JPH02287095A - セラミックス製ヒートパイプ - Google Patents
セラミックス製ヒートパイプInfo
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- JPH02287095A JPH02287095A JP1106577A JP10657789A JPH02287095A JP H02287095 A JPH02287095 A JP H02287095A JP 1106577 A JP1106577 A JP 1106577A JP 10657789 A JP10657789 A JP 10657789A JP H02287095 A JPH02287095 A JP H02287095A
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- Non-Mechanical Conveyors (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
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Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、内部に封入された熱媒体に通電し、該通電電
流が磁界からうける力により熱媒体を移動せしめるセラ
ミックス製ヒートパイプに関する。
流が磁界からうける力により熱媒体を移動せしめるセラ
ミックス製ヒートパイプに関する。
(従来の技術)
従来のヒートパイプにおいては、蒸発部で気化した熱媒
体を凝縮部で液化し、該液化した熱媒体を再び蒸発部へ
供給する方法としては、蒸発部と凝縮部とを微細管路で
連結し、熱媒体の表面張力による毛管現象により該熱媒
体を蒸発部へ供給する方法や、凝縮部を蒸発部より上方
に設置し、液化した熱媒体が重力により蒸発部へと移動
させる方法や、液化した熱媒体を一旦外部へと導き、ポ
ンプにより蒸発部へと移送する方法がある。
体を凝縮部で液化し、該液化した熱媒体を再び蒸発部へ
供給する方法としては、蒸発部と凝縮部とを微細管路で
連結し、熱媒体の表面張力による毛管現象により該熱媒
体を蒸発部へ供給する方法や、凝縮部を蒸発部より上方
に設置し、液化した熱媒体が重力により蒸発部へと移動
させる方法や、液化した熱媒体を一旦外部へと導き、ポ
ンプにより蒸発部へと移送する方法がある。
(発明が解決しようとする課題)
このような従来の供給方法は、毛管現象を利用するもの
については熱媒体の移送量が少なく、ヒートポンプとし
ての熱エネルギ移動量が制限させる。また、重力による
ものはヒートポンプの設置場所に制限を受け、汎用性に
乏しい。また、ポンプによるものは、構造が複雑大型化
し、経時変化により信頼性が低下するという問題点があ
る。
については熱媒体の移送量が少なく、ヒートポンプとし
ての熱エネルギ移動量が制限させる。また、重力による
ものはヒートポンプの設置場所に制限を受け、汎用性に
乏しい。また、ポンプによるものは、構造が複雑大型化
し、経時変化により信頼性が低下するという問題点があ
る。
本発明は、上記の点に鑑みてなされたもので、簡単な構
造で、熱エネルギ移動量が大であり経時的な信頼性に優
れたセラミックス製ヒートパイプを提供しようとするも
のである。
造で、熱エネルギ移動量が大であり経時的な信頼性に優
れたセラミックス製ヒートパイプを提供しようとするも
のである。
(課題を解決するための手段)
本発明によれば、導電性の熱媒体により熱エネルギの移
動を行なうセラミックス製ヒートパイプにおいて、該熱
媒体が移動する通路に設けられ、該移動方向の直交方向
に対峙し該熱媒体に通電する電極と、移動方向及び通電
方向の双方に直交する方向に対峙し該熱媒体に磁界を作
用させる磁極とを有することを特徴とするセラミックス
製ヒートパイプを提供できる。
動を行なうセラミックス製ヒートパイプにおいて、該熱
媒体が移動する通路に設けられ、該移動方向の直交方向
に対峙し該熱媒体に通電する電極と、移動方向及び通電
方向の双方に直交する方向に対峙し該熱媒体に磁界を作
用させる磁極とを有することを特徴とするセラミックス
製ヒートパイプを提供できる。
(作用)
本発明のセラミックス製ヒートパイプでは、内部の熱媒
体に通電し、該通電電流が磁界から受ける力により該熱
媒体を移送するので、簡単な装置で大容量の熱エネルギ
を移動させることができる。
体に通電し、該通電電流が磁界から受ける力により該熱
媒体を移送するので、簡単な装置で大容量の熱エネルギ
を移動させることができる。
(実施例)
以下、本発明の一実施例を図面に従って詳細に説明する
。
。
第1図は、本発明によるヒートパイプの断面図、第2図
は、第1図のI−I断面図である。
は、第1図のI−I断面図である。
Iは外部からの熱エネルギを収受し、該熱エネルギを気
化潜熱として液体状の熱媒体を蒸気にする蒸発部であり
、−万端が閉鎖され外周面にフィンを有する中空円筒状
に炭化珪素の微粒子を焼結した多孔質状の母材11と、
炭化珪素等のセラミックスをCVD法等の薄膜形成法で
該母材11の表面に形成した密実な被覆層12とから形
成される。
化潜熱として液体状の熱媒体を蒸気にする蒸発部であり
、−万端が閉鎖され外周面にフィンを有する中空円筒状
に炭化珪素の微粒子を焼結した多孔質状の母材11と、
炭化珪素等のセラミックスをCVD法等の薄膜形成法で
該母材11の表面に形成した密実な被覆層12とから形
成される。
2は熱媒体の蒸気から気化潜熱を奪い熱媒体を液化し、
該気化潜熱を外部へ放出する凝縮部であり、表面に炭化
珪素等のセラミックスをCVD法等の薄膜形成法で形成
した密実な被覆層22を有し、−万端が閉鎮された中空
円筒状に炭化■1素の微粒子を焼結した多孔質状の母材
21と、被覆層22の外周面に周設されたセラミックス
からなるフィン23とから形成される。
該気化潜熱を外部へ放出する凝縮部であり、表面に炭化
珪素等のセラミックスをCVD法等の薄膜形成法で形成
した密実な被覆層22を有し、−万端が閉鎮された中空
円筒状に炭化■1素の微粒子を焼結した多孔質状の母材
21と、被覆層22の外周面に周設されたセラミックス
からなるフィン23とから形成される。
上記蒸発部1及び凝縮部2は、窒化珪素等の断熱性を有
するセラミックスからなる円筒状の流体通路3により連
結されている。該流体通路3は円筒方向に対し2系統に
分割されており、該2系統の内の一方は凝縮部2で液化
された熱媒体を蒸発部1へ移送するための液体通路4で
あり、他方は株発部1で気化された熱媒体を)J1縮部
2へと導く蒸気通路である。該液体通路4は、外部から
互いに対向する1組の磁8i51及び52により狭窄さ
れており、液体通路4内部には該狭窄方向に磁性体41
が並設されている。また、液体通路4の内面には、熱媒
体の移送方向と磁極の狭窄方向とに直行する方向に対向
する1組の電極61及び62が設けられている。該電極
61及び62は耐腐食性に優れた金等の金属を蒸着する
ことにより形成される。また、該電極61及び62と外
部の直流電源6とは、流体通路3を焼成する際に予めセ
ラミックス粉中に挿入し、一体焼結された導線により接
続されている。
するセラミックスからなる円筒状の流体通路3により連
結されている。該流体通路3は円筒方向に対し2系統に
分割されており、該2系統の内の一方は凝縮部2で液化
された熱媒体を蒸発部1へ移送するための液体通路4で
あり、他方は株発部1で気化された熱媒体を)J1縮部
2へと導く蒸気通路である。該液体通路4は、外部から
互いに対向する1組の磁8i51及び52により狭窄さ
れており、液体通路4内部には該狭窄方向に磁性体41
が並設されている。また、液体通路4の内面には、熱媒
体の移送方向と磁極の狭窄方向とに直行する方向に対向
する1組の電極61及び62が設けられている。該電極
61及び62は耐腐食性に優れた金等の金属を蒸着する
ことにより形成される。また、該電極61及び62と外
部の直流電源6とは、流体通路3を焼成する際に予めセ
ラミックス粉中に挿入し、一体焼結された導線により接
続されている。
ところで、熱媒体は導電性でなければならず、例えば希
塩酸水溶液を使用すると該水溶液中の水が電気分解され
、酸素及び水素ガスが発生しヒートポンプ内部の圧力が
上昇するので、流体通路3に設けられた排気管31より
酸素及び水素ガスを外部に導き、燃焼もしくは触媒反応
させエネルギを回収し水に戻した後、給水管32からヒ
ートポンプ内へと再注入する。
塩酸水溶液を使用すると該水溶液中の水が電気分解され
、酸素及び水素ガスが発生しヒートポンプ内部の圧力が
上昇するので、流体通路3に設けられた排気管31より
酸素及び水素ガスを外部に導き、燃焼もしくは触媒反応
させエネルギを回収し水に戻した後、給水管32からヒ
ートポンプ内へと再注入する。
次に、本発明によるヒートパイプの作用について説明す
る。
る。
蒸発部1外部の熱エネルギは被i層12を介して母材1
2に含浸している希塩酸水溶液に伝達され、該希塩酸水
溶液の水分が蒸発し流体通路3を通過し凝縮部2に導か
れ、冷却されて水に戻り、母材21に含浸される。該含
浸した水は再び希塩酸水溶液となり液体通路4に集まる
。電極61及び電極62には直流電源6の電圧が印加さ
れているので、本図では74M161から電極62の方
向へ希塩酸水溶液中を電流が流れる。また、6n極51
と磁極52との間隔が大であるが、磁界方向に磁性体4
1が並設されているため、希塩酸水溶液に作用する磁界
の強度は大である。そして、磁界の方向は磁極51から
磁極52の方向であるので、フレミングの左手の法則に
より、希塩酸水溶液には蒸発部1方向への駆動力が作用
し移送される。
2に含浸している希塩酸水溶液に伝達され、該希塩酸水
溶液の水分が蒸発し流体通路3を通過し凝縮部2に導か
れ、冷却されて水に戻り、母材21に含浸される。該含
浸した水は再び希塩酸水溶液となり液体通路4に集まる
。電極61及び電極62には直流電源6の電圧が印加さ
れているので、本図では74M161から電極62の方
向へ希塩酸水溶液中を電流が流れる。また、6n極51
と磁極52との間隔が大であるが、磁界方向に磁性体4
1が並設されているため、希塩酸水溶液に作用する磁界
の強度は大である。そして、磁界の方向は磁極51から
磁極52の方向であるので、フレミングの左手の法則に
より、希塩酸水溶液には蒸発部1方向への駆動力が作用
し移送される。
そして、再び蒸発部1の熱エネルギを奪い上記循環をく
りかえす。
りかえす。
次に、流体通路3の他の実施例を第3図に示す。
第3図は、他の実施例におけるI−I断面図である。
電磁石7の磁極71及び72で液体通路4を狭窄し、電
極61及び62に交流電源8からの交流電圧を印加する
。また、該交流電源8から位相進角回路を介して電6n
石7のコイルへ電力へと接続し、交流電源8の位相より
約90度進角した交流電圧を電磁石7のコイルに印加す
る。
極61及び62に交流電源8からの交流電圧を印加する
。また、該交流電源8から位相進角回路を介して電6n
石7のコイルへ電力へと接続し、交流電源8の位相より
約90度進角した交流電圧を電磁石7のコイルに印加す
る。
電6n石7の磁極71及び72の間に作用する磁界の方
向は電磁石7のコイルに印加される交流電圧より90度
位相が遅れて反転する。電磁石7のコイルに印加される
交流電圧は位相進角回路81により90度進角されてい
るので、該磁界の逆転周期と電極61及び62間の電流
方向の逆転周期とは同位相となり、同じタイミングで希
塩酸水溶液に作用する磁界と電流方向が逆転する。よっ
て、該希塩酸水溶液に作用する駆動力の方向は変化しな
い。また、電極61及び62には交流電圧が印加される
ので、希塩酸水溶液は電気分解されず、酸素及び水素ガ
スが発生しないためヒートパイプを密閉することができ
る。
向は電磁石7のコイルに印加される交流電圧より90度
位相が遅れて反転する。電磁石7のコイルに印加される
交流電圧は位相進角回路81により90度進角されてい
るので、該磁界の逆転周期と電極61及び62間の電流
方向の逆転周期とは同位相となり、同じタイミングで希
塩酸水溶液に作用する磁界と電流方向が逆転する。よっ
て、該希塩酸水溶液に作用する駆動力の方向は変化しな
い。また、電極61及び62には交流電圧が印加される
ので、希塩酸水溶液は電気分解されず、酸素及び水素ガ
スが発生しないためヒートパイプを密閉することができ
る。
以上本発明について詳細に説明したが、本発明の精神か
ら逸れないかぎりで、種々の異なる実施例は容易に構成
できるから、本発明は前記特許請求の範囲において記載
した限定以外、特定の実2if例に制約されるものでは
ない。
ら逸れないかぎりで、種々の異なる実施例は容易に構成
できるから、本発明は前記特許請求の範囲において記載
した限定以外、特定の実2if例に制約されるものでは
ない。
(発明の効果)
以上説明したように、本発明によれば、内部の熱媒体に
通電し、該通電電流が磁界から受ける力により該熱媒体
を移送するので、簡単な構造で、熱エネルギ移動量が大
であり経時的な信頼性に優れたセラミックス製ヒートパ
イプを提供できる。
通電し、該通電電流が磁界から受ける力により該熱媒体
を移送するので、簡単な構造で、熱エネルギ移動量が大
であり経時的な信頼性に優れたセラミックス製ヒートパ
イプを提供できる。
第1図は、本発明の一実施例を示すブロック図、第2図
は、第1図の■−■断面図、第3図は、他の実施例にお
けるI−1断面図である。 1・・・蒸発部、2・・・凝縮部、3・・・流体通路、
4・・・液体通路、5・・・永久磁石、6・・・直流電
源、7・・・電磁石、8・・・交流電ン原。
は、第1図の■−■断面図、第3図は、他の実施例にお
けるI−1断面図である。 1・・・蒸発部、2・・・凝縮部、3・・・流体通路、
4・・・液体通路、5・・・永久磁石、6・・・直流電
源、7・・・電磁石、8・・・交流電ン原。
Claims (2)
- (1)導電性の熱媒体により熱エネルギの移動を行なう
セラミックス製ヒートパイプにおいて、該熱媒体が移動
する通路に設けられ、該移動方向の直交方向に対峙し該
熱媒体に通電する電極と、移動方向及び通電方向の双方
に直交する方向に対峙し該熱媒体に磁界を作用させる磁
極とを有することを特徴とするセラミックス製ヒートパ
イプ。 - (2)上記通電及び磁界の方向が同タイミングで反転す
ることを特徴とする請求項(1)記載のセラミックス製
ヒートパイプ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1106577A JPH02287095A (ja) | 1989-04-26 | 1989-04-26 | セラミックス製ヒートパイプ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1106577A JPH02287095A (ja) | 1989-04-26 | 1989-04-26 | セラミックス製ヒートパイプ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02287095A true JPH02287095A (ja) | 1990-11-27 |
Family
ID=14437082
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1106577A Pending JPH02287095A (ja) | 1989-04-26 | 1989-04-26 | セラミックス製ヒートパイプ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH02287095A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPWO2011145618A1 (ja) * | 2010-05-19 | 2013-07-22 | 日本電気株式会社 | 沸騰冷却器 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01111198A (ja) * | 1987-10-26 | 1989-04-27 | Hitachi Ltd | ループ型ヒートパイプ |
-
1989
- 1989-04-26 JP JP1106577A patent/JPH02287095A/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01111198A (ja) * | 1987-10-26 | 1989-04-27 | Hitachi Ltd | ループ型ヒートパイプ |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPWO2011145618A1 (ja) * | 2010-05-19 | 2013-07-22 | 日本電気株式会社 | 沸騰冷却器 |
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