JP2017009312A - 回転角センサ、それを備えたモータ装置および回転角センサの製造方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】射出成形されるセンサマグネットの抜け防止が可能な回転角センサ、それを備えたモータ装置および回転角センサの製造方法を提供する。【解決手段】ロータシャフト7の一端の先端面中央部に軸線方向に溝部8が形成され、外周面にマグネットホルダー4が設けられる。マグネットホルダー4は、円筒状で径が異なる2つの外周面を有して非磁性体により形成される。マグネットホルダー4の径の小さい方の圧入部6とロータシャフト7とが嵌め合わされ、径の大きい方のマグネット取付部5にセンサマグネット12が形成される。マグネットホルダー4のマグネット取付部5には円板状の磁石が形成され、同時にロータシャフト7の溝部8に充填された磁性成形材料11も射出成形され一体化されたセンサマグネット12が形成される。センサマグネット12から生じるN極からS極へ向かう磁界はわずかな磁気ギャップを有して対向するセンサIC9により検出される。【選択図】図2
Description
本発明は、回転角センサ、それを備えたモータ装置および回転角センサの製造方法に関し、特に、ブラシレスモータの回転軸に装着されるセンサマグネットの装着構造に関するものである。
従来、回転変位をMRセンサにより非接触で検出する磁気式の回転角(角度)センサがブラシレスモータに用いられている。ブラシレスモータに備えられるロータの回転軸(ロータシャフト)には、ロータの回転位置を検出するための永久磁石からなるセンサマグネットが装着されている。このロータシャフトの一端部にマグネットホルダーを介して、センサマグネットが固定されている回転角センサが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1によれば、円環形状のセンサマグネットがマグネットホルダーの先端に取付けられてロータシャフトと一体回転し、センサマグネットの回転による磁界変化をホール素子が検出し、その検出信号を出力する。また、マグネットホルダーとセンサマグネットとを射出成形により一体構造とした上でマグネットホルダーをロータシャフトに圧入固定して回転検出を行なう場合がある。
しかしながら、上記のようなマグネットホルダーを用いたセンサマグネットの固定方法では、ロータの回転にともなうロータシャフトの振動や外部からのブラシレスモータへの衝撃により、センサマグネットのロータシャフトに対するがたつきや抜け落ちが発生する可能性がある。その結果、ブラシレスモータの異音やセンサマグネットの破損が発生するおそれがある。このため、マグネットホルダーの加工による回転方向へのセンサマグネットの回り止めが可能であるのに対して、軸方向へのセンサマグネットの抜け落ちを防ぐ抜け止めが必要とされる。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、その目的は、射出成形されるセンサマグネットの抜け防止が可能な回転角センサ、それを備えたモータ装置および回転角センサの製造方法を提供することにある。
上記課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、回転角センサにおいて、軸心に対して回転する回転軸と、前記回転軸に一体回転可能に圧入固定される圧入部と前記圧入部に対して径方向に延長された装着部とを有した保持部材と、前記保持部材に装着され、前記回転軸の回転にともない磁界が回転する磁性部材と、前記保持部材に装着され、前記回転軸の回転とともに回転する磁性部材と、前記磁性部材と対向して配置され、前記磁性部材の磁界の変化を検出する磁気検出部と、を備え、前記磁性部材は、前記回転軸の一端に軸線方向に設けられた凹部に埋め込まれるとともに前記保持部材の前記装着部に沿って径方向に延長されて固定されていることを要旨とする。
上記構成によれば、磁性部材を装着する保持部材を回転軸に固定し、回転軸の一端に設けられた凹部に磁性部材を埋め込み、磁性部材を保持部材とともに回転軸に直接固定する。このため、磁性部材の抜け方向の保持力を大きくすることができる。これにより、最小限の加工と工法の変更とにより新たな部品を追加することなくコストの増加を抑えて、磁性部材が回転軸から抜け落ちるのを防止することができる。
請求項2に記載の発明は、モータ装置において、請求項1に記載の回転角センサを備えたことを要旨とする。
上記構成によれば、回転角センサを用いてモータ装置を形成しブラシレスモータの回転軸の回転角度を検出することができる。これにより、安価な回転角センサを使用し、最小限の加工と工法の変更とにより磁性部材の保持力を大きくさせ、磁性部材が回転軸から抜け落ちるのを防止することができる。
請求項3に記載の発明は、請求項1に記載の回転角センサの製造方法において、前記回転軸に前記凹部を加工形成する加工工程と、前記回転軸に前記保持部材を圧入固定する圧入工程と、前記保持部材の前記装着部および前記回転軸の前記凹部に磁石材料を充填し射出成形により前記磁性部材を形成する磁石成形工程と、を備えたことを要旨とする。
上記構成によれば、回転軸の一端の中央部に凹部を加工形成し(回転軸加工工程)、保持部材と回転軸とを軸線方向に圧入固定する(保持部材圧入工程)。その後、回転軸の凹部および保持部材の装着部に磁石材料を充填し、射出成形により磁性部材を形成する(磁石成形工程)。その結果、磁性部材は、回転軸の凹部にも一体的に形成されるので、抜け方向への保持力を持たせることができる。これにより、最小限の加工と工法の変更とにより新たな部品を追加することなくコストの増加を抑えて、磁性部材が回転軸から抜け落ちるのを防止することができる。
本発明によれば、射出成形されるセンサマグネットの抜け防止が可能な回転角センサ、それを備えたモータ装置および回転角センサの製造方法を提供できる。
以下、本発明の実施形態のモータ装置に用いられる回転角センサについて、図に基づいて説明する。なお、以下の説明において、径方向および軸線方向とは、回転軸の半径方向および軸(軸心)方向を指す。
図1は、本発明の一実施形態に係る回転角センサ1を備えたモータ装置の概略図である。
モータ装置は、例えば車両に搭載され、ステアリング操作を補助する電動パワーステアリング装置(例えば、ラックアシスト・パラレルタイプ等のEPS)の駆動源用の電動モータとして用いられる。
モータ装置は、例えば車両に搭載され、ステアリング操作を補助する電動パワーステアリング装置(例えば、ラックアシスト・パラレルタイプ等のEPS)の駆動源用の電動モータとして用いられる。
図1に示すように、モータ装置は、電動モータ2と電子制御ユニット(以下、ECUという)3とから構成されている。電動モータ2は、ECU3によって回転制御される。電動モータ2は、例えば3相のブラシレスモータが使用され、ECU一体型モータであるMCU(モータコントローラユニット)として構成されている。また、電動モータ2の回転軸(以下、ロータシャフトという)7の回転速度は、モータ装置に内蔵された回転角センサ1によって検出される回転角度から演算される。
回転角センサ1は、磁界の変化を検知する非接触型磁気式の角度センサである。この回転角センサ1は、電動モータ2のロータシャフト7、ロータシャフト7の一端に形成されたマグネットホルダー4、マグネットホルダー4の一端の開口部に配置された永久磁石(磁性部材、以下、センサマグネットという)12およびセンサチップからなるセンサIC(磁気検出部)9から構成されている。
センサマグネット12はロータシャフト7と一体回転可能に固定される。センサIC9はセンサ基板10に形成されてケースに収容され、磁気ギャップを介してセンサマグネット12と対向して配置され、センサマグネット12の回転によって生じる磁界変化を検出し、その検出信号をセンサ基板10上のセンサ回路に出力する。センサIC9として磁気抵抗効果素子を用いたMRセンサが使用される。MRセンサとして、例えば、低コストで磁気抵抗効果比が大きいトンネル磁気抵抗効果を利用したTMRセンサが使用される。このTMRセンサは、低消費電力で出力電圧が大きく広範囲の温度において安定した角度精度を得ることができる。
次に、図2は、図1の回転角センサ1の要部拡大断面図である。
図2に示すように、金属製(例えば、アルミニウム合金等)のロータシャフト7の一方の先端面中央部には軸線方向に溝部(凹部、例えば、雌ねじ等)8が形成され、外周面にはマグネットホルダー4が設けられる。マグネットホルダー4は、円筒状で径が異なる2つの外周面を有して両端が開放された非磁性体の金属(例えば、ステンレス鋼等)により形成されている。マグネットホルダー4の径の小さい方の外周面側の圧入部6とロータシャフト7とが嵌め合わされ、径の大きい方の外周面側のマグネット取付部(装着部)5に沿って径方向に延長されてセンサマグネット12が形成される。
図2に示すように、金属製(例えば、アルミニウム合金等)のロータシャフト7の一方の先端面中央部には軸線方向に溝部(凹部、例えば、雌ねじ等)8が形成され、外周面にはマグネットホルダー4が設けられる。マグネットホルダー4は、円筒状で径が異なる2つの外周面を有して両端が開放された非磁性体の金属(例えば、ステンレス鋼等)により形成されている。マグネットホルダー4の径の小さい方の外周面側の圧入部6とロータシャフト7とが嵌め合わされ、径の大きい方の外周面側のマグネット取付部(装着部)5に沿って径方向に延長されてセンサマグネット12が形成される。
センサマグネット12には、希土類系(例えば、ネオジム等)のボンド磁石(例えば、プラスチックマグネット、ゴムマグネット等)が用いられており、磁性成形材料(磁石材料)11が磁界中でマグネット取付部5内に射出成形された後に着磁(磁化)される。マグネットホルダー4のマグネット取付部5内には円板状のボンド磁石が形成され、このとき、同時にロータシャフト7の溝部8に充填された磁性成形材料11も射出成形され一体化されたセンサマグネット12が形成される。
円板状のセンサマグネット12の径方向の一端側が一方の磁極(例えば、N極)に着磁され、他端側が他方の磁極(例えば、S極)に着磁される。ここで、センサマグネット12から生じるN極からS極へ向かう磁界(磁力線、図中破線矢印で示す)はわずかな磁気ギャップ(例えば、0.5〜1mm程度)を有してセンサマグネット12と対向するセンサIC9を通過することにより検出される。センサIC9は、センサ基板10上に半田付けされ固定されている。
図3は、図2を軸線方向上方から見たセンサマグネット12の着磁磁場配向を示す図である。
図3に示すように、円板状のセンサマグネット12は、マグネットホルダー4内に装着されて、径方向の一端がN極に、他端がS極に図中矢印で示す磁界方向に着磁された単極構造のボンド磁石(本実施形態では、等方性ネオジボンド磁石)を形成している。ロータシャフト7(図2参照)の回転(図中、回転方向を矢印で示す)にともないセンサマグネット12から生じる磁界が回転し、センサIC9(図2参照)で検知される磁界の大きさが変化することによりロータシャフト7の回転位置が検出される。
図3に示すように、円板状のセンサマグネット12は、マグネットホルダー4内に装着されて、径方向の一端がN極に、他端がS極に図中矢印で示す磁界方向に着磁された単極構造のボンド磁石(本実施形態では、等方性ネオジボンド磁石)を形成している。ロータシャフト7(図2参照)の回転(図中、回転方向を矢印で示す)にともないセンサマグネット12から生じる磁界が回転し、センサIC9(図2参照)で検知される磁界の大きさが変化することによりロータシャフト7の回転位置が検出される。
次に、非接触型磁気式の回転角センサ1の製造方法について説明する。
図4は、センサマグネット12の製造プロセスを示す図、図5(a)〜(c)は、射出成形により回転角センサ1のセンサマグネット12を形成する各工程を説明する概略図である。図5(a)は、ロータシャフト7の溝部8を形成する加工工程、(b)は、マグネットホルダー4をロータシャフト7に圧入固定する圧入工程、(c)は、センサマグネット12の成形工程を示す図である。
図4は、センサマグネット12の製造プロセスを示す図、図5(a)〜(c)は、射出成形により回転角センサ1のセンサマグネット12を形成する各工程を説明する概略図である。図5(a)は、ロータシャフト7の溝部8を形成する加工工程、(b)は、マグネットホルダー4をロータシャフト7に圧入固定する圧入工程、(c)は、センサマグネット12の成形工程を示す図である。
まず、ロータシャフト7の一方(ECU側)の先端面中央部に溝部8を形成し、溝部8の内周面にタップによりねじ切り加工を行ない雌ねじを形成する(ステップS401、ロータシャフト加工工程)。
次に、ロータシャフト7とマグネットホルダー4の圧入部6とを軸線方向に圧入固定する(ステップS402、マグネットホルダー圧入工程)。ロータシャフト7の先端面とマグネットホルダー4のマグネット取付部5の径方向底部平面とが密着しセンサマグネット12を装着する空間が形成され、マグネット取付部5と溝部8とは連通する。
続いて、マグネット取付部5および溝部8内に磁性粉末材料11を充填する(ステップS403、磁性粉末材料充填工程)。ここで、図示しない射出機から供給される溶融された、例えばプラスチックやゴムにネオジム磁石などの粉末を混ぜた磁性粉末材料11が注入される。
このとき、磁性粉末材料11は、図示しない着磁機で発生した磁場によって配向されながら充填され、射出成形される(ステップS404、センサマグネット成形工程)。すなわち、射出成形中にセンサマグネット12は、着磁機により配向される。上記磁場配向を行なうことにより磁気特性を高め強い磁力を持ったボンド磁石を得ることができるようになる。
その後、マグネット取付部5および溝部8内に成形固定された磁性粉末材料11に対して磁界を印加することで着磁(磁化)処理を行ない、センサマグネット12(ボンド磁石)を形成する(ステップS405、センサマグネット着磁工程)。
具体的には、図5(a)に示すように、ロータシャフト7の一方の先端面中央部に溝部8を形成し、雌ねじをねじ切りする(ロータシャフト加工工程)。このとき、ロータシャフト7と軸線方向に対向するようにマグネットホルダー4が配置される。
次に、図5(b)に示すように、マグネットホルダー4とロータシャフト7とが軸線方向に圧入され、圧入部6の内周面とロータシャフト7の外周面とが密着し固定される(マグネットホルダー圧入工程)。
そして、図5(c)に示すように、マグネット取付部5と溝部8とが連通して形成された空間に磁性粉末材料11が注入され、射出成形によりセンサマグネット12が形成されマグネットホルダー4およびロータシャフト7と一体的に固定される(センサマグネット成形工程)。
以上のように、ロータシャフト7の軸線方向に溝部8を形成し射出成形することにより、新たな部品を追加する必要がなく低コストでロータシャフト7と一体化したセンサマグネット12を形成することができる。
次に、上記のように構成された本発明の実施形態に係る回転角センサ1の作用および効果について説明する。
上記実施形態によれば、ボンド磁石からなるセンサマグネット12を装着するマグネットホルダー4をロータシャフト7に圧入固定し、ロータシャフト7の一方の先端面中央部に設けられた溝部8およびマグネットホルダー4に磁性粉末材料11を注入する。射出成形されたセンサマグネット7が埋め込まれ、マグネットホルダー4とともにセンサマグネット12はロータシャフト7に直接固定される。このため、センサマグネット12の抜け方向の保持力を大きくすることができる。これにより、最小限の加工と工法の変更とにより新たな部品を追加することなくコストの増加を抑えて、センサマグネット12がロータシャフト7から抜け落ちるのを防止することができる。
また、回転角センサ1を備えて電動モータ2およびECU3からなるモータ装置を形成し、電動モータ2のロータシャフト7の回転角度を検出することができる。これにより、安価なTMRセンサを用いた回転角センサ1を使用し、最小限の加工と工法の変更とによりセンサマグネット12の保持力を大きくさせ、センサマグネット12がロータシャフト7から抜け落ちるのを防止することができる。
さらに、ロータシャフト7の一方の先端面中央部に溝部8を形成して内周面にねじ切り加工し(ロータシャフト加工工程)、マグネットホルダー4とロータシャフト7とを軸線方向に圧入固定する(マグネットホルダー圧入工程)。その後、ロータシャフト7の溝部8およびマグネットホルダー4のマグネット取付部5に磁性粉末材料11を充填し、射出成形によりセンサマグネット12を形成する(センサマグネット成形工程)。その結果、センサマグネット12は、ロータシャフト7の溝部8内にも一体形成されるので、抜け方向への保持力を持たせることができる。これにより、最小限の加工と工法の変更とにより新たな部品を追加することなくコストの増加を抑えて、センサマグネット12がロータシャフト7から抜け落ちるのを防止することができる。
以上のように、本発明の実施形態によれば、射出成形されるセンサマグネットの抜け防止が可能な回転角センサ、それを備えたモータ装置および回転角センサの製造方法を提供することができる。
以上、本発明に係る実施形態について説明したが、本発明はさらに他の形態で実施することも可能である。
上記実施形態では、比較的安価なTMRセンサを使用して回転角センサ1を構成する場合について説明したが、これに限定されるものでなく、ホール素子や他の磁気抵抗素子(例えば、異方性磁気抵抗効果方式のAMR、巨大磁気抵抗効果方式のGMR等のMR素子)を使用して回転角センサ1を形成するようにしてもよい。
上記実施形態では、射出成形を行なった後に磁界を印加し、着磁処理を行なう例を示したが、これに限定されるものでなく、磁界を印加しながら射出成形を行なう、すなわち射出成形する工程と着磁する工程とが同時に行なわれるものでもよい。
上記実施形態では、ロータシャフト7の溝部8内周面にタップにより雌ねじをねじ切り加工を行なう場合について説明したが、これに限定されるものでなく、抜け方向の保持力を発生させる他の形状(例えば、凹凸やくさび形状等)を形成するようにしてもよい。
上記実施形態では、単極マグネットのセンサマグネット12の回転による磁界の変化を検知する例を示したが、これに限定されるものでなく、周方向に異なる磁極が交互に配置されるように着磁された多極マグネット(例えば、2極マグネット)のセンサマグネットを構成してもよい。
上記実施形態では、本発明を電動パワーステアリング装置の駆動源に用いられる比較的大型の電動モータ2に具体化する例を示したが、これに限定されるものでなく、他のタイプの電動パワーステアリング装置(例えば、コラムアシスト、ピニオンアシスト等)や油圧を発生させる電動オイルポンプ装置、または他の装置の駆動源用モータとして用いてもよい。
1:回転角センサ、2:電動モータ、3:ECU、
4:マグネットホルダー(保持部材)、5:マグネット取付部(装着部)、6:圧入部、7:ロータシャフト(回転軸)、8:溝部(凹部)、9:センサIC(磁気検出部)、
10:センサ基板、11:磁性粉末材料(磁石材料)、
12:センサマグネット(磁性部材)
4:マグネットホルダー(保持部材)、5:マグネット取付部(装着部)、6:圧入部、7:ロータシャフト(回転軸)、8:溝部(凹部)、9:センサIC(磁気検出部)、
10:センサ基板、11:磁性粉末材料(磁石材料)、
12:センサマグネット(磁性部材)
Claims (3)
- 軸心に対して回転する回転軸と、
前記回転軸に一体回転可能に圧入固定される圧入部と前記圧入部に対して径方向に延長された装着部とを有した保持部材と、
前記保持部材に装着され、前記回転軸の回転とともに回転する磁性部材と、
前記磁性部材と対向して配置され、前記磁性部材の磁界の変化を検出する磁気検出部と、を備え、
前記磁性部材は、前記回転軸の一端に軸線方向に設けられた凹部に埋め込まれるとともに前記保持部材の前記装着部に沿って径方向に延長されて固定されていることを特徴とする回転角センサ。 - 請求項1に記載の回転角センサを備えたことを特徴とするモータ装置。
- 請求項1に記載の回転角センサの製造方法において、
前記回転軸に前記凹部を形成する加工工程と、
前記回転軸に前記保持部材を圧入固定する圧入工程と、
前記保持部材の前記装着部および前記回転軸の前記凹部に磁石材料を充填し射出成形により前記磁性部材を成形する成形工程と、を備えたことを特徴とする回転角センサの製造方法。
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