JPWO2011058653A1 - 太陽電池セル - Google Patents

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Abstract

太陽電池セル(101)においては、銀電極(7)は、裏面タブ線(8)に沿って複数個が直線上に所定の間隔を空けてドット状に形成されている。銀電極(7)のピッチは、シリコン基板(1)の中央部で大きく、シリコン基板(1)の端部で小さい。応力の大きいシリコン基板(1)の端部に銀電極(7)を多く配置することにより、端部の剛性を向上させ反りを減少させセル割れを抑制する。

Description

本発明は、電極に接合して電気出力を取り出すリード線を備え、このリード線を接合した後のセル割れを低減することができる太陽電池セルに関するものである。
太陽電池セルには、電気出力を取り出す目的で平角銅線でなるリード線が接合される。このリード線は、接合直後の高温状態から常温に冷却されるさいに収縮する。このリード線の収縮は、基板に反りを発生させたり局所的な変形を発生させたりして、太陽電池セルの割れの原因となる。
太陽電池セルを構成する半導体基板の受光面(おもて面)には、リード線を接合する目的で、直線上に延びるリード接合電極が形成されている。一方、基板の裏面には、同じくリード線を接合する目的で、リード接合電極が所定の間隔を空けてドット状に(飛び石的に)形成されている。そして、基板の裏面のドット状のリード接合電極以外の部分は全面的にアルミニウム電極となっている。
リード接合電極は、リード線に沿うように半導体基板の端部から端部まで連続して設けられてもよい。しかしながら、アルミニウム電極とリード接合電極の境界部は、強度が低いので、リード接合電極のいずれかの位置に亀裂がおよぶとこの境界に沿って半導体基板の全長に渡り亀裂が波及してしまう。
これを回避するために、従来、上記のようにリード接合電極を所定の間隔を空けてドット状に(飛び石的に)形成している。これにより、境界部のいずれかに亀裂が生じても、隣接するリード接合電極に亀裂が波及することがない(例えば、特許文献1参照)。
国際公開第WO2009/019928号明細書
一般に平角銅線でなるリード線が半導体基板にはんだ接合された場合、リード線と半導体基板の線膨張係数の違いから冷却時に応力が働く、具体的には、リード線(銅)の方が半導体基板より収縮率が大きいため、リード線が太陽電池セル表面に形成されたリード接合電極の間隔を縮めるように応力を作用させる。受光面には受光面リード線が接続され、裏面には裏面リード線が接続されて、両リード線とも基板表面を縮めるように応力を働かせるが、裏面リード線からの応力の方が半導体基板に大きく作用するので、半導体基板は裏面側が凹となるように反る。
収縮率の異なる薄板を貼り合わせたものは、片方の薄板が縮むと一方の側に反る。その反りは、中央部から端部に至るまで徐々に加算されて行き(例えば、熱を加えられたイカの小片のごとく)平板の端部で最も大きく湾曲する。このように反りが半導体基板の端部で最も大きくなることは、発明者等のシミュレーション及び実験でも明らかになっている。そして、この半導体基板端部の反りは、セル割れの原因となるので改善が望まれていた。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、半導体基板の端部に発生する過大変形を減少させ割れの発生を削減することができる太陽電池セルを得ることを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、この発明の太陽電池セルは、太陽光を受光して電力を発生する半導体基板の受光面側に受光面リード接合電極を有し、半導体基板の裏面側に裏面リード接合電極を有し、受光面リード接合電極および裏面リード接合電極にそれぞれ受光面リード線及び裏面リード線を接続されて発生した電力を取り出される太陽電池セルにおいて、裏面リード線は半導体基板の裏面側に直線上に延び、裏面リード接合電極は、裏面リード線に沿って複数個が直線上に所定の間隔を空けてドット状に形成されており、裏面リード接合電極のピッチが半導体基板の中央部で大きく、半導体基板の端部で小さいことを特徴とする。
この発明の太陽電池セルによれば、半導体基板の端部で裏面リード接合電極の配置が密になり基板の剛性が大きくなるので、半導体基板の端部の反りが減少する。これにより、半導体基板の割れが抑制される。
図1は、本発明の実施の形態1に係る太陽電池セルの裏面側から見た図である。 図2は、本発明の実施の形態1に係る太陽電池セルの受光面側から見た図である。 図3は、複数の太陽電池セルが受光面リード線及び裏面リード線により順次接続された様子を示す斜視図である。 図4は、受光面リード線及び裏面リード線により順次接続された太陽電池セルでなる太陽電池アレイが太陽電池モジュール内に封止されている様子を示す斜視図である。 図5は、図4の太陽電池モジュール分解斜視図である。 図6は、比較のために示す従来の太陽電池セルの裏面側から見た図である。 図7は、本発明の実施の形態2に係る太陽電池セルの裏面側から見た図である。 図8は、本発明の実施の形態3に係る太陽電池セルの裏面側から見た図である。 図9は、本発明の実施の形態4に係る太陽電池セルの裏面側から見た図である。 図10は、本発明の実施の形態4の銀電極のピッチの変化を示すグラフの図である。
以下に、本発明にかかる太陽電池セルの実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、以下の実施の形態においては、一例として、半導体基板をシリコン基板、受光面リード接合電極をバスバー電極、リード線をタブ線、裏面リード接合電極を銀電極として説明する。この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態1に係る太陽電池セルの裏面側から見た図である。図2は、本発明の実施の形態1に係る太陽電池セルの受光面側から見た図である。図3は、複数の太陽電池セルが受光面リード線及び裏面リード線により順次接続された様子を示す斜視図である。図4は、受光面リード線及び裏面リード線により順次接続された太陽電池セルでなる太陽電池アレイが太陽電池モジュール内に封止されている様子を示す斜視図である。図5は、図4の太陽電池モジュール分解斜視図である。なお、図3乃至5においては、裏面リード接合電極と裏面リード線との関係が良く示されるように、シリコン基板の裏面を上した斜視図としている。
本実施の形態の太陽電池セルにおいては、1辺の長さが140mmから160mmの矩形平板状のシリコン基板(半導体基板)1を有している。シリコン基板1の裏面側には、ドット状の銀電極(裏面リード接合電極)7が2列にそれぞれ所定の間隔を空けながら複数個設けられている。図1に示すように、2列にならぶ銀電極7は、後述するバスバー電極3に対向する直線上に一定の間隔を置いて飛び石状に設けられている。この銀電極7の上面には、列のほぼ全長に渡って、裏面タブ線(裏面リード線)8が接合されている。裏面タブ線8の幅は、銀電極7の幅よりも小さい。なお、本実施の形態の特長は、この飛び石状に設けられた銀電極7のピッチにあり、詳細は後述する。裏面タブ線8は、太陽電池用リード線として一般的に使用されるハンダめっきが施された平角銅線である。
図2に示すように、シリコン基板1の受光面側には、受光面積を極力確保しながらセル全面より集電する複数の細いグリッド電極2が、シリコン基板1のほぼ全幅に渡ってほぼ平行に配設されている。そして、このグリッド電極2にほぼ直交して、2本のバスバー電極(受光面リード接合電極)3がシリコン基板1のほぼ全長に渡って直線上に設けられている。さらに、バスバー電極3の上面のほぼ全長に渡って、受光面タブ線(受光面リード線)5が接合されている。受光面側タブ線5の幅は、バスバー電極3と同じか或いは若干小さい。この受光面タブ線5は、シリコン基板1どうしを直列に接続するために、セル面よりも外側に突出する延長部5aを有している。受光面タブ線5は、太陽電池用リード線として一般的に使用されるハンダめっきされた平角銅線である。なお、本実施の形態においては、受光面タブ線5と裏面タブ線8はシリコン基板1の裏面側にて接続される別部材となっているが、連続する1本のタブ線(リード線)となっていてもよい。
図3に示すように、併設された複数のシリコン基板1は、受光面側から隣接するシリコン基板1の裏面側に潜り込む受光面タブ線5の延長部5aを、シリコン基板1の裏面側にて隣接するシリコン基板1の裏面タブ線8と順次電気的に接続されて直列に接続されている。このようにして所定数のシリコン基板1が接続されて太陽電池アレイ17が作製される(図5)。
図4及び図5に示されるように、太陽電池モジュール50の要部を構成する積層体は、受光面側から、ガラス等の透明材でなる透光性基板11と、透明樹脂でなる受光面側封止材(第1の樹脂層)12と、碁盤目状に並べられた複数のシリコン基板1及びこれら複数のシリコン基板1を直列に接続するリード線5,8が配線された太陽電池アレイ17と、透明樹脂でなる裏面側封止材(第2の樹脂層)15と、耐候性に優れたバックシート16とが、この順にて積層されて構成されている。なお、受光面側封止材12と裏面側封止材15は、熱処理により一体となり、太陽電池アレイ17を樹脂封止して樹脂封止層を形成する。このような構成の積層体の外周縁部が全周にわたって図示しないフレーム枠で覆われて太陽電池モジュール50が作製される。
図1にもどり、上記のようにシリコン基板1の裏面には、裏面タブ線8に沿って8個の銀電極7が直線上に所定の間隔を空けてドット状に形成されている。端部に設けられた銀電極7は、中心位置がシリコン基板1の端から4mm以上離れるように形成されている。そして、本実施の形態の特長として、銀電極7のピッチがシリコン基板1の中央部で大きく、シリコン基板1の端部で小さくなっている。すなわち、シリコン基板1の図1で破線にて囲まれた部分で銀電極7の配置が密になっている。シリコン基板1は、銀電極7の存在する部分の方が、銀電極7の存在しない部分よりも剛性が高い。そのため、同じ応力に対してシリコン基板1の反りが小さくなる。
また、銀電極7のピッチは、シリコン基板1の中央部のピッチをA、シリコン基板1の端部のピッチをB、シリコン基板1の中央部と端部の間の中間部のピッチをCとしたとき、A=C>Bであり、さらにA:B=2:1である。
図6は、比較のために示す従来の太陽電池セルの裏面側から見た図である。図6に示されるように、従来の太陽電池セルの銀電極57のピッチは等間隔であった。そのため、シリコン基板1と裏面タブ線8の線膨張係数の違いにより、シリコン基板1が反り、その反りはシリコン基板1のセル割れの原因にもなっていた。
本実施の形態の太陽電池セルは、太陽光を受光して電力を発生するシリコン基板1の受光面側にバスバー電極3を有し、シリコン基板1の裏面側に銀電極7を有し、バスバー電極3および銀電極7にそれぞれ受光面タブ線5及び裏面タブ線8を接続されて発生した電力を取り出される太陽電池セルにおいて、裏面タブ線8はシリコン基板1の裏面側に直線上に延び、銀電極7は、裏面タブ線8に沿って複数個が直線上に所定の間隔を空けてドット状に形成されており、銀電極7のピッチがシリコン基板1の中央部で大きく、シリコン基板1の端部で小さい。そのため、シリコン基板1の端部で銀電極7の配置が密になり、基板の剛性が大きくなるので、シリコン基板1の端部の反りを減少させる。これにより、シリコン基板1のセル割れが抑制される。
また、銀電極7のピッチは、シリコン基板1の中央部のピッチをA、シリコン基板1の端部のピッチをB、シリコン基板1の中央部と端部の間の中間部のピッチをCとしたとき、A=C>Bであり、さらにA:B=2:1である。そのため、銀電極7の配置の検討する場合に容易に行え、また作製する際にも容易である。
なお、本実施の形態の銀電極7のピッチは、シリコン基板1の中央部のピッチをA、シリコン基板1の端部のピッチをB、シリコン基板1の中央部と端部の間の中間部のピッチをCとしたとき、A=C>Bであるが、A≧C>Bであっても同様の効果を得ることができる。
[実施例]
発明者等は、シミュレーション及び実験で本実施の形態の効果を確認した。厚さが160μm〜200μmのシリコン基板を用いて、図6に示すような従来の銀電極の配置としたものと、本実施の形態の銀電極の配置としたものとでシリコン基板の端部で発生する反りの大きさを観察した。
以下のように、従来の反りの大きさを100%としたとき、厚さが180μmと200μmのものはほぼ同じで96%と95%と、反りを抑制する効果はさほど大きくはなかった。一方、厚さが160μmのものは反りの大きさが86%と大きく減少した。
変形量(従来の変形量を100%とする)
厚さ160μm:86%
厚さ180μm:96%
厚さ200μm:95%
この結果より、本実施の形態は、200μm以下の厚さのシリコン基板で反りを抑制する効果があることが明らかになり、特に厚さが160μm以下のものでより有効であることが明かになった。
なお、本実施の形態においては、8個の銀電極7が直線上に所定の間隔を空けてドット状に形成されているが、8個に限らず、4個以上の銀電極7がドット状に形成されているものであれば、本実施の形態の構成を適用することができる。
また、本実施の形態においては、受光面タブ線5及び裏面タブ線8が2本であるが、受光面タブ線5及び裏面タブ線8が3本以上の場合にも本実施の形態の構成を適用することができる。
実施の形態2.
図7は、本発明の実施の形態2に係る太陽電池セルの裏面側から見た図である。本実施の形態においては、1列に対して7個の銀電極27が設けられている。銀電極27は、実施の形態1のものと同じように、裏面タブ線8に沿って複数個が直線上に所定の間隔を空けてドット状に形成されており、銀電極27のピッチがシリコン基板1の中央部で大きく、シリコン基板1の端部で小さい。そのため、シリコン基板1の端部で銀電極27の配置が密になり、基板の剛性が大きくなるので、シリコン基板1の端部の反りを減少させる。これにより、シリコン基板1のセル割れが抑制される。なお、図6の従来の太陽電池セルの銀電極57と比較して明らかなように、銀電極の数は増加していない。そのため、従来と較べてコストが向上することがない。
実施の形態3.
図8は、本発明の実施の形態3に係る太陽電池セルの裏面側から見た図である。本実施の形態においては、シリコン基板1の端部に小ピッチの銀電極37が2ピッチ分連続して設けられている。このような構成とすることにより、シリコン基板1の端部で銀電極37のさらに配置が密になり、基板の剛性がさらに大きくなるので、シリコン基板1の端部の反りがさらに減少する。
実施の形態4.
図9は、本発明の実施の形態4に係る太陽電池セルの裏面側から見た図である。図10は、本実施の形態の銀電極のピッチの変化を示すグラフの図である。図10において、縦軸はピッチの大きさ、横軸は裏面タブ線に沿う中心から端部に至る距離を示している。図9及び図10に示すように、本実施の形態の銀電極47のピッチは、シリコン基板1の中央部で最大であり、端部に向かって徐々に小さくなり、シリコン基板1の端部で最小となっている。
シリコン基板1と裏面タブ線8の線膨張係数の違いにより発生するシリコン基板1の反りは、中央部で最も小さく端部で最も大きい、そのため、銀電極47の配置を上記のようにして、シリコン基板1の中央部の剛性を相対的に小さく、一方、シリコン基板1の端部の剛性を相対的に大きくすることで、シリコン基板1に発生する反りを効果的に抑制することができる。
以上のように、本発明にかかる太陽電池セルは、受光面に受光面リード接合電極を有し、裏面に裏面リード接合電極を有する太陽電池セルに適用されて好適なものであり、特に裏面リード接合電極が所定の間隔を空けてドット状に形成された太陽電池セルに適用されて最適なものである。
1 シリコン基板(半導体基板)
2 グリッド電極
3 バスバー電極(受光面リード接合電極)
5 受光面タブ線(受光面リード線)
5a 延長部
7,27,37,47 銀電極(裏面リード接合電極)
8 裏面タブ線(裏面リード線)
11 透光性基板
12 受光面側封止材
13 太陽電池セル
15 裏面側封止材
16 バックシート
50 太陽電池モジュール
国際公開第2009/019929号明細書
上述した課題を解決し、目的を達成するために、この発明の太陽電池セルは、太陽光を受光して電力を発生する半導体基板の受光面側に受光面リード接合電極を有し、前記半導体基板の裏面側に裏面リード接合電極と前記裏面リード接合電極以外の領域にアルミニウム電極とを有し、前記受光面リード接合電極および前記裏面リード接合電極にそれぞれ受光面リード線および裏面リード線を接続されて発生した電力を取り出される太陽電池セルにおいて、前記裏面リード線は前記半導体基板の裏面側に直線上に延び、前記裏面リード接合電極は、前記裏面リード線に沿って複数個が直線上に所定の間隔を空けてドット状に形成されており、前記裏面リード接合電極のピッチが前記半導体基板の中央部で大きく、前記半導体基板の端部で小さく、かつ前記中央部から前記端部までの間に配置される前記裏面リード接合電極のうち任意の隣接する3つの第1〜第3裏面リード接合電極において、前記端部側の前記第3裏面リード接合電極と前記第2裏面リード接合電極の間のピッチが、前記中央部側の前記第1裏面リード接合電極と前記第2裏面リード接合電極の間のピッチ以下となるように配置されることを特徴とする。

Claims (6)

  1. 太陽光を受光して電力を発生する半導体基板の受光面側に受光面リード接合電極を有し、前記半導体基板の裏面側に裏面リード接合電極を有し、前記受光面リード接合電極および前記裏面リード接合電極にそれぞれ受光面リード線及び裏面リード線を接続されて発生した電力を取り出される太陽電池セルにおいて、
    前記裏面リード線は前記半導体基板の裏面側に直線上に延び、
    前記裏面リード接合電極は、前記裏面リード線に沿って複数個が直線上に所定の間隔を空けてドット状に形成されており、前記裏面リード接合電極のピッチが前記半導体基板の中央部で大きく、前記半導体基板の端部で小さい
    ことを特徴とする太陽電池セル。
  2. 前記裏面リード接合電極のピッチは、前記半導体基板の中央部のピッチをA、前記半導体基板の端部のピッチをB、前記半導体基板の中央部と端部の間の中間部のピッチをCとしたとき、A≧C>Bである
    ことを特徴とする請求項1に記載の太陽電池セル。
  3. 前記裏面リード接合電極のピッチは、A=Cで、且つA:B=2:1である
    ことを特徴とする請求項2に記載の太陽電池セル。
  4. 前記裏面リード接合電極においては、前記半導体基板の端部に小ピッチの前記裏面リード接合電極が複数ピッチ分連続して設けられている
    ことを特徴とする請求項2に記載の太陽電池セル。
  5. 前記裏面リード接合電極のピッチは、前記半導体基板の中央部で最大であり、端部に向かって徐々に小さくなり、前記半導体基板の端部で最小となる
    ことを特徴とする請求項1記載の太陽電池セル。
  6. 前記半導体基板の厚さが200μm以下である
    ことを特徴とする請求項1記載の太陽電池セル。
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