JP4479690B2 - 複層ガラス用スペーサ、複層ガラス - Google Patents

複層ガラス用スペーサ、複層ガラス Download PDF

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Description

本発明は断熱を目的とした複層ガラスにおけるシール部分のスペーサ構造・構成形態に関する。
複層ガラスは、通常複数のガラス単板を所定の間隔で平行に配置せしめるようにガラス周辺部を固定・接着・封着等を行ったものを指す。通常はガラス単板のみを用いる場合が多いが、合せ硝子を構成板とする場合や、透明有機材料からなる単板を組みあわせたものやガラスが破壊しにくくするなどの理由で透明有機材料を積層された積層板を少なくとも1つの構成板とする場合なども含まれる。
複層ガラスが使用される目的は主に窓ガラス自体からの熱の出入りを抑制する、いわゆる断熱効果を窓全体へ付与することである場合が一般的で、複層化され周辺を固定・接着・封着されることにより、複数枚のガラス板間に外部から隔絶された中空層である内部空気層を形成せしめることが必要となる。このとき、その内部空気層は結露防止を図り、複層ガラス自体の透明性を保持するために、内部空気層を乾燥状態に維持することが重要である。
このような複層ガラスの効果を長期間維持するには適切なガラス周辺シール構造を有していることが必要である。図7は従来のシール構成の複層ガラス1の概略断面説明図である。図7に示すように、その構成はガラス板を平行にかつ所定の厚みに維持することを目的とするスペーサ3、そのスペーサ3とガラス板2との密着性を長期にわたって維持し、かつ、前述の長期にわたる内部空気層の乾燥状態保持を実現するための低水蒸気透過性を有する材料からなる1次シール6、そして、これらの部材とガラスを接着・固定することを目的とする2次シール7からなる。
1次シール6としては、通常架橋処理されないブチルゴム、もしくは、ポリイソブチレンをベースとし、着色と補強を目的としたカーボンブラックなどのフィラーを含有せしめたものが用いられる。2次シールとしては、ポリサルファイド、シリコーン、ウレタンなどの硬化性エラストマをベースとし、ガラスとの接着性を発現するために適当な変性を加えられたものなどが使用される。
スペーサ3としては、通常はアルミを主材質とする金属製スペーサが用いられる場合が多いが、特別に、複層ガラス周辺部の熱伝導を減じる必要がある場合は、熱伝導率の比較的小さい金属であるステンレス材や硬質樹脂からなるものも使用されている。
図7に示すように、スペーサ3はその断面内にさらに中空部9を有し、その中に粒状ゼオライトなどの水蒸気吸着剤を含有せしめることが可能な形態をとる。このような水蒸気吸着剤は複層ガラス内部空気層内の乾燥状態を所定の露点以下に保持するために非常に大きな役割を果たしている。即ち、このような形態の複層ガラスの場合、1次・2次の両シール材を通過してきた水蒸気ガスが、スペーサ内に保持された水蒸気吸着剤でもって吸着固定化されることにより、内部空気層内を乾燥状態に保持しているためである。
それゆえ、長期にわたる使用を経た複層ガラスは、初期よりスペーサ内部に保持・装填された水蒸気吸着剤の吸着能以上の水蒸気が透過し、内部へ浸透することにより、内部空気層の露点が上昇し、外部環境温度を超えた時点で、いわゆる内部結露を発生せしめ、複層ガラスが本来持つべき透明性を損ない寿命に達する。
一方、実際の使用環境下において、複層ガラスは加熱・冷却の繰り返し温度履歴が加えられることが知られている。このような場合、複層ガラスの中空層に封止された内部空気層はその内部空気層が封入された温度以上にさらされると膨張方向へ、また封入温度以下にさらされると収縮方向へその内部空気層体積が変化し、その複層ガラスを構成するガラス板を外側、もしくは内側へ変形させる。このとき複層ガラス周辺部でガラス板やスペーサを固定・接着・封着している1次・2次両シールに変形歪みを発生せしめ、両者の機械特性低下や耐水蒸気透過性能低下などの悪影響を引き起こすこともよく知られている。
実際に長期実環境で使用された複層ガラスを回収・断面形状を観察すると、初期封入された1次シールの形状は製造直後のものとは大きく異なり、内部に大小さまざまな気泡を有したり、一部でシール部、特に1次シール部の破壊が顕著に観察されたりする場合がある。この場合、材料自体は十分な耐水蒸気透過性能を有しているにもかかわらず、実際の使用環境下において、シール、特に1次シールは破壊され、耐水蒸気透過性能を失ってしまう事態が発生している。
特開平6−185267号公報では、ある複層ガラスに、35℃から75℃まで昇温し、その後、75℃から35℃まで冷却するという温度履歴サイクルを加えることにより、従来の複層ガラスでは空気層内部露点がばらつくことを示しており、その対策として、その1次シールがある所定の範囲の量を満たす必要があるとしている。これは1次シールの初期厚みを大きくすることで、空気層内の体積膨張によって1次シールに加わる変形量は同じでも変形量と初期厚みの比である歪みを小さくすることができ、シール破断の発生を防ぐことができるということを示している。ただ、この場合も、1次シールそのものへ歪みが加わること自体はさけられず、発明者がのべるような品質の安定には効果がみられるものの、製造直後の1次シールのもつ耐水蒸気透過性が保持されず、耐久性という観点では不充分なものであった。
従来の金属スペーサを用いた先行技術を開示した特許の中には、特表2003−509324号公報・特表昭61−500737号公報のように金属スペーサ自体が変形し、1次シールの変形破断を抑制するとの技術が開示されている。ところが通常使用されている1次シールは、特に空気層の体積膨張による引張り方向への歪みが加わる室温以上の温度環境の場合、引張り速度にも依存するが、ヤング弾性率はおよそ10〜10Paであることが知られている。その一方、スペーサに使用されている材質は金属であるが故に、同じ温度範囲領域では10〜1010Paであり、その差によりこの場合も1次シールに加わる歪みを低減することは違いないが、弾性率差が示すようにあまり大きな効果は期待できない。
この問題に対し、国際公開第01/27429号パンフレットでは従来の1次シールの変形に対しても、その耐水蒸気透過性能の低下を防ぐ目的で、1次シール内に変形に対応し得る構造を付与した例を提案している。しかしながら、昨今は複層ガラスの製造は自動化されており、このような製造自動化ラインにおいて帯鋼状のものをガラス板の周辺に配置することは困難である。製造ラインへの適応性の有無はコストを含めた複層ガラスの商品性に大きな影響を与え、これに適用できないようであれば商品性に重大な欠陥があるといわざるを得ない。更に、複層ガラスは矩形形状がもっとも主流であり、国際公開第01/27429号パンフレットで提案されている帯鋼状1次シール形状では、特にコーナー部対応が困難である。
特開昭55−101690号公報のように金属スペーサを用いない断面形状をもつ樹脂スペーサを用いた複層ガラスの場合は、前述のような温度履歴による耐水蒸気透過性能の低下は発生しにくいと考えられるが、このタイプの複層ガラスでは従来のアルミスペーサを用いた複層ガラス用に開発されてきた高生産性自動化ラインへの適用ができないため、同スペーサを用いた複層ガラスに比し工業生産性に劣る。
以上のように、これまで高耐久・高性能と低コストをそれぞれ掲げて提案されている先行発明は多々存在するが、すべて両者を同時に解決したとはいいがたい。
特開平6−185267号公報 特表2003−509324号公報 特表昭61−500737号公報 国際公開第01/27429号パンフレット 特開昭55−101690号公報
本発明は、上記の事情に鑑みてなされたものであって、複層ガラスのスペーサであって、複層ガラスの内部空気層を乾燥状態に維持する従来の機能を有し、実際の使用環境下における、複層ガラスの加熱・冷却の繰り返し温度変化に伴う複層ガラス空気層の膨張・収縮によって複層ガラス周辺部の1次シールに変形歪みを発生させることなく、機械特性低下や耐水蒸気透過性能低下などの悪影響を引き起こすこともない複層ガラスのスペーサ、複層ガラスを提供する。
前記目的を達成する為に請求項1に記載の発明は、複層ガラスを構成するガラス板相互間に中空層を形成すべく介在配置される複層ガラス用のスペーサであって、前記スペーサは、ガラス板相互の間隔を保持する中空間隔保持部材と、外部から中空層への水分浸入を防ぐ機能を有する防湿層と、を有し、中空間隔保持部材の外側に面する部位を覆うように防湿層が配置されて中空間隔保持部材と複層ガラスの2次シールとが直接接触しないように構成され、前記防湿層が可とう性を有するフィルム状部材からなり、前記防湿層は前期中空間隔保持部材と、前期中空間隔保持部材の外側に面する部位の少なくとも一部分において固定され、かつ前記中空間隔保持部材の外側に面する部位から中空間隔保持部材とガラス板とが対向する部位まで延伸されたガラス変形追従部を有し、前記ガラス変形追従部が、中空間隔保持部材とは固定されずに独立していることを特徴とする複層ガラス用のスペーサを提供する。
請求項に記載の発明は、請求項1における複層ガラス用のスペーサが、前記中空間隔保持部材が金属であることを特徴とする。
請求項に記載の発明は、請求項1からのいずれか1項における複層ガラス用のスペーサが、防湿層が下記(1)から(3)に示すいずれかのフィルムであることを特徴とする。(1)金属フィルム。(2)金属蒸着フィルムを少なくとも1層に有する有機多層化フィルム。(3)有機フィルムであって、前記有機フィルムの片側を60℃ 90%RHに、反対側を60℃ 0%RHに保持したときの透湿量が4×10−3g/m・hr以下である有機フィルム。
請求項に記載の発明は、請求項1からのいずれか1項における複層ガラス用のスペーサが、前記防湿層を形成するフィルムの弾性率をeMPa、断面2次モーメントをIcm、中空間隔保持部材の外側に面する部位から中空間隔保持部材とガラス板とが対向する部位まで延伸された前記ガラス変形追従部の防湿層フィルムの長さをLcmとした時に、e・I/Lが1.25MPa以下であることを特徴とする。
請求項に記載の発明は、請求項1からのいずれか1項における複層ガラス用のスペーサが、複層ガラスに介在配置される際、曲げ加工により矩形の形状に加工されることを特徴とする。
請求項に記載の発明は、すくなくとも2枚のガラス板と、前記ガラス板相互間に中空層が形成されるように前記ガラス板の周縁部に介在配置されるスペーサと、前記スペーサと前記ガラス板との間に介在される1次シール材と、前記スペーサの中空層に直面しない側の基底面と前記ガラス板の周縁部とで形成される凹部に充填された2次シール材と、を備えた複層ガラスであって、前記スペーサは、前記ガラス板相互の間隔を保持する中空間隔保持部材と、外部から中空層への水分浸入を防ぐ機能を有する防湿層を有し、前記スペーサが複層ガラスに組み込まれる際に中空間隔保持部材の外側に面する部位を覆うように防湿層が配置されて中空間隔保持部材と複層ガラスの2次シールとが直接接触しないように構成され、前記防湿層が可とう性を有するフィルム状部材からなり、かつ前記中空間隔保持部材の外側に面する部位から中空間隔保持部材と前記ガラス板とが対向する部位まで延伸されたガラス変形追従部を有し、前記ガラス変形追従部と前記ガラス板との間に1次シール材を介在させて前記ガラス板と請求項1からのいずれか1項に記載のスペーサとが粘接着されていることを特徴とする複層ガラスを提供する。
請求項に記載の発明は、請求項における複層ガラスが、前記ガラス変形追従部と前記ガラス板との間に存在する前記1次シールの厚み/長さの比が0.15以下であることを特徴とする。
本発明によれば、複層ガラスの内部空気層を乾燥状態に維持する従来の機能を有し、実際の使用環境下において、複層ガラスの加熱・冷却の繰り返し温度変化に伴う複層ガラス空気層の膨張・収縮による複層ガラス周辺部の1次シールに変形歪みを発生させることなく、また機械特性低下や耐水蒸気透過性能低下などの悪影響を引き起こすこともないので、製品寿命の長い複層ガラスが提供できる。
以下添付図面に従って、本発明の複層ガラスの好ましい実施の形態について詳説する。図1は本発明に係るスペーサ3と複層ガラス1の概略断面説明図である。
図1に示すように、本発明に係る複層ガラス1は2枚のガラス板2、2の相互間に所定の厚みの中空層8が形成されるようにガラス板2、2の周縁部にスペーサ3が配置される。外部からの水蒸気の進入を防ぐために、スペーサ3とガラス板2、2との間に低水蒸気透過性を有する材料からなる1次シール6を介在させる。また、ガラス板2、2、スペーサ3、および1次シールを接着、固定させるためにスペーサ3の外側に面する部位とガラス板2、2とで形成される凹部に2次シール7を粘着させる。
スペーサ3は、ガラス板2、2相互の間隔を保持する中空間隔保持部材4と、外部から中空層への水分浸入を防ぐ機能と可とう性を有するフィルム状部材からなる防湿層5で構成される。
中空間隔保持部材4は、一辺の両端に略直角を有する断面6角形状の長尺物であり、その略直角を両端に有する面を中空層8側に配置される。このようにすることにより、ガラス板2、2が略平行に保持される。また、スペーサ3は、通常複層ガラス1として組み立てられた際に中空層8側になる面を基準に曲げ加工により矩形にされるので、このように中空間隔保持部材4の外側に面する部位に鋭角を配さないことが好ましい。なお、矩形状のスペーサ3を組み立てる際に、矩形の角部にはキー材を使用して繋いでもよいが、生産性の観点より曲げ加工を行うことがより好ましい。
また中空間隔保持部材4は、その断面内に中空部9を有し、その中に粒状ゼオライトなどの水蒸気吸着剤(図示せず)を含有させ、中空層8側の面に複数の水蒸気吸着剤の径よりも小さな開口部4aを有している。1次シール6、2次シール7の両シール材を通過して中空層8に侵入した水蒸気ガスは、前記開口部4aを通して水蒸気吸着剤で吸着固定化され、中空層8は乾燥状態に保持される。なお、中空間隔保持部材4の材料は、通常アルミを主材質とする金属であるが、ステンレス材および硬質樹脂でもよいが、耐水性、軽量化、強度、加工性の観点よりアルミを主材質とする金属が特によい。
防湿層5は、複層ガラス1として組み立てられた際に、中空間隔保持部材4の外側に面する部位4c、即ち中空層8と反対側の部位と、中空間隔保持部材4とガラス板2とが対向する部位4bに配され、中空間隔保持部材4の外側に面する部位において、中空間隔保持部材4と2次シール7とが直接接触しないように配置される。防湿層5は中空間隔保持部材4と中空間隔保持部材4の外側に面する部位4cの少なくとも一部分において粘着または接着加工により固定される。また、防湿層5の中空間隔保持部材4の外側に面する部位4cから延伸されたガラス変形追従部5aは、複層ガラスとして組み立てられた際、中空間隔保持部材4と固定されず、1次シール6を介してガラス板2に固定される。このような構造にすることで、外部と中空層8は防湿層5と低水蒸気透過性を有する材料からなる1次シール6で仕切られるので、外部から水蒸気ガスはほとんど進入しない。
複層ガラス1が中空層8が封入された温度以上にさらされて膨張し、ガラス板2が外側に広がろうとする際、ガラス追従部5aはガラス板2に追従するので、1次シール6と防湿層5の一部であるガラス追従部5aは剥離することがなく、1次シール6が損傷することもない。また、防湿層5は中空間隔保持部材4と中空間隔保持部材4の外側に面する部位4cの少なくとも一部分において粘着または接着加工により固定されているので、製造工程におけるハンドリングが容易で、自動化ラインへ適用できる。
防湿層5の材質は、金属フィルム、金属蒸着フィルムを少なくとも1層に有する有機多層化フィルム、または有機フィルムであって有機フィルムの片側を60℃90%RHに、反対側を60℃0%RHに保持したときの透湿量が4×10−3g/m・hr以下である有機フィルムであることが好ましい。
また、これらフィルムの弾性率をeMPa、断面2次モーメントをIcm、中空間隔保持部材4の外側に面する部位4cから中空間隔保持部材4とガラス板2とが対向する部位まで延伸されたガラス変形追従部5aの長さをLcmとした時に、e・I/Lが0.25MPa以下であることが好ましい。e・I/Lが0.25MPaを越えると、特に中空層8が膨張する温度領域において、ガラス追従部5aがガラスの変形に追従できないので、1次シール6が破断する恐れがある。なお、防湿層5の厚みは、材質により異なるが、例えば軟質アルミニウムでは0.005mm以上、0.2mm以下であることが好ましい。
図2は本発明に係るスペーサ3の製造方法の一例を示す説明図である。図2(a)〜(c)に示すように、(a)まず、可とう性を有するフィルムからなる防湿層5の一部分にあらかじめ粘着または接着加工を施し、(b)その粘着または接着加工部11に、スペーサ3の表面のうち複層ガラスに組み込まれる際に中空間隔保持部材4の外側に面する部位4cのみが接触するように一体化させ、(c)フィルムの他の部分を中空間隔保持部材4とガラス板2とが対向する部位4bの外周に巻きつける。このようにして、ガラス板2相互の間隔を保持する中空間隔保持部材4と、外部から中空層8への水分浸入を防ぐ機能を有する防湿層5とを有し、防湿層5が中空間隔保持部材4と複層ガラス1の2次シール7とを直接接触させないために中空間隔保持部材4の外側に面する部位4cを覆うように配置され、また防湿層5が前記中空間隔保持部材4の外側に面する部位4cから中空間隔保持部材4とガラス板2とが対向する部位4bまで延伸されてかつ中空間隔保持部材4と独立したガラス変形追従部5aを有するスペーサ3を得ることができる。
1次シール6としては、通常架橋処理されないブチルゴム、もしくは、ポリイソブチレンをベースとし、着色と補強を目的としたカーボンブラックなどのフィラーを含有せしめたものが好適である。また、2次シールとしては、ポリサルファイド、シリコーン、ウレタンなどの硬化性エラストマをベースとし、ガラスとの接着性を発現するために適当な変性を加えられたものなどが好適である。
また、ガラス変形追従部5aとガラス板2との間に介在する1次シール6は、耐透湿の観点と粘着力の観点の両方からスペーサ3の外側から中空層8方向の長さL6は長いほどよく、スペーサ3とガラス板2の間隔と同等である厚みt6は薄いほどよい。実質上の耐久性を有するためには、t6/L6の比が0.15以上であることが特によい。
図3は本発明に係る別の例のスペーサ3と複層ガラス1の概略断面説明図である。図3(a)は、防湿層5をスペーサ3のスペーサ3とガラス板2とが対向する部位の少なくとも一部のかしめ部12でかしめた例であり、図3(b)は、ガラス変形追従部5aを、中空間隔保持部材4の中空層側の面の一部分を覆うところまで延長した例であり、図3(c)は、中空間隔保持部材4の中空層8側の面に、スペーサ3のスペーサ3とガラス板2とが対向する部位からガラス板2側にガラス板2に接しない所定長さ突出するフラットバー13を配設し、またガラス変形追従部5aを、このフラットバー13に密接した位置でガラス板2側に略直角にガラス板2に接しない所定長さ曲げ加工した例であり、いずれも、スペーサ3の曲げ加工、および複層ガラス製造におけるスペーサ3のハンドリングを容易にするものである。
なお、本発明におけるスペーサ3は、ガラス板2相互の間隔を保持する機能と外部から中空層への水分浸入を防ぐ機能と内部水蒸気吸着機能とガラス板2に追従して1次シールに負荷を掛けない機能を有するものであればその具体的な形状に特に制限はない。
以下実施例をもとに、本発明の複層ガラスの好ましい実施の形態について詳説する。
図4は本発明の実施例に係る中空間隔保持部材4の断面図であり、図5は本発明の実施例に係る複層ガラスの構成の説明図である。図4に示すように、中空間隔保持部材4の断面において、複層ガラスとして組み立てられた際に、中空間隔保持部材4の中空層に面する部位の長さをA、ガラス板2と平行に対向する部位4bの長さをB、ガラス板2に対向し、かつ中空間隔保持部材4の外側に面する部位4cのガラス板2と平行方向の長さをC、中空間隔保持部材4の外側に面する部位4cのうち、ガラス板2と略直角の部位の長さをD、中空間隔保持部材4の厚みをEとしたとき、本実施例ではA=11.0mm、B=4.6mm、C=2.4mm、D=6.5mm、E=0.6mmとした。なお、断面形状は左右対称である。
まず、図4に示す断面形状を有する中空間隔保持部材4を押出し成型機によって作成すし、図2に示す方法で中空間隔保持部材4に防湿層5を接着して、スペーサ3を作成した。なお、中空間隔保持部材4の材質はアルミニウム(Al)と硬質ポリ塩化ビニル(硬質PVC)の2種類とし、防湿層5の材質はアルミニウムフィルム(Alフィルム)、粘着材が塗布されたアルミニウムフィルム(Alフィルム2)、粘着剤が塗布されたSUSフィルム(SUSフィルム)、ポリエチレンテレフタレート/アルミニウム蒸着フィルム/ポリエチレンテレフタレート(PET/Al蒸着フィルム/PET)(厚み構成12μm/12μm/12μm)、粘着剤が塗布されたポリスチレンフィルム(PSフィルム)の4種類とした。このうち粘着材塗布の方法としては、ロール状に巻き取られた各々のフィルムを連続的に繰り出しながら、フィルムの幅方向の中央部11.3mm幅に、ヘキサンに重量濃度1%の濃度で溶解させたポイソブチレン溶液を連続的に塗布し、乾燥させて作成した。
防湿層5を有するアルミニウム製のスペーサ3はバイヤー社製自動折り曲げ機で内寸330×480mmの矩形に折り曲げ、中空間隔保持部材4の中空部に水蒸気吸収剤である粒状3Aゼオライトを1g入れた後、スペーサ3の両端部を市販のアルミスペーサ用接合キーを用いて接合し図5に示すような矩形とした。また、防湿層5を有する硬質ポリ塩化ビニル製のスペーサ3は長さ330mmを2本、480mmを2本切りだし、空間隔保持部材4の中空部に水蒸気吸収剤である粒状3Aゼオライトを1g入れた後、市販のコーナーキーを用いて矩形化した。
なお粒状3Aゼオライトは封入前に100℃2時間以上加熱処理し、十分吸着能が活性化された状態で封入した。また、各実施例および比較例に用いた中空間角保持部材4の寸法および材質、防湿層5に用いた寸法および材質は表1に示す。
次に、厚み5mmのフロートガラス板を350×500mmの寸法に2枚切断し、市販のガラス洗浄機で洗浄した。次に、上記で製作した矩形のスペーサ3に、汎用ブチルシール塗布ラインでブチルシール(横浜ゴム社製SM488)を塗布して、ガラス板2に対向する2面に2.5g/mの重量で付着させた。このスペーサ3を洗浄した前記ガラス板の1枚に貼付し、さらにもう1枚のガラスを重ねて全面に均一に荷重をかけ、ガラス板2、2間の厚みを22.0mmとした。最後に、組み上げた構造体周辺にポリサルファイドシーラント(横浜ゴム社製SM8000)を塗布し、評価試験用の複層ガラス1を作成した。なお、本複層ガラス1は作成後、温度20〜30℃の範囲で1週間保持し、その後評価試験に使用した。
耐久性評価試験は、まず、上記の通り作成した評価試験用の複層ガラス1をASTM E773でウェザーサイクル試験として規定される温度サイクルを10回加え、常温まで放置した後、複層ガラス1の中空層8の露点をJIS R3209に準拠する方法で測定し、初期露点とした。なお、UV照射や水散布はせず、温度変化のみとした。
その後、60℃90%RHの温湿度環境に保持したチャンバー内へ複層ガラス1を投入し、10日間保持し、その後取り出して、その内部空気層の露点を前述と同様の方法で測定した。この60℃90%RH/10日の温湿度暴露後の空気層内露点が0℃を超えるまでこの操作を繰り返し行い、初めて0℃を超えた点をその複層ガラス試験体の寿命日数とした。なお、図6はASTM E773でウェザーサイクル試験として規定される温度サイクルの制御パターン図である。
次に、ハンドリング評価試験として、従来のスペーサ3を用いる汎用複層ガラス製造ラインへ、前述の実施例で説明した本発明に係るスペーサ3を投入して、そのライン適合性を評価した。評価基準は、5m長さのスペーサ3を10本、サイズ350×500mm、厚さ5mmのフロートガラス20枚を準備し、10枚連続で複層ガラスを試作した場合における、10枚中8〜10枚の製造に問題が生じなかったものを○、4枚〜7枚に問題が生じなかったものを△、3枚以下しか製造できなかったものを×として評価した。
表1〜表3は上記実施例および比較例の評価結果である。
Figure 0004479690
Figure 0004479690
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表1〜3より、実施例1〜8のスペーサ3の構成における寿命は、従来品である比較例1と比して10倍以上になっていることが分かる。また、ハンドリング性の観点から実施例1のスペーサ3の構成においては、従来のスペーサ3を用いる汎用複層ガラス製造ライン改造が必要であるが、実施例2〜7のスペーサ3の構成では、前記製造ラインの大幅な改造は必要がないと考えられる。
これら評価結果より本発明の複層ガラスのスペーサは、複層ガラスの内部空気層を乾燥状態に維持する従来の機能を有し、実際の使用環境下における、複層ガラスの加熱・冷却の繰り返し温度変化に伴う複層ガラス空気層の膨張・収縮によって複層ガラス周辺部の1次シールに変形歪みを発生させることがないので、複層ガラスの寿命を少なくとも2倍にすることが可能であることが確認できた。また、従来の複層ガラス製造自動ラインにも対応可能であることが確認できた。
本発明に係るスペーサと複層ガラスの概略断面説明図である。 本発明に係るスペーサの製造方法の一例を示す説明図である。 本発明に係る別の例のスペーサと複層ガラス1の概略断面説明図である。 図4は本発明の実施例に係る中空間隔保持部材の断面図である。 本発明の実施例に係る複層ガラスの構成の説明図である。 図6はASTM E773でウェザーサイクル試験として規定される温度サイクルの制御パターン図である。 従来のシール構成の複層ガラスの概略断面説明図である。
1:複層ガラス、2:ガラス板、3:スペーサ、4:中空間隔保持部材、4a:開口部
5:防湿層、5a:ガラス変形追従部、6:1次シール、7:2次シール、8:中空層
9:中空部、11:粘着加工部、12:かしめ部、13:フラットバー。

Claims (7)

  1. 複層ガラスを構成するガラス板相互間に中空層を形成すべく介在配置される複層ガラス用のスペーサであって、前記スペーサは、ガラス板相互の間隔を保持する中空間隔保持部材と、外部から中空層への水分浸入を防ぐ機能を有する防湿層と、を有し、中空間隔保持部材の外側に面する部位を覆うように防湿層が配置されて中空間隔保持部材と複層ガラスの2次シールとが直接接触しないように構成され、前記防湿層が可とう性を有するフィルム状部材からなり、前記防湿層は前期中空間隔保持部材と、前期中空間隔保持部材の外側に面する部位の少なくとも一部分において固定され、
    かつ前記中空間隔保持部材の外側に面する部位から中空間隔保持部材とガラス板とが対向する部位まで延伸されたガラス変形追従部を有し、前記ガラス変形追従部が、中空間隔保持部材とは固定されずに独立していることを特徴とする複層ガラス用のスペーサ。
  2. 前記中空間隔保持部材が金属であることを特徴とする請求項1に記載の複層ガラス用のスペーサ。
  3. 前記防湿層が下記(1)から(3)に示すいずれかのフィルムであることを特徴とする請求項1からのいずれか1項に記載の複層ガラス用のスペーサ。
    (1)金属フィルム。
    (2)金属蒸着フィルムを少なくとも1層に有する有機多層化フィルム。
    (3)有機フィルムであって、前記有機フィルムの片側を60℃ 90%RHに、反対側を60℃ 0%RHに保持したときの透湿量が4×10−3g/m・hr以下である有機フィルム。
  4. 前記防湿層を形成するフィルムの弾性率をeMPa、断面2次モーメントをIcm、中空間隔保持部材の外側に面する部位から中空間隔保持部材とガラス板とが対向する部位まで延伸された前記ガラス変形追従部の防湿層フィルムの長さをLcm、とした時に、e・I/Lが1.25MPa以下であることを特徴とする請求項1からいずれか1項に記載の複層ガラス用のスペーサ。
  5. 複層ガラスに介在配置される際、曲げ加工により矩形の形状に加工されることを特徴とする請求項1からのいずれか1項に記載の複層ガラス用のスペーサ。
  6. すくなくとも2枚のガラス板と、前記ガラス板相互間に中空層が形成されるように前記ガラス板の周縁部に介在配置されるスペーサと、前記スペーサと前記ガラス板との間に介在される1次シール材と、前記スペーサの中空層に直面しない側の基底面と前記ガラス板の周縁部とで形成される凹部に充填された2次シール材と、を備えた複層ガラスであって、前記スペーサは、前記ガラス板相互の間隔を保持する中空間隔保持部材と、外部から中空層への水分浸入を防ぐ機能を有する防湿層を有し、前記スペーサが複層ガラスに組み込まれる際に中空間隔保持部材の外側に面する部位を覆うように防湿層が配置されて中空間隔保持部材と複層ガラスの2次シールとが直接接触しないように構成され、前記防湿層が可とう性を有するフィルム状部材からなり、かつ前記中空間隔保持部材の外側に面する部位から中空間隔保持部材と前記ガラス板とが対向する部位まで延伸されたガラス変形追従部を有し、前記ガラス変形追従部と前記ガラス板との間に1次シール材を介在させて前記ガラス板と請求項1からのいずれか1項に記載のスペーサとが粘接着されていることを特徴とする複層ガラス。
  7. 前記ガラス変形追従部と前記ガラス板との間に存在する前記1次シールの厚み/長さの比が0.15以下であることを特徴とする請求項に記載の複層ガラス。
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