JPWO2014027398A1 - ダブルデッキエレベータ - Google Patents

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Abstract

釣合おもりが下降中に急停止された後に上かご及び下かごにかかる衝撃を抑えることができるダブルデッキエレベータを得ることを目的とする。かご装置(5)は、主枠(7)と、主枠(7)内に上下動可能に設けられた上かご(8)及び下かご(9)と、主枠(7)に対して上かご(8)及び下かご(9)をつるべ式に吊り下げるかご懸架手段(30)とを有している。主枠(7)の下部には、ストッパ綱車(32a,32b)が設けられている。ストッパ綱車(32a,32b)には、可撓性のストッパ索状体(33a,33b)が巻き掛けられている。ストッパ索状体(33a,33b)は、ストッパ綱車(32a,32b)の一側で上かご(8)に接続されており、かつストッパ綱車(32a,32b)の他側で下かご(9)に接続されている。

Description

この発明は、上かご及び下かごがかご懸架手段により主枠内に吊り下げられているダブルデッキエレベータに関するものである。
従来のダブルデッキエレベータでは、主枠に搭載されたかご位置調整駆動装置の駆動力により、上かご及び下かごが主枠内で上下動され、上かごと下かごとの間隔が調整される。かご位置調整駆動装置のかご位置調整駆動シーブには、上かご及び下かごを主枠内に吊り下げるロープが巻き掛けられている。また、上かごの下部には、ロープが巻き掛けられた一対の上かご吊り車が搭載され、下かごの下部には、ロープが巻き掛けられた一対の下かご吊り車が搭載されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2007−331871号公報
上記のような従来のダブルデッキエレベータでは、かご装置の上昇中、即ち釣合おもりの下降中に、釣合おもり非常止め装置が作動したり釣合おもりが緩衝器に衝突したりして、釣合おもりが急停止された場合、かご装置は、それを吊っている主ロープの張力が無くなっても上昇を続け、その後落下して主ロープの張力が回復する。
このとき、かご装置の主枠に対してロープにより上かご及び下かごが吊り下げられているため、主ロープの張力が無くなってかご装置が上昇を続ける際には、上かご及び下かごを吊っているロープの張力も無くなり、上かご及び下かごが主枠に対して上昇する。このため、かご装置が落下してロープ張力が回復する際には、上かご及び下かごにかかる衝撃が主枠にかかる衝撃よりも大きくなる。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、釣合おもりが下降中に急停止された後に上かご及び下かごにかかる衝撃を抑えることができるダブルデッキエレベータを得ることを目的とする。
この発明に係るダブルデッキエレベータは、主枠と、主枠内に上下動可能に設けられた上かごと、上かごの下方で主枠内に上下動可能に設けられた下かごと、主枠に対して上かご及び下かごをつるべ式に吊り下げるかご懸架手段とを有しており、昇降路内を昇降されるかご装置を備え、かご装置は、主枠の下部に設けられているストッパ綱車と、ストッパ綱車に巻き掛けられている可撓性のストッパ索状体とをさらに有しており、ストッパ索状体は、ストッパ綱車の一側で上かごに接続されており、かつストッパ綱車の他側で下かごに接続されている。
この発明のダブルデッキエレベータは、主枠の下部にストッパ綱車が設けられており、ストッパ綱車にストッパ索状体が巻き掛けられており、ストッパ索状体は、ストッパ綱車の一側で上かごに接続されており、かつストッパ綱車の他側で下かごに接続されているので、かご懸架手段の張力が無くなることにより上かごと下かごとが主枠に対して同時に上昇されるのが阻止され、釣合おもりが下降中に急停止された後に上かご及び下かごにかかる衝撃を抑えることができる。
この発明の実施の形態1によるダブルデッキエレベータを示す概略の構成図である。 図1のかご装置を拡大して示す正面図である。 図2のIII−III線に沿う断面図である。 図3のクランプ装置を拡大して示す斜視図である。 図3の要部を拡大して示す側面図である。 図5のロープ端末接続装置を示す正面図である。 図6のばねが伸びた状態を示す正面図である。
以下、この発明を実施するための形態について、図面を参照して説明する。
実施の形態1.
図1はこの発明の実施の形態1によるダブルデッキエレベータを示す概略の構成図である。図において、昇降路の上部には、巻上機1が設けられている。巻上機1は、巻上機駆動シーブ2と、巻上機駆動シーブ2を回転させる巻上機モータ(図示せず)と、駆動シーブの回転を制動する巻上機ブレーキ(図示せず)とを有している。
巻上機駆動シーブ2の近傍には、そらせ車3が設けられている。巻上機駆動シーブ2及びそらせ車3には、かご装置懸架手段としての複数本のかご装置懸架ロープ(主ロープ)4が巻き掛けられている。
かご装置5及び釣合おもり6は、かご装置懸架ロープ4により1:1ローピング方式で昇降路内に吊り下げられており、巻上機1により昇降される。昇降路内には、かご装置5の昇降を案内する一対のかご装置ガイドレール(図示せず)と、釣合おもり6の昇降を案内する一対の釣合おもりガイドレール(図示せず)とが設置されている。
かご装置5には、かご装置ガイドレールに係合してかご装置5を非常停止させるかご装置非常止め装置(図示せず)が搭載されている。また、釣合おもり6には、釣合おもりガイドレールに係合して釣合おもり6を非常停止させる釣合おもり非常止め装置(図示せず)が搭載されている。
かご装置5は、かご装置懸架ロープ4に接続された主枠(かご装置枠)7と、主枠7内の上部に設けられた上かご8と、主枠7内の下部、即ち上かご8の真下に設けられた下かご9とを有している。上かご8及び下かご9は、いずれも主枠7に対して上下動可能である。主枠7に対して上かご8及び下かご9を上下動させることにより、上かご8と下かご9との間隔が調整可能になっている。
巻上機1の運転は、制御装置10により制御される。即ち、制御装置10は、かご装置5の運行を制御する。また、制御装置10は、上かご8及び下かご9が着床した階に応じて、上かご8と下かご9との間隔を制御する。
図2は図1のかご装置5を拡大して示す正面図、図3は図2のIII−III線に沿う断面図である。主枠7は、一対の縦枠7a,7bと、縦枠7a,7bの上端部間に水平に設けられた上枠7cと、縦枠7a,7bの下端部間に水平に設けられた下枠7dと、縦枠7a,7bの中間部間に水平に設けられた中間枠7eとを有している。かご装置懸架ロープ4は、上枠7cに接続されている。
主枠7の上端部の幅方向両側には、かご装置ガイドレールに係合する一対の上部ローラガイド装置11a,11bが設けられている。主枠7の下端部の幅方向両側には、かご装置ガイドレールに係合する一対の下部ローラガイド装置12a,12bが設けられている。
上かご8は、上枠7cと中間枠7eとの間に配置されている。下かご9は、中間枠7eと下枠7dとの間に配置されている。縦枠7a,7bには、上かご8の上下動を案内する一対の上かごガイドレール13a,13bと、下かご9の上下動を案内する一対の下かごガイドレール14a,14bとが設けられている。
上かご8は、上かご枠8aと、上かご枠8aに支持された上かご室8bと、上かごガイドレール13a,13bに係合する複数の上かごガイドシュー8cとを有している。下かご9は、下かご枠9aと、下かご枠9aに支持された下かご室9bと、下かごガイドレール14a,14bに係合する複数の下かごガイドシュー9cとを有している。
中間枠7e上には、上かご緩衝器15が設置されている。下枠7d上には、下かご緩衝器16が設置されている。
上枠7c上には、上かご8及び下かご9を上下動させることにより、両者の間隔を変化させるかご位置調整駆動装置21が設けられている。かご位置調整駆動装置21は、上かご8のかご床と下かご9のかご床との間の距離を変化させ、建物の階間距離に合わせる。
また、かご位置調整駆動装置21は、かご位置調整駆動シーブ22と、かご位置調整駆動シーブ22を回転させるかご位置調整モータ23とを有している。上枠7cには、第1及び第2の返し車24,25が設けられている。
上かご枠8aの上部には、一対の第1の上かご吊り車26a,26bと、一対の第2の上かご吊り車27a,27bとが設けられている。下かご枠9aの下部には、一対の第1の下かご吊り車28a,28bと、一対の第2の下かご吊り車29a,29bとが設けられている。
第1の上かご吊り車26aと第2の上かご吊り車27aとは、同軸上に互いに独立して回転可能に配置されている。第1の上かご吊り車26bと第2の上かご吊り車27bとは、同軸上に互いに独立して回転可能に配置されている。第2の上かご吊り車27a,27bは、かご装置5の前後方向について、第1の上かご吊り車26a,26bの前方(図3の左側)に配置されている。
第1の下かご吊り車28aと第2の下かご吊り車29aとは、同軸上に互いに独立して回転可能に配置されている。第1の下かご吊り車28bと第2の下かご吊り車29bとは、同軸上に互いに独立して回転可能に配置されている。第2の下かご吊り車29a,29bは、かご装置5の前後方向について、第1の下かご吊り車28a,28bの後方(図3の右側)に配置されている。
また、かご位置調整駆動シーブ22、返し車24,25、及び吊り車26a,26b,27a,27b,28a,28b,29a,29bの回転軸は、それぞれ水平である。
かご位置調整駆動シーブ22には、主枠7に対して上かご8及び下かご9をつるべ式に吊り下げるかご懸架手段としての複数本のかご懸架ロープ30が巻き掛けられている。上枠7cには、かご懸架ロープ30の第1の端部が接続された第1の綱止め部31aと、かご懸架ロープ30の第2の端部が接続された第2の綱止め部31bとが設けられている。
かご懸架ロープ30は、第1の端部側から順に、第1の上かご吊り車26a、第1の上かご吊り車26b、第1の返し車24、第2の上かご吊り車27b、第2の上かご吊り車27a、かご位置調整駆動シーブ22、第1の下かご吊り車28a、第1の下かご吊り車28b、第2の返し車25、第2の下かご吊り車29b、及び第2の下かご吊り車29aに巻き掛けられ、第2の端部に至っている。これにより、上かご8及び下かご9は、主枠7に対して、4:1ローピング方式で吊り下げられている。
また、実施の形態1の階間調整装置は、かご位置調整駆動装置21、返し車24,25、吊り車26a,26b,27a,27b,28a,28b,29a,29b、及びかご懸架ロープ30を有している。
主枠7の下部、即ち下枠7dの幅方向両側には、ストッパ綱車32a,32bが設けられている。ストッパ綱車32a,32bには、ストッパ索状体としての可撓性のストッパロープ33a,33bが巻き掛けられている。即ち、実施の形態1のストッパ綱車は、左右一対のストッパ綱車32a,32bを有し、実施の形態1のストッパ索状体は、左右一対のストッパロープ33a,33bを有している。
ストッパロープ33a,33bは、ストッパ綱車32a,32bの一側で上かご8に接続されている。即ち、ストッパロープ33a,33bの第1の端部(上かご側端部)は、クランプ装置34a,34bを介して、上かご枠8aの下部に接続されている。
また、ストッパロープ33a,33bは、ストッパ綱車32a,32bの他側で下かご9に接続されている。即ち、ストッパロープ33a,33bの第2の端部(下かご側端部)は、ロープ端末接続装置35a,35bを介して、下かご枠9aの下部に接続されている。
上かご8と下かご9との間隔が変化されることにより、ストッパロープ33a,33bが移動されてストッパ綱車32a,32bが回転される。
ストッパロープ33a,33bに作用する荷重条件は、大きな張力が常時作用するかご装置懸架ロープ4やかご懸架ロープ30とは異なり、調速機ロープ(図示せず)に近い。このため、ストッパロープ33a,33bの安全率は、調速機ロープの安全率に準じて決めることができる。
実施の形態1では、ストッパロープ33a,33bの強度は、かご懸架ロープ30の強度の約1/5から1/10程度に設定されている。例えば、かご懸架ロープ30としては、φ10mmのロープが5本用いられる。この場合、上かご8及び下かご9は、4:1ローピング方式であるため、合計20本のφ10mmのロープにより吊り下げられていることになる。これに対して、ストッパロープ33a,33bとしては、φ12mmのロープが左右1本ずつ(合計2本)用いられる。
また、ストッパ綱車32a,32bについても、ストッパロープ33a,33bと同様に、調速機用の綱車に準じたものを用いることができる。実施の形態1では、ストッパロープ33a,33bの直径とストッパ綱車32a,32bの直径との比が30以上に設定されている。例えば、ストッパロープ33a,33bの直径を12mm、ストッパ綱車32a,32bの直径を380mmとすると、その比は約31.7となる。
図4は図3のクランプ装置34aを拡大して示す斜視図であり、クランプ装置34bの構成もクランプ装置34aと同様である。クランプ装置34aは、上かご枠8aの下部に固定された取付部材36と、取付部材36上に設けられたアルミニウム合金製の一対のクランプ部材37a,37bと、クランプ部材37a,37bを締め付ける一対の締付ボルト38とを有している。
ストッパロープ33aの第1の端部は、クランプ部材37a,37b間に挟持されている。また、釣合おもり6が下降中に急停止された際の上かご8及び下かご9の上昇エネルギーが過大な場合に、クランプ部材37a,37bに対してストッパロープ33aを滑らせるように、締付ボルト38による締付力が管理される。即ち、ストッパロープ33aに作用する最大張力は、ストッパロープ33aに対するクランプ部材37a,37bの挟持力である。
このように、クランプ部材37a,37bに対してストッパロープ33aを滑らせることにより、エネルギーを吸収し、主枠7に対する上かご8及び下かご9の上昇が抑制される。また、ストッパ綱車32a及びストッパロープ33aに想定外の荷重が作用した場合に、エレベータ装置自体の破壊を防ぐ効果もある。
図5は図3の要部を拡大して示す側面図、図6は図5のロープ端末接続装置35aを示す正面図であり、ロープ端末接続装置35bの構成もロープ端末接続装置35aと同様である。ロープ端末接続装置35aは、下かご枠9aに固定された取付部材39と、取付部材39を貫通するねじ棒40と、ねじ棒40の上端部に螺着された複数のナット41と、取付部材39とナット41との間に設けられている弾性体としてのばね42と、ばね42の内側でねじ棒40を囲繞するカラー43とを有している。
ストッパロープ33aの第2の端部は、ねじ棒40の下端部に接続されている。かご懸架ロープ30及びストッパロープ33a,33bの経年伸びは、図7に示すように、ばね42の復元力により吸収される。これにより、ストッパロープ33a,33bがストッパ綱車32a,32bから脱落するのが防止されている。
保守時には、ばね42の上端部とカラー43の上端部との間の隙間Cが測定される。そして、隙間Cが予め設定された値に達する前にナット41が締め付けられ、隙間Cが0mmにされる。
かご懸架ロープ30の伸びは小さいため、隙間Cは設置後1年間で18mm未満と想定される。この場合、隙間Cの最大値を例えば20mmとし、定期的な保守点検で隙間Cが20mmに達する前にナット41の締付を行えばよい。
このようなダブルデッキエレベータでは、主枠7の下部にストッパ綱車32a,32bが設けられており、ストッパ綱車32a,32bにストッパロープ33a,33bが巻き掛けられており、ストッパロープ33a,33bは上かご8及び下かご9に接続されているので、かご懸架ロープ30の張力が無くなることにより上かご8と下かご9とが主枠7に対して同時に上昇されるのが阻止され、釣合おもり6が下降中に急停止された後に上かご8及び下かご9にかかる衝撃を抑えることができる。
また、ストッパ綱車32a,32b及びストッパロープ33a,33bは、上かご8及び下かご9の前側に偏って配置されているので、主枠7に対する上かご8及び下かご9の上昇を阻止する際に、上かご8及び下かご9に前側の偏荷重が作用する。これにより、上かごガイドシュー8c及び下かごガイドシュー9cの摩擦抵抗が増大され、主枠7に対する上かご8及び下かご9の上昇をより確実に阻止することができる。
さらに、ストッパ綱車32a,32bを主枠7の左右両側に配置し、ストッパロープ33a,33bを上かご8及び下かご9の左右両側に配置したので、かご装置5の全長を伸ばすことなく、既存のつるべ式の階間調整装置を持ったダブルデッキエレベータに容易に後付けすることができる。
なお、上記の例では、ストッパロープ33a,33bの上かご8側の端部にクランプ装置34a,34bを設け、下かご9側の端部にロープ端末接続装置35a,35bを設けたが、逆であってもよい。
また、上記の例では、ストッパ綱車32a,32b及びストッパロープ33a,33bを上かご8及び下かご9の前側に偏って配置したが、後ろ側に偏って配置してもよい。
さらに、上記の例では、かご装置懸架手段としてかご装置懸架ロープ4を、かご懸架手段としてかご懸架ロープ30を示したが、これらはロープに限定されるものではなく、例えばベルトであってもよい。
さらにまた、上記の例では、ストッパ索状体としてストッパロープ33a,33bを示したが、ストッパ索状体はロープに限定されるものではなく、例えばベルト、又は単線のワイヤ等であってもよい。
また、上記の例では、2組のストッパ綱車32a,32b及びストッパロープ33a,33bを示したが、1組又は3組以上であってもよい。
さらに、上記の例では、上かご8及び下かご9を4:1ローピング方式で吊り下げたが、これに限定されるものではなく、例えば2:1ローピング方式であってもよい。
さらにまた、ダブルデッキエレベータ全体の構成も、図1の例に限定されない。

Claims (6)

  1. 主枠と、前記主枠内に上下動可能に設けられた上かごと、前記上かごの下方で前記主枠内に上下動可能に設けられた下かごと、前記主枠に対して前記上かご及び前記下かごをつるべ式に吊り下げるかご懸架手段とを有しており、昇降路内を昇降されるかご装置
    を備え、
    前記かご装置は、
    前記主枠の下部に設けられているストッパ綱車と、
    前記ストッパ綱車に巻き掛けられている可撓性のストッパ索状体とをさらに有しており、
    前記ストッパ索状体は、前記ストッパ綱車の一側で前記上かごに接続されており、かつ前記ストッパ綱車の他側で前記下かごに接続されているダブルデッキエレベータ。
  2. 前記ストッパ索状体の強度は、かご懸架手段の強度の1/5から1/10である請求項1記載のダブルデッキエレベータ。
  3. 前記ストッパ索状体は、前記ストッパ索状体を挟持するクランプ装置を介して前記上かご又は前記下かごに接続されている請求項1記載のダブルデッキエレベータ。
  4. 前記ストッパ索状体は、前記かご懸架手段及び前記ストッパ索状体の伸びを吸収する弾性体を介して前記上かご又は前記下かごに接続されている請求項1記載のダブルデッキエレベータ。
  5. 前記ストッパ綱車及び前記ストッパ索状体は、前記上かご及び前記下かごの前側又は後ろ側に偏って配置されている請求項1記載のダブルデッキエレベータ。
  6. 前記ストッパ綱車は、前記主枠の幅方向両側に配置された左右一対のストッパ綱車を有しており、
    前記ストッパ索状体は、前記ストッパ綱車にそれぞれ巻かれた左右一対のストッパ索状体を有している請求項1記載のダブルデッキエレベータ。
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