JP2004347305A - 刺股 - Google Patents

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Katsuhiko Kurihara
勝彦 栗原
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Abstract

【課題】従来の刺股は把持杆の先端に略U字状に対峙する刺股アームを延設したものであり、力によって取抑え込まなければならず、取抑える側と取抑えられる側の力の関係で左右され、非力の者では相手を取り逃がしたり、反撃に合う可能性がある。
【解決手段】本発明は、把持杆1と、把持杆に延設した刺股アーム2と、刺股アームに設けた枢動支点部3と、枢動支点部に枢着された枢動アーム4と、枢動アームを係止させるための係止手段5と、係止手段の係止を解除させるための係止解除手段6と、係止解除手段によって枢動アームを枢動させる駆動手段7と、駆動手段によって枢動する枢動アームの枢動をロックするためのロック手段8と、枢動アームの先端辺に設けた捕獲ベルト挿通手段9と、捕獲ベルト挿通手段10に挿通し両端を枢動支点部に固定した捕獲ベルトとを備えた。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、古くから危害を加える可能性のある犯人や動物等を取抑えるため等に用いられていた刺股に関するものであり、更に、詳細には、従来の刺股に枢動アームと捕獲ベルトとを備えて、刺股で取抑えると同時に相手の首や胴を外側から枢動アームでロックし、内側から捕獲ベルトを捲着させる刺股に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、刺股は昔から、危害を加える可能性のある犯人や動物等の首や胴に棒状の把持杆の先端に略U字状に延設させた刺股アームを押し当てて取抑えるために用いられていたが、近年凶暴な事件が相次ぎ発生していることから、見直されており、小学校や幼稚園、銀行等で備えるようになっており、最近では、単に棒状部材の先端に略U字状の刺股アームを設けただけでなく、刺股アームの先端に拘束用のロープを備えたり、刺股アームが折曲してロック状態と成ったり(特許文献1参照)、又は、刺股アームが内側に狭まりロック状態と成ったり(特許文献2参照)するものが開示されている。
【0003】
【特許文献1】
特開2001−289593号公報
【特許文献2】
特開2000−230800号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
然し乍ら、従来の刺股は棒状の把持杆の先端に略U字状に対峙する刺股アームを延設しただけのものであり、単に力によって取抑え込まなければならず、取抑える側と取抑えられる側の力の関係で左右され、非力の者では相手を取り逃がしたり、反撃に合ったりする可能性があった。
【0005】
又、刺股アームの先端に拘束用のロープを備えると共に、刺股アームが折曲してロック状態と成るものは、折曲部位の強度に課題が有り、更に、刺股アームが内側に狭まりロック状態と成るものは、やはり、可動部位の強度に課題を有するものであった。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明の刺股は前述の課題に鑑みて、鋭意研鑽の結果、棒状の把持杆と、把持杆の先端に延設した一対の刺股アームと、一対の刺股アームの中央辺に設けた枢動支点部と、枢動支点部に基端を枢着された枢動アームと、枢動アームを刺股アームの先端側に沿った状態で係止させるための係止手段と、係止手段の係止を解除させるための係止解除手段と、係止解除手段を解除することによって枢動アームを枢動させる駆動力を付与するための駆動手段と、駆動手段の駆動力によって枢動する枢動アームの反枢動方向への枢動をロックするためのロック手段と、枢動アームの先端辺に設けた捕獲ベルト挿通手段と、捕獲ベルト挿通手段に挿通し両端を枢動支点部に固定した捕獲ベルトとを備えたものである。
【0007】
【発明の作用】
本発明の刺股は、一対の刺股アームに沿って夫々枢動アームが係止手段で係止され、係止解除手段で係止を解除することにより、枢動アームが枢動して相手の首や胴を外側から押圧すると共に、枢動アームの枢動により内側から捕獲ベルトが相手の首や胴に捲着するもので、相手は刺股アームから離れなく成り取抑えることが容易となるものである。
【0008】
本発明の目的は、旧来の刺股本来の基本的構造を備えつつ、非力な者でも危害を加える可能性のある人間や動物等の動きを相手を傷付けること無く容易に制することを可能とする刺股を提供するものである。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の刺股の実施の形態について図面を参照しながら説明する。
【0010】
図1は本発明の刺股の実施の形態における実施の形態の概要を説明する平面説明図であり、図2は本発明の刺股の実施の形態における要部説明図であり、図3は本発明の刺股の実施の形態における係止解除手段の説明図であり、図4は本発明の刺股の実施の形態におけるロック手段を説明する説明図であり、
【0011】
本発明は、古くから危害を加える可能性のある犯人や動物等を取抑えるため等に用いられていた刺股に関するものであり、更に、詳細には、従来の刺股に枢動アーム4と捕獲ベルト10とを備えて、刺股で取抑えると同時に相手の首や胴Aを外側から枢動アーム4でロックし、内側から捕獲ベルト10を捲着させる刺股に関するものであり、刺股であって、棒状の把持杆1と、該把持杆1の先端に先端方向を離間させて延設した略U字状に対峙する一対の刺股アーム2と、該一対の刺股アーム2の中央辺に夫々設けた枢動支点部3と、該夫々の枢動支点部3に基端を枢着された夫々の枢動アーム4と、該夫々の枢動アーム4を夫々の刺股アーム2の先端側に沿った状態で係止させるための夫々の係止手段5と、該夫々の係止手段5の係止を解除させるための夫々の係止解除手段6と、該夫々の係止解除手段6を解除することによって前記夫々の枢動アーム4を前記一対の刺股アーム2の間に枢動させる駆動力を付与するための夫々の駆動手段7と、該夫々の駆動手段7の駆動力によって枢動する夫々の枢動アーム4の反枢動方向への枢動をロックするための夫々のロック手段8と、前記夫々の枢動アーム4の先端辺に夫々設けた捕獲ベルト挿通手段9と、該夫々の捕獲ベルト挿通手段9に挿通し両端を前記夫々の枢動支点部3に固定した柔軟性を有した捕獲ベルト10とを備えたものである。
【0012】
即ち、本発明の刺股は古くは江戸時代頃から既に捕り物用として使用されているもので、特に、危害を加える可能性のある刃物等の凶器を持った犯人を一定の間隔を置いたまま取抑えるために用いられているものである。
【0013】
そして、把持杆1は相手との間隔を取るために2メートル程度の長さを有した棒状のものであるが、近年では数段の入れ子式にして収納がコンパクトにできるような伸縮自在の構造に成っているものも出現しているものである。
【0014】
次いで、一対の刺股アーム2は把持杆1の先端に略U字状に先端方向に離間するように対峙して延設されているものであり、把持杆1を把持して一対の刺股アーム2の間に相手の首や胴を押し当てて取抑えるものであり、丈夫な金属や硬質プラスチックで形成されているものである。
【0015】
尚、本発明の刺股の実施の形態について詳述するが、夫々の構造についは各種考慮されるもので実施の形態に限定するものではなく、一対の刺す股アームに備えた一対の枢動アーム4が相手の首や胴Aの外側から押圧し、内側から捕獲ベルト10を捲着させるものであり、更には、左右対称の構造となっているものである。
【0016】
次に、枢動支点部3は一対の刺股アーム2の長手方向の中央辺に夫々設けたもので、後述する枢動アーム4の枢動するための中心と成るものであり、実施の形態では、一対の刺股アーム2に夫々枢動用穴を形成し、該枢動用穴に後述する枢動アーム4の基端に突出させた枢動用軸を挿通させて枢動自在に枢着させるものである。
【0017】
更に、枢動アーム4は丈夫な金属や硬質プラスチックで形成されるもので、基端を前記枢動支点部3に枢着しており、前記夫々一対の刺股アーム2の先端方向の形状に沿ったアールを有する形状にしたものが好適なものである。
【0018】
更には、係止手段5は枢動アーム4を刺股アーム2の先端側に沿った状態で係止させるもので、その構造は特に限定するものではないが、枢動アーム4と刺股アーム2とのどちらかに凹溝を設け、該凹溝に凸部を設けて嵌入させることで弾性により係止できるもので構わないものである。
【0019】
そして、係止解除手段6は係止手段5によって刺股アーム2に沿った状態で係止されている枢動アーム4の係止を解除させるためのもので、その構造は特に限定するものではないが、例えば、図3に図示する如く、後述する捕獲ベルト10の内側に枢動アーム4と基端部を一体にした係止解除用アームを両側から突出させることにより、捕獲ベルト10に隠れた係止解除用アームに一定の力が加わると係止手段5が解除され枢動アーム4が枢動を可能とするようにしたものである。
【0020】
更に、駆動手段7は係止解除手段6によって係止手段5の係止から解除された枢動アーム4を一対の刺股アーム2の中央方向に枢動させる駆動力を付与するものであって、枢動支点部3の枢動軸に捲回させたヒゲバネ、キックバネ等の弾性体で良く、勢い良く枢動アーム4を枢動させるものである。
【0021】
更には、ロック手段8は片方に傾斜させた歯を多数突出させたラチェットギアであり、枢動アーム4の刺股アーム2の中央方向への枢動は可能にしており、反枢動方向への枢動は不可能にするもので、枢動アーム4の枢動支点部3である枢動軸に貫設固定しており、プランジャーロッドの先端をラチェットギアの歯と歯の間に挿通させることによって枢動アーム4を枢動状態でロックするものである。
【0022】
そして、捕獲ベルト挿通手段9は夫々の枢動アーム4の先端辺に設けた挿通孔であり、後述する捕獲ベルト10が挿通されるものである。
【0023】
次に、捕獲ベルト10は柔軟性を有した織布、不織布等用いるもので、両端を夫々の枢動支点部3に縫着、溶着等の手段で固定すると共に、枢動アーム4の捕獲ベルト挿通手段9に挿通させ、更に、犯人や動物等の首や胴Aに捲回できる程度の長さを有するものである。
【0024】
そして、本発明の刺股の使用にあたっては、夫々の枢動アーム4の捕獲ベルト挿通手段9に捕獲ベルト10を挿通させて両端を枢動支点部3に固定して、枢動アーム4を刺股アーム2の先端方向に沿った状態で係止手段5によって係止させているものである。
【0025】
次いで、刺股の把持杆1を把持して略U字状に対峙させた一対の刺股アーム2の間に危害を加える可能性のある犯人や動物の首や胴Aを入れるようにして押圧するものであり、この押圧によって係止解除手段6が作動し、係止手段5の係止が解除され、駆動手段7の駆動力の付与によって、枢動アーム4が刺股アーム2の中央方向に枢動するものである。
【0026】
これによって、危害を加える可能性のある犯人や動物の首や胴Aは一対の刺股アーム2の間で押圧されると共に、外側は枢動アーム4によって押圧されるものであり、押圧された枢動アーム4はロック手段8によって反枢動方向に枢動することは無く押圧された状態と成り、つまり、危害を加える可能性のある犯人や動物の首や胴Aは刺股アーム2と枢動アーム4との間で挾圧された状態となると共に、内側からは捕獲ベルト10によって捲回されるものである。
【0027】
即ち、この状態で把持杆1から手を離しても刺股は危害を加える可能性のある犯人や動物の首や胴Aの回りに取着された状態と成り、犯人や動物は逃げようとしても逃げれなくなり、相手の動きを制することを可能とするものである。
【0028】
【発明の効果】
本発明の刺股は、前述したように、把持杆を把持して、略U字状に対峙した一対の刺股アームの間に危害を加える可能性のある犯人や動物の胴や首を挿通させると、係止手段が係止解除手段によって解除され、駆動手段によって駆動力を付与された一対の枢動アームは刺股アームの中央方向に枢動し、外側から犯人や動物の胴や首を押圧すると共に、内側からは捕獲ベルトが捲着するものであり、犯人や動物を容易に取抑えられることを可能としたもので、画期的で実用性の高い発明である。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の刺股の実施の形態における実施の形態の概要を説明する平面説明図である。
【図2】図2は本発明の刺股の実施の形態における要部説明図である。
【図3】図3は本発明の刺股の実施の形態における係止解除手段の説明図である。
【図4】図4は本発明の刺股の実施の形態におけるロック手段を説明する説明図である。
【符号の説明】
1 把持杆
2 刺股アーム
3 枢動支点部
4 枢動アーム
5 係止手段
6 係止解除手段
7 駆動手段
8 ロック手段
9 捕獲ベルト挿通手段
10 捕獲ベルト
A 首や胴

Claims (1)

  1. 刺股であって、棒状の把持杆と、該把持杆の先端に先端方向を離間させて延設した略U字状に対峙する一対の刺股アームと、該一対の刺股アームの中央辺に夫々設けた枢動支点部と、該夫々の枢動支点部に基端を枢着された夫々の枢動アームと、該夫々の枢動アームを夫々の刺股アームの先端側に沿った状態で係止させるための夫々の係止手段と、該夫々の係止手段の係止を解除させるための夫々の係止解除手段と、該夫々の係止解除手段を解除することによって前記夫々の枢動アームを前記一対の刺股アームの間に枢動させる駆動力を付与するための夫々の駆動手段と、該夫々の駆動手段の駆動力によって枢動する夫々の枢動アームの反枢動方向への枢動をロックするための夫々のロック手段と、前記夫々の枢動アームの先端辺に夫々設けた捕獲ベルト挿通手段と、該夫々の捕獲ベルト挿通手段に挿通し両端を前記夫々の枢動支点部に固定した柔軟性を有した捕獲ベルトとを備えたことを特徴とする刺股。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2006292345A (ja) * 2005-04-08 2006-10-26 Yoshio:Kk 粘着型の刺股
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