JP2013252929A - エレベータ装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】昇降路の内部空間を有効に利用することができるエレベータ装置を得る。
【解決手段】昇降路100を昇降するかご1およびカウンタウエイト2と、かご1およびカウンタウエイト2に渡って設けられたロープ3と、ロープ3が巻き掛けられた綱車を有し、綱車が回転することにより、かご1およびカウンタウエイト2を昇降させる巻上機4と、巻上機4を制御するエレベータ制御装置6とを備え、エレベータ制御装置6は、カウンタウエイト2に内蔵されている。
【選択図】図1
【解決手段】昇降路100を昇降するかご1およびカウンタウエイト2と、かご1およびカウンタウエイト2に渡って設けられたロープ3と、ロープ3が巻き掛けられた綱車を有し、綱車が回転することにより、かご1およびカウンタウエイト2を昇降させる巻上機4と、巻上機4を制御するエレベータ制御装置6とを備え、エレベータ制御装置6は、カウンタウエイト2に内蔵されている。
【選択図】図1
Description
この発明は、かごおよびカウンタウエイトが昇降路を昇降するエレベータ装置に関する。
従来、油圧式のエレベータ装置からリニューアルされたつるべ式のエレベータ装置であって、昇降路を昇降するかごおよびカウンタウエイトを備えたエレベータ装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
しかしながら、かごおよびカウンタウエイトの昇降を制御するエレベータ制御装置を昇降路に設置する場合に、エレベータ制御装置を昇降路に対して固定すると、かごとエレベータ制御装置との衝突を防止するために、かごの移動領域を狭めて設定しなければならない。その結果、昇降路の内部空間を有効に利用することができないという問題点があった。
この発明は、昇降路の内部空間を有効に利用することができるエレベータ装置を提供するものである。
この発明に係るエレベータ装置は、昇降路を昇降するかごおよびカウンタウエイトと、前記かごおよび前記カウンタウエイトに渡って設けられた懸架部材と、前記懸架部材が巻き掛けられた綱車を有し、前記綱車が回転することにより、前記かごおよび前記カウンタウエイトを昇降させる巻上機と、前記巻上機を制御するエレベータ制御装置とを備え、前記エレベータ制御装置は、前記カウンタウエイトに内蔵されている。
この発明に係るエレベータ装置によれば、エレベータ制御装置がカウンタウエイトに内蔵されているので、エレベータ制御装置を昇降路に設置するためにかごの移動領域を狭める必要がなくなり、昇降路の内部空間を有効に利用することができる。
実施の形態1.
図1はこの発明の実施の形態1に係るエレベータ装置を示す側面図である。図において、エレベータ装置は、昇降路100を昇降するかご1およびカウンタウエイト2と、かご1およびカウンタウエイト2に渡って設けられたロープ(懸架部材)3と、ロープ3が巻き掛けられた綱車を有し、綱車が回転することにより、かご1およびカウンタウエイト2を昇降させる巻上機4と、巻上機4から水平方向に離れて設けられ、ロープ3が巻き掛けられたそらせ車5と、巻上機4を制御するエレベータ制御装置6とを備えている。
図1はこの発明の実施の形態1に係るエレベータ装置を示す側面図である。図において、エレベータ装置は、昇降路100を昇降するかご1およびカウンタウエイト2と、かご1およびカウンタウエイト2に渡って設けられたロープ(懸架部材)3と、ロープ3が巻き掛けられた綱車を有し、綱車が回転することにより、かご1およびカウンタウエイト2を昇降させる巻上機4と、巻上機4から水平方向に離れて設けられ、ロープ3が巻き掛けられたそらせ車5と、巻上機4を制御するエレベータ制御装置6とを備えている。
また、エレベータ装置は、カウンタウエイト2の下方に設けられたカウンタウエイト用バッファ7と、カウンタウエイト2とカウンタウエイト用バッファ7との衝突を検出する衝突検出装置8と、作業者に操作される一対の強制運転装置9とを備えている。
エレベータ制御装置6の制御により巻上機4の綱車が回転することによって、ロープ3が移動し、かご1およびカウンタウエイト2が互いに反対方向に昇降路100を昇降する。
エレベータ制御装置6は、カウンタウエイト2に内蔵されている。したがって、エレベータ制御装置6は、カウンタウエイト2とともに昇降路100を昇降する。エレベータ制御装置6とかご1との間には、コンペンチェーンのように制御ケーブル(図示せず)が設けられている。エレベータ制御装置6およびかご1は、エレベータ制御装置6とかご1との間に設けられた制御ケーブルを用いて、互いに通信を行う。
エレベータ制御装置6とピット内固定機器(図示せず)との間には、制御ケーブルが設けられている。エレベータ制御装置6およびピット内固定機器は、エレベータ制御装置6とピット内固定機器との間に設けられた制御ケーブルを用いて、互いに通信を行う。
エレベータ制御装置6には、外部から電力が供給される電源ケーブル(図示せず)が設けられている。また、エレベータ制御装置6には、エレベータ制御装置6から巻上機4への電力を供給するための電源ケーブルが設けられている。
カウンタウエイト用バッファ7は、昇降路100のピット101に設置されている。カウンタウエイト2が落下する場合に、カウンタウエイト用バッファ7がカウンタウエイト2に発生する衝撃を緩和する。
衝突検出装置8は、カウンタウエイト2の下部に設けられている。衝突検出装置8は、カウンタウエイト2とカウンタウエイト用バッファ7との衝突を検出する場合に、カウンタウエイト2とカウンタウエイト用バッファ7との衝突の発生を示す衝突信号をエレベータ制御装置6に送信する。エレベータ制御装置6は、衝突信号を衝突検出装置8から受信すると、エレベータ制御装置6から巻上機4への電力の供給を遮断して、かご1およびカウンタウエイト2の昇降を停止させる。
強制運転装置9は、最上階および最下階のそれぞれに設置されている。作業者が強制運転装置9を操作することにより、かご1およびカウンタウエイト2が昇降路100を昇降して、作業者がいる最上階または最下階に移動する。これにより、作業者は、エレベータ制御装置6を容易に目視確認することができる。
図2は図1のカウンタウエイト2およびエレベータ制御装置6を示す正面図である。図において、カウンタウエイト2は、ロープ3の端部が接続された枠部21と、枠部21に設けられたカウンタウエイト本体22と、カウンタウエイト本体22に設けられエレベータ制御装置6を支持する緩衝装置23とを有している。緩衝装置23は、ばねから構成されている。緩衝装置23は、カウンタウエイト2がカウンタウエイト用バッファ7に衝突する場合など、カウンタウエイト2に衝撃が加えられた場合に、その衝撃力がエレベータ制御装置6に伝達されることを緩和する。なお、緩衝装置23は、ばねに限らず、衝撃力がエレベータ制御装置6に伝達することを緩和することができる装置であればよい。
以上説明したように、この発明の実施の形態1に係るエレベータ装置によれば、エレベータ制御装置6がカウンタウエイト2に内蔵されているので、エレベータ制御装置6を昇降路100に設置するためにかご1の移動領域を狭める必要がなくなり、昇降路100の内部空間を有効に利用することができる。また、既設の昇降路100を利用して、油圧式のエレベータ装置からつるべ式のエレベータ装置にリニューアルする場合に、かご1の移動領域を小さくする必要がなくなる。これにより、かご1の大きさを縮小することなく、エレベータ制御装置6を昇降路100に設置することができる。また、エレベータ制御装置6がカウンタウエイト2とともに昇降路100を昇降するので、エレベータ制御装置6を冷却することができる。
また、カウンタウエイト2は、カウンタウエイト2に衝撃が加えられた場合に、その衝撃力がエレベータ制御装置6に伝達されることを緩和する緩衝装置23を有しているので、カウンタウエイト2がカウンタウエイト用バッファ7に衝突する場合に、エレベータ制御装置6への衝撃を緩和することができる。
カウンタウエイト2の下方に設けられたカウンタウエイト用バッファ7と、カウンタウエイト2とカウンタウエイト用バッファ7との衝突を検出する衝突検出装置8とを備え、衝突検出装置8がカウンタウエイト2とカウンタウエイト用バッファ7との衝突を検出する場合に、エレベータ制御装置6から巻上機4への電力の供給が遮断されるので、カウンタウエイト2とカウンタウエイト用バッファ7とが衝突することによりエレベータ制御装置6に故障が発生した場合に、かご1およびカウンタウエイト2が暴走することを防止することができる。
なお、上記実施の形態1では、最上階および最下階に強制運転装置9が設置され、作業者が、強制運転装置9を操作してカウンタウエイト2を最上階または最上階に移動させて、エレベータ制御装置6を目視確認する例について説明したが、かご1には、かご1がカウンタウエイト2と対向する位置にある場合に、かご1内からのカウンタウエイト2の目視が可能となる窓が形成され、作業者が、かご1に乗り、かご1がカウンタウエイト2と対向する位置にかご1を移動させて、エレベータ制御装置6を目視確認してもよい。
1 かご、2 カウンタウエイト、3 ロープ(懸架部材)、4 巻上機、5 そらせ車、6 エレベータ制御装置、7 カウンタウエイト用バッファ、8 衝突検出装置、9 強制運転装置、21 枠部、22 カウンタウエイト本体、23 緩衝装置、100 昇降路、101 ピット。
Claims (4)
- 昇降路を昇降するかごおよびカウンタウエイトと、
前記かごおよび前記カウンタウエイトに渡って設けられた懸架部材と、
前記懸架部材が巻き掛けられた綱車を有し、前記綱車が回転することにより、前記かごおよび前記カウンタウエイトを昇降させる巻上機と、
前記巻上機を制御するエレベータ制御装置と
を備え、
前記エレベータ制御装置は、前記カウンタウエイトに内蔵されていることを特徴とするエレベータ装置。 - 前記カウンタウエイトは、前記カウンタウエイトに衝撃が加えられた場合に、その衝撃力が前記エレベータ制御装置に伝達されることを緩和する緩衝装置を有していることを特徴とする請求項1に記載のエレベータ装置。
- 前記カウンタウエイトの下方に設けられたカウンタウエイト用バッファと、
前記カウンタウエイトと前記カウンタウエイト用バッファとの衝突を検出する衝突検出装置と
をさらに備え、
前記衝突検出装置が前記カウンタウエイトと前記カウンタウエイト用バッファとの衝突を検出する場合に、前記エレベータ制御装置から前記巻上機への電力の供給が遮断されることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のエレベータ装置。 - 前記かごには、前記かごが前記カウンタウエイトと対向する位置にある場合に、前記かご内からの前記カウンタウエイトの目視が可能となる窓が形成されていることを特徴とする請求項1ないし請求項3の何れか1項に記載のエレベータ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2012129179A JP2013252929A (ja) | 2012-06-06 | 2012-06-06 | エレベータ装置 |
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JP2013252929A true JP2013252929A (ja) | 2013-12-19 |
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JP (1) | JP2013252929A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN107720475A (zh) * | 2017-10-23 | 2018-02-23 | 广元市特种设备监督检验所 | 一种电梯对重缓冲距离自动检测装置 |
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2012
- 2012-06-06 JP JP2012129179A patent/JP2013252929A/ja active Pending
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