構成するカバー部材を示す斜視図。 カバー部材において第1の液体収容ユニットが取り付けられる側壁部の一部を拡大した斜視図。 カバー部材が取り外された記録ユニットを示す斜視図。 カバー部材及び閉塞部材が取り外された記録ユニットを示す斜視図。 カバー部材において第2の液体収容ユニットが取り付けられる側壁部の一部を拡大した斜視図。 筐体内での第1の供給チューブの引き回し態様の一部を示す斜視図。 筐体内の内部構成を示す斜視図。 第1の供給チューブの位置する領域と第2の供給チューブの位置する領域とが仕切られている状態を示す図。 第1の供給チューブの位置する領域と第2の供給チューブの位置する領域とを仕切る仕切部材及びその周辺部材の分解斜視図。 各第1の供給チューブが中継器に接続されている様子を示す斜視図。 各第1の供給チューブを束ねる拘束部材とその周辺を拡大した斜視図。 拘束部材を示す平面図。 筐体内の内部構成を示す平面図。 第1の液体収容ユニットが筐体に対して相対的に回動された状態を示す斜視図。 第2の実施形態の記録装置において、意匠カバーが取り外された状態の記録ユニットを示す斜視図。 第2の実施形態の記録装置において、筐体内の内部構成を示す斜視図。 第2の実施形態の記録装置において、第1の液体収容ユニットからの第1の供給チューブが筐体で引き回されている状態を示す斜視図。 第2の実施形態の記録装置において、第1の液体収容ユニットからの第1の供給チューブが筐体で引き回されている状態を示す図。 別の実施形態の記録装置において、第1の液体収容ユニットからの第1の供給チューブが筐体内で引き回されている様子を示す模式図。
(第1の実施形態)
以下、記録装置をインクジェット式の記録装置に具体化した一実施形態を図1〜図20に従って説明する。
図1に示すように、記録装置11は、被記録媒体の一例である用紙Pに対して記録を施す記録ユニット20と、記録ユニット20に液体の一例であるインクを供給するための2つの液体収容ユニット40,60とを備えている。記録ユニット20の筐体21内には、中継器22と、記録対象となる用紙Pの幅方向でもある走査方向Xに往復移動するキャリッジ23と、キャリッジ23に支持されている記録ヘッド24とが設けられている。
中継器22は、各液体収容ユニット40,60内の液体収容体30(図3及び図6参照)と第1の供給チューブ48,68(図5及び図6参照)を介して接続されるとともに、記録ヘッド24と第2の供給チューブ102(図14参照)を介して接続されている。そのため、液体収容体30に収容されているインクは、第1の供給チューブ48,68、中継器22及び第2の供給チューブ102を通じて記録ヘッド24に供給される。
図1に示すように、中継器22は、筐体21内において図中左上に配置されており、各液体収容ユニット40,60から供給されたインクを一時的に貯留するバッファー室を有する。この中継器22のバッファー室内のインクが、第2の供給チューブ102(図14参照)を通じて記録ヘッド24に供給される。そして、中継器22から供給されたインクを記録ヘッド24が用紙Pに噴射することにより、用紙Pに記録(印刷)が施される。その後、記録済みとなった用紙Pは、筐体21の前部中央に設けられている排出口25から排出されて排出トレイ26上に載置される。なお、本明細書における「前後方向」は、記録ヘッド24によって記録が施されている用紙Pの搬送方向と一致している。また、本明細書では、記録ヘッド24によってインクの噴射されている用紙Pの被記録面と直交(交差)する方向を「上下方向」というものとする。
また、筐体21における排出トレイ26の下側には上下二段の給紙カセット27A,27Bが着脱可能に装着されており、これら給紙カセット27A,27B内には複数枚の用紙Pが積層状態で収容されている。また、筐体21の上部には、ユーザーが操作する操作部28と、設定位置に設定された原稿に記録されている画像を読みとるスキャナー装置29とが設けられている。
各液体収容ユニット40,60のうち第1の液体収容ユニット40は、筐体21の走査方向Xにおける両側の側壁のうち、中継器22から離れている側壁(図中右側の側壁)に取り付けられている。また、第2の液体収容ユニット60は、筐体21の走査方向Xにおける両側の側壁のうち、中継器22に近い側壁(図中左側の側壁)に取り付けられている。
次に、図2を参照し、液体収容ユニット40,60内に収容される液体収容体30について説明する。
図2に示すように、液体収容体30は可撓性材料で構成されている袋状のインクパック31を有し、当該インクパック31内にインクが収容されている。また、インクパック31の図中上端には矩形環状の取手部32が設けられており、インクパック31と取手部32との接続部分にはICチップ33が設けられている。このICチップ33には、インクパック31内に収容されているインクに関する情報として、収容されているインクの種類(色など)やインク残量などが記憶される。そして、液体収容体30が取手部32を通じて液体収容ユニット40,60に取り付けられることにより、液体収容体30内のインクの中継器22への供給が可能となる。
次に、図3〜図5を参照し、第1の液体収容ユニット40について説明する。
図3に示すように、第1の液体収容ユニット40は、筐体21の側壁に取り外し可能な状態で取り付けられるケース41と、ケース41の開口を閉塞する蓋体42とを備えている。ケース41は、有底箱状の液体受容部43と、液体受容部43において筐体21と対向する側壁の上部に連結される側壁形成部材44とを有している。このようにケース41の底部を有底箱状の液体受容部43で構成することにより、ケース41内でインク漏れが発生しても、当該インクがケース41外に漏れ出ることが抑制される。なお、図5では、液体収容体30をケース41内の所定位置まで案内するためのガイド部材(図示略)及び蓋体42を取り除いた第1の液体収容ユニット40が図示されている。
側壁形成部材44の上部には、斜め前方に突出する複数(本実施形態では3つ)の支持機構46が設けられており、これら各支持機構46は、前後方向にほぼ等間隔に並んでいる。ケース41と蓋体42とによって形成される収納空間には、互いに異なる種類(色)のインクを収容する複数(ここでは3つ)の液体収容体30が前後方向に並んで収納されており、液体収容体30はその取手部32を通じて支持機構46に支持される。
一方、図4に示すように、側壁形成部材44の外側には取付板45が設けられており、ケース41は取付板45を通じて記録ユニット20の筐体21に取り付けられている。そして、第1の液体収容ユニット40を記録ユニット20から取り外すとき、取付板45はケース41と共に筐体21から離間される。
また、図4及び図5に示すように、側壁形成部材44には、ケース41の内外を連通させる第2の貫通孔の一例である貫通孔47が設けられている。この貫通孔47は、前後方向に並ぶ各支持機構46のうち、最も前に配置される支持機構46の下方に位置している。すなわち、図5に示すように、貫通孔47は、ケース41が取り付けられる筐体21の側壁に沿う一方向の一例である前後方向においてケース41の中央Lよりも前側に位置している。また、この貫通孔47は、ケース41の前後方向における中央Lに向けて、すなわちケース41の後方に向けて拡張されている。つまり、貫通孔47は、前後方向に長い長孔である。なお、本明細書では、貫通孔47の前部を「貫通孔の前部47F」とし、この前部47Fから後方に拡張された部分を「貫通孔の後部47B」というものとする。
支持機構46に支持されている液体収容体30には、インクパック31内のインクを記録ユニット20に供給するための第1の供給チューブ48の一端が接続されている。これら各第1の供給チューブ48は、貫通孔の前部47Fを介してケース41外に出て、記録ユニット20の筐体21内に導かれている。そして、各第1の供給チューブ48は、筐体21内の中継器22に接続されている。
ケース41内では、各第1の供給チューブ48は、貫通孔の前部47Fに向けて一直線に伸びているのではなく、側壁形成部材44に支持されている複数の拘束具49によって湾曲した状態で拘束されている。特に、各液体収容体30のうち、最も前に位置する液体収容体30に接続される第1の供給チューブ48は、側壁形成部材44に沿って一回りされてから貫通孔の前部47Fに向かうように引き回されている。なお、各拘束具49による各第1の供給チューブ48の拘束は、作業者が拘束具49を変形させることにより解除可能である。そして、拘束具49による各第1の供給チューブ48の拘束が解除されると、各第1の供給チューブ48の貫通孔47を通じたケース41外への引き出しが可能となる。
また、各支持機構46に支持されている図3に示す液体収容体30のICチップ33(図2参照)には、フレキシブルフラットケーブルである個別ケーブル50の一端が電気的に接続されている。ケース41内の各液体収容体30のうち、最も後に位置する液体収容体30と真ん中に位置する液体収容体30とに電気的に接続される各個別ケーブル50は、側壁形成部材44に支持されているケーブル用拘束具53によって拘束されている。なお、最も前に位置する液体収容体30に電気的に接続される個別ケーブル50は、他の個別ケーブル50と同様にケーブル用拘束具で拘束してもよいし、ケーブル用拘束具で拘束しなくてもよい。
また、側壁形成部材44において、最も前に配置される支持機構46と貫通孔47との間には、各個別ケーブル50の他端が電気的に接続される中継基板51が設けられている。また、中継基板51には、中継基板51を通じて各個別ケーブル50に電気的に接続されるフレキシブルフラットケーブルである1本の統合ケーブル52が着脱可能に接続されている。この統合ケーブル52は、貫通孔の前部47Fを介してケース41外に出ている。そして、ケース41外において、統合ケーブル52は、記録ユニット20の筐体21内に導かれ、筐体21内の中継器22の近傍に設けられている統合回路基板121(図19参照)に接続されている。したがって、本実施形態では、統合ケーブル52が、第1の液体収容ユニット40に接続されている「電線」の一例に相当する。
なお、複数の液体収容体30が収納される第1の液体収容ユニット40のケース41内からは、一本のケーブル(すなわち、統合ケーブル52)のみが出るようになっている。そのため、各個別ケーブル50がケース41外に出される場合と比較して、記録ユニット20への第1の液体収容ユニット40の組み付けが容易となる。
次に、図4及び図6を参照し、第2の液体収容ユニット60について説明する。
図4及び図6に示すように、第2の液体収容ユニット60は、第1の液体収容ユニット40と同様に、別のケースの一例であるケース61と、ケース61の開口を閉塞する蓋体62を備えている。ケース61は、有底箱状の液体受容部63と、液体受容部63において筐体21と対向する側壁の上部に連結される側壁形成部材64とを有している。このようにケース61の底部を有底箱状の液体受容部63で構成することにより、ケース61内でインク漏れが発生しても、当該インクがケース61外に漏れ出ることが抑制される。そして、側壁形成部材64の外側には第1の液体収容ユニット40と同様に、取付板が設けられており、この取付板を通じて記録ユニット20の筐体21に第2の液体収容ユニット60が取り付けられている。なお、図6では、液体収容体30をケース61内の所定位置まで案内するためのガイド部材(図示略)及び蓋体62を取り除いた第2の液体収容ユニット60が図示されている。
また、側壁形成部材64の上部には、支持機構66が設けられている。そして、ケース61と蓋体62とによって形成される収納空間内にはインク(例えば、黒インク)を収容する液体収容体30が収納されており、液体収容体30はその取手部32を通じて支持機構66に支持される。
支持機構66に支持されている液体収容体30には、インクパック31内のインクを記録ユニット20に供給するための第1の供給チューブ68の一端が接続されている。側壁形成部材64において支持機構66よりも前方には貫通孔67が設けられており、第1の供給チューブ68は貫通孔67を介してケース61外に出ている。ケース61内において第1の供給チューブ68は、貫通孔67に向けて一直線に伸びているのではなく、側壁形成部材64に支持されている複数の拘束具69によって湾曲した状態で拘束されている。そして、ケース61外において第1の供給チューブ68は、記録ユニット20の筐体21内に導かれて中継器22に接続されている。なお、拘束具69による第1の供給チューブ68の拘束は、作業者が拘束具69を変形させることにより解除可能である。そして、拘束具69による第1の供給チューブ68の拘束が解除されると、第1の供給チューブ68の貫通孔67を通じたケース61外への引き出しが可能となる。
また、支持機構66に支持されている液体収容体30のICチップ33には、フレキシブルフラットケーブルである個別ケーブル70の一端が着脱可能に電気的に接続されている。この個別ケーブル70は、貫通孔67を介してケース61外に出ている。そして、ケース61外において個別ケーブル70は、記録ユニット20の筐体21内に導かれ、筐体21内の中継器22の近傍に設けられている中継回路基板120(図19参照)に電気的に接続されている。
次に、図4及び図7〜図11を参照し、記録ユニット20について説明する。
図7(a)には、記録ユニット20から意匠カバー(図示略)を取り外した状態の記録ユニット20が図示されている。図7(a)に示すように、記録ユニット20の筐体21は、中継器22、記録ヘッド24及び図示しない制御装置などが収容されている筐体フレーム80を備えている。この筐体フレーム80の下方には底壁部材81が設けられているとともに、筐体フレーム80はカバー部材82によって覆われている。
図7(b)に示すように、カバー部材82は、筐体フレーム80の上部を覆う本体部82Aと、本体部82Aの走査方向Xにおける両端から下方に延出されている側壁部82B,82Cとを有しており、両側壁部82B,82Cの先端(下端)が底壁部材81に接続されている。これら両側壁部82B,82Cは、意匠カバーが筐体21に取り付けられた状態でも外部に露出している。そのため、カバー部材82の側壁部82Bが、第1の液体収容ユニット40が取り付けられる筐体21の側壁に相当し、側壁部82Cが、第2の液体収容ユニット60が取り付けられる筐体21の側壁に相当する。
また、図8には、第1の液体収容ユニット40と対向する側壁部82Bの一部が図示されている。図7(b)及び図8に示すように、この側壁部82Bにおいて、第1の液体収容ユニット40の側壁形成部材44に設けられている貫通孔の前部47Fと対向する位置には、下面に開口する切り欠き部86が設けられている。この切り欠き部86は、側壁部82Bの前後方向における中央よりも前方に位置している。
こうした切り欠き部86の前後方向における長さは、第1の液体収容ユニット40の貫通孔47の前後方向における長さよりも短い。カバー部材82が筐体フレーム80に取り付けられた状態では、図7(a)に示すように、切り欠き部86の開口が底壁部材81によって閉塞され、貫通孔87が形成されている。そして、この貫通孔87内を、各液体収容体30に接続されている各第1の供給チューブ48及び統合ケーブル52が通過している。したがって、本実施形態では、この貫通孔87が、液体収容体30に接続されている各第1の供給チューブ48が通過する「第1の貫通孔」の一例として機能する。
ここで、記録ユニット20のメンテナンスを行う際には、カバー部材82が筐体フレーム80から取り外されることがある。こうしたメンテナンスの終了時には、カバー部材82が筐体フレーム80に組み付けられることとなる。このとき、カバー部材82の側壁部82Bには、その下面に開口する切り欠き部86が設けられており、この切り欠き部86内には、その開口を介して各第1の供給チューブ48が収容される。そのため、カバー部材82の筐体フレーム80への組み付け時に、各第1の供給チューブ48と統合ケーブル52とが適切に保護される。また、各第1の供給チューブ48を中継器22に接続したままでの作業が可能となる。
また、図11には、第2の液体収容ユニット60と対向する側壁部82Cの一部が図示されている。図10及び図11に示すように、この側壁部82Cにおいて、第2の液体収容ユニット60の側壁形成部材64に設けられている貫通孔67と対向する位置には、側壁部82Cの前端及び上端に開口する切り欠き部96が設けられている。切り欠き部96は、図9に示すように、筐体フレーム80内に設けられている中継器22を前方から閉塞するための閉塞部材12によって閉塞されており、貫通孔97が形成されている。そして、この貫通孔97内を、各液体収容体30に接続されている第1の供給チューブ68及び個別ケーブル70が通過している。
次に、図12〜図18を参照し、第1の液体収容ユニット40から筐体21内に導かれた各第1の供給チューブ48及び統合ケーブル52の引き回し態様について説明する。
図12に示すように、貫通孔87を介して筐体フレーム80内に導かれた各第1の供給チューブ48は、筐体フレーム80の前方下部に支持されているクランプ部材101によって束ねられている。そのため、各第1の供給チューブ48は、筐体21の側壁に形成されている貫通孔87内の下部を通過している(図7(a)参照)。
こうしたクランプ部材101は、走査方向Xにおいて、排出口25を挟んで中継器22の反対側に配置されている。そして、クランプ部材101よりも下流側の各第1の供給チューブ48は、走査方向Xにおける一方側から他方側に向けて引き回されている。
図13及び図14に示すように、上下方向において、中継器22と記録ヘッド24とを接続する第2の供給チューブ102と、用紙Pの排出口25との間には、第1の液体収容ユニット40から延びる各第1の供給チューブ48を中継器22まで通過させるための空間が形成されている。
すなわち、図14及び図15に示すように、上下方向において、各第2の供給チューブ102と各第1の供給チューブ48との間には、各第2の供給チューブ102の位置する領域と、走査方向Xに沿う各第1の供給チューブ48の位置する領域とを仕切る仕切部材103が設けられている。この仕切部材103は、キャリッジ23の移動経路よりも前方であって、且つ走査方向Xに沿うように配置されている。すなわち、仕切部材103よりも上方に、キャリッジ23の移動に応じた第2の供給チューブ102の追従変形が許容される領域が確保される。また、筐体21内に位置する各第1の供給チューブ48が、「供給チューブの上流側部分」の一例に相当し、各第2の供給チューブ102が、「供給チューブの下流側部分」の一例に相当する。そして、第1の供給チューブ48と、中継器22を介して第1の供給チューブ48に接続されている第2の供給チューブ102とにより、第1の液体収容ユニット40から供給されるインクを記録ヘッド24に供給する「供給チューブ」の一例が構成される。また、第1の供給チューブ68と、中継器22を介して第1の供給チューブ68に接続されている第2の供給チューブ102とにより、第2の液体収容ユニット60から供給されるインクを記録ヘッド24に供給する「別の供給チューブ」の一例が構成される。
また、図14に示すように、仕切部材103の下部には、走査方向Xに沿う各第1の供給チューブ48の収容空間104を仕切部材103とともに形成する空間形成部材105が取り付けられている。空間形成部材105は、クランプ部材101よりも上方に位置している。そのため、筐体21の側壁に形成された貫通孔87を介して筐体21内に導かれた各第1の供給チューブ48は、撓ませてから収容空間104内に進入したかたちとなっている。そして、収容空間104内の各第1の供給チューブ48は、空間形成部材105によって支持されている。
図14及び図15に示すように、仕切部材103は、第1の仕切部材106と、第1の仕切部材106よりも下方に配置される第2の仕切部材107とを有している。第1及び第2の仕切部材106,107は、金属の板材で構成されている。第1の仕切部材106には、上下方向とほぼ直交する仕切板部106Aと、仕切板部106Aの前端から上方に立設している支持部106Bとが設けられている。この支持部106Bには、各第2の供給チューブ102を束ねるクランプ部材108が設けられている。そのため、本実施形態では、各第2の供給チューブ102においてクランプ部材108よりも記録ヘッド24側となる部分が、キャリッジ23の走査方向Xへの移動に伴って追従変形する部分に相当する。また、各第1の供給チューブ48と、各第2の供給チューブ102においてクランプ部材108よりも中継器22側となる部分が、キャリッジ23が走査方向Xに移動しても追従変形しない部分に相当する。
第2の仕切部材107は第1の仕切部材106に支持されており、第1の仕切部材106の仕切板部106Aと第2の仕切部材107との間には僅かな隙間が介在している。そして、この隙間内には、第1の液体収容ユニット40から中継器22の近傍に設けられている統合回路基板121(図19参照)に向けて延びる統合ケーブル52が位置している。
そして、図16に示すように、上記の収容空間104を通過した各第1の供給チューブ48は、上方に向けて湾曲されて中継器22に接続されている。各第1の供給チューブ48,68と中継器22との接続部分は、中継器22と各第2の供給チューブ102との接続部分よりも上方に位置している。
なお、図17及び図18に示すように、収容空間104を通過して上方に湾曲された各第1の供給チューブ48は、各第2の供給チューブ102よりも上方の領域で拘束部材110によって束ねられている。この拘束部材110は、各第1の供給チューブ48を拘束するチューブ拘束部111と、第2の液体収容ユニット60から筐体21内に導かれた個別ケーブル70を支持するケーブル支持部112と、第2の液体収容ユニット60側から延びている電線71が巻き付けられる線巻き付け部113とを有している。なお、この電線71は、例えば、第2の液体収容ユニット60において蓋体62が開けられたか否かを検出するためのセンサーに接続されている電線であってもよい。
また、図18に示すように、チューブ拘束部111は、開状態と閉状態とになりうる。すなわち、各第1の供給チューブ48は、チューブ拘束部111が開状態になっているときに同チューブ拘束部111に組み付けられる。そして、この状態でチューブ拘束部111を閉状態にすることにより、各第1の供給チューブ48が、拘束部材110に拘束される。
また、拘束部材110においてチューブ拘束部111の下側には、脚部114が設けられている。そして、拘束部材110は、脚部114を通じて筐体フレーム80にスライド移動可能な状態で支持されている。
ここで、図15を参照し、筐体21内での各第1の供給チューブ48の組み付け手順の一例について説明する。
図15に示すように、筐体21内に引き回された各第1の供給チューブ48の下方に、空間形成部材105が配置され、この空間形成部材105に各第1の供給チューブ48を支持させる。そして、各第1の供給チューブ48の上方に第2の仕切部材107を配置させ、各第1の供給チューブ48を支持する空間形成部材105が第2の仕切部材107に固定される。また、この第2の仕切部材107の上面に統合ケーブル52が固定される。次いで、第2の仕切部材107の上方に第1の仕切部材106を配置し、仕切板部106Aと第2の仕切部材107とによって統合ケーブル52が挟み込まれるように、第2の仕切部材107が第1の仕切部材106に固定される。
なお、図19に示すように、中継器22よりも前方には、第2の液体収容ユニット60から延びている個別ケーブル70が電気的に接続される中継回路基板120が設けられている。また、中継器22の後部上面には、第1の液体収容ユニット40から延びている統合ケーブル52が電気的に接続される統合回路基板121が設けられている。この統合回路基板121は、連絡ケーブル122を通じて中継回路基板120に電気的に接続されている。そして、統合回路基板121は、図示しないケーブルを介して図示しない制御装置に電気的に接続される。すなわち、このケーブルを介して、統合回路基板121に集まった各種情報が制御装置に伝達される。
次に、図20を参照し、第1の液体収容ユニット40を筐体21から取り外して記録装置11のメンテナンスを行う際の作用について説明する。
第1の液体収容ユニット40内では、拘束具49による各第1の供給チューブ48の拘束が解除され、統合ケーブル52が中継基板51から取り外される。また、第1の液体収容ユニット40を筐体21に取り付けているボルトが外される。この状態で、例えば、第1の液体収容ユニット40が筐体21に対して前方にスライド移動される。この場合、ケース41の貫通孔47は後方に拡張された長孔であるため、貫通孔47内で各第1の供給チューブ48が後方に変位しても、各第1の供給チューブ48は、貫通孔47の後側の縁部に当接しにくい。すなわち、第1の液体収容ユニット40を大幅に前方にスライド移動させることが可能となる。
そして、第1の液体収容ユニット40をある程度前方にスライド移動させた後、図20に示すように、第1の液体収容ユニット40の後端が筐体21から離間されるように、第1の液体収容ユニット40が相対的に回動される。このとき、第1の液体収容ユニット40内の各第1の供給チューブ48は、拘束具49による拘束が解除されているため、液体収容体30に接続されたままで第1の液体収容ユニット40の筐体21からの相対的な変位に応じてケース41外に引き出される。そのため、第1の液体収容ユニット40の回動量を拡大させることができる。その結果、筐体21の側方に大きな作業スペースが形成される。
しかも、第1の液体収容ユニット40の回動に先立って、同第1の液体収容ユニット40を前方にスライド移動させている。つまり、第1の液体収容ユニット40の回動軸を、第1の液体収容ユニット40のケース41に設けられている貫通孔47に近づけた状態で、第1の液体収容ユニット40が回動されることとなる。そのため、上記の回動軸が貫通孔47から離れている場合と比較して、第1の液体収容ユニット40の回動に伴ってケース41内から引き出される各第1の供給チューブ48の量である引き出し量が短くなる。つまり、ケース41内での各第1の供給チューブ48の湾曲度合いをあまり大きくしなくてもよい。
また、上記の回動軸から第1の液体収容ユニット40の後端までの距離が短くなるため、記録装置11の設置位置周辺の作業スペースが狭くても、第1の液体収容ユニット40を筐体21に対して好適に回動させることができる。したがって、作業者がメンテナンスを行いやすくなる。
なお、筐体21内では、クランプ部材101によって各第1の供給チューブ48が束ねられている。そして、第1の液体収容ユニット40を回動させる場合、こうしたクランプ部材101から各第1の供給チューブ48を取り外すことにより、筐体21内から各第1の供給チューブ48を筐体21外に引き出すことができる。これにより、第1の液体収容ユニット40の回動量をさらに大きくすることができる。
以上、上記実施形態によれば、以下のような効果を得ることができる。
(1)第1の液体収容ユニット40のケース41に設けられている貫通孔47が、筐体21を構成するカバー部材82の側壁部82Bに設けられている貫通孔87よりも拡張されている。そのため、第1の液体収容ユニット40を筐体21に対して相対的に回動させたり前方にスライド移動させたりしても、各第1の供給チューブ48が貫通孔47の周縁に引っかかりにくい。その結果、第1の液体収容ユニット40内に収納されている液体収容体30と筐体21内の中継器22との第1の供給チューブ48を介した接続を維持した状態での第1の液体収容ユニット40の筐体21に対する相対的な変位量を大きくすることができる。これにより、第1の液体収容ユニット40と筐体21との間に大きな作業スペースを確保しやすくなり、記録装置11のメンテナンスが行いやすくなる。したがって、筐体21の外部に設けられている液体収容体30と筐体21内に設けられている中継器22との第1の供給チューブ48を介した接続を維持した状態で第1の液体収容ユニット40を筐体21に対して相対的に変位させることにより、メンテナンスの容易性を高めることができる。
(2)第1の液体収容ユニット40のケース41に設けられている貫通孔47は、側壁形成部材44の前方に設けられているとともに、後方に向けて拡張されている。そのため、第1の液体収容ユニット40を筐体21に対して前方に相対的にスライド移動させた後に、第1の液体収容ユニット40をその後部を筐体21から離間させる方向に回動させることにより、記録装置11の設置位置の周辺のスペースが狭くても、第1の液体収容ユニット40を筐体21に対して適切に回動させることができる。したがって、液体収容体30と中継器22との第1の供給チューブ48を介した接続を維持した状態での第1の液体収容ユニット40の筐体21に対する相対的な変位量を大きくすることができる。
(3)また、第1の液体収容ユニット40内では、各第1の供給チューブ48が拘束具49によって湾曲した状態で拘束されている。そのため、拘束具49による各第1の供給チューブ48の拘束を解除させることにより、第1の液体収容ユニット40内で撓んでいた各第1の供給チューブ48を第1の液体収容ユニット40外に引き出すことができる。その結果、第1の液体収容ユニット40を筐体21から離れる方向に変位させやすくすることができる。
(4)また、筐体21内では、第1の液体収容ユニット40から延びる各第1の供給チューブ48が位置する領域と、中継器22と記録ヘッド24とを接続する各第2の供給チューブ102が位置する領域とが仕切部材103によって仕切られている。これにより、各第2の供給チューブ102によって邪魔されることなく、各第1の供給チューブ48を筐体21内で引き回すことができる。したがって、筐体21の外部に設けられている液体収容体30内のインクを記録ヘッド24に供給するための各第1の供給チューブ48及び各第2の供給チューブ102を筐体21内で好適に引き回すことができる。また、キャリッジ23の移動に伴って各第2の供給チューブ102が追従変形した際に、追従変形する各第2の供給チューブ102と各第1の供給チューブ48との干渉を回避することができる。
(5)また、第1の液体収容ユニット40から筐体21内に導かれた統合ケーブル52は、中継器22の近傍に配置される統合回路基板121に接続される。このとき、この統合ケーブル52は、仕切部材103の中に配置される。そのため、筐体21内での統合ケーブル52と第1の供給チューブ48や第2の供給チューブ102との干渉を抑制することができる。
(6)具体的には、仕切部材103を第1の仕切部材106と第2の仕切部材107とで構成し、第1の仕切部材106と第2の仕切部材107との間に統合ケーブル52が配置される。このように仕切部材103を第1の仕切部材106と第2の仕切部材107とで構成することにより、統合ケーブル52を仕切部材103の中に配置する構成を容易に実現させることができる。
(7)また、第1の仕切部材106及び第2の仕切部材107の双方を金属で構成している。そのため、統合ケーブル52に流れている信号への電気的なノイズの重畳を抑制することができる。
(8)また、筐体21内では、第2の供給チューブ102の位置する領域と、統合ケーブル52の位置する領域とが、第1の仕切部材106によって仕切られている。そのため、キャリッジ23の走査方向Xへの移動に伴って第2の供給チューブ102が追従変形しても、第2の供給チューブ102と統合ケーブル52との干渉を第1の仕切部材106によって回避することができる。
(第2の実施形態)
次に、記録装置をインクジェット式の記録装置に具体化した第2の実施形態を図21〜図24に従って説明する。なお、第2の実施形態の記録装置11は、第1の実施形態の記録装置11よりも大判の用紙Pに対して記録を施すことができるように、記録ユニット20が第1の実施形態よりも大型化されている。そこで、以降の記載では、第1の実施形態と相違する部分について主に説明するものとし、第1の実施形態と同一の部材構成には同一符号を付して重複説明を省略するものとする。
本実施形態の記録装置11では、上記第1の実施形態の記録装置11と同様に、記録ユニット20の走査方向Xにおける両側に液体収容ユニット40,60が取り付けられている。そして、第1の液体収容ユニット40から延びる各第1の供給チューブ48及び第2の液体収容ユニット60から延びる第1の供給チューブ68は、筐体21内の中継器22に接続されている。同様に、第1の液体収容ユニット40から延びる統合ケーブル52は筐体21内において中継器22の近傍に配置される統合回路基板121に接続されている。また、第2の液体収容ユニット60から延びる個別ケーブル70は、筐体21内において中継器22の近傍に配置される中継回路基板120に接続されている。
図21には、意匠カバーを取り外した記録ユニット20内の内部構造が図示されており、図22には、図20に示す記録ユニット20からカバー部材82などの複数の部材を取り外し、筐体フレーム80内の内部が図示されている。図21及び図22に示すように、筐体フレーム80とカバー部材82の側壁部82Bとの間には、第1の液体収容ユニット40からの各第1の供給チューブ48及び統合ケーブル52を筐体フレーム80内に導くためのトンネル部材150が設けられている。
トンネル部材150は、筐体フレーム80に支持されており、走査方向Xに突出する屋根部151と、屋根部151から前方に突出する間隔保持部152とを有している。屋根部151は、下方が開口している逆U字状をなしており、カバー部材82の側壁部82Bと底壁部材81とによって形成されている貫通孔87を貫通している(図21参照)。そして、屋根部151内を各第1の供給チューブ48及び統合ケーブル52が通過している。そして、屋根部151内を通過した各第1の供給チューブ48及び統合ケーブル52は、屋根部151内と連通している間隔保持部152内を通過している。
また、図22及び図23に示すように、筐体フレーム80においてトンネル部材150よりも前方上部には、各第1の供給チューブ48を中継器22に向けて引き回すための開口160が設けられている。この開口160は、キャリッジ23が移動する際の第2の供給チューブ102の追従変形が許容される領域よりも前方に位置している。こうした開口160には、各第1の供給チューブ48を保護するための保護部材170が嵌入されている。
そして、図23及び図24に示すように、この保護部材170内を各第1の供給チューブ48及び統合ケーブル52が挿通している。このように保護部材170内(すなわち、開口160)を通過した各第1の供給チューブ48及び統合ケーブル52は、走査方向Xに沿って配置されている。
また、図24に示すように、走査方向Xにおいて中継器22よりも内側(図23では右側)には、各第1の供給チューブ48を上方に湾曲させるための湾曲補助部材180が設けられている。この湾曲補助部材180には、各第1の供給チューブ48が、上下方向に延びる軸線を中心に螺旋状をなすように巻き付けられている。そして、湾曲補助部材180によって上方に導かれた各第1の供給チューブ48が、中継器22に接続されている。
以上、上記実施形態によれば、第1の実施形態における(1)〜(3)と同等の効果に加え、以下に示す効果をさらに得ることができる。
(9)記録装置11をメンテナンスする際に、第1の液体収容ユニット40に収納されている液体収容体30と中継器22との第1の供給チューブ48を介した接続を維持した上でカバー部材82を筐体フレーム80から取り外すことがある。この場合、メンテナンスの終了時には、筐体フレーム80にカバー部材82を再び取り付けることとなる。本実施形態では、第1の液体収容ユニット40のケース41から出て筐体フレーム80に向かう各第1の供給チューブ48は、トンネル部材150によって上方及び側方が覆われている。そのため、カバー部材82の筐体フレーム80への組み付け時におけるカバー部材82と各第1の供給チューブ48との干渉をトンネル部材150によって抑制することができる。すなわち、各第1の供給チューブ48の破損を生じにくくさせることができる。
なお、上記各実施形態は以下のように変更してもよい。
・上記第1の実施形態では、第1の液体収容ユニット40内において最も前に位置する液体収容体30に接続される第1の供給チューブ48は、第1の液体収容ユニット40を筐体21から離す際にケース41から大幅に引き出されるように一回りされてからケース41外に出されている。しかし、記録装置11のメンテナンス時において第1の液体収容ユニット40を筐体21から大きく離すことできる場合には、第1の液体収容ユニット40のケース41内で、最も前に位置する液体収容体30に接続される第1の供給チューブ48を一回りさせなくてもよい。
・上記各実施形態において、第1の液体収容ユニット40を筐体21から離間させる際に、筐体21内から各第1の供給チューブ48が引き出されるのであれば、第1の液体収容ユニット40のケース41内では、各第1の供給チューブ48を湾曲した状態で拘束しなくてもよい。
・上記各実施形態において、第1の液体収容ユニット40の側壁形成部材44に設けられている貫通孔47をカバー部材82の側壁部82Bの貫通孔87よりも拡張させることにより、第1の液体収容ユニット40の筐体21に対する相対的な変位量を大きくすることができるのであれば、貫通孔47を任意の方向に拡張させてもよい。例えば、貫通孔47を、カバー部材82の側壁部82Bの貫通孔87よりも前方に拡張してもよいし、上方及び下方の少なくとも一方に拡張してもよい。
・上記各実施形態において、カバー部材82の側壁部82Bの貫通孔87は、第1の液体収容ユニット40から延びている各第1の供給チューブ48を筐体21内に導くことができるのであれば、側壁部82Bの前後方向における中央などのように、側壁部82Bの前部以外の任意の位置に設けてもよい。
・上記各実施形態において、カバー部材82の側壁部82Bの貫通孔87を、第1の液体収容ユニット40の側壁形成部材44に設けられている貫通孔47よりも拡張させてもよい。記録ユニット20の重量よりも第1の液体収容ユニット40の重量のほうが重いときには、記録ユニット20を変位させることがある。この場合、貫通孔87が拡張されているため、各第1の供給チューブ48が貫通孔87の周縁に引っかかりにくい。そのため、記録ユニット20を第1の液体収容ユニット40に対して相対的に変位させることができる。
・上記各実施形態において、第2の液体収容ユニット60の側壁形成部材64に設けられている貫通孔67を、筐体21において第2の液体収容ユニット60に対向する側壁に設けられている貫通孔97よりも拡張させるようにしてもよい。このように構成すると、第2の液体収容ユニット60に収納されている液体収容体30と中継器22との第1の供給チューブ68を介した接続を維持した上で第2の液体収容ユニット60を筐体21に対して相対的に変位させる際にその変位量を大きくすることができる。その結果、第2の液体収容ユニット60を筐体21から取り外した上でのメンテナンスを行いやすくすることができる。
・上記各実施形態において、筐体21内では、中継器22を、走査方向Xにおいて第2の液体収容ユニット60に近い側の端部以外の任意の位置に配置してもよい。例えば、中継器22は、走査方向Xにおける中央に配置してもよいし、同中央よりも第1の液体収容ユニット40に近い側に配置してもよい。
・上記第1の実施形態において、第1及び第2の各仕切部材106,107のうち少なくとも一方は、金属以外の他の材料で構成したものであってもよい。この場合であっても、上記(5),(6)と同等の効果を得ることができる。
・上記第1の実施形態において、第1の液体収容ユニット40から筐体21内に導かれた統合ケーブル52は、各第1の供給チューブ48と各第2の供給チューブ102との間に配置しなくてもよい。例えば、統合ケーブル52を、各第1の供給チューブ48よりも下方、すなわち空間形成部材105よりも下方に配置してもよい。この場合であっても、上記第1の実施形態の場合と同様に、キャリッジ23の移動に伴って変形する各第2の供給チューブ102と統合ケーブル52との干渉を抑制することができる。
・上記第1の実施形態において、仕切部材103とは別の仕切部材を、各第1の供給チューブ48よりも下方に設けてもよい。この場合、該別の仕切部材よりも下方の領域に統合ケーブル52を設け、別の仕切部材よりも上方の領域に、各第1の供給チューブ48及び各第2の供給チューブ102を設けるようにしてもよい。
・上記第1の実施形態において、仕切部材103とは別の仕切部材を、各第2の供給チューブ102よりも上方に設けてもよい。この場合、該別の仕切部材よりも上方の領域に統合ケーブル52を設け、別の仕切部材よりも下方の領域に、各第1の供給チューブ48及び各第2の供給チューブ102を設けるようにしてもよい。
・上記第1の実施形態において、第1の仕切部材106を挟んで各第2の供給チューブ102の位置する領域とは反対側に位置する電線は、統合ケーブル52以外の電線であってもよい。例えば、当該電線としては、筐体21内に設けられる各種センサーに接続される電線であってもよいし、筐体21内に設けられている各種のアクチュエーター(吸引ポンプの駆動源など)に接続されている電線であってもよい。
・上記第1の実施形態では、図15に示すように、各第2の供給チューブ102は、後方に向けて湾曲されてから記録ヘッド24に接続されている。しかし、記録ヘッド24が、各第2の供給チューブ102と中継器22との接続部分よりも上方に位置している場合、各第2の供給チューブ102を上方に湾曲させてから記録ヘッド24に接続させるようにしてもよい。
・上記第1の実施形態において、各第1の供給チューブ48を、仕切部材103よりも上方の領域に配置し、各第2の供給チューブ102を仕切部材103よりも下方の領域に位置するようにしてもよい。
・上記第1の実施形態において、中継器22から記録ヘッド24までの間で、各第2の供給チューブ102を筐体フレーム80に支持させるための拘束部材を設けなくてもよい。この場合、各第2の供給チューブ102全体が、キャリッジ23の走査方向Xへの移動に伴って追従変形する部分に相当することとなる。
・上記各実施形態において、中継器22を設けなくてもよい。この場合、液体収容体30に接続されている第1の供給チューブ48,68は、記録ヘッド24に直接接続されることとなる。そして、この場合、第1の供給チューブ48は、筐体21内では以下のように引き回されることとなる。
すなわち、図25に示すように、第1の供給チューブ48は、走査方向Xに沿うように配置されている仕切部材103よりも下方の領域を、第1の液体収容ユニット40側から第2の液体収容ユニット60側に向けて延び、仕切部材103の第2の液体収容ユニット60側の端部103Aから上方に湾曲される。そして、この第1の供給チューブ48は、仕切部材103よりも上方の領域で第1の液体収容ユニット40側に引き戻され、記録ヘッド24に接続されている。
この場合、キャリッジ23が走査方向Xに移動される際に第1の供給チューブ48においてキャリッジ23の移動に追従変形する部分と第1の供給チューブ48の他の部分との干渉が、仕切部材103によって抑制される。すなわち、第1の液体収容ユニット40内に設けられている液体収容体30内のインクを記録ヘッド24に供給するための第1の供給チューブ48を筐体21内で好適に引き回すことにより、キャリッジ23が移動するときには第1の供給チューブ48の一部を適切に変形させることができる。
・上記各実施形態において、記録装置は、用紙Pの幅方向に沿って複数の記録ヘッド24を配置したり、用紙Pの幅方向に長い長尺状の記録ヘッドを用いたりするいわゆるフルライン方式の記録装置であってもよい。
・上記各実施形態において、第1の液体収容ユニット40は、その内部に3つ以外の任意数(例えば、1つや4つ)の液体収容体30が収納することのできる構成であってもよい。
・上記各実施形態において、ケース41内に収容される液体収容体30は、補充式の液体収容体であってもよい。
・上記第1の実施形態において、液体収容体30は、筐体21に取り付けられているケース41,61内に収納されていないものであってもよい。この場合、液体収容体30は、パック状ではなく、箱状のものであってもよい。
・上記各実施形態において、被記録媒体は、用紙Pだけでなく、布やプラスチックフィルムなどであってもよい。
・上記各実施形態において、記録装置は、インク以外の他の液体を噴射したり吐出したりして記録を行う液体噴射装置であってもよい。例えば、記録装置は、液晶ディスプレイ、EL(エレクトロルミネッセンス)ディスプレイ及び面発光ディスプレイの製造などに用いられる電極材や色材(画素材料)などの材料を分散または溶解のかたちで含む液状体を噴射して記録を行う液状体噴射装置であってもよい。また、記録装置は、ゲル(例えば物理ゲル)などの流状体を噴射する流状体噴射装置であってもよい。
11…記録装置、21…筐体、22…中継器、23…キャリッジ、24…記録ヘッド、30…液体収容体、40…第1の液体収容ユニット(液体収容ユニットの一例)、41…ケース、44…側壁形成部材(ケースの側壁の一例)、47…貫通孔(第2の貫通孔の一例)、48…第1の供給チューブ(供給チューブの一例)、52…統合ケーブル、61…他のケースの一例であるケース、68…第1の供給チューブ(別の供給チューブ)、69…拘束具、82B…カバー部材の側壁部(筐体の側壁の一例)、87…貫通孔(第1の貫通孔の一例)、102…第2の供給チューブ(他の供給チューブの一例)、103…仕切部材、106…第1の仕切部材、107…第2の仕切部材、P…被記録媒体の一例である用紙。

Claims (4)

  1. 筐体と、
    前記筐体内に設けられ、媒体に液体を噴射して記録を行う記録ヘッドと、
    前記筐体の外部に設けられ、同筐体の側壁に取り外し可能な状態で取り付けられるケースと、
    前記ケースに収納されている液体収容体内の液体を前記記録ヘッドに供給する供給チューブと、を備え、
    前記筐体の前記側壁には前記供給チューブが通過する第1の貫通孔が設けられ、前記ケースにおいて前記筐体の前記側壁と対向する側壁には前記供給チューブが通過する第2の貫通孔が設けられている記録装置において、
    前記第1の貫通孔及び第2の貫通孔の一方は、前記第1の貫通孔及び第2の貫通孔の他方よりも拡張されている
    ことを特徴とする記録装置。
  2. 前記第1の貫通孔は、前記筐体の前記側壁に沿う一方向において同側壁の中心よりも一方側に位置しており、
    前記第2の貫通孔は、前記第1の貫通孔よりも、前記一方向における前記筐体の前記側壁の中心に向けて拡張されている
    請求項1に記載の記録装置。
  3. 前記ケース内には、前記供給チューブを湾曲した状態で拘束する拘束具が設けられている
    請求項1又は請求項2に記載の記録装置。
  4. 前記筐体内に配置され、前記供給チューブが接続される中継器と、
    前記中継器と前記記録ヘッドとを接続する他の供給チューブと、を備える
    請求項1〜請求項3のうち何れか一項に記載の記録装置。
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