JPH07123677A - ブラシレスモータ - Google Patents

ブラシレスモータ

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JPH07123677A
JPH07123677A JP28589993A JP28589993A JPH07123677A JP H07123677 A JPH07123677 A JP H07123677A JP 28589993 A JP28589993 A JP 28589993A JP 28589993 A JP28589993 A JP 28589993A JP H07123677 A JPH07123677 A JP H07123677A
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drive magnet
drive
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広志 坂下
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幸男 小田切
Masayuki Katagiri
昌幸 片桐
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Abstract

(57)【要約】 【目的】駆動着磁部からの漏洩磁束の影響を少なくし
て、周波数発電出力の検出を正確に行いモータの制御特
性を向上させ、また、電機子と駆動マグネットとの間の
磁束の漏洩を防止すると共に、ロータのスラスト方向及
びラジアル方向のがたつきを防止することができるブラ
シレスモータを得る。 【構成】駆動マグネット21を可撓性ボンドマグネット
で形成しその一端部22を塑性変形させた。軸方向の一
端部に突出部22を形成し、その強磁化方向に周波数発
電用着磁を施してもよく、突出部22外周面に周波数発
電用又はインデックス用の着磁を施してもよい。突出部
はロータケースの外径よりも径方向内側にあるようにし
てもよい。突出部の端面に駆動用着磁と同数同極、同数
異極の着磁を施してもよく、突出部を内周方向に形成
し、少なくとも電機子の外径より大径としてもよい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は磁気ディスク駆動装置、
オーディオビジュアル機器等に用いられるブラシレスモ
ータに関するものである。
【0002】
【従来の技術】磁気ディスク駆動用、AV機器の駆動用
等としてブラシレスモータが用いられている。図27は
従来の磁気ディスク駆動用ブラシレスモータの例を示し
たものである。図27において基板1上には略円筒状を
したフランジ付きの軸受ハウジング2が取り付けられて
いる。軸受ハウジング2の外周側には、複数の突極を有
するステータコア3が嵌められており、ねじ5によりス
テータコア3と軸受ハウジング2とが基板1上に固定さ
れている。ステータコア3の突極には駆動コイル4が巻
回されており、通電制御されるようになっている。
【0003】軸受ハウジング2の内周側には2個のメタ
ル軸受15が嵌められ、これらメタル軸受15によって
軸8が回転自在に支持されている。軸受ハウジング2か
ら突出した軸8の上端部には、ハブ台7を介してカップ
状のロータケース6が固着され、軸8と共にロータケー
ス6が回転可能となっている。
【0004】上記ロータケース6の周壁の内側には駆動
マグネット9が取り付けられており、この駆動マグネッ
ト9は上記ステータコア3の突極の外周面と適宜間隙を
おいて対向している。そのため、各駆動コイル4を通電
制御することにより駆動マグネット9が付勢されロータ
ケース6が回転される。一方、ロータケース6の周壁の
外側にはインデックス用のマグネット10が取り付けら
れており、インデックス位置検出用のインデックスセン
サ11と適宜の間隙をおいて対向している。
【0005】ロータケース6の周壁の下部にはフランジ
部が形成されており、このフランジ部の下面には周波数
発電用マグネット12が取り付けられている。周波数発
電用マグネット12は、基板1上に形成された周波数発
電用コイル13と適宜間隙をおいて対向している。かか
る周波数発電用コイル13は、エッチング加工により基
板1上に形成されており、図29に示すようなジグザグ
状をしている。この周波数発電用コイル13には、ロー
タケース6が回転することにより、モータの回転数に比
例した交流電圧が発生するようになっており、この交流
電圧の周波数を利用してモータの速度制御が行なわれ
る。以上のように図27に示す従来例においては、駆動
マグネット9と周波数発電用マグネット12は別々に形
成され、ロータケース6に取り付けられている。また、
モータが低速回転しているときであっても制御特性が悪
くならないようにするため、周波数発電用マグネット1
2は駆動マグネット9よりも磁極数を多くして周波数を
高めると共に、強磁化方向をその厚さ方向(図27にお
いて上下方向)にしている。
【0006】上記のような図27に示すブラシレスモー
タでは、駆動マグネット9と周波数発電用マグネット1
2とを別々に設けているため比較的正確な駆動制御はで
きるものの、駆動マグネット9と周波数発電用マグネッ
ト12等が別々であるため、部品コストや組立コストが
向上してしまうという問題点があった。かかる問題点を
解消するため、従来においては図28に示すようなブラ
シレスモータの構造が考えられていた。なお、図28に
おいて便宜上、図27と同一の構成については省略して
説明する。
【0007】図28において、ロータケース6の周壁の
内側には、駆動用及び周波数発電用マグネット16が取
り付けられている。この駆動用及び周波数発電用マグネ
ット16の上部には駆動用着磁がされており、その下部
には周波数発電用着磁がされている。上記マグネット1
6は大きな駆動トルクが得られるように強磁化方向が厚
さ方向(図28において水平方向)になるように形成さ
れている。上記周波数発電用着磁部は強磁化方向に対し
垂直方向に着磁されている。
【0008】そして、上記駆動用着磁部はステータコア
3の突極の外周面と適宜間隙をおいて対向しており、上
記周波数発電用着磁部は基板1上に設けられた周波数発
電コイル13と対向している。また、、ロータケース6
の周壁の外側には、インデックス用マグネット17が取
り付けられており、基板1上に設けられたインデックス
位置検出用のセンサ11と対向し、ロータの回転位置を
検出するるようになっている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上記図28に示す従来
技術においては、周波数発電用着磁部は強磁化方向に対
し垂直方向に着磁されているため、磁力が弱く、また、
駆動着磁部に続いて一体に成形されているため駆動用着
磁からの漏洩磁束により周波数発電機の出力電圧が見か
け上低くなるなどの影響を与えてしまい、正確な周波数
を検出することができなくなると共に、モータの制御特
性が悪くなってしまうという問題点があった。また、駆
動マグネットと周波数発電用マグネットを一体成形した
従来技術としては特公平2−57323号公報記載のも
のもあるが、磁場配向をかけ一体成形でマグネットを構
成させるため、マグネットを成形するために設備コスト
が高く、また、製品コストも高くなるという問題点があ
った。
【0010】本発明は、かかる従来のブラシレスモータ
の問題点を解消するためになされたもので、駆動着磁部
からの漏洩磁束等により受ける影響を少なくすること
で、周波数発電出力の検出を正確に行いモータの制御特
性を向上させることができると共に、製品コストの低減
を図ることができるブラシレスモータを提供することを
目的とする。
【0011】また、本願発明は電機子と駆動マグネット
との間の磁束の漏洩を防止することができると共に、ロ
ータのスラスト方向及びラジアル方向のがたつきを防止
することにより円滑な回転を得ることができるブラシレ
スモータを提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本願発明は、電機子と、これと適宜間隔をおいて対向す
る駆動マグネットとを有し、上記駆動マグネットとして
可撓性ボンドマグネットを用いたブラシレスモータにお
いて、上記駆動マグネットの一端部を塑性変形させた。
駆動マグネットと周波数発電用マグネットとを可撓性ボ
ンドマグネットで一体形成し、この一体形成マグネット
の軸方向一端部を外周方向に変形して突出部を形成する
共に、上記突出部の強磁化方向に周波数発電用着磁を施
した。また、一体形成マグネットの突出部をロータケー
スの外径よりも径方向内側にあるようにしてもよく、一
体形成マグネットの突出部の外周面に周波数発電用着磁
又はインデックス用着磁を施してもよい。また、駆動マ
グネットの軸方向の一端部を外周方向に変形して突出部
を形成すると共に、この突出部の端面に駆動着磁と同数
同極又は同数異極の着磁を施してもよいし、突出部を内
周方向に変形して円状に形成し、少なくとモータ電機子
の外径よりも大径としてもよく、内周方向に極部的に変
形して突出部を形成し、少なくと電機子の外径よりも大
径としてもよい。また、駆動マグネットの軸方向の一部
を内周方向より外周方向に極部的に変形して凹部を形成
しあるいは、外周側より内周側へ極部的に変形して凸部
を形成し、少なくとも駆動マグネットの軸方向一端部を
凹凸に変形してもよい。また、駆動マグネットの軸方向
一端部を外周方向に変形させると共に、駆動マグネット
の上記変形部との間で磁気的吸引力を発生させる磁性体
をロータの外周より径方向外側に固定してもよい。
【0013】
【作用】駆動マグネットの一端部を塑性変形させたこと
から、この変形部分を周波数発電用着磁部として利用す
ることができる。上記塑性変形部分は駆動着磁部からの
漏洩磁束を集めて駆動マグネットに戻す働きをし、駆動
マグネットの磁束が有効に利用される結果、モータのト
ルクが向上する。上記塑性変形部分は、インデックス検
出部として利用してもよいし、スラスト方向又はラジア
ル方向への磁気吸引力発生部として利用してもよい。
【0014】
【実施例】以下、本発明にかかるブラシレスモータを磁
気ディスク駆動用モータに適用した一実施例について説
明する。図1において、基板1上には略円筒状をしたフ
ランジ2a付きの軸受ハウジング2が取り付けられてい
る。軸受ハウジング2の外周側にはステータコア3が嵌
められフランジ2aで受けられており、ねじ5によりス
テータコア3、軸受ハウジング2が一体として基板1上
に固定されている。上記ステータコア3は複数個の突極
を有し、各突極には駆動コイル4が巻回され、これによ
り電機子が構成されている。また、基板1上にはホール
素子14が適宜数取り付けられ、このホール素子14が
駆動着磁部の磁束を感知し基板1上の回路を通じてモー
タへの電流のスイッチングを行うようになっている。
【0015】略逆カップ状をしたロータケース6の周壁
6aの内側及びロータケース6の外周に形成されたフラ
ンジ6bの下面にかけて、可撓性ボンドマグネットで一
体形成された一体形成マグネット21が取り付けられて
いる。一体形成マグネット21の上部には駆動マグネッ
ト用の着磁がされている。一方、一体形成マグネット2
1の一端部を外周方向に曲げることにより突出部22が
形成されており、この突出部22には周波数発電用着磁
が施されている。これによって一体形成マグネット21
は駆動マグネットとなっていると共に、周波数発電用マ
グネットともなっている。
【0016】上記一体形成マグネット21の駆動着磁部
は上記ステータコア3の突極の外周面と適宜間隙おいて
対向している。一方、上記一体形成マグネット21の周
波数発電用着磁部は、基板1上に形成された周波数発電
用コイル13と適宜間隙をおいて対向している。この周
波数発電用コイル13は、従来例同様エッチング加工等
により基板1上に形成されており、図29に示すように
ジグザグ状をしている。この周波数発電用コイル13に
は上記一体形成マグネット21の回転に伴って交流電圧
が発生し、この電圧の周波数を利用することでモータの
速度制御が行われる。
【0017】上記一体形成マグネット21の強磁化方向
は、図3に示すように厚さ方向となっている。上記のよ
うに一体形成マグネット21の一端部を外周方向に曲げ
て突出部22を形成するため、駆動着磁部の強磁化方向
はステータコア3の外周面と直交する方向であり、周波
数発電用着磁部の強磁化方向は、図2に矢印で示すよう
に駆動着磁部の強磁化方向に直交する方向である。な
お、駆動着磁部と周波数発電用着磁部との間の屈曲部の
磁束は図2の矢印で示すようになり、ホール素子14が
一体形成マグネット21の屈曲部の強磁化方向に位置す
るため、ホール素子14の位置は従来に比べて遠く離し
たとしてもホール素子14のスイッチング特性を安定さ
せることができ、ブラシレスモータの設計上も容易とな
る。
【0018】上記突出部22の外周面側にはインデック
ス用着磁がされており、この外周面と基板1上に取り付
けられたインデックス位置検出用のセンサー11が適宜
間隙をおいて対向している。かかる構成とすることによ
り、磁気ディスク駆動用のモータ等においては、インデ
ックス用マグネットを廃止することができ、製品コスト
の低減を図ることができる。なお、上記突出部22は、
ロータケース6の外径、即ちフランジ6bの外周面より
径方向内側に位置している。
【0019】ロータケース6の略中央部には、ハブ台7
を介して軸8がロータケース6に圧入等により固定され
ており、軸8とロータケース6とが一体に回転するよう
になっている。ハブ台7の外周方向には略円環状をした
チャッキングマグネット20が取り付けられており、ま
た、軸8から所定の距離をおいて駆動ピン19がロータ
ケース6の上部に取り付けられている。このチャッキン
グマグネット20と駆動ピン19とによりディスク(図
示しない)の回転駆動が円滑に行われる。上記軸8は軸
受ハウジング2の内周面に取り付けられた2個のメタル
軸受等からなる軸受15によりラジアル方向に回転自在
に支持されると共に、軸8の下端面にはスラスト軸受1
8が設けられ、軸8がスラスト方向に支持されている。
【0020】周波数発電機(以下FGという)によりモ
ータの速度制御を行う場合、一般に周波数発電出力を増
幅しIC回路で制御するが、図4aに示すようにモータ
が低速の場合(1000rpm以下)FGの発電電圧が
低くなると共に、当然モータの機械的精度(例えばロー
タヨークの振れ及び周波数発電用コイルのずれなど)に
より出力に対しAM変動も加わるので、最悪の場合周波
数発電出力が必要電圧以下となり制御不能となる。図4
(b)はFG出力の特性要因を示したものであり、図に
示すような要因は大半がモータの出力条件で決定されて
しまうため、FG出力の向上には周波数発電用マグネッ
トの材料を変更することが一番容易であるが、コストの
面等での制約があり困難である。そのため、上記実施例
のように駆動用に使用する異方性マグネットを周波数発
電用マグネットと一体形成し、FG側にも強磁化方向を
形成するので、コストを抑えつつ周波数発電出力を図2
7に示す従来例に比べて30%以上向上させることがで
きる。なお、マグネットは上記実施例のように異方性の
ものに限られず、突出部22の強磁化方向に周波数発電
用着磁が施されていればよい。
【0021】次に上記実施例にかかるブラシレスモータ
の製造工程を図5ないし図8を用いて説明する。 まず、図5(a)に示すような板状のポリマーマグネ
ット等からなる一体形成マグネット21を略円形状と
し、図5(b)に示す仮リング23内に組み込んで図5
(c)に示すのような状態とする。また、一体成形マグ
ネットをロータヨーク内へ直接組み込んでもよい。な
お、上記のような板状のポリマーグネットは圧延ロー
ル、または押し出し形成等によって形成する。 次に、図6(a)に示すように着磁ヘッド24を一体
形成マグネット21の内周に挿入し、着磁ヘッド24に
通電することにより、仮リング23内に組み込まれた一
体形成マグネット21に駆動用の着磁を行う。なお、か
かる着磁を行う場合、図6(b)に示すように着磁ヘッ
ド24の幅方向の中心M1は必ずしも一体形成マグネッ
ト21の幅方向の中心M2とは一致しない。着磁ヘッド
の中心を基準に一体形成マグネット21を幅方向にずら
した場合、幅の大きい側(図6bにおいて上方)の着磁
は弱められ、この部分に周波数発電用の着磁がなされる
ようになっている。なお、周波数発電用の着磁部分につ
いては予め脱磁してもよい。
【0022】着磁された一体形成マグネット21は、
仮リング23から外された後、ロータケース6内に組み
込まれる。この際、一体形成マグネット21の固定強度
を向上させるため、図7(a)に示すようにロータケー
ス6の周壁の内側に接着剤を塗布しておいてもよい。そ
して、図7(b)に示すように、ロータケース6の中央
部に軸8を圧入等により組み込み、軸8をロータケース
6と一体化する。
【0023】ロータケース6に組み込まれた一体形成
マグネット21は、図8(a)に示すようにプレス26
によりパンチされる。このパンチの方法としては、まず
図8(b)(c)に示すように曲げパンチ27により一
体形成マグネット21の突出部22がロータケース6の
径方向外側に倒れるように癖がつけられる。その後、図
8(d)に示すように形成パンチ28により突出部22
を径方向外側に面押して突出部22が略90゜曲げられ
る。この際、図8(a)に示すようにプレス26がロー
タヨーク6の内径及び軸8にガイドされるようにして加
圧されることから、一体形成マグネット21の内周及び
突出部22が軸8に対して精度良く仕上げられる。な
お、図8(e)に示すように、一体形成マグネット21
の駆動着磁部の幅寸法をTとし、突出部22の幅寸法を
T1としたとき、T>T1としたい場合などには、突出
部22の突出量を変化させることにより調整することが
できる。
【0024】突出部22を形成した後、図8(f)に
示すようにFG着磁用ヘッド29により、軸8をガイド
として突出部22に周波数発電用の着磁を行う。
【0025】次に図9に示す別の実施例について説明す
る。なお、便宜上、上記実施例と同様の構成については
説明を省略する。図9において、ロータケース6の周壁
の内側からロータケース6のフランジ部6cの底面にか
けて一体形成マグネット30が固着されている。一体形
成マグネット30の内周面側であって、ステータコア3
の外周面と対向する部分には、駆動用着磁がされてい
る。また、突出部32の下面側には周波数発電用の着磁
がされており、周波数発電用コイル13と対向してい
る。そしてマグネット30の突出部32の外周面側に
は、インデックス用の着磁がされており、インデックス
位置検出素子11と適宜間隙をおいて対向している。一
方、上記駆動用着磁部と上記周波数発電用着磁部との間
の屈曲部の一部が、切り欠かれるようにして段部31が
形成されており、この段部31の略真下の基板1上に駆
動用着磁部検出用のホール素子14が配置されるように
なっている。
【0026】上記図9に示す実施例の製造工程について
説明する。なお、便宜上図1に示す実施例の製造工程と
同様の工程の説明については省略する。図10(a)に
おいて、プレス33をロータケース6の内周面に沿って
移動させ、図10(b)に示すように段付けパンチ34
をマグネット30の突出部に押しつけ、段部31を形成
する。その後、図10(c)に示すように、成形パンチ
35で突出部32を径方向外側に面押しし突出部32を
屈曲させ、図10(d)に示すような一体形成されたマ
グネット30とする。以上のような工程により、図9に
示すような一つのポリマーマグネットで駆動用と周波数
発電用のマグネットが得られる。
【0027】上記のように駆動用着磁部と周波数発電用
着部との間の屈曲部の一部を切り欠くようにして段部3
1を形成したことから、前記図1に示す実施例の効果に
加えて、駆動用着磁部からの漏洩磁束が周波数発電用着
磁部の磁束に影響することを極力抑えることができ、さ
らに安定したFG出力の検出が可能なうえ、ホール素子
出力電圧も向上できるためより正確なモータの速度制御
を行うことができる。
【0028】次に、図11に示す別の実施例について説
明する。上記実施例と同様の部分については説明を省略
する。図11において、ロータケース6の周壁の内側に
は一体形成マグネット36が固着されている。一体形成
マグネット36の内周面には駆動用の着磁がされてお
り、ステータコア3の外周面と適宜間隙をおいて対向し
ている。一方、一体形成マグネット36の一端部は径方
向外周へ変形されて突出部37が形成されている。突出
部37の外周面には周波数発電用の着磁がされており、
基板1上に取り付けられたMR素子38と適宜間隙をお
いて対向している。これにより、MR素子38でロータ
の回転を検出してFG信号を出力している。上記駆動用
着磁部の強磁化方向は図11に示すように厚さ方向であ
り、一方、周波数発電用着磁部の強磁化方向は図11に
示すように駆動用着磁部の強磁化方向と同一方向となっ
ている。なお、図11はホール素子については省略され
ている。
【0029】上記図11に示す実施例によれば、周波数
発電用着磁がマグネットの強磁化方向より着磁できるた
め、前記図1に示す実施例と同様の効果を奏することが
できる。なお、突出部37は、図11に一点鎖線で示し
たような円筒状のマグネットの一端部を変形することに
より形成され、この変形の方法としては超音波溶着やプ
レス等の手段を用いればよい。また、マグネット36は
例えばゴムマグネットなどの可撓性のボンドマグネット
で形成すれば良い。
【0030】次に図12に示す実施例について説明す
る。図12は本願発明を面対向型のブラシレスモータに
適用した例である。図12(a)において基板39には
空芯コイル45が取り付けられ通電制御される。ロータ
ケース41の中央部には軸42が圧入等によりロータケ
ース41と一体形成され、軸受ホルダー40に嵌められ
た軸受により回転自在に支持されている。ロータケース
41の内側にはマグネット42が固着されており、この
マグネット42の下面には駆動用の着磁が施され、上記
空芯コイル45の上面と適宜間隙をおいて対向してい
る。一方、マグネット42の外周部にはその一部を外側
に変形させて突出部43が形成されている。突出部43
には周波数発電用の着磁が施されており、基板39上に
取り付けられたMR素子44と適宜間隙をおいて対向し
ている。上記駆動用着磁部の強磁化方向は、図12
(b)に示すように厚さ方向であり、周波数発電用の着
磁部の強磁化方向は図12(b)において水平方向であ
る。
【0031】上記のような面対向型のブラシレスモータ
によっても突出部43が一体形成され、突出部43の強
磁化方向に周波数発電用の着磁がなされているため、上
記図1に示す実施例と同様の効果を奏することができ
る。なお、突出部43は円環状のマグネットの外周部の
一部をプレスや超音波溶着などすることにより形成すれ
ばよい。
【0032】次に、図13に示す実施例について説明す
る。図13において、ロータケース46の周壁内周面及
びフランジ部底面には駆動マグネット47が固着されて
いる。駆動マグネット47は基部47bと突出部47a
とからなっており、基部47bの内周面はステータコア
49の外周面と適宜の間隔をおいて対向している。一
方、突出部47aの底面は基板48と適宜間隔をおいて
対向している。
【0033】図14は、上記駆動マグネット47の各種
着磁パターンの例を示したものである。図14(a)の
例は、基部47bの内周面側にはN極とS極が交互に着
磁されており、これに対応する突出部47aの底面側に
もN極とS極が交互に着磁され、基部47b側の着磁と
突出部47a側の着磁部とが同極の着磁となっている。
このように基部47bと突出部47aとの着磁極を同数
同極とすることにより、ステータと駆動マグネット47
との間の漏れ磁束を突出部により吸収することができ、
従来はロータの駆動に寄与していなかった漏れ磁束を突
出部47aで吸収することによりロータの駆動に寄与さ
せることができ、モータのトルクアップを図ることがで
きる。また、突出部47aに着磁がされていることから
ロータと基板48との間に吸引力が生じロータ全体が軸
方向(図13において下方)に吸引され、ロータの回転
を安定させることができる。
【0034】また、図14(b)に示すように、基部4
7bのN極に対し、これと対応する突出部47aにはS
極を着磁するというように、基部47bと突出部47a
の着磁を同数異極の着磁パターンとすることによって
も、上記図14(a)に示す実施例と同様の効果を得る
ことができる。さらに、図14(c)に示すように基部
47bにはN極の着磁を施し、これに対応する突出部4
7aの部分にはN極とS極の2つの着磁を施すというよ
うに異数異極の着磁パターンとすることによっても上記
図14(a)に示す実施例と同様の効果を得ることがで
きる。また、スラスト方向の吸引力が強すぎる場合に
は、上記図14(c)のように突出部47aの磁極を細
分化することによってロータの軸方向の吸引力を調整す
ることができ、スラスト軸受の寿命を延ばすこと等が可
能となる。
【0035】次に、図15に示す実施例について説明す
る。図15において、ロータケース50の周壁内周面に
は駆動マグネット51が固着されている。駆動マグネッ
ト51は逆T字状をしており、駆動用の着磁がされた基
部51bと、内周方向と外周方向に突出した突出部51
bとからなっている。基部51bの内周面は、ステータ
コア51の外周面と適宜の間隔をおいて対向しており、
突出部51aの底面は基板52と適宜の間隔をおいて対
向している。なお、突出部51aの外周はロータケース
の外周よりも突出しておらず、また、突出部51aの内
周はステータコア51の外径よりも大径となっている。
【0036】図16は上記駆動マグネット51の着磁パ
ターンを示したものである。図16において駆動マグネ
ット51の基部51bにN極の駆動用着磁が施され、こ
れに対応する突出部51aの内周側側面にも基部51b
に対応したN極の着磁が施され、また、突出部51aに
はFG着磁が施されている。かかる着磁パターンとする
ことによりステータコア53と駆動マグネット51との
間の漏洩磁束を突出部51aの内周側で吸収することが
できるため、従来ロータの回転に寄与しなかった漏洩磁
束をロータの回転に利用することができ、モータのトル
クアップを図ることができる。
【0037】次に、図17に示す実施例について説明す
る。図17において、ロータケース54の内周面には駆
動マグネット55が固着されている。駆動マグネット5
5の内周一端部には、内周方向に極部的に変形された突
出部56が形成されている。かかる突出部56は、駆動
マグネット55の外周の一部57を内周方向に向かって
押し出すことにより形成されている。上記のように駆動
マグネットの内周一端部に極部的に突出部56を形成す
ることにより、ホール素子(図示しない)の検出波形が
図19(a)のように突出部56に対応した位置で極部
的になる。この突出した部分R1を検出することで、P
G用センサーを用いなくともモータの回転位置を検出す
ることができる。これにより、PGセンサー等が不要と
なりモータ全体としてコストの低減を図ることができ
る。
【0038】また、図18に示す実施例のように駆動マ
グネット59の内周一端部を極部的に切り欠くこと等に
より凹部60を形成することによっても、上記図17に
示す実施例と同様の効果を得ることができる。即ち、図
18に示すような構成とすることにより、図19(b)
に示すように、凹部60に対応した位置で極部的に窪ん
だ形の出力波形を得ることができる。そこで、この出力
波形を一定レベルでスライスし、短い間隔で現われる二
つのパルス信号の中間を検出するなどの方法で上記窪ん
だ部分R2を検出することによりモータの回転位置を検
出することができ、PG用センサー等を省略することが
できる。
【0039】次に、図20ないし図22に示す実施例に
ついて説明する。図20(a)において、ロータケース
61の周壁内周面からフランジ部の底面にかけて駆動マ
グネット62が固着されている。図20(b)に示すよ
うに、駆動マグネット62の軸方向底面側には、FG極
数にあわせて凹凸が形成されている。図21は上記凹凸
部の着磁パターンを示したもので、上記凹凸の凸部62
aにはN極の着磁がされており、一方凹部にはS極の着
磁がされており、N極とS極が交互になるように着磁が
されている。上記凹凸の着磁はFG用の着磁で、駆動用
着磁1磁極内に2周期分のFG着磁がされている。かか
る構成とすることにより、図22に示すように、正弦波
状の波形が駆動用着磁の一方の磁極側にバイアスされた
形の出力波形を得ることができ、かかる波形を周波数発
電用として利用することができる。なお、着磁のパター
ンとしては、N極とS極を図21に示すパターンとは逆
に着磁するようにしてもよい。
【0040】次に、図23に示す実施例について説明す
る。図23において、ロータケース65の周壁内周面に
は駆動マグネット66が固着されている。駆動マグネッ
ト66の軸方向一端部には図23に示すように外周側の
凸部67と内周側の凸部68とが設けられている。この
外周側の凸部67と内周側の凸部68とは半径方向に互
いに重ならないように千鳥状に配置されており、外周側
の凸部67にはN極の着磁がされ、内周側の凸部68に
はS極の着磁がされ2相式のFG着磁となっている。か
かる構成とすることにより、その出力波形は図24に示
すように、内周側では図24(a)のようにS極側にバ
イアスされた波形となり、外周側では図24(b)のよ
うにN極側にバイアスされた波形となる。上記のような
図23に示す構成とすることによっても、上記図21に
示す実施例と同様に周波数発電用として利用することが
できる。
【0041】次に、図25,26に示す実施例について
説明する。図25において、ロータケースの周壁内周面
から外周面にかけて駆動マグネット69が固着されてい
る。駆動マグネット69は、内周面の駆動着磁部69c
と、底面側の着磁部69bと、外周面側の着磁部69a
とからなっている。着磁部69aと着磁部69bとは、
逆T字状をした磁性片としての鉄片71と適宜間隔をお
いて対向している。鉄片71は、その一端部をねじ72
によりねじ止めされることにより基板70上に固着され
ている。鉄片71は基板70上の一部にのみ設けられて
おり、ロータの外周に沿って部分円弧状をしている。な
お、駆動着磁部69cは図示しないステータコアの外周
面と適宜の間隔をおいて対向している。
【0042】上記のような図25,26に示す構成とす
ることにより、外周側の着磁部69aと鉄片71との間
のラジアル方向の吸引力により、ロータは常に鉄片側へ
付勢されることとなるため、ロータのラジアル方向のが
たつきを抑えることができる。また、着磁部69bと磁
性体との間の軸方向の吸引力により、ロータが常に軸方
向に付勢されることとなり、これによりロータの軸方向
のがたつきも抑えることができ、円滑なロータの回転を
得ることができる。
【0043】
【発明の効果】本発明によれば、駆動マグネットと上記
周波数発電用マグネットとを可撓性ボンドマグネットで
一体形成したことから、プラスチックマグネット等で成
形する場合に比べ製造が容易となると共に、製造コスト
の低減を図ることができる。また、一体形成マグネット
の軸方向一端部を外周方向に変形して形成した突出部に
周波数発電用着磁を施すことができるため、駆動着磁部
の磁束により周波数発電出力が影響を受けることが少な
くなり正確な駆動制御をすることができると共に、別途
周波数発電用のマグネットを設ける必要がないため製造
コストの低減を図ることができる。さらに、上記突出部
の周波数発電用着磁部を一体形成マグネットの強磁化方
向に施すことにより、周波数発電機の出力を大きくする
ことができ、正確かつ安定した周波数発電出力を得るこ
とができる。
【0044】請求項4記載のように一体形成マグネット
の突出部の外周面にインデックス用着磁を施せば、別途
インデックス用のマグネットを設ける必要がなくなり製
造コストの低減を図ることができる。
【0045】請求項5記載のように軸方向の一端部を外
周方向に変形して突出部を形成し、突出部の端面に駆動
用着磁と同数同極の又は同数異極の着磁を施せば、ロー
タのスラスト方向の吸引力を増大させ、ロータのスラス
ト方向のがたつきを防止することができる。
【0046】請求項6記載のように軸方向の一端部を内
周方向に変形して突出部を円周に形成し、少なくとモー
タ電機子の外径よりも大径すれば、電機子と駆動マグネ
ットとの間の漏洩磁束を吸収し、ロータの駆動に寄与さ
せることができる。
【0047】請求項7,8記載のように駆動マグネット
の軸方向一端部を極部的に変形し、凸部又は凹部を設け
れば、PGセンサーを省略することができ、モータの製
造コストを低減させることができる。
【0048】請求項10記載のように駆動マグネットの
軸方向一端部を外周方向に変形させると共に、駆動マグ
ネットの上記変形部との間で磁気的吸引力を発生させる
磁性体をロータの外周より径方向外側に固定すれば、磁
性体と駆動マグネットとの間に発生する磁力によりロー
タのラジアル方向およびスラスト方向のがたつきを防止
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかるブラシレスモータの一実施例を
示す断面図。
【図2】同上実施例中のブラシレスモータの要部を示す
断面図。
【図3】同上実施例中のマグネットの強磁化方向を示す
斜視図。
【図4】同上実施例中のブラシレスモータの回転数とF
G出力の関係を示す図及びFG出力特性の要因を示す線
図。
【図5】同上実施例中の一体形成マグネットの製造工程
の例を示す斜視図。
【図6】同上製造工程に続く製造工程の例を示す斜視図
及び断面図。
【図7】同上製造工程に続く製造工程の例を示す斜視
図。
【図8】同上製造工程に続く製造工程の例を示す断面
図。
【図9】本願発明にかかるブラシレスモータの別の実施
例を示す断面図。
【図10】同上実施例中の一体形成マグネットの製造工
程を示す断面図。
【図11】本願発明にかかるブラシレスモータのさらに
別の実施例を示す断面図。
【図12】本願発明にかかるブラシレスモータのさらに
別の実施例を示す断面図。
【図13】本願発明にかかる別の実施例を示す断面図。
【図14】上記実施例の着磁パターンを示す駆動マグネ
ットの斜視図。
【図15】本願発明にかかる別の実施例を示す断面図。
【図16】上記実施例の着磁パターンを示す斜視図。
【図17】本願発明にかかる別の実施例の要部を示す斜
視図。
【図18】本願発明にかかる別の実施例の要部を示す斜
視図。
【図19】同上実施例の出力波形図。
【図20】本願発明にかかる別の実施例の要部を示す断
面図及び側面図。
【図21】同上実施例の要部を示す斜視図。
【図22】同上実施例の出力波形図。
【図23】本願発明にかかる別の実施例を示す斜視図。
【図24】同上実施例の出力波形図。
【図25】本願発明にかかる別の実施例の要部を示す断
面図。
【図26】同上実施例にかかるブラシレスモータの要部
の斜視図。
【図27】従来のブラシレスモータの例を示す断面図。
【図28】従来のブラシレスモータの別の例を示す断面
図。
【図29】ブラシレスモータに用いられる周波数発電用
コイルの例を示す平面図。
【符号の説明】
6 ロータケース 9 駆動マグネット 21 一体形成マグネット 22 突出部 30 一体形成マグネット 32 突出部 36 一体形成マグネット 37 突出部 38 MR素子 42 一体形成マグネット 43 突出部 44 MR素子 47 駆動マグネット 51 駆動マグネット 55 駆動マグネット 56 突出部 60 凹部 62 駆動マグネット 66 駆動マグネット 67 突出部 68 突出部 69 駆動マグネット 71 鉄片

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電機子と、これと適宜間隔をおいて対向
    する駆動マグネットとを有し、上記駆動マグネットとし
    て可撓性ボンドマグネットを用いたブラシレスモータに
    おいて、上記駆動マグネットの一端部を塑性変形させた
    ことを特徴とするブラシレスモータ。
  2. 【請求項2】 駆動マグネットと周波数発電用マグネッ
    トとを可撓性ボンドマグネットで一体形成し、この一体
    形成マグネットの軸方向一端部を外周方向に変形して突
    出部を形成する共に、上記突出部の強磁化方向に周波数
    発電用着磁を施した請求項1記載のブラシレスモータ。
  3. 【請求項3】 駆動マグネットと周波数発電用マグネッ
    トとを可撓性ボンドマグネットで一体形成し、この一体
    形成マグネットの突出部がロータケースの外径よりも径
    方向内側にある請求項1記載のブラシレスモータ。
  4. 【請求項4】 駆動マグネットと周波数発電用マグネッ
    トとを可撓性ボンドマグネットで一体形成し、この一体
    形成マグネットの突出部の外周面に周波数発電用着磁又
    はインデックス用着磁を施した請求項1記載のブラシレ
    スモータ。
  5. 【請求項5】 駆動マグネットの軸方向の一端部を外周
    方向に変形して突出部を形成すると共に、この突出部の
    端面に駆動用着磁と同数同極又は同数異極の着磁を施し
    た請求項1記載のブラシレスモータ。
  6. 【請求項6】 駆動マグネットの軸方向一端部を内周方
    向に変形して突出部を円状に形成し、駆動マグネットの
    内周が少なくとも電機子の外径よりも大径である請求項
    1記載のブラシレスモータ。
  7. 【請求項7】 駆動マグネットの軸方向の一端部を内周
    方向に極部的に変形して突出部を形成し、駆動マグネッ
    トの内周が少なくとも電機子の外径よりも大径である請
    求項1記載のブラシレスモータ。
  8. 【請求項8】 駆動マグネットの軸方向の一端部を内周
    方向より外周方向に極部的に変形して凹部を形成した請
    求項1記載のブラシレスモータ。
  9. 【請求項9】 駆動マグネットの軸方向一端部を凹凸に
    変形した請求項1記載のブラシレスモータ。
  10. 【請求項10】 駆動マグネットの軸方向一端部を外周
    方向に変形させると共に、駆動マグネットの上記変形部
    との間で磁気的吸引力を発生させる磁性体をロータの外
    周より径方向外側に固定した請求項1記載のブラシレス
    モータ。
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