JPWO2012101896A1 - 電動工具用ブラシレスモータ - Google Patents

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雅範 東
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Abstract

本発明は、電動工具用ブラシレスモータの製造コストを低減させることを目的とする。本発明に係る電動工具用ブラシレスモータは、巻線(23c)を備える固定子(23)の半径方向内側に磁石を備える回転子(30)が配置される構成の電動工具用ブラシレスモータであって、回転子(30)の磁石には、ボンド磁石(34)が使用されている。

Description

本発明は、巻線を備える固定子の半径方向内側に磁石を備える回転子が配置される構成の電動工具用ブラシレスモータに関する。
電動工具用ブラシレスモータの一例が特許文献1に記載されている。
特許文献1の電動工具用ブラシレスモータでは、巻線を備える固定子の半径方向内側に磁石を備える回転子が配置されている。前記回転子は、その回転子の外周面が円筒形をした薄肉のネオジウム焼結磁石によって覆われている。
特開2010−269396号公報
しかし、上記した電動工具用ブラシレスモータでは、回転子に焼結磁石を使用しているため、例えば、ボンド磁石等を使用したモータと比較して価格が高いという問題がある。
本発明は、上記問題点を解決するためになされたものであり、本発明が解決しようとする課題は、電動工具用ブラシレスモータの製造コストを低減させることである。
上記した課題は、各請求項の発明によって解決される。
請求項1の発明は、巻線を備える固定子の半径方向内側に磁石を備える回転子が配置される構成の電動工具用ブラシレスモータであって、前記回転子の磁石には、ボンド磁石が使用されていることを特徴とする。
本発明によると、回転子の磁石には、ボンド磁石が使用されている。ボンド磁石は、微小な磁石粒を樹脂等のバインダと混ぜ合わせて成形固化した磁石であり、一般的な焼結磁石と比較して安価である。
このため、電動工具用ブラシレスモータの製造コストを低減させることができる。
請求項2の発明によると、極数が8極以下に設定されていることを特徴とする。
即ち、極数が8極以下であるため、回転子の径寸法を小さくでき、高速回転をさせる際に有利になる。
請求項3の発明によると、回転子は、シャフトと、そのシャフトの半径方向外側に配置されるボンド磁石とから構成されていることを特徴とする。
即ち、シャフト以外をボンド磁石で形成できるため、ボンド磁石の径方向における厚み寸法を比較的大きくできる。このため、シャフトの外側に円筒形のコア(鉄心)を設け、そのコアの表面を円筒形の焼結磁石で覆う構成と比較して、磁石の単位長さ当たりの体積を大きくできる。このため、焼結磁石と比較して磁力の弱いボンド磁石の欠点を、そのボンド磁石の体積を大きくすることで補うことができる。
請求項4の発明によると、回転子は、シャフトと、そのシャフトの半径方向外側に配置され、磁束が通り易い材料からなる筒状のコアと、そのコアの半径方向外側に配置される筒状のボンド磁石とからなり、前記ボンド磁石の半径方向の厚み寸法が前記コアの半径方向の厚み寸法よりも大きく設定されていることを特徴とする。
請求項5の発明によると、ボンド磁石は、極異方となるように着磁が行われていることを特徴とする。
これにより、隣り合うN極とS極との間の磁束がボンド磁石内を通るようになる。このため、ボンド磁石の半径方向内側に位置するコアやシャフトに磁束が集中しなくなり、磁束が飽和することによる磁力の低下を防止できる。
請求項6の発明によると、ボンド磁石の中心には、シャフト、あるいは前記シャフト及びコアが挿通される貫通穴が軸方向に形成されて、その貫通穴の内周面と前記シャフトの外周面間、あるいはその貫通穴の内周面と前記コアの外周面間に樹脂が充填される構成であることを特徴とする。
請求項7の発明によると、ボンド磁石の貫通穴の内壁面とシャフトの外周面、あるいは前記コアの外周面は、前記樹脂を介して前記ボンド磁石に対する前記シャフト、あるいは前記コアの回り止めが図れるような形状に成形されていることを特徴とする。
請求項8の発明によると、ボンド磁石の貫通穴は、断面多角形状に形成されていることを特徴とする。
このため、シャフト、あるいはコアに対してボンド磁石が円周方向に位置ずれし難くなる。
請求項9の発明によると、ボンド磁石は、どの方向にも着磁が可能な等方性であり、そのボンド磁石の外周面に対して直角方向の磁界と、前記ボンド磁石の軸方向における端面に対して直角方向の磁界とが得られるように着磁されていることを特徴とする。
即ち、外周面に対して直角方向の磁界が得られる磁石と、軸方向における端面に対して直角方向の磁界が得られる磁石とを一体化できるため、部品点数の低減によるコストダウンを図ることができる。
請求項10の発明によると、ボンド磁石の貫通穴の内壁面には、軸方向に延びる溝が円周方向に等間隔で複数本形成されており、その溝の本数が前記ボンド磁石の極数以上に設定されていることを特徴とする。
このように、ボンド磁石の貫通穴の内壁面に軸方向に延びる溝が円周方向に複数本形成されているため、その貫通穴に充填された樹脂と前記溝とが円周方向に係合して前記樹脂に対するボンド磁石の回り止めを図ることができる。
また、溝の本数がボンド磁石の極数以上に設定されているため、ボンド磁石に対する溝の位置決めを行わなくても、各々の溝が各々の磁極内に配置されるようになる。即ち、各々の磁極の中で溝が配置されない磁極がなくなるため、前記溝の影響で各磁極の磁界の強さが異なるような不具合が発生し難くなる。
請求項11の発明によると、溝は、断面円弧形に形成されていることを特徴とする。
このように、溝に角部が存在しないため、ボンド磁石の貫通穴内に溶融した樹脂が圧入される際、その樹脂の圧力が一点に集中するようなことがなくなり、前記ボンド磁石が割れ難くなる。
請求項12の発明によると、溝は、断面略角形に形成されていることを特徴とする。
このため、ボンド磁石の溝の部分と樹脂とが円周方向に係合し易くなり、回り止めが確実になる。
請求項13の発明によると、溝の深さ寸法は、0.1mmよりも大きく、0.2×[ボンド磁石の貫通穴の半径寸法(mm)]よりも小さく設定されていることを特徴とすることを特徴とする。
これにより、ボンド磁石の磁界に対する溝の影響を最小限に抑えることができる。
請求項14の発明によると、ボンド磁石の極数が4極で、前記溝の本数が6本に設定されていることを特徴とする。
請求項15の発明によると、ボンド磁石の貫通穴の内壁面における面粗さは、そのボンド磁石の外周面の面粗さよりも大きく設定されていることを特徴とする。
このため、仮にボンド磁石の貫通穴の内壁面に溝を設けなくても、ボンド磁石と貫通穴に充填された樹脂との間の回り止めを図ることができる。
請求項16の発明によると、シャフトの半径方向外側には、そのシャフトに対して回り止めされた状態で樹脂ブロックが固定されており、前記樹脂ブロックの軸方向端面と前記ボンド磁石の軸方向端面とが円周方向に係合していることを特徴とする。
即ち、前記樹脂ブロックによりボンド磁石の回り止めを図ることができる。
本発明によると、電動工具用ブラシレスモータの製造コストの低減を図ることができる。
本発明の実施形態1に係る電動工具用ブラシレスモータを備える電動工具の縦断面図である。 電動工具用ブラシレスモータの縦断面図(図1のII矢視拡大図)である。 電動工具用ブラシレスモータの回転子の模式縦断面図である。 図3のIV-IV矢視図である。 駆動用磁石部分を着磁する様子を表す模式正面図である。 図5における回転子の部分の拡大図である。 位置検出用磁石部分を着磁する様子を表す模式正面図である。 位置検出用磁石部分を着磁する様子を表す模式部分側面図である。 本発明の変更例に係る電動工具用ブラシレスモータの回転子を表す模式正面図である。 本発明の実施形態2に係る電動工具用ブラシレスモータの回転子の模式縦断面図である。 ボンド磁石の回り止め構造を表す横断面図(図10のXI-XI矢視断面図)である。 ボンド磁石の縦断面図、及び端面図である。 ボンド磁石の回り止め構造を表す縦断面図である。 変更例に係るボンド磁石の回り止め構造を表す横断面図である。 変更例に係るボンド磁石の回り止め構造を表す横断面図である。 変更例に係るボンド磁石の回り止め構造を表す横断面図である。 変更例に係るボンド磁石の縦断面図、及び端面図である。 変更例に係るボンド磁石の回り止め構造を表す縦断面図である。 変更例に係るボンド磁石の縦断面図、及び端面図である。 変更例に係るボンド磁石の回り止め構造を表す縦断面図である。
[実施形態1]
以下、図1から図9に基づいて、本発明の実施形態1に係る電動工具用ブラシレスモータの説明を行なう。本実施形態に係る電動工具用ブラシレスモータ20は、インパクトドライバ10の駆動源として使用されるモータであり、図1に示すように、前記インパクトドライバ10のハウジング本体12の後部に収納されている。
なお、図中の前後左右、及び上下は、インパクトドライバ10の前後左右、及び上下に対応している。
<電動工具用ブラシレスモータ20の概要について>
電動工具用ブラシレスモータ20は、図2に示すように、駆動コイル23c(巻線)を備える固定子23と、その固定子23の半径方向内側に配置された回転子30とから構成されている。
前記固定子23は、筒体部(図示省略)と、その筒体部の内周面から半径方向内側に突出した6本の歯部23pとを備えており、各々の歯部23pに絶縁部材を介した状態で駆動コイル23cが巻装されている。
また、固定子23の後端部には、リング状の電気回路基板25が前記固定子23と同軸に取付けられており、その電気回路基板25の表面(前面側)に前記回転子30の磁極の位置を検出するための三個の磁気センサ27が円周方向に120°間隔で配置されている。
回転子30は、図1、図2に示すように、固定子23と同軸になるように、その回転子30のシャフト31の両端が軸受32f,32bを介してハウジング本体12に支持されている。そして、前記固定子23から前方に突出するシャフト31の前部にモータ冷却用ファン33が同軸に取付けられている。
電動工具用ブラシレスモータ20は、磁気センサ27で回転子30の磁極の位置を検出しながら、モータ駆動回路(図示省略)により固定子23の各駆動コイル23cに順番に電流を流し、前記回転子30を回転させるように構成されている。
<回転子30について>
回転子30は、図3、図4に示すように、略円柱形をしたボンド磁石34と前記シャフト31とから構成されている。ボンド磁石34は、微小な磁石粒を樹脂等のバインダと混ぜ合わせて成形固化した磁石であり、形状の自由度、及び寸法精度が高い。ボンド磁石34の中心には、図4に示すように、断面六角形の貫通穴34kが軸方向に延びるように形成されている。そして、ボンド磁石34の貫通穴34kに前記シャフト31が同軸に挿通されて、その貫通穴34kの内壁面と前記シャフト31の外周面間に樹脂35が充填されている。即ち、ボンド磁石34とシャフト31とは同軸に保持された状態で成形型(図示省略)内にセットされ、この状態で、ボンド磁石34の貫通穴34k内に樹脂35が射出される。これにより、ボンド磁石34とシャフト31とは樹脂35を介して一体化される。
ここで、樹脂としては、例えば、ポリエステル等が使用される。
前述のように、ボンド磁石34の貫通穴34kは断面六角形状に形成されているため、ボンド磁石34の貫通穴34kに充填される樹脂35の外形も六角柱状になり、樹脂35に対するボンド磁石34の回り止めが図られる。また、シャフト31の表面には、図3に示すように、軸方向に延びる突条31tが形成されているため、シャフト31と樹脂35との間の回り止めも確保される。
回転子30のボンド磁石34は、電動工具用ブラシレスモータ20の駆動用磁石と、位置検出用磁石とが一体化された等方性の磁石である。前記駆動用磁石とは、磁界Hの方向が回転子30の外周面に対して直角、即ち、回転子30の半径方向に等しくなる永久磁石であり、電動工具用ブラシレスモータ20の駆動用に使用される。位置検出用磁石とは、磁界Hの方向が回転子30の後端面に対して直角、即ち、回転子30の軸方向に等しくなる永久磁石であり、磁気センサ27が前記回転子30の磁極の位置を検出するのに使用される。
前記ボンド磁石34は、上記したように、等方性であるため、二方向(半径方向、軸方向)の着磁を容易に行なうことができる。
<ボンド磁石34の着磁方法について>
ボンド磁石34は、4極に着磁されており、円周方向に90°間隔でN極とS極とが設けられている。ここで、前記ボンド磁石34は、等方性であるため、外部から磁界を加えることで希望する方向に着磁することが可能である。
先ず、図5、図6に基づいて、前記ボンド磁石34の駆動用磁石部分の着磁方法について説明する。
駆動用磁石部分の着磁を行なうには、四個の磁場コイル43(No.11 、No.12、 No.13、 No.14)をボンド磁石34の周囲に円周方向90°間隔で配置し、回転子30の外周面に対して直角方向(半径方向)の磁界を加える。このとき、隣り合う磁場コイル43の磁界の向きが逆になるように、各々の磁場コイル43に電流を流すようにする。これにより、図6に示すように、極異方となるように着磁が行なわれる。即ち、隣り合うN極とS極との間の磁束がボンド磁石34内を通るようになる。このため、ボンド磁石34の半径方向内側に位置するシャフト31に磁束が集中しなくなり、磁束が飽和することによる磁力の低下を防止できる。
次に、位置検出用磁石部分の着磁を行なうには、図7、図8に示すように、四個の磁場コイル46(No.21 、No.22、 No.23、 No.24)をボンド磁石34の後端面近傍に90°間隔で配置し、回転子30の後端面に対して直角方向(軸方向)の磁界を加える。このとき、隣り合う磁場コイル46の磁界の向きが逆になるように、各々の磁場コイル46に電流を流すようにする。これにより、位置検出用磁石部分の着磁が行なわれるようになる。
なお、図8では、No.22磁場コイル46、No.24磁場コイル46は省略されている。
これにより、駆動用磁石と位置検出用磁石とが一体化されたボンド磁石34を得ることができる。
<本実施形態に係る電動工具用ブラシレスモータ20の長所について>
本実施形態に係る電動工具用ブラシレスモータ20によると、回転子30の磁石にはボンド磁石34が使用されているため、焼結磁石を使用している一般的なブラシレスモータと比較して安価である。このため、電動工具用ブラシレスモータ20の製造コストを低減させることができる。
また、電動工具用ブラシレスモータ20の極数が4極に設定されているため、回転子30の径寸法を小さくでき、回転子30を高速回転させる際に有利になる。
また、シャフト31以外をボンド磁石34で形成できるため、ボンド磁石34の径方向における厚み寸法を比較的大きくできる。このため、シャフト31の外側に円筒形のコア(鉄心)を設け、そのコアの表面を円筒形の焼結磁石で覆う構成と比較して、磁石の単位長さ当たりの体積を大きくできる。このため、焼結磁石と比較して磁力の弱いボンド磁石34の欠点を、そのボンド磁石34の体積を大きくすることで補うことができる。
さらに、ボンド磁石34は、図6に示すように、極異方となるように着磁が行われているため、隣り合うN極とS極間の磁束がボンド磁石34内を通るようになる。このため、ボンド磁石34の半径方向内側に位置するシャフト31に磁束が集中しなくなり、磁束が飽和することによる磁力の低下を防止できる。
また、ボンド磁石34の貫通穴34kの内壁面とシャフト31の外周面とは、充填された樹脂35を介してボンド磁石34に対するシャフト31の回り止めが図れるような形状に成形されている。このため、ボンド磁石34に対してシャフト31が経時的に回転方向に位置ずれするようなことがなくなる。さらに、ボンド磁石34の貫通穴34kは、断面六角形状に形成されているため、ボンド磁石34の貫通穴34kに充填される樹脂35の外形が六角柱状になり、樹脂35に対するボンド磁石34の回転を確実に防止できる。
また、ボンド磁石34は、駆動用磁石と位置検出用磁石とが一体化される構成のため、部品点数の低減によるコストダウンを図ることができる。さらに、駆動用磁石と位置検出用磁石とが別体の場合に、ボンド磁石34の貫通穴34k内に充填された樹脂35が駆動用磁石と位置検出用磁石との隙間に入り込むような不具合も防止できる。
<変更例>
ここで、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における変更が可能である。例えば、本実施形態では、回転子30をボンド磁石34とシャフト31等から構成する例を示した。しかし、図9に示すように、ボンド磁石34とシャフト31との間に、そのボンド磁石よりも半径方向の厚み寸法が十分に小さな鉄製の筒状コア32を設けることも可能である。即ち、鉄製の筒状コア32を設けた状態でも、ボンド磁石34の単位長さ当たりの体積を大きくできる。
また、本実施形態では、等方性のボンド磁石34を使用して極異方となるように着磁を行う例を示した。しかし、異方性のボンド磁石を使用して極異方性となるように磁石を配向し、極異方に着磁することも可能である。
また、本実施形態では、4極のボンド磁石34を例示したが、ボンド磁石34の極数は8極以下で適宜変更可能である。
また、本実施形態では、ボンド磁石34の貫通穴34kの形状を断面六角形に形成する例を示したが、ボンド磁石34の貫通穴34kの形状を断面四角形、あるいは断面五角形等に形成することも可能である。
また、本実施形態では、シャフト31の外周面に軸方向に延びる突条31tを形成する例を示したが、シャフト31を断面四角形、五角形、あるいは六角形に形成することも可能である。
[実施形態2]
以下、図10から図20に基づいて、本発明の実施形態2に係る電動工具用ブラシレスモータの説明を行なう。本実施形態に係る電動工具用ブラシレスモータは、回転子30のシャフト31に対するボンド磁石34の回り止め構造を改良したものであり、それ以外の構成については実施形態1に係る電動工具用ブラシレスモータと同様である。このため、実施形態1に係る電動工具用ブラシレスモータと同じ部材については同じ符号を付して説明を省略する。
ボンド磁石34の貫通穴34kは、図11に示すように、円形の貫通穴の内壁面に軸方向に延びる断面円弧形の浅い溝341が円周方向に等間隔で6本形成されて、断面略花形の形状をしている。
ここで、溝341の深さ寸法は、0.1mmよりも大きく、0.2×[ボンド磁石の前記貫通穴の半径寸法(mm)]よりも小さく設定するのが好ましい。これにより、ボンド磁石34の磁界に対する溝341の影響を最小限に抑えることができる。
さらに、ボンド磁石34の貫通穴34kに挿通されるシャフト31には、図10に示すように、そのボンド磁石34の軸方向両端部に対応する位置に軸方向に延びる多数の細溝からなるローレット31mが設けられている。
そして、ボンド磁石34の貫通穴34kとシャフト31との隙間部分に樹脂35が充填(圧入)される。
このように、ボンド磁石34の貫通穴34kの内壁面に軸方向に延びる溝341が形成されているため、その貫通穴34kに充填された樹脂35と前記溝341とが円周方向に係合して前記樹脂35に対するボンド磁石34の回り止めが図られる。
また、溝341の本数が6本、即ち、ボンド磁石34の極数(4極)以上設けられている。このため、ボンド磁石34に対する溝341の位置決めを行わなくても、各々の溝341が各々の磁極内に配置されるようになる。即ち、各々の磁極の中で溝341が配置されない磁極がなくなるため、前記溝341の影響で各磁極の磁界の強さが異なるような不具合が発生し難くなる。
また、溝341は、断面円弧形に形成されて角部が存在しないため、ボンド磁石34の貫通穴34k内に溶融した樹脂35が圧入(充填)される際、その樹脂35の圧力が一点に集中するようなことがなくなり、前記ボンド磁石34が割れ難くなる。
また、本実施形態の回転子30では、樹脂35は、図10に示すように、シャフト31の端部位置(右端位置)のローレット31mの周囲に円筒形のブロック状に成形されており、その樹脂ブロック35bの軸方向端面35eがボンド磁石34の軸方向端面34eと円周方向において係合している。
即ち、図12のボンド磁石34の縦断面図、及び端面図に示すように、ボンド磁石34の軸方向端面34eには、軸方向に突出する台形状の突起34tが円周方向に等間隔で四個形成されている。このため、シャフト31の周囲に樹脂ブロック35bが型成形される際に、樹脂ブロック35bの軸方向端面35eには、図13に示すように、ボンド磁石34の突起34tにより凹部35hが形成されるようになる。即ち、ボンド磁石34の軸方向端面34eの突起34tと樹脂ブロック35bの軸方向端面35eの凹部35hが嵌合するようになるため、ボンド磁石34と樹脂ブロック35b間の回り止めが図られる。
<変更例>
ここで、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における変更が可能である。例えば、本実施形態では、ボンド磁石34の貫通穴34kを、図11に示すように、6本の断面円弧形の溝341を備える略花形に形成する例を示した。しかし、図14に示すように、ボンド磁石34の貫通穴34kを断面六角形状に形成し、その六角形の頂角部分を断面円弧形の溝341により滑らかに面取りする構成でも可能である。
また、図15に示すように、ボンド磁石34の貫通穴34kの内壁面をそのボンド磁石34の外周面と比較して粗く加工し、これにより樹脂に対するボンド磁石34の回り止めを図ることも可能である。ここで、図15では、ボンド磁石34の貫通穴34kを略花形に形成する例を示したが、貫通穴34kの内壁面を粗くすることで、その貫通穴34kの断面形状を任意に設定できるようになる。なお、ボンド磁石34の貫通穴34kの内壁面の粗さは、外周面の粗さが中心線平均粗さ(Ra)で1a(約1μm)程度の場合に4a以上に設定するのが好ましい。
また、本実施形態では、ボンド磁石34の貫通穴34kの溝341を断面円弧形に形成する例を示したが、図16に示すように、溝341を浅い略角形に形成することも可能である。このように、溝341を浅い略角形に形成することで、ボンド磁石の溝341の部分と樹脂35とが円周方向に係合し易くなり、回り止めが確実になる。
また、本実施形態では、ボンド磁石34の軸方向端面34eに台形状の突起34tを形成し、樹脂ブロック35bの軸方向端面35eにボンド磁石34の突起34tが嵌合する凹部35hを形成する例を示した(図12、図13参照)。しかし、図17、図18に示すように、ボンド磁石34の軸方向端面34eに台形状の凹部34hを形成し、樹脂ブロック35bの軸方向端面35eにボンド磁石34の凹部34hと嵌合する突起35tを形成することも可能である。
さらに、図19、図20に示すように、ボンド磁石34の軸方向端面34eの凹部34hを平面扇状に形成し、樹脂ブロック35bの軸方向端面35eにボンド磁石34の凹部34hと嵌合する平面扇状の突起35tを形成することも可能である。これにより、凹部34hと突起35tとの嵌合面積が大きくなり、ボンド磁石34と樹脂ブロック35bとの回り止めがより確実になる。
ここで、本実施形態では、ボンド磁石34の貫通穴34kに充填される樹脂35と樹脂ブロック35bとを使用して、そのボンド磁石34と樹脂35間の回り止めを図る例を示した。しかし、ボンド磁石34の貫通穴34kに充填される樹脂35のみでボンド磁石34と樹脂35間の回り止めを図ることも可能であるし、樹脂ブロック35bのみでボンド磁石34と樹脂35間の回り止めを図ることも可能である。
また、実施形態1、2では、電動工具用ブラシレスモータ20をインパクトドライバ10に使用する例を示したが、インパクトドライバ10以外の電動工具に使用することも可能である。
20・・・・電動工具用ブラシレスモータ
23・・・・固定子
23c・・・駆動コイル(巻線)
30・・・・回転子
31・・・・シャフト
32・・・・コア
34・・・・ボンド磁石
34k・・・貫通穴
341・・・溝
343・・・溝
34e・・・軸方向端面
35・・・・樹脂
35b・・・樹脂ブロック
35e・・・軸方向端面

Claims (16)

  1. 巻線を備える固定子の半径方向内側に磁石を備える回転子が配置される構成の電動工具用ブラシレスモータであって、
    前記回転子の磁石には、ボンド磁石が使用されていることを特徴とする電動工具用ブラシレスモータ。
  2. 請求項1に記載された電動工具用ブラシレスモータであって、
    極数が8極以下に設定されていることを特徴とする電動工具用ブラシレスモータ。
  3. 請求項1又は請求項2のいずれかに記載された電動工具用ブラシレスモータであって、
    前記回転子は、シャフトと、そのシャフトの半径方向外側に配置されるボンド磁石とから構成されていることを特徴とする電動工具用ブラシレスモータ。
  4. 請求項1又は請求項2のいずれかに記載された電動工具用ブラシレスモータであって、
    前記回転子は、シャフトと、そのシャフトの半径方向外側に配置され、磁束が通り易い材料からなる筒状のコアと、そのコアの半径方向外側に配置される筒状のボンド磁石とからなり、
    前記ボンド磁石の半径方向の厚み寸法が前記コアの半径方向の厚み寸法よりも大きく設定されていることを特徴とする電動工具用ブラシレスモータ。
  5. 請求項1から請求項4のいずれかに記載された電動工具用ブラシレスモータであって、
    前記ボンド磁石は、極異方となるように着磁が行われていることを特徴とする電動工具用ブラシレスモータ。
  6. 請求項3から請求項5のいずれかに記載された電動工具用ブラシレスモータであって、
    前記ボンド磁石の中心には、前記シャフト、あるいは前記シャフト及びコアが挿通される貫通穴が軸方向に形成されて、その貫通穴の内周面と前記シャフトの外周面間、あるいはその貫通穴の内周面と前記コアの外周面間に樹脂が充填される構成であることを特徴とする電動工具用ブラシレスモータ。
  7. 請求項6に記載された電動工具用ブラシレスモータであって、
    前記ボンド磁石の貫通穴の内壁面とシャフトの外周面、あるいは前記コアの外周面は、前記樹脂を介して前記ボンド磁石に対する前記シャフト、あるいは前記コアの回り止めが図れるような形状に成形されていることを特徴とする電動工具用ブラシレスモータ。
  8. 請求項6又は請求項7のいずれかに記載された電動工具用ブラシレスモータであって、
    前記ボンド磁石の貫通穴は、断面多角形状に形成されていることを特徴とする電動工具用ブラシレスモータ。
  9. 請求項1から請求項8のいずれかに記載された電動工具用ブラシレスモータであって、
    前記ボンド磁石は、どの方向にも着磁が可能な等方性であり、そのボンド磁石の外周面に対して直角方向の磁界と、前記ボンド磁石の軸方向における端面に対して直角方向の磁界とが得られるように着磁されていることを特徴とする電動工具用ブラシレスモータ。
  10. 請求項7に記載された電動工具用ブラシレスモータであって、
    前記ボンド磁石の貫通穴の内壁面には、軸方向に延びる溝が円周方向に等間隔で複数本形成されており、
    その溝の本数が前記ボンド磁石の極数以上に設定されていることを特徴とする電動工具用ブラシレスモータ。
  11. 請求項10に記載された電動工具用ブラシレスモータであって、
    前記溝は、断面円弧形に形成されていることを特徴とする電動工具用ブラシレスモータ。
  12. 請求項10に記載された電動工具用ブラシレスモータであって、
    前記溝は、断面略角形に形成されていることを特徴とする電動工具用ブラシレスモータ。
  13. 請求項10から請求項12のいずれかに記載された電動工具用ブラシレスモータであって、
    前記溝の深さ寸法は、0.1mmよりも大きく、0.2×[ボンド磁石の貫通穴の半径寸法(mm)]よりも小さく設定されていることを特徴とすることを特徴とする電動工具用ブラシレスモータ。
  14. 請求項11に記載された電動工具用ブラシレスモータであって、
    前記ボンド磁石の極数が4極で、前記溝の本数が6本に設定されていることを特徴とする電動工具用ブラシレスモータ。
  15. 請求項7から請求項14のいずれかに記載された電動工具用ブラシレスモータであって、
    前記ボンド磁石の貫通穴の内壁面における面粗さは、そのボンド磁石の外周面の面粗さよりも大きく設定されていることを特徴とする電動工具用ブラシレスモータ。
  16. 請求項3から請求項8のいずれかに記載された電動工具用ブラシレスモータであって、
    前記シャフトの半径方向外側には、そのシャフトに対して回り止めされた状態で樹脂ブロックが固定されており、
    前記樹脂ブロックの軸方向端面と前記ボンド磁石の軸方向端面とが円周方向に係合していることを特徴とする電動工具用ブラシレスモータ。
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