JPWO2011145618A1 - 沸騰冷却器 - Google Patents

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Abstract

本発明の沸騰冷却器は、チャンバーとヒートシンクと受熱部材と放熱部材とを備える。チャンバーは、発熱体が外側の面に設けられた熱伝導板、および前記熱伝導板の内側に設けられ、液体と気体との間で相変化する冷媒が充填された密閉空間を有する。ヒートシンクは、前記熱伝導板の外側の面に設けられている。受熱部材は、前記熱伝導板を挟んで前記発熱体と対向するように前記熱伝導板の内側の面に設けられ、前記発熱体で発生した熱を冷媒に伝達する。放熱部材は、前記熱伝導板の内側の面に設けられ、前記冷媒により伝達された熱を受け入れて前記ヒートシンクに放熱する。前記受熱部材及び前記放熱部材は、前記熱伝導板の面方向に互いに離間して配置されている。前記受熱部材が液体の前記冷媒に浸漬されている。

Description

本発明は、LSIやICを搭載した電子機器において、特に、LSIやICの発熱を、沸騰・液化といった冷媒の相変化現象を利用することで抑制する沸騰冷却器に関する。
コンピュータなどの電子機器に利用されるLSIやICは、世代ごとに集積度が加速的に増加している。さらに、近年では機器の小型化や薄型化への要求が高まっている。このため、今後LSIやICの発熱密度はさらに増加していく傾向にある。これらLSIやICを高速かつ安定に動作させるためには動作温度を一定温度以下に制御する必要がある。これらLSIやICの発熱量に見合った冷却方式がとられている。ところが、機器の小型化や薄型化を図ると、LSIやICの上に実装されるヒートシンクなどの冷却器は、その発熱量に見合った大きさを確保できないのが現状である。
そこで、図11に示すような、受熱板3と熱伝達手段4とヒートシンク5とを備える沸騰冷却器が提案されている。この小さな受熱板3は、基板1上に設置されたLSI、IC等の発熱体2上に配置され、その発熱体2の熱を吸収する。受熱板3が吸収した熱は、熱伝達手段4を経由して、発熱体2より広い基板1の箇所に実装したヒートシンク5まで輸送される。
上記熱伝達手段4としては、アルミニウムや銅などの高い熱伝導率を有する金属を使用しても良い。しかしながら、熱伝達手段4として、より熱伝達性能に優れたヒートパイプ6を使用することが好ましい。このヒートパイプ6は、発熱体2に接する受熱板3にて冷媒が気化し、この気化した冷媒がヒートシンク5の下部に設けられた放熱板7で液化するという相変化現象を利用する。ヒートパイプ6は、この相変化現象を利用して、LSI、IC等の発熱体2にて発生した熱を、ヒートシンク5に移送する。
図12の断面模式図を参照してヒートパイプ6の構造について説明する。このヒートパイプ6は、アルミニウムや銅などの熱伝導性の高い金属からなる中空状の管状容器8と、その容器8内に封入された冷媒とで構成される。ヒートパイプ6の一端部には、LSI、IC等の発熱体2に接する受熱板3が連結されている。ヒートパイプ6の他端部には、冷却器となるヒートシンク5に接する放熱板7が連結されている。
受熱板3では冷媒が液体から気体に相変化する一方、放熱板7では冷媒が気体から液体に相変化する。このため、このようなヒートパイプ6では、受熱板3側の圧力が高くなって受熱板3で生じた気化した冷媒は放熱板7側に移動する。また、放熱板7側で生じた液体の冷媒は、ヒートパイプ6の内面に取り付けられているウイック9と呼ばれる細かなメッシュを通過することで受熱板3に還流する。メッシュの隙間は非常に狭小に形成されている。液体の冷媒の表面張力を利用することで、その冷媒がメッシュの隙間を通過して受熱板3側に還流される。これらの現象を繰り返すことで、ヒートパイプ6による熱輸送が可能とされている。このように冷媒の相変化を利用することで、ヒートパイプ6は、熱伝導率の高いアルミニウムや銅のような金属に比べて、遥かに高い熱伝導を実現できる。
しかしながら、ヒートパイプ6では、放熱板7で生じた液化した冷媒を受熱板3に還流する際に、細かなメッシュ状のウイック9を経由するため、熱輸送量を大きくすることができない。したがって、熱量の大きな発熱体2を冷却することは困難である。
このため、特許文献1においては、受熱板で冷媒を沸騰させ、放熱板で生じた液体を重力により還流する方式の沸騰冷却器が提案されている。この沸騰を利用した熱輸送では、ヒートパイプより多くの冷媒を使用し重力により還流するため熱輸送能力が大きい特徴がある。特許文献1では、ループ状の流路を平板に形成している。この構成により、気体の冷媒が通る流路と放熱板で生じた液体の冷媒が還流するため流路を分離し、両者が衝突することによる圧力損失を低減し等価熱伝導率を高めている。
特許文献2では、受熱板に沸騰促進構造物を置くことで受熱板が冷媒に触れる面積を大きくし、発熱部から冷媒に伝える熱伝達率を向上させることで沸騰を促進し、等価熱伝導率を高めている。
特許文献3では、放熱壁に、部分的に切欠きを有するフィンを設ける構造とし、凝縮を行う表面積を大きくし凝縮効果を高めることにより等価熱伝導率を高めている。
特許文献4では、高さの低い波形フィンを二段(又は、三段以上)に配置し、各波形フィンを、相互に熱伝達できる様に折り曲げ部同士の位置を合わせて接合する構成が示されている。
特許文献5では、受熱プレートと放熱プレートのそれぞれ内側に山型の第1のフィンが配置され、その第1のフィンの内側に金網等の支持部材を介して山型の第2のフィンが配された構成が示されている。
日本国特開2006−344636号公報 日本国特開平07−161888号公報 日本国特開2000−74536号公報 日本国特開平01−209356号公報 日本国特開平11−31768号公報
しかしながら、特許文献1に示すように、平板の沸騰冷却器の等価熱伝導率を向上させる方式として沸騰冷却の気体、液体の冷媒の流路を分ける構造を採用すると、沸騰冷却を使用した平板の設計が複雑になってしまうという問題がある。即ち、流路を分けようとすると、機器毎に流路を細かく調整する必要があり、汎用性が損なわれてしまう。
また、特許文献2〜5に示すように、受熱板や放熱板にてフィンを介して冷媒に触れる面積を大きくする方式では、その面積を大きくした分だけしか沸騰凝縮の発生領域を増加させることができず、大きな等価熱伝導率の向上を見込むことができない。
さらに、このような特許文献2〜5に示される技術では、受熱板や放熱板に設置されるフィン(受熱部材、放熱部材)が互いに干渉し合う位置関係にある。これによって冷媒の沸騰・凝縮の効率が低下してしまうという問題があった。
この発明は、上述した事情に鑑みてなされた。本発明の目的の一例は、簡易な構成によって効率よく放熱を行うことができ、発熱量の大きなLSIやICに対応することが可能な沸騰冷却器を提供することである。
上記課題を解決するために、本発明の沸騰冷却器は、チャンバーとヒートシンクと受熱部材と放熱部材とを備える。チャンバーは、発熱体が外側の面に設けられた熱伝導板、および前記熱伝導板の内側に設けられ、液体と気体との間で相変化する冷媒が充填された密閉空間を有する。ヒートシンクは、前記熱伝導板の外側の面に設けられている。受熱部材は、前記熱伝導板を挟んで前記発熱体と対向するように前記熱伝導板の内側の面に設けられ、前記発熱体で発生した熱を冷媒に伝達する。放熱部材は、前記熱伝導板の内側の面に設けられ、前記冷媒により伝達された熱を受け入れて前記ヒートシンクに放熱する。前記受熱部材及び前記放熱部材は、前記熱伝導板の面方向に互いに離間して配置されている。前記受熱部材が液体の前記冷媒に浸漬されている。
本発明によれば、チャンバーの密閉空間内に封入された冷媒を、受熱部材及び放熱部材気体との間で液体・気体に相変化させることにより、発熱体で発生した熱をヒートシンクに輸送することができる。また、受熱部材と放熱部材とが、熱伝導板の面方向に離間して配置されている。即ち、受熱部材と放熱部材とが、互いに対向しない位置関係に配置されている。そのため、受熱部材において気体となる冷媒の移動が阻害されることがなく、熱伝導効率を高く維持することができる。したがって、簡易な構成によって効率よく放熱を行うことができ、発熱量の大きなLSIやICに対応することが可能となる。
本発明の第1実施形態に係る沸騰冷却器の分解斜視図である。 図1に示す沸騰冷却器を裏側から見た分解斜視図である。 本発明の第1実施形態に係る沸騰冷却器の縦断面図である。 本発明の第2実施形態に係る沸騰冷却器の分解斜視図である。 本発明の第3実施形態に係る沸騰冷却器の分解斜視図である。 本発明の第4実施形態に係る沸騰冷却器の縦断面図である。 本発明の第5実施形態に係る沸騰冷却器の縦断面図である。 本発明の第6実施形態に係る沸騰冷却器の斜視図である。 本発明の第6実施形態に係る沸騰冷却器の縦断面図である。 本発明の第6実施形態に係る沸騰冷却器における冷媒の流れを説明する透過正面図である。 従来の沸騰冷却器の斜視図である。 ヒートパイプの内部構造を示す切断図である。
(第1の実施形態)
本発明の第1の実施形態について図1〜図3を参照して説明する。
図1〜図3には、本発明の第1の実施形態による沸騰冷却器20が示されている。沸騰冷却器20には、例えば、LSI、IC等である発熱体10が接合されている。より具体的には、発熱体10は、熱伝導性グリース又は熱伝導性シートなどにより、沸騰冷却器20の受熱板22に接合される。この際、発熱体10を半田により溶着しても良い。
沸騰冷却器20は、平板型をなす中空状のチャンバー24を有している。このチャンバー24は、四角形枠状に形成された側壁部21と、側壁部21の上部開口21Aを覆う受熱板(熱伝導板)22と、側壁部21の下部開口21Bを覆う放熱板(熱伝導板)23とを有している。
受熱板22及び放熱板23は、熱伝導率の高い銅やアルミニウムなどの金属で形成されている。受熱板22及び放熱板23は、チャンバー24の厚み方向に互いに対向して配置されている。側壁部21の上部開口21Aと下部開口21Bが受熱板22及び放熱板23によって閉塞されることで側壁部21内部には密閉空間が形成される。この密閉空間には、冷媒Cが充填されている。この冷媒Cとして、密閉空間内において液体の冷媒C1と気体の冷媒C2とが共存している。冷媒Cは、液体・気体に相変化可能である。
チャンバー24の側壁部21には、密閉空間内に冷媒Cを注入するための冷媒注入口21Cが設けられている。
チャンバー24は、側壁部21、受熱板22、放熱板23を別々に作製した後にこれらをろう付け等により接合することで形成しても良い。あるいは、チャンバー24は、受熱板22又は放熱板23のいずれかを側壁部21と一体成型しても良い。側壁部21の上部開口21A周囲及び下部開口21B周囲にOリング25を配置してもよい。このOリング25を介して放熱板23及び受熱板22によって上部開口21A及び下部開口21Bを閉塞し、さらに、放熱板23及び受熱板22をねじ等によって側壁部21に取り付けてもよい。このように、Oリング25を使用した場合、受熱板22、放熱板23の取り外しが容易となる。その結果、後述する発熱体22及びヒートシンク28を搭載する際の作業性を向上させることができる。
受熱板22における密閉空間の外側の面には、熱源となるLSI、IC等の発熱体10が配置されている。受熱板22における発熱体10が配置された箇所の内側の面には、受熱部材26が固定されている。受熱部材26は、発熱体10で発生した熱を冷媒Cに伝達する。
受熱部材26は、受熱板22の内側の面に一定の間隔で配列され固定される複数のフィンで構成されている。この複数のフィン(本実施形態ではピンフィン)は、沸騰を促進するため表面を粗面とした直方体の矩形型フィン、又は、ピンフィン等からなる。
受熱板22の外側の面に複数の発熱体10を設置する場合は、その発熱体10と一致した箇所又はその近傍に受熱部材26を配置する。この受熱部材26は、熱抵抗を低減するために切削や鍛造等により受熱板22と一体成形することが望ましい。一方で、生産性の観点からは、受熱部材26を構成する複数のフィンを別に作製し、これらを放熱板23にろう付けすることが好ましい。
ピンフィンからなる受熱部材26では、気化した冷媒C1と液化して還流される冷媒C2の流れを可能な限り阻害しないように、複数のピンフィンをマトリックス状に配置する。受熱部材26で沸騰時に発生する気泡の離脱が邪魔されないように、ピンフィンの隙間は1mmから数mm確保することが好ましい。直方体部材からなる矩形型フィンを使用する場合、表面積を増やす観点からは厚みを薄くしてより多くのフィンを設置することも考えられる。一方で、フィンが薄い場合にはフィンの熱容量が小さくなるため、冷却効率の観点からは好ましくない。さらに、フィンが薄い場合には加工が困難となる。よって、少なくともフィンには1mmから数mmの厚さを持たせることが望ましい。
フィンの高さ、即ち、受熱部材26における受熱板22の内側の面からの高さは、チャンバー24の厚み、即ち、受熱板22と放熱板23との対向距離(受熱板22と放熱板23との間の距離)の略2分の1の寸法に設定することが好ましい。これは、受熱部材26全体を液体の冷媒C1に浸漬させてフィンの表面全体を沸騰に生かすためである。
受熱部材26の各フィンには、表面粗さ1μm〜100μmの範囲の粗面化加工が施されていることが好ましい。これにより、受熱部材26の表面に、冷媒C1の受熱により気泡が発生する際の核となる鋭角な形状を多数形成することができる。その結果、受熱部材26の表面における液体の冷媒Cの沸騰を促進することができる。
放熱板23の内側には、気化した冷媒C2から熱を奪うための放熱部材27が設けられている。この放熱部材27は、受熱部材26に対して受熱板22及び放熱板23の面方向(すなわち、受熱板22及び放熱板23の厚み方向に対して垂直方向)に互いに離間して配置されている。即ち、放熱部材27は、受熱部材26と互いに対向しないように配置されている。放熱板23における放熱部材27が配置された箇所の外側の面には、冷却器としてのヒートシンク28が設けられている。
このヒートシンク28は、切削や鍛造などにより放熱板23と一体成型しても良い。あるいは、ヒートシンク28は、放熱板23と別々に作製した後に両者を熱伝導性グリースや熱伝導性シートなどにより接続しても良い。
放熱部材27は、一定の間隔で配列された複数のフィンで構成される。複数のピンは、気体となった冷媒C2の凝縮を促進するために表面に粗面化加工が施された複数の直方体部材又はピンフィン(本実施形態ではピンフィン)からなる。このピンフィンからなる受熱部材26では、冷媒Cの流動性を高めるために複数のピンフィンをマトリックス状に配置することが好ましい。
チャンバー24内に充填する冷媒Cは、入手しやすい水でも良い。電子機器等で使用する場合には、冷媒Cとして、絶縁性を備えた有機冷媒を使用することが好ましい。これは、冷媒Cが漏れてしまった場合などに、冷媒Cが電子部品や基板に触れてしまった際、その電子部品や基板に与える影響がなくなり再利用が可能となるためである。さらに、有機冷媒は、表面張力が水に比べ小さく、水よりも沸点が小さいものが多い。このため、発熱体10を水の沸点より小さな温度に抑えることが可能である。
チャンバー24に冷媒Cを注入した後、チャンバー24内を真空引きすることで、沸点をより小さくすることができる。その結果、発熱体の温度をさらに低温度に維持することが可能となる。チャンバー24内を真空引きした後には、冷媒注入口21Cをかしめて密封する。または、冷媒注入口21Cの取り付け栓で閉塞して、内部を密閉しても良い。
受熱部材26と放熱部材27の配置関係について、上述したように、受熱部材26と放熱部材27を受熱板22及び放熱板23の面方向に離間させて設置している。すなわち、放熱部材27は、受熱部材26の直上に設けていない。その理由は、受熱部材26と放熱部材27とが近接していると、受熱部材26で発生した気体が直ちに放熱板により熱を奪われ液滴が発生することになるため、これが圧力損失となってしまい受熱部材26で発生する気体の移動を阻害してしまうからである。受熱部材26と放熱部材27との離間距離は、少なくとも発熱体10の幅寸法以上であることが望ましい。
受熱部材26の高さは、冷媒Cへの熱伝達効率を考慮して対向位置にある放熱板23の対面から1mm以上離れるように設定することが好ましい。同様に、放熱部材27の高さは、冷媒Cへの熱伝達効率を考慮して対向位置にある受熱板22の対面から1mm以上離れるように設定することが好ましい。
次に、本実施形態の沸騰冷却器20の作用について詳細に説明する。
チャンバー24に封入された冷媒Cは、真空引きが施されることで飽和蒸気圧となり、常温環境下にて沸点となる。飽和蒸気圧とは、例えば水のような物質のみが存在する密閉空間において、ある温度で空間に生じる最大圧力のことである。これにより、チャンバー24内の密閉空間には、液体の冷媒C1と気体の冷媒C2とが共存する。液体の冷媒C1は密閉空間の下部に存在し、気体の冷媒C2は密閉空間の上部に存在する。
LSI、IC等の発熱体10が発熱すると、熱が受熱板22を経由してチャンバー24内の受熱部材26に到達し、該受熱部材26の周囲の液体の冷媒C1に熱を与える。熱せられた冷媒C1が沸点に到達すると、鋭角な形状を核として気泡が形成される。
受熱部材26から液体の冷媒C1にさらに熱が与えられると、気泡が発達する。気泡がある程度の大きさになると、気泡の浮力が、表面張力による受熱部材26表面の吸引力より大きくなる。その結果、気泡が離脱する。この際、気泡が存在していた領域の空間が開放されるために、そこに周囲の液体の冷媒C1が流れ込み新たな沸騰が起こり始める。
上述したように、受熱部材26の表面には粗面化加工が施されていることにより多数の鋭角な形状が存在するため、受熱部材26におけるフィン表面全体で沸騰が起こる。この沸騰によって、液体の冷媒C1が気体の冷媒C2に相変化する。この際、冷媒Cの体積は数百倍となるため、チャンバー24内の密閉空間の圧力が上昇する。これにより上方の放熱部材27側に気体の冷媒C2が移動する。このように、放熱部材27に移動した気体の冷媒C2は、放熱部材27のフィンに接触することで熱が奪われて凝縮する。これによって、フィンの表面に形成された鋭角な形状にて核を中心とした液滴が発生する。
液滴が成長して、その液滴の重力が放熱部材27の表面張力による吸着力より大きくなった際に、液滴が放熱部材27から下方に向かって離脱する。この離脱により、液滴が付着していた領域が開放されるために、気体の冷媒Cが放熱部材27のフィン表面に接触し新たな凝縮が起こる。放熱部材27を構成しているフィン表面には粗面化処理が施されることで多数の鋭角な形状が存在するために、放熱部材27のフィン全体で凝縮が起こる。
放熱部材27で凝縮により生じた液滴は、放熱部材27の下部に存在する液体の冷媒C1に還流され、さらに受熱部材26に輸送されることで、液体の冷媒C1が再び気体の冷媒C2へと相変化する。一方、放熱部材27にて気体冷媒C1から奪われた熱は、チャンバー24外面に取り付けられているヒートシンク28を経由して空気中などに放熱される。
このように、冷媒Cの相変化及び体積変化を利用して、受熱部材26と放熱部材27とに圧力差を生じさせながら冷媒Cを移動させることで、熱伝導率の良い金属である銅に比べ数倍から数十倍もの熱輸送能力を得ることができる。
また、これら受熱部材26及び放熱部材27が、受熱板22及び放熱板23の面方向に互いに離間して配置されており、即ち、互いに対向しない位置関係にある。このため、受熱部材26及び放熱部材27が互いの影響を受けることなく、最適かつ自由な冷媒との接触位置及び接触面積の設定が可能となる。
受熱部材26と放熱部材27が近い位置にある場合に、受熱部材26で発生した気体が、すぐ付近に存在している放熱部材27により熱を奪われ、液滴が発生することがある。
一方で、本実施形態の沸騰冷却器20では、これら受熱部材26と放熱部材27が互いに対向しない位置関係に配置されている。このため、受熱部材26で発生する気体の移動を阻害することがなく、結果として熱伝導効率の低下を防止することができる。
以上詳細に説明したように本実施形態に示される沸騰冷却器20では、チャンバー24の密閉空間内に封入された冷媒Cを、受熱部材26及び放熱部材27との間で液体・気体に相変化させている。これにより、発熱体10で発生した熱をヒートシンク28に効率良く輸送することができる。また、受熱部材26と放熱部材27とが、受熱板22及び放熱板23の面方向に離間して配置されている。即ち、受熱部材26と放熱部材27とが、互いに対向しない位置関係に配置されている。この構成により、受熱部材26において気体となる冷媒C1の移動が阻害されることがなく、熱伝導効率の高く維持することができる。したがって、簡易な構成によって効率よく放熱を行うことができ、発熱量の大きな発熱体10に対応することが可能となる。
また、受熱板22及び放熱板23が互いに対向して配置されるとともに、受熱板22に発熱体10及び受熱部材26を設け、放熱板23に放熱部材27及びヒートシンク28を設けている。この構成により、冷媒Cを受熱部材22及び放熱部材23との間で確実に液体・気体に相変化させることができる。
高発熱密度に実装されたLSI、ICなどの発熱体10は、発生した熱をすぐに熱輸送しなければ、高温となり誤動作が生じ、場合によっては動作しなくなる原因となってしまう。この点、本実施形態においては、等価熱伝導率を向上させることにより、発熱体10で発生した熱を迅速に輸送することができる。よって、発熱体10を高発熱密度に実装しても、その熱が特定の場所に留まることなく効率良く拡散し、発熱体10の温度を下げることができる。
また、受熱板22と放熱板23との間で相変化が行われる冷媒C1の流路を分ける必要がない。即ち、受熱板22から放熱板23に向かっての冷媒移動経路と、放熱板23から受熱板22への冷媒移動経路を考慮する必要がない。このような冷媒移動流路を考慮した場合、設計が変更される毎に細かい微調整が必要となるが、本実施形態においては、受熱板22、放熱板23の配置さえ考慮すればよい。したがって、設計上の困難は生じず、全体構成を簡素化することができる。
また、上記沸騰冷却器20では、平板上の熱輸送器を使用することにより、複数の発熱体10から同時に熱輸送が可能となる。このため熱を輸送するための複数の部品が不要となる。さらに、複数必要であったヒートシンクなどの冷却器を1つに統合することも可能となり、ヒートシンク、ファンの削減をすることができる。これにより装置全体の小型化、薄型化が可能となる。
(第2の実施形態)
次に、本発明の第2の実施形態について図4を参照して説明する。
上記第1の実施形態の沸騰冷却器20では、発熱体10が配置される受熱板22に設けられた、表面を粗面とした複数の柱状ピンフィンにより受熱部材26を構成した。図4に示すように複数の直方体部材を一定間隔で配置した矩形型フィン30により受熱部材26を構成しても良い。
この矩形型のフィンにより構成した受熱部材26では、表面を粗面とした直方体部材により構成され、全体がくし型に形成されている。
受熱部材26は冷媒Cに触れる表面積が大きい方が良いが、必ずしも、液体の冷媒Cに触れる表面積と沸騰の性能とは比例しない。第1の実施形態のピンフィンを矩形型フィン30にすると冷媒Cに触れる表面積は減るが、沸騰性能は大幅に減らないことが確認されている。また、生産性の面では、ピンフィンより矩形型フィン30の方が有利である。この矩形型フィン30は、受熱板22と一体で切削や鍛造などにより作成しても良い。あるいは、矩形型フィン30の直方体部材を別に製作した後に受熱板22にろう付け等により溶着し、その後、表面を約1μmから数100μmに荒らす処理を行っても良い。このような矩形型フィン30は、ヒートシンク28に接続される放熱部材27にも適用しても良い。
(第3の実施形態)
次に、本発明の第3の実施形態について図5を参照して説明する。
上記第1の実施形態の沸騰冷却器20では、発熱体10が配置される受熱板22に、表面を粗面とした複数の柱状ピンフィンを受熱部材26とした。図5に示すように受熱部材26を、表面を粗面とした直方体状の放熱ブロック31で構成しても良い。
この受熱部材26をブロック型に形成しても大幅に沸騰性能が落ちることはない。
生産性を考えるとブロック型の形状は、ピンフィンや矩形型フィンよりも製造し易く、製造上有利である。この受熱部材26は、受熱板22と一体で切削や鍛造などにより作成しても良い。あるいは、別に作製したブロックをろう付け等により受熱板22に溶着し、その後、表面を1μmから100μmに荒らす処理を行っても良い。
このような放熱ブロック31は、ヒートシンク28に接続される放熱部材27にも適用しても良い。
(第4の実施形態)
次に、本発明の第4の実施形態について図6を参照して説明する。
上記第1の実施形態の沸騰冷却器20では、チャンバー24が水平となるように配置したが、これに限定されない。沸騰冷却器20は、図6に示すように縦型に配置しても良い。即ち、受熱部材26、放熱部材27の法線が、鉛直方向の受熱板22及び放熱板23に対して直交する位置関係となるように、受熱部材26及び放熱部材27を位置させても良い。この場合も、受熱部材26と放熱部材27とのうち、少なくとも受熱部材26は液体の冷媒C1に浸漬される。このような構成とすることで、設計の自由度を高めることができる。
図6に示す沸騰冷却器20の例においては、発熱体10に接続された受熱部材26を、ヒートシンク28と接続する放熱部材27より鉛直方向下方に設けている。このような構成により、発熱体10の熱を受けた受熱部材26は、液状の冷媒C1に熱を伝えることでその冷媒C1を相変化させて気泡を発生させる。ここで発生した気泡は浮力により鉛直方向上方に移動して、冷却器となるヒートシンク28と接続した放熱部材27に接触して熱が奪われる。これにより、気体の冷媒C2は凝縮し液滴となる。
受熱部材26及び放熱部材27の位置関係は、受熱部材26に対して放熱部材27が下方、又は受熱部材26に対して放熱部材27が上方のいずれであってもよい。
しかしながら、少なくとも、受熱部材26の高さまで冷媒Cを注入し、受熱部材26を液体の冷媒C1に浸漬させるようにする必要がある。これにより、いずれの位置関係であったとしても発熱体10を搭載する受熱部材26が液体の冷媒Cに浸る。受熱部材26により沸騰が起こって相変化を利用した循環が起こり、熱がチャンバー24が全体に伝えられヒートシンク28により放熱される。
(第5の実施形態)
次に、本発明の第5の実施形態について図7を参照して説明する。
上記第1の実施形態の沸騰冷却器20では、チャンバー24を構成している受熱板22に受熱部材26を配置し、受熱板22に対向する放熱板23に放熱部材27を配置している。この第5の実施形態では、図7に示すように、受熱部材26と放熱部材27とを、一枚の熱伝導板32に配置しても良い。
この熱伝導板32を採用することで、部材が共通化されることにより、全体の部品数を減少させて生産性を向上させることができる。この熱伝導板32は例えば金属により構成されている。発熱体10の熱が、その金属を伝熱することにより受熱部材26から放熱部材27へ移動し、冷媒Cを介した熱輸送と合わせた相乗効果を発揮できる。
この受熱放熱部材32は、切削や鍛造により作製しても良い。あるいは、別々に作製した受熱部材26と放熱部材27のフィンをろう付けにより取り付けても良い。熱伝導板32と対向するように配置された密閉板33は、熱伝導性の良いアルミニウムや銅で作製しても良いし、生産性を考えアクリル等の樹脂により作製しても良い。
(第6の実施形態)
次に、本発明の第6の実施形態について図8〜図10を参照して説明する。
上記第1の実施形態の沸騰冷却器20では、チャンバー24が水平となるように配置したが、これに限定されない。図8〜図10に示すように、第6の実施形態においては、沸騰冷却器10を図9及び図10に示すように縦型に配置して、その上部位置にバッファタンク40を配置しても良い。
即ち、ヒートシンク28の鉛直方向上端付近に発熱体10を設置した場合、発熱体10に接続される受熱部材26を液体の冷媒C1に浸漬させなければならない。これによってチャンバー24の内部の大部分を液体の冷媒C1が占有することになる。しかし、チャンバー24内の内部空間にて、液体の冷媒C1が大部分占めるようになると、受熱部材26にて相変化により液体の冷媒C1が気体の冷媒C2に気化することでその体積が大きくなる。これによって冷媒Cが収容できるスペースが無くなり、チャンバー24内の圧力が必要以上に上昇することになる。この場合、冷媒Cの沸点が上昇するため、発熱体10を既定の温度に冷却することができなくなるおそれがある。
このような内圧上昇を抑えるために、気体の冷媒C2の避難場所となるのが図8〜図10に示されるバッファタンク40である。このバッファタンク40は、放熱板23の上部に突出するように配置される。バッファタンク40の内部に気体の冷媒C2を収容するためのバッファ空間が形成される。このバッファタンク40は、放熱板23の鉛直方向上部でありかつヒートシンク28の上方位置に配置される。一方、発熱体10に接続される受熱部材26は、バッファタンク40の対向位置に配置される。
このときの冷媒Cの動作図を図10に示す。発熱体10に接続される受熱部材26では、液体の冷媒C1が沸騰して気泡が発生する。その気泡が受熱部材26から離脱するとき、気泡(気体の冷媒C1)が占有する空間が開放され、その空間に液体の冷媒C2が流れ込むことにより循環が生じる。これにより発熱体10の熱が、チャンバー24全体に拡散され、鉛直方向下部の放熱部材27に搭載されたヒートシンク28により空気中により放熱される。
このとき、放熱板23の上部に設置されたバッファタンク40の内部空間に、受熱部材26で発生した気体を収められる。その結果、チャンバー24内の内圧上昇を抑え、チャンバー24の上部に設置した発熱体10に対しても冷却効果を引き出すことができる。また、発熱体10の熱量が大きい場合には、沸騰する液体の冷媒C2の量が多いため受熱部材26付近に多くの液体の冷媒C2が存在することが必要となる。その場合、バッファタンク40の一部に冷媒Cを貯蔵することにより、不足する冷媒Cを補うことで、大きな発熱量の発熱体10にも対応することができる。
以上、本発明の実施形態について図面を参照して詳述したが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等も含まれる。
この出願は、2010年5月19日に出願された日本出願特願2010−115539を基礎とする優先権を主張し、その開示の全てをここに取り込む。
本発明は、沸騰冷却器に適用することができる。この沸騰冷却器によれば、LSIやICの発熱を、沸騰・液化といった冷媒の相変化現象を利用することで抑制することができる。
10 発熱体
20 沸騰冷却器
21 側板部
22 受熱板
23 放熱板
24 チャンバー
26 受熱部材
27 放熱部材
28 ヒートシンク
32 熱伝導板
C1(C) 液体の冷媒
C2(C) 気体の冷媒

Claims (9)

  1. 発熱体が外側の面に設けられた熱伝導板、および前記熱伝導板の内側に設けられ、液体と気体との間で相変化する冷媒が充填された密閉空間を有するチャンバーと、
    前記熱伝導板の外側の面に設けられたヒートシンクと、
    前記熱伝導板を挟んで前記発熱体と対向するように前記熱伝導板の内側の面に設けられ、前記発熱体で発生した熱を冷媒に伝達する受熱部材と、
    前記熱伝導板の内側の面に設けられ、前記冷媒により伝達された熱を受け入れて前記ヒートシンクに放熱する放熱部材とを備え、
    前記受熱部材及び前記放熱部材は、前記熱伝導板の面方向に互いに離間して配置されており、
    前記受熱部材が液体の前記冷媒に浸漬されている沸騰冷却器。
  2. 前記熱伝導板は、前記密閉空間を挟んで互いに対向して配置された受熱板及び放熱板であって、
    前記発熱体及び前記受熱部材が、前記受熱板に設けられ、
    前記ヒートシンク及び前記放熱部材が、前記放熱板に設けられている請求項1に記載の沸騰冷却器。
  3. 前記受熱部材の前記受熱板からの高さ及び前記放熱部材の前記放熱板からの高さが、それぞれ前記受熱板と前記放熱板との間の距離の略2分の1の寸法に設定されている請求項2に記載の沸騰冷却器。
  4. 前記受熱部材は、前記放熱板の内側の面から少なくとも1mm以上離間され、
    前記放熱部材は、前記受熱板の内側の面から少なくとも1mm以上離間されている請求項2又は3に記載の沸騰冷却器。
  5. 前記受熱部材及び前記放熱部材は、前記熱伝導板の内側の面に立設された複数のフィンからなる請求項1から4のいずれか一項に記載の沸騰冷却器。
  6. 前記受熱部材及び前記放熱部材は、前記熱伝導板の内側の面に固定された直方体状をなすブロックである請求項1から4のいずれか一項に記載の沸騰冷却器。
  7. 前記受熱部材及び前記放熱部材の表面に、表面粗さ1μm〜100μmの範囲の粗面化加工が施されている請求項1から6のいずれか一項に記載の沸騰冷却器。
  8. 前記チャンバーが、気体の前記冷媒が入り込むバッファタンクを備える請求項1から7のいずれか一項に記載の沸騰冷却器。
  9. 前記受熱部材及び前記放熱部材が液体の前記冷媒に浸漬されている請求項1に記載の沸騰冷却器。
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