JPH05236718A - 無刷子電動機 - Google Patents

無刷子電動機

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JPH05236718A
JPH05236718A JP3506692A JP3506692A JPH05236718A JP H05236718 A JPH05236718 A JP H05236718A JP 3506692 A JP3506692 A JP 3506692A JP 3506692 A JP3506692 A JP 3506692A JP H05236718 A JPH05236718 A JP H05236718A
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rotor
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Tetsuo Kawamoto
哲郎 川本
Yosuke Ishida
洋介 石田
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Abstract

(57)【要約】 【目的】小形化できかつ部品数の削減が可能な無刷子電
動機を提供する。 【構成】回転子軸2を有し、この回転子軸2に固着され
た磁性ヨーク3を有し、この磁性ヨーク3の外周に設け
られて周方向に交互に異極が位置する回転用の永久磁石
4を有し、さらにこの永久磁石4の軸方向の端部の周方
向にエンコーダ用の多極永久磁石部4bを有する回転子
1と、この回転子1を軸受けする軸受11と、回転子1
の永久磁石4を嵌合する筒部6を有し、この筒部6より
永久磁石4の外周面に向けて突出する複数の磁極歯6a
を有し、その各磁極歯6aにそれぞれ巻装される巻線8
を有する固定子5と、永久磁石4の軸方向の端部の近傍
に配置されて永久磁石4の磁極を検知する第1の磁気感
応素子9と、多極永久磁石部15の近傍に配置されて回
転子1の位置を検出する第2の磁気感応素子15とを備
えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、回転子の位置検知手
段を有する無刷子電動機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の無刷子電動機を図8および図9に
示す。すなわち、この無刷子電動機は回転子1および固
定子5より構成されている。回転子1は、回転子軸2を
有し、回転子軸2に固着された磁性ヨーク3を有し、磁
性ヨーク3の外周に周方向に交互に異極が位置するよう
に接着されたセグメントタイプの4極の永久磁石4を有
している。
【0003】固定子5は、永久磁石4に嵌合するもので
打抜き積層した略円筒形状の鉄心からなる筒部6を有
し、筒部6の内周面より永久磁石4の外周面に向けて突
出した複数の磁極歯6aを有し、各磁極歯6aの周囲に
絶縁部材7を介してそれぞれ巻回された巻線8を有す
る。さらに、磁極歯6aの先端の周方向の中央位置すな
わちこの従来例では電気角120度の間隔の3箇所で軸
方向の端部にホール素子などの磁気感応素子9を設置し
て、永久磁石4の磁極を検知している。
【0004】固定子5の外周はケース10に結合され、
ケース10の軸方向の端部に板状部材である軸受台12
を取着し、軸受台12の中央に軸受11を装着し、軸受
11に回転子軸2を軸支しており、これにより回転子1
は回転自在となる。また回転子1の極性を磁気感応素子
9により検知し、駆動回路(図示せず)を経て各磁極歯
6aに対応した巻線8への通電を切換・制御することに
より電動機が運転される。
【0005】さらに、回転子1の位置(回転角)を詳細
に把握し、速度制御等を行うためエンコーダを取付けて
いる。たとえば、簡単な例では回転子軸2の端部に多極
着磁を施した検知磁石13を取付板14を介して固定し
てあり、検知磁石13の外周に対向するようにエンコー
ダ用の磁気感応素子15を配置している。この磁気感応
素子15の信号を制御回路(図示せず)に送ることによ
り電動機の速度制御等の任意の制御が行われる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、この無刷子電
動機は、電動機の制御のためのエンコーダを回転子軸2
の端部に検知磁石13を固定し、その外周にエンコーダ
用の磁気感応素子15を配置していたため、エンコーダ
の設置のためのスペースが必要であり、そのため部品数
が増加し電動機が大型化するという欠点があった。
【0007】したがって、この発明の目的は、小形化で
きかつ部品数の削減が可能な無刷子電動機を提供するこ
とである。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1の無刷子電動機
は、回転子軸を有し、この回転子軸に固着された磁性ヨ
ークを有し、この磁性ヨークの外周に設けられて周方向
に交互に異極が位置する回転用の永久磁石を有し、さら
にこの永久磁石の軸方向の端部の周方向にエンコーダ用
の多極永久磁石部を有する回転子と、この回転子を軸受
けする軸受けと、前記回転子の前記永久磁石を嵌合する
筒部を有し、この筒部より前記永久磁石の外周面に向け
て突出する複数の磁極歯を有し、その各磁極歯にそれぞ
れ巻装される巻線を有する固定子と、前記永久磁石の軸
方向の端部の近傍に配置されて前記永久磁石の磁極を検
知する第1の磁気感応素子と、前記多極永久磁石部の近
傍に配置されて前記回転子の位置を検出する第2の磁気
感応素子とを備えたものである。
【0009】請求項2の無刷子電動機は、請求項1にお
いて、前記多極永久磁石部を有する前記永久磁石の端部
は前記磁性ヨークおよび前記磁極歯よりも軸方向に突出
し、前記多極永久磁石部は前記永久磁石の内周および外
周の一方に着磁されている。請求項3の無刷子電動機
は、請求項1において、前記多極永久磁石部を有する前
記永久磁石の端部は前記磁極歯の端部よりも軸方向に突
出し、前記多極永久磁石部は前記永久磁石の外周に着磁
されている。
【0010】請求項4の無刷子電動機は、請求項1にお
いて、前記多極永久磁石部は前記永久磁石の端部の内周
面に着磁され、前記内周面に対向して前記磁性ヨークの
外周に周溝部を形成し、前記第2の磁気感応素子を前記
周溝部に配置している。請求項5の無刷子電動機は、請
求項1において、前記多極永久磁石部を有する前記永久
磁石の端部は前記磁性ヨークおよび前記磁極歯よりも軸
方向に突出し、前記多極永久磁石部は前記永久磁石と別
体に形成され、前記永久磁石の内周および外周の一方に
取付けられ、前記第1の磁気感応素子は前記多極永久磁
石部と反対側の周面に配置されている。
【0011】
【作用】請求項1の無刷子電動機によれば、回転子の極
性は第1の磁気感応素子により検知し、その信号を入力
して駆動回路により磁極歯に対応した巻線への通電を切
換・制御し、巻線と永久磁石の磁気的相互作用により回
転子が回転を継続する。また回転子の位置すなわち回転
角は第2の磁気感応素子により検知し、その信号を入力
して制御回路により回転速度等の任意の制御が行われ
る。
【0012】この場合、多極永久磁石部を永久磁石の端
部に設け、その近傍に第2の磁気感応素子を配置したた
め、従来の制御用エンコーダのためのスペースが不要に
なるとともに従来の回転子を収容するためのデッドスペ
ースを有効に活用しているので無刷子電動機を小形化す
ることができ、しかも部品の削減が可能となりコストダ
ウンが図れる。
【0013】請求項2の無刷子電動機によれば、請求項
1において、前記多極永久磁石部を有する前記永久磁石
の端部は前記磁性ヨークおよび前記磁極歯よりも軸方向
に突出し、前記多極永久磁石部は前記永久磁石の内周お
よび外周の一方に着磁されているため、請求項1の作用
のほか、第1の磁気感応素子と第2の磁気感応素子の配
置の自由度が大きく、しかも第1の磁気感応素子と第2
の磁気感応素子とを永久磁石の内周と外周に振り分けて
配置することにより、無刷子電動機の軸方向の寸法をさ
らに短縮できより一層小形化できる。
【0014】請求項3の無刷子電動機によれば、請求項
1において、前記多極永久磁石部を有する前記永久磁石
の端部は前記磁極歯の端部よりも軸方向に突出し、前記
多極永久磁石部は前記永久磁石の外周に着磁されている
ため、請求項1と同作用がある。請求項4の無刷子電動
機によれば、請求項1において、前記多極永久磁石部は
前記永久磁石の端部の内周面に着磁され、前記内周面に
対向して前記磁性ヨークの外周に周溝部を形成し、前記
第2の磁気感応素子を前記周溝部に配置しているため、
請求項1の作用のほか、磁気効率が良好になり大きい出
力信号を得ることができる。
【0015】請求項5の無刷子電動機によれば、請求項
1において、前記多極永久磁石部を有する前記永久磁石
の端部は前記磁性ヨークおよび前記磁極歯よりも軸方向
に突出し、前記多極永久磁石部は前記永久磁石と別体に
形成され、前記永久磁石の内周および外周の一方に取付
けられ、前記第1の磁気感応素子は前記多極永久磁石部
と反対側の周面に配置されているため、請求項1の作用
のほか回転子の製造が容易になる。
【0016】
【実施例】この発明の第1の実施例を図1ないし図3に
より説明する。すなわち、この無刷子電動機は、回転子
1と、固定子5とを有する。なおこの実施例と従来例と
を比較すると実質的にエンコーダ部分が異なるのみであ
るので、従来例と同一部材には同一符号を付している。
【0017】回転子1は、回転子軸2を有し、この回転
子軸2に固着された磁性ヨーク3を有し、この磁性ヨー
ク3の外周に設けられて周方向に交互に異極が位置する
回転用の永久磁石4を有し、さらにこの永久磁石4の軸
方向の端部の周方向にエンコーダ用の多極永久磁石部4
bを有する。実施例では永久磁石4は周方向に4極すな
わち4個のセグメント磁石を接着等により磁性ヨーク3
の外周面に固定している。このとき多極永久磁石部4b
を有する永久磁石4の端部は磁性ヨーク3よりも軸方向
に突出し、その内周面に多極着磁を施すことにより多極
永久磁石部4bを形成し、これによりその外周面には永
久磁石4の磁極が現れるが、内周面には多極永久磁石部
4bの多極磁極が現れる。
【0018】固定子5は、回転子1の永久磁石4を嵌合
する筒部6を有し、この筒部6より永久磁石4の外周面
に向けて突出する複数すなわち6極の磁極歯6aを有
し、各磁極歯6aにそれぞれ巻装される巻線8を有す
る。この固定子5は打抜き積層した略円筒形状の鉄心に
より形成している。また巻線8は各磁極歯6aに絶縁部
材7を介して巻回している。
【0019】固定子5の外周はケース10に結合させて
おり、ケース10の軸方向の端面に軸受台12を取着
し、軸受台12に軸受11を取着し、軸受11に回転子
1の回転子軸2を軸支して、回転子1を回転自在に取着
している。また、第1の磁気感応素子9は永久磁石4の
軸方向の端部の近傍に配置されて永久磁石4の磁極を検
知し、第2の磁気感応素子15は多極永久磁石部4bの
近傍に配置されて回転子1の位置を検出する。実施例の
第1の磁気感応素子9は永久磁石4の外周側において電
気角120度の間隔で3箇所に配置されるが、固定子5
の磁極歯6aの先端面に沿いその周方向の中心位置でし
かも軸方向の端部に配置されている(図9参照)。第2
の磁気感応素子15は多極永久磁石部4bの内周側に配
置されている。13は駆動回路および制御回路の回路ブ
ロックである。
【0020】この実施例によれば、回転子1の極性は第
1の磁気感応素子9により検知し、その信号を入力して
駆動回路により磁極歯6aに対応した巻線8への通電を
切換・制御し、巻線8と永久磁石4の磁気的相互作用に
より回転子1が回転を継続する。また回転子1の位置す
なわち回転角は第2の磁気感応素子15により検知し、
その信号を入力して制御回路により回転速度等の任意の
制御が行われる。このとき、第1の磁気感応素子9の出
力波形は図3(a)のようになり、第2の磁気感応素子
の出力波形は図3(b)のようになる。
【0021】この場合、多極永久磁石部4bを永久磁石
4の端部に設け、その近傍に第2の磁気感応素子15を
配置したため、従来の制御用エンコーダのためのスペー
スが不要になるとともに従来の回転子を収容するための
デッドスペースを有効に活用しているので無刷子電動機
を小形化することができ、しかも部品の削減が可能とな
りコストダウンが図れる。
【0022】また多極永久磁石部4bを有する永久磁石
4の端部は磁性ヨーク3および磁極歯6aよりも軸方向
に突出し、多極永久磁石部4bは永久磁石4の内周に着
磁されているため、第1の磁気感応素子9と第2の磁気
感応素子15の配置の自由度が大きく、しかも第1の磁
気感応素子9と第2の磁気感応素子15とを永久磁石4
の内周と外周に振り分けて配置することにより、無刷子
電動機の軸方向の寸法をさらに短縮できより一層小形化
できる。
【0023】なお、変形例として、多極永久磁石部4b
を永久磁石4の外周に着磁し、第2の磁気感応素子15
の外周側に配置し、内周側に第1の磁気感応素子9を配
置してもよい。この発明の第2の実施例を図4に示す。
すなわち、この無刷子電動機は、第1の実施例におい
て、多極永久磁石部4bを有する永久磁石4の端部を磁
極歯6aの端部よりも軸方向に突出し、多極永久磁石部
4bを永久磁石4の外周に着磁している。また磁性ヨー
ク3を永久磁石4の内側の全体に設けている。その他は
第1の実施例と同様であり、第1の磁気感応素子9およ
び第2の磁気感応素子15は図3に等しい出力信号を出
力する。
【0024】この発明の第3の実施例を図5に示す。す
なわち、この無刷子電動機は、第1の実施例において、
多極永久磁石部4bは永久磁石4の端部の内周面に着磁
され、その内周面に対向して磁性ヨーク3の外周に周溝
部14を形成し、第2の磁気感応素子15を周溝部14
に配置している。その他は第1の実施例と同様であり、
周溝部14がバックヨークの働きをなすので、第2の磁
気感応素子15に対する磁気効率が良好になり図6のよ
うに出力信号15bのように第1の実施例の第2の磁気
感応素子15の出力信号15aと比較して、大きい出力
信号を得ることができる。したがって、制御回路の信頼
性を向上できる。
【0025】この発明の第4の実施例を図7に示す。す
なわち、この無刷子電動機は、第1の実施例において、
多極永久磁石部4bを有する永久磁石4の端部は磁性ヨ
ーク3および磁極歯6aよりも軸方向に突出し、多極永
久磁石部4bは永久磁石4と別体に形成され、永久磁石
4の内周に取付けられ、第1の磁気感応素子9は多極永
久磁石部4bと反対側の外周面に配置されている。実施
例の多極永久磁石部4bはプラスチック磁石を用いてい
る。また第1の磁気感応素子9と第2の磁気感応素子1
5の各出力波形は図3と等しい。
【0026】その他第1の実施例と同様であるが、回転
子1の製造が容易になる。なお、この実施例の変形例と
して、前記多極永久磁石部4bは永久磁石4の外周側に
取付けられてもよい。また、前記各実施例において、第
1の磁気感応素子9は永久磁石4の一部を利用したが、
永久磁石4の端部に永久磁石4の周方向の極性と同構成
の極性となるように別に着磁を施してもよい。
【0027】
【発明の効果】請求項1の無刷子電動機によれば、多極
永久磁石部を永久磁石の端部に設け、その近傍に第2の
磁気感応素子を配置したため、従来の制御用エンコーダ
のためのスペースが不要になるとともに従来の回転子を
収容するためのデッドスペースを有効に活用しているの
で無刷子電動機を小形化することができ、しかも部品の
削減が可能となりコストダウンが図れるという効果があ
る。
【0028】請求項2の無刷子電動機によれば、請求項
1において、前記多極永久磁石部を有する前記永久磁石
の端部は前記磁性ヨークおよび前記磁極歯よりも軸方向
に突出し、前記多極永久磁石部は前記永久磁石の内周お
よび外周の一方に着磁されているため、請求項1の効果
のほか、第1の磁気感応素子と第2の磁気感応素子の配
置の自由度が大きく、しかも第1の磁気感応素子と第2
の磁気感応素子とを永久磁石の内周と外周に振り分けて
配置することにより、無刷子電動機の軸方向の寸法をさ
らに短縮できより一層小形化できる。
【0029】請求項3の無刷子電動機によれば、請求項
1において、前記多極永久磁石部を有する前記永久磁石
の端部は前記磁極歯の端部よりも軸方向に突出し、前記
多極永久磁石部は前記永久磁石の外周に着磁されている
ため、請求項1と同効果がある。請求項4の無刷子電動
機によれば、請求項1において、前記多極永久磁石部は
前記永久磁石の端部の内周面に着磁され、前記内周面に
対向して前記磁性ヨークの外周に周溝部を形成し、前記
第2の磁気感応素子を前記周溝部に配置しているため、
請求項1の効果のほか、磁気効率が良好になり大きい出
力信号を得ることができる。
【0030】請求項5の無刷子電動機によれば、請求項
1において、前記多極永久磁石部を有する前記永久磁石
の端部は前記磁性ヨークおよび前記磁極歯よりも軸方向
に突出し、前記多極永久磁石部は前記永久磁石と別体に
形成され、前記永久磁石の内周および外周の一方に取付
けられ、前記第1の磁気感応素子は前記多極永久磁石部
と反対側の周面に配置されているため、請求項1の効果
のほか回転子の製造が容易になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施例の断面図である。
【図2】その永久磁石および多極永久磁石部を説明する
説明図である。
【図3】第1の磁気感応素子および第2の磁気感応素子
の出力信号の波形図である。
【図4】第2の実施例の要部断面図である。
【図5】第3の実施例の要部断面図である。
【図6】その第2の磁気感応素子の出力信号の波形図で
ある。
【図7】第4の実施例の要部断面図である。
【図8】従来例の断面図である。
【図9】その拡大断面図である。
【符号の説明】
1 回転子 2 回転子軸 3 磁性ヨーク 4 永久磁石 4b 多極永久磁石部 5 固定子 6 筒部 6a 磁極歯 8 巻線 9 第1の磁気感応素子 11 軸受 15 第2の磁気感応素子

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転子軸を有し、この回転子軸に固着さ
    れた磁性ヨークを有し、この磁性ヨークの外周に設けら
    れて周方向に交互に異極が位置する回転用の永久磁石を
    有し、さらにこの永久磁石の軸方向の端部の周方向にエ
    ンコーダ用の多極永久磁石部を有する回転子と、 この回転子を軸受けする軸受けと、 前記回転子の前記永久磁石を嵌合する筒部を有し、この
    筒部より前記永久磁石の外周面に向けて突出する複数の
    磁極歯を有し、その各磁極歯にそれぞれ巻装される巻線
    を有する固定子と、 前記永久磁石の軸方向の端部の近傍に配置されて前記永
    久磁石の磁極を検知する第1の磁気感応素子と、 前記多極永久磁石部の近傍に配置されて前記回転子の位
    置を検出する第2の磁気感応素子とを備えた無刷子電動
    機。
  2. 【請求項2】 前記多極永久磁石部を有する前記永久磁
    石の端部は前記磁性ヨークおよび前記磁極歯よりも軸方
    向に突出し、前記多極永久磁石部は前記永久磁石の内周
    および外周の一方に着磁されている請求項1記載の無刷
    子電動機。
  3. 【請求項3】 前記多極永久磁石部を有する前記永久磁
    石の端部は前記磁極歯の端部よりも軸方向に突出し、前
    記多極永久磁石部は前記永久磁石の外周に着磁されてい
    る請求項1記載の無刷子電動機。
  4. 【請求項4】 前記多極永久磁石部は前記永久磁石の端
    部の内周面に着磁され、前記内周面に対向して前記磁性
    ヨークの外周に周溝部を形成し、前記第2の磁気感応素
    子を前記周溝部に配置している請求項1記載の無刷子電
    動機。
  5. 【請求項5】 前記多極永久磁石部を有する前記永久磁
    石の端部は前記磁性ヨークおよび前記磁極歯よりも軸方
    向に突出し、前記多極永久磁石部は前記永久磁石と別体
    に形成され、前記永久磁石の内周および外周の一方に取
    付けられ、前記第1の磁気感応素子は前記多極永久磁石
    部と反対側の周面に配置されている請求項1記載の無刷
    子電動機。
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