JP4347293B2 - エレベーターシステムのタイダウン式補償 - Google Patents

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Description

本発明は、概してエレベーターシステムに関する。より詳細には、本発明はエレベーターシステム内で、トラクションおよび制御を保持するための独自の装置(arrangement)に関する。
様々な近代的エレベーターシステムが存在する。一般的な一構成は、ロープ又はベルトでつり下げられたかごとつり合いおもりを備える。機械によって、ロープ又はベルトが少なくとも1つの滑車に沿って移動することにより、かごが、例えば、昇降路内の乗場間で所望通りに移動する。通常の構成では、かごが上昇するとつり合いおもりが下降し、あるいはその逆である。
つり合いおもりとかごに関連する重量に起因して、通常、ロープ又はベルトには、ベルトと滑車の間のトラクションを保持するのに十分な張力が生じて、エレベーターかごに所望の移動を起こさせる。しかしながら、適当なロープのトラクションを保持するために、タイダウン式の補償が望ましい場合がある。軽量のかご及びつり合いおもりは、他の利点を有する一方で、かごが昇降路内を移動する際のロープ重量の移動の影響を受ける度合いが大きいため、トラクションを低減させる可能性がある。
タイダウン式補償装置(tie−down compensation arrangement)は、かごが急速に下降した後に停止する際に起こり得る「つり合いおもりのジャンプ(counterweight jump)」の可能性を制限する。このような状況においては、つり合いおもりの上方への移動に伴う慣性により、かごの下方への移動が停止しているにもかかわらず、つり合いおもりが引き続き上昇する可能性がある。このようなつり合いおもりの上昇によってロープに緩みが生じ、その緩みは、その後、再びロープが緊張する箇所までかごが下降するまで続く。そのようなつり合いおもりのジャンプが望ましくない理由は明らかである。
通常の補償設備には、チェーン、自由ロープ、及び昇降路ピット内に大型の可動部分を有するシステムが包含され、これらはいずれも一定のエレベーターシステム設計に対して張力を提供することができる。このような設備は有用ではあるが、欠点や不備がないわけではない。従来のタイダウン式補償装置に付随する重大な欠点は、昇降路の底部において比較的大きなピットの深さを必要とすることである。現在の建築実務並びにこれに関連する経済性の観点からは、より浅いピットの深さが好ましい。いくつかの例では、従来のタイダウン式補償装置を用いるのに必要な深さが利用可能な深さを超える。いくつかの場合、例えば、対応する規則で要求されていなければ、タイダウン補償を採用しない、という選択が行われる。しかしながら、そのような補償がなければつり合いおもりのジャンプが起こる可能性はますます高くなる。
高層建築においては、状況をさらに複雑にする。例えば、高さ400フィート(約121.92m)以上のビルディングは、通常、チェーン補償設備は適さない。しかしながら、利用可能なピットの深さは、自由ロープ又は可動マス(mass)ベースの補償設備を収容できないことが多い。そのようなビルディングにおいてチェーン又は自由ロープ補償設備を用いることにより、つり合いおもりのジャンプが生じる可能性は残される。
エレベーターかごを移動させるための適当なトラクションを確保し、かつつり合いおもりのジャンプを最小限にするか、あるいは排除する、改良された張力調整アセンブリが必要とされている。本発明は、従来のシステムの欠点及び不備を回避する一方で、上記の必要に応えるものである。本発明の装置は、従来の方法では必要とされるピットの深さに比較して、はるかに小さいピット内に設置することができる。
概して、本発明はエレベーターシステム内の耐荷重ロープ又はベルトに対する適当な張力を保持し、かつ、つり合いおもりのジャンプが生じる可能性を最小限にするアセンブリに関する。
本発明によって設計されるシステムの一例は、エレベーターかごとつり合いおもりを備える。かごとつり合いおもりは耐荷重部材を伴う。引張り部材は、かごとつり合いおもりの間で延在する。ベースモジュールは、かごの有効最低位置の下方の常に固定された軸を中心に回転する少なくとも1つの滑車を有する。引張り部材は少なくとも部分的に滑車に巻きつく。
他の例のシステムは、かご又はつり合いおもりと共に移動するように支持されたダンパーを備える。ダンパーは、つり合いおもりのジャンプを生じさせるエネルギーを吸収する。
以下の、現時点で好ましい実施態様の詳細な説明から、本発明の様々な特徴並びに利点が当業者には明らかとなろう。
図1は、従来の方法でフレーム24に支持されたかご22を備えるエレベーターシステム20を概略的に示している。つり合いおもり26は、関連するフレーム28を有する。ロープ又はベルトなどの耐荷重部材30が、従来の方法でかご22とつり合いおもり26の重量を支持する。通常のヒッチ機構32が、耐荷重部材30の適当な部分をかごフレーム24に固定している。同様に、通常のヒッチ機構34が、耐荷重部材30の適当な部分をつり合いおもりフレーム28に固定している。機械(図示せず)は、少なくとも1つの駆動滑車を備え、その滑車が、耐荷重部材30の移動と、対応するかご並びにつり合いおもりを、昇降路36内において移動させることにより、かご22を、例えばビルディングの乗場間で移動させる。
図示された例は、張力並びに補償装置40を備える。細長い引張り部材42が、かご22とカウンターウエイト26の間で延在する。一例では、引張り部材42は、少なくとも1つの鋼芯ゴム被覆ベルトからなる。一例ではベルトの幅は30mmであり、厚さは9.4mmである。この例の引張り部材42は、既存の補償装置に用いられるロープ又はチェーンとは著しく異なる。例えば、図2aからわかるように、引張り部材42は好ましくは複数のベルトからなる。図示された図2aの例は全部で6本のそのようなベルトを備える。
引張り部材42の一方の端部は、かごフレーム24の選択された部分に、終端部44を用いて固定されている。一例では、終端部44は、かごフレーム24の選択されたプランク(plank)に固定されたタルレット型(taluret style)の端部を含んでなる。引張り部材をかごフレーム24に固定するのに、様々な終端部を用いることができる。本発明の利益を有する当業者等であれば、特定の必要に応じて終端部構成を選択することができるであろう。引張り部材42は、ベースモジュール48の一部である滑車46に少なくとも部分的に巻き付く。図1の実施態様においては、引張り部材42の他方の端部は、つり合いおもりと共に昇降路36を通って移動するよう支持されたダンパー50に固定される。滑車46とベースモジュール48は、滑車の回転軸がピット52の底面に相対して移動しないよう、ピット52内に残留する。
一例において、滑車46はプラスチック製であり、所望の数並びに形状を有する、引張り部材42に用いられるベルトを収容する溝が設けられている。一例では、滑車46は178mmの幅を有し、それぞれが3つの引張り部材ベルトを収容する。この例では、滑車の径は320mmである。そのような滑車を用いる利点は、比較的軽量であり、かつ滑車の溝の設計をカスタマイズする際に、設計の自由がきくことである。
(図によれば)かご22とつり合いおもり26の下方で延在する引張り部材42は、エレベーターシステム内で所望のトラクションを提供するよう、耐荷重部材30に対して適当な張力が保持されることを保証する。さらに、装置40は、つり合いおもりのジャンプの可能性を最小限にし、ほとんどの場合において、つり合いおもりのジャンプを排除する。
図示する例は又、かごダンパー54とつり合いおもりダンパー56を備える。これらは概略的に図示されており、従来の方法で動作する。
図2aを参照すると、ダンパー50の一実施態様が概略的に示されている。つり合いおもり26は、既知の方法でダンパー56と協働する通常の打当てブロック(strike block)58を備える。ダンパー50は、つり合いおもり26と共に移動するよう支持されており、この例では空気ばね60を有する。空気ばねは、つり合いおもりのジャンプに相当するつり合いおもり26の動きを減衰させるよう機能する。空気ばね60は、つり合いおもりのジャンプの変動における、つり合いおもり26を上昇させるエネルギーを吸収する。
空気ばね60は、固定プランク62と可動プランク64の間に支持される。プランク62は、つり合いおもりフレーム28に対して固定された状態を維持する。プランク64は、つり合いおもりフレーム28の垂直部材68上に形成された溝66内で摺動可能である。一例において、溝66と空気ばね60は、最大5.7インチ(約0.14478m)の行程、即ち変動に適応する。一例において、空気ばね60は、1,600〜2,500ポンド(725.76kg〜1134kg)の荷重範囲を有し、最大荷重は2,750ポンド(1247.4kg)である。
引張り部材ベルト42は、シンブルロッド72に固定された終端部70を備える。シンブルロッド72の反対側の端部にはばね74が付随し、かつ、ばね60とは反対側の、プランク64の対抗する側に受容される。ばね74は、シンブルロッドの端部をプランク64から引き離すようにバイアスする。この例におけるシンブルロッド72の端部とばね74は、プランク64と固定プランク76の間の空隙に収容されており、これは、所望する質量のつり合いおもり26を得るように提供された充填材78を支持する。
エレベーターの通常運転の間、引張り部材42は、ばね74のバイアスにより、部分的に緊張した状態を保つ。ばね74の1つの機能は、エレベーターシステムの耐用寿命の間、引張り部材42におけるベルトの延びに適応することである。
かご22が比較的急速に下降した後に停止した際など、ある状況下では、ばね74は、かご22が下降を停止した後でさえもつり合いおもり26が上昇を続けようとする、初期の傾向を減衰する。一旦、ばね74のバイアスが抑えられ、かつ、ばね74が所望の量だけ圧縮されると、空気ばね60が圧縮されて、(図によれば)プランク64をプランク62に向かって下方に移動させることができる。特定のエレベーターシステム形態に依存するが、本発明の利益を享受する当業者等であれば、その特定状況の要求を満たす所望の減衰効果が得られるように、適当なばね74並びに適当な空気ばね60を選択することができるであろう。ばね74の圧縮と、それに続く空気ばね60の圧縮は、つり合いおもりのジャンプを生じさせる可能性を有するエネルギーを吸収するよう作用する。空気ばね60は又、そのような状況下で引張り部材42にかかるさらなる荷重を吸収する。
図2bは他の実施態様を示しており、この態様では、図2aの実施態様の空気ばね60の替わりに加圧アクチュエータ80が、可動プランク64と固定プランク62の間に支持されている。加圧アクチュエータ80は、例えば、油圧式又は空気圧式のデバイスであってよい。一例では、加圧アクチュエータ80は荷重抑制器であり、ばね74が所望の最大圧縮量、即ち、許容荷重に達した後に、設定された1ポンド当たり量で降下するか、あるいは圧縮されるよう調整される。一例では、アクチュエータ80は、一旦圧縮されると、例えば技術者などが手動で調整しないと(例えば図2bで示す)非圧縮状態に戻らないような非復帰型である。他の例では、アクチュエータ80は、スイッチで解放されて非圧縮状態に戻る。さらに他の例では、アクチュエータ80は、プランク64がプランク62から可能な限り最も離間した、非圧縮状態へと、自動的にゆっくり戻る、ロードセルである。
アクチュエータ80は、適当な状況下で、つり合いおもりのジャンプを生じさせるエネルギーを吸収するよう圧縮するという点で、空気ばね60と同様に作用する。
図2cは、別の例を示しており、この例では、ダンパー50は、前述の2つの例における空気ばね60又はアクチュエータ80の替わりに、機械ばね82を備える。機械ばね82は、かごが下降後に停止した後に、概して同様に、かごに相対するつり合いおもりの移動を抑制する。
前述の3つの例はいずれもつり合いおもりフレーム28に支持されたダンパー50を備えるが、本発明は又、かご22に関連するダンパー50も包含する。図3は、ダンパー50’が、つり合いおもり26ではなく、かご22と共に移動するよう支持された構成の例を概略的に示している。この例では、図2aの空気ばね60に類似の空気ばね84が、シンブルロッドとばねに関連しており、これらはかごフレーム24の適当な部分に関連している。この例のダンパー50’は、前述の例で説明したダンパーと概して同様の役割を果たす。かご22の停止後におけるつり合いおもり26の移動は、ダンパー50’の作用によって抑制又は減衰される。同様に、かごジャンプが生じる可能性も制御される。
図3の例は空気ばね84を示しているが、図2b並びに図2cの例で、かごと一緒に移動するよう支持されたダンパーの一部として使用されたものと同様の加圧アクチュエータ又は機械ばねを備えることも可能である。
引張り部材42は少なくとも部分的に滑車46に巻きつき、その滑車46はピット52内で常に定位置にあるベースモジュール48の一部である。図4は、ベースモジュール機構48の例を概略的に示している。この例では、ベース支持体90は、従来の方法でピット52の床に固定されている。一例では、ベース支持体90は鋼I桁(steel I beem)からなる。滑車支持体92は、例えば通常の溶接技術又はボルトを用いてベース支持体90に固定される。この例では、滑車支持体92,94は、C字形の鋼桁からなる。軸96は、滑車支持体に支持されており、そのため滑車46が引張り部材42の移動に応じて自由に回転でき、引張り部材の移動は、耐荷重部材30の移動によって生じる昇降路内のかごとつり合いおもりの移動に応答する。
本発明によって設計されたタイダウン式補償装置の重要な利点は、浅いピットの深さを可能にする一方で、耐荷重部材30の所望の張力を維持し、かつ、つり合いおもりのジャンプの可能性を最小限にするよう、最大の機能を提供することである。一例において、本発明の装置は、従来の装置で必要とされる10フィート(3.048m)を超えるピットの深さと比較して、6フィート10 1/2インチ(1.87452m)という浅いピットの深さを用いることができる。一例では、本発明の装置を用いることにより、約4フィート(1.2192m)節約された(浅くなった)ピットの深さが達成される。これは、従来のチェーン補償(チェーン・コンペンセーション)では、張力、並びにつり合いおもりのジャンプ解消の要求に対して適切に対処できない、比較的高層のエレベーターシステムにおいてでさえ、タイダウン式補償装置を使用することができるという重大な利点をもたらす。
前述の説明は例示的なものであって、限定的なものではない。当業者等には、開示された実施例に対する、本発明の主旨から逸脱する必要のない変更並びに修正は明らかなものになるであろう。本発明に与えられる法的保護の範囲は、特許請求の範囲を検討することによってのみ決定可能である。詳細な説明に伴う図面を以下に詳細に説明する。
本発明の実施態様によって設計された、タイダウン式補償装置を備えるエレベーターシステムの選択部分を概略的に示す図である。 図1の実施態様によって設計された実施態様を概略的に示しており、図1の線2−2における断面図である。 図1の実施態様によって設計された別の実施態様を概略的に示しており、図1の線2−2における断面図である。 図1の実施態様によって設計された他の実施態様を概略的に示しており、図1の線2−2における断面図である。 図1の線3−3における断面図として示す、代替実施態様の概略図である。 本発明の実施態様によって設計されたベースモジュール例の概略的な透視図である。

Claims (10)

  1. かごと、
    つり合いおもりと、
    かごとつり合いおもりが同時に移動するように、かごとつり合いおもりの間で延在する耐荷重部材と、
    かごとつり合いおもりの間で延在し、耐荷重部材に所望の張力を提供する引張り部材と、
    かご又はつり合いおもりのいずれか一方と共に移動するよう支持され、かご又はつり合いおもりが停止したときに、かご又はつり合いおもりの他方の運動を低減するように、引張り部材の一方の端部に関連するダンパーと、
    前記引張り部材の一方の端部と、前記のかご又はつり合いおもりのいずれか一方のフレームと、を弾性部材を介して連結する終端装置と、を含み、
    前記のかご又はつり合いおもりのいずれか一方のフレームは、固定部材と、フレームに対して垂直方向に移動可能な可動部材と、を有し、
    ダンパーは、固定部材と可動部材の一方の面との間に支持されており、終端装置の弾性部材は、可動部材の他方の面に支持されていることを特徴とするエレベーターシステム。
  2. かごの有効最低位置の下方に支持される固定ベースと、ベース上に回転可能に支持される複数の滑車を備え、かごとつり合いおもりが移動する際に、引張り部材が滑車に沿って移動することを特徴とする、請求項1記載のシステム。
  3. 前記滑車がプラスチックからなることを特徴とする請求項1記載のシステム。
  4. 前記引張り部材が外形寸法を有し、前記滑車は引張り部材の外形寸法より約30倍大きい径を有することを特徴とする、請求項3記載のシステム。
  5. 前記滑車が、約290mmから約330mmまでの範囲の径を有することを特徴とする、請求項3記載のシステム。
  6. 前記引張り部材が複数のベルトを含んでなり、各ベルトは約10mmの厚さと約30mmの幅を有することを特徴とする、請求項1記載のシステム。
  7. 前記ダンパーが、空気ばね、空気圧式ダンパー、油圧ダンパー、又は機械ばねのうちの少なくとも1つを含むことを特徴とする、請求項1記載のシステム。
  8. 前記終端装置は、前記引張り部材の一方の端部に固定される少なくとも1つの終端部と、この終端部に一方の端部でそれぞれ固定される複数のシンブルロッドと、を含み、シンブルロッドの他方の端部は、前記ダンパーとは反対側の可動部材の面に支持され、かつ、各シンブルロッドのそれぞれの他方の端部を可動部材から引き離す前記弾性部材をそれぞれ備えており、この弾性部材はばねであることを特徴とする、請求項1記載のシステム。
  9. かご又はつり合いおもりのうちのいずれか一方に固定されるよう適合される第1の端部を有する細長い引張り部材と、
    かご又はつり合いおもりのうち他方と共に移動するよう支持されるよう適合され、選択条件下で引張り部材に作用する荷重を吸収するよう、引張り部材の第2の端部に関連されるダンパーと、
    ピット内に固定されるよう適合され、かつ、ピットに対して常に固定された回転軸を有する少なくとも1つの滑車を含み、引張り部材が少なくとも部分的にその滑車に巻きつくベースモジュールと、
    引張り部材の第2の端部と、前記のかご又はつり合いおもりのうちの他方のフレームと、を弾性部材を介して連結する終端装置と、を有し、
    前記のかご又はつり合いおもりのうちの他方のフレームは、固定部材と、フレームに対して垂直方向に移動可能な可動部材と、を有し、
    ダンパーは、固定部材と可動部材の一方の面との間に支持されており、終端装置の弾性部材は、可動部材の他方の面に支持されていることを特徴とする、エレベーターシステムの耐荷重部材に張力を提供するためのアセンブリ。
  10. 前記ダンパーが、空気ばね、空気圧式ダンパー、油圧ダンパー、又は機械ばねのうち少なくとも1つを含んでなることを特徴とする、請求項記載のアセンブリ。
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