JP6242480B2 - 太陽電池および太陽電池モジュール - Google Patents

太陽電池および太陽電池モジュール Download PDF

Info

Publication number
JP6242480B2
JP6242480B2 JP2016511260A JP2016511260A JP6242480B2 JP 6242480 B2 JP6242480 B2 JP 6242480B2 JP 2016511260 A JP2016511260 A JP 2016511260A JP 2016511260 A JP2016511260 A JP 2016511260A JP 6242480 B2 JP6242480 B2 JP 6242480B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
electrode
bus electrode
bus
grid
solar cell
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2016511260A
Other languages
English (en)
Other versions
JPWO2015151245A1 (ja
Inventor
陽一郎 西本
陽一郎 西本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Publication of JPWO2015151245A1 publication Critical patent/JPWO2015151245A1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6242480B2 publication Critical patent/JP6242480B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L31/00Semiconductor devices sensitive to infrared radiation, light, electromagnetic radiation of shorter wavelength or corpuscular radiation and specially adapted either for the conversion of the energy of such radiation into electrical energy or for the control of electrical energy by such radiation; Processes or apparatus specially adapted for the manufacture or treatment thereof or of parts thereof; Details thereof
    • H01L31/02Details
    • H01L31/0224Electrodes
    • H01L31/022408Electrodes for devices characterised by at least one potential jump barrier or surface barrier
    • H01L31/022425Electrodes for devices characterised by at least one potential jump barrier or surface barrier for solar cells
    • H01L31/022433Particular geometry of the grid contacts
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L31/00Semiconductor devices sensitive to infrared radiation, light, electromagnetic radiation of shorter wavelength or corpuscular radiation and specially adapted either for the conversion of the energy of such radiation into electrical energy or for the control of electrical energy by such radiation; Processes or apparatus specially adapted for the manufacture or treatment thereof or of parts thereof; Details thereof
    • H01L31/04Semiconductor devices sensitive to infrared radiation, light, electromagnetic radiation of shorter wavelength or corpuscular radiation and specially adapted either for the conversion of the energy of such radiation into electrical energy or for the control of electrical energy by such radiation; Processes or apparatus specially adapted for the manufacture or treatment thereof or of parts thereof; Details thereof adapted as photovoltaic [PV] conversion devices
    • H01L31/042PV modules or arrays of single PV cells
    • H01L31/05Electrical interconnection means between PV cells inside the PV module, e.g. series connection of PV cells
    • H01L31/0504Electrical interconnection means between PV cells inside the PV module, e.g. series connection of PV cells specially adapted for series or parallel connection of solar cells in a module
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E10/00Energy generation through renewable energy sources
    • Y02E10/50Photovoltaic [PV] energy

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Sustainable Development (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Condensed Matter Physics & Semiconductors (AREA)
  • Electromagnetism (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Computer Hardware Design (AREA)
  • Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Sustainable Energy (AREA)
  • Photovoltaic Devices (AREA)

Description

本発明は、太陽電池および太陽電池モジュールに関する。
従来、光照射により太陽電池内部で発生したキャリアはpn接合の内蔵電界により電子と正孔に分離され、正負の各電極から取り出される。電流はキャリアの移動であるため、その移動経路において抵抗損失が生じる。例えばp型ウェハを使用した太陽電池の場合、pn接合で分離された電子はエミッタ層(n層)を通過してグリッド電極に集められ、更にグリッド電極からバス電極に集められる。一方、正孔はウェハを通過して、裏面電極に集められる。これらの経路での抵抗損失は太陽電池の曲線因子(Fill Factor、以下、FFと記す)に影響を与え、抵抗損失が大きくなるにつれてFFが低下する。このため太陽電池の高効率化をはかるためには、太陽電池内の抵抗損失を減らす事が重要である。
特に、裏面を全面電極とした太陽電池では拡散層と表面電極に起因する抵抗損失が大きく、表面電極と似た構造の電極を裏面電極に持つ太陽電池に至っては、更に裏面電極の損失も加わり、これらの抵抗損失を減らす事が必要である。拡散層のシート抵抗を下げる事は拡散層での抵抗損失の低減には有効であるが、そうすると短波長光を有効に活用できず電流が低下してしまうため、シート抵抗を下げることなく、グリッド電極ピッチを狭くするなど、表面電極の設計や工夫で抵抗損失を減らしている。例えば、特許文献1ではグリッド電極の断面積の増加率をグリッド電極の先端から電流導出部(バス電極との接続部)に向かって大きくなるよう形成する、また、特許文献2ではバス電極の本数を増やす事でグリッド電極を短くする、などの技術が開示されている。
バス電極とその両側に配するグリッド電極の接続箇所が一直線上に位置しないように配列した電極パターンも提案されている(特許文献3,4)。特許文献3および4では、類似した電極パターンを有しており、バス電極の両側でグリッド電極の本数が異なっている。また特許文献3では、セルの端部までグリッド電極が配置されていない。一方特許文献4ではセル端部にグリッド電極が配置されている。
特開平6-283736号公報 特許第4953562号公報 特開2007−324264号公報 特開2013−171885号公報
しかしながら、上記従来の技術によればバス電極に対して特別な注意を払っていない。これはモジュールを組みたてる際、バス電極にはタブ線が接続されるためであると考えられる。タブ線は、はんだめっきされた導体(銅が用いられる)で構成され、太陽電池の電極として一般的に用いられている印刷電極つまり印刷ペーストの焼成で得られる電極と比べて導電率も高く、厚いため、バス電極に集められた電流は主にタブ線を流れ、バス電極を流れる電流は少ない、と考えられているためであると予測される。
ところが、バス電極とタブ線は全面が接続されているのではなく、数カ所、接続されているだけであり、バス電極に集められた電流はタブ線との接続箇所に到達するまではバス電極を流れるため、ここでの抵抗損失はFFを増加させる要因であると言える。
特許文献2のようにバス電極本数を増やせば、バス電極を流れる電流が分散され、バス電極での抵抗損失を減らすことができる。ただし、これではタブ線との接続箇所に到達するまでバス電極を通る電流による抵抗損失までは下げる事はできない。また、特許文献3、4の構成では必然的にバス電極が長くなり、バス電極の電極面積が増大する。これにより、光電変換に寄与する実効面積が減少し(シャドウロス)光電変換効率が低下する。
特許文献1,2,3,4のいずれについても、必ずしもバス電極の抵抗損失とシャドウロスの低減を両立させているとは言えず、電極形状に起因する抵抗損失を十分に低減することができない。このため、さらなる電極形状の改善が求められている。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであり、電極形状の変更という簡便な方法で太陽電池のバス電極における抵抗損失を低減し、高効率の太陽電池および太陽電池モジュールを得ることを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、光電変換部を有する基板の受光面に形成される集電電極が、光電変換部上に形成されたバス電極と、バス電極の両側に平行に配列され、バス電極と直交する方向に互いに平行に形成された本体部を備えた複数のグリッド電極とを有している。このグリッド電極は、バス電極の一端部で、バス電極との接続部が、一直線上に位置し、バス電極の一端部以外では、バス電極の両側で、バス電極との接続部がずれるように、バス電極の一方の側に介在して本体部に接続される斜行部を有する。
本発明によれば、バス電極に流入する電流が分散され、バス電極での抵抗損失を低減することが可能となるという効果を奏する。
図1は、本発明の実施の形態1による太陽電池を模式的に示す図であり、(a)は平面図、(b)は(a)のA−A断面図である。 図2は、同太陽電池の電極パターンの要部拡大図である。 図3は、実施の形態1の太陽電池のセル端から最端のグリッド電極までの拡散層の抵抗損失を説明するための模式図である。 図4は、実施の形態1の太陽電池の電極パターンにおけるバス電極の抵抗損失を計算するための模式図である。 図5(a)は、比較例1の太陽電池のセル端から最端のグリッド電極までの拡散層の抵抗損失を説明するための模式図、図5(b)は、比較例1の太陽電池の電極パターンにおけるバス電極の抵抗損失を計算するための模式図である。 図6(a)は、比較例2の太陽電池のセル端から最端のグリッド電極までの拡散層の抵抗損失を説明するための模式図、図6(b)は、比較例2の太陽電池の電極パターンにおけるバス電極の抵抗損失を計算するための模式図である。 図7(a)は、実施の形態2の太陽電池モジュールの構造を示す上面図、図7(b)は、実施の形態2の太陽電池モジュールの構造を示す断面図である。 図8は、実施の形態2の太陽電池モジュールのストリングの一部を示す斜視図である。 図9は、実施の形態2の太陽電池モジュールのストリングの一部を示す上面図である。 図10(a)は、実施の形態3の太陽電池セルの受光面側から見た上面図であり、図10(b)は、裏面側から見た上面図である。 図11(a)は、実施の形態3の変形例の太陽電池セルの受光面側から見た上面図であり、図11(b)は、裏面側から見た上面図である。 図12は、実施の形態4の太陽電池セルの上面図である。 図13は、実施の形態5の太陽電池セルの上面図である。 図14は、比較例の太陽電池セルの上面図である。
以下に、本発明にかかる太陽電池について、実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、本発明は以下の記述に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において適宜変更可能である。また、以下に示す図面においては、理解の容易のため、各部材の縮尺が実際と異なる場合があり、各図面間においても同様である。また、平面図であっても、図面を見易くするためにハッチングを付す場合がある。
実施の形態1.
図1は、本発明にかかる太陽電池の実施の形態1を模式的に示す図であり、(a)は平面図、(b)は(a)のA−A断面図である。なおここで受光面バス電極15の両側にある左右一対の受光面グリッド電極14のうち、基板の一端では受光面バス電極15の端部で一直線上に位置し、一端以外では、受光面グリッド電極14の受光面バス電極15との接続部が一直線上に位置しないよう所定距離kだけずらすように斜行部14bを構成する。接続部以外では所定の間隔で互いに平行に配置され、本体部14aを構成する。
本実施の形態1にかかる太陽電池セル10は、第1導電型半導体基板11の第1主面(以下受光面11Aとする)に光反射を低減するテクスチャー11Tを有する凹凸構造が形成されている。そして、この凹凸構造上に第2導電型半導体層12が形成され、第2導電型半導体層12上に、反射防止膜13が積層して形成されている。そして、反射防止膜13の任意の位置に受光面11A側の第1の集電電極である受光面グリッド電極14と受光面バス電極15とが形成され、受光面グリッド電極14と受光面バス電極15とが第2導電型半導体層12に接触したものである。ここで、第1導電型半導体基板11の受光面11Aと対向する第2主面(以下裏面11Bとする)には受光面11A同様にテクスチャー11Tが形成され、順に、第1導電型半導体層16と、反射防止膜17が形成され、反射防止膜17の任意の箇所に第2の集電電極である裏面バス電極19が形成されている。図1では図示しないが裏面バス電極19に直交するように裏面グリッド電極18が所定の間隔で配列されている。
図2に要部拡大図を示すように、受光面グリッド電極14は、受光面バス電極15と直交する方向に互いに平行に形成された本体部14aと、受光面バス電極15から距離mの間は受光面バス電極15とのなす角がα<90度となるように形成された斜行部14bとで構成されている。
本実施の形態にかかる太陽電池基板(第1導電型半導体基板11)としては、例えばn型の単結晶または多結晶のシリコン基板を用いる事ができる。この場合、第2導電型半導体層12は、第1導電型半導体基板11の受光面11Aに例えばボロンが拡散された不純物拡散層(p型不純物拡散層)である。さらには、受光面電極を構成する受光面グリッド電極14および受光面バス電極15は、例えばアルミニウムと銀を混合したものを用いてスクリーン印刷などにより形成される。受光面11A側の表面を覆う反射防止膜13は、例えば水素が添加されたシリコン窒化膜(SiNX)である。一方、裏面の第1導電型半導体層16としては、例えばリンが拡散された不純物拡散層(n型不純物拡散層)である。反射防止膜17は、例えばSiNxが用いられる。裏面グリッド電極18および裏面バス電極19は、例えば銀により形成される。なお、第1導電型半導体基板11はこれに限定されるものではなく、p型のシリコン基板を用いてもよく、同様に第2導電型半導体層12にリンを拡散し、第1導電型半導体層16にはボロンを拡散すればよい。第1導電型半導体基板11の受光面11A、あるいは、裏面11B、は反射率を低減するために凹凸構造が好ましいが、凹凸構造に限定するものではなく、例えば平坦構造や、凹凸と平坦の組み合わせ構造、のいずれかを用途に合わせて用いればよい。
図1(a)に示すように実施の形態1の太陽電池の受光面側電極の電極パターンは、2本の受光面バス電極15が形成されているが、バス電極の本数に関する限定は無い。受光面バス電極15との接続部である斜行部14bにおいて受光面グリッド電極14が受光面バス電極15に対して鋭角αで交わるように構成されている。つまり本実施の形態の受光面側電極パターンでは受光面バス電極15のうち、基板の一端側では左右一対の受光面グリッド電極14が一直線上に配するものの、基板の一端側以外では受光面バス電極15の片側の受光面グリッド電極14の一部を斜めに走らせ、両側の受光面グリッド電極14の接続箇所が一直線上に位置しないよう、所定距離kだけずらしている。
図3に受光面グリッド電極14が電流を収集する領域の模式図を示す。一般に受光面グリッド電極14は等間隔で配置され、受光面グリッド電極14が集めるのは、その受光面グリッド電極14の上と下にある受光面グリッド電極14との中間線で囲まれた領域Rgで発生した電流であり、これは最端のグリッド電極にもあてはまる。特許文献4の電極パターンのようにセル端に電極を配することは可能であるが、セル端に受光面グリッド電極14を設けると、抵抗損失は低減する。しかしセル端10pが破線10p’で示す位置まで、移動したことになり、それは、本来、最端の受光面グリッド電極14が電流を収集することのできる領域R0を無くす事となり、相対的にシャドウロスが増えてしまう。言い換えると、受光面グリッド電極14は本来、セル端10pまで電流を集める能力がある。しかしながらセル端が破線10p’にある場合、この電極の集電能力は過大であり、適切な電極設計をすれば電極面積を減らす事が可能となる、つまりシャドウロスを減らす事ができる。ここでセル端とは光電変換部が形成されて発電機能を有する領域の端部をいうものとし、基板端と同位置であるものとする。シャドウロスは電極面積により受光面積が減ることによる損失であり、シャドウロスをできる限り低減するのが望ましい。このため、実際の太陽電池では特許文献4のようにセル最端に電極を配置する事はせず、実用的な太陽電池の電極は特許文献3のパターンとなる。
これに対し、一般的に使用されてきた従来の太陽電池の受光面側電極パターンは、図14に示すように、受光面バス電極15の両側に左右一対の受光面グリッド電極14が一直線上に接続されている。これを比較例1とし、特許文献3の電極パターンを比較例2として比較する。
以下に、本実施の形態の太陽電池の電極パターンの有効性を、比較例1(図14に示す電極パターン)、比較例2(特許文献3の電極パターン)と比較して示す。
図4は、本実施の形態1の太陽電池の電極パターンにおける受光面バス電極15の抵抗損失を計算するための模式図である。1本の受光面グリッド電極14から受光面バス電極15に流入する電流をI、受光面グリッド電極14の斜行部14bと斜行部14bの間の受光面バス電極15の抵抗をRとする。なお、比較例2(特許文献3)、本実施の形態1の太陽電池の電極パターンにおいては、受光面グリッド電極14間に位置する受光面バス電極15をa:1−a(0<a<1)に分割する箇所に片側の受光面グリッド電極14を接続している。集められた電流は、図中のセルの一端である受光面バス電極15の最下端から取り出されるので、最下端の受光面グリッド電極14によって集められた電流による受光面バス電極15の抵抗損失は無いと仮定した。図5(a)および(b)、図6(a)および(b)は、それぞれ従来の電極パターン(比較例1)、特許文献3(比較例2)の電極パターンにおける受光面グリッド電極14が電流を収集する領域の模式図およびバス電極の抵抗損失を計算するための模式図である。なお、本実施の形態1の太陽電池、比較例1の太陽電池および比較例2の太陽電池においては、同一の基板を用い同一のプロセスで素子領域を形成し、バス電極も各モデルにおいて同一幅でかつ位置が等しいものとする。本実施の形態1の太陽電池、比較例1の太陽電池および比較例2の太陽電池においては、受光面バス電極15に加え、受光面グリッド電極14についても、基本位置は同じでそれぞれのパターン形状をなすものを用いているものとする。比較例2のモデルにおいて、最先端つまり上端および下端の受光面グリッド電極14の受光領域は狭いため、集光量が少ない分、他の位置の受光面グリッド電極14の受光領域に比べて光電変換電流が小さい。しかし、次の位置である、右側上端位置では、端部の分の集光があり、他の位置の受光面電極より光量が大きい。従って図6(b)の最上段の電流Iは若干小さいが、二番目では上端部の分の集光量だけ電流値が大きいため、二番目ではほぼ2Iとなっている。Lはセル幅、bは受光面グリッド電極14の受光面バス電極からの長さである。1本の受光面グリッド電極14から受光面バス電極15に流入する電流をI、受光面グリッド電極14の斜行部14bと斜行部14bの間の受光面バス電極15の抵抗をRとする。なお、比較例2、本実施の形態の太陽電池の電極パターンにおいては、受光面グリッド電極14間に位置するバス電極をa:1−a(0<a<1)に分割する箇所に片側の受光面グリッド電極14を接続している。比較例1の太陽電池および比較例2の太陽電池においても、集められた電流は、図中の受光面バス電極15の最下端から取り出されるので、最下端の受光面グリッド電極14によって集められた電流による受光面バス電極15の抵抗損失は無いと仮定した。
ここで、比較例1、比較例2、本実施の形態の電極パターンでのバス電極の抵抗損失はそれぞれ、
Figure 0006242480
となり、本実施の形態1の太陽電池の電極パターンが最もバス電極の抵抗損失が小さく、本実施の形態1の太陽電池の優位性が分かる。比較例2と本実施の形態1のパターンでは、どちらも片側のグリッド電極をずらしてバス電極に接続しているにも係らずバス電極の抵抗損失に差が生じている。これは比較例2の電極パターンでは必然的にバス電極が長くなり、そこでの抵抗損失が増えているからである。バス電極の延長は電極の材料コストの増加にもつながる。
本実施の形態1の電極パターンでも図6(b)のように最下端の受光面グリッド電極14まで受光面バス電極15の接続位置をずらしてしまうと、バス電極による抵抗損失は比較例2と同じになってしまうので、好ましくない。
抵抗損失の差は、セル端から最端グリッド電極までの拡散層でも生じる。図5(a)および図6(a)に示すように、比較例1の電極パターンと比較例2の電極パターンを同じサイズのウェハに配置する場合を考える。本実施の形態1の太陽電池の電極パターンは通常の電極パターンとグリッド電極のバス電極への接続位置が異なるだけなので、比較例1の太陽電池の電極パターンとほぼ等しいと考える事ができる。
グリッド電極間隔をSとすると、図3に示すように、セル端10pから最上段の受光面グリッド電極14、セル端から最下段の受光面グリッド電極14までの距離はそれぞれS/2となるが、ここでは敢えて、セル端から最上段の受光面グリッド電極14までの距離をrとし、電流がセル端から最端の受光面グリッド電極14まで拡散層を通過する時の拡散層の抵抗損失を計算してみる。
セル端から最上段の受光面グリッド電極14までの距離をrとすると、最下端の受光面グリッド電極14からセル端までの距離はS−rとなる。電流密度をJ、拡散層のシート抵抗をρsと仮定すると、電流が拡散層をセル端から最上段の受光面グリッド電極14まで通過する時の抵抗損失Ploss1は、
Figure 0006242480
となる。同様に、電流が拡散層をセル端から最下端のグリッド電極まで通過する時の抵抗損失Ploss2は、
Figure 0006242480
となる。合計すると、
Figure 0006242480
となり、抵抗損失はr=(1/2)Sで最小値(1/6)J2bρ3となる。
一方、比較例2(特許文献3)の電極パターンの場合の、セル端から最上段のグリッド電極までの距離は図6(b)に示す通りである。尚、左右のグリッド電極のズレは比較例2に最適値と書かれているグリッド電極間隔の半分を適用している。このときの電流が拡散層をセル端からグリッド電極まで流れる時の抵抗損失は、
Figure 0006242480
となり、抵抗損失はr=(1/4)Sで最小値(7/24)J2bρ3となる。
これより、通常の電極パターン及び本実施の形態の電極パターンのセル端から最端のグリッド電極までの拡散層による損失は比較例2の電極パターンよりも小さい事がわかり、本実施の形態の電極パターンは比較例2の電極パターンよりも優れていると言える。
以上のように、本実施の形態の太陽電池の電極パターンを用いることでバス電極の抵抗損失が低減され、FFが向上し、高効率の太陽電池を提供する事ができる。
なお、バス電極の抵抗損失の計算から、aが1に近くなればなるほどバス電極の抵抗損失を小さくすることができる。しかしながら、太陽電池の電極はメタルペーストをスクリーン印刷にて形成しているため、グリッド電極とバス電極の接続角が小さすぎると、印刷のニジミの影響で所望の箇所にグリッド電極を接続できない場合が考えられる。
グリッド電極の太さは100μm程度であり、印刷のニジミはマスク幅の2割程度、グリッド電極間隔は最大でも3mm程度であるため、図2の受光面グリッド電極14の斜行部14bのグリッド本体部14aの方向に沿った距離mは500μmもあればスクリーン印刷によってもグリッド電極とバス電極を所望の箇所で接続する事ができる。この時、tanα=0.5/3=0.16となり、αの最小値は約9度となる。一方、本実施の形態では、受光面グリッド電極14と受光面バス電極15は垂直に接続させないため、αは9°≦α<90°の範囲の値となる。αが小さいとグリッド電極が長くなり電極の材料コストが増えるため、実際にはできるだけαが大きくなるように設計されるのが望ましい。
実施の形態2.
次に、実施の形態2として、実施の形態1で説明した太陽電池セル10を用いた太陽電池モジュール100について説明する。図7(a)は、本実施の形態2の太陽電池モジュール100の構造の例を模式的に示す上面図であり、太陽光の受光面側から見た図である。図7(b)は、本実施の形態2の太陽電池モジュール100の構造を示す断面図であり、図7(a)の点線A−B間の断面である。図8に斜視図を示すように前記実施の形態1の太陽電池セル10の受光面バス電極15上にインターコネクタを構成するタブ線20の一端をはんだ接合する。そして、隣接セル裏面の裏面バス電極(図示せず)に、タブ線20の他端をはんだ接合して、直列接続することでストリングSを構成し、これを樹脂封止することで太陽電池モジュール100を構成する。実施の形態1で説明したように受光面グリッド電極14の斜行部14bを曲げて接続点をずらすことで受光面バス電極15に流入する電流が分散され、バス電極での抵抗損失を低減される。このようにして受光面バス電極15の幅を広げることなくタブ線20に接続することができ、シャドウロスの低減を図る。
この太陽電池モジュール100は、複数の太陽電池セル10が、タブ線20によって相互接続され、受光面側保護部材(透光性基板)としてのガラス板30と裏面側保護部材としてのバックフィルム40との間に、封止樹脂50により封止されている。太陽電池セル10は、図1(a)および図1(b)に示した、受光面(第1の面)1A側の表面と裏面(第2の面)10B側の表面とに第1および第2の集電電極を備える。そして、配列されて隣り合う太陽電池セル10の電極間はタブ線20で直列接続され、図8に斜視図、図9に上面図を示すように、ストリングSを構成した状態で封止されている。ここでは紙面の関係上図8ではセル3つ分、図9ではセル2つ分のみ示している。受光面1A側の第1の集電電極は、受光面グリッド電極14と受光面グリッド電極15とで構成され、太陽電池セル10の裏面10Bにも第2の集電電極として裏面グリッド電極18と2本の裏面バス電極19が形成されている。そして、タブ線20は受光面バス電極15および隣接セルの裏面バス電極19と電気的に接続している。また、符号21は外部取出し用のリードである。
なお、図8及び9に示すように、タブ線20は、受光面グリッド電極14の受光面バス電極15との接続箇所が一直線上になっている側から矢印D1で示す方向に伸長している。なお、図9では、受光面バス電極15が見えるように、右側のセルではタブ線20を省略している。
なお、図7(a)は12個の太陽電池セル10を直列接続した太陽電池モジュール100を示す図であるが、個数および配置は任意に変更可能であり、並列接続を組み合わせてもよい。
ガラス板30としては例えば、ソーダ石灰ガラスなどの材料を用いることができる。屋外で使用する太陽電池モジュールでは、受光面側保護材として熱強化又は化学強化したガラス板を用いるとよい。ガラス板30のサイズは太陽電池セル10の数により種々に変更可能であるが、典型的な厚みは0.5〜3mmなどである。バックフィルム40は水分の侵入などにより太陽電池セル10が劣化しないように透湿性の低いフィルム、又は表側と同様のガラス板を用いる。太陽電池セル10およびそれらの隙間を通過した光を太陽電池セル10側に反射させるために、バックフィルム40として白色や金属色の光反射性の材料を用いてもよい。封止樹脂50としては透光性のEVA、又はシリコーン樹脂などを用いることができる。インターコネクタを構成するタブ線20には、たとえば、はんだで被覆した銅線などを用いることができる。
実施の形態1の受光面バス電極の抵抗損失の計算でも少し触れたが、本実施の形態の電極パターンを用いたセルを相互接続する際には守るべき方向があり、図8および9に示すように、左右の受光面グリッド電極14の受光面バス電極15との接続箇所が一直線上になっている側から矢印D1で示す方向に電流を取り出す必要がある。これが逆になると、最初の受光面グリッド電極14からの電流が分散されずに一度に受光面バス電極15に流れるため、抵抗損失の低減効果が低減する。
なお、隣り合う太陽電池セルのバス電極をインターコネクタ(タブ線20)で接続した場合、太陽電池セル間の電流はバス電極とタブ線の両方に流れることになるが、バス電極の抵抗とタブ線の抵抗の合成値をRとすれば、実施の形態1で示した考え方がそのまま適用できる。
実施の形態3.
なお、前記実施の形態1の太陽電池セルでは受光面側の集電電極である表面電極についてのみ、受光面グリッド電極14の一部を斜めに走らせ、両側の受光面グリッド電極15の接続箇所が一直線上に位置しないよう、ずらして形成された構造としたが、裏面についても表面電極と同様、裏面グリッド電極18と裏面バス電極19を持った電極パターンを持つ太陽電池にも適用可能である。図10(a)は、本実施の形態3の太陽電池セル10の受光面側から見た上面図であり、図10(b)は、本実施の形態3の太陽電池セル10の裏面側から見た上面図である。図10(a)および(b)においてA,A'の位置はそれぞれ対応しているものとする。本実施の形態では、本実施の形態3の太陽電池セル10の電極パターンは表面電極のみならず、このような太陽電池の裏面電極にも同様に、裏面バス電極19の両側に左右一対の裏面グリッド電極18が一直線上に配するものの、片側の裏面グリッド電極18の一部を斜めに走らせ、両側の裏面グリッド電極18の接続箇所が一直線上に位置しないよう、所定距離だけずらして形成されている。受光面側の集電電極をはじめ、他部については実施の形態1の太陽電池セルと同様である。
かかる構成によれば、太陽電池の抵抗損失をさらに低減させる事ができる。実施の形態2でも説明したように、本実施の形態においても受光面側では、インターコネクタとしてのタブ線20は、受光面グリッド電極14の受光面バス電極15との接続箇所が一直線上になっている側から矢印D1で示す方向に伸長している。また裏面側でもタブ線20は、裏面グリッド電極18の裏面バス電極19との接続箇所が一直線上になっている側から矢印D1で示す方向に伸長している。
なお、タブ線の取り出し側のグリッド電極形状は決まっており、裏面電極のタブ線は表面電極のタブ線の180度反対側から取り出されるので、この場合の電極配置は図10(a)および(b)のようになるが、変形例として図11(a)および(b)に示すように、裏面電極を左右反転させてもよい。
実施の形態4.
図12に実施の形態4の太陽電池セル10を示す。図1に示した実施の形態1では、2本の受光面バス電極15ともに右側の受光面グリッド電極14の一部を斜めに走らせ、両側の受光面グリッド電極14の接続箇所が一直線上に位置しないよう、所定距離kだけずらしているが、実施の形態4では右側の受光面バス電極15では右側の受光面グリッド電極14を斜めに走らせ、左側の受光面バス電極15では左側の受光面グリッド電極14を斜めに走らせている。
本実施の形態の太陽電池セルによっても前記実施の形態1の太陽電池セルと同様、バス電極に流入する電流が分散され、バス電極での抵抗損失を低減することが可能となるという効果を奏する。
実施の形態5.
図13に実施の形態5の太陽電池セル10を示す。実施の形態5では右側の受光面バス電極15では左側の受光面グリッド電極14を斜めに走らせ、左側の受光面バス電極15では右側の受光面グリッド電極14を斜めに走らせている。
本実施の形態の太陽電池セルによっても前記実施の形態1の太陽電池セルと同様、バス電極に流入する電流が分散され、バス電極での抵抗損失を低減することが可能となるという効果を奏する。
このように、バス電極の左右に接続されるグリッド電極のうち、片方のグリッド電極のみをある箇所から斜めに走らせ、バス電極との接続部のみが一直線上に位置しないよう所定距離だけずらした構成であれば、左右の組合せは問わない。例えばN本バスに適用した場合、N本バスのそれぞれに対して、左右いずれかのグリッド電極を斜めに走らせてバス電極に接続すればよい。
なお、各実施の形態では、裏面側の集電電極については裏面バス電極と裏面グリッド電極とで構成したものについて説明したが、上記構成に限定されるものではなく、例えば、裏面全体を覆うような全面電極でもよい。
また、各実施の形態で説明した太陽電池セルのすべてが、実施の形態2の太陽電池モジュールに適用可能であることはいうまでもない。
本発明のいくつかの実施の形態を説明したが、これらの実施の形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施の形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
10 太陽電池セル、10p セル端、10p’ (仮想の)セル端、11 第1導電型半導体基板、12 第2導電型半導体層、13 反射防止膜、14 受光面グリッド電極、15 受光面バス電極、16 第1導電型半導体層、17 反射防止膜、18 裏面グリッド電極、19 裏面バス電極 20 タブ線(インターコネクタ)、30 ガラス板、40 バックフィルム、50 封止樹脂。

Claims (7)

  1. 光電変換部を有する基板の受光面に形成される集電電極が、
    前記光電変換部上に形成されたバス電極と、
    前記バス電極の両側に平行に配列され、前記バス電極と直交する方向に互いに平行に形 成された本体部を備えた複数のグリッド電極とを有し、
    前記グリッド電極は、前記バス電極の長さ方向の一端部で、前記バス電極との接続部が、一直線上に位置し、
    前記グリッド電極は、前記バス電極の前記一端部以外では、前記バス電極の両側で、前記バス電極との接続部がずれるように、前記バス電極の一方の側に介在して前記本体部に 接続される斜行部を有する太陽電池。
  2. 前記グリッド電極の前記斜行部は、前記バス電極との成す角度が9度以上、90度未満である請求項1に記載の太陽電池。
  3. 前記光電変換部が、
    相対向する第1主面と第2主面とを有する第1導電型半導体基板と、
    前記第1導電型半導体基板の前記第1主面に形成され、前記第1導電型半導体基板と反対の導電型を有する第2導電型半導体層とを有し、
    前記集電電極が、
    前記第2導電型半導体層の少なくとも一部と接触する第1の電極と、
    前記第1導電型半導体基板の第2主面の少なくとも一部と接触する第2の電極とを有し、
    第1主面および第2主面の両面の前記集電電極が、
    前記光電変換部上に形成されたバス電極と、
    前記バス電極の両側に平行に配列された複数のグリッド電極とを有し、
    前記グリッド電極は、前記バス電極の長さ方向の一端部で、前記バス電極との接続部が、一直線上に位置し、
    前記グリッド電極は、前記バス電極の前記一端部以外では、前記バス電極との接続部がずれるように、前記バス電極の一方の側で斜行部を有する請求項1または2に記載の太陽電池。
  4. 光電変換部を有する基板の受光面に形成される集電電極が、
    前記光電変換部上に形成されたバス電極と、
    前記バス電極の両側に平行に配列され、前記バス電極と直交する方向に互いに平行に形 成された本体部を備えた複数のグリッド電極とを有し、
    前記グリッド電極は、前記バス電極の長さ方向の一端部で、前記バス電極との接続部が、一直線上に位置し、
    前記グリッド電極は、前記バス電極の前記一端部以外では、前記バス電極の両側で前記バス電極との接続部がずれるように、前記バス電極の一方の側に介在して前記本体部に接 続される斜行部を有する少なくとも一つの太陽電池と、
    前記バス電極上に接続されるタブ線とを有し、
    前記タブ線が前記一端部から導出される太陽電池モジュール。
  5. 前記グリッド電極の前記斜行部は、前記バス電極との成す角度が9度以上、90度未満である請求項4に記載の太陽電池モジュール。
  6. 前記光電変換部が、
    相対向する第1主面と第2主面とを有する第1導電型半導体基板と、
    前記第1導電型半導体基板の前記第1主面に形成され、前記第1導電型半導体基板と反対の導電型を有する第2導電型半導体層とを有し、
    前記集電電極が、
    前記第2導電型半導体層の少なくとも一部と接触する第1の電極と、
    前記第1導電型半導体基板の第2主面の少なくとも一部と接触する第2の電極とを有し、
    第1主面および第2主面の両面の前記集電電極が、
    前記光電変換部上に形成されたバス電極と、
    前記バス電極の両側に平行に配列された複数のグリッド電極とを有し、
    前記グリッド電極は、前記バス電極の長さ方向の一端部で、前記バス電極との接続部が、一直線上に位置し、
    前記グリッド電極は、前記バス電極の前記一端部以外では、前記バス電極の両側で前記バス電極との接続部がずれるように、前記バス電極の一方の側に介在して前記本体部に接 続される斜行部を有する請求項4または5に記載の太陽電池モジュール。
  7. 前記グリッド電極は、セル端とグリッド電極端との間に距離をもつ構成であることを特 徴とする請求項4から6のいずれか1項に記載の太陽電池モジュール
JP2016511260A 2014-04-02 2014-04-02 太陽電池および太陽電池モジュール Expired - Fee Related JP6242480B2 (ja)

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
PCT/JP2014/059745 WO2015151245A1 (ja) 2014-04-02 2014-04-02 太陽電池および太陽電池モジュール

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPWO2015151245A1 JPWO2015151245A1 (ja) 2017-04-13
JP6242480B2 true JP6242480B2 (ja) 2017-12-06

Family

ID=54239608

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016511260A Expired - Fee Related JP6242480B2 (ja) 2014-04-02 2014-04-02 太陽電池および太陽電池モジュール

Country Status (3)

Country Link
JP (1) JP6242480B2 (ja)
TW (1) TWI539610B (ja)
WO (1) WO2015151245A1 (ja)

Family Cites Families (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4487989A (en) * 1983-07-25 1984-12-11 Atlantic Richfield Company Contact for solar cell
NL1010635C2 (nl) * 1998-11-23 2000-05-24 Stichting Energie Werkwijze voor het vervaardigen van een metallisatiepatroon op een fotovoltaïsche cel.
JP4613147B2 (ja) * 2006-05-31 2011-01-12 信越半導体株式会社 太陽電池
WO2011014792A2 (en) * 2009-07-30 2011-02-03 Evergreen Solar, Inc. Photovoltaic cell with semiconductor fingers
JP2012054442A (ja) * 2010-09-02 2012-03-15 Shin Etsu Chem Co Ltd 太陽電池の製造方法及びこれに用いるスクリーン製版
JP2011003936A (ja) * 2010-09-30 2011-01-06 Sanyo Electric Co Ltd 光起電力モジュール及び光起電力素子
JP2012114180A (ja) * 2010-11-24 2012-06-14 Kyocera Corp 光電変換装置
TWI570947B (zh) * 2012-09-18 2017-02-11 太陽光電能源科技股份有限公司 具有傾斜指形電極之太陽能電池

Also Published As

Publication number Publication date
TWI539610B (zh) 2016-06-21
TW201539771A (zh) 2015-10-16
JPWO2015151245A1 (ja) 2017-04-13
WO2015151245A1 (ja) 2015-10-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10164127B2 (en) Module fabrication of solar cells with low resistivity electrodes
US10115839B2 (en) Module fabrication of solar cells with low resistivity electrodes
JP5857237B2 (ja) 太陽電池セル及び太陽電池モジュール
TWI603493B (zh) 太陽能電池及其模組
KR20110053465A (ko) 편 방향 접속부를 구비한 태양 전지 및 태양 전지 모듈
US20120318351A1 (en) Solar cell having a special busbar shape, solar cell arrangement containing said solar cell, and method for producing the solar cell
US8796534B2 (en) Solar cell and assembly of a plurality of solar cells
WO2012057243A1 (ja) 太陽電池及び太陽電池モジュール
TWI502756B (zh) 具有粗細匯流排電極之太陽能電池
KR20190120301A (ko) 광전지용 광학 실드
JP6048761B2 (ja) 太陽電池
JP6242480B2 (ja) 太陽電池および太陽電池モジュール
TW201324812A (zh) 太陽能電池組
JP5561251B2 (ja) 太陽電池モジュール
JPWO2011058653A1 (ja) 太陽電池セル
JP2017147472A (ja) 太陽電池セルおよび太陽電池モジュール
JP2012175065A (ja) 太陽電池及び太陽電池モジュール
JPWO2015072241A1 (ja) 光電変換素子モジュール及び光電変換素子モジュールの製造方法
JP2012160768A (ja) 太陽電池セル
KR20150083745A (ko) 태양전지 모듈용 인터커넥터
JP5906422B2 (ja) 太陽電池及び太陽電池モジュール
JP7482708B2 (ja) 太陽電池セル及び太陽電池モジュール
JP5535891B2 (ja) 太陽電池
JP2017069291A (ja) 太陽電池モジュール
TWI524543B (zh) 使用具有偏移電極之太陽能電池之太陽能電池模組

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20160415

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20160415

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20161018

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20161215

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20170411

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20170526

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20170526

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20171010

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20171107

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6242480

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees