JP2006308266A - 刺股 - Google Patents
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Abstract
【課題】 挟んで捕獲することにより、捕獲者の自由な動きや反撃を阻止して、腕力の弱い者にも使用できる刺股の提供を目的とする。
【解決手段】 筒体よりなる支柱の一端に設けた湾曲状の固定アームと、この固定アームと対をなし、常に閉じる方向に付勢されて回転可能に形成すると共に、この付勢力に抗して開いた状態を維持する可動アームとで捕獲挟みを形成した。
この捕獲挟みをその一端に設けた支柱の他端側に、前記可動アームを作動させる操作手段を設けることで刺股とした。
このような刺股によれば、開いた状態の捕獲挟みで、捕獲対象者をねらって押圧すると共に、操作手段により捕獲挟みを作動して挟むことにより、相手の体から刺股が離れないようにした。
【選択図】 図1
【解決手段】 筒体よりなる支柱の一端に設けた湾曲状の固定アームと、この固定アームと対をなし、常に閉じる方向に付勢されて回転可能に形成すると共に、この付勢力に抗して開いた状態を維持する可動アームとで捕獲挟みを形成した。
この捕獲挟みをその一端に設けた支柱の他端側に、前記可動アームを作動させる操作手段を設けることで刺股とした。
このような刺股によれば、開いた状態の捕獲挟みで、捕獲対象者をねらって押圧すると共に、操作手段により捕獲挟みを作動して挟むことにより、相手の体から刺股が離れないようにした。
【選択図】 図1
Description
本発明は、その先端部に設けた捕獲挟みが捕獲者から外れることなく、操作者が手を離しても、捕獲者の自由な動きを阻止するように改善した刺股に関する。
刺股を形成するアームの一部が、可動するようにした従来例としては、U字形刺股の両先端部で、U字形の内方にのみ旋回可動するアームを設けたものがある。この可動アームは1対よりなり、U字形の開放端を塞ぐように対向配置している。
この1対の可動アームで捕獲対象者を押圧すると、可動アームがU字内に旋回可動して対象者をU字内に捕獲すると共に、可動アームは旋回によって押圧力が取り除かれて、元の位置へ復帰するものである。
すなわち、この可動アームは捕獲者を、U字内から逃げられないようにするためのものである。(例えば特許文献1参照)
また、他の従来例としては、長竿の先端部に設けた突出部で、捕獲対象者を押圧することにより、開いた状態の刺股が輪形に閉じて、その内側で捕獲するものもある。(例えば特許文献2参照)
実用新案登録第3085824号公報(第2頁、図3) 特開2000−230800号公報(第3頁、図2)
この1対の可動アームで捕獲対象者を押圧すると、可動アームがU字内に旋回可動して対象者をU字内に捕獲すると共に、可動アームは旋回によって押圧力が取り除かれて、元の位置へ復帰するものである。
すなわち、この可動アームは捕獲者を、U字内から逃げられないようにするためのものである。(例えば特許文献1参照)
また、他の従来例としては、長竿の先端部に設けた突出部で、捕獲対象者を押圧することにより、開いた状態の刺股が輪形に閉じて、その内側で捕獲するものもある。(例えば特許文献2参照)
特許文献1に示す刺股は、捕獲者が入ったU字形内で、可動アームが復帰するための空間が必要であるから、捕獲者はU字形内で自由に動ける状態である。
従って、この刺股は、捕獲者と被捕獲者との間隔を保つだけのものであり、捕獲したとはいえども自由に動くことができて、反撃されやすい刺股である。
まして、力の強い相手であれば、1本の棒体よりなる柄を握っただけの被捕獲者よりも、U字を形成する2本のアーム部を保持できる捕獲者に、刺股を奪われてしまう恐れもあって、有効な捕獲道具ではなかった。
特許文献2に示す刺股形の捕獲道具も、捕獲対象者のいろいろな体格を考慮すると、直径の大きな輪形に形成しなければならなかった。その結果、輪形内で自由に動ける空間が生じてしまうので、特許文献1と同様の欠点を有するものであった。
すなわち、特許文献1及び特許文献2で示した従来例は、捕獲対象者を押圧することで、捕獲することができるという特徴はあるが、反撃されやすくて、腕力の弱いものが強いものに対応できる道具ではなかった。
また、これらの刺股は、捕獲者の胴体をねらって捕獲するものであり、先端部が大形になってしまうという欠点もあった。
本発明は、このような欠点を解消するためになされたものであり、先端部を小形化するために、腕や脚をねらって挟んだ状態で捕獲できると共に、腕力の弱い者にも使用できるようにした刺股の提供を目的とする。
従って、この刺股は、捕獲者と被捕獲者との間隔を保つだけのものであり、捕獲したとはいえども自由に動くことができて、反撃されやすい刺股である。
まして、力の強い相手であれば、1本の棒体よりなる柄を握っただけの被捕獲者よりも、U字を形成する2本のアーム部を保持できる捕獲者に、刺股を奪われてしまう恐れもあって、有効な捕獲道具ではなかった。
特許文献2に示す刺股形の捕獲道具も、捕獲対象者のいろいろな体格を考慮すると、直径の大きな輪形に形成しなければならなかった。その結果、輪形内で自由に動ける空間が生じてしまうので、特許文献1と同様の欠点を有するものであった。
すなわち、特許文献1及び特許文献2で示した従来例は、捕獲対象者を押圧することで、捕獲することができるという特徴はあるが、反撃されやすくて、腕力の弱いものが強いものに対応できる道具ではなかった。
また、これらの刺股は、捕獲者の胴体をねらって捕獲するものであり、先端部が大形になってしまうという欠点もあった。
本発明は、このような欠点を解消するためになされたものであり、先端部を小形化するために、腕や脚をねらって挟んだ状態で捕獲できると共に、腕力の弱い者にも使用できるようにした刺股の提供を目的とする。
上記不具合を解決するために、本発明は次のような構成としている。
請求項1に記載した刺股は、筒体よりなる支柱の一端に設けた湾曲状の固定アームと、この固定アームと対をなし、常に閉じる方向に付勢されて回動可能に形成すると共に、この付勢力に抗して、開いた状態を維持するように設定した可動アームとを有する捕獲挟みを設けた。
この捕獲挟みをその一端に設けた支柱の他端側には、前記可動アームを作動する第1の操作体を備えた操作手段を設けることで刺股とした。
このような刺股によれば、開いた状態の捕獲挟みで、捕獲対象者の脚などをねらって押圧すると共に、第1の操作体を作動させることにより、捕獲挟みで脚を挟みつけて、手を離したとしても、刺股が離れないようにしたものである。
請求項2に記載した刺股は、請求項1に記載した刺股に、捕獲挟みを形成する可動アームの付勢力を調整するために、第2の操作体を付加した操作手段を設けた。
このような刺股によれば、可動アームの付勢力を調整できるから、使用中にも増締めなどの操作が可能で、反撃を容易に阻止することができる。
請求項3に記載した刺股は、請求項2に記載した可動アームの付勢力に対して、その強弱を判別可能にして第2の操作体とした。
このような刺股によれば、可動アームの付勢力が判別できるから、捕獲者への対応が容易になる。
請求項1に記載した刺股は、筒体よりなる支柱の一端に設けた湾曲状の固定アームと、この固定アームと対をなし、常に閉じる方向に付勢されて回動可能に形成すると共に、この付勢力に抗して、開いた状態を維持するように設定した可動アームとを有する捕獲挟みを設けた。
この捕獲挟みをその一端に設けた支柱の他端側には、前記可動アームを作動する第1の操作体を備えた操作手段を設けることで刺股とした。
このような刺股によれば、開いた状態の捕獲挟みで、捕獲対象者の脚などをねらって押圧すると共に、第1の操作体を作動させることにより、捕獲挟みで脚を挟みつけて、手を離したとしても、刺股が離れないようにしたものである。
請求項2に記載した刺股は、請求項1に記載した刺股に、捕獲挟みを形成する可動アームの付勢力を調整するために、第2の操作体を付加した操作手段を設けた。
このような刺股によれば、可動アームの付勢力を調整できるから、使用中にも増締めなどの操作が可能で、反撃を容易に阻止することができる。
請求項3に記載した刺股は、請求項2に記載した可動アームの付勢力に対して、その強弱を判別可能にして第2の操作体とした。
このような刺股によれば、可動アームの付勢力が判別できるから、捕獲者への対応が容易になる。
本発明によれば刺股の先端部で捕獲対象者を、挟みつけることができるようにしたことにより、以下の効果を得ることができた。
すなわち、捕獲挟みで挟むことによって、刺股が捕獲者から外れることがないので、操作者の手から刺股が離れたとしても、刺股と合体した捕獲者には邪魔になって、自由を奪われてしまうことになる。
脚などを挟んだ状態で、刺股の柄の先端を上下や左右方向などに動かすと、固定アームと可動アームとで、捕獲者に痛みを与えることもできて、あばれた場合の対応が容易であり、腕力の弱い者でも操作することができる。
更に、使用中でも付勢力を調整することが可能であるから、使用者の大きな味方となる。
胴を挟む刺股でも良いが、腕や脚などの細い部分を挟むことによって、先端部の捕獲挟みを小型、軽量化することができる。先端部が重いと、柄を保持する両手の間隔を広げる必要があり、捕獲者との間が近くなってしまう。そこで柄を長くして対応すると、更に重くなって操作も困難になる。
よって本願の刺股の如く、先端部を小型化できる刺股は非常に有効である等の効果が得られた。
すなわち、捕獲挟みで挟むことによって、刺股が捕獲者から外れることがないので、操作者の手から刺股が離れたとしても、刺股と合体した捕獲者には邪魔になって、自由を奪われてしまうことになる。
脚などを挟んだ状態で、刺股の柄の先端を上下や左右方向などに動かすと、固定アームと可動アームとで、捕獲者に痛みを与えることもできて、あばれた場合の対応が容易であり、腕力の弱い者でも操作することができる。
更に、使用中でも付勢力を調整することが可能であるから、使用者の大きな味方となる。
胴を挟む刺股でも良いが、腕や脚などの細い部分を挟むことによって、先端部の捕獲挟みを小型、軽量化することができる。先端部が重いと、柄を保持する両手の間隔を広げる必要があり、捕獲者との間が近くなってしまう。そこで柄を長くして対応すると、更に重くなって操作も困難になる。
よって本願の刺股の如く、先端部を小型化できる刺股は非常に有効である等の効果が得られた。
本発明について、図面を参照して説明する。図1は本発明の刺股を示す斜視図、図2は図1の一部を破断して示す分解斜視図である。
図1で示すように本発明の刺股10は、支柱12の一端に設けられて、捕獲対象者を挟んで捕まえる捕獲挟み20と、この捕獲挟みを作動するために、支柱の他端側に設けた操作手段50とからなる。
図2で示すように、捕獲挟み20は、固定アーム21と可動アーム41とからなり、操作手段50を操作すると、図1の点線で示すように可動アーム41が、図中の矢印で示す方向に回転して挟むことができる。
更に、図面からも判明するように、固定アーム21は2枚の同一形状よりなる板体を、互いに少し離間させて重ね合せたものであり、この間に可動アーム41の一部が、挟み込まれるように回転することで、捕獲対象者を捕まえるように形成している。
また、操作手段50は図2で示すように、捕獲挟み20を作動させるための第1の操作体51と、捕獲挟み20の挟む力を調整するための第2の操作体60とからなる。
このような刺股10を構成する支柱12と捕獲挟み20、及び操作手段50とについて、更に詳細に説明する。
図1で示すように本発明の刺股10は、支柱12の一端に設けられて、捕獲対象者を挟んで捕まえる捕獲挟み20と、この捕獲挟みを作動するために、支柱の他端側に設けた操作手段50とからなる。
図2で示すように、捕獲挟み20は、固定アーム21と可動アーム41とからなり、操作手段50を操作すると、図1の点線で示すように可動アーム41が、図中の矢印で示す方向に回転して挟むことができる。
更に、図面からも判明するように、固定アーム21は2枚の同一形状よりなる板体を、互いに少し離間させて重ね合せたものであり、この間に可動アーム41の一部が、挟み込まれるように回転することで、捕獲対象者を捕まえるように形成している。
また、操作手段50は図2で示すように、捕獲挟み20を作動させるための第1の操作体51と、捕獲挟み20の挟む力を調整するための第2の操作体60とからなる。
このような刺股10を構成する支柱12と捕獲挟み20、及び操作手段50とについて、更に詳細に説明する。
図3は図2で示した捕獲挟みを分解して示す斜視図、図4は図2で示した捕獲挟みの要部を示す一部分解斜視図である。
図3を参照して捕獲挟み20を形成する固定アーム21と可動アーム41とについて説明する。
固定アーム21は、アーム本体A22とアーム本体B32との2枚からなる。アーム本体A22は、円柱突起よりなる回転軸23を設けた板体の一部から、湾曲したアーム24を延出すると共に、このアーム24と対向する他端側には、前述した支柱12に取付けるために孔26付きの取付片25を設けている。
アーム本体B32は、アーム本体A22に設けた回転軸23へ挿入する軸孔33を設けた板体の一部から、アーム本体A22と同様に、湾曲したアーム34を延出すると共に、このアーム34と対向する他端側には、支柱12に取付けるために孔36付きの取付片35を設けている。
また、アーム本体Aのアーム24には、可動アーム41が、回転した場合のストッパとなる柱状突起30を設けている。
図3を参照して捕獲挟み20を形成する固定アーム21と可動アーム41とについて説明する。
固定アーム21は、アーム本体A22とアーム本体B32との2枚からなる。アーム本体A22は、円柱突起よりなる回転軸23を設けた板体の一部から、湾曲したアーム24を延出すると共に、このアーム24と対向する他端側には、前述した支柱12に取付けるために孔26付きの取付片25を設けている。
アーム本体B32は、アーム本体A22に設けた回転軸23へ挿入する軸孔33を設けた板体の一部から、アーム本体A22と同様に、湾曲したアーム34を延出すると共に、このアーム34と対向する他端側には、支柱12に取付けるために孔36付きの取付片35を設けている。
また、アーム本体Aのアーム24には、可動アーム41が、回転した場合のストッパとなる柱状突起30を設けている。
可動アーム41は、アーム本体A22に設けた回転軸23に取付けるための軸孔43を設けた歯車42と、この歯車の一端から延出して設けた湾曲状のアーム44と、このアームの根本からアームとは逆方向に突出させた突出片46とからなる。
この突出片46に孔47を設けて、第2の操作体60に接続したワイヤを、取付けることができるもので詳細は後述する。
これらのアーム本体A22と可動アーム41、及びアーム本体B32とを組立てるには、アーム本体A22に設けた回転軸23に、可動アーム41に設けた軸孔43を挿入するが、可動アーム41の両側には、可動アームの回転をなめらかにするための、スペーサ40を取付けている。スペーサ40は磨耗が少なく滑りの良い材質であり、可動アーム41と固定アーム21との間隙を形成するものである。
更にこの状態からアーム本体B32に設けた軸孔33を挿入して、捕獲挟み20の骨格を形成するものである。
このように組合せした可動アーム41は、操作手段50により作動させるものであるが、操作手段50の一部は、捕獲挟み20内に配設されており、これについて説明する。
この突出片46に孔47を設けて、第2の操作体60に接続したワイヤを、取付けることができるもので詳細は後述する。
これらのアーム本体A22と可動アーム41、及びアーム本体B32とを組立てるには、アーム本体A22に設けた回転軸23に、可動アーム41に設けた軸孔43を挿入するが、可動アーム41の両側には、可動アームの回転をなめらかにするための、スペーサ40を取付けている。スペーサ40は磨耗が少なく滑りの良い材質であり、可動アーム41と固定アーム21との間隙を形成するものである。
更にこの状態からアーム本体B32に設けた軸孔33を挿入して、捕獲挟み20の骨格を形成するものである。
このように組合せした可動アーム41は、操作手段50により作動させるものであるが、操作手段50の一部は、捕獲挟み20内に配設されており、これについて説明する。
捕獲挟み20の内部構造について説明する。
図4で示すように、アーム本体A22にスペーサ40を介して可動アーム41を取付ける。この可動アームの突出片46には、第2の操作体60に接続するワイヤを取付けると共に、ばねによって図中の矢印Fで示す方向に、常に付勢されることで可動アーム41には、図中の矢印Aで示す方向に閉じる力が付与されている。
可動アーム41の閉じる力を阻止したり、閉じた状態を維持したりするように設定するのが、捕獲挟み20内に設けた第1の操作体51の一部であり、2種類のストッパからなる。すなわち、可動アームの閉じる動きを阻止する第1ストッパ70と、可動アームが作動して閉じると共に、この閉じた状態を維持する第2ストッパ80とである。
これらのストッパを作動させる2本のワイヤは、途中で一体化されて、図中の矢印Bで示す方向に引っ張られることで、可動アーム41の作動が行われるものであり、これについては図5を参照して、更に詳細に説明する。
図4で示すように、アーム本体A22にスペーサ40を介して可動アーム41を取付ける。この可動アームの突出片46には、第2の操作体60に接続するワイヤを取付けると共に、ばねによって図中の矢印Fで示す方向に、常に付勢されることで可動アーム41には、図中の矢印Aで示す方向に閉じる力が付与されている。
可動アーム41の閉じる力を阻止したり、閉じた状態を維持したりするように設定するのが、捕獲挟み20内に設けた第1の操作体51の一部であり、2種類のストッパからなる。すなわち、可動アームの閉じる動きを阻止する第1ストッパ70と、可動アームが作動して閉じると共に、この閉じた状態を維持する第2ストッパ80とである。
これらのストッパを作動させる2本のワイヤは、途中で一体化されて、図中の矢印Bで示す方向に引っ張られることで、可動アーム41の作動が行われるものであり、これについては図5を参照して、更に詳細に説明する。
図5は図4の組立を示す説明図、図6は図5の動作を示す説明図、図7は図6で示す可動アームのロック状態を示す説明図である。
図5で示すように組立てたアーム本体A22と可動アーム41とは、アーム本体A22に設けた第1ストッパ70と第2ストッパ80とにより、閉じる方向に付勢された可動アーム41を開いた状態に維持している。
第1ストッパ70は、可動アーム41の一端に設けた突出片46に当接して、可動アーム41の回転を阻止する回転体A71と、この回転体Aを一方向に付勢するばね76と、このばねの位置を位置決めする取付具77とからなり、これらの部品は、ワイヤ74を介して組立している。
この第1ストッパ70を形成する回転体71とばね76、及び取付具77などについて、更に詳細に説明する。
回転体A71は、断面がコ字形で、そのコ字形の開放端側を、互いに離間する方向に延出させた形状であり、コ字形の底面に設けた軸72を中心として、その両端が回動するようにアーム本体A22に取付けている。
この回転体A71の一端側の側面には、アーム本体A22から柱状の突起75を突出させており、この突起75で回転体A71の一方の動きを阻止している。
よって、第1ストッパ70を作動した場合に、回転体A71が図中の矢印で示すC方向に回転して、操作が完了すると柱状の突起75に当接することで、元の位置に回転体A71が復帰するように設定している。
ばね76は、コイル状のスプリングよりなり、取付具77に位置決めされて、回転体A71の端部側面に当接して、回転体A71を図中の矢印Fで示す方向に、押圧するように付勢している。
取付具77は、断面がL形の形状よりなり、アーム本体A22に固着されて、ばね76の一端と当接するように配設している。
ワイヤ74は、金属製の線条よりなり、回転体A71の端部に固着され、コイルスプリングの内部と取付具77に設けた孔とを介して、前述した第1の操作体51に接続している。
このように形成した第1ストッパ70は、図5で示す図中の矢印B方向にワイヤ74が引かれると、ばね76が縮んで回転体A71側の一端も、軸72を中心としてばねの縮む方向と同方向に回転する。従って、回転体A71の他端側は、図中の矢印Cで示す方向に回転することになる。
その結果図6で示すように、可動アーム41に設けた突出片46と、回転体A71との係止状態が解除されて、閉じる方向に付勢された可動アーム41が、図6で示した矢印A方向に回転する。
図5で示すように組立てたアーム本体A22と可動アーム41とは、アーム本体A22に設けた第1ストッパ70と第2ストッパ80とにより、閉じる方向に付勢された可動アーム41を開いた状態に維持している。
第1ストッパ70は、可動アーム41の一端に設けた突出片46に当接して、可動アーム41の回転を阻止する回転体A71と、この回転体Aを一方向に付勢するばね76と、このばねの位置を位置決めする取付具77とからなり、これらの部品は、ワイヤ74を介して組立している。
この第1ストッパ70を形成する回転体71とばね76、及び取付具77などについて、更に詳細に説明する。
回転体A71は、断面がコ字形で、そのコ字形の開放端側を、互いに離間する方向に延出させた形状であり、コ字形の底面に設けた軸72を中心として、その両端が回動するようにアーム本体A22に取付けている。
この回転体A71の一端側の側面には、アーム本体A22から柱状の突起75を突出させており、この突起75で回転体A71の一方の動きを阻止している。
よって、第1ストッパ70を作動した場合に、回転体A71が図中の矢印で示すC方向に回転して、操作が完了すると柱状の突起75に当接することで、元の位置に回転体A71が復帰するように設定している。
ばね76は、コイル状のスプリングよりなり、取付具77に位置決めされて、回転体A71の端部側面に当接して、回転体A71を図中の矢印Fで示す方向に、押圧するように付勢している。
取付具77は、断面がL形の形状よりなり、アーム本体A22に固着されて、ばね76の一端と当接するように配設している。
ワイヤ74は、金属製の線条よりなり、回転体A71の端部に固着され、コイルスプリングの内部と取付具77に設けた孔とを介して、前述した第1の操作体51に接続している。
このように形成した第1ストッパ70は、図5で示す図中の矢印B方向にワイヤ74が引かれると、ばね76が縮んで回転体A71側の一端も、軸72を中心としてばねの縮む方向と同方向に回転する。従って、回転体A71の他端側は、図中の矢印Cで示す方向に回転することになる。
その結果図6で示すように、可動アーム41に設けた突出片46と、回転体A71との係止状態が解除されて、閉じる方向に付勢された可動アーム41が、図6で示した矢印A方向に回転する。
図5及び図6で示すように第2ストッパ80は、可動アーム41に設けた歯車42に当接する回転体B81と、この回転体Bの回動を一方向に付勢するばね86と、このばねの位置を位置決めする取付具87とからなり、これらの部品はワイヤ84を介して組立している。
この第2ストッパ80を形成する回転体B81とばね86、及び取付具87について説明する。
回転体B81は、前述した軸を中心部に設けた回転体A71とは異なり、回転体Bの一端に設けた軸82を中心として、時計の針の如く回転させて、アーム本体に設けている。
この回転体B81の先端部側には、図6で示すように三角状の突起83が設けられて、可動アーム41に設けた歯車42に噛み合うように形成している。
このような第2ストッパ80も、前述したワイヤ74と同様のワイヤ84により、それぞれの部品が組み合されると共に、第1ストッパのワイヤ74と一体化されて、第1の操作体51に接続されるものである。
この第2ストッパ80を形成する回転体B81とばね86、及び取付具87について説明する。
回転体B81は、前述した軸を中心部に設けた回転体A71とは異なり、回転体Bの一端に設けた軸82を中心として、時計の針の如く回転させて、アーム本体に設けている。
この回転体B81の先端部側には、図6で示すように三角状の突起83が設けられて、可動アーム41に設けた歯車42に噛み合うように形成している。
このような第2ストッパ80も、前述したワイヤ74と同様のワイヤ84により、それぞれの部品が組み合されると共に、第1ストッパのワイヤ74と一体化されて、第1の操作体51に接続されるものである。
このように構成した第1ストッパ70は、図5で示すように可動アーム41に設けた突出片76に当接して、可動アームの閉じる方向を阻止している。
また、第2ストッパ80も、同じく図5で示すように可動アーム41に設けた歯車42と噛み合って、可動アーム41の閉じる方向を阻止している。要はこれらの2つのストッパにより、可動アーム41が開いた状態を維持させているものであるが、第2ストッパ80には、更にもう1つの作用を持たせており、これについて図7を参照して説明する。
詳細は後述するが、第1の操作体51を形成するレバーを手で握って操作すると、第1ストッパ70と第2ストッパ80とが同時に作動して、図6で示すように可動アーム41が閉じる方向に回転する。レバーを操作した後で手を離すと、レバーが復帰すると共に、第1ストッパと第2ストッパとに設けたばねの作用によって、それぞれの回転体A及び回転体Bも元の位置に復帰する。図7は回転体B81が復帰した状態を示しているものである。
可動アーム41は、常に閉じる方向に付勢されており、可動アームに対して、第2ストッパを形成する回転体B81が、図7で示すように当接する。可動アーム41には歯車42が設けられているから、閉じた状態の歯車に対して、回転体B81に設けた三角状の突起83が、噛み合うことになる。この状態は可動アーム41の回転を阻止するように設定することになるものである。尚、この歯車42はラチエット形であり、一方向の回転すなわち、可動アーム41の開く方向の回転を阻止するように形成した歯車である。
換言すれば、常に閉じる方向に付勢力が与えられながら閉じた状態の可動アーム41に対して、更に無理に開く方向に動かそうとしても、歯車42と回転体B81との噛み合いによって、開く方向の回転を更に阻止することができるものである。
また、第2ストッパ80も、同じく図5で示すように可動アーム41に設けた歯車42と噛み合って、可動アーム41の閉じる方向を阻止している。要はこれらの2つのストッパにより、可動アーム41が開いた状態を維持させているものであるが、第2ストッパ80には、更にもう1つの作用を持たせており、これについて図7を参照して説明する。
詳細は後述するが、第1の操作体51を形成するレバーを手で握って操作すると、第1ストッパ70と第2ストッパ80とが同時に作動して、図6で示すように可動アーム41が閉じる方向に回転する。レバーを操作した後で手を離すと、レバーが復帰すると共に、第1ストッパと第2ストッパとに設けたばねの作用によって、それぞれの回転体A及び回転体Bも元の位置に復帰する。図7は回転体B81が復帰した状態を示しているものである。
可動アーム41は、常に閉じる方向に付勢されており、可動アームに対して、第2ストッパを形成する回転体B81が、図7で示すように当接する。可動アーム41には歯車42が設けられているから、閉じた状態の歯車に対して、回転体B81に設けた三角状の突起83が、噛み合うことになる。この状態は可動アーム41の回転を阻止するように設定することになるものである。尚、この歯車42はラチエット形であり、一方向の回転すなわち、可動アーム41の開く方向の回転を阻止するように形成した歯車である。
換言すれば、常に閉じる方向に付勢力が与えられながら閉じた状態の可動アーム41に対して、更に無理に開く方向に動かそうとしても、歯車42と回転体B81との噛み合いによって、開く方向の回転を更に阻止することができるものである。
可動アーム41は、常に閉じる方向に付勢されており、可動アームに設けた突出片46から、ワイヤとばねとを介して第2の操作体60に接続したことは、図4でも説明したがこの付勢力は、調整できるように設定されている。これについて図面を参照して、更に詳細に説明する。
図8は可動アームと第2の操作体との接続機構を示す説明図である。
可動アーム41と第2の操作体60とを接続する接続機構90は、図8で示すように、可動アーム41に設けた突出片46に接続するワイヤ91と、このワイヤと接合したコイル状のばね92と、このばねと接続具を介して取付けた帯状の紐よりなる帯体93とで形成している。
この帯体93の一端に設けた接続部98を、第2の操作体に接続して、図中の矢印方向に引くと、ばね92が伸びて可動アーム41の閉じる方向の付勢力が大きくなる。
また、この帯体93の接続部98側には、付勢力の強弱を示す標示94を設けている。
この標示は色別や文字などを用いて示すが、図8の例では、ばね側から強95、中96、弱97のように色別で標示94しており、後述する支柱に設けた窓から、標示94を判別しながら、第2の操作体60で付勢力の増減を可能に設定している。 このように形成した接続機構90を内蔵させる支柱12について、図面を参照して説明する。
図8は可動アームと第2の操作体との接続機構を示す説明図である。
可動アーム41と第2の操作体60とを接続する接続機構90は、図8で示すように、可動アーム41に設けた突出片46に接続するワイヤ91と、このワイヤと接合したコイル状のばね92と、このばねと接続具を介して取付けた帯状の紐よりなる帯体93とで形成している。
この帯体93の一端に設けた接続部98を、第2の操作体に接続して、図中の矢印方向に引くと、ばね92が伸びて可動アーム41の閉じる方向の付勢力が大きくなる。
また、この帯体93の接続部98側には、付勢力の強弱を示す標示94を設けている。
この標示は色別や文字などを用いて示すが、図8の例では、ばね側から強95、中96、弱97のように色別で標示94しており、後述する支柱に設けた窓から、標示94を判別しながら、第2の操作体60で付勢力の増減を可能に設定している。 このように形成した接続機構90を内蔵させる支柱12について、図面を参照して説明する。
図9は図1で示した支柱を一部破断して示す斜視図である。
支柱12は筒体よりなり、その一端には捕獲挟み20を取付ける取付孔18が設けられ、図示しないネジやボルト及びナット等により固着する。
また、支柱の他端側には、図1で示した操作手段50を取付けるための取付孔15と取付孔16とを、必要数に応じて設けており、捕獲挟み20の取付と同様にネジ類を用いて固着する。これらの取付孔に隣接して窓14を設けると共に、図8で示した帯体93をこの窓から引出して、第2の操作体に取付けている。尚、この窓14は帯体93に設けた標示94を確認するための窓でもある。
このように形成した支柱に取付けする操作手段50について説明する。
支柱12は筒体よりなり、その一端には捕獲挟み20を取付ける取付孔18が設けられ、図示しないネジやボルト及びナット等により固着する。
また、支柱の他端側には、図1で示した操作手段50を取付けるための取付孔15と取付孔16とを、必要数に応じて設けており、捕獲挟み20の取付と同様にネジ類を用いて固着する。これらの取付孔に隣接して窓14を設けると共に、図8で示した帯体93をこの窓から引出して、第2の操作体に取付けている。尚、この窓14は帯体93に設けた標示94を確認するための窓でもある。
このように形成した支柱に取付けする操作手段50について説明する。
図10は操作手段を示す斜視図、図11は図10で示す第1の操作体の操作部を示す分解斜視図である。
図10で示すように本発明の操作手段50は、捕獲挟み20の可動アーム41を、閉じる方向に操作する第1の操作体51と、閉じた可動アーム41の付勢力の強さを調整する第2の操作体60とからなる。
第1の操作体51は、支柱12の端部に設けた枠52と、この枠内に設けた操作用のレバー55とからなる。枠52の一部とレバー55とを同時に握って、レバー55を図中の矢印で示すA方向に動かすことで操作を行う。このレバー55は握った手を離すことによって、レバーが元の位置へ復帰するように形成している。
このような枠52とレバー55との関係について、更に説明する。
図11で示すように枠52は、その一端に支柱12へ挿入してネジ等によって固着する接続具53と、この接続具から略三角形を形成する枠52である。
この枠52内には、レバー取付具54を介して、その一端を回転可能に支持した棒状のレバー55を配設している。このレバー55には、図4で示した第1ストッパ70と第2ストッパ80とに接続すると共に、図11の点線で示すようにワイヤを接続しており、レバーを握るとワイヤが引かれるように形成している。
図10で示すように本発明の操作手段50は、捕獲挟み20の可動アーム41を、閉じる方向に操作する第1の操作体51と、閉じた可動アーム41の付勢力の強さを調整する第2の操作体60とからなる。
第1の操作体51は、支柱12の端部に設けた枠52と、この枠内に設けた操作用のレバー55とからなる。枠52の一部とレバー55とを同時に握って、レバー55を図中の矢印で示すA方向に動かすことで操作を行う。このレバー55は握った手を離すことによって、レバーが元の位置へ復帰するように形成している。
このような枠52とレバー55との関係について、更に説明する。
図11で示すように枠52は、その一端に支柱12へ挿入してネジ等によって固着する接続具53と、この接続具から略三角形を形成する枠52である。
この枠52内には、レバー取付具54を介して、その一端を回転可能に支持した棒状のレバー55を配設している。このレバー55には、図4で示した第1ストッパ70と第2ストッパ80とに接続すると共に、図11の点線で示すようにワイヤを接続しており、レバーを握るとワイヤが引かれるように形成している。
第2の操作体60は市販の締付機よりなり、支柱12の窓14から引出した帯体93の一端を締付機に接続して、図中の矢印で示すB方向に、把手62を往復移動させることによって、図示しない内部の歯車を回転させて、帯体を増締めしたり緩めたりすることができる。
このような締付機の操作によって、前述したばね92を伸縮させることができる。増締するとばね92が伸びて、可動アーム41の閉じる力を強め、逆に緩めるとばね92が縮んで可動アームの閉じる力を弱くするものである。
この締付機の操作によって帯体が移動し、帯体に設けた標示94が支柱12に設けた窓14から、確認できるように設定している。
このような締付機の操作によって、前述したばね92を伸縮させることができる。増締するとばね92が伸びて、可動アーム41の閉じる力を強め、逆に緩めるとばね92が縮んで可動アームの閉じる力を弱くするものである。
この締付機の操作によって帯体が移動し、帯体に設けた標示94が支柱12に設けた窓14から、確認できるように設定している。
このように構成した刺股10を使用するには、図1で示した刺股の支柱12を一方の手で持ち、他方の手で操作手段50を形成する枠52とレバー55とを握って、捕獲対象者に立ち向うものである。
開いた状態の捕獲挟み20で、相手の脚をねらって脚に押し付けながら、レバー55を握ると挟み付けることができる。同時にレバーから手を離すことにより、第2ストッパ80が図7で示したようにロックして、挟んだ状態の可動アーム41の開きを阻止する。
この状態で第2の操作体60を操作して、可動アームの締付力を増減することもできるし、使用前に調整しておくことも可能である。この刺股10は、図3で示したようにアーム24に設けた柱状突起30により、可動アーム41の回転を止めて、挟んだ状態でも多少の間隔を有するように設定してあるので、怪我をさせるようなことはない。
また、脚を挟んだ状態で、支柱12の操作手段50側を動かすことによって、相手の脚に痛みを与えることができるので、反撃されるようなことも少ない。
尚、脚を挟んだ支柱は、左右方向や回転方向など、どの方向に動かしても相手に痛みを与えることができるのは、円弧状のアーム同士で挟んだ理由による。
このような操作は、力の弱い者でも容易にできるものであり、女性の使用にも有効である。
開いた状態の捕獲挟み20で、相手の脚をねらって脚に押し付けながら、レバー55を握ると挟み付けることができる。同時にレバーから手を離すことにより、第2ストッパ80が図7で示したようにロックして、挟んだ状態の可動アーム41の開きを阻止する。
この状態で第2の操作体60を操作して、可動アームの締付力を増減することもできるし、使用前に調整しておくことも可能である。この刺股10は、図3で示したようにアーム24に設けた柱状突起30により、可動アーム41の回転を止めて、挟んだ状態でも多少の間隔を有するように設定してあるので、怪我をさせるようなことはない。
また、脚を挟んだ状態で、支柱12の操作手段50側を動かすことによって、相手の脚に痛みを与えることができるので、反撃されるようなことも少ない。
尚、脚を挟んだ支柱は、左右方向や回転方向など、どの方向に動かしても相手に痛みを与えることができるのは、円弧状のアーム同士で挟んだ理由による。
このような操作は、力の弱い者でも容易にできるものであり、女性の使用にも有効である。
10 刺股
12 支柱
14 窓
20 捕獲挟み
21 固定アーム
41 可動アーム
42 歯車
50 操作手段
51 第1の操作体
52 枠
55 レバー
60 第2の操作体
70 第1ストッパ
80 第2ストッパ
93 帯体
94 標示
12 支柱
14 窓
20 捕獲挟み
21 固定アーム
41 可動アーム
42 歯車
50 操作手段
51 第1の操作体
52 枠
55 レバー
60 第2の操作体
70 第1ストッパ
80 第2ストッパ
93 帯体
94 標示
Claims (3)
- 筒状の支柱と、
この支柱の一端に設けた湾曲状の固定アームと、この固定アームと対をなし常に閉じる方向に付勢されて回動可能に設けられると共に、この付勢力に抗して開いた状態を維持するように設定した可動アームとを有する捕獲挟みと、
この捕獲挟みを設けた前記支柱の他端側に設けられ、前記可動アームを作動する第1の操作体を備えた操作手段とからなる刺股。 - 筒状の支柱と、
この支柱の一端に設けた湾曲状の固定アームと、この固定アームと対をなし常に閉じる方向に付勢されて回動可能に設けられると共に、この付勢力に抗して開いた状態を維持するように設定した可動アームとを有する捕獲挟みと、
この捕獲挟みを設けた前記支柱の他端側に設けられ、前記可動アームを作動する第1の操作体と、前記可動アームに対する付勢力を調整する第2の操作体とを備えた操作手段とからなる刺股。 - 筒状の支柱と、
この支柱の一端に設けた湾曲状の固定アームと、この固定アームと対をなし常に閉じる方向に付勢されて回動可能に設けられると共に、この付勢力に抗して開いた状態を維持するように設定した可動アームとを有する捕獲挟みと、
この捕獲挟みに設けた前記可動アームの付勢力を調整可能に形成すると共に、この付勢力の強弱を判別可能にした第2の操作体を備えた操作手段とからなる刺股。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005158023A JP2006308266A (ja) | 2005-04-27 | 2005-04-27 | 刺股 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005158023A JP2006308266A (ja) | 2005-04-27 | 2005-04-27 | 刺股 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2006308266A true JP2006308266A (ja) | 2006-11-09 |
Family
ID=37475346
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005158023A Pending JP2006308266A (ja) | 2005-04-27 | 2005-04-27 | 刺股 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2006308266A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009030957A (ja) * | 2007-06-27 | 2009-02-12 | Kazuo Yoshida | 身体捕捉具 |
CN102243034A (zh) * | 2011-06-07 | 2011-11-16 | 黄文海 | 警卫钢钩 |
CN109341414A (zh) * | 2018-11-16 | 2019-02-15 | 宜都市公安局 | 防暴钢叉 |
CN114216364A (zh) * | 2021-11-01 | 2022-03-22 | 江苏警官学院 | 一种触发式防爆抓捕叉 |
CN114838619A (zh) * | 2022-04-23 | 2022-08-02 | 中山市康雄五金电器有限公司 | 一种自锁式抓捕器 |
-
2005
- 2005-04-27 JP JP2005158023A patent/JP2006308266A/ja active Pending
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2009030957A (ja) * | 2007-06-27 | 2009-02-12 | Kazuo Yoshida | 身体捕捉具 |
CN102243034A (zh) * | 2011-06-07 | 2011-11-16 | 黄文海 | 警卫钢钩 |
CN109341414A (zh) * | 2018-11-16 | 2019-02-15 | 宜都市公安局 | 防暴钢叉 |
CN109341414B (zh) * | 2018-11-16 | 2023-10-27 | 宜都市公安局 | 防暴钢叉 |
CN114216364A (zh) * | 2021-11-01 | 2022-03-22 | 江苏警官学院 | 一种触发式防爆抓捕叉 |
CN114216364B (zh) * | 2021-11-01 | 2022-06-28 | 江苏警官学院 | 一种触发式防爆抓捕叉 |
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