JPWO2012008052A1 - 刺股 - Google Patents

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Abstract

【課題】開閉可能なアームを閉じて相手を拘束する構成においても、拘束対象者を拘束する前に拘束対象者にアームを閉じられることのない刺股を提供する。【解決手段】所定の回動位置まで開いた各アーム30の閉じる方向への回動を規制する第1のロック機構と、押付部材50をシャフト20に対して所定位置まで押し込むことにより第1のロック機構のロックを解除する第1のロック解除機構とを備えているので、相手Bに各アーム30を持って閉じられることがなく、各アーム30の間に相手Bを位置させるまで各アーム30を開いた状態に保持することができる。これにより、各アーム30の間に相手Bを位置させる前に、相手Bに各アーム30を閉じられて相手Bを拘束することができなくなることがなく、暴漢等の相手Bを制圧する場合に極めて有利である。

Description

本発明は、主に学校その他各種施設の防犯または警備用の道具として用いられる刺股に関するものである。
従来、この種の刺股としては、両端側が左右方向に向かって二股状に延びるアームを長い柄の先端に取り付け、暴漢や犯人を取り押さえる際、柄を把持して刺股本体を相手の胴体に押し付けることにより、抵抗する相手を制圧するようにしたものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
ところで、前記刺股は、十分な訓練を受けた警察官や警備員等によって使用される場合が多いが、近年では学校等の一般施設に防犯用として配備されるものが増えている。しかしながら、アームを相手に押し付けるだけでは取り逃がしやすく、しかも取扱いに不慣れな学校の教職員や一般人では、抵抗する相手を効果的に制圧することが困難であった。
そこで、柄の先端側に取り付けられた開閉可能な一対のアームにより相手を拘束するようにしたものが知られている(例えば、特許文献2参照。)。
この刺股は、柄に軸方向に摺動自在に設けられた摺動部材と、柄の先端側と各アームとを連結するリンクとを備え、アームを開いた状態で摺動部材の先端側を相手に押し付けると、摺動部材が柄に対して後退するとともに、アームがリンク及び摺動部材に連動して内側に閉じ、閉じたアームによって相手を拘束するようになっている。また、アームが閉じるとロック機構によってアームの開く方向への回動が規制され、拘束された相手がアームを開くことができないようになっている。
特開2006−242537号公報 実用新案登録第3118735号公報
しかしながら、前述のようにアームを開閉させるようにした刺股では、摺動部材の先端側を相手に押し付けなくとも、アームを直接持って閉じることもできる。このため、開いたアームの間に相手を位置させる前に、相手にアームを掴まれて閉じられてしまうと、アームはロック機構によって閉じた状態でロックされるため、アームによって相手を拘束することができなくなるという問題点があった。
本発明は前記問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、開閉可能なアームを閉じて相手を拘束する構成においても、拘束対象者を拘束する前に拘束対象者にアームを閉じられることのない刺股を提供することにある。
本発明は前記目的を達成するために、使用者が把持する柄と、柄に軸方向に摺動自在に設けられた摺動部材と、一端を摺動部材に回動自在に連結された一対のアームと、柄の先端側と各アームとを連結するリンクとを備え、摺動部材の先端側を拘束対象者に押し付けると、摺動部材が柄に対して移動するとともに、各アームがリンク及び摺動部材に連動して閉じるようにした刺股において、前記摺動部材の先端側に軸方向に移動自在に設けられ、拘束対象者への押し付け方向に付勢された押付部材と、所定の回動位置まで開いた各アームの閉じる方向への回動を規制する第1のロック機構と、押付部材を摺動部材に対して所定位置まで押し込むことにより第1のロック機構のロックを解除する第1のロック解除機構と、任意の位置まで閉じた各アームの開く方向への回動を規制する第2のロック機構と、所定の操作により第2のロック機構のロックを解除する第2のロック解除機構とを備えている。
これにより、各アームを所定の回動位置まで開くと、第1のロック機構によって各アームの閉じる方向への回動が規制されることから、拘束対象者に各アームを持って閉じられることがない。また、押付部材を拘束対象者に押し付けることにより、押付部材を摺動部材に対して所定位置まで押し込むと、第1のロック解除機構によって第1のロック機構のロックが解除され、各アームが閉じて拘束対象者が拘束される。その際、第2のロック機構によって各アームの開く方向への回動が規制されるので、拘束者は各アームを開くことができない。また、第2のロック解除機構を操作することにより、第2のロック解除機構によって第2のロック機構のロックが解除され、各アームを開くことが可能となる。
本発明の刺股によれば、拘束対象者に各アームを持って閉じられることがないので、各アームの間に拘束対象者を位置させるまで各アームを開いた状態に保持することができる。これにより、各アームの間に拘束対象者を位置させる前に、拘束対象者に各アームを閉じられて拘束対象者を拘束することができなくなることがなく、暴漢等の拘束対象者を制圧する場合に極めて有利である。
本発明の一実施形態を示す刺股の正面図 刺股の側面 刺股の要部斜視図 押付部材の正面図 第2のロック機構の要部分解斜視図 第2のロック機構の要部分解斜視図 第2のロック解除機構の要部斜視図 刺股の要部側面断面図 刺股の動作を示す要部側面断面図 刺股の動作を示す要部側面断面図 刺股の要部側面断面図 刺股の動作を示す要部側面断面図 刺股の動作を示す要部側面断面図 刺股の動作を示す要部側面断面図 刺股の使用状態を示す側面図 刺股の使用状態を示す平面図 刺股の使用状態を示す平面図 刺股の使用状態を示す平面図
図1乃至図18は本発明の一実施形態を示すものである。
同図に示す刺股1は、使用者Aが把持する柄10と、柄10に軸方向に摺動自在に設けられた摺動部材としてのシャフト20と、一端をシャフト20に回動自在に連結された湾曲形状の一対のアーム30と、柄10の先端側と各アーム30とを連結する一対のリンク40と、シャフト20の先端側に軸方向に移動自在に設けられた押付部材50と、所定の回動位置まで開いた各アーム30の閉じる方向への回動を規制する第1のロック機構60と、押付部材50をシャフト20に対して所定位置まで押し込むことにより第1のロック機構60のロックを解除する第1のロック解除機構70と、任意の位置まで閉じた各アーム4の開く方向への回動を規制する第2のロック機構80と、所定の操作により第2のロック機構80のロックを解除する第2のロック解除機構90とを備えている。
柄10は、円筒状の金属パイプからなり、例えば1700mm程度の長さに形成されている。柄10の基端側にはグリップ11が設けられ、グリップ11は柄10の外周面に被着された円筒状の部材からなる。
シャフト20は、外形寸法が柄10の内径よりも小さい角筒状の金属パイプからなり、柄10内に摺動自在に挿入されている。
各アーム30は、金属パイプを湾曲させることによって形成され、その基端側はシャフト20の先端側に回動自在に連結されている。各アーム30の基端側はシャフト20を間にしてシャフト20の径方向に対向するように配置され、シャフト20を径方向に貫通する一本のネジ31によって回動自在に支持されている。
各リンク40は、直線状に延びる金属板からなり、その一端側は柄10の先端側に回動自在に連結されている。各リンク40の一端側は柄10を間にして柄10の径方向に対向するように配置され、柄10の径方向一端側と他端側に取り付けられたネジ41によってそれぞれ回動自在に支持されている。また、リンク40の他端側は他のネジ42によってアーム30の基端側に回動自在に連結されている。この場合、リンク40とアーム30との連結位置は、シャフト20とアーム30との連結位置に対して所定距離だけアーム30の先端側に位置している。
押付部材50は、外径がシャフト20の内形寸法よりも小さい金属パイプからなり、シャフト20内に摺動自在に挿入されている。押付部材50の先端側には左右方向に亘って延びる押圧部51が設けられ、押圧部51は押付部材50の先端から両側に湾曲するように延びている。押付部材50の外周面には軸方向に延びる一対の長孔52が径方向に対向するように設けられ、各長孔52には各アーム30のネジ31が挿通している。これにより、押付部材50は長孔52の長さだけシャフト20に対して軸方向に移動自在になっている。また、押付部材50内にはコイル状のバネ53が設けられ、バネ53によって押付部材50が先端側に付勢されている。この場合、バネ53の一端は押付部材50内に固定され、その他端はネジ31に圧接している。
第1のロック機構60は、シャフト20内に設けられた係止部材61と、一方のリンク40のネジ41とから構成され、ネジ41は係止部材61に係止する係止部をなす。係止部材61は弾性変形可能な金属板からなり、その一端はシャフト20内に固定されている。係止部材61の他端側には突起62が設けられ、突起62はシャフト20の周面に設けられた孔21からシャフト20の外側(柄10の内部)に突出するようになっている。また、係止部材61の他端側はシャフト20の内周面に押し付けられており、これにより突起62が孔21から突出した状態に保持されている。即ち、第1のロック機構60では、図8に示すように孔21から突出した突起62がネジ41の頭部に係止することにより、柄10の基端側へのシャフト20の移動が規制され、各アーム30の閉じる方向への回動を規制されるようになっている。
第1のロック解除機構70は、押付部材50の基端側に設けられた当接部71からなり、押付部材50がシャフト20に対して所定位置まで押し込まれると、押付部材50の当接部71が第1のロック機構60の係止部材61に当接し、係止部材61を変位させるようになっている。
第1のロック解除機構70では、図9に示すように当接部71の当接によって係止部材61が変位すると、突起62が孔21内に没入し、突起62とネジ41との係止が解除され、図10に示すように第1のロック機構60のロックが解除されるようになっている。
第2のロック機構80は、シャフト20の基端に固定された第1のロック部材81と、柄10内に固定された第2のロック部材82と、第1のロック部材81に設けられた係止部材83と、第2のロック部材82に設けられた多数の係止部84とからなり、第1のロック部材81は第2のロック部材82内に摺動自在に挿入されている。第1のロック部材81は幅方向両側が直角に屈曲するように形成され、第2のロック部材82は角筒状に形成されている。係止部材83は幅方向両側が直角に屈曲するように形成され、第1のロック部材81の両側面に支軸83aを介して回動自在に取り付けられている。この場合、係止部材83は、支軸83aに取り付けられたコイル状のバネ83bによって第1のロック部材81の外側に回動するように付勢されている。各係止部84は柄10及びシャフト20の軸方向に配列され、第2のロック部材82の内面に固定された第3のロック部材85に一体に形成されている。この場合、各係止部84は、柄10及びシャフト20の軸方向一方のみで係止部材83が係止する山形の突起からなる。即ち、第1のロック部材81が第2のロック部材82内に配置されると、図11に示すように係止部材83がバネ84によって第3のロック部材85に圧接し、何れか一つの係止部84に係止するようになっている。
第2のロック機構80では、図12に示すようにシャフト20が柄10の基端側(軸方向他方)に移動すると、係止部材83がバネ83bに抗して係止部84を乗り越えるように変位しながら第3のロック部材85上を任意の位置まで移動するようになっている。また、柄10の先端側(軸方向一方)へのシャフト20の移動に対しては、係止部材83が係止部84に係止し、同方向へのシャフト20の移動が規制され、各アーム4の開く方向への回動が規制されるようになっている。
第2のロック解除機構90は、第2のロック機構80の係止部材83と各係止部84との間に挿入可能な係止解除部材91と、係止解除部材91を柄10の軸方向に移動させる操作部92とからなる。係止解除部材91は互いに幅方向に間隔をおいて配置された一対の棒状部材からなり、その先端は尖鋭に形成されている。操作部92は手指で把持可能な円柱状の部材からなり、柄10の外側に配置されている。この場合、柄10の周面には軸方向に延びる長孔12が設けられており、操作部92は棒状の連結部材92aを介して係止解除部材91の基端側に連結されている。操作部92はバネ93によって柄10の基端側に付勢されており、操作部92を柄10の先端側に向かって移動すると、操作部92がバネ93によって柄10の基端側に戻るようになっている。バネ93は一端を操作部92に連結され、他端を柄10の基端側に連結されている。また、柄10の外側には長孔12を覆うカバー部材94が設けられている。カバー部材94は柄10の外周面に摺動自在に設けられた円筒状の部材からなり、連結部材92aはカバー部材93の周面に設けられた孔94aに挿通されている。この場合、操作部92を長孔12に沿って移動させると、カバー部材94も操作部92と共に移動するようになっている。
第2のロック解除機構90では、操作部92を長孔12に沿って柄10の先端側(軸方向一方)に移動すると、図13に示すように係止解除部材91が係止部材83と係止部84との間に挿入されて係止部材83と係止部84との係止が解除され、図14に示すように第2のロック機構80のロックが解除されるようになっている。
以上のように構成された刺股1においては、図1に示すように各アーム30を所定位置まで開くことにより、第1のロック機構60によって各アーム30が開いた状態でロックされる。ここで、例えば学校等の施設に侵入した暴漢等の相手Bを制圧しようとする場合、図15に示すように使用者Aは柄10が略水平になるように持って構える。次に、図16に示すように各アーム30の間に拘束対象者としての相手Bを位置させるとともに、押付部材50の押圧部51を相手Bに押し付けることにより、図中白抜き矢印で示すように押付部材50にシャフト20側への押圧力を加える。これにより、押付部材50がシャフト20内に押し込まれ、第1のロック解除機構70によって第1のロック機構60のロックが解除される。第1のロック機構60のロックが解除されると、図10に示すようにシャフト20が柄10の基端側に向かって移動し、図17に示すように各アーム30が相手Bを包み込むように閉じる。その際、第2のロック機構80によって各アーム30が閉じた状態でロックされるので、相手Bは各アーム30を開くことができず、各アーム30によって相手Bが拘束される。これにより、使用者Aは、相手Bを取り押さえることもできるが、そのまま放置して逃げてもよい。その場合、相手Bには刺股1が組み付いたままになっているので、使用者Aを追いかけようとしても刺股1が邪魔になり、使用者Aが相手Bから逃げやすくなる。
一方、開いた各アーム30の間に相手Bを位置させる前に、図18に示すように相手Bに各アーム30を掴まれた場合でも、各アーム30は第1のロック機構60によって開いた状態でロックされているため、押付部材50を押し込まない限り、図中白抜き矢印で示すように相手Bが各アーム30を持って閉じることはできない。これにより、相手Bに各アーム30を閉じられて相手Bを拘束することができなくなることはない。
また、閉じた各アーム30を開いた状態に戻す場合は、図13に示すように第2のロック解除機構90の操作部92を柄10の先端側に向かって移動させると、第2のロック機構80のロックが解除され、図14に示すようにシャフト20が移動し、図1に示すように各アーム30が所定の回動位置まで開く。
このように、本実施形態の刺股によれば、所定の回動位置まで開いた各アーム30の閉じる方向への回動を規制する第1のロック機構60と、押付部材50をシャフト20に対して所定位置まで押し込むことにより第1のロック機構60のロックを解除する第1のロック解除機構70とを備えているので、相手Bに各アーム30を持って閉じられることがなく、各アーム30の間に相手Bを位置させるまで各アーム30を開いた状態に保持することができる。これにより、各アーム30の間に相手Bを位置させる前に、相手Bに各アーム30を閉じられて相手Bを拘束することができなくなることがなく、暴漢等の相手Bを制圧する場合に極めて有利である。
また、各アーム30の間に位置する相手Bに押付部材50を押し付けて各アーム30を閉じると、第2のロック機構80によって各アーム30の開く方向への回動が規制されるので、相手Bは各アーム30を開くことができず、各アーム30によって相手Bを強固に拘束することができる。
この場合、第2のロック機構80は、シャフト20の軸方向に配列された多数の係止部84を有しているので、係止部材83と係止部84との係止位置の間隔を細かく多段階にすることができ、相手Bの体型や体格に応じて各アーム30を緩みなく相手Bに圧着することができる。
更に、操作部92の操作により第2のロック機構80のロックを解除する第2のロック解除機構90を備えているので、例えば刺股1の使用訓練時に訓練相手を各アーム30で拘束した後、第2のロック解除機構90によって速やかに各アーム30のロックを解除することができ、刺股1の使用訓練を円滑に行うことができる。
また、操作部92を移動させるための長孔12を柄10の外周面に設けたカバー部材94によって覆うようにしたので、外部のゴミ等の異物が長孔12から柄10の内部に侵入することがなく、異物の侵入による動作不良を効果的に防止することができる。
1…刺股、10…柄、20…シャフト、30…アーム、40…リンク、50…押付部材、60…第1のロック機構、61…係止部材、70…第1のロック解除機構、80…第2のロック機構、83…係止部材、84…係止部、90…第2のロック解除機構、92…操作部、94…カバー部材。

Claims (7)

  1. 使用者が把持する柄と、柄に軸方向に摺動自在に設けられた摺動部材と、一端を摺動部材に回動自在に連結された一対のアームと、柄の先端側と各アームとを連結するリンクとを備え、摺動部材の先端側を拘束対象者に押し付けると、摺動部材が柄に対して移動するとともに、各アームがリンク及び摺動部材に連動して閉じるようにした刺股において、
    前記摺動部材の先端側に軸方向に移動自在に設けられ、拘束対象者への押し付け方向に付勢された押付部材と、
    所定の回動位置まで開いた各アームの閉じる方向への回動を規制する第1のロック機構と、
    押付部材を摺動部材に対して所定位置まで押し込むことにより第1のロック機構のロックを解除する第1のロック解除機構と、
    任意の位置まで閉じた各アームの開く方向への回動を規制する第2のロック機構と、
    所定の操作により第2のロック機構のロックを解除する第2のロック解除機構とを備えた
    ことを特徴とする刺股。
  2. 前記第1のロック機構は、柄及び摺動部材の一方に設けられた係止部材と、柄及び摺動部材の他方に設けられた係止部とを有し、各アームの開く方向への回動により摺動部材が柄に対して軸方向の所定位置まで摺動すると、係止部材が係止部に係止し、各アームの閉じる方向への摺動部材の移動が規制されるように構成されている
    ことを特徴とする請求項1記載の刺股。
  3. 前記第1のロック解除機構は、押付部材に設けられた当接部を有し、押付部材が摺動部材に対して所定位置まで押し込まれると、当接部が第1のロック機構の係止部材に当接し、係止部材と係止部との係止が解除されるように構成されている
    ことを特徴とする請求項2記載の刺股。
  4. 前記第2のロック機構は、柄及び摺動部材の一方に固定された係止部材と、柄及び摺動部材の他方に軸方向に配列された複数の係止部とを有し、各アームの閉じる方向への回動により摺動部材が柄に対して軸方向に摺動すると、係止部材が係止部に係止し、各アームの開く方向への摺動部材の移動が規制されるように構成されている
    ことを特徴とする請求項1、2または3記載の刺股。
  5. 前記第2のロック解除機構は、第2のロック機構の係止部材と係止部との間に挿入可能な係止解除部材と、係止解除部材を柄の軸方向に移動させる操作部とを有し、操作部を柄の軸方向に移動すると、係止解除部材が係止部材と係止部との間に挿入され、係止部材と係止部との係止が解除されるように構成されている
    ことを特徴とする請求項4記載の刺股。
  6. 前記操作部が柄に設けた長孔に沿って移動するように設けられている
    ことを特徴とする請求項5記載の刺股。
  7. 前記柄の長孔を覆うカバー部材を備え、
    カバー部材が操作部と共に柄に沿って移動するように設けられている
    ことを特徴とする請求項6記載の刺股。
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