JPWO2014098055A1 - 皮膚用薬液保持体の包装体の製造方法 - Google Patents

皮膚用薬液保持体の包装体の製造方法 Download PDF

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Abstract

薬液の含浸ムラをより一層抑制することができる皮膚用薬液保持体の包装体とその製法を提供する。皮膚に付けて使用される基材1に液状化粧料2が含浸されたフェイスマスク包装体であって、基材1と高粘度の液状化粧料2とが包装袋3に入れられて真空包装されている。基材1はシート状であって、該シート状の基材1が折り畳まれた状態で平袋である包装袋3に収容されている。チャンバー式の真空包装機により真空包装することが好ましい。また、真空包装する前に、基材1及び液状化粧料2が入れられた包装袋3を挟み込むように押圧することが好ましい。

Description

本発明は、基材に薬液が含浸された皮膚用薬液保持体の包装体と、その製法に関する。
この種の皮膚用薬液保持体として、例えば不織布からなるシート状の基材に薬液としての液状化粧料が含浸されたフェイスマスクがある。該フェイスマスクは包装袋に収容されて密封包装されて流通する。そして、包装袋から取り出したフェイスマスクを顔に貼り付けて使用するのであるが、液状化粧料の粘度が低いと使用時に液だれが生じやすい。即ち、液だれを防止するためには高粘度の液状化粧料を基材に含浸させておくことが重要となる。しかしながら、高粘度の液状化粧料を使用すると液状化粧料を基材全体に均一に含浸させることが困難となり、部分的に液状化粧料が含浸されないで残る、いわゆる含浸ムラが生じやすくなる。
かかる含浸ムラを抑制するための工夫として例えば下記特許文献1では基材を構成する不織布を二層構造とすることが提案されている。また、下記特許文献2では折り畳んだ基材を更にロール状に巻回したうえで包装することが提案されている。このような工夫によって高粘度の液状化粧料であっても含浸ムラが発生しにくくなったが、含浸ムラをより一層完全に抑制するための更なる工夫が求められた。
特開2004−2253号公報 特開2011−15706号公報
それゆえに本発明は上記従来の問題点に鑑みてなされ、薬液の含浸ムラをより一層抑制することができる皮膚用薬液保持体の包装体とその製法を提供することを課題とする。
本発明は、上記課題を解決すべくなされたものであって、本発明に係る皮膚用薬液保持体の包装体は、皮膚に付けて使用される基材に薬液が含浸された皮膚用薬液保持体の包装体であって、基材と高粘度の薬液とが包装袋に入れられて真空包装されていることを特徴とする。
該構成の皮膚用薬液保持体の包装体は、真空包装されているため、包装袋の内部には空気がほとんど存在していない状態にある。即ち、真空包装される際に包装袋の内部から空気が抜けるので、包装袋の内面と基材との間にも空気がほとんど存在せず、また、基材の内部にも空気がほとんど存在しない。そして、薬液は包装袋の内部の隅々まで行き渡り、また、基材の内部にも隅々まで薬液が浸透する。
特に、基材はシート状であって、包装袋は平袋であることが好ましい。この場合には、基材がシート状であるので皮膚に容易に貼り付けて使用することができる。また、包装袋がマチやガセットのない平袋であるので、薬液が包装袋の隅々まで行き届きやすい。尚、平袋とは、マチやガセットのない袋形態であり、二つ折りの折り部を底部とすると共に左右両側部をシールした二方袋(二方シール)や、底部と左右両側部をシールした三方袋(三方シール)の他、合掌袋も含まれる。該合掌袋は、底部と背面中央部がシールされた袋形態であり、その背面中央部はフィルム同士が合掌状に重ね合わせられた背貼り部となっている。
更に、基材が折り畳まれた状態で包装袋に収容されていることが好ましい。この場合には、基材をコンパクトにできて包装袋のサイズも小さくて済む。また、真空包装によって圧縮されても基材に皺等が付いたりすることもなく、基材の折り畳み状態が維持される。更に、基材が折り畳まれた状態であっても真空包装によって基材の内部まで確実に薬液が浸透する。
また、本発明に係る皮膚用薬液保持体の包装体の製造方法は、皮膚に付けて使用される基材と該基材に含浸させるための高粘度の薬液とを包装袋に入れ、該基材及び薬液が入れられた包装袋を真空包装することを特徴とする。尚、基材と薬液を包装袋に入れる順序は基材が先でも薬液が先でもよく、また両者を同時に入れてもよい。
該構成の皮膚用薬液保持体の包装体の製造方法によれば、真空包装する際に包装袋の内部から空気が抜けていき、その減圧状態により高粘度の薬液が包装袋の内部の全体に行き渡ると共に、基材の内部に浸透していくことになる。また、製造後の流通過程においても、常に包装体が空気圧(大気圧)で外部から押圧され続けるので、薬液の含浸ムラをより一層抑制できると共にその状態を容易に維持することができる。
特にチャンバー式の真空包装機により真空包装することが好ましい。チャンバー式の場合、チャンバー内に包装袋を入れ、チャンバー内を脱気して真空状態にしていくことになる。そして、所定の真空状態になったところで包装袋の開口部をヒートシールするのであるが、ヒートシール後にチャンバー内が常圧に戻される。その常圧に戻る際に、包装袋が空気圧で外部から押圧されることになり、その押圧力によって薬液がより一層基材の内部に浸透することになる。
また、真空包装する前に、基材及び薬液が入れられた包装袋を挟み込むように押圧することが好ましい。この場合には、真空包装前に予め包装袋から余分な空気を排出することができるので、効率良く真空包装することができる。
また、真空包装した後に、包装体を挟み込むように押圧することも好ましい。包装袋の内部に空気がほとんど残存していないので、包装体を強く押圧する必要がなく、軽い力で挟み込む程度で済む。従って、押圧力によって包装袋に皺が入るということも防止される。そして、包装体を押圧することによって薬液がより一層基材に浸透する。
以上のように、本発明においては、真空包装することによって薬液の含浸ムラを従来以上に抑制することができる。また、使用する薬液の量も少なくて済み、包装体の容積も減容できる。
本発明の一実施形態における皮膚用薬液保持体の包装体としてのフェイスマスク包装体を示す正面図。 同フェイスマスク包装体における基材の展開状態を表面側から見た正面図。 (a)乃至(c)は同基材の折り畳み工程を示す正面図。 (a)乃至(d)は同基材の折り畳み工程を示す正面図。 同基材の袋入れ工程を示す正面図。 同フェイスマスク包装体の一製造工程である真空包装前の押圧工程を示す断面図。 同フェイスマスク包装体の一製造工程である真空包装工程を示す断面図。 同フェイスマスク包装体の一製造工程である真空包装後の押圧工程を示す正面図。
以下、本発明の一実施形態に係る皮膚用薬液保持体の包装体及びその製法について図1〜図8を参酌しつつ説明する。図1に示す皮膚用薬液保持体の包装体は、皮膚用薬液保持体としてのフェイスマスクが真空包装されたフェイスマスク包装体である。該フェイスマスクは、顔に貼り付けられて使用されるシート状の基材1に、薬液としての液状化粧料2が含浸されたものである。
基材1は、折り畳まれた状態で包装袋3に収容されている。尚、この折り畳み方については後述する。基材1は、図2に示すように、顔の略全体を覆うことができるように顔形状に形成されている。図2は、基材1をその表面側から見た展開図であって、基材1の表面は顔に貼り付けられた際に外側となる面である。両目に対応した箇所には、下方に開口するU字状の切り込み線10がそれぞれ形成されており、該U字状の切り込み線10によって他の部分と区画されるようにして上向き舌片状の瞼片部11が形成されている。該瞼片部11の基部即ち下端部には横方向に延びる折り曲げ線12が形成されている。包装袋3に収容された状態においては、折り曲げ線12の位置で表面谷折りとなるように両瞼片部11がそれぞれ表側に折り返された状態にある。従って、瞼片部11が折り返されている側の面が表面となり、それによって基材の表裏を容易に判別できる。尚、折り曲げ線12には各種の折り曲げ罫線が適用可能であり、例えばミシン目状のものや押し罫線等であってよい。また、鼻に対応した箇所には上方に開口するU字状の切り込み線13が形成されており、該U字状の切り込み線13によって他の部分と区画されるようにして鼻形状となった下向き舌片状の鼻片部14が形成されている。また、口に対応する箇所には、横長楕円形状の口用開口部15が形成されている。更に、鼻用の切り込み線13と口用開口部15との間には縦方向の切り込み線16が形成され、口用開口部15と基材1の外縁下端部中央との間にも縦方向の切り込み線17が形成されており、このように縦方向の切り込み線16,17が形成されることで顔の凹凸形状に基材1が沿いやすくなって基材1が顔に密着しやすくなる。
また、基材1の上端部の左右両隅部には、斜め上方に向けて突出する摘み部18がそれぞれ形成されている。該摘み部18は、後述するように折り畳まれた状態の基材1を展開する際に摘むことができ、それによって折り畳まれた基材1が展開しやすくなる。また、基材1は左右非対称形状となっている。具体的には、表面から見て向かって右側(顔への貼着状態では顔の左側)の摘み部18の先端部には切欠部19が形成されており、向かって左側の摘み部18には切欠部が形成されていない。従って、表面から見て向かって右側の摘み部18を左手で摘むようにしながら顔に貼り付けることで、表裏間違えることなく基材1を顔に貼り付けることができる。更に、摘み部18の基部には折り曲げ線20が形成されている。使用時に折り曲げ線20によって摘み部18を表面谷折りとなるように外側に折り返して重ねるようにすると、摘み部18の先端部が目尻に対応した箇所に位置する。従って、目尻においては基材1が二重になり、目尻に重点的に液状化粧料2を供給することが可能となる。
上述したように、基材1はシート状であり、基材1を構成するシート体は液体を吸収保持可能な材質であればよいが、特に繊維シートが好ましく、その中でも特に不織布が好ましい。不織布としては、各種素材のものを使用することができ、例えば、ポリオレフィン繊維、セルロース繊維、ナイロン繊維、ポリエステル繊維、アクリル繊維、ポリアクリル酸系繊維、ポリ乳酸繊維又はポリウレタン繊維よりなる群から選ばれた少なくとも1種の繊維から構成された不織布を用いることができ、特にセルロース繊維を含んでいることが好ましい。また、その目付(坪量)は20〜120g/m、特に30〜100g/mが好ましい。
かかる基材1が折り畳まれた状態で包装袋3に収容されている。この折り畳み方は任意であるが、その一例を挙げると図3及び図4のようになる。尚、図3及び図4では上下反転させた状態としているが、これは一例であってこれには限られない。
まず図3(a)のように両瞼片部11を折り曲げ線12が表面谷折りとなるようにしてそれぞれ折り返す。図3(a)は基材1を表面側から見た状態である。そして、二点鎖線で縦方向の仮想折り畳み線21を示しているように、鼻の側縁の位置で左右の一方側を他方側に向けて谷折りに折り畳む。次に、図3(b)のように、その基材1を表裏ひっくり返して反対側も同様に二点鎖線で示している縦方向の仮想折り畳み線22の位置で谷折りに折り畳んで、左右にZ字状の三つ折りとする。次に、図3(c)のように、上側に折り返されているシート片における頬の部分を、二点鎖線で示す縦方向の仮想折り畳み線23の位置で谷折りに折り畳む。次に、図4(a)のように、表裏ひっくり返して反対側も同様に二点鎖線で示す縦方向の仮想折り畳み線24の位置で頬の部分を谷折りに折り返す。次に、図4(b)のように、二点鎖線で示す横方向の仮想折り畳み線25の位置で、即ち、目の上の位置で谷折りに二つ折りとする。次に、図4(c)のように、二点鎖線で示す横方向の仮想折り畳み線26の位置で、即ち、口の上の位置で谷折りに折り畳む。以上の折り畳み工程により、図4(d)のように折り畳まれた基材1が完成する。このように基材1は全体として矩形、具体的には若干縦長の長方形状に折り畳まれているが、その折り畳まれた状態において両摘み部18の先端部はそれぞれ左右に突出している。従って、使用時には、両摘み部18を両手で摘むことで基材1を容易に展開することができる。
次に、包装袋3に注入されている液状化粧料2について説明する。液状化粧料2は、化粧水、ローション、化粧液、乳液等の液状の化粧料であって、水性であっても油性であってもよいが、皮膚、特に、顔の皮膚に効果のある化粧料である。この液状化粧料2には高粘度のものが使用され、特に、使用時において基材1から液だれしない程度の高粘度のものが使用される。具体的には、5000mPa・sec(5Pa・sec)以上の高粘度のものであり、その上限値としては例えば数万mPa・secであり、例えば50000mPa・sec以下である。この粘度調整は種々の方法によって行うことができ、粘度調整によってクリーム状やペースト状、ゲル状とする。
粘度調整には、各種の方法があり、例えば、種々のタイプの増粘剤を用いる方法や、一般的な増粘剤を用いない方法等がある。増粘剤としては、水溶性タイプや油性タイプを用いることができる。水溶性タイプとしては、天然水溶性高分子、半合成水溶性高分子、合成水溶性高分子等、何れを用いてもよい。天然水溶性高分子としては、例えば、キサンタンガム、ローカストビンガム、サクシノグルカン、グアーガム、カラギーナン、アラビアガム、トラガカントガム、ペクチン等が挙げられる。半合成水溶性高分子としては、例えば、メチルセルロース、エチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、カルボキシメチルセルロース又はその塩(例えば、ナトリウム塩、カリウム塩等)等のセルロース系高分子;可溶性デンプン、カルキシメチルデンプン、メチルデンプン等のデンプン系高分子;アルギン酸プロピレングリコールエステル、アルギン酸塩等のアルギン酸系高分子;多糖類系誘導体等が挙げられる。合成水溶性高分子としては、例えば、ポリビニルアルコール、ポリビニルピロリドン、ポリビニルメチルエーテル、カルボキシビニルポリマー、アクリル酸メタクリル酸アルキル共重合体、ポリアクリル酸塩(例えば、ナトリウム塩、カリウム塩、アンモニウム塩等)、ポリエチレンオキシド、エチレンオキシド−プロピレンオキシドブロック共重合体等が挙げられる。油性タイプとしては、例えば、ポリエチレンワックス、パラフィンワックス、合成炭化水素ワックス、マイクロクリスタリンワックス、セレシンワックス等の炭化水素系ワックス類:カルナウバロウ、ミツロウ、ラノリンワックス、キャンデリラ等の天然ロウ類:ステアリル変性メチルポリシロキサン、ベヘニル変性メチルポリシロキサン等のシリコーンワックス類:パルミチン酸デキストリン、ステアリン酸デキストリン、イソステアリン酸デキストリン等のデキストリン脂肪酸エステル:イソステアリン酸アルミニウム、ヒドロキシステアリン酸、ステアリン酸カルシウム等の金属石鹸類:有機変性粘土鉱物:12−ヒドロキシステアリン酸等の油性ゲル化剤等が挙げられる。尚、これら増粘剤は単独で用いてもよく、あるいは2種以上を組み合わせて用いてもよい。また、液状化粧料2の粘度は、例えばBM粘度計(株式会社トキメック製)を用いることができ、ローターNo.4を用いて12rpm、25℃、1分間で測定することができる。但し、粘度の大きさにより、使用するローター及び速度条件を適宜調整して測定する。
また、包装袋3への液状化粧料2の注入量は、粘度や用途、基材1のサイズ、包装袋3のサイズ等によって調整するが、例えば乾燥した基材1の重量に対してその5倍〜20倍程度とする。即ち、不織布に液状化粧料2を含浸させる場合の含浸倍率は、例えば5〜20倍の範囲で適宜調整することができる。ここで含浸倍率は、使用する不織布の重量に対して何倍量の液状化粧料2を用いたかで算出される。例えば、1gの不織布に対して10gの液状化粧料2を用いた場合には、含浸倍率は、10倍となる。
そして、フェイスマスク包装体は真空包装されたものであるので、液状化粧料2は包装袋3の内部全体に亘って行き渡っており、包装袋3内には空気がほとんど残存しておらず、残存していたとしてもその量は僅かである。尚、残存している空気は、包装袋3の内部ではあるものの、基材1の内部には残存せず、液状化粧料2に気泡として僅かに存在する程度である。包装袋3内の空気残存率は、5%以下が好ましく、2%以下がより好ましい。この空気残存率は、例えば以下の方法で測定することができる。まず、真空包装した包装体を水中で開封し、包装袋3内に残存している空気を、メスシリンダー等の容量が測定できる器具に回収して測定し、その量を「容量1」とする。次に同型、同寸法の空の包装袋3に空気を一杯になるように入れ、これを水中で開放して、空気量を同様にメスシリンダー等の容量が測定できる器具に回収して測定し、その量を「容量2」とする。そして、空気残存率(%)=「容量1」/「容量2」×100による算出式によって空気残存率を求める。
包装袋3は、種々の柔軟なフィルムからなる。その柔軟性を有するフィルムには各種の合成樹脂フィルムを用いることができ、合成樹脂としては、例えば、ポリアミド樹脂、ポリエチレン樹脂、ポリウレタン樹脂、ポリスチレン樹脂、ポリプロピレン樹脂、ポリエチレンテレフタレート樹脂、ナイロン樹脂、ポリトリメチレンテレフタレート樹脂、ポリ乳酸樹脂、ポリクロロトリフルオロエチレン(PCTFE)樹脂、四フッ化エチレン・六フッ化プロピレン共重合体(FEP)樹脂、エチレン酢酸ビニル共重合体樹脂よりなる群から選ばれた1種又は2種以上の樹脂を用いることができる。フィルムは単層、多層の何れであってもよいが、特に、内面を構成する層がヒートシール層であるラミネートフィルム(多層フィルム)が好ましい。また、包装袋3のバリア性を向上するために、これら合成樹脂フィルムにアルミニウムやシリカ等を蒸着したフィルムを好ましく使用することができ、また、アルミニウム等の金属箔を中間部に積層したラミネートフィルムも好ましく使用できる。また、フィルムの厚みとしては、30〜120μmが好ましく、50〜80μmがより好ましい。包装袋3の挿入用開口部33(図5参照)おけるシール部の幅は、液密性等を保持するために、3〜20mm程度が好ましく、より好ましくは5〜20mmの範囲とする。ヒートシール時の加熱時間は、シール性と液密性等の観点から1〜5秒程度の範囲に設定するのが適当であり、更に好ましくは、1〜3秒程度である。また、液密性等の観点より、シール予定部に接着剤等を塗布した後にヒートシールを行うことも可能である。また、超音波接着装置を使用して挿入用開口部33を密封することもできる。
また、包装袋3の袋形態も任意であるが、本実施形態では平袋である。包装袋3のサイズも内蔵する基材1の大きさに合わせて種々のものであってよく、本実施形態では縦長長方形状であって、例えば縦方向の寸法が150mm程度、横方向の寸法が100mm程度のものである。該包装袋3はその周囲が全周に亘ってヒートシールされている。図1においてクロスハッチングを施している部分がヒートシールされたシール部である。即ち、上下両端部30,31と左右両側部32の四辺何れも所定幅でヒートシールされている。尚、包装袋3にはいわゆる三方シールの平袋が使用され、その上端部30と下端部31のうちの何れか一方を挿入用開口部33(図5参照)とするものである。本実施形態では下端部31を挿入用開口部33とした三方シールの平袋が使用されており、真空包装する際に下端部31の挿入用開口部33がヒートシールされる。尚、両側縁上部にはそれぞれ開封用のノッチ34が形成されている。但し、開封用のノッチ34は挿入用開口部33側に設けてもよい。
次にフェイスマスク包装体の製造工程について説明する。製造工程は、大きく分けて、基材1の折り畳み工程と、折り畳まれた基材1の袋入れ工程と、液状化粧料2の注入工程と、真空包装前の押圧工程と、真空包装工程と、真空包装後の押圧工程とからなる。基材1の折り畳み工程は上述したとおりであり、その後に袋入れ工程を行う。図4(d)で示したような折り畳み状態の基材1を上下逆向きにして、それを図5のように下端部31を挿入用開口部33とし、上端部30を底部とした三方シールの平袋である包装袋3に入れる。その後、注入工程を行う。折り畳まれた基材1が入れられた包装袋3の内部に挿入用開口部33から液状化粧料2を所定量注ぎ入れる。尚、折り畳まれた基材1におけるシート片同士の間の隙間に液状化粧料2を注ぎ入れるようにすることが好ましい。
この注入工程の後、真空包装前の押圧工程に進む。該真空包装前の押圧工程では、例えば、図6に示しているように、立設された一対の押圧壁40,41の間に包装袋3を入れる。押圧壁40,41の内面は平面となっている。また包装袋3はその挿入用開口部33が上を向く起立姿勢とする。一対の押圧壁40,41のうち一方は可動側、他方は固定側であって、可動側の押圧壁40は固定側の押圧壁41に対して接近離反するように往復移動可能であり、該可動側の押圧壁40を固定側の押圧壁41に向けて接近させることで包装袋3の全体をその厚み方向(前後方向)に押圧する。尚、両押圧壁40,41で包装袋3を狭持した状態を所定時間、例えば数秒間維持し、しかる後に可動側の押圧壁40を離反させる。このような真空包装前の押圧工程によって包装袋3内から余分な空気を予め抜いておく。また、包装袋3を押圧壁40,41で狭持することで液状化粧料2を基材1に予めなじませることもできる。
真空包装工程ではチャンバー式の真空包装機を使用する。本実施形態では最大減圧度が−0.1MPa(大気圧基準)である真空包装機を用いて真空包装を行った。該真空包装機を用いて減圧を行う時間は、包装袋3の大きさ等により適宜調整することができる。例えば、包装袋3を真空包装機にセットしてから10〜120秒間の減圧操作を行い、その後常圧に戻して包装体を完成させることができ、その減圧操作の時間は包装袋3の大きさ等により適宜調整する。
具体的には、図7に二点鎖線で示しているようにチャンバー50の上蓋51を上方に回動させて開けて、チャンバー50内に包装袋3を入れる。チャンバー50内には横方向に延びる上下一対のシールバー53,54が設けられている。上側のシールバー53はチャンバー50の上蓋51の内面に固定されている。該上側のシールバー53はシール線が内蔵されていない押さえ側のシールバーである。下側のシールバー54はチャンバー50内のテーブル52上に固定されている。該下側のシールバー54はシール線を内蔵する加熱側のシールバーである。そして、下側のシールバー54の上に包装袋3の挿入用開口部33側を載せるようにしてテーブル52に包装袋3を置く。下側のシールバー54の上面がテーブル52の上面よりも高いので、包装袋3は、挿入用開口部33が上方となった傾斜状態になる。尚、包装袋3を起立状態に保持してもよく、包装袋3の置き方は任意であって、何れにしても内容物である液状化粧料2がこぼれ出ない状態とする。
そして、チャンバー50の上蓋51を閉じる。チャンバー50の上蓋51を閉じることで、上下一対のシールバー53,54が包装袋3の挿入用開口部33を上下に挟み込む。その後、チャンバー50内の空気を脱気してチャンバー50内を減圧状態とする。チャンバー50内が所定の真空状態になったところで、挿入用開口部33をヒートシールして密封する。チャンバー50内の圧力は、例えばゲージ圧で−0.1Mpa(大気圧基準)とする。ヒートシール完了後、チャンバー50内に空気が送られてチャンバー50内の圧力が常圧に戻され、チャンバー50の上蓋51を開いて、完成したフェイスマスク包装体をチャンバー50から取り出す。尚、包装袋3を一つずつ真空包装してもよいが、複数同時に真空包装することが好ましく、例えば、下側のシールバー54に沿って互いに間隔を空けながら複数の包装袋3を横方向に並べるように配置すれば効率良く真空包装することができる。
このように真空包装した後、真空包装後の押圧工程を行うことが好ましい。即ち、完成された包装体をその厚み方向に挟み込むようにして押圧する。この押圧手段は任意であるが、例えば、図8のようにローラ60を用いることができる。ローラ60を用いる場合、例えば、水平方向の軸線を有して回転するローラ60をベルトコンベア61の上方に離間して配置し、ベルトコンベア61上に包装体を寝かせた状態で載置して搬送してローラ60の下方を通過させる。図8において符号Aが搬送方向である。このように包装体をベルトコンベア61で搬送することで、ローラ60とベルトコンベア61とによって包装体を上下に挟み込んで押圧することができる。この場合、包装体の向きは縦横何れであってもよい。また、ローラ60の上流側にはガイド板62を配置することが好ましい。該ガイド板62はベルトコンベア61の上方に離間して配置しておき、該ガイド板62によって包装体を上から押さえるようにすることで包装体の厚みを均一化することができる。このようにローラ60の上流側にガイド板62を配置することで、包装体をローラ60で押圧する際に包装袋3に皺が発生することが防止される。尚、ローラ60やガイド板62を高さ調整できるようにしておくことが好ましく、ベルトコンベア61とローラ60との間の隙間や、ベルトコンベア61とガイド板62との間の隙間を調整することができる。ベルトコンベア61とガイド板62との間の隙間は、ベルトコンベア61とローラ60との間の隙間よりも大きく設定する。また、ガイド板62の上流側の端部62aはベルトコンベア61との間の隙間が上流側に向けて徐々に大きくなるように上方に向けて傾斜させておくことが好ましく、この構成によって包装体がガイド板62の下方にスムーズに入っていくことになる。尚、ローラ60の本数は一本でも複数本でもよい。また、ローラ60を横向きではなく縦向きに配置してもよい。即ち、包装体を立てた状態として、上下方向の軸線を有して回転する一対のローラ60間に包装体を通過させるようにしてもよい。何れにしても、真空包装後に包装体を厚さ方向に挟み込むようにして押圧することにより、液状化粧料2が基材1により一層均一に浸透することになる。そして、包装袋3内に空気がほとんど残存していないので軽い力で押圧することで足り、包装袋3の皺の発生も抑制できる。また、包装体の厚さも均一化されるため、複数の包装体を箱等に梱包する際において、包装体をスムーズに箱入れすることができると共に数多くの包装体を入れることができる。
以上のように、本実施形態におけるフェイスマスク包装体にあっては、真空包装によって包装袋3の内部には空気がほとんど存在していない状態にあり、液状化粧料2が包装袋3の内部の隅々まで行き渡り、基材1の内部の隅々にも液状化粧料2が浸透している。従って、高粘度の液状化粧料2を使用していても含浸ムラの発生を確実に抑制することができる。更に、液状化粧料2の注入量も少なくて済み、フェイスマスク包装体の容積も減容できる。
また、基材1を折り畳んで包装袋3に収容しているので、基材1をコンパクトにできて包装袋3のサイズも小さいもので足りる。しかも、真空包装によって圧縮されても基材1に皺等が付いたりすることもない。更に、基材1が折り畳まれた状態であっても真空包装によって基材1の内部まで確実に液状化粧料2が浸透して含浸ムラを抑制することができる。また、包装袋3がマチやガセットのない平袋の形態であるので、液状化粧料2が包装袋3の隅々まで行き届きやすい。更に、基材1に摘み部18が形成されているので、高粘度の液状化粧料2を使用していても基材1を容易に展開することができる。
また更に、真空包装工程の前に押圧工程を設けて包装袋3を押圧壁40,41で挟み込んで包装袋3内から余分な空気を抜くようにしているので、基材1への液状化粧料2のなじみも良くなる。また更に、ヒートシール後にチャンバー50内が常圧に戻されるので、密封した包装袋3が空気圧で押圧され、その押圧力によって液状化粧料2の浸透がより一層促進される。
尚、一つの詳細な具体例を以下に例示する。基材1としてレーヨン繊維(40%)/ポリエステル・ポリエチレン分割繊維(60%)で構成される坪量70g/mの不織布を使用する。該基材1の折り畳み方は上述したような折り畳み方であってもよいが、例えば左右方向にZ字状の三つ折りに折り畳んだうえで更に縦方向に二つ折りに折り畳んで合計六折りとする。増粘剤としてSEPPIC社製の「SIMUL GEL NS」を使用する。包装袋3は、3層構造のフィルムを使用した三方シール構造のものとする。この3層構造のフィルムは、表側から順に、厚さ12μmのポリエチレンテレフタレートフィルム、厚さ9μmのアルミ箔、厚さ40μmのポリプロピレンフィルムからなる。液状化粧料2の粘度を5000mPa・sec、10000mPa・sec、20000mPa・sec、30000mPa・sec、40000mPa・sec、50000mPa・secにそれぞれ調整し、また含浸倍率を10〜13倍程度とする。真空包装機として株式会社西原製作所製の型式TVS−8500Bを使用して、15〜20秒程度減圧(最大:−0.1Mpa)して真空包装する。何れの粘度においても良好な含浸状態が確認された。
尚、上記説明では、チャンバー式の真空包装機を使用したが、ノズル式の真空包装機を使用してもよい。
また、真空包装する前に包装袋3を押圧壁40,41で押圧したが、押圧手段は押圧壁40,41には限られず例えば一対のローラによって挟み込むようにしてもよい。また、この真空包装前の押圧工程を省略してもよい。同様に、真空包装後の押圧工程も任意であってそれを省略してもよい。
更に、基材1の折り畳み方は任意であって、上述したような折り畳み方の他、各種の六折りや十二折り等であってもよい。また折り畳まれた状態で包装袋3に収容されているものの他、例えばロール状に巻回した状態で包装袋3に収容してもよい。その場合、例えば基材1を六折り等に折り畳んだ後にそれを更にロール状に巻回して包装袋3に収容してもよい。基材1を折り畳んだりロール状に巻回したりすることなく平坦な状態のまま包装袋3に収容してもよい。例えば、顔の一部を覆う程度の大きさであるポイントマスク(ポイントパック)やセパレートマスク等においては、折り畳むことなく平坦な状態のままで基材1を包装袋3に収容してもよい。
また、包装袋3として三方シールの平袋を使用する他、底部と背面中央部(背貼り部)がシールされた合掌袋等の平袋を使用してもよい。また更に、平袋ではなく、マチやガセットのある袋形態であってもよい。
更に、基材1の表裏の判別を容易にするために一方の摘み部18に切欠部19を形成して基材1を左右非対称形状としたが、摘み部18以外の部分を左右で異なる形状とすることによって基材1を左右非対称形状としてもよい。但し、基材1が表裏の区別のないものであってよく、その場合、基材1を左右非対称形状としてもよいし、左右対称形状としてもよい。
基材1が不織布からなる場合について説明したが、織布や化粧綿等の繊維質のものであってもよく、また、スポンジ等の多孔質のものであってもよく、何れにしても液体を吸収保持可能な材質であればよいが、特に、薄いものが皮膚に貼着しやすいため好ましく、従って例えば薄くスライスしたスポンジであってもよい。尚、化粧綿の場合、その坪量としては120〜250g/m2ものを適宜使用することができる。また、化粧綿に液状化粧料2を含浸させる場合の含浸倍率は、10〜30倍の範囲で適宜調整することができる。また、スポンジの場合、各種材質(例えば、NBRやNR等)で成型されたものを適宜使用することができる。また、顔のほぼ全体を覆うものの他、ポイントパックやセパレートマスクのように顔の一部を覆うものであってもよい。更に、顔以外の皮膚に使用されるものであってもよい。また、基材1から手を離しても基材1が皮膚に貼り付いた状態に維持されるものの他、基材1を皮膚に押し付け続ける必要のあるタイプであってもよいし、短い時間だけ皮膚に基材1を付ける程度の使用形態のものであってもよい。
尚、薬液として液状化粧料2を使用した場合について説明したが、薬液はこれに限らず、薬効成分が入った液状の医薬品や医薬部外品等であってもよい。
1 基材
2 液状化粧料
3 包装袋
10 切り込み線
11 瞼片部
12 折り曲げ線
13 切り込み線
14 鼻片部
15 口用開口部
16 切り込み線
17 切り込み線
18 摘み部
19 切欠部
20 折り曲げ線
21 仮想折り畳み線
22 仮想折り畳み線
23 仮想折り畳み線
24 仮想折り畳み線
25 仮想折り畳み線
26 仮想折り畳み線
30 上端部
31 下端部
32 側部
33 挿入用開口部
34 ノッチ
40 可動側の押圧壁
41 固定側の押圧壁
50 チャンバー
51 上蓋
52 テーブル
53 上側のシールバー
54 下側のシールバー
60 ローラ
61 ベルトコンベア
62 ガイド板
62a 上流側の端部
本発明は、基材に薬液が含浸された皮膚用薬液保持体の包装体の製造方法に関する。
それゆえに本発明は上記従来の問題点に鑑みてなされ、薬液の含浸ムラをより一層抑制することができる皮膚用薬液保持体の包装体の製造方法を提供することを課題とする。
本発明は、上記課題を解決すべくなされたものであって、本発明に係る皮膚用薬液保持体の包装体の製造方法は、皮膚に付けて使用される基材と該基材に含浸させるための高粘度の薬液とを包装袋に入れ、該基材及び薬液が入れられた包装袋を真空包装する皮膚用薬液保持体の包装体の製造方法であって、基材を折り畳む折り畳み工程と、該折り畳まれた基材を包装袋に挿入する袋入れ工程と、該折り畳まれた基材が入れられた包装袋に薬液を注ぎ入れる注入工程とを備え、折り畳み工程においては、最後に横方向の折り畳み線で基材を折り畳み、袋入れ工程においては、折り畳み工程で折り畳まれた基材を、上下方向の一端部が開口部である包装袋に前記横方向の折り畳み線側から挿入することを特徴とする。
該構成の皮膚用薬液保持体の包装体の製造方法によれば、真空包装する際に包装袋の内部から空気が抜けていき、その減圧状態により高粘度の薬液が包装袋の内部の全体に行き渡ると共に、基材の内部に浸透していくことになる。また、製造後の流通過程においても、常に包装体が空気圧(大気圧)で外部から押圧され続けるので、薬液の含浸ムラをより一層抑制できると共にその状態を容易に維持することができる。そして、製造された皮膚用薬液保持体の包装体は、真空包装されているため、包装袋の内部には空気がほとんど存在していない状態にある。即ち、真空包装される際に包装袋の内部から空気が抜けるので、包装袋の内面と基材との間にも空気がほとんど存在せず、また、基材の内部にも空気がほとんど存在しない。そして、薬液は包装袋の内部の隅々まで行き渡り、また、基材の内部にも隅々まで薬液が浸透する。
更に、基材1の折り畳み方は任意であって、上述したような折り畳み方の他、各種の六折りや十二折り等であってもよい

Claims (7)

  1. 皮膚に付けて使用される基材に薬液が含浸された皮膚用薬液保持体の包装体であって、
    基材と高粘度の薬液とが包装袋に入れられて真空包装されていることを特徴とする皮膚用薬液保持体の包装体。
  2. 基材はシート状であって、包装袋は平袋である請求項1記載の皮膚用薬液保持体の包装体。
  3. 基材が折り畳まれた状態で包装袋に収容されている請求項2記載の皮膚用薬液保持体の包装体。
  4. 皮膚に付けて使用される基材と該基材に含浸させるための高粘度の薬液とを包装袋に入れ、
    該基材及び薬液が入れられた包装袋を真空包装することを特徴とする皮膚用薬液保持体の包装体の製造方法。
  5. チャンバー式の真空包装機により真空包装する請求項4記載の皮膚用薬液保持体の包装体の製造方法。
  6. 真空包装する前に、基材及び薬液が入れられた包装袋を挟み込むように押圧する請求項4又は5記載の皮膚用薬液保持体の包装体の製造方法。
  7. 真空包装した後に、包装体を挟み込むように押圧する請求項4乃至6の何れかに記載の皮膚用薬液保持体の包装体の製造方法。
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