JPWO2015041267A1 - アンチコンタミネーショントラップおよび真空応用装置 - Google Patents

アンチコンタミネーショントラップおよび真空応用装置 Download PDF

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Abstract

従来構造では2重の冷却タンクの間を真空断熱し、内側容器に接続した高熱伝導率材を通して冷却部を冷却していた。このような構造では、高熱伝導率材や冷却部への浸入熱に因る影響もあるが、例えば、冷媒に液体窒素を使用した場合で−120℃に到達するまで約30分かかっていた。時間をかけた場合でも−150℃前後までの到達温度であり、液体窒素温度の−196℃に遠く及ばなかった。そこで、本発明に係るアンチコンタミネーショントラップおよび真空応用装置にあっては、真空応用装置で装置内冷却部(5)を冷却する構造であって、冷却部(5)を冷却する冷媒(2)を入れる冷却タンク(1)と前記冷却タンク(1)から冷却部(5)近傍まで冷却パイプ(7)を有し、冷却部(5)先端まで冷媒(2)が供給されることを特徴とする。さらに、冷却パイプ内気泡(10)を逃すためのチューブ(8)を冷却部(5)まで挿入することを特徴とする。

Description

本発明は、荷電粒子線装置や凍結乾燥装置などの真空応用装置に関する。
電子顕微鏡や集束イオンビーム加工装置(FIB)などの荷電粒子線装置や凍結乾燥装置などにおいて、試料を凍結し冷却しながら、加工および観察することは、水分を含む試料や電子線照射によるダメージを受け易い材料等の加工と観察を可能にし、生体材料や有機物材料などの分野において、広く利用されている手法となっている。
上記手法では試料が極低温下にあるため、真空装置内のカーボンなどが試料に吸着されてしまい、汚れるというコンタミネーションの問題がある。そのため真空装置内に試料より温度の低い冷却部を設けて試料のコンタミネーションを防ぐことが必須となっている。
背景技術の1つに特開2010−257617号公報(特許文献1)がある。例えば要約には「[課題]本発明の目的は、冷却しながらの荷電粒子による加工もしくは観察を効率的に行うことに関する。特に、熱ダメージの影響が懸念されるような材料を冷却した状態で加工観察することに関する。また、荷電粒子を用いた試料加工法による影響を冷却により効果的に軽減することに関する。[解決手段]本発明は、イオンビーム照射により試料から摘出された試料片を固定できる試料台と、該試料台を所望方向に回転させる回転機構と、を備え、イオンビーム装置と透過電子線顕微鏡装置に装着可能であり、前記試料台と冷却源とを熱的に接続する可動な熱伝達物と、前記試料台と該熱伝達物質を熱的に外界から隔離する隔離物質を有する試料ホールダに関する。本発明により、効率的に冷却しながら荷電粒子線による加工や観察を行うことが可能となる。」と記載されている。
また、他の背景技術の1つに特開2000−277045号公報(特許文献2)がある。例えば要約には「[課題]従来のクライオステージでは、冷却源である液体窒素容器と試料を熱伝導体で接続し、なおかつ、熱損失を防ぐためにその経路は熱絶縁しなければならないため、通常のステージよりも構造が複雑になり、さらに液体窒素容器があるため大型化してしまう。また、アンチコンタミネーショントラップを装備した走査電子顕微鏡でクライオステージを使用する場合、それぞれ別々に液体窒素を使用するために、装置を使用する者に余計な負担をかけることになる。[解決手段]アンチコンタミネーショントラップを装備した走査電子顕微鏡において、試料台、またはその試料台を試料ステージに固定する試料ホルダー、または試料ステージのいずれかの一部分をアンチコンタミネーショントラップの冷却部材に接触させることにより、試料の冷却を行う。」と記載されている。
また、他の背景技術の1つに特開2007−53048号公報(特許文献3)がある。例えば要約には「[課題]本発明は上記状況に鑑み、試料を迅速に冷却することができ、熱ドリフトを軽減して加工精度を向上させることが可能な集束荷電粒子ビームを用いた加工装置の提供。[解決手段]集束荷電粒子ビームにより観察・加工される試料を微小化し、微小試料のみを局所的に冷却する。あるいは、熱ドリフトを緩和可能な構造を有する試料載置部を使用する。」と記載されている。
特開2010−257617号公報 特開2000−277045号公報 特開2007−53048号公報
本願発明者が、アンチコンタミネーショントラップの冷却温度を冷媒温度まで近づけることについて鋭意検討した結果、次の知見を得るに至った。
従来構造では2重の冷却タンクの間を真空断熱し、内側容器に接続した高熱伝導率材を通して冷却部を冷却していた。
上記の構造では、高熱伝導率材や冷却部への浸入熱に因る影響もあるが、例えば、冷媒に液体窒素を使用した場合で−120℃に到達するまで約30分かかっていた。時間をかけた場合でも−150℃前後までの到達温度であり、液体窒素温度の−196℃に遠く及ばなかった。
試料を凍結し冷却することができる冷却ホルダ等の冷却機構を使用し、試料を冷却して観察した場合、アンチコンタミネーショントラップ先端が−150℃前後では、冷却した試料とアンチコンタミネーショントラップ先端との温度差が小さいため、試料表面に霜が付着してしまい、試料観察の妨げになることがある。
上記課題を解決するために、例えば特許請求の範囲に記載の構成を採用する。
本願は上記課題を解決する手段を複数含んでいるが、その一例を挙げるならば「真空応用装置で装置内冷却部を冷却する構造であって、冷却部を冷却する冷媒を入れる冷却タンクと前記容器から冷却部近傍まで冷却パイプを有し、冷却部先端まで冷媒が供給されること」を特徴とする。
本明細書は本願の優先権の基礎である日本国特許出願2013−194807号、及びそれを基礎とする日本国特許出願2014−026042号の明細書および/または図面に記載される内容を包含する。
本発明によれば、真空応用装置において冷媒(液体窒素・ドライアイス・液体ヘリウム等)を使った装置内冷却部を急速に冷却しかつ到達温度を冷媒温度に近づけることができる。
従来構造のアンチコンタミネーショントラップを示す説明図である。 パイプ化構造のアンチコンタミネーショントラップを示す説明図である。 冷却パイプ内で気化した窒素を排気するための具体例を示す説明図である。 冷却パイプ内で気化した窒素を排気するための具体例を示す説明図である。 冷却パイプ内で気化した窒素を排気するための具体例を示す説明図である。 従来構造のアンチコンタミネーショントラップの温度測定データである。 パイプ化構造のアンチコンタミネーショントラップの温度測定データである。 図3にかかるアンチコンタミネーショントラップを搭載した走査電子顕微鏡の構成図である。 図3にかかるアンチコンタミネーショントラップを搭載した走査電子顕微鏡の部分拡大図である。 冷却部の第一変形例を示す説明図である。 冷却部の第二変形例を示す説明図である。 冷却部の第三変形例を示す説明図である。
実施例では、真空応用装置の真空試料室の内部にその冷却部が配置されるアンチコンタミネーショントラップであって、冷却部の内部に冷媒を供給する導入管と、冷却部の内部の気化冷媒を排出する排出管と、を備えたものを開示する。
また、実施例では、アンチコンタミネーショントラップを備え、その真空試料室の内部にアンチコンタミネーショントラップの冷却部が配置されている真空応用装置であって、冷却部の内部に冷媒を供給する導入管と、冷却部の内部の気化冷媒を排出する排出管と、を備えたものを開示する。
また、実施例では、導入管の内部に排出管が挿入されていることを開示する。
また、実施例では、導入管の位置を調整する調整部を備えることを開示する。
また、実施例では、冷却部が、導入管より熱伝導率が高い材質で構成されていることを開示する。
また、実施例では、冷却部が、無酸素銅またはアルミニウムで構成されていることを開示する。
また、実施例では、冷却部が、半球状、中心部が窪んだU字形状、上下に板状部を有する形状、または下部に板状部を有する形状であることを開示する。
また、実施例では、冷媒が液体窒素であることを開示する。
また、実施例では、冷却タンクが、冷媒を保持する内側冷却タンクと、内側冷却タンクを熱シールド部を挟んで収容する外側冷却タンクとを備え、熱シールド部と真空試料室が空間的に繋がっている構造であることを開示する。
また、実施例では、真空応用装置が、アンチコンタミネーショントラップの冷媒と同一種の冷媒で試料を冷却する冷却ホルダを備えることを開示する。
また、実施例では、真空応用装置が、対物レンズの上磁極と外磁極との間に試料を配置する荷電粒子線装置であることを開示する。
また、実施例では、真空応用装置が、薄膜試料に電子ビームを透過させる透過電子顕微鏡であることを開示する。
また、実施例では、真空応用装置で装置内冷却部を冷却し試料のコンタミネーションを防ぐアンチコンタミネーショントラップであって、冷却部を冷却する冷媒を入れる冷却タンクから冷却部まで冷却パイプを有し、冷却タンクから冷却部の先端まで冷媒が供給されるものを開示する。
また、実施例では、冷却部、冷却パイプは無酸素銅やアルミニウムなどの高熱伝導率の材料を用いることを開示する。
また、実施例では、冷却パイプ内の気泡を逃すためのチューブを冷却タンクから冷却部まで挿入することを開示する。
また、実施例では、冷却パイプは、冷却タンクから冷却部に向けて低くなるように勾配がつけられていることを開示する。
また、冷却パイプは、冷却タンクから冷却部まで、上下方向に配置された2本の小径冷却パイプであることを開示する。
以下、図面を参照し、本発明の実施例について説明する。なお、図面はもっぱら発明の理解のために用いられるものであり、権利範囲を限縮するものではない。
図1は従来構造のアンチコンタミネーショントラップである。
従来構造のアンチコンタミネーショントラップは、冷媒2を入れる冷却タンク1と、真空チャンバー4と冷却タンク1を接続するためのフランジ3と、冷却タンク1に接続した無酸素銅棒6と、冷却部5で構成されている。冷却タンク1は2重壁の内部を真空にした構造となっている。冷却タンク1に冷媒2を入れると、冷却タンク1に接続された無酸素銅棒6を介して冷却部5が冷却される。
上記の構造では、無酸素銅棒6や冷却部5への浸入熱に因る影響もあるが、−120℃に到達するまで約30分かかっていた。時間をかけた場合でも−150℃前後までの到達温度であり、液体窒素温度の−196℃に遠く及ばなかった。
図2は上記の課題である熱損失と、冷却時間の短縮化を図るための構造例である。
この場合、アンチコンタミネーショントラップは、冷媒2を入れる冷却タンク1と、真空チャンバー4と冷却タンク1を接続するためのフランジ3と、冷却タンク1に接続した冷却パイプ7と、冷却部5で構成されている。冷却タンク1に冷媒2を入れると、冷却パイプ7まで冷媒2が充填され、冷却部5が冷却される。
しかし、冷媒2に例えば、液体窒素を使用した場合、冷却タンク1から冷却部5までの冷却パイプ7の径が細いと、冷却パイプ7先端部で気化した窒素が気泡となって抜けにくい状態になる。そのため、冷却パイプ7先端部まで液体窒素が届かないことにより、冷却部5の温度が上昇してしまう。
図3は気化した窒素が気泡となって抜けにくい状態を解決する方法の具体例である。
この場合、アンチコンタミネーショントラップは、冷媒2を入れる冷却タンク1と、真空チャンバー4と冷却タンク1を接続するためのフランジ3と、冷却タンク1に接続した冷却パイプ7と、冷却部5と、冷却パイプ7先端部で気化した窒素を排出する気化窒素逃がしチューブ8で構成されている。
気化窒素逃しチューブ8を冷却パイプ7先端部まで挿入することにより、冷却パイプ7の先端部で気化した窒素の気泡10が気化窒素逃しチューブ8を通って排出される。気化した窒素の気泡10が気化窒素逃しチューブ8を通って排出されることにより、冷却パイプ7先端部まで液体窒素が充填される。
本実施例により、冷却部5近傍まで液体窒素が導入されるため、冷却部5を約3分で−186℃まで冷却することができる。
図8は、図3にかかるアンチコンタミネーショントラップを搭載した走査電子顕微鏡の構成図である。
走査電子顕微鏡101は、電子ビーム103を照射する電子光学鏡筒107と、電子光学鏡筒107の各条件を調整する制御装置と、試料に対する電子ビーム103の照射によって試料より放出される2次電子を検出する2次電子検出器108と、試料を凍結し冷却することができる試料ホルダ109と、図3にかかるアンチコンタミネーショントラップ110などにより構成されている。なお、試料下方に試料を透過した電子を検出できる透過電子検出器を配置してもよい。走査電子光学鏡筒107の内部には、電子源102と、電子源102より放出される電子ビーム103を収束する第一コンデンサレンズ104および第二コンデンサレンズ105と、電子ビーム103を走査する偏向コイル106と、電子ビーム103の焦点を合わせる対物レンズが設けられている。対物レンズは、上磁極111と下磁極112により構成されている。また、電子光学鏡筒107の側面には、試料ステージ113が設けられ、対物レンズの上磁極111と下磁極112との間に、試料を保持した試料ホルダ109が配置されている。試料ホルダ109の先端部を所望方向に移動する試料ステージ113が設けられている電子光学鏡筒107の別の側面に、アンチコンタミネーショントラップ110が設けられている。アンチコンタミネーショントラップ110先端の冷却部119は、真空チャンバー116における対物レンズの上磁極111と下磁極112と間の試料近傍に位置している。
図9は、図3にかかるアンチコンタミネーショントラップを搭載した走査電子顕微鏡の部分拡大図である。
アンチコンタミネーショントラップ110は、冷却タンク(内側冷却タンク123、外側冷却タンク125)と、冷却タンクに冷媒114を入れるための冷却タンク注入口120と、真空チャンバー116と冷却タンクを接続するためのフランジ117と、冷却タンクに接続されている冷却パイプ121と、冷却パイプ121の位置を調整するための冷却パイプ調整部122と、冷却部119で構成されている。
冷却タンクは、冷媒を保持する内側冷却タンク123と、内側冷却タンク123を熱シールド部124を挟んで収容する外側冷却タンク125の2重構造となっている。熱シールド部124と真空チャンバー116は繋がった空間であり、真空チャンバーを真空排気すると熱シールド部124も真空状態にすることができる構造となっている。
冷却パイプ調整部122は、例えば、フランジ117の端部に複数のネジ穴が設けられ、そこに締結された複数のネジが、フランジ117内の冷却パイプ121をカラーを介して保持することで構成されている。複数のネジを調整することにより、冷却パイプ121の位置を調整することができる。内側冷却タンク123と冷却パイプ121は溶接されているため、溶接の歪みにより冷却パイプ121に位置ずれが生じることがあるが、冷却パイプ調整部122により上磁極111や下磁極112に干渉しない適切な位置に冷却部119を配置することができる。
冷却パイプ121はSUSなどで構成されているが、その先端にある冷却部119には無酸素銅やアルミニウムなどの高熱伝導材が使用されている。冷却部119は、半球状であり、その肉厚は一定である。冷却部119は冷却パイプ121に比べて表面積あたりの熱容量が小さくなっているため、冷媒114が供給されれば短時間で冷却される。
気化窒素逃がしチューブ126は冷却部119まで挿入されている。気化窒素逃がしチューブ126の材質が樹脂だと、冷却タンク注入口120から冷却部119まで挿入し易くてよいが、チューブを金属の配管にして冷却パイプ内に溶接してもよい。
気化窒素逃しチューブ126が冷却部119まで挿入されていることにより、冷却部119で気化した窒素の気泡128は気化窒素逃しチューブ126を通って排出される。これにより、冷却タンク注入口120から内側冷却タンク123内に冷媒114を供給すると、冷却パイプ121を通り、冷却部119まで冷媒114が充填され、冷却部119が冷却される。
本実施例では、高熱伝導材で構成されている冷却部119の内部に冷媒114が存在しているため、冷却部119は冷媒温度近くまで冷却される。試料を凍結し冷却することができる冷却ホルダ等が同じ冷媒を用いて冷却されている場合、本実施例の冷却部119は、その簡素な構造がゆえに、冷却ホルダ等より更に低温とすることができる。従って、冷却ホルダ等により冷却された試料と、アンチコンタミネーショントラップ110の温度差を大きくすることができ、試料表面への霜の付着を防止することができる。
特に、上磁極と下磁極との間に試料を配置するインレンズSEMや、薄膜試料に電子線を透過する透過電子顕微鏡において冷却ホルダ等により試料を冷却すると、試料体積が小さいために、試料温度が低くなり易いが、その場合であっても、アンチコンタミネーショントラップとの温度差が大きいため、試料表面への霜の付着を防止することができる。
図3の他に気化した窒素が気泡となって抜けにくい状態を解決する方法の具体例として図4に示す構造をとってもよい。
この場合、アンチコンタミネーショントラップは、冷媒2を入れる冷却タンク1と、真空チャンバー4と冷却タンク1を接続するためのフランジ3と、冷却タンク1に接続する勾配をつけた冷却パイプ7と、冷却部5で構成されている。
図3では気化窒素逃しチューブ8を冷却パイプ7先端部まで挿入することにより、冷却パイプ7先端部で気化した窒素の気泡10が気化窒素逃しチューブ8を通って排出されていた。本具体例では、図4に示すように冷却パイプ7に勾配をつける構造にすることにより、気化した窒素の気泡10が抜けやすくなる。そのため、冷却パイプ7先端部まで液体窒素が充填される。冷却部5近傍まで液体窒素が導入されるため、冷却部5を短時間でかつ冷媒温度に近い温度まで冷却することができる。
図3、4の他に気化した窒素が気泡10となって抜けにくい状態を解決する方法の具体例として図5に示す構造をとってもよい。
この場合、アンチコンタミネーショントラップは、冷媒2を入れる冷却タンク1と、真空チャンバー4と冷却タンク1を接続するためのフランジ3と、冷却タンク1に接続した小径冷却パイプ9と、冷却部5で構成されている。
図3、4の他に冷却パイプ7先端部で気化した窒素の気泡10を排出する構造として、図5に示すように小径冷却パイプ9を上下方向に配置することにより、液体窒素の圧力差を利用して小径冷却パイプ9内の気化した窒素の気泡10を上側のパイプから排出することができる。そのため、小径冷却パイプ9先端部まで液体窒素が充填される。冷却部5近傍まで液体窒素が導入されるため、冷却部5を短時間でかつ冷媒温度に近い温度まで冷却することができる。
図10は、冷却部の第一変形例を示す説明図である。冷却部119は、中心部が窪んだU字形状であり、傾斜可能な試料ホルダ109が冷却部119の窪んだ部分に配置されている。試料ホルダ109を傾斜させても冷却部119との距離の変動が少ないため、試料ホルダ109を傾斜させても試料表面への霜の付着を防止できる。
図11は、冷却部の第二変形例を示す説明図である。冷却部119は、上下に板状部を有する形状であり、板状部は電子ビーム103の照射領域まで伸びている。上下の板状部には、いずれも開口が形成されているため、電子ビームなどを遮ることはない。試料ホルダ109は、上下の板状部に挟まれるように配置される。試料ホルダ109の上下両面が冷却部119で覆われることになるため、試料表面全域への霜の付着を強力に防止できる。
図12は、冷却部の第三変形例を示す説明図である。冷却部119は、下部に板状部を有する形状であり、板状部は電子ビーム103の照射領域まで伸びている。下部の板状部には、開口が形成されているため、試料を透過した透過電子などを遮ることはない。試料ホルダ109は、板状部の上に配置される。霜が付着し易い電子ビームの照射面と反対側の面が冷却部で覆われることになるため、試料表面への霜の付着を効率的に防止できる。
図6は図1に示す従来構造の冷却部5先端の温度測定結果である。温度測定は、冷媒2に液体窒素を使用し、K熱電対を冷却部5先端に取付けて行った冷却部5先端の温度は約60分で−150℃まで到達している。この場合、冷却部5先端が低温で安定するまでは、冷媒から気泡が盛んに発生するバブリングによる振動などもあり、像観察できない。
図7は図3に示す構造の冷却部5先端の温度測定結果である。温度測定は、冷媒2に液体窒素を使用し、K熱電対を冷却部5先端に取付けて行った冷却部5先端の温度は約3分で−186℃まで到達しており、急速冷却が実現している。バブリングによる振動も素早く鎮静化し、直ぐに像観察することができる。
なお、本発明は上記した実施例に限定されるものではなく、様々な変形例が含まれる。例えば、上記した実施例は本発明を分かりやすく説明するために詳細に説明したものであり、必ずしも説明した全ての構成を備えるものに限定されるものではない。対物レンズが上磁極しかないアウトレンズSEMや、電子ビームを走査しないTEMなどでも本発明は実施することができる。
1 冷却タンク
2 冷媒
3 フランジ
4 真空チャンバー
5 冷却部
6 無酸素銅棒
7 冷却パイプ
8 気化窒素逃しチューブ
9 小径冷却パイプ
10 気泡
101 走査電子顕微鏡(SEM)
102 電子源
103 電子ビーム
104 第1コンデンサレンズ
105 第2コンデンサレンズ
106 偏向コイル
107 電子光学鏡筒
108 2次電子検出器
109 試料ホルダ
110 アンチコンタミネーショントラップ
111 上磁極
112 下磁極
113 試料ステージ
114 冷媒
115 冷却タンク
116 真空チャンバー
117 フランジ
119 冷却部
120 冷却タンク注入口
121 冷却パイプ
122 冷却パイプ調整部
123 内側冷却タンク
124 熱シールド部
125 外側冷却タンク
126 気化窒素逃しチューブ
128 気泡
本明細書で引用した全ての刊行物、特許および特許出願をそのまま参考として本明細書にとり入れるものとする。

Claims (24)

  1. 真空応用装置の真空試料室の内部にその冷却部が配置されるアンチコンタミネーショントラップであって、
    前記冷却部の内部に冷媒を供給する導入管と、前記冷却部の内部の気化冷媒を排出する排出管と、を備えたことを特徴とするアンチコンタミネーショントラップ。
  2. 請求項1のアンチコンタミネーショントラップであって、
    前記導入管の内部に前記排出管が挿入されていることを特徴とするアンチコンタミネーショントラップ。
  3. 請求項1のアンチコンタミネーショントラップであって、
    前記導入管の位置を調整する調整部を備えることを特徴とするアンチコンタミネーショントラップ。
  4. 請求項1のアンチコンタミネーショントラップであって、
    前記冷却部が、前記導入管より熱伝導率が高い材質で構成されていることを特徴とするアンチコンタミネーショントラップ。
  5. 請求項1のアンチコンタミネーショントラップであって、
    前記冷却部が、無酸素銅またはアルミニウムで構成されていることを特徴とするアンチコンタミネーショントラップ。
  6. 請求項1のアンチコンタミネーショントラップであって、
    前記冷却部が、半球状、中心部が窪んだU字形状、上下に板状部を有する形状、または下部に板状部を有する形状であることを特徴とするアンチコンタミネーショントラップ。
  7. 請求項1のアンチコンタミネーショントラップであって、
    前記冷媒が液体窒素であることを特徴とするアンチコンタミネーショントラップ。
  8. 請求項1のアンチコンタミネーショントラップであって、
    前記冷媒を保持する内側冷却タンクと、当該内側冷却タンクを熱シールド部を挟んで収容する外側冷却タンクとを備え、前記熱シールド部と前記真空試料室が空間的に繋がっている構造であることを特徴とするアンチコンタミネーショントラップ。
  9. アンチコンタミネーショントラップを備え、その真空試料室の内部に前記アンチコンタミネーショントラップの冷却部が配置されている真空応用装置であって、
    前記冷却部の内部に冷媒を供給する導入管と、前記冷却部の内部の気化冷媒を排出する排出管と、を備えたことを特徴とする真空応用装置。
  10. 請求項9の真空応用装置であって、
    前記導入管の内部に前記排出管が挿入されていることを特徴とする真空応用装置。
  11. 請求項9の真空応用装置であって、
    前記導入管の位置を調整する調整部を備えることを特徴とする真空応用装置。
  12. 請求項9の真空応用装置であって、
    前記冷却部が、前記導入管より熱伝導率が高い材質で構成されていることを特徴とする真空応用装置。
  13. 請求項9の真空応用装置であって、
    前記冷却部が、無酸素銅またはアルミニウムで構成されていることを特徴とする真空応用装置。
  14. 請求項9の真空応用装置であって、
    前記冷却部が、半球状、中心部が窪んだU字形状、上下に板状部を有する形状、または下部に板状部を有する形状であることを特徴とする真空応用装置。
  15. 請求項9の真空応用装置であって、
    前記冷媒が液体窒素であることを特徴とする真空応用装置。
  16. 請求項9の真空応用装置であって、
    前記冷媒を保持する内側冷却タンクと、当該内側冷却タンクを熱シールド部を挟んで収容する外側冷却タンクとを備え、前記熱シールド部と前記真空試料室が空間的に繋がっている構造であることを特徴とする真空応用装置。
  17. 請求項9の真空応用装置であって、
    前記冷媒と同一種の冷媒で試料を冷却する冷却ホルダを備えることを特徴とする真空応用装置。
  18. 請求項9の真空応用装置であって、
    当該真空応用装置が、対物レンズの上磁極と外磁極との間に試料を配置する荷電粒子線装置であることを特徴とする真空応用装置。
  19. 請求項9の真空応用装置であって、
    当該真空応用装置が、薄膜試料に電子ビームを透過させる透過電子顕微鏡であることを特徴とする真空応用装置。
  20. 真空応用装置で装置内冷却部を冷却し試料のコンタミネーションを防ぐアンチコンタミネーショントラップであって、
    冷却部を冷却する冷媒を入れる冷却タンクから冷却部まで冷却パイプを有し、
    前記冷却タンクから前記冷却部の先端まで冷媒が供給されることを特徴とするアンチコンタミネーショントラップ。
  21. 請求項20のアンチコンタミネーショントラップにおいて、
    冷却部、冷却パイプは無酸素銅やアルミニウムなどの高熱伝導率の材料を用いることを特徴とするアンチコンタミネーショントラップ。
  22. 請求項20のアンチコンタミネーショントラップにおいて、
    冷却パイプ内の気泡を逃すためのチューブを前記冷却タンクから前記冷却部まで挿入することを特徴とするアンチコンタミネーショントラップ。
  23. 請求項20のアンチコンタミネーショントラップにおいて、
    前記冷却パイプは、前記冷却タンクから前記冷却部に向けて低くなるように勾配がつけられていることを特徴とするアンチコンタミネーショントラップ。
  24. 請求項20のアンチコンタミネーショントラップにおいて、
    前記冷却パイプは、前記冷却タンクから前記冷却部まで、上下方向に配置された2本の小径冷却パイプであることを特徴とするアンチコンタミネーショントラップ。
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