JPWO2013094209A1 - コイル部品 - Google Patents

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Abstract

コイル部品は、磁心と、磁心に巻回された巻線部と、磁心と巻線部とを覆う樹脂からなる外装体とを備える。磁心は、圧粉磁性体からなり閉磁路を構成する。磁心は実装面に当接するように構成された下面を有する。外装体は実装面に当接するように構成された下面を有する。磁心の下面は外装体から露出する磁心露出部を有する。磁心露出部と外装体の下面とは同一平面である。このコイル部品は放熱性の効率を向上させる。

Description

本発明は各種電子機器に使用されるコイル部品に関するものである。
図9と図10はそれぞれ特許文献1に記載されている従来のコイル部品500の斜視図と分解斜視図である。図10に示すように、巻線部1を巻回したボビン2の貫通孔3へ分割磁心4の中脚5が挿入されている。その状態で図9に示すように周囲を樹脂で覆うことによって外装体6を形成することで、コイル部品500を構成する要素の位置関係の安定性を図る。
図11Aはコイル部品500の底面図である。図11Bはコイル部品500の断面図である。コイル部品500では外装体6によって封止することに伴い弊害となり得る熱的な特性劣化、つまりコイル部品の自己発熱に起因する磁気的、および電気的特性の劣化を抑制するために、分割磁心4の一部を外装体6の外側へと露出させる。これによって、巻線部1や分割磁心4に生じた熱をコイル部品の外部へと放出させやすくする。
特開平9−115744号公報
コイル部品は、磁心と、磁心に巻回された巻線部と、磁心と巻線部とを覆う樹脂からなる外装体とを備える。磁心は、中脚と、外脚と、中脚と外脚とを結合させる連接脚とを有して、圧粉磁性体からなり閉磁路を構成する。巻線部は磁心の中脚に巻回されている。磁心は実装面に当接するように構成された下面を有する。外装体は実装面に対向するように構成された下面を有する。磁心の下面は外装体から露出する磁心露出部を有する。磁心露出部と外装体の下面とは同一平面である。
コイル部品は、磁心の下面に設けられた支持層を備えてもよい。その場合には、磁心露出部と外装体の下面とは同一平面でなくてもよい。
このコイル部品は放熱性の効率を向上させる。
図1は実施の形態におけるコイル部品の断面図である。 図2は実施の形態におけるコイル部品の分解斜視図である。 図3は実施の形態におけるコイル部品の断面図である。 図4Aは図1に示すコイル部品の下面斜視図である。 図4Bは実施の形態における他のコイル部品の下面斜視図である。 図5は実施の形態におけるさらに他のコイル部品の断面図である。 図6Aは図5に示すコイル部品の下面斜視図である。 図6Bは実施の形態におけるさらに他のコイル部品の下面斜視図である。 図6Cは実施の形態におけるさらに他のコイル部品の下面斜視図である。 図6Dは実施の形態におけるさらに他のコイル部品の下面斜視図である。 図7は実施の形態におけるさらに他のコイル部品の断面図である。 図8は実施の形態におけるさらに他のコイル部品の断面図である。 図9は従来のコイル部品の斜視図である。 図10は図9に示すコイル部品の分解斜視図である。 図11Aは図10に示すコイル部品の底面図である。 図11Bは図11Aに示すコイル部品の断面図である。
図1と図2はそれぞれ実施の形態におけるコイル部品1001の断面図と分解斜視図である。コイル部品1001は、磁心13と、磁心13に巻回された巻線部14と、磁心13と巻線部14とを封止する外装体17とを備える。磁心13は、中脚10と、中脚10の両側に設けられた外脚11と、中脚10と外脚11とを結合させる連接脚112、212とを有する。磁心13は、軟磁性材を加圧成形した圧粉磁性材からなる分割磁心113、213よりなる。分割磁心113は、分割中脚110と、分割中脚110の両側に設けられた分割外脚111と、分割中脚110と分割外脚111とを結合させる連接脚112とを有する。分割磁心213は、分割中脚210と、分割中脚210の両側に設けられた分割外脚211と、分割中脚210と分割外脚211とを結合させる連接脚212とを有する。分割中脚210の上面が分割中脚110の下面に合わされて中脚10を構成する。分割外脚211の上面が分割外脚111の下面に合わされて外脚11を構成する。巻線部14は、空心部15を中心に巻回された導電線114よりなり。導電線114の両端である外部接続部16を有する。巻線部14の空心部15へ中脚10を貫通させたうえで巻線部14の両側から分割磁心113、213突き合せることにより閉磁路を形成する。磁心13の外脚11が形成されていない側面から巻線部14の外部接続部16が方向D14に引き出される。図1に示すように、磁心13(分割磁心213)の下面413の一部を除いて、磁心13と巻線部14とは外装体17によって磁心13の外周面から巻線部14の周囲に至る全面を封止される。このように、中脚10(分割中脚210)と外脚11(分割外脚211)は連接脚212から上方に延びている。
なお、分割磁心113、213は、分割中脚110、210と分割外脚111、211と連接脚112、212とよりそれぞれ形成されるE字形状を有する。磁心13の中脚10と外脚11とは他の形態で分割されていてもよい。例えば、分割磁心113、213のうちの一方が中脚10と外脚11と連接脚112(212)より形成されるE字形状を有し、他方が連接脚112(212)により形成されるI字形状を有していてもよい。
外装体17は、磁心13(分割磁心213)の下面413に沿って延びる外装体底面部17aを有する。外装体底面部17aは、外脚11の下方に位置する。外装体17の外装体底面部17aの下面417aは実装面19に当接する。
実装基板119の実装面19に磁心13の下面413と外装体17の外装体底面部17aの下面417とが当接するようにコイル部品1001が実装面19に実装されるよう構成されている。磁心13の下面413は外装体17には覆われずに露出して実装面19に当接する磁心露出部18を有する。磁心露出部18と外装体17の下面417とは同一平面である。磁心露出部18と外装体17の下面417は実装面19に面接触することで、コイル部品1001を実装基板119に対して安定に配置できる。
以上の構成により、巻線部14に電流が流れた際に生じる熱が磁心13を通じて実装面19へ容易に放出することができる。また、磁心13に磁束が通ることによって磁心13に生じる熱も実装面19へ容易に放出することができ、効率の良い放熱が可能となる。
図10に示す従来のコイル部品500では分割磁心4どうしを突き合せた状態で外装封止する際には、分割磁心4を互いに押圧する力を維持することが必要である。したがって、図11Aと図11Bに示すように、ギャップを設けずに直接突き合せることが多い分割磁心4の外脚7を、互いに密着して対向する状態を維持させる必要がある。よって、分割磁心4を外装体6から露出させる部位は、外脚7が互いに対向した状態を維持するための押圧力を金型から加える位置となる。その部位は分割磁心4の両端付近に設けることが必然的となる。このように、放熱効率の良好な部位を優先して露出させる位置を決定するのではなく、生産の過程に依存してその位置を決定するので、露出する部位を設けることが可能な位置は限られる。
また、外部からの分割磁心4への機械的な衝撃が加わることなどによる分割磁心4の破損を防止するために、分割磁心4が露出する領域は、図11Bに示すように、外装体底部8と分割磁心4の露出領域とは段差を設けることにより分割磁心4を保護する。または、外装体延伸部9を設けることで分割磁心4を衝撃から保護する。この場合、コイル部品500の周囲を流れる大気に対する分割磁心4の露出する面積が小さく、放熱を行う部位における放熱の効率が小さい。
軟磁性材料の粉末を樹脂などの結合材によって覆った粒状磁性体を準備する。粒状磁性体を加圧成形して分割磁心113、213(磁心13)である圧粉磁性体を得る。圧粉磁性体は機械的な強度において優れているので、磁心露出部18を実装面19に直接接触させても、実装面19から受ける振動や衝撃による磁心13の破損は起こり難く、また、コイル部品1001としての高い信頼性の確保も可能となる。
磁心13は圧粉磁性体であるので、互いに当接する分割中脚110の下面と分割中脚210の上面との間に磁気ギャップを形成する必要が無い。圧粉磁性体により閉磁路を形成する場合、圧粉磁性体を構成する個々の磁性粉間に微小な空隙し、これらの空隙が磁気ギャップとして作用する。つまり、磁気ギャップを空間的なものとして一部に集中した形として形成しなくても、磁気ギャップを有する磁気特性を得ることができる。この点からも、実装面19から中脚10へ向かって衝撃が加わっても、分割中脚110、210間に幾何学的な空間が無いことから押圧力が中脚10と外脚11で平衡する。したがって磁心13の一部に応力が集中せず、その結果、磁心13の破損や亀裂による特性劣化などが起き難い。
磁心13を構成する圧粉磁性体においては個々の磁性粉が磁束の通過に伴って渦電流による発熱を生じる。通過する磁束の量の多くなる部位が多く熱を発生する。磁心13においては、巻線部14の最も近くで巻線部14を囲む部分513で磁束の流れる磁路が短く磁気抵抗が小さい。巻線部14によって生じた磁束は磁心13の部分513に集中し易いので、部分513が発熱量の多い部分となる。部分513では磁心13での発熱と巻線部14での発熱とが重畳しやすい。連接脚212のうちの中脚10(分割中脚210)と外脚11(分割外脚211)との間の部分512は、実装面19と巻線部14との間に位置し、かつ磁心13の部分513と重なる。したがって、連接脚212の部分512を直接に実装面19と接触させることで放熱性の効率を大きく向上させることができる。
図4Aは図1に示すコイル部品1001の下面斜視図である。図4Aに示すように、磁心露出部18は磁心13の下面413の外周側よりも内周側に設けることが望ましい。上述したように発熱量の多い部分は外周側ではなく内周側に存在するので放熱効率を向上させることができる。さらに、磁心13の下面413の外周に外装体17(外装体底面部17a)を設けることで外装体17からの磁心13の脱落を防止させることが可能となる。外装体底面部17aは、図1に示すように磁心13の下面413にまで延びている。この構成により、磁心13の外装体17からの脱落の防止のみならず、外装体底面部17aにおいて分割外脚111、211を互いに近づく方向に安定して押圧することができる。これにより、分割磁心113、213によって形成する閉磁路の磁気的特性を安定させることができる。
図4Aでは磁心13における外部接続部16の引き出される方向D14では、外脚11が位置しておらず、外装体17は磁心13の下面413まで延びていない。図4Bは実施の形態における他のコイル部品1002の下面斜視図である。図4Bにおいて、図1〜図4Aに示すコイル部品1001と同じ部分には同じ参照番号を付す。図4Bに示すコイル部品1002では、外部接続部16の引き出されている方向D14でも外装体底面部17aが設けられている。磁心13の下面413では外周側よりも内周側の発熱量が多くなることから、この構成でも放熱性の劣化は小さく、かつ、外装体17からの磁心13の脱落を防止させる効果を大きくすることができる。
図5と図6Aはそれぞれ実施の形態におけるさらに他のコイル部品1003の断面図と底面図である。図5において、図1〜図4Aに示すコイル部品1001と同じ部分には同じ参照番号を付す。図5に示すコイル部品1003では、磁心13(分割磁心113)の上面313と磁心13(分割磁心213)の下面413に溝部120、220がそれぞれ設けられている。溝部120、220には外装体17の材料が入り込み、特に、外装体17は、外装体17から露出する下面413の溝部220に設けられた外装体横断部17bを有する。外装体横断部17bは、外装体17のうち磁心13の下面413を超えて互いに対向する2つの部分17cに接続されてかつ中脚10の下方を通り磁心13の下面413に沿って延びる。図5に示すコイル部品1003の外装体17は、図1に示す外装体底面部17aを有していない。磁心13(分割磁心213)の下面413は外装体17の外装体横断部17bから露出する磁心露出部18を有する。これにより、磁心13から実装面19への放熱性の向上を図ると共に磁心13を外装体17に対して安定に位置させて外装体17からの磁心13の脱落を防止することができる。分割磁心113においては、溝部120に外装体17が形成されるのみでなく、連接脚112の全体が外装体17によって覆われている。
図5と図6Aに示すように、溝部220は外脚11間で中脚10の下方に位置し、溝部120は外脚11間で中脚10の上方に位置する。外装体横断部17bは、磁心13の下面413を介して互いに対向する外装体17の2つの部分17cに繋がっている。すなわち部分17cは外装体横断部17bの両端である。外装体横断部17bは外装体17の形状を維持する梁の機能を有する。
図6Aに示すように、磁心13の下面413に外装体横断部17bを設けることにより、発熱が大きくなり易い部位において磁心13と実装面19とを密着させ易くして磁心13の放熱性を維持させるとともに、外装体17からの磁心13の脱落を防止する。分割磁心113、213は面313、413に溝部120、220を有するので、同一の形状を有することができ、磁心13すなわちコイル部品1003を薄型化させることができる。
図6Bは実施の形態におけるさらに他のコイル部品1004の下面斜視図である。図6Bにおいて、図5と図6Aに示すコイル部品1002と同じ部分には同じ参照番号を付す。コイル部品1004では、外装体17は、外装体17の2つの部分17cにそれぞれ設けられた2つの取付部17dをさらに有する。取付部17dはねじや接着剤等の取付部材で実装面19(図5)に固定されるように構成されており、外装体17すなわちコイル部品1003を実装面19に固定する。
外装体17が軟らかい樹脂よりなる場合には取付部17dも軟らかいので、外装体17での取付部17dの位置が不安定になる傾向がある。コイル部品1004では、梁の機能を有する外装体横断部17bの両端である2つの部分17cに取付部17dがそれぞれ設けられることにより、外装体17での取付部17dの位置や取付部17dの形状を安定化させることができる。
図3に示すように、中脚10の下方の連接脚212の部分と中脚10の上方の連接脚112の部分は、部分512に比べて磁束の通過量は少ない。これらの部分に図5に示すように溝部120、220が形成され、磁心露出部18が溝部220について互いに対称に配置されている。したがって、この構成でも磁気的な劣化を抑えることができる。よって、図6Aに示す外装体横断部17bが磁心13の下面413に埋め込まれるように設けられ、磁心13の下面413以外の面は外装体17で覆われることで、磁気特性を維持させた上でのコイル部品1003全体としての薄型化が可能となる。
外装体横断部17bは外部接続部16が引き出されるD14に延びて外装体17の2つの部分に繋がるように磁心13の下面413を横断する。外装体横断部17bは磁心13の下面413を横断していなくてもよい。図6Cは実施の形態におけるさらに他のコイル部品1005の下面斜視図である。図6Cにおいて、図5と図6Aに示すコイル部品1003と同じ部分には同じ参照番号を付す。図6Cに示すコイル部品1005では、外装体17は外装体横断部17bの代わりに部分17cから磁心13の下面413に突出する外装体突出部17fを有する。外装体突出部17fは外周から方向D14と平行に中脚10の下方に向かって突出するが、中脚10の下方までには達しておらず、中脚10の下方には設けられていない。磁心13の体積を減らさないことによる磁気特性の劣化を抑制でき、外装体17からの磁心13の脱落を防止するとともに、磁心13の実装面19と接触する面積を大きくできるので、さらに放熱性を向上させることが可能である。
図6Dは実施の形態におけるさらに他のコイル部品1006の下面斜視図である。図6Dにおいて、図6Bに示すコイル部品1004と同じ部分には同じ参照番号を付す。図6Dに示すコイル部品1006では、磁心13の溝部120は下面413の対角に延びる。外装体17の2つの部分17cは磁心13の下面413の対角に位置し、外装体横断部17bは磁心13の下面413の対角に延びる。外装体横断部17bは局所的に幅が広くなっている幅広部17gを有する。幅広部17gは外装体横断部17bの略中央に位置し、中脚10の下方に位置する。取付部17dは外装体17の部分17cに設けられている。外装体17を形成する際には、外装体17の樹脂材料は磁心の下面413に設けられた細く浅い溝部120の特に中央で流れにくくなる傾向がある。外装体横断部17bすなわち溝部120の略中央に設けられた幅広部17gにより、溝部120の中央で樹脂を円滑に流すことができる。
実施の形態におけるコイル部品1001〜1006では、磁心13の下面413は常に露出しているので、長期にわたって放置された場合にその面が錆によって変質する可能性がある。これを抑制するために、磁心13の一部、つまり外装体17から露出している部分に樹脂を含浸させることが望ましい。
例えば、図5に示すように磁心13における実装面19と対向する部分が露出している場合に、磁心13の全体にわたって樹脂を含浸させるのではなく、磁心13の露出している下面413の近傍のみの浅い部分に樹脂を局所的に含浸させて含浸層21を局所的に設ける。これにより、磁心13の露出部分の変質や経時劣化を抑制できる。また、磁心13のうち含浸層21では磁気的特性が劣化する可能性はある。しかし、図3にも示すように、磁心13の露出する部分は巻線部14に近接した部分513に比べて通過する磁束の量が少ない。したがって、図5に示す含浸層21が磁心13の磁気特性に対する影響は小さい。
含浸層21は磁心13の表面に局所的に設けている。高温などの条件下で含浸層21を形成する樹脂が分解して流動性を有しても、その樹脂は磁心13の樹脂が含浸していない領域へ浸透し、磁心露出部18からの樹脂の流れ出しは抑制される。
また、含浸層21を構成する樹脂は磁心13の全体に含浸してもよい。その場合には磁心13の機械的強度を向上させることが可能である。
図7は実施の形態におけるさらに他のコイル部品1007の断面図である。図7において、図1に示すコイル部品1001と同じ部分には同じ参照番号を付す。コイル部品1007は、磁心13の下面413の磁心露出部18に当接する上面361を有する支持層61をさらに備える。支持層61は、樹脂61Aと、樹脂61Aに分散する熱伝導性のフィラ61Bとを含有する。支持層61はグリース、接着剤、ポッティング剤、またはシートの形態を有する。フィラ61Bは、金属材料、AlN、BN、Al、MgO、SiO、Mg(OH)、またはグラファイト等の高い熱伝導率を有する材料よりなる。金属としてはAu、Ag、Cu、Ni、またはAlが用いられる。樹脂61Aはエポキシ樹脂、シリコン樹脂、ポリイミド樹脂、または液晶ポリマーよりなる。コイル部品1007が実装面19に実装されている状態において支持層61の下面461は実装面19に当接するように構成されている。
支持層61の熱伝導率は磁心13の圧粉磁性体および外装体17よりも高く、実施の形態では0.3W/(m・K)以上、より好ましくは、2W/(m・K)以上である。また、支持層61の弾性率は磁心13の圧粉磁性体および外装体17より低く、実施の形態では150GPa以下、より好ましくは50GPa以下である。圧粉磁性体よりなる磁心13の下面413等の表面は個々の磁性粉により顕微鏡的に微小な凹凸を有する。したがって、低い弾性率を有することで、支持層61の上面361は磁心13の下面413の磁心露出部18に隙間無く密着することができる。さらに、支持層61の下面461は実装面19に隙間無く密着することができる。したがって、支持層61を介して磁心13の熱を効率的に実装面19に伝えることができ、効率的にコイル部品1007を放熱することができる。また、支持層61の耐電圧は磁心13の圧粉磁性体および外装体17より高い。支持層61の耐電圧は、実施の形態では0.1kV/mm以上、より好ましくは1kV/mm以上である。
図8は実施の形態におけるさらに他のコイル部品1008の断面図である。図8において、図7に示すコイル部品1007と同じ部分には同じ参照番号を付す。コイル部品1008では、磁心13の下面413の磁心露出部18は外装体17の下面417(外装体底面部17aの下面417a)と同一平面上には無く凹んでいる。支持層61は低い弾性率を有するので、磁心13の下面413の磁心露出部18は外装体17の下面417(外装体底面部17aの下面417a)と同一平面上に無くても、下面413の磁心露出部18に隙間無く密着することができる。したがって、図7に示すコイル部品1007と同様に、支持層61を介して磁心13の熱を効率的に実装面19に伝えることができ、効率的にコイル部品1007を放熱することができる。
実施の形態におけるコイル部品1001〜1008では、単一の巻線部14を有するが、複数の巻線部14が磁心13に巻回されてコイル部品はトランスとして機能してもよい。
実施の形態において、「上面」「下面」「下方」等の方向を示す用語は、磁心等のコイル部品の構成部品の相対的な位置関係にのみ依存する相対的な方向を示し、鉛直方向等の絶対的な方向を示すものではない。
本発明のコイル部品は、良好な放熱性を維持するとともに耐衝撃等の高信頼性が得られ、各種電子機器に有用である。
10 中脚
11 外脚
13 磁心
14 巻線部
17 外装体
17a 外装体底面部
17b 外装体横断部
18 磁心露出部(第1の磁心露出部、第2の磁心露出部)
19 実装面
21 含浸層
61 支持層
212 連接脚
図1と図2はそれぞれ実施の形態におけるコイル部品1001の断面図と分解斜視図である。コイル部品1001は、磁心13と、磁心13に巻回された巻線部14と、磁心13と巻線部14とを封止する外装体17とを備える。磁心13は、中脚10と、中脚10の両側に設けられた外脚11と、中脚10と外脚11とを結合させる連接脚112、212とを有する。磁心13は、軟磁性材を加圧成形した圧粉磁性材からなる分割磁心113、213よりなる。分割磁心113は、分割中脚110と、分割中脚110の両側に設けられた分割外脚111と、分割中脚110と分割外脚111とを結合させる連接脚112とを有する。分割磁心213は、分割中脚210と、分割中脚210の両側に設けられた分割外脚211と、分割中脚210と分割外脚211とを結合させる連接脚212とを有する。分割中脚210の上面が分割中脚110の下面に合わされて中脚10を構成する。分割外脚211の上面が分割外脚111の下面に合わされて外脚11を構成する。巻線部14は、空心部15を中心に巻回された導電線114よりなり。導電線114の両端である外部接続部16を有する。巻線部14の空心部15へ中脚10を貫通させたうえで巻線部14の両側から分割磁心113、213突き合せることにより閉磁路を形成する。磁心13の外脚11が形成されていない側面から巻線部14の外部接続部16が方向D14に引き出される。図1に示すように、磁心13(分割磁心213)の下面413の一部を除いて、磁心13と巻線部14とは外装体17によって磁心13の外周面から巻線部14の周囲に至る全面を封止される。このように、中脚10(分割中脚210)と外脚11(分割外脚211)は連接脚212から上方に延びている。
磁心13は圧粉磁性体であるので、互いに当接する分割中脚110の下面と分割中脚210の上面との間に磁気ギャップを形成する必要が無い。圧粉磁性体により閉磁路を形成する場合、圧粉磁性体を構成する個々の磁性粉間に微小な空隙が存在し、これらの空隙が磁気ギャップとして作用する。つまり、磁気ギャップを空間的なものとして一部に集中した形として形成しなくても、磁気ギャップを有する磁気特性を得ることができる。この点からも、実装面19から中脚10へ向かって衝撃が加わっても、分割中脚110、210間に幾何学的な空間が無いことから押圧力が中脚10と外脚11で平衡する。したがって磁心13の一部に応力が集中せず、その結果、磁心13の破損や亀裂による特性劣化などが起き難い。
図6Dは実施の形態におけるさらに他のコイル部品1006の下面斜視図である。図6Dにおいて、図6Bに示すコイル部品1004と同じ部分には同じ参照番号を付す。図6Dに示すコイル部品1006では、磁心13の溝部220は下面413の対角に延びる。外装体17の2つの部分17cは磁心13の下面413の対角に位置し、外装体横断部17bは磁心13の下面413の対角に延びる。外装体横断部17bは局所的に幅が広くなっている幅広部17gを有する。幅広部17gは外装体横断部17bの略中央に位置し、中脚10の下方に位置する。取付部17dは外装体17の部分17cに設けられている。外装体17を形成する際には、外装体17の樹脂材料は磁心の下面413に設けられた細く浅い溝部220の特に中央で流れにくくなる傾向がある。外装体横断部17bすなわち溝部220の略中央に設けられた幅広部17gにより、溝部220の中央で樹脂を円滑に流すことができる。

Claims (19)

  1. 実装面に実装されるように構成されたコイル部品であって、
    中脚と、外脚と、前記中脚と前記外脚とを結合させる連接脚とを有して、圧粉磁性体からなり閉磁路を構成する磁心と、
    前記磁心の前記中脚に巻回された巻線部と、
    前記磁心と前記巻線部とを覆う樹脂からなる外装体と、
    を備え、
    前記コイル部品が前記実装面に実装されている状態において前記磁心は前記実装面に対向するように構成された下面を有し、
    前記コイル部品が前記実装面に実装されている状態において前記外装体は前記実装面に対向するように構成された下面を有し、
    前記磁心の前記下面は前記外装体から露出する第1の磁心露出部を有し、
    前記第1の磁心露出部と前記外装体の前記下面とは同一平面である、コイル部品。
  2. 前記連接脚は前記磁心の前記下面を有し、
    前記中脚と前記外脚は前記連接脚から上方に延びている、請求項1に記載のコイル部品。
  3. 前記外装体の前記下面と前記第1の磁心露出部とは前記実装面に面接触するように構成されている、請求項1または2に記載のコイル部品。
  4. 前記外装体は前記磁心の前記下面に沿って延びる外装体底面部を有する、請求項1または2に記載のコイル部品。
  5. 前記外装体底面部は前記外脚の下方に位置する、請求項4に記載のコイル部品。
  6. 前記第1の磁心露出部は前記巻線部の下方に位置する、請求項1または2に記載のコイル部品。
  7. 前記外装体は、前記外装体のうち前記磁心の前記下面を超えて互いに対向する2つの部分に接続されてかつ前記中脚の下方を通り前記磁心の前記下面に沿って延びる外装体横断部を有し、
    前記磁心の前記下面は、前記外装体から露出する第2の磁心露出部をさらに有し、
    前記第1の磁心露出部と前記第2の磁心露出部とは、前記外装体横断部について互いに対称に配置されている、請求項1または2に記載のコイル部品。
  8. 前記外装体は、前記外装体の前記2つの部分にそれぞれ設けられて、前記外装体を前記実装面へ固定させるための複数の取付部を有する、請求項7に記載のコイル部品。
  9. 前記外装体横断部は局所的に幅が広くなっている幅広部を有する、請求項7に記載のコイル部品。
  10. 前記第1の磁心露出部は局所的に含浸する樹脂よりなる含浸部を有する、請求項1または2に記載のコイル部品。
  11. 前記第1の磁心露出部に当接する支持層をさらに備え、
    前記支持層は、樹脂と、前記樹脂に分散する熱伝導性のフィラとを含有し、
    前記コイル部品が前記実装面に実装されている状態において前記支持層の下面は前記実装面に当接するように構成されている、請求項1または2に記載のコイル部品。
  12. 前記支持層は前記圧粉磁性体および前記外装体よりも熱伝導率が高い、請求項11に記載のコイル部品。
  13. 前記支持層は前記圧粉磁性体および前記外装体よりも弾性率が低い、請求項11に記載のコイル部品。
  14. 前記支持層は前記圧粉磁性体および前記外装体よりも耐電圧が高い、請求項11に記載のコイル部品。
  15. 実装面に実装されるように構成されたコイル部品であって、
    中脚と、外脚と、前記中脚と前記外脚とを結合させる連接脚とを有して、圧粉磁性体からなり閉磁路を構成する磁心と、
    前記磁心の前記中脚に巻回された巻線部と、
    前記磁心と前記巻線部とを覆う樹脂からなる外装体と、
    前記磁心の下面に設けられた支持層と、
    を備え、
    前記磁心の前記下面は、前記コイル部品が前記実装面に実装されている状態において前記実装面に対向するように構成されており、
    前記磁心の前記下面は、前記外装体から露出してかつ前記支持層に当接する磁心露出部を有し、
    前記支持層の下面は、前記コイル部品が前記実装面に実装されている状態において前記実装面に当接するように構成されており、
    前記支持層は、樹脂と、前記樹脂に分散する熱伝導性のフィラとを含有する、コイル部品。
  16. 前記支持層は前記圧粉磁性体および前記外装体よりも熱伝導率が高い、請求項15に記載のコイル部品。
  17. 前記支持層は前記圧粉磁性体および前記外装体よりも弾性率が低い、請求項15に記載のコイル部品。
  18. 前記支持層は前記圧粉磁性体および前記外装体よりも耐電圧が高い、請求項15に記載のコイル部品。
  19. 前記外装体の下面は前記支持層に当接する、請求項15から18のいずれか一項に記載のコイル部品。
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