JPWO2012011177A1 - 複層窓構造 - Google Patents

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Abstract

本発明の複層窓構造は、ガラスからなる一方の窓板と;ポリカーボネートからなり、前記一方の窓板よりも縦幅横幅ともに小さく、5mm〜30mmの厚さで形成された他方の窓板と;前記一方の窓板および前記他方の窓板の周縁に沿って延在するように配置され、前記一方の窓板および前記他方の窓板の間の空気層に対向する孔を有する中空環状のスペーサと;前記一方の窓板および前記他方の窓板の周縁に沿って延在するとともに、前記一方の窓板と前記スペーサのとの間、および、前記他方の窓板と前記スペーサのとの間に配置された、厚さ0.5mm以上かつ幅6mm以上の弾性体からなる一次シール材と;を具備する。

Description

本発明は、複層窓構造に関する。
近年、高速で走行する鉄道車両の窓構造として、遮音性および断熱性の観点から、二枚の透明板の間に空気層を設けた複層窓が知られている(特許文献1参照)。このような複層窓は、その空気層の内部圧力と外部圧力との間における圧力差の変動が大きいため、枠材で支持されている。また、枠材と複層窓との間には、空気層を気密にするためにシール材や高分子被膜等が装填されている。
また、近年では、鉄道車両の高速化が進むとともに、車両内からの景観の観点から、大型の窓板が求められている。しかし、寒冷地での高速走行においては、窓板の破損や結露が生じやすいという問題が生じている。たとえば、寒冷地での走行においては鉄道車両の下に雪が付着するが、この鉄道車両がトンネル内を走行すると上昇気流が発生し、鉄道車両の下の雪に線路周りの石が付着することがある。その場合、石が上昇気流により巻き上げられてガラス製の窓板に衝突し、ガラス製の窓板が破損するという問題が発生していた。この問題に対し、ガラス製の窓板の外側に飛散防止フィルムを貼り付ける方法が採用されていたが、ガラス製の窓板の破損を完全に防ぐことはできなかった。そこで、現在は、ガラス製の窓板とポリカーボネート製の窓板とを組み合わせた複層窓が広く採用されている。
このような複層窓は、ポリカーボネート製の窓板を車両の外側に向けて設置することにより、石の衝突による割れは防げるものの、ガラス製の窓板とポリカーボネート製の窓板との間に結露が生じやすいという問題があった。特に寒冷地で用いられる大型の複層窓の場合は、車両内外の温度差が大きいために結露が発生しやすかった。
これを解決する方法としては、一方の窓板と他方の窓板との間に乾燥材を配置するものが知られている(特許文献2参照)。
特許文献2に示すように、ガラスの窓板(一方の窓板)とポリカーボネートの窓板(他方の窓板)との間には、スペーサが一方の窓板および他方の窓板の各周縁に沿って延在するように配置されている。また、スペーサ及び一方の窓板間と、スペーサ及び他方の窓板間とには、シール材がそれぞれ密着するように配置されており、スペーサと、一方の窓板および他方の窓板とを一体化している。このような構成により、密閉された空気層が、一方の窓板と他方の窓板との間に形成されている。スペーサは中空環形状であり、乾燥材が充填されている。また、スペーサの空気層側の側壁には、複数のスリット状の孔が形成されており、スペーサ内と空気層とが連通している。これにより、空気層内は乾燥材により除湿される。
日本国特開昭62−96167号公報 日本国特開2008−068707号公報
しかし、ポリカーボネートは水分を透過させるため、乾燥材を配置しても一方の窓板と他方の窓板との間の結露を十分に防ぐことができない。また、ポリカーボネートとガラスは熱膨張率に差があるため、寒冷地のように車両内外の温度差が大きい環境下では、ガラス製の一方の窓板とポリカーボネート製の他方の窓板との間における熱膨張差が大きくなる。そのため、他方の窓板周縁部が大きくひずみ、シール材に応力がかかる。その結果、他方の窓板に対するシール材の接着面が剥がれたり、シール材が引き伸ばされて亀裂や断裂が生じる虞がある。このような場合、空気層内に水分が入り込み、一方の窓板と他方の窓板との間に結露が生じる。
本発明は、上記の課題を解決するためになされたものであって、一対の窓板間の結露の発生を防止し得る複層窓構造の提供を目的とする。
上記の目的を達成するために、本発明は以下の構成を採用した。
すなわち、(1)本発明の一態様に係る複層窓構造は、ガラスからなる一方の窓板と;ポリカーボネートからなり、前記一方の窓板よりも縦幅横幅ともに小さく、5mm〜30mmの厚さで形成された他方の窓板と;前記一方の窓板および前記他方の窓板の各周縁に沿って延在するように配置され、前記一方の窓板および前記他方の窓板の間の空気層の側の側壁に孔を有する中空環状のスペーサと;前記一方の窓板および前記他方の窓板の各周縁に沿って延在するとともに、前記一方の窓板と前記スペーサのとの間、および、前記他方の窓板と前記スペーサのとの間に配置された、厚さ0.5mm以上かつ幅6mm以上の弾性体からなる一次シール材と;を具備する。
(2)上記(1)に記載の複層窓構造では、前記スペーサ内に乾燥材が充填されていることが好ましい。
(3)上記(1)に記載の複層窓構造では、前記一次シール材がブチルゴムからなることが好ましい。
(4)上記(1)に記載の複層窓構造では、前記一方の窓板および前記他方の窓板の各周縁に密着して延在するとともに、前記スペーサの周縁を取り囲むように密着する弾性体からなる二次シール材をさらに有することが好ましい。
(5)上記(1)に記載の複層窓構造では、前記他方の窓板の前記空気層の側の周縁部に、黒色の塗膜が形成されていることが好ましい。
(6)上記(1)〜(5)の何れか1項に記載の複層窓構造では、気温18℃〜25℃の条件下で、前記他方の窓板中央が同他方の窓板の周辺部から、前記一方の窓板の反対側に向けて0.1mm〜3.0mm突出するように反っていることが好ましい。
上記(1)の態様によれば、ポリカーボネートからなる他方の窓板を、ガラスからなる一方の窓板より縦幅横幅ともに小さく形成することにより、他方の窓板が熱膨張した際の周縁部のひずみの幅が抑えられる。また、他方の窓板を5mm〜30mmの厚さで形成することにより、空気層内への水分の透過が防げる。また、一次シール材の大きさを、厚さ0.5mm以上かつ幅6mm以上とすることにより、他方の窓板の熱膨張に伴って一次シール材に応力がかかっても、一次シール材の亀裂や断裂の発生が防げる。これらにより、他方の窓板を通じた水分の透過と、一次シール材の亀裂や断裂による水分の透過とが防げる。以上により、一方の窓板と他方の窓板との間の結露発生を防ぐことができる。
上記(2)の場合、スペーサ内に乾燥材が充填されていることにより、一方の窓板と他方の窓板とスペーサとにより密閉された空気層中の水分を除去することができる。そのため、一方の窓板と他方の窓板との間の結露発生をより効果的に防ぐことができる。
上記(3)の場合、一次シール材がブチルゴムからなることにより、水分が一次シール材を透過することが防げる。また、一次シール材に応力がかかっても亀裂や断裂が生じにくいため、一方の窓板と他方の窓板との間の結露発生をより効果的に防ぐことができる。
上記(4)の場合、弾性体からなる二次シール材が、他方の窓板および一方の窓板の周縁に密着して延在するとともにスペーサの周縁を取り囲むように密着することにより、空気層中への水分の透過をより効果的に防ぐことができる。
上記(5)の場合、他方の窓板の空気層の側の周縁部に黒色の塗膜が形成されていることにより、一次シール材への日光の暴露が防げる。そのため、日光による一次シール材の劣化と、それに起因する亀裂や断裂を防ぐことができる。
上記(6)の場合、18℃〜25℃の条件下で、前記他方の窓板中央が、同他方の窓板の周辺部よりも、前記一方の窓板の反対側に0.1mm〜3.0mm突出するように反っていることにより、熱膨張により他方の窓板が内側に撓むことが防げる。そのため、一方の窓板と他方の窓板が密着して外気の熱が直接一方の窓板に伝わることがない。そのため、一方の窓板と他方の窓板の密着に起因する結露の発生をより確実に防ぐことができる。
本発明の一実施形態に係る複層窓構造を備えた鉄道車両の側面図である。 同複層窓構造が設けられた窓枠パネルを外側から見た正面図である。 図2のA−A線に沿った断面図である。 図2のB−B線に沿った断面図である。 図4の部分拡大図である。 窓板の厚さと水蒸気透過度との関連性を示すグラフである。
以下、本発明の一実施形態に係る複層窓構造を鉄道車両1に適用した例につき、図面を参照して説明する。なお、以下の説明において参照する図面は、特徴をわかりやすくするために便宜上、特徴となる部分を拡大して示している場合があり、各構成要素の寸法比率などは実際と同じであるとは限らない。また、以下の説明において例示される原料、寸法等は一例であって、本発明はそれらのみに限定されるものではなく、その要旨を変更しない範囲で適宜変更して実施することが可能である。
本実施形態の複層窓構造20は、たとえば鉄道車両1に適用される。
はじめに、本実施形態の複層窓構造20を適用する鉄道車両1の概略構成について説明する。図1に示すように、鉄道車両1の車両構体2は、屋根構体3と一対の側構体5と台枠7と妻構体9と、から概略構成されている。これらのうち、台枠7は床部を構成し、台枠7の両側部には各側構体5が接合されている。屋根構体3には、車室内の冷暖房を行うためのエアコンディショナーやパンタグラフが据え付けられている。
側構体5は、たとえばアルミニウム合金の中空押出形材を用いたダブルスキン構造の幕パネル13と、窓枠パネル15と、腰パネル19と、を備えて構成されている。また、側構体5において、窓枠パネル15は、幕パネル13と腰パネル19とに挟まれるように配置されている。また、各パネル(幕パネル13、窓枠パネル15、腰パネル19)は互いに接合されている。
[複層窓構造20]
次いで、本実施形態の複層窓構造20について説明する。図2に窓枠パネル15を外側から見た正面図、図3に図2のA−A線に沿った断面図、図4に図2のB−B線に沿った断面図、図5に図4の部分拡大図を示す。複層窓構造20は、窓枠パネル15と複層窓ユニット17から概略構成されている。以下、それぞれについてその詳細を説明する。
<窓枠パネル15>
図1,2に示すように、窓枠パネル15は、車両構体2の外側に配置される外板15aと、車両構体2の内側に配置される内板15bと、これら外板15a及び内板15b間に設けられたリブ部15cと、から概略構成されている。このうち、図2に示すように、外板15aには、略矩形の窓開口Rが形成されている。さらに、図3,4に示すように、外板15aには、窓開口Rの縁に沿うように延在する、矩形で且つ環状の窓保持部15fが設けられている。
図2,3に示すように、窓枠パネル15の外板15aおよび窓保持部15fは、車両構体2の外側から見て、一方の窓板21および他方の窓板23の各周縁を取り囲むように配置されている。また、図2,4に示すように、外板15aの車両外側には、板状の部材40aを介して窓押え金41が配接されている。
図2,4に示すように、窓押え金41、部材40aおよび外板15aには、2箇所にボルト40を通す孔15hが設けられている。窓押え金41は、ボルト40の締め付けにより、部材40a、外板15a(窓保持部15f)、第三の弾性体31c、第1の枠部25aおよび第二の弾性体31bを介して他方の窓板23を車両内側方向に押圧する。
また、図2に示すように、他方の窓板23の四隅には、ポリエチレンフォーム製のバックアップ材45が配置されている。
図2に示すように、クランプ台34は、複層窓ユニット17の上端部および下端部に沿って水平に延在する。なお、クランプ台34はその延在方向に垂直な断面で見た場合に略U字状であり、その端部は窓枠パネル15に溶接されている。
<複層窓ユニット17>
図3,4に示すように、複層窓ユニット17は、一方の窓板21と、他方の窓板23と、スペーサ27と、一次シール材33aと、二次シール材33bと、第一の枠材25と、を備えている。複層窓ユニット17は、正面視した場合に、たとえば略矩形であり、窓開口Rを塞ぐようにして装着されている。
(一方の窓板21)
一方の窓板21は、たとえば縦986mm×横2036mm×厚さ4mm程度の、略矩形状を有する透明なガラスである。一方の窓板21は、他方の窓板23と対向するように配置され、鉄道車両1に複層窓構造20を装着する際、車両内側に設置される。
(他方の窓板23)
他方の窓板23は、たとえば縦984mm×横2033mm×厚さ8mm程度の、透明なポリカーボネートからなる略矩形の窓板である。他方の窓板23は、鉄道車両1に複層窓構造20を装着する際、車両外側に設置される。
他方の窓板23の周縁部(段差面23b)は、たとえば幅185mmの範囲にわたって厚さ5mmで形成されており、この他方の窓板23の中央部分よりも3mm薄くなっている。なお、他方の窓板23の周縁部(段差面23b)と窓保持部15fとの間には、ゴム板からなる第二の弾性体31bが配置され、さらに隙間を塞ぐようにしてシリコン系の四次シール材43が充填されている。
また、他方の窓板23は、一方の窓板21に対し、たとえば8mm程度離間して配置されており、互いの間には密閉された空気層ARが形成されている。
図3,4に示すように、他方の窓板23は、一方の窓板21よりも縦幅、横幅ともに小さく形成されている。このため、他方の窓板23が熱膨張しても、他方の窓板23の周縁部が一方の窓板21の周縁部よりも外側に突出することがない。そのため、熱膨張による他方の窓板23の周縁部のひずみが抑えられるとともに、一次シール材33aへの応力が抑えられる。すなわち、他方の窓板23の周縁部の周囲に、この他方の窓板23の熱膨張を許容する遊び部分が確保できるので、熱膨張時における他方の窓板23の周縁部の動きを制限することがない。よって、周縁部におけるひずみの発生を阻止することができる。また、一次シール材33aが大きく引き伸ばされることがないため、亀裂や断裂の発生が抑えられる。
本実施形態の他方の窓板23は、5mm〜30mmの厚さで形成されていることが好ましい。他方の窓板23の厚さが5mm未満であると、水分が他方の窓板23を透過しやすくなり、その結果として空気層ARの湿度が上がるため、一方の窓板21と他方の窓板23との間に結露が発生しやすい。また、他方の窓板23の厚さが30mmを超えると、窓押え金41と窓保持部15fのサイズが大きくなりすぎて複層窓構造20の重量増加を招くので、好ましくない。
また、本実施形態の他方の窓板23は、気温18℃〜25℃の条件下で、他方の窓板23の中央が車両外側に0.1mm〜3.0mm突出するように反っている。他方の窓板23をこのような構成とすることにより、他方の窓板23が熱膨張により伸縮しても、他方の窓板23が内側(一方の窓板21側)に反ることはない。そのため、他方の窓板23の伸縮により他方の窓板23と一方の窓板21が密着することがない。
また、他方の窓板23の内側(一方の窓板21側)の周縁部には、黒色の塗膜からなる黒色部BKが形成されていることが行われていることが好ましい。これにより、後述する一次シール材33aへの日光の照射が遮断される。
(スペーサ27)
図5に示すように、スペーサ27は、たとえば断面形状が縦7mm×横7mm程度の中空環状であり、一方の窓板21および他方の窓板23の間に配置されている。スペーサ27は、一次シール材33aを介して一方の窓板21および他方の窓板23に接着されており、一方の窓板21および他方の窓板23の周縁に沿って延在している。これにより、スペーサ27、一方の窓板21および他方の窓板23は一体化し、一方の窓板21および他方の窓板23の間に空気層ARを形成している。
スペーサ27の空気層AR側の側壁には、スペーサ27内と空気層ARとを連通させるための複数の孔27aが形成されている。また、スペーサ27内には、空気層AR内を除湿するための乾燥材29が充填されている。スペーサ27内に乾燥材29が充填されていることにより、空気層AR内の水分は孔27aを通って乾燥材29により除去される。
(一次シール材33a)
図5に示すように、一次シール材33aは、一方の窓板21とスペーサ27との間、他方の窓板23とスペーサ27との間にそれぞれ1本ずつが配置されている。一次シール材33aは弾性体からなり、一方の窓板21および他方の窓板23の周縁に沿って延在するとともに、スペーサ27の側面に密着している。このような構成により、スペーサ27、一方の窓板21および他方の窓板23は一体化されている。
図5に示すように、一次シール材33aの断面形状の大きさとしては、厚さd1が0.5mm以上、幅d2が6mm以上であることが好ましい。一次シール材33aの断面形状としては、たとえば、厚さd1が0.5mm、幅d2が6mm程度である。従来の一次シール材33aは、製造工程上、厚さd1が0.3mm、幅d2が3mm程度で形成されていたのに対し、本実施形態の一次シール材33aは上記範囲の大きさで形成されていることにより、伸縮幅が従来のものよりも大きくなる。
そのため、他方の窓板23の周縁部が熱膨張により歪み、一次シール材33aに応力がかかっても剥がれや亀裂が生じにくい。そのため、空気層AR内への水分の透過が防がれ、一方の窓板21と他方の窓板23との間の結露発生が防げる。
また、一次シール材33aの材料としては、ブチルゴムを用いることが好ましい。ブチルゴムは耐湿性に優れているため、水分が一次シール材33aを透過することが防げる。また、ブチルゴムは伸縮性に富むため、一次シール材33aの亀裂や断裂が生じにくい。
(二次シール材33b)
図5に示すように、弾性体からなる二次シール材33bは、一方の窓板21および他方の窓板23の間に配置されている。また、二次シール材33bの断面形状は台形であり、一方の窓板21側の横幅が15mm程度、他方の窓板23側の横幅が13.5mm程度、縦寸法が8mm程度となっている。また、二次シール材33bは、一方の窓板21および他方の窓板23の周縁に密着して延在するとともに、スペーサ27の周縁を取り囲むように密着している。これにより、一次シール材33aとスペーサ27の各周縁部は、二次シール材33bによって覆われた状態となる。
(第一の枠材25)
図3,4に示すように、第一の枠材25は、たとえばアルミニウム合金からなる矩形状の部材であり、一方の窓板21、他方の窓板23および二次シール材33bの各周縁を取り囲むように配置されている。第一の枠材25の断面はL字状であり、他方の窓板23の外面23a側の縁(段差面23b)に第二の弾性体31bを介して重なり合う環状の第1の枠部25aと、第1の枠部25aの外周端から一方の窓板21に直交する方向に延在する第2の枠部25bと、から構成されている。
第一の枠材25の第1の枠部25aは、外板15aおよび窓保持部15fの内側に第三の弾性体31cを介して配置されている。第1の枠部25aと他方の窓板23との間には第二の弾性体31bが配設されている。
第2の枠部25bと一方の窓板21との間には、第一の弾性体31aが配設されている。第2の枠部25bと二次シール材33bとの間にはシリコン系の三次シール材33cが配設されている。
このような構成により、一方の窓板21、他方の窓板23、一次シール材33a、スペーサ27、二次シール材33b、第一の枠材25および三次シール材33cは一体化し、複層窓ユニット17が構成されている。
第二の枠材36は、断面略L字状であり、外板15aに沿って上下方向に延在している。また、第二の枠材36の内縁部36aの断面形状はたとえば長さ20mm程度であり、ゴム板からなるライナ39を介して一方の窓板21の内面21aを押圧している。また、第二の枠材36の外縁部36bの断面形状は、たとえば長さ23mm程度であり、第2の枠部25bとの間にはシリコン系の四次シール材38が装填されている。
このような構成により、複層窓ユニット17は、第二の枠材36と外板15aによって、一方の窓板21の内面21aと、他方の窓板23の外面23a(段差面23b)の両面から押圧、保持されている。
以上説明の構成を有する本実施形態の複層窓構造20によれば、ポリカーボネートからなる他方の窓板23を、ガラスからなる一方の窓板21より縦幅横幅ともに小さく形成することにより、他方の窓板23が熱膨張した際の周縁部のひずみの幅が抑えられる。また、他方の窓板23の板厚を5mm〜30mmと、従来の他方の窓板よりも厚く形成することにより、空気層内ARへの水分の透過が防げる。また、一次シール材33aの断面形状を、従来の一次シール材33よりも大きい、厚さ0.5mm以上かつ幅6mm以上で形成することにより、他方の窓板23の熱膨張に伴って一次シール材33aに応力がかかっても、一次シール材33aの亀裂や断裂の発生が防げる。このため、他方の窓板23を通じた水分の透過と、一次シール材33aの亀裂や断裂による水分の透過とが防げる。
他方の窓板23は、気温18℃〜25℃の条件下で、他方の窓板23の中央CPが車両外側に向かって0.1mm〜3.0mm突出するように反っているため、他方の窓板23が熱膨張により伸縮しても、他方の窓板23が内側(一方の窓板21側)に反ることはない。そのため、外気の熱が他方の窓板23を通じて直接一方の窓板21に伝わることがなく、一方の窓板21と他方の窓板23との密着に起因する結露の発生を防ぐことができる。
また、他方の窓板23の内側(一方の窓板21側)の周縁部に、黒色の塗膜からなる黒色部BKが形成されていることにより、日光の照射による一次シール材33aの劣化を防ぐことができる。そのため、一次シール材33aの亀裂発生を防ぐことができるとともに、耐用期間を長くすることが可能となる。
また、スペーサ27内に乾燥材29が充填されていることにより、空気層AR内の水分は孔27aを通って乾燥材29により除去される。そのため、一方の窓板21と他方の窓板23との間における結露発生を防ぐことができる。
また、一次シール材33aの材料として、伸縮性に富むブチルゴムを用いることにより、一次シール材33aの亀裂や断裂が防げる。そのため、一方の窓板21と他方の窓板23との間の結露発生を防ぐことができる。
一次シール材33aとスペーサ27の各周縁部を二次シール材33bによって覆うことにより、空気層中ARへの水分の透過を防ぐことができる。また、二次シール材33bによりスペーサ27の周縁側を支持することにより、一次シール材33aの亀裂や断裂を防ぐことができる。これにより、一方の窓板21と他方の窓板23との間の結露発生を防ぐことができる。
以上により、一方の窓板21と他方の窓板23との間の結露発生を防ぐことができる。
以下、本発明を各実施例に基づいて具体的に説明する。しかし、本発明はこれらの実施例にのみ限定されるものではない。
(実施例1)
実施例1において、上記実施形態で説明した構成を有する複層窓構造20を製造した。なお、複層窓構造20を構成する複層窓ユニット17の構成条件は以下の通りとした。
一方の窓板21としては、縦986mm×横2036mm×厚さ4mmの略矩形透明なガラスを用いた。他方の窓板23としては、縦984mm×横2033mm×厚さ8mmの、透明なポリカーボネートからなる略矩形の窓板を用いた。他方の窓板23の周縁部(段差面23b)は、幅185mmの範囲にわたって厚さ5mmとし、他方の窓板23の中央部分よりも3mm薄く形成した。また、18℃〜25℃の条件下で、他方の窓板23の中央CPを、一方の窓板21の反対側に向けて、他方の窓板23の周辺部から0.1mm〜3.0mm突出するように反らせた。
また、一方の窓板21と他方の窓板23との間には、断面形状が縦7mm×横7mm程度の中空環状のスペーサ27を配置した。スペーサ27には複数の孔27aを設け、また、内部に乾燥材29を充填させた。
一方の窓板21とスペーサ27との間、他方の窓板23とスペーサ27との間には、断面形状が厚さ0.5mm、幅6mmのブチルゴムからなる一次シール材33aをそれぞれ配置し、スペーサ27、一方の窓板21および他方の窓板23を一体化させた。また、スペーサ27の周縁部の一方の窓板21および他方の窓板23の間には、ブチルゴムからなる二次シール材33bを配置した。
以上の条件で製造した複層窓ユニット17を有する複層窓構造20を用いて、JIS基準(JIS R 3209)の複層ガラスの加速耐久性試験を行った。この結果を表1に示す。
Figure 2012011177
表1に示すように、本実施形態の複層窓構造20は、1類、2類および3類の試験を続けて行っても、結露が発生することはなかった。また、図6に示すように、他方の窓板23の厚さと水蒸気透過度との関連性を調べたところ、本実施形態の他方の窓板23の厚さ範囲内では、水蒸気をほぼ透過させないことが確認された。
本発明の複層窓構造は、鉄道車両のみならず、車両や船にも適用することができる。
1 鉄道車両
2 車両構体
3 屋根構体
5 側構体
7 台枠
9 妻構体
13 幕パネル
15 窓枠パネル
15a 外板
15b 内板
15c リブ部
15f 窓保持部
15h 孔
17 複層窓ユニット
19 腰パネル
20 複層窓構造
21 一方の窓板
21a 一方の窓板の内面
23 他方の窓板
23a 他方の窓板の外面
23b 段差面
25 第一の枠材
25a 第1の枠部
25b 第2の枠部
27 スペーサ
31a 第一の弾性体
31b 第二の弾性体
31c 第三の弾性体
33a 一次シール材
33b 二次シール材
33c 三次シール材
36 第二の枠材
36a 内縁部
36b 外縁部
38 四次シール材
40 ボルト
40a 部材
41 窓押え金
43 四次シール材
R 窓開口
SP スペース
BK 黒色部
AR 空気層
1 厚さ
2
CP 窓板中央

Claims (6)

  1. ガラスからなる一方の窓板と;
    ポリカーボネートからなり、前記一方の窓板よりも縦幅横幅ともに小さく、5mm〜30mmの厚さで形成された他方の窓板と;
    前記一方の窓板および前記他方の窓板の各周縁に沿って延在するように配置され、前記一方の窓板および前記他方の窓板の間の空気層の側の側壁に孔を有する中空環状のスペーサと;
    前記一方の窓板および前記他方の窓板の各周縁に沿って延在するとともに、前記一方の窓板と前記スペーサのとの間、および、前記他方の窓板と前記スペーサのとの間に配置された、厚さ0.5mm以上かつ幅6mm以上の弾性体からなる一次シール材と;
    を具備することを特徴とする複層窓構造。
  2. 前記スペーサ内に乾燥材が充填されていることを特徴とする請求項1に記載の複層窓構造。
  3. 前記一次シール材がブチルゴムからなることを特徴とする請求項1に記載の複層窓構造。
  4. 前記一方の窓板および前記他方の窓板の各周縁に密着して延在するとともに、前記スペーサの周縁を取り囲むように密着する弾性体からなる二次シール材をさらに有することを特徴とする請求項1に記載の複層窓構造。
  5. 前記他方の窓板の前記空気層の側の周縁部に黒色の塗膜が形成されていることを特徴とする請求項1に記載の複層窓構造。
  6. 気温18℃〜25℃の条件下で、前記他方の窓板中央が同他方の窓板の周辺部から、前記一方の窓板の反対側に向けて0.1mm〜3.0mm突出するように反っていることを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれか一項に記載の複層窓構造。
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