JP6712101B2 - ウエットシート包装体 - Google Patents

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Description

本発明は、ウエットシートが包装されたウエットシート包装体に関する。
ウエットシートは、シート状の基材に薬液等の液体を含浸したものである。ウエットシートは、例えば、液状化粧料が含浸されたフェイスマスクの他、ウエットティッシュや、掃除用のウエットシート等である。ウエットシートは、各種の用途に使用される。複数枚のウエットシートが一枚ずつ個別に包装されるという場合がある。また、複数枚のウエットシートが上下に積層された状態で一括的に包装されるという場合がある。
本出願人は、複数枚のウエットシートが一括包装されたウエットシート包装体について、下記特許文献1,2のように既に提案している。下記特許文献1,2に記載されたウエットシート包装体は、次のような手順で製造される。相対的に深型の第一のトレー容器に、複数枚のウエットシートを積層状態で載置する。複数枚のウエットシートの上に、相対的に浅型の第二のトレー容器を被せる。第一のトレー容器と、複数枚のウエットシートと、第二のトレー容器を、天地反転させる。天地反転させた、第一のトレー容器と、複数枚のウエットシートと、第二のトレー容器を、包装箱又はピロー包装袋に収容する。第一のトレー容器は、底部が上を向いた姿勢となる。第一のトレー容器の底部には孔が形成されている。第一のトレー容器の底部の孔は、内側からフィルムによって封止されている。包装箱又はピロー包装袋の上面には、取り出し口がある。取り出し口には、柔軟なフィルムからなるフラップが剥離可能且つ再貼着可能に貼り付けられている。使用に際しては、フラップを剥離して取り出し口を開口させる。次に、フィルムを取り出し口から取り出し除去する。その後、最上層のウエットシートから一枚ずつ順に取り出して使用する。
ウエットシート包装体は、包装箱又はピロー包装袋の内側に、保形性を有する第一のトレー容器を備えている。そのため、ウエットシートを順に取り出す際に、包装箱又はピロー包装袋が変形しにくい。特に、ウエットシートの残数が少なくなった状態でも、包装箱又はピロー包装袋の形状が維持される。残数が少なくなっても、ウエットシートを容易に取り出すことができる。ウエットシート包装体は、内側のトレー容器と、外側の包装箱又はピロー包装袋という、二重の包装形態を備えている。ウエットシート包装体が二重の包装形態となっているので、コストを削減することは困難である。
そこで、本出願人は、低コスト化を図るために、シンプルな包装形態とする構成を検討した。具体的には、図19(a)に示しているような構成を検討した。このウエットシート包装体は、底面開口部を有するケース3に複数枚のウエットシート1を収容し、底面開口部をフィルムからなる底蓋4で密封閉塞したものである。ケース3の上面には取り出し口33が形成されている。使用に際してはフラップ5を開けて取り出し口33からウエットシート1を順次取り出すことができる。このような構成とすると、包装容器を簡素化できるためコストを削減できる。しかし、製造時には図19(b)に示しているようにケース3の取り出し口33が下側に位置する。そのため、ウエットシート1に含浸している液体が、製造過程において、取り出し口33から漏れ出すというおそれがあった。また、取り出し口33を覆っているフラップ5の粘着力が、液体によって徐々に低下するというおそれがあった。製造後において、フラップ5が自然に開いたり、ケース3とフラップ5との間に隙間が発生したりする、というおそれもあった。
国際公開第2014/129394号 特開2016−41593号公報
本発明の課題は、液漏れを起こしにくい低コストなウエットシート包装体を提供することである。
本発明のウエットシート包装体は、複数枚のウエットシートと、前記複数枚のウエットシートを収容するための包装容器であって、上面を有し、前記上面に前記ウエットシートを取り出すための取り出し口を有する包装容器と、前記包装容器の前記取り出し口を開閉するための開閉蓋と、を備え、前記包装容器に前記複数枚のウエットシートが積層された状態で収容されているウエットシート包装体であって、開口部と底部とを有する内袋を備え、前記内袋に前記複数枚のウエットシートが収容されており、前記内袋は、前記開口部が下側となり前記底部が上側となった状態で前記包装容器に収容されており、前記内袋は、前記ウエットシート包装体の使用開始時に、前記包装容器の前記取り出し口から引き出されて除去される、ことを特徴とする。
複数枚のウエットシートは、包装容器に直接収容されていない。複数枚のウエットシートは、内袋に収容された状態で包装容器に収容されている。内袋は、底部が上向きとなり、開口部が下向きとなった状態で、包装容器に収容されている。内袋の底部は、包装容器の取り出し口に面している。内袋の開口部は、包装容器の取り出し口とは反対側に位置している。そのため、ウエットシートに含浸している液体は、取り出し口に到達しにくい。
特に、前記包装容器は、ケースと、底蓋とを備え、前記ケースは底面開口部を有しており、前記底蓋は、前記ケースの前記底面開口部を閉塞している、ことが好ましい。底面開口のケースを包装容器として使用しているので、ウエットシート包装体は、保形性に優れている。ウエットシートを取り出す際に、ウエットシート包装体の形状が崩れにくい。そのため、ウエットシートを容易に取り出すことができる。特に、ウエットシートの残数が少なくなった状態においても、ウエットシート包装体の形状が保たれる。そのため、容易にウエットシートを取り出すことができ、また、良好な美感も維持できる。製造時にケースを天地反転させた状態とすることにより、内袋とウエットシートを、ケースの底面開口部から容易に入れることができる。
特に、前記ケースは、側面部を有しており、前記ケースの前記側面部は、下端面を有しており、前記底蓋は、フィルムから構成されており、前記底蓋は、前記ケースの前記側面部の前記下端面にヒートシールされている、ことが好ましい。この好ましい構成とすると、ウエットシート包装体を安価に製造できる。
また、前記ケースは、前記取り出し口の開口縁部に、下側に向けて突出した環状突条を備えていることが好ましい。取り出し口から内袋を取り出す際に、内袋がケースの内面に密着しにくくなる。そのため、内袋を取り出し口からスムーズに取り出すことができる。また、内袋をケースから取り出した後に取り出し口からウエットシートを取り出す際にも、ウエットシートをスムーズに取り出すことができる。また、製造時にケースを天地反転させた際に環状突条が内袋を支えるので、ケースの内面から内袋が離れる。そのため、ケースの内面と内袋との密着を防止することができる。
また、前記内袋は横ガセット袋であることが好ましい。内袋が左右一対のサイドガセット部を有している。そのため、ウエットシートを複数枚積層した状態で内袋に収容しやすく、また、取り出しやすい。
また、前記内袋は、内面を有し、前記内袋は、前記底部に、前記内袋の前記内面同士が重なり合った突出片を備えており、前記内袋は、前記ウエットシート包装体の使用開始時に、前記突出片を摘むことにより、前記包装容器の前記取り出し口から引き出すことができる、ことが好ましい。使用開始時に包装容器の取り出し口から内袋を容易に取り出して除去できる。
また、前記内袋は、前記開口部側に端部を有しており、前記内袋の前記開口部側の前記端部は、前記ウエットシートの下側に折り曲げられている、ことが好ましい。内袋の開口部側の端部が内側に向けて折り曲げられていると、複数枚のウエットシートの積層状態が内袋によって保持される。ウエットシートは、横方向に位置ずれしたり変形したりしにくい。その結果、ウエットシートをスムーズに取り出すことができる。また、内袋の端部が折り曲げられていることで、包装容器と内袋の間に液体が流れていくことがより一層防止される。また、取り出し口に液体がより一層到達しにくくなる。ウエットシートは液体を含浸している。そのため、ウエットシートの下側に折り曲げられた内袋の端部は、ウエットシートに液体によって密着した状態となっている。折り曲げられた内袋の端部は、その上側に位置する複数枚のウエットシートの自重によって包装容器に押し付けられた状態となっている。折り曲げられた内袋の端部は、ウエットシートと包装容器とによって上下に挟み込まれた状態となっている。そのため、内袋の端部の折れ曲がり状態が維持されることになる。例えば輸送中の振動等によっても、内袋の端部の折れ曲がり状態が維持される。そのため、輸送中等におけるウエットシートの型くずれ及び液漏れを、確実に防止できる。
特に、前記ウエットシートの下側の部分の中央部は、前記内袋によって覆われずに露出している、ことが好ましい。取り出し口から内袋を容易に取り出すことができる。
以上のように、底部を上にした内袋に、ウエットシートが収容されているので、開封前における液漏れの発生を内袋によって効果的に防止することができる。低コスト化も可能になる。内袋は使用開始時に取り出し口から除去されるので、ウエットシートを取り出す際において内袋が邪魔になるということもない。
本発明の一実施形態におけるウエットシート包装体を示す斜視図。 同包装体の平面図。 図2のA−A端面図。 同包装体に使用されている包装容器としてのケースを示す平面図。 図4のB−B断面図。 同包装体に使用されている内袋を示す斜視図であって、(a)は扁平状態を示し、(b)は拡開した状態を示す。 同包装体の製造工程を示す断面図。 同包装体の製造工程を示す断面図。 (a)及び(b)は同包装体の製造工程を示す断面図。 同包装体の製造工程を示す斜視図。 (a)及び(b)は同包装体の製造工程を示す断面図。 (a)及び(b)は同包装体の製造工程を示す平面図。 同包装体の製造工程を示す断面図。 同包装体の使用開始時の状態を示す斜視図であって、内袋を取り出す前の状態を示す。 同包装体の使用開始時の状態を示す斜視図であって、内袋を取り出している途中の状態を示す。 本発明の他の実施形態におけるウエットシート包装体を示す図3に対応した端面図。 (a)及び(b)は同包装体の製造工程を示す断面図。 (a)及び(b)は本発明の他の実施形態におけるウエットシート包装体を示す図3に対応した端面図。 参考例としてのウエットシート包装体を示す断面図であって、(a)は通常状態を示し、(b)は製造段階の状態を示す。
以下、本発明の一実施形態に係るウエットシート包装体について、図1〜図15を参酌しつつ説明する。ウエットシート包装体を、以下、単に包装体という。図1〜図3に示している包装体は、複数枚のウエットシート1が包装容器に一括包装されたものである。複数枚のウエットシート1は、内袋2に一括収容されている。複数枚のウエットシート1は、内袋2に収容された状態で包装容器に収容されている。包装容器は、底面が開口したケース3と、ケース3の底面開口部38を閉塞する底蓋4とを備えている。ケース3の上面には、ウエットシート1を取り出すための取り出し口33が形成されている。ケース3の上面には、取り出し口33を開閉自在に閉塞する開閉蓋としてのフラップ5が貼着されている。以下、詳細に説明する。
<ウエットシート1>
ウエットシート1は、フェイスマスクやウエットティッシュ等、各種のものである。特に、ウエットシート1は、フェイスマスクが好ましい。ウエットシート1がフェイスマスクの場合には、特に一枚ずつ折り畳まれた状態で包装されていることが好ましい。ウエットシート1の折り畳み方も種々であってよい。ウエットシート1の折り畳み方は、二つ折り、三つ折り、四つ折り等である。ウエットシート1は、縦方向のみ、又は、横方向のみに、折り畳まれた形態であってもよい。ウエットシート1は、縦方向と横方向の両方にそれぞれ折り畳まれた形態であってもよい。特に、ウエットシート1がフェイスマスクの場合には、縦方向と横方向の二方向に折り畳まれた形態とすることにより、ウエットシート1をコンパクトに収容でき、包装体を小型化できる。ウエットシート1がフェイスマスクの場合には、Z状に折り畳まれた形態であってもよい。ウエットシート1がZ状に折り畳まれていると、ウエットシート1の端部を持って摘み上げることで、ウエットシート1の全体を広げた状態にして取り出すことが容易になる。
ウエットシート1は、シート基材10に液体11が含浸されたものである。シート基材10は、例えば繊維シートである。シート基材10は、代表的には不織布である。この不織布には、各種素材のものを使用することができる。不織布は、例えば、ポリオレフィン繊維、セルロース繊維、ナイロン繊維、ポリエステル繊維、アクリル繊維、ポリアクリル酸系繊維、ポリ乳酸繊維又はポリウレタン繊維よりなる群から選ばれた少なくとも1種の繊維から構成される。目付(坪量)が20〜200g/mである不織布を用いることができる。フェイスマスクの場合には、液体11は液状化粧料である。化粧料は、化粧水、ローション、化粧液、乳液等の液状の化粧料である。化粧料は、水性であっても油性であってもよい。化粧料は、皮膚、特に、顔の皮膚に効果のあるものである。
<内袋2>
内袋2は、平袋等の各種の袋形態であってよい。本実施形態では、内袋2は、横ガセット袋である。横ガセット袋は、図6(a)に示しているように、左右一対のサイドガセット部20を有している。内袋2の底部21は、ヒートシールされて閉塞されている。内袋2の上部は開口している。内袋2の底部21には、突出片22が全幅に亘って形成されている。突出片22は、内袋2を構成しているフィルムの内面同士が重ね合わせられてヒートシールされたものである。突出片22は指先で摘むことのできる突出長さを有している。突出片22の突出長さは、好ましくは5〜15mmである。ヒートシールされた底シール部23は線状である。底シール部23は内袋2の全幅に亘って形成されている。底シール部23は突出片22の基端部に位置している。突出片22における底シール部23から先側の部分は、内袋2を構成しているフィルム同士が重なり合っている部分であるがヒートシールされていない部分である。図6(b)に示しているように、拡開した状態における内袋2は、開口部24側から見た平面視において、矩形である。拡開した状態における内袋2は、詳細には、長方形である。底部21の突出片22は、長方形の長辺方向に沿っている。
内袋2は、各種のフィルムから構成される。本実施形態では、内袋2は、継ぎ目のないシームレスの筒状である。そのため、内袋2は、一枚の筒状フィルムから構成されている。例えば、一対のサイドガセット部20を有する長尺状の筒状フィルムを所定長さに切断すると同時にヒートシールすることで、図6(a)のような上端開口下端閉塞の内袋2を形成できる。但し、内袋2は、二枚のフィルムから構成されていてもよい。内袋2は、前後二枚のフィルムと、サイドガセット部20を構成する別途二枚のフィルムの、合計四枚のフィルムから構成されていてもよい。
内袋2を構成しているフィルムは、種々の合成樹脂フィルムであってよい。内袋2を構成しているフィルムは、特にポリエチレンフィルム(PE)が好ましい。ポリエチレンフィルムからなる内袋2の場合には、コシが強すぎるということがなくて柔軟性に優れている。ポリエチレンフィルムからなる内袋2は、取り出しやすい。ポリエチレンフィルムからなる内袋2は、耐薬品性に優れている。
内袋2は、上下逆向きでケース3に収容されている。内袋2は、底部21が上側を向き、開口部24が下側を向いた状態でケース3に収容されている。底部21の突出片22は、後述するように、ケース3の取り出し口33に面している。底部21の突出片22は、取り出し口33の長手方向に沿っている。底部21の突出片22は、ケース3の天面部30の長辺方向に沿っている。突出片22は、突出片22の前後両面のうちの第一の面に向けて傾倒している。
内袋2の開口部24側の端部25は、図3のように内側に向けて折れ曲げられている。内袋2の開口部24側の端部25は、最下層のウエットシート1の下側に位置している。図3では、内袋2の開口部24側の端部25と底蓋4との間に隙間が空いているように図示されている。その理由は、内袋2の開口部24側の端部25の折れ曲がり状態をわかりやすくするためである。実際には、内袋2の開口部24側の端部25は、底蓋4に当接している。内袋2の開口部24側の端部25には、複数枚のウエットシート1の自重が作用している。内袋2の開口部24側の端部25は、底蓋4に押し付けられている。尚、内袋2の開口部24側の端部25の折り方については、後述する。
<ケース3>
ケース3の形状は、平面視丸形の円筒状等、種々の形状であってよい。本実施形態では、ケース3は、平面視矩形である。具体的には、ケース3は、平面視において横長の長方形状のボックス型である。ケース3は、底面が開口した形状である。ケース3は、横長の長方形状の天面部30と、天面部30の周縁部から垂下する側面部31とを備えている。側面部31の下端部には、外側に向けてフランジ部32が水平に延びている。フランジ部32は、全周に亘って形成されている。尚、天面部30の上面は、ケース3の上面である。天面部30の上面は、ケース3の外面である。
天面部30は、図5に示しているように、平坦面ではない。天面部30の形状は、長辺方向に沿って上側に向けて若干湾曲した形状である。天面部30の短辺方向に沿った形状は、湾曲せずに直線状である。天面部30の短辺方向に沿った形状は、水平である。尚、以下の説明において、天面部30の長辺方向を左右方向と称することがある。また、天面部30の短辺方向を前後方向と称することがある。
天面部30は、ウエットシート1を取り出すための取り出し口33を有している。取り出し口33は、天面部30の中央部に開口している。取り出し口33の形状は任意である。取り出し口33の形状は、天面部30の長辺方向に沿って長い形状であることが好ましい。本実施形態では、取り出し口33の形状は、図4のように天面部30の長辺方向に長いトラック形状である。取り出し口33の開口縁部には、下方に向けて環状突条34が突設されている。環状突条34は、取り出し口33の開口縁部の全周に亘って形成されている。環状突条34は、天面部30の外面側から内面側に向けて、取り出し口33の中心側に傾斜しつつ延びている。環状突条34の先端部は局所的に厚肉となっている。環状突条34の先端面は、環状突条34の厚さ方向に沿って下向きに湾曲した曲面となっている。
また、天面部30の長辺方向の両端部のうち第一の端部の近傍には、凹部35が形成されている。凹部35は、天面部30の長辺方向の第一の端部と取り出し口33との間に位置している。凹部35は、天面部30の短辺方向の中央部に位置している。凹部35の形状は任意である。本実施形態では、凹部35の形状は、天面部30の長辺方向の第一の端部側に向けて湾曲した舌片状又は半円状である。凹部35の形状は、取り出し口33から遠い側に向けて湾曲した舌片状又は半円状である。天面部30の上面であって凹部35の取り出し口33に近い側の端部近傍には、上方に向けて突出した凸部36が形成されている。尚、凸部36と凹部35は、互いに連続している。
側面部31は、天面部30の形状に対応して四つの壁面を備えている。側面部31は、天面部30の一対の長辺に対応した前後一対の壁面と、天面部30の一対の短辺に対応した左右一対の壁面とを備えている。側面部31の内面にリブを形成することができる。リブの配置、リブの形状、リブの本数等は、任意である。本実施形態では、側面部31の内面に、縦方向に延びる縦リブ37が形成されている。縦リブ37は、側面部31の内面の上端部から所定長さ下方に延びている。縦リブ37の上端部は、天面部30に達している。縦リブ37は、側面部31の四つの壁面のうち、左右一対の壁面に形成されている。縦リブ37は、左右一対の壁面の前後両端部近傍にそれぞれ一本ずつ合計四本形成されている。尚、縦リブ37の長さも任意である。本実施形態では、縦リブ37の長さは、側面部31の上下方向の寸法の1/3〜1/2の長さである。縦リブ37は、側面部31の内面のうち上部のみに形成されている。
ケース3は、好ましくは合成樹脂製である。ケース3は、射出成形品である。底蓋4がケース3にヒートシールされる場合には、ケース3を構成する合成樹脂は、底蓋4とヒートシール可能な合成樹脂とされる。合成樹脂は例えばポリプロピレン樹脂(PP)である。尚、ケース3は、合成樹脂製のシートからシート成形されたシート成形品であってもよい。シート成形は、例えば、真空成形、圧空成形、プレス成形等である。特に、コスト面において、真空成形が好ましい。合成樹脂シートは、種々の熱可塑性樹脂シートである。熱可塑性樹脂シートは、例えば、ポリエチレンテレフタレート樹脂や、ポリスチレン樹脂、ポリエチレン樹脂、ポリプロピレン樹脂、ポリカーボネート樹脂等からなるシートである。合成樹脂シートは、好ましくは厚肉のものである。シートの厚さは、例えば0.5mm〜2.5mmである。
<底蓋4>
本実施形態において、底蓋4は、合成樹脂製のフィルムからなる。フィルムは、単層、多層の何れであってもよい。フィルムは、好ましくは多層構造である。底蓋4は、ケース3の側面部31の下端面にヒートシールされている。本実施形態では、ケース3の側面部31の下端部にフランジ部32が形成されている。フランジ部32の下面に底蓋4がヒートシールされている。底蓋4がケース3にヒートシールされるので、底蓋4を構成するフィルムは、内面にシーラント層を有している。底蓋4を構成するフィルムは、好ましくは、ガスバリア性を有する。一例としては、フィルムは、四層構造である。フィルムは、外面側から順に、基材フィルムとしてのポリエチレンテレフタレートフィルム(PET)と、ガスバリア層としてのアルミ蒸着を施したPETフィルムと、2軸延伸ポリプロピレンフィルム(OPP)と、シーラント層としての無延伸ポリプロピレンフィルム(CPP)とを、備えている。PETフィルムの厚さは例えば12μmである。アルミ蒸着を施したPETフィルムの厚さは例えば12μmである。OPPフィルムの厚さは例えば50μmである。CPPフィルムの厚さは例えば40μmである。尚、基材フィルムに模様や文字等の各種の印刷層を形成することができる。
<フラップ5>
フラップ5は、ケース3の取り出し口33を覆うようにケース3の天面部30に貼着されている。フラップ5は、ケース3の天面部30に剥離可能に且つ再貼着可能に貼着されている。フラップ5の形状は、取り出し口33を覆うことができる形状であればよい。フラップ5のサイズは、取り出し口33よりも大きい。取り出し口33の形状は、ケース3の天面部30の長辺方向に沿って長い形状である。フラップ5の形状は、取り出し口33の形状に対応している。フラップ5の形状は、ケース3の天面部30の長辺方向に沿って長い形状である。フラップ5の形状は、具体的には長方形である。フラップ5の長手方向が、フラップ5の剥離方向である。フラップ5の長手方向が、フラップ5の開封方向である。フラップ5は、ケース3の天面部30の長辺方向に沿って剥離される。フラップ5の長手方向の両端部のうち第一の端部は、剥離開始側の端部である。フラップ5の長手方向の第一の端部には、摘み部50が設けられている。摘み部50の形状は例えば半円状である。図2のように、摘み部50は、ケース3の天面部30の凹部35の上側に位置している。摘み部50は、凸部36の上側に位置している。図3のように、摘み部50が凸部36に当接することにより、摘み部50は、摘み部50の先端側に向けて徐々に上方に迫り上がっている。摘み部50は、凹部35の上側に位置している。しかし、摘み部50によって、凹部35の全体が上方から覆われてはいない。図2のように、凹部35は、部分的に、摘み部50によって覆われずに露出している。フラップ5の裏面は、粘着性を有している。フラップ5は、フラップ5の裏面に、粘着性を有する粘着部を備えている。フラップ5の裏面は、ケース3に対して剥離可能且つ再貼着可能である。摘み部50の裏面は、粘着性を有していない。摘み部50は、摘み部50の裏面に、非粘着性の非粘着部を備えている。フラップ5の裏面のうち取り出し口33に対応した部分は、非粘着部である。
フラップ5の長手方向の両端部のうち第二の端部側には、フラップ5の剥離を止めるためのストッパー用切り込み線51が形成されている。ストッパー用切り込み線51は、フラップ5の短手方向の両端部にそれぞれ形成されている。両ストッパー用切り込み線51は、それぞれフラップ5の短手方向の両端部から内側に向けて延びている。
フラップ5は、多層構造である。フラップ5は、基材フィルムと、基材フィルムの裏面に積層された粘着剤層とを備えている。基材フィルムの表面には、印刷層が形成される。基材フィルムは、各種の柔軟なフィルムである。基材フィルムは、特には、種々の透明な合成樹脂フィルムである。基材フィルムは、好ましくは、二軸延伸ポリエチレンテレフタレートフィルムである。尚、基材フィルムは、紙や不織布、合成紙等であってもよい。粘着剤層は、各種の粘着剤を基材フィルムの裏面に塗布することにより形成することができる。尚、粘着剤層を基材フィルムの裏面の全体に形成する。摘み部50の裏面には、粘着剤層の上に紫外線硬化型インキ等のマスキング剤を形成する。摘み部50の裏面を非粘着部とすることができる。フラップ5の裏面のうち取り出し口33に対応した箇所についても同様に非粘着部とすることができる。
<製造工程>
次に包装体の製造工程について説明する。まず、図6(b)に示しているように、内袋2を角筒状に拡開する。内袋2の底部21を下に向け、内袋2の開口部24を上に向ける。内袋2を例えばテーブル等の載置面に載置する。拡開した内袋2は、開口部24側から見た平面視において、矩形である。詳細には、拡開した内袋2は、開口部24側から見た平面視において、長方形である。内袋2が横ガセット袋であるので、内袋2の底部21を容易に矩形とすることができる。内袋2が横ガセット袋であるので、内袋2の底部21を容易に長方形状とすることができる。内袋2のフィルムがPE等のような薄く腰の弱いフィルムであっても、開口部24側の端部25の起立状態が維持されやすい。
一方、図7のように、折り畳まれたシート基材10を複数枚上下に積層しておく。積層された複数枚のシート基材10を内袋2に入れる。シート基材10の枚数は、10枚以上が好ましい。シート基材10の枚数は、10〜100枚である。内袋2が横ガセット袋であるので、複数枚のシート基材10を一括的に内袋2に容易に入れることができる。内袋2にシート基材10を入れる際にシート基材10が変形しにくい。そのため、取り出し口33からウエットシート1を取り出す際に、スムーズにウエットシート1を取り出すことができる。
図8に示しているように、上下に積層された複数枚のシート基材10を内袋2に入れる。内袋2の開口部24側の端部25は、複数枚のシート基材10の上面よりも所定長さ上方に突出している。図6(b)及び図7のように、内袋2の底部21をフラットにした状態において、内袋2の底部21から内袋2の開口部24までの上下方向の寸法は、複数枚のシート基材10の上下方向の寸法よりも大きい。図6(b)及び図7のように、内袋2の底部21をフラットにした状態において、内袋2の底部21から内袋2の開口部24までの上下方向の寸法は、複数枚のシート基材10の上下方向の寸法に対して余裕のある寸法である。
一方、ケース3を天地反転させる。ケース3の底面開口部38を上向きとする。ケース3の取り出し口33には予めフラップ5を貼着しておく。複数枚のシート基材10が入れられた内袋2をケース3に入れる。ケース3は硬質の合成樹脂製であって保形性を有している。そのため、内袋2に入れられた複数枚のシート基材10を容易にケース3に収容することができる。上下反転させたケース3に内袋2を底部21側から入れるので、内袋2をケース3にスムーズに入れることができる。
内袋2の底部21は下を向いている。ケース3の天面部30は下側となっている。複数枚のシート基材10が入れられた内袋2を、ケース3に入れると、図9(a)のように、内袋2の底部21がケース3の天面部30に対峙する。内袋2の底部21は環状突条34によって支持される。そのため、内袋2の底部21はケース3の天面部30の内面から浮き上がった状態となり、内袋2の底部21はケース3の天面部30の内面に密着しない。ケース3の底面開口部38と内袋2の開口部24は、何れも上方を向いた状態となる。ケース3に収容された状態において、上下に複数枚積層されたシート基材10は、ケース3のフランジ部32よりも上側に所定量はみ出した状態となる。内袋2の開口部24側の端部25は、ケース3のフランジ部32よりも上側に所定長さ突出した状態となる。内袋2は、ケース3から所定長さ上方に突出する。内袋2がケース3から突出した部分は、ケース3に対する内袋2の余裕分である。その余裕分の長さは、長辺側で例えば20〜25mmである。余裕分の長さは、短辺側で例えば25〜30mmである。図9(b)のように、内袋2の開口部24側の端部25をケース3のフランジ部32で下側に折り返す。内袋2の開口部24側の端部25をケース3の側面部31の外側に位置させる。
その後、内袋2に液体11を入れる。具体的には、図10のように、積層されたシート基材10の上方にノズル60を配置する。ノズル60から液体11をシート基材10に向けて注出する。好ましくは複数本のノズル60を配置する。好ましくは、四本あるいは二本のノズル60を配置する。図10には四本のノズル60を配置した場合を図示している。四本のノズル60をシート基材10の上方に配置する場合には、ケース3の長辺方向と短辺方向の二方向にそれぞれ間隔をあけるようにして、ノズル60を配置する。尚、二本のノズル60を使用する場合には、例えば、ケース3の短辺方向の中央部に、ケース3の長辺方向に間隔をあけるようにして配置することが好ましい。積層されたシート基材10の上面に液体11を注ぐことが好ましい。シート基材10を介して内袋2に液体11を注入することが好ましい。内袋2の外側には硬質のケース3が存在している。そのため、内袋2に液体11を注入する際に、複数枚のシート基材10が型くずれしたりすることがなく、容易に液体11を注入できる。内袋2の開口部24側の端部25をケース3のフランジ部32で下側に折り返してケース3の側面部31の外側に位置させているので、液体11を注入する際に内袋2が邪魔にならない。ヒートシール面であるケース3のフランジ部32に液体11が付着することを内袋2によって防止できる。
液体11の量は、例えば図11(a)に示すように、ケース3の上下方向の寸法の約1/5〜1/4程度である。液体11の量は、図11(b)に示すように、複数枚のシート基材10の全体に液体11が浸透できる程度の量である。シート基材10とケース3との間には内袋2が存在しているため、液体11がケース3には到達しない。液体11がケース3の取り出し口33には到達しない。液体11によってフラップ5の粘着力が低下するということがない。
シート基材10に液体11を含浸させることにより、ウエットシート1が完成する。液体11を注入した後、図11(b)に矢印で示しているように、ウエットシート1を上方から押圧することが好ましい。この押圧工程によって、液体11が複数枚のウエットシート1の全体に行き渡る。ケース3のフランジ部32よりも上方に所定量はみ出していた複数枚のウエットシート1は、押圧工程によって圧縮される。複数枚のウエットシート1は、ケース3から上方にはみ出すことがなくなる。複数枚のウエットシート1は、ケース3の内側に完全に収容される。収容された複数枚のウエットシート1の上面の高さは、ケース3のフランジ部32の下面の高さ以下となる。複数枚のウエットシート1を上下圧縮してケース3に完全に収容する。底蓋4をフランジ部32にヒートシールする際に、底蓋4の中央部がウエットシート1に押されて上方に膨出するということがない。底蓋4をフランジ部32に確実にヒートシールすることができる。環状突条34が内袋2を下から支えるので、ウエットシート1の自重や押圧工程の押圧力がフラップ5に作用しない。そのため、フラップ5の剥離が防止される。
その後、図12のように内袋2を折り畳む工程へと進む。内袋2の上下方向の長さは、複数枚のウエットシート1の積層高さに対して余裕がある。その余裕分を利用して内袋2を折り畳む。まず、ケース3のフランジ部32の外側に折り返していた内袋2の開口部24側の端部25を、上側に引き上げて起立させる。その起立状態では、内袋2の開口部24側の端部25は、平面視において矩形である。具体的には、内袋2の開口部24側の端部25は、長方形である。起立状態となった内袋2の開口部24側の端部25をケース3の内側に向けて略90度折り曲げる。折り曲げ方は任意である。折り曲げ方の一例を挙げる。まず、図12(a)のように、内袋2の開口部24側の端部25のうち左右一対の短辺側の部分25aを、それぞれ内側に折り曲げて最下層のウエットシート1に押し付ける。尚、ケース3は製造段階において天地逆の状態となっている。そのため、最下層のウエットシート1は製造段階では最も上側に位置している。ウエットシート1には液体11が含浸されているので、内袋2は、ウエットシート1に貼り付く。そのため、内袋2の開口部24側の端部25の折り曲げ状態が維持される。図12において、最下層のウエットシート1と内袋2とが密着している部分には、多数のドットを付して示している。図12(a)のように、内袋2の開口部24側の端部25のうち左右一対の短辺側の部分25aが内側に折り曲げられた状態において、内袋2の開口部24側の端部25のうち短辺側の部分25a同士は互いに離間している。
続いて、図12(b)のように、内袋2の開口部24側の端部25のうち前後一対の長辺側の部分25bを、それぞれ内側に折り曲げて最下層のウエットシート1に押し付けて密着させる。内袋2の開口部24側の端部25における四隅の箇所では、内袋2の開口部24側の端部25における長辺側の部分25bが短辺側の部分25aの上に重なっている。内袋2の開口部24側の端部25のうち四隅の箇所以外の部分は、最下層のウエットシート1に当接する。内袋2の開口部24側の端部25のうち四隅の箇所以外の部分をウエットシート1に密着させることができる。長辺側の部分25bについても、内側に折り曲げられた状態において互いに離間している。上下に複数枚積層されたウエットシート1の下面は、図12のように天地反転された状態では上面となる。上下に複数枚積層されたウエットシート1の下面の中央部は、内袋2によって覆われずに露出している。上下に複数枚積層されたウエットシート1の下面の中央部のみが内袋2によって覆われない。上下に複数枚積層されたウエットシート1の下面の中央部を除いて、上下に複数枚積層されたウエットシート1の全体は、内袋2によって覆われている。
その後、図13のように、ケース3のフランジ部32の下面に底蓋4をヒートシールする。内袋2の開口部24側の端部25は、内側に折り曲げられている。内袋2の開口部24側の端部25は、ウエットシート1に密着している。内袋2の開口部24側の端部25は、折り曲げられた状態が維持されている。底蓋4をケース3のフランジ部32の下面にヒートシールする際に、内袋2が邪魔にならない。底蓋4をケース3のフランジ部32の下面にヒートシールする際に、シールバーが内袋2に触れることがない。底蓋4をケース3のフランジ部32の下面にヒートシールする際に、内袋2が溶けたり破損したりしない。ケース3の底面開口部38を底蓋4で密封して、包装体が完成する。包装体を製造した後、包装体を上下反転させる。包装体を、図1のようなフラップ5が上側に位置する通常状態とする。
製造された包装体においては、上下に積層された複数枚のウエットシート1が内袋2に入れられている。開封前の例えば輸送中等に、ケース3内においてウエットシート1が位置ずれしたり、型くずれしたりしにくい。特に、内袋2の開口部24側の端部25が折り曲げられているので、ウエットシート1の積層状態が良好に維持される。
通常状態では、内袋2の開口部24が下を向いた状態にある。ウエットシート1に含浸した液体11が内袋2の開口部24から内袋2の外部に滲み出す可能性がある。仮に内袋2の外部に液体11が滲みだしたとしても、滲みだした液体11の量は僅かである。滲みだした液体11がケース3の側面部31をつたって上昇するということもほとんどない。そのため、液体11は取り出し口33には到達しない。フラップ5の貼着状態が確実に維持される。内袋2の開口部24側の端部25が折り曲げられているので、内袋2からの液体11の滲みだしを、より一層防止できる。折り曲げられた内袋2の開口部24側の端部25は、最下層のウエットシート1に密着している。折り曲げられた内袋2の開口部24側の端部25は、複数枚のウエットシート1の自重によって底蓋4に押し付けられている。そのため、内袋2の開口部24側の端部25の折れ曲がり状態が維持される。
<使用開始>
包装体を使用する際には、まず図14のようにフラップ5を第一の端部側から剥離して、取り出し口33を開放させる。フラップ5の摘み部50を摘むことでフラップ5をケース3の天面部30から剥離できる。ケース3の天面部30には凹部35が形成されている。凹部35の開口縁部には凸部36が形成されている。凸部36によってフラップ5の摘み部50が上方に迫り上がった状態にある。そのため、フラップ5を剥離する際に、摘み部50を容易に摘んでフラップ5を剥離することができる。フラップ5を開けると、取り出し口33から内袋2の底部21が部分的に露出し、底部21の突出片22も部分的に露出する。その後、図15のように取り出し口33から内袋2を引き出していく。内袋2の底部21が上側となっているので、内袋2を底部21から容易に引き出すことができる。内袋2の底部21には突出片22が形成されている。突出片22は取り出し口33から露出する。突出片22を指先で摘んで内袋2を容易に引き出すことができる。突出片22は片面側に傾倒している。突出片22を摘んで引き起こすようにしながら、突出片22を上方に引っ張っる。内袋2をケース3から完全に取り出して除去する。ケース3から取り出した内袋2は廃棄処分してよい。
内袋2がポリエチレンフィルムから構成されていると、内袋2を引っ張り出す際の抵抗が小さく、スムーズに内袋2を引っ張り出すことができる。また、内袋2をケース3から引き出す際に、ケース3の例えば側面部31を第一の手で把持しながら第二の手で内袋2を摘んで引き出すことができる。ケース3が保形性に優れているので、ケース3をしっかりと把持して固定しながら、内袋2を容易に引き出すことができる。取り出し口33の開口縁部に下向きの環状突条34が形成されているので、内袋2は環状突条34の先端面に接触しながら取り出し口33から引き出される。そのため内袋2をスムーズに引き出すことができる。環状突条34の先端面が下側に湾曲した曲面となっているので、内袋2と環状突条34の先端面との間の摺動抵抗は小さい。環状突条34の先端部が厚肉部となっているので、環状突条34の先端面を大きな曲面とすることができる。そのため、内袋2は環状突条34の先端面とスムーズに摺動する。また、ケース3の天面部30の内面から環状突条34が下側に突出しているので、内袋2がケース3の天面部30の内面に密着しない。そのため内袋2を容易に取り出すことができる。また、ウエットシート1の下面の中央部は内袋2によって覆われずに露出しているので、ウエットシート1の下面の全体が内袋2で覆われている構成に比して、内袋2を容易に引き出すことができる。
内袋2を引き出した後、最上層のウエットシート1から順に一枚ずつ取り出し口33から取り出して、ウエットシート1を使用することができる。取り出し口33の開口縁部に環状突条34が下向きに突出しているので、ウエットシート1がケース3の天面部30の内面に貼り付きにくく、ウエットシート1をスムーズに取り出すことができる。ウエットシート1を取り出した後、フラップ5を再びケース3の天面部30に貼着することにより、取り出し口33を再封できる。ウエットシート1の残数が少なくなっても、ケース3によって包装体の形状が維持される。最後のウエットシート1までスムーズに取り出すことができる。包装体の良好な美感も維持される。取り出し口33の開口縁部には下方に向けて環状突条34が突設されているので、ウエットシート1がフラップ5に触れにくく、フラップ5の粘着力が維持される。
本実施形態では、内袋2に複数枚のシート基材10を収容し、そのシート基材10を収容した内袋2をケース3に入れ、その後、内袋2に液体11を注入してシート基材10に液体11を含浸させた。しかし、シート基材10を収容した内袋2をケース3に入れた状態ではなく、シート基材10を収容した内袋2をケース3に入れる前の状態において、シート基材10を収容した内袋2に液体11を注入してもよい。内袋2に先に液体11を入れておき、その内袋2にシート基材10を入れて液体11を含浸させてもよい。内袋2にシート基材10を入れる前に予めシート基材10に液体11を含浸させてウエットシート1を作成し、そのウエットシート1を内袋2に入れてもよい。ウエットシート1を内袋2に入れる作業は、ケース3の外部で行ってもよいし、ケース3に内袋2を先に入れておいてその内袋2にウエットシート1を入れてもよい。
上記実施形態では、包装容器がケース3と底蓋4とを備える構成であった。しかし、包装容器は柔軟性を有するものでもよい。例えば、図16のように包装容器は包装袋70でもよい。包装袋70の形態は任意である。包装袋70は、例えば、ピロー包装である。包装袋70の上面に取り出し口71が形成されている。その取り出し口71をフラップ5が覆う。包装容器が包装袋70である場合、例えば、図17(a)のように、包装袋70の第一の端部は開口している。包装袋70の開口部72は側方を向いている。複数枚のウエットシート1が入れられた内袋2を、側方から包装袋70に入れる。包装袋70は上下逆の状態である。フラップ5は下側に位置する。内袋2の底部21は下側に位置し、内袋2の開口部24は上側に位置する。底部21が下側に位置して開口部24が上側に位置した内袋2を、包装袋70に入れる。複数枚のウエットシート1が入れられた内袋2を包装袋70に入れる。その後、図17(b)のように、包装袋70の開口部72をヒートシールして密封する。その後、包装袋70を上下反転させて通常状態とする。包装袋70を使用すると、包装体の製造コストをより一層低減できる。
尚、上記実施形態では、ウエットシート1が上下に積層されていた。上記実施形態では、ウエットシート1の積層の方向は上下方向であった。しかし、ウエットシート1の積層の方向は、上下方向には限られない。図18のようにウエットシート1の積層の方向は、水平方向であってもよい。ウエットシート1が折り畳まれた状態で内袋2に収容されている場合には、ウエットシート1の折り目1aは、図18(a)のように上側を向いていてもよい。ウエットシート1の折り目1aは、図18(b)のように、下側を向いていてもよい。図示は省略するが、ウエットシート1の折り目1aは、横方向を向いていてもよい。
尚、取り出し口33,71を開閉するための開閉蓋は、硬質プラスチック製の開閉蓋でもよい。
1 ウエットシート
1a 折り目
2 内袋
3 ケース(包装容器)
4 底蓋(包装容器)
5 フラップ(開閉蓋)
10 シート基材
11 液体
20 サイドガセット部
21 底部
22 突出片
23 底シール部
24 開口部
25 端部
25a 端部の短辺側の部分
25b 端部の長辺側の部分
30 天面部
31 側面部
32 フランジ部
33 取り出し口
34 環状突条
35 凹部
36 凸部
37 縦リブ
38 底面開口部
50 摘み部
51 ストッパー用切り込み線
60 ノズル
70 包装袋(包装体)
71 取り出し口
72 開口部

Claims (8)

  1. 複数枚のウエットシートと、
    前記複数枚のウエットシートを収容するための包装容器であって、上面を有し、前記上面に前記ウエットシートを取り出すための取り出し口を有する包装容器と、
    前記包装容器の前記取り出し口を開閉するための開閉蓋と、を備え、
    前記包装容器に前記複数枚のウエットシートが積層された状態で収容されているウエットシート包装体であって、
    開口部と底部とを有する内袋を備え、
    前記内袋に前記複数枚のウエットシートが収容されており、
    前記内袋は、前記開口部が下側となり前記底部が上側となった状態で前記包装容器に収容されており、
    前記内袋は、前記ウエットシート包装体の使用開始時に、前記包装容器の前記取り出し口から引き出されて除去される、ことを特徴とするウエットシート包装体。
  2. 前記包装容器は、ケースと、底蓋とを備え、
    前記ケースは底面開口部を有しており、
    前記底蓋は、前記ケースの前記底面開口部を閉塞している、請求項1記載のウエットシート包装体。
  3. 前記ケースは、側面部を有しており、
    前記ケースの前記側面部は、下端面を有しており、
    前記底蓋は、フィルムから構成されており、
    前記底蓋は、前記ケースの前記側面部の前記下端面にヒートシールされている、請求項2記載のウエットシート包装体。
  4. 前記ケースは、前記取り出し口の開口縁部に、下側に向けて突出した環状突条を備えている、請求項2又は3記載のウエットシート包装体。
  5. 前記内袋は、横ガセット袋である請求項1乃至4の何れかに記載のウエットシート包装体。
  6. 前記内袋は、内面を有し、
    前記内袋は、前記底部に、前記内袋の前記内面同士が重なり合った突出片を備えており、
    前記内袋は、前記ウエットシート包装体の使用開始時に、前記突出片を摘むことにより、前記包装容器の前記取り出し口から引き出すことができる、請求項1乃至5の何れかに記載のウエットシート包装体。
  7. 前記内袋は、前記開口部側に端部を有しており、
    前記内袋の前記開口部側の前記端部は、前記ウエットシートの下側に折り曲げられている、請求項1乃至6の何れかに記載のウエットシート包装体。
  8. 前記ウエットシートの下側の部分の中央部は、前記内袋によって覆われずに露出している、請求項7記載のウエットシート包装体。
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