JPWO2010110224A1 - 酸化亜鉛系導電性積層体及びその製造方法 - Google Patents

酸化亜鉛系導電性積層体及びその製造方法 Download PDF

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Abstract

酸化亜鉛系導電層を具えた酸化亜鉛系導電性積層体であって、湿熱環境下においても電気抵抗率の経時変化が少なく、密着性に優れた酸化亜鉛系導電性積層体及びその製造方法を提供する。基材11の少なくとも片面に、エネルギー線硬化型樹脂の硬化物と熱可塑性樹脂とを含むアンダーコート層12と、酸化亜鉛系導電材料からなる導電層13とが順次形成されている。

Description

本発明は、酸化亜鉛系導電層を有する積層体であって、層間密着性に優れ、耐湿熱性に優れた酸化亜鉛系導電性積層体及びその製造方法に関する。
従来、液晶ディスプレイや液晶タッチパネルなどの透明電極には、透明導電性材料としてITO(錫ドープ酸化インジウム)が用いられているが、近年、希少金属であるインジウムを用いないITO代替透明導電性材料として、酸化亜鉛系導電材料が提案されている。しかしながら、酸化亜鉛系導電材料は、ITOと比較して耐湿熱性に乏しいという問題があった。
そこで、例えば、プラスチック基材上に設けられたハードコート層上にケイ素をドープした酸化亜鉛膜を設けた透明導電体が提案されている(特許文献1参照)。かかる透明導電体は、ケイ素をドープした酸化亜鉛膜とすることにより、高温高湿下でのシート抵抗の経時変化を低減させるものであるが、結晶性が低下して電気導電性が損なわれるという問題がある。
また、酸化亜鉛系透明導電膜にガリウムを添加して耐熱性を向上させた透明発熱体が提案されている(特許文献2参照)。しなしながら、かかる透明発熱体は、ガリウムを所定の条件下で含有させなければならず、製造条件がかなり制限されるという問題がある。なお、この文献には、オーバーコート層を設けた透明発熱体も開示されているが、導電性に影響を及ぼさないようにオーバーコート層を設けるのは困難であり、透明電極として用いるのは困難である。
特開平8−45452号公報 特開平6−187833号公報
そこで、本発明は、酸化亜鉛系導電層を具えた酸化亜鉛系導電性積層体であって、湿熱環境下においても電気抵抗率の経時変化が少なく、密着性に優れた酸化亜鉛系導電性積層体及びその製造方法を提供することを課題とする。
上記課題を解決する本発明に係る酸化亜鉛系導電性積層体は、基材の少なくとも片面に、エネルギー線硬化型樹脂の硬化物と熱可塑性樹脂とを含むアンダーコート層と、酸化亜鉛系導電材料からなる導電層とが順次形成されたことを特徴とする。
ここで、熱可塑性樹脂が、ポリエステル系樹脂であるのが好ましい。
また、エネルギー線硬化型樹脂の硬化物100質量部に対し、熱可塑性樹脂が、0.1〜20質量部含有されるのが好ましい。
また、本発明に係る酸化亜鉛系導電性積層体の製造方法は、基材の少なくとも片面に、エネルギー線硬化型樹脂100質量部、熱可塑性樹脂0.1〜20質量部及び溶剤を含有する塗布液を塗布した後、溶剤を除去して塗膜を形成し、塗膜にエネルギー線を照射してアンダーコート層を形成し、次いで、前記アンダーコート層上に酸化亜鉛系導電材料からなる導電層を形成することを特徴とする。
かかる本発明によると、層間密着性がよく、かつ耐湿熱性の高い酸化亜鉛系導電性積層体が提供できる。また、かかる酸化亜鉛系導電性積層体の導電層は本来の酸化亜鉛系導電材料からなる導電層と同様に抵抗率が低いものである。
一実施形態に係る酸化亜鉛系導電性積層体の概略断面図である。 他の実施形態に係る酸化亜鉛系導電性積層体の概略断面図である。
以下に本発明の酸化亜鉛系導電性積層体及びその製造方法を実施形態に基づいて説明する。
図1には、一実施形態に係る酸化亜鉛系導電性積層体の概略断面を示す。図示するように、酸化亜鉛系導電性積層体10は、基材11上に、アンダーコート層12及び酸化亜鉛系導電層13を順次積層したものである。アンダーコート層12及び酸化亜鉛系導電層13は、基材11の一面のみに設けてもよいが、両面に設けられていてもよい。また、基材11とアンダーコート層12との間には、必要に応じて、例えば、アンダーコート層を形成する際に溶剤による基材の変質等を防止するバリア層など、他の層を設けてもよい。
一方、基材の裏面側には、基材を保護するハードコート層を設けてもよい。このような酸化亜鉛系導電性積層体の一例を図2に示す。かかる酸化亜鉛系導電性積層体10Aは、一方面にアンダーコート層12及び酸化亜鉛系導電層13を具備する基材11の反対側に、ハードコート層14を設けたものである。なお、ハードコート層14は、従来から公知のハードコート層を設ければよい。
以下、本発明の酸化亜鉛系導電性積層体の構成をさらに詳細に説明する。
本発明で基材としては、合成樹脂フィルム、ガラス板、セラミック板など用いることができ、用途に応じて選定すればよい。また、基材は、実質的に透明であるのが好ましいが、用途によっては必ずしも透明である必要はない。
また、基材上に設けられるアンダーコート層は、基材上に直接設けられたものでも、他の層を介して設けられたものでもよいが、この上に直接、酸化亜鉛系導電材料からなる導電層が設けられるものである。
かかるアンダーコート層は、エネルギー線硬化型樹脂の硬化物と熱可塑性樹脂を含むものである。
ここで、エネルギー線硬化型樹脂とは、電磁波又は荷電粒子線の中でエネルギー量子を有するもの、すなわち、紫外線又は電子線などを照射することにより、架橋、硬化する重合性化合物を指す。
このようなエネルギー線硬化型化合物は、ラジカル重合型とカチオン重合型があり、例えば、光重合性プレポリマー及び/又は光重合性モノマーを挙げることができる。
ラジカル重合型の光重合性プレポリマーとしては、例えばポリエステルアクリレート系、エポキシアクリレート系、ウレタンアクリレート系、ポリオールアクリレート系などが挙げられる。ここで、ポリエステルアクリレート系プレポリマーとしては、例えば多価カルボン酸と多価アルコールの縮合によって得られる両末端に水酸基を有するポリエステルオリゴマーの水酸基を(メタ)アクリル酸でエステル化することにより、あるいは、多価カルボン酸にアルキレンオキシドを付加して得られるオリゴマーの末端の水酸基を(メタ)アクリル酸でエステル化することにより得ることができる。エポキシアクリレート系プレポリマーは、例えば、比較的低分子量のビスフェノール型エポキシ樹脂やノボラック型エポキシ樹脂のオキシラン環に、(メタ)アクリル酸を反応しエステル化することにより得ることができる。ウレタンアクリレート系プレポリマーは、例えば、ポリエーテルポリオールやポリエステルポリオールとポリイソシアネートの反応によって得られるポリウレタンオリゴマーを、(メタ)アクリル酸でエステル化することにより得ることができる。さらに、ポリオールアクリレート系プレポリマーは、ポリエーテルポリオールの水酸基を(メタ)アクリル酸でエステル化することにより得ることができる。これらの光重合性プレポリマーは1種用いてもよいし、2種以上を組み合わせて用いてもよい。
一方、カチオン重合型の光重合性プレポリマーとしては、エポキシ系樹脂が通常使用される。このエポキシ系樹脂としては、例えばビスフェノール樹脂やノボラック樹脂などの多価フェノール類にエピクロルヒドリンなどでエポキシ化した化合物、直鎖状オレフィン化合物や環状オレフィン化合物を過酸化物などで酸化して得られた化合物などが挙げられる。
また、ラジカル重合型の光重合性モノマーとしては、例えば1,4−ブタンジオールジ(メタ)アクリレート、1,6−ヘキサンジオールジ(メタ)アクリレート、ネオペンチルグリコールジ(メタ)アクリレート、ポリエチレングリコールジ(メタ)アクリレート、ネオペンチルグリコールアジペートジ(メタ)アクリレート、ヒドロキシピバリン酸ネオペンチルグリコールジ(メタ)アクリレート、ジシクロペンタニルジ(メタ)アクリレート、カプロラクトン変性ジシクロペンテニルジ(メタ)アクリレート、エチレンオキシド変性リン酸ジ(メタ)アクリレート、アリル化シクロヘキシルジ(メタ)アクリレート、イソシアヌレートジ(メタ)アクリレート、トリメチロールプロパントリ(メタ)アクリレート、ジペンタエリスリトールトリ(メタ)アクリレート、プロピオン酸変性ジペンタエリスリトールトリ(メタ)アクリレート、ペンタエリスリトールトリ(メタ)アクリレート、プロピレンオキシド変性トリメチロールプロパントリ(メタ)アクリレート、トリス(アクリロキシエチル)イソシアヌレート、プロピオン酸変性ジペンタエリスリトールペンタ(メタ)アクリレート、ジペンタエリスリトールヘキサ(メタ)アクリレート、カプロラクトン変性ジペンタエリスリトールヘキサ(メタ)アクリレートなどの多官能アクリレートが挙げられる。これらの光重合性モノマーは1種用いてもよいし、2種以上を組み合わせて用いてもよく、また、前記ラジカル重合型の光重合性プレポリマーと併用してもよい。
一方、本発明で用いられる熱可塑性樹脂は、特に制限されるものではなく、様々な樹脂を用いることができる。熱可塑性樹脂は、エネルギー線硬化型樹脂と相溶していてもよいし、エネルギー線硬化型樹脂の硬化物中に粒子状に分散して保持されていてもよい。熱可塑性樹脂を粒子状に分散させるには、粒子状の熱可塑性樹脂を用いてもよく、エネルギー線硬化型樹脂との相分離により粒子状となる熱可塑性樹脂を用いてもよい。
アンダーコート層表面には、微細な凹凸構造が形成されていてもよく、微細な凹凸構造を形成しやすい観点から、エネルギー線硬化型樹脂と熱可塑性樹脂の相分離を用いてエネルギー線硬化型樹脂の硬化物中に熱可塑性樹脂を粒子状に分散することが好ましい。
熱可塑性樹脂としては、導電層との密着性や耐湿熱性の点などから、ポリエステル系樹脂、ポリウレタン樹脂、ポリエステルウレタン系樹脂、アクリル系樹脂などが好適である。これらは1種を単独で用いてもよく、2種以上を組み合わせて用いてもよい。
ここで、ポリエステル系樹脂としては、例えばエチレングリコール、プロピレングリコール、1,3−ブタンジオール、1,4−ブタンジオール、ジエチレングリコール、トリエチレングリコール、1,5−ペンタンジオール、1,6−ヘキサンジオール、ネオペンチルグリコール、シクロヘキサン−1,4−ジメタノール、水素化ビスフェノールA、ビスフェノールAのエチレンオキシドやプロピレンオキシド付加物などのアルコール成分の中から選ばれる少なくとも1種と、テレフタル酸、イソフタル酸、ナフタレンジカルボン酸、シクロヘキサン−1,4−ジカルボン酸、アジピン酸、アゼライン酸、マレイン酸、フマル酸、イタコン酸及びその酸無水物などのカルボン酸成分の中から選ばれる少なくとも1種とを縮重合させて得られた重合体などを挙げることができる。
また、ポリエステルウレタン系樹脂としては、前記のアルコール成分とカルボン酸成分とを縮重合させて得られた末端にヒドロキシル基を有するポリエステルポリオールに、各種のポリイソシアナート化合物を反応させて得られた重合体などを挙げることができる。
また、ポリウレタン樹脂としては、水酸基含有化合物とポリイソシアナート化合物の反応物、例えば、ハードセグメントとして短鎖グリコールや短鎖エーテルとイソシアナート化合物との反応で得られるポリウレタンと、ソフトセグメントとして長鎖グリコールや長鎖エーテルとイソシナート化合物の反応で得られるポリウレタンの直鎖状のマルチブロックコポリマーを挙げることができる。また、ウレタンプレポリマーとポリイソシアナート化合物の反応物(硬化物)であってもよい。
さらに、アクリル系樹脂としては、アルキル基の炭素数が1〜20の(メタ)アクリル酸アルキルエステルの中から選ばれる少なくとも1種の単量体の重合体、又は前記の(メタ)アクリル酸アルキルエステルと他の共重合可能な単量体との共重合体などを挙げることができる。
これらの中で、特にポリエステル系樹脂及び/又はポリエステルウレタン系樹脂が好ましい。
本発明において、アンダーコート層は、エネルギー線硬化型樹脂((A)成分という)と、熱可塑性樹脂((B)成分という)と、溶剤とを含有するアンダーコート層用コート剤を基材上に塗布し、加熱により溶剤を除去した後、エネルギー線を照射して硬化させることにより、形成される。
ここで、アンダーコート用コート剤におけるエネルギー線硬化型樹脂と、熱可塑性樹脂との含有比率は、好ましくは質量基準で100:0.1〜100:20の範囲で選定される。エネルギー線硬化型樹脂100質量部に対し、熱可塑性樹脂の含有量が0.1〜20質量部であると、層間密着性及び導電層の耐湿熱性が向上するが、この範囲を外れるとこれらの効果が顕著ではない傾向となる。
本発明のアンダーコート層用コート剤においては、溶媒として、前記(A)成分と(B)成分の両方に対する良溶媒((C)成分という)と、及び前記(A)成分に対しては良溶媒であるが、前記(B)成分に対しては貧溶媒である溶媒((D)成分という)を混合して用いることにより、(A)成分と(B)成分を相分離させることができる。この理由は必ずしも明らかではないが、(C)成分の沸点が(D)成分の沸点よりも低い場合、基材に塗工されたコート剤を加熱すると(C)成分が先に除去されるので、(A)成分のみが(D)成分に溶解した状態になり、さらに加熱を続けることにより(D)成分も除去され最終的に(A)成分と(B)成分が相分離した状態になるからと考えられる。ここで、良溶媒及び貧溶媒とは、以下に示す方法で測定した溶解性を有する溶媒を指す。
対象となる熱可塑性樹脂の試料の固形分3g相当に、溶解性を測定しようとする溶媒を全量が20gになるように加え、温度25℃にてかきまぜた場合に、均一で透明性を有し、粘度変化がなく相溶したものを、該試料に対し良溶媒であるとし、一方、にごりが認められたり、増粘、分離が認められたものを、該試料に対し貧溶媒であるとする。
(B)成分の熱可塑性樹脂が、例えばポリエステル系樹脂又はポリエステルウレタン系樹脂である場合、前記樹脂に対する良溶媒としては、シクロヘキサノン、アセトン、酢酸エチル、テトラヒドロフラン、メチルエチルケトンなどを例示することができる。一方、貧溶媒としては、トルエン、キシレン、メチルイソブチルケトン、エチルセロソルブ、プロピレングリコールモノメチルエーテル、イソブタノール、イソプロパノール、エタノール、メタノール、ヘキサン、精製水などを例示することができる。
また、(B)成分の熱可塑性樹脂がアクリル系樹脂である場合、良溶媒としては、シクロヘキサノン、アセトン、酢酸エチル、テトラヒドロフラン、キシレン、トルエン、メチルエチルケトン、メチルイソブチルケトン、エチルセロソルブ、プロピレングリコールモノメチルエーテルなどを例示することができる。一方、貧溶媒としては、イソブタノール、イソプロパノール、エタノール、メタノール、ヘキサン、精製水などを例示することができる。
なお、前記の良溶媒、及び精製水を除く貧溶媒は、いずれも、通常用いられるエネルギー線硬化型樹脂に対して、良溶媒である。
本発明においては、前記(C)成分の溶媒は、1種を単独で用いてもよいし、2種以上を混合して用いてもよく、前記(D)成分の溶媒は、1種を単独で用いてもよいし、2種以上を混合して用いてもよい。
なお、アンダーコート層用コート剤における前記(C)成分の溶媒と前記(D)成分の溶媒の含有比率[(C):(D)]は、質量基準で99:1〜10:90の範囲で選定される。該含有比率が上記範囲にあれば、アンダーコート層形成時において、加熱により溶剤が除去される過程で良好な相分離が生じ、得られるアンダーコート層は粒子状の熱可塑性樹脂が分散されたものとなる。該含有比率は、質量基準で好ましくは97:3〜15:85、より好ましくは95:5〜40:60である。
上述したアンダーコート層用コート剤には、前記(A)〜(D)成分以外に、本発明の効果が損なわれない範囲で、所望により、各種添加剤、例えば光重合開始剤、帯電防止剤、酸化防止剤、紫外線吸収剤、光安定剤、消泡剤などを含有させることができる。
光重合開始剤としては、エネルギー線硬化型化合物がラジカル重合型の場合は、例えばベンゾイン、ベンゾインメチルエーテル、ベンゾインエチルエーテル、ベンゾインイソプロピルエーテル、ベンゾイン−n−ブチルエーテル、ベンゾインイソブチルエーテル、アセトフェノン、ジメチルアミノアセトフェノン、2,2−ジメトキシ−2−フェニルアセトフェノン、2,2−ジエトキシ−2−フェニルアセトフェノン、2−ヒドロキシ−2−メチル−1−フェニルプロパン−1−オン、1−ヒドロキシシクロヘキシルフェニルケトン、2−メチル−1−[4−(メチルチオ)フェニル]−2−モルフォリノ−プロパン−1−オン、4−(2−ヒドロキシエトキシ)フェニル−2(ヒドロキシ−2−プロプル)ケトン、ベンゾフェノン、p−フェニルベンゾフェノン、4,4'−ジエチルアミノベンゾフェノン、ジクロロベンゾフェノン、2−メチルアントラキノン、2−エチルアントラキノン、2−ターシャリ−ブチルアントラキノン、2−アミノアントラキノン、2−メチルチオキサントン、2−エチルチオキサントン、2−クロロチオキサントン、2,4−ジメチルチオキサントン、2,4−ジエチルチオキサントン、ベンジルジメチルケタール、アセトフェノンジメチルケタール、p−ジメチルアミン安息香酸エステルなどを用いることができる。また、エネルギー線硬化型化合物がカチオン重合型の場合は、例えば芳香族スルホニウムイオン、芳香族オキソスルホニウムイオン、芳香族ヨードニウムイオンなどのオニウムと、テトラフルオロボレート、ヘキサフルオロホスフェート、ヘキサフルオロアンチモネート、ヘキサフルオロアルセネートなどの陰イオンとからなる化合物が挙げられる。光重合開始剤は1種を単独で用いてもよいし、2種以上を組み合わせて用いてもよい。また、その配合量は、前記エネルギー線硬化型化合物100質量部に対して、通常0.2〜10質量部の範囲で選ばれる。
本発明においては、基材上に、前記のようにして調製されたアンダーコート層用コート剤を、従来公知の方法、例えば、バーコート法、ナイフコート法、ロールコート法、ブレードコート法、ダイコート法、グラビアコート法などを用いて、コーティングして塗膜を形成させ、乾燥後、これに活性エネルギー線を照射して該塗膜を硬化させることにより、アンダーコート層が形成される。
なお、活性エネルギー線としては、上述したように、例えば紫外線や電子線などが挙げられる。上記紫外線は、高圧水銀ランプ、フュージョンHランプ、キセノンランプなどで得られ、照射量は、通常100〜500mJ/cm2であり、一方電子線は、電子線加速器などによって得られ、照射量は、通常150〜350kVである。この活性エネルギー線の中では、特に紫外線が好適である。なお、電子線を使用する場合は、光重合開始剤を添加することなく、硬化膜を得ることができる。
このようにして形成されたアンダーコート層の厚さは、特に限定されないが、0.5〜20μmの範囲が好ましい。
本発明のアンダーコート層は、その表面に、熱可塑性樹脂の粒子による微細な突起が形成されて微細な凹凸表面となっていてもよい。ここで、アンダーコート層の表面粗さRaは、1〜100nmであり、突起の平均径(突起の長軸方向の長さの平均)は0.05〜3μm、突起の密度3〜200個/100μmである。このような突起を有する表面は、上述した製造方法により製造できる。
一方、本発明において、酸化亜鉛系導電層は、酸化亜鉛系導電材料からなる導電層であり、酸化亜鉛系導電材料は、酸化亜鉛を主体とするものであり、好適には、酸化亜鉛を90質量%以上含有するのが好ましいが、その他の組成は特に限定されず、例えば、抵抗率を低下させるために、各種添加元素、添加剤を添加されたものでもよい。また、酸化亜鉛系導電層は、従来から公知の方法により形成することができ、例えば、スパッタリング法、イオンプレーティング法、真空蒸着法、化学気相成長法などで形成することができる。
なお、酸化亜鉛系導電層の厚さは、用途によっても異なるが、例えば、10nm〜500nmである。
以下、本発明を実施例に基づいて説明する。なお、実施例における評価方法及び試験方法は以下のとおりである。
(試験1)表面抵抗率の測定
作製直後の酸化亜鉛系導電性積層体(湿熱前)と、温度85℃、相対湿度85%の環境下に72時間放置後(湿熱後)の導電性積層体のそれぞれの表面抵抗率を4端子法により測定した。測定は、25℃、相対湿度50%の環境下で行った。
(試験2)密着性試験
作製直後の酸化亜鉛系導電性積層体(湿熱前)と、温度85℃、相対湿度85%の環境下に72時間放置後(湿熱後)の導電性積層体のそれぞれの導電層の密着性をJIS K5600−5−6により測定し、評価(分類)した。なお、JIS K5600−5−6の分類は、分類0(はがれなし)が最も密着性がよく、分類の数字が大きいほど密着性が悪くなり、分類5が最も密着性が悪いものになっている。
原子間力顕微鏡(エスアイアイ・ナノテクノロジー株式会社製、型番「SPA300HV」)を用いてアンダーコート層の表面粗さRaを測定した。測定領域は25μm×25μmとした。また、原子間力顕微鏡の観察画像(100μm)から、突起の平均径及び密度を求めた。
(実施例1)
エネルギー線硬化型樹脂としてエネルギー線硬化型アクリル系樹脂(大日精化工業(株)、セイカビームEXF−01J、光重合開始剤含有)の樹脂成分100質量部に、熱可塑性樹脂としてポリエステル樹脂(東洋紡績(株)、バイロン200)を固形分として0.2質量部を添加し、トルエンとメチルエチルケトンの混合溶剤(トルエン:メチルエチルケトン=80:20、質量比)を固形分濃度が50質量%になるように加え、攪拌して均一に溶解してアンダーコート用コート剤(塗布液)を調製した。この塗布液を、基材としての厚さ188μmのポリエリレンテレフタレートフィルム(東洋紡績株式会社製、商品名「A4300」)の易接着処理面に乾燥後の塗膜の厚みが2.5μmになるようにマイヤーバーを用いて塗布し、80℃で1分乾燥を行った後、紫外線照射装置(アイグラフィックス(株)、UB042−5AM−W型)を用いて光量300mJ/cmを照射しアンダーコート層を得た。
得られたアンダーコート層の表面にDCマグネトロンスパッタ法にてGaが5.7質量%含有された酸化亜鉛ターゲット材(住友金属鉱山(株)製)を用いて膜厚が100nmになるよう酸化亜鉛系導電材料からなる層を形成し、酸化亜鉛系導電性積層体を作製した。
アンダーコート層の表面粗さRaは、4.3nmであった。また、アンダーコート層表面には、平均径0.4μm、密度4個/100μmの突起が形成されていた。得られた酸化亜鉛系導電性積層体の表面抵抗率、密着性の評価結果を表1に示す。
(実施例2)
ポリエステル樹脂の量を0.5質量部とした以外は、実施例1と同様にして酸化亜鉛系導電性積層体を作製した。
アンダーコート層の表面粗さRaは、5.6nmであった。また、アンダーコート層表面には、平均径0.4μm、密度8個/100μmの突起が形成されていた。また、得られた酸化亜鉛系導電性積層体の表面抵抗率、密着性の評価結果を表1に示す。
(実施例3)
ポリエステル樹脂の量を18.0質量部とした以外は、実施例1と同様にして酸化亜鉛系導電性積層体を作製した。
アンダーコート層の表面粗さRaは、8.2nmであった。また、アンダーコート層表面には、平均径1.5μm、密度80個/100μmの突起が形成されていた。得られた酸化亜鉛系導電性積層体の表面抵抗率、密着性の評価結果を表1に示す。
(実施例4)
ポリエステル樹脂を、バイロン220(東洋紡績(株))に変えた以外は実施例1と同様にして酸化亜鉛系導電性積層体を作製した。
アンダーコート層の表面粗さRaは、3.2nmであった。また、アンダーコート層表面には、平均径0.4μm、密度6個/100μmの突起が形成されていた。得られた酸化亜鉛系導電性積層体の表面抵抗率、密着性の評価結果を表1に示す。
(実施例5)
実施例1において、エネルギー線硬化型樹脂としてウレタンアクリレート系の光重合性プレポリマー(荒川化学工業(株)、ビームセット575CB、光重合開始剤含有)の樹脂成分100質量部に、熱可塑性樹脂としてポリエステル樹脂(東洋紡績(株)、バイロン200)を固形分として1.2質量部を添加し、溶剤として酢酸エチルとメチルエチルケトンの混合溶剤(酢酸エチル:メチルエチルケトン=50:50、質量比)を用いた以外は実施例1と同様にして酸化亜鉛系導電性積層体を作製した。なお、実施例5におけるアンダーコート層は、ウレタンアクリレート系の光重合性プレポリマーとポリエステル樹脂とが相溶した状態で硬化しており、表面に突起は見られなかった。得られた酸化亜鉛系導電性積層体の表面抵抗率、密着性の評価結果を表1に示す。
(実施例6)
実施例5において、アンダーコート層の厚みを5μmとした以外は、実施例5と同様にして酸化亜鉛系導電性積層体を作製した。実施例6におけるアンダーコート層は、ウレタンアクリレート系の光重合性プレポリマーとポリエステル樹脂とが相溶した状態で硬化しており、表面に突起は見られなかった。得られた酸化亜鉛系導電性積層体の表面抵抗率、密着性の評価結果を表1に示す。
(実施例7)
実施例5において、熱可塑性樹脂としてアクリル酸ブチルの重合体(重量平均分子量150万)1.2質量部を用いた以外は、実施例5と同様にして酸化亜鉛系導電性積層体を作製した。実施例7におけるアンダーコート層は、ウレタンアクリレート系の光重合性プレポリマーとアクリル酸ブチルの重合体とが相溶した状態で硬化しており、表面に突起は見られなかった。得られた酸化亜鉛系導電性積層体の表面抵抗率、密着性の評価結果を表1に示す。
(実施例8)
実施例5において、熱可塑性樹脂としてアクリル酸ブチルの重合体(重量平均分子量150万)10質量部を用いた以外は、実施例5と同様にして酸化亜鉛系導電性積層体を作製した。実施例8におけるアンダーコート層は、ウレタンアクリレート系の光重合性プレポリマーとアクリル酸ブチルの重合体とが相溶した状態で硬化しており、表面に突起は見られなかった。得られた酸化亜鉛系導電性積層体の表面抵抗率、密着性の評価結果を表1に示す。
(実施例9)
実施例6において、基材として、厚さ200μmのポリエチレンナフタレートフィルム(帝人デュポン株式会社製、商品名「テオネックスQ65FA」)を用い、アンダーコート層をポリエチレンナフタレートフィルムの易接着処理面に設けた以外は、実施例6と同様にして酸化亜鉛系導電性積層体を作製した。実施例9におけるアンダーコート層は、ウレタンアクリレート系の光重合性プレポリマーとポリエステル樹脂とが相溶した状態で硬化しており、表面に突起は見られなかった。得られた酸化亜鉛系導電性積層体の表面抵抗率、密着性の評価結果を表1に示す。
(実施例10)
実施例5において、熱可塑性樹脂としてポリエステル樹脂(東洋紡績(株)、バイロン290)を固形分として1.2質量部を添加した以外は、実施例5と同様にして酸化亜鉛系導電性積層体を作製した。なお、実施例10におけるアンダーコート層は、ウレタンアクリレート系の光重合性プレポリマーとポリエステル樹脂とが相溶した状態で硬化しており、表面に突起は見られなかった。得られた酸化亜鉛系導電性積層体の表面抵抗率、密着性の評価結果を表1に示す。
(実施例11)
実施例5において、熱可塑性樹脂としてポリエステルウレタン樹脂(東洋紡績(株)、バイロンUR1400)を固形分として1.2質量部を添加した以外は、実施例5と同様にして酸化亜鉛系導電性積層体を作製した。なお、実施例11におけるアンダーコート層は、ウレタンアクリレート系の光重合性プレポリマーとポリエステルウレタン樹脂とが相溶した状態で硬化しており、表面に突起は見られなかった。得られた酸化亜鉛系導電性積層体の表面抵抗率、密着性の評価結果を表1に示す。
(実施例12)
実施例5において、熱可塑性樹脂としてポリウレタン樹脂(三洋化成工業(株)、サンプレンIB802)を固形分として1.2質量部を添加した以外は、実施例5と同様にして酸化亜鉛系導電性積層体を作製した。なお、実施例12におけるアンダーコート層は、ウレタンアクリレート系の光重合性プレポリマーとポリウレタン樹脂とが相溶した状態で硬化しており、表面に突起は見られなかった。得られた酸化亜鉛系導電性積層体の表面抵抗率、密着性の評価結果を表1に示す。
(比較例1)
実施例1のアンダーコート層の形成において、ポリエステル樹脂を用いなかった以外は実施例1と同様にして酸化亜鉛系導電性積層体を作製した。
アンダーコート層の表面粗さRaは、0.83nmであり、また、突起は観察されなかった。得られた酸化亜鉛系導電性積層体の表面抵抗率、密着性の評価結果を表1に示す。
(比較例2)
厚さ188μmのポリエチレンテレフタレートフィルム(東洋紡績株式会社製、商品名「A4300」)の易接着処理面にDCマグネトロンスパッタ法にてGaが5.7質量%含有された酸化亜鉛ターゲット材(住友金属鉱山(株)製)を用いて膜厚が100nmになるよう酸化亜鉛系導電材料からなる層を形成し、酸化亜鉛系導電性積層体を作製した。すなわち、アンダーコート層を設けず、ポリエチレンテレフタレートフィルムの易接着処理面に、直接酸化亜鉛系導電材料からなる層を形成した。得られた酸化亜鉛系導電性積層体の表面抵抗率、密着性の評価結果を表1に示す。
Figure 2010110224
(試験結果)
表1に示す結果より、実施例1〜12に係る酸化亜鉛系導電性積層体では、湿熱後においても表面抵抗率や密着性が湿熱前と大きく変化せず、密着性、耐湿熱性に優れるものであることがわかった。
これに対し、熱可塑性樹脂を含まないアンダーコート層とした比較例1では、湿熱後において、表面抵抗率が2桁大きくなり、密着性も低下した。また、PETフィルム上に導電層を設けた比較例2でも、湿熱後において、表面抵抗率が大きく上昇し、密着性も低下した。
10、10A 酸化亜鉛系導電性積層体
11 基材
12 アンダーコート層
13 酸化亜鉛系導電層
14 ハードコート層

Claims (5)

  1. 基材の少なくとも片面に、(A)エネルギー線硬化型樹脂の硬化物と熱可塑性樹脂とを含むアンダーコート層と、(B)酸化亜鉛系導電材料からなる導電層とが順次形成されたことを特徴とする酸化亜鉛系導電性積層体。
  2. 熱可塑性樹脂が、ポリエステル系樹脂であることを特徴とする請求項1に記載の酸化亜鉛系導電性積層体。
  3. エネルギー線硬化型樹脂の硬化物100質量部に対し、熱可塑性樹脂が、0.1〜20質量部含有されることを特徴とする請求項1または2に記載の酸化亜鉛系導電性積層体。
  4. 基材の少なくとも片面に、エネルギー線硬化型樹脂100質量部、熱可塑性樹脂0.1〜20質量部及び溶剤を含有する塗布液を塗布した後、溶剤を除去して塗膜を形成し、塗膜にエネルギー線を照射してアンダーコート層を形成し、次いで、前記アンダーコート層上に酸化亜鉛系導電材料からなる導電層を形成することを特徴とする酸化亜鉛系導電性積層体の製造方法。
  5. 熱可塑性樹脂が、ポリエステル系樹脂であることを特徴とする請求項4に記載の酸化亜鉛系導電性積層体の製造方法。
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