JP6217311B2 - 記録装置 - Google Patents

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本発明は、被記録媒体に記録を行う記録装置に関し、特に所定方向に往復動するキャリッジを備えた記録装置に関する。
記録装置や液体噴射装置の一例であるインクジェットプリンターは、記録ヘッドを搭載したキャリッジが主走査方向に往復動しつつ記録ヘッドから被記録媒体の一例である記録用紙にインクを吐出して記録を実行するように構成されている。
ここで、キャリッジには、インクを収容するインク収容部(以下では適宜「インクカートリッジ」と言う)を搭載するものと、インクカートリッジを搭載しないものとがある。
キャリッジにインクカートリッジを搭載するものは、キャリッジはインクカートリッジを搭載した状態で所定方向に往復動し、キャリッジ内部で、インクカートリッジから記録ヘッドへとインクが供給される。インクカートリッジを搭載しないものは、インクカートリッジがキャリッジから独立して設けられ、インクカートリッジとキャリッジ(記録ヘッド)とは、インク供給用のインクチューブによって連通される(例えば、特許文献1)。
特開2003−211691号公報
特許文献1記載のインクジェットプリンターは、キャリッジとメインタンクとをチューブで接続する。チューブはフレキシブルであり、キャリッジの移動に伴って変形する。ここで、キャリッジとメインタンクとの間でチューブを折り返すに際して、チューブは(装置正面から見たときに)キャリッジの右側面から右側に延出し、そして折り返して(反転して)左側のメインタンクへと延びる。従って、キャリッジが移動領域の右端に位置する際にチューブの折り返し領域を大きく確保する必要があり、そのため装置の大型化を余儀なくされる。
そこで本発明はこの様な状況に鑑みなされたものであり、その目的は、記録ヘッドにインクを供給する為のチューブを折り返す構成において装置の大型化を抑制することにある。
上記課題を解決する為の、本発明の第1の態様に係る記録装置は、被記録媒体に対して液体を吐出する記録ヘッドを備えるとともに所定の移動方向に移動可能なキャリッジと、装置高さ方向において前記キャリッジより高い位置に設けられた、前記液体を収容する液体収容部と、前記液体収容部から送られる前記液体を前記記録ヘッドへと導く、可撓性を有するチューブと、を備え、前記チューブは、前記液体収容部から、前記キャリッジの移動方向に沿った方向である第1方向に延び、前記第1方向に対し反対方向である第2方向に折り返して前記キャリッジに接続され、前記キャリッジにおける前記チューブの接続位置は、前記キャリッジにおいて前記第2方向寄りであることを特徴とする。
本態様によれば、前記キャリッジにおける前記チューブの接続位置は、前記キャリッジにおいて前記第2方向寄りであり、チューブはこの接続位置から第1方向に延び、折り返して第2方向に延びる構成となるので、前記キャリッジが前記第1方向の端部に位置する際に、前記チューブの折り返しに必要な領域を前記キャリッジの上方に確保することができる。その結果、装置の大型化を抑制することができる。
本発明の第2の態様は、第1の態様において、前記キャリッジと前記液体収容部とは、装置奥行き方向において少なくとも一部が重なる様に構成されるとともに、前記チューブにおける前記キャリッジと前記液体収容部との間の折り返し区間は、装置高さ方向において前記液体収容部の少なくとも一部と重なることを特徴とする。
本態様によれば、前記キャリッジと前記液体収容部とは、装置奥行き方向において少なくとも一部が重なる様に構成されるので、前記液体収容部から延出した前記チューブを、そのまま下側に折り返して前記キャリッジに接続することができ、前記チューブを無理なく自然な姿勢で配置することができる。また、前記チューブにおける前記キャリッジと前記液体収容部との間の折り返し区間は、装置高さ方向において前記液体収容部の少なくとも一部と重なるので、装置の高さ方向寸法を抑制できる。
本発明の第3の態様は、第2の態様において、前記キャリッジと前記液体収容部とは、装置高さ方向において少なくとも一部が重なる様に構成されることを特徴とする。
本態様によれば、前記キャリッジと前記液体収容部とは、装置高さ方向において少なくとも一部が重なる様に構成されるので、装置の高さ方向寸法を抑制できる。
本発明の第4の態様は、第1から第3の態様のいずれかにおいて、前記キャリッジにおける前記チューブの接続位置は、被記録媒体の搬送方向において上流側寄りであることを特徴とする。
本態様によれば、前記キャリッジにおける前記チューブの接続位置は、被記録媒体の搬送方向において上流側寄りであるので、被記録媒体の搬送方向下流側から搬送経路にアクセスする際、例えば紙詰まりの際に詰まった紙を除去する際に、前記チューブが邪魔にならず、或いはその作業性が容易となる。
本発明の第5の態様は、第1から第4の態様のいずれかにおいて、前記キャリッジに接続され、前記記録ヘッドに記録実行のためのデータ信号を送る、可撓性を有するデータ線を備え、前記データ線が、前記チューブに隣接して配線されることを特徴とする。
本態様によれば、前記データ線が前記チューブに隣接して配線されるので、前記キャリッジが前記一方側端部に対し反対側の端部に位置する際に、前記データ線の折り返しに必要な領域を前記キャリッジの上方に確保することができる。その結果、装置の大型化を抑制することができる。
本発明の第6の態様は、第1から第5の態様のいずれかにおいて、前記キャリッジにおける前記移動方向両側の側壁は、前記チューブの接続位置から遠い側壁の少なくとも一部が、前記チューブの接続位置に近い側壁より高さが低いことを特徴とする。
本態様によれば、前記キャリッジにおける前記移動方向両側の側壁は、前記チューブの接続位置から遠い側壁の少なくとも一部が、前記チューブの接続位置に近い側壁より高さが低いので、前記チューブを低い位置から延出させることができ、これにより前記チューブの折り返し部分の曲率を小さくすることができる。その結果、前記チューブに無理な応力が生じず、また前記キャリッジが前記チューブから受ける反力を小さくすることができる。
本発明に係るプリンターを前方側から見た外観斜視図。 本発明に係るプリンターの用紙搬送経路を示す側断面図。 本発明に係るプリンターの装置本体の正面図。 本発明に係るプリンターの装置本体の正面図。 キャリッジを前方側から見た斜視図。 前方側のカバーを開いた状態の装置内部の斜視図。 キャリッジの平面図。
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明するが、本発明は、以下説明する実施形態に限定されることなく、特許請求の範囲に記載した発明の範囲内で種々の変形が可能であり、それらも本発明の範囲内に含まれるものであることを前提として、以下本発明の一実施形態を説明するものとする。
図1は本発明に係る「記録装置」の一実施形態であるインクジェットプリンター(以下「プリンター」と言う)1の外観斜視図、図2はプリンター1の側断面図、図3及び図4はプリンター1の装置本体の正面図、図5はキャリッジ26を前方側から見た斜視図、図6は前方側のカバー42を開いた状態の装置内部の斜視図、図7はキャリッジ26の平面図である。
尚、各図に示すx−y−z直交座標系は、x方向及びy方向が水平方向であり、このうちx方向は用紙幅方向であり、またキャリッジ26の移動方向(主走査方向)であり、また装置左右方向でもある。またy方向は用紙搬送方向であり、また装置奥行き方向でもある。更に、z方向は重力方向であり、装置高さ方向でもある。
以下、主として図1及び図2を参照しつつプリンター1の全体構成について概説する。プリンター1は、被記録媒体の一例としての記録用紙Pにインクジェット記録を行う記録部2と、その上部に設けられるスキャナーユニット3とを備えて成る。
記録部2には、複数枚の記録用紙Pを収容する用紙カセット4が着脱可能に設けられ、この用紙カセット4から、記録用紙Pを1枚ずつ給送する。
記録部2の前面にはカバー42が開閉可能に設けられており、カバー42を開くことにより装置内部にアクセス可能となり、これにより、紙ジャムが生じた際のジャム処理作業(用紙の取り除き作業)等を行える様になっている(図6参照)。又、カバー42を開くことにより、カートリッジ装着部37が露呈し、液体収容部としてのインクカートリッジ38a、38b、38c、38dの交換作業が行える様になっている。
以下、記録部2における用紙搬送経路について説明する。記録部2の下部には、不図示のモーターによって回転駆動される第1給送ローラー10と第2給送ローラー12とが設けられており、用紙カセット4が装着された状態において、当該用紙カセット4の先端(図1及び図2において左側)の上方に、第1給送ローラー10と第2給送ローラー12とが位置する様に構成されている。
用紙カセット4の底部には、揺動軸6aを中心に揺動することにより、収容された記録用紙Pを押し上げるホッパー6が設けられており、このホッパー6が記録用紙Pを押し上げることで、収容された記録用紙Pのうち最上位のものが第1給送ローラー10に接触できる様になっている。従ってこの状態で第1給送ローラー10が回転(正転)することにより、用紙カセット4から記録用紙Pが送り出される。
尚、図1において破線は、用紙カセット4から送り出される記録用紙Pの通過軌跡を示している。
用紙カセット4において用紙送り出し方向の端部には、分離ローラー8が設けられており、用紙カセット4が装着されると、分離ローラー8が第2給送ローラー12と接触する。これにより、第1給送ローラー10によって送り出された記録用紙Pは、分離ローラー8と第2給送ローラー12との間でニップされ、分離される。
第2給送ローラー12の下流側には、記録用紙Pを搬送する搬送ローラーとしての第1中間ローラー14と、第2中間ローラー16とが設けられており、用紙カセット4から送り出された記録用紙Pは、第1中間ローラー14及び第2中間ローラー16から搬送力を受けて、下流側へ搬送される。
尚、符号17a、17bは、第1中間ローラー14との間で記録用紙Pをニップして従動回転する従動ローラーであり、符号17c、17dは、第2中間ローラー16との間で記録用紙Pをニップして従動回転する従動ローラーである。
第2中間ローラー16の下流側には、回転駆動される搬送駆動ローラー18と、当該搬送駆動ローラー18に対向配置される、従動回転可能な搬送従動ローラー19と、が設けられており、これらローラーにより、記録用紙Pが記録領域に送られる。
搬送駆動ローラー18の下流側には、記録用紙Pにインクを吐出する記録ヘッド25と、記録用紙Pを支持する支持部材21とが設けられている。記録ヘッド25は、用紙幅方向(主走査方向)に駆動されるキャリッジ26の底部に設けられている。
キャリッジ26は、主走査方向に延設された案内部材としてのキャリッジガイド軸24によって主走査方向に案内される。キャリッジガイド軸24はフレーム40によって支持されており、このフレーム40にはキャリッジガイド軸24のほか、キャリッジ26の動力源であるモーター(不図示)など種々の構成要素が組み付けられている。そしてキャリッジ26は、上記モーターから駆動力を受けて、主走査方向に移動する。
尚、フレーム40はキャリッジ26の移動領域両側に位置するサイドフレーム40b、40cと、その間に位置するセンターフレーム40aとを備えて構成されている。後述するカートリッジ装着部37は、サイドフレーム40cによって支持されている。また図2において符号46、47は、サイドフレーム40b、40cを接続する接続フレームであり、サイドフレーム40b、40cが接続フレーム46、47によって接続されることでフレーム40全体の剛性の向上が図られている。また符号48は、キャリッジ26の上部26aをフレーム40との間で挟み、キャリッジガイド軸24まわりのキャリッジ26の回動を止めることでキャリッジ26の姿勢を規定するガイドフレームである。
支持部材21と記録ヘッド26とが対向する領域(記録領域)の下流には、第1排出ローラー対22と第2排出ローラー対23とが設けられており、記録の行われた記録用紙Pは、これら排出ローラー対によって排紙受けトレイ5に向けて排出される。
続いて、図3以降を参照しつつキャリッジ26について詳説する。キャリッジ26は筐体27(図5)により全体が構成されており、筐体27の底部に記録ヘッド25が設けられている。ここで、プリンター1はキャリッジ26にインクカートリッジを搭載しない所謂オフキャリッジタイプであり、インクカートリッジ38a〜38dは装置筐体に設けられたカートリッジ装着部37に対し着脱可能に設けられている。そしてカートリッジ装着部37とキャリッジ26とに接続されるチューブ33を介して、液体としてのインクが各インクカートリッジから記録ヘッド25へと供給される。
カートリッジ装着部37は、図3及び図4に示す様にキャリッジ26に対し高さ方向で上方に位置するとともに、キャリッジ26の移動領域(符号Hにてその範囲を示す)における一方側端部寄り(本実施例では装置正面側から見て左寄り)に設けられている。尚、本実施例ではキャリッジ26の移動範囲Hにおいて図3及び図4の右端(装置正面から見て右端)がホームポジションであり、キャリッジ26は非印刷時には図3の位置にある。キャリッジ26の移動方向においてホームポジションから反対側に向かう方向(図3及び図4において右から左に向かう方向)が第2方向であり、その反対方向(図3及び図4において左から右に向かう方向)が第1方向となる。
図3〜図5において符号29は、キャリッジ26においてチューブ33が接続される接続部を示している。また符号31は、カートリッジ収容部37においてチューブ33が接続される接続部を示している。チューブ33は、カートリッジ収容部37側の接続部31と、キャリッジ26に設けられた接続部29との間で取り回しされる。チューブ33は、インクカートリッジの数(本実施形態では4つ)と同数本設けられ、複数本のチューブ33が並列状態で取り回される。複数本のチューブ33は、適宜の位置に設けられたクランプ34によって束ねられる。
より詳しくは、接続部31はカートリッジ装着部37に対し右側(ホームポジション側)に設けられており、この接続部31に接続されたチューブ33は、接続部31から第1方向(図3及び図4の右方向)に延びる。フレーム40の上部にはフレーム41が設けられており、このフレーム41は逆L字状に形成されていて、接続部31に接続されたチューブ33は、フレーム41の下面に沿って第1方向へと延びる。そして、折り返し部33aを形成するように第2方向に折り返して(湾曲反転して)、キャリッジ26へと入り、キャリッジ26の接続部29に接続される。
尚、符号36は、キャリッジ26に接続され、記録ヘッド25に記録実行のためのデータ信号を送る、可撓性を有するデータ線としてのフレキシブルフラットケーブル(以下「FFC)である。FFC36は、本実施形態ではチューブ33に隣接して配線され、チューブ33と同様な引き回し状態をとる。FFC36は、クランプ34によって複数本のチューブ33とともに束ねられる。
チューブ33とFFC36は可撓性を有しており、キャリッジ26の移動動作に追従する様に変形する。図4はキャリッジ26が移動範囲Hの左端(ホームポジションから最も遠い位置)にまで移動した際の状態を示しており、この状態ではキャリッジ26はカートリッジ装着部37の下側に位置し、チューブ33はキャリッジ26から折り返し部33aまでの長さが最も長い状態となる。
ここで、接続部29とチューブ33の、キャリッジ26での位置は、図7に示す通りである。図7において符号Caは、キャリッジ26のy方向での占有領域であり、符号A1は、占有領域Caの中心位置である。また、符号Cbは、キャリッジ26のx方向での占有領域であり(但しこの占有領域Cbはキャリッジ動作とともに移動する)、符号A2は、占有領域Cbの中心位置である。
接続部29、即ちキャリッジ26におけるチューブ33の接続位置は、x方向において第2方向寄り(ホームポジションから遠い側)に設けられている。これにより、図3に示す様にキャリッジ26がホームポジションに位置する際に、チューブ33の折り返しに必要な領域(折り返し部33aの占有領域)
をキャリッジ26の上方に確保することができる。その結果、折り返し部33aの占有領域をホームポジション領域の更に右側に大きく確保する必要がなくなり、装置の大型化(x方向寸法)を抑制することができる。
また、チューブ33におけるキャリッジ26とカートリッジ収容部37との間の折り返し区間(折り返し部33a)は、装置高さ方向(z方向)においてカートリッジ収容部37の少なくとも一部と重なっている。これにより、装置の高さ方向寸法を抑制できる。
また、図2から明らかな様に、キャリッジ26とカートリッジ装着部37(インクカートリッジ38a〜38d)とは、装置奥行き方向(y方向)において少なくとも一部が重なる様に構成されるので、カートリッジ装着部37からから延出したチューブ33を、そのまま下側に折り返してキャリッジ26に接続することができ、チューブ33を無理なく自然な姿勢で配置することができる。
加えて、キャリッジ26とカートリッジ装着部37(インクカートリッジ38a〜38d)とは、装置高さ方向(z方向)において少なくとも一部が重なる様に構成されているので、装置の高さ方向寸法を抑制できる。
また、接続部29の位置は、図7から明かな様にy方向即ち用紙搬送方向において上流側寄りに設けられている。従って用紙搬送方向下流側から搬送経路にアクセスする際、例えば紙詰まりの際に詰まった紙を除去する際に、チューブ33が邪魔にならず、或いはその作業性が容易となる。
より詳しくは、装置前面のカバー42(図1)を開放すると、図6に示す様にアクセス口44が露呈し、このアクセス口44によって支持部材21(図2)周辺の用紙搬送駅路が露呈し、詰まった用紙を取り除くことができる。アクセス口44は、内部カバー43により画設され、チューブ33はこの内部カバー43の奥方に位置している。
上記の通り、接続部29の位置は、y方向即ち用紙搬送方向において上流側寄りに設けられているので、内部カバー43を、より奥方(上流側)に配置することができ、アクセス口44をより広く確保できる。その結果、詰まった紙を除去する際の作業性が向上する。
また、FFC36がチューブ33に隣接して配線されるので、図3に示す様にキャリッジ26がホームポジションに位置する際に、FFC36の折り返しに必要な領域をキャリッジ26の上方に確保することができる。その結果、装置の大型化(x方向寸法)を抑制することができる。
また本実施形態では、図5に示す様にキャリッジ26の筐体27における移動方向(x方向)両側の側壁は、チューブ33の接続部29から遠い側壁27bの一部(符号27cで示す段差部)が、接続部29に近い側壁27aより高さが低い。従ってチューブ33を段差部27cを介して低い位置から延出させることができ、これによりチューブ33の折り返し部分33aの曲率を小さくすることができる。その結果、チューブ33に無理な応力が生じず、またキャリッジ26がチューブ33から受ける反力を小さくすることができる。
以上説明した実施形態は一例であり、本発明が上記実施形態に限定されないことは言うまでもない。例えば、カートリッジ装着部37(インクカートリッジ38a〜38d)は本実施形態では装置正面からみて図3及び図4の左寄りの位置(キャリッジ26のホームポジションから遠い側)に設けられているが、中央部分に設けられていても良いし、右寄りの位置に設けられていても良い。また、チューブ33の折り返し方向が本実施形態とは逆方向であっても良い。その場合、接続部29は、キャリッジ26において図3及び図4の右寄りの位置となる。更に、カートリッジ装着部37(インクカートリッジ38a〜38d)は、本実施形態では記録部2の筐体内部に設けられているが、これに限られず、筐体外部に設けられていても良い。
1 インクジェットプリンター、2 装置本体、3 スキャナーユニット、4 用紙カセット、5 排紙受けトレイ、6 ホッパー、6a 揺動軸、8 分離ローラー、10 第1給送ローラー、12 第2給送ローラー、14 第1中間ローラー、16 第2中間ローラー、17a〜17d 従動ローラー、18 搬送駆動ローラー、19 搬送従動ローラー、21 支持部材、22 第1排出ローラー対、23 第2排出ローラー対、24 キャリッジガイド軸、25 記録ヘッド、26 キャリッジ、27 筐体、27a 左側壁、27b 右側壁、27c 切欠部、29 接続部、31 接続部、33 インクチューブ、33a 折り返し部、34 クランプ、36 フレキシブルフラットケーブル、37 カートリッジ装着部、38a〜38d インクカートリッジ、40 フレーム、41 フレーム、42 カバー、43 内部カバー、44 アクセス口、P 記録用紙

Claims (9)

  1. 被記録媒体に対して液体を吐出する記録ヘッドを備えるとともに所定の移動方向に移動可能なキャリッジと、
    装置高さ方向において前記キャリッジより高い位置に設けられた、前記液体を収容する
    液体収容部と、
    前記液体収容部から送られる前記液体を前記記録ヘッドへと導く、可撓性を有するチューブと、を備え、
    前記チューブは、前記液体収容部から、前記キャリッジの移動方向に沿った方向である第1方向に延び、前記第1方向に対し反対方向である第2方向に折り返して前記キャリッジに接続され、
    前記キャリッジにおける前記チューブの接続位置は、前記キャリッジにおいて前記第2方向寄りであり、
    前記キャリッジと前記液体収容部とは、装置奥行き方向において少なくとも一部が重なる様に構成されるとともに、装置高さ方向において少なくとも一部が重なる様に構成される、
    ことを特徴とする記録装置。
  2. 請求項1に記載の記録装置において、前記チューブにおける前記キャリッジと前記液体収容部との間の折り返し区間は、装置高さ方向において前記液体収容部の少なくとも一部と重なる、
    ことを特徴とする記録装置。
  3. 請求項1または請求項2に記載の記録装置において、前記キャリッジにおける前記チューブの接続位置は、被記録媒体の搬送方向において上流側寄りである、
    ことを特徴とする記録装置。
  4. 請求項1から請求項のいずれか一項に記載の記録装置において、前記キャリッジに接続され、前記記録ヘッドに記録実行のためのデータ信号を送る、可撓性を有するデータ線を備え、
    前記データ線が、前記チューブに隣接して配線される、
    ことを特徴とする記録装置。
  5. 被記録媒体に対して液体を吐出する記録ヘッドを備えるとともに所定の移動方向に移動可能なキャリッジと、
    装置高さ方向において前記キャリッジより高い位置に設けられた、前記液体を収容する
    液体収容部と、
    前記液体収容部から送られる前記液体を前記記録ヘッドへと導く、可撓性を有するチューブと、を備え、
    前記チューブは、前記液体収容部から、前記キャリッジの移動方向に沿った方向である第1方向に延び、前記第1方向に対し反対方向である第2方向に折り返して前記キャリッジに接続され、
    前記キャリッジにおける前記チューブの接続位置は、前記キャリッジにおいて前記第2方向寄りであり、
    前記キャリッジにおける前記移動方向両側の側壁は、前記チューブの接続位置から遠い側壁の少なくとも一部が、前記チューブの接続位置に近い側壁より高さが低い、
    ことを特徴とする記録装置。
  6. 請求項5に記載の記録装置において、前記キャリッジと前記液体収容部とは、装置奥行き方向において少なくとも一部が重なる様に構成されるとともに、
    前記チューブにおける前記キャリッジと前記液体収容部との間の折り返し区間は、装置高さ方向において前記液体収容部の少なくとも一部と重なる、
    ことを特徴とする記録装置。
  7. 請求項6に記載の記録装置において、前記キャリッジと前記液体収容部とは、装置高さ方向において少なくとも一部が重なる様に構成される、
    ことを特徴とする記録装置。
  8. 請求項5から請求項7のいずれか一項に記載の記録装置において、前記キャリッジにおける前記チューブの接続位置は、被記録媒体の搬送方向において上流側寄りである、
    ことを特徴とする記録装置。
  9. 請求項5から請求項8のいずれか一項に記載の記録装置において、前記キャリッジに接続され、前記記録ヘッドに記録実行のためのデータ信号を送る、可撓性を有するデータ線を備え、
    前記データ線が、前記チューブに隣接して配線される、
    ことを特徴とする記録装置。
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