JPWO2009041425A1 - 空気調和機の室外機 - Google Patents

空気調和機の室外機

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Abstract

室外機本体(1)の内部を、仕切り板(7)を介して熱交換器(10)及び室外送風機(13)を収容する熱交換室(8A)と、圧縮機(15)及び配管類(5)を収容する機械室(8B)とに区分し、仕切り板(7)は上仕切り板(7A)と下仕切り板(7B)との上下に分割し、上仕切り板(7A)の機械室(8B)側の面に電気部品取付け面部(S)を備え、この電気部品取付け面部(S)に、送風機や圧縮機等の電動部品を駆動制御するための電気部品(D)を実装する制御基板(22)を配置した。これにより、電気部品箱の取付け構造を改良してコストの低減化を得られ、かつ制御基板(22)と電気部品(D)に対する充分な冷却効果が得られる。

Description

本発明は、圧縮機等の電動部品を制御するための電気部品を実装する、制御基板の配置構造を改良した空気調和機の室外機に関する。
空気調和機の室外機を構成する筐体である室外機本体は、内部が仕切り板によって左右二室に区分されている。区分された一方の室は、圧縮機と四方切換え弁等の配管類を収容する機械室であり、他方の室は室外熱交換器と室外送風機を収容する熱交換室となっている。
前記圧縮機や四方切換え弁及び室外送風機等の電動部品は、制御基板に実装される圧縮機駆動素子や整流器他の電気部品によって駆動制御される。従来、これら電気部品と制御基板は電気部品箱内に一括して収容されていて、この電気部品箱は仕切り板の上端に設けられる切欠部に嵌め込まれている。
しかしながら、前記電気部品箱は薄い金属板を折り曲げて組合せるので、製作組立に手間がかかる。また、電気部品箱を仕切り板上端の切欠部に取付けるのにあたって、電機部品箱と仕切り板の切欠部との間に、熱交換室から機械室への水の侵入を阻止するためのシール材を充填しなければならず、コストに影響を与えている。
一方、特開2006−214632号公報では、放熱性の高いインバータ基板を、ケーシングの外板、または仕切り板の機械室側面に接触させている。これによると、インバータ制御素子が生じる排熱は、外板または仕切り板を介して放散させることができ、電気部品箱を製作する必要がなく、組立て工数が必要最小限ですむ利点がある、と述べている。
一般的に、室外機本体である筐体を構成する底板、前板等の外板は、板厚の薄い鉄板が用いられており、室外機本体内を区分する仕切り板もまた同一の素材が用いられている。しかるに前記鉄板は、例えばヒートシンクを構成するアルミニゥム材のような放熱性の高い素材と比較して伝熱性が低い。
そのため特開2006−214632号公報のように、単純に、インバータ基板を外板や仕切り板に接触させても、インバータ基板に対する放熱効率には疑問が残る。さらに、放熱性の高い電気部品を制御回路と分離して配置し、あるいは放熱作用を補う補助冷却手段を備えているが、その反面、機械室内の構造が複雑化して製造性の悪化を招き、コスト的に悪影響がある。
本発明は前記事情に基づきなされたものであり、その目的とするところは、室外機本体内を区分する仕切り板の機械室側に電気部品取付け面部を備えて、電気部品を実装する制御基板を取付けることにより、電気部品箱を不要としてコストの低減化を得られ、制御基板と制御基板に実装される電気部品に対する充分な冷却効果を得られる空気調和機の室外機を提供しようとするものである。
前記目的を満足するため本発明の空気調和機の室外機は、仕切り板で筐体である室外機本体の内部を熱交換器及び送風機を収容する熱交換室と、圧縮機及び配管類を収容する機械室とに区分し、仕切り板を上下に分割して上仕切り板と下仕切り板とし、上仕切り板の機械室側の面に電気部品取付け面部を備え、この電気部品取付け面部に送風機や圧縮機等の電動部品を駆動制御するための電気部品を実装する制御基板を取付けた。
図1は、本発明における第1の実施の形態に係る空気調和機の室外機一部を省略して示す斜視図である。 図2は、同空気調和機の室外機を示す横断平面図である。 図3は、同空気調和機室外機一部を示す平面図である。 図4は、同空気調和機室外機を示す縦断面図である。 図5は、同基板カバーを取外した上仕切り板を示す正面図である。 図6は、同上仕切り板に対する制御基板と基板カバー及びリアクタの取付け構造を示す斜視図である。 図7は、同上仕切り板に対する制御基板と基板カバー及びリアクタの取付け構造を示す平面図である。 図8は、本発明における第2の実施の形態に係る空気調和機の室外機の分解して示す斜視図である。 図9は、同実施の形態に係る空気調和機の室外機一部を示す平面図である。 図10は、同実施の形態に係る室外機一部の拡大して示す正面図である。 図11は、同実施の形態に係る室外機一部を示す正面図である。 図12は、同実施の形態の変形例に係る空気調和機の室外機の一部を省略して示す斜視図である。
以下、本発明の実施の形態を、図面に基づいて説明する。図1〜図7は本発明における第1の実施の形態での空気調和機の室外機を示し、図8〜図12は本発明における第2の実施の形態での空気調和機の室外機を示している。
はじめに第1の実施の形態について説明する。図1は空気調和機の室外機の一部を省略した斜視図、図2は室外機の横断平面図、図3は室外機一部の平面図である。
筐体からなる室外機本体1は、平面視で横長矩形状の底板1aと、この底板1aの前面側に立設される前板1bと、底板1aの左側部に立設される左側板1cと、右側部に立設される右側板1dと、背面側に立設される後板1e及び、これら前、左右、後板1b,1c,1d,1eの上端に亘って設けられる天板1fとから構成される。
底板1aと天板1fは、それぞれ単体で構成されるが、前板1bと右側板1dは一体に折り曲げ形成され、後板1eと左側板1cは一体に折り曲げ形成される。底板1a上に前板1bと右側板1dとの一体折曲板を載置するとともに、後板1eと左側板1cとの一体折曲板を載置して、これら上端に形成される開口を天板1fが閉塞する。
前記前板1bの一側部に片寄った位置に、ベルマウス2が形成される吹出口3が設けられ、この吹出し口3にファンガードが嵌め込まれる。前記左側板1cには、複数の補強用段部が形成される。前記右側板1dは、配管類5を挿通させるための開口部を備え、この開口部はパックドバルブカバー6によって覆われている。
前記配管類5は、四方切換え弁や冷媒管の他に、室内機から延出する冷媒管と接続するための2個のパックドバルブPを備えている。これらパックドバルブPはパックドバルブカバー6の外面側に取付けられていて、配管接続時やメンテナンス時に、パックドバルブカバー6を取外せば、作業がし易い。
前記後板1eには、縦方向と横方向に、それぞれ所定の間隔を存して桟部が設けられていて、これら桟部相互間は吸込み口を構成する開口部となっている。天板1fは、周縁に沿って折曲げ加工された片部を有する平板からなる。このようにして構成される室外機本体1内部は、後述する仕切り板7によって二室に区分される。
前記仕切り板7の前端部は、前板1bに設けられる吹出し口3の側部で、前板1b裏面に取付けられる。後端部は、後板1eと右側板1dとの折曲隅部に沿って取付けられる。仕切り板7は前端部から後端部に亘って多段に折曲形成され、仕切り板7の下端部は底板1aに載置され、上端部は天板1fに当接される。
仕切り板7から左側板1c側の空間室を熱交換室8Aと呼び、仕切り板7から右側板1d側の空間室を機械室8Bと呼ぶ。仕切り板7の取付け位置と形態から、熱交換室8Aは室外機本体1内部全体の略3/4程度の容積であり、機械室8Bは残りの略1/4程度の容積をなす。
前記熱交換室8Aにおいて、後板1eに近接する位置の底板1a上に、後板1eと並行して室外熱交換器10が配置される。室外熱交換器10は平面視で直状に形成され、一側端は前板1bと左側板1cとの折曲隅部近傍にあり、他側端は右側板1dと後板1eとの折曲隅部近傍にある。室外熱交換器10の上端は天板1fと極く近接している。
さらに、熱交換室8Aには室外送風機13を支持する送風機支持部材12が設けられている。前記室外送風機13は、室外熱交換器10と仕切り板7と左側板1c及び前板1bとに囲まれて配置され、ファンモータ13Mと、このファンモータ13Mの回転軸に取付けられるプロペラファン13Fとから構成される。
前記ファンモータ13Mは回転速度を可変としており、プロペラファン13Fは軸方向の背面側から熱交換空気を吸込んで前面側へ吹出す送風作用をなす。すなわち、開口構造の後板1eが熱交換空気である外気の吸込み側となり、前板1bと吹出し口3が吹出し側となる。前記ベルマウス2は、吹出し口3において外気吹出しの案内をなす。
前記機械室8Bには、圧縮機15と気液分離器16が配置され、これら圧縮機15と気液分離器16に接続される四方切換え弁等を備えた前記配管類5が収容される。前記圧縮機15等は、熱交換室8A内の室外熱交換器10や、室内機に収容される室内熱交換器などと、冷媒管を介して冷凍サイクルを構成するよう接続される。
さらに、前記仕切り板7について、図1〜図3及び図4に基づいて詳述する。
図4は、室外機本体1の右側板1dを取外して室外機の右側部から機械室8B側を見た状態の、室外機の側面図である。
前記仕切り板7は、下端から全高の略2/3程度の位置で、上下に分割されている。分割された上部を「上仕切り板」7Aと呼び、下部を「下仕切り板」7Bと呼ぶ。
先に図2で説明したように、上仕切り板7Aは平面視で、前板1bに取付けられる部位から右側板1dと後板1eとの折曲隅部に向って多段に折曲される。これに対して下仕切り板7Bは、上仕切り板7Aの下端位置から熱交換室8A側へ平面視で略三角状に突出する。当然、下仕切り板7Bの上端開口は三角蓋によって閉成されることになる。
上仕切り板7Aは、伝熱性に優れた素材である、例えばアルミニゥム材が選択されていて、平板から形成される。特に、上仕切り板7Aの機械室8B側の面を、後述する「電気部品取付け面部S」と呼ぶ。一方、下仕切り板7Bは、剛性が大であるとともに遮音性に優れた素材である、例えば薄肉厚の鉄板が用いられる。
上仕切り板7Aに形成される前記電気部品取付け面部Sには、基板カバー18とリアクタ20が並列に並んで取付けられる。なお説明すると、前記基板カバー18は電気部品取付け面部Sの前端側から後端側に亘ってほとんど大部分を占めて取付けられ、わずかに電気部品取付け面部Sの後端部が露出する。
この電気部品取付け面部Sの露出した後端部に、作用にともなって高熱を発する高発熱電気部品である前記リアクタ20が取付けられる。前記基板カバー18は、後述するように制御基板22をカバーしていて、制御基板22と前記リアクタ20とはリード線を介して電気的に接続される。
前記下仕切り板7Bと対向する底板1a上に、先に説明した圧縮機15と気液分離器16が配置されるとともに、これら圧縮機15と気液分離器16に接続される四方切換え弁等を備えた前記配管類5が配置される。特に、機械室8Bから熱交換室8A側へ突出する三角状のスペースには、圧縮機15に接続される気液分離器16が収容される。
特に図2に示すように平面視で、後板1eに対して下仕切り板7Bは傾斜角度α°に形成され、上仕切り板7Aは傾斜角度2α°に形成されている。後板1eと室外熱交換器10が並行に配置されるところから、下仕切り板7Bの傾斜角度α°と上仕切り板7Aの傾斜角度2α°は室外熱交換器10を基準とする、と言い換えることができる。
すなわち、熱交換室8Aにおいて、後板1eに室外熱交換器10が近接し、かつ並行に設けられていて、実際には、仕切り板7と室外熱交換器10との間に空間スペースが形成される。
また、仕切り板7は上仕切り板7Aと下仕切り板7Bとから構成されていて、これら上仕切り板7Aと下仕切り板7Bとの室外熱交換器10に対する空間スペースが、それぞれの傾斜角度によって異なる。
ここでは、室外熱交換器10に対して、下仕切り板7Bは傾斜角度α°、上仕切り板7Aは傾斜角度2α°に形成されているところから、上仕切り板7Aと室外熱交換器10との間の空間スペースは、下仕切り板7Bと室外熱交換器10との間の空間スペースの2倍の大きさに形成されることになる。
次に、前記制御基板22と、その周辺構造について詳述する。
図5は基板カバー18を取外した状態での電気部品取付け部Sの正面図、図6は基板カバー18の一部を取外した状態での電気部品取付け部Sの斜視図、図7は基板カバー18の一部を取外した状態での電気部品取付け部Sの平面図である。
前記制御基板22は、矩形状のプリント基板からなり、四隅部を取付けねじによって上仕切り板7Aに取付け固定される。実際には、図6及び図7に示すように、制御基板22は上仕切り板7Aとは密着せず、所定の間隙を存していて、上仕切り板7Aから浮いた状態で取付けられている。
図5に示すように、制御基板22の下端部に対向する部位と左右側縁及び下端縁から突出する部位を有する放熱板23が、固定ねじを介して上仕切り板7Aに取付けられる。図7に示すように、放熱板23は左右に二分割されていて、互いにアルミニゥム材等の伝熱性に優れた素材が用いられている。
上述したように、上仕切り板7Aの機械室8B側の面が電気部品取付け面部Sとなっていて、それぞれの放熱板23は前記電気部品取付け面部Sに密着固定され、制御基板22とは間隙を存して取付けられる。換言すれば、放熱板23は上仕切り板7Aと制御基板22との間に介在される。
前記制御基板22には、制御プログラムを格納するメモリ等の制御回路が形成され、電気部品Dが実装される。電気部品Dとして、制御基板22の機械室8B露出面に複数の電解コンデンサ24やコネクタ類25が実装される。反対側の上仕切り板7Aと対向する面に、圧縮機駆動素子(パワートランジスタ)26と整流器(レクチ)27が実装される。
なお説明すると、電解コンデンサ24やコネクタ類25は、図5及び図6に示す制御基板22の表面側(手前側)に実装される。圧縮機駆動素子26や整流器27は、制御基板22の裏面側(向こう側)に実装される。そして、整流器27を除く電気部品Dは制御基板22の面内に実装されるが、整流器27のみ、図5に示すように制御基板22下端から下方に突出して実装される。
特に、制御基板22に実装される電気部品Dのうち、圧縮機駆動素子26及び整流器27は、前述したリアクタ20と同様、互いに所定の作用にともなって発熱し、周囲を高温化してしまう高発熱電気部品Dである。
圧縮機駆動素子26は制御基板22の面内に実装されるのに対して、整流器27の本体部分を制御基板22の下端から下方に突出して配置しており、互いに離間して実装される。このことから、圧縮機駆動素子26と整流器27は高発熱電気部品Dとして互いに高熱を発熱しても、互いに熱影響を与えずにすむ。
しかも、圧縮機駆動素子26における発熱部位と、整流器27の発熱部位は特定されていて、いずれも裏面側である上仕切り板7A側の面である。ここでは、圧縮機駆動素子26と整流器27の放熱面を、制御基板22の下端部に沿って対向して設けられる前記放熱板23に密着させている。
前述したように、前記圧縮機駆動素子26は制御基板22の面内に実装されているから、放熱板23における制御基板22と対向する部位に密着している。これに対して、前記整流器27の本体部分は制御基板22の下端から下方に突出して配置されているから、放熱板23における制御基板22の下端から突出する部位に密着している。
前記基板カバー18は、上仕切り板7Aの電気部品取付け面部Sに取付けられ、制御基板22と、この制御基板22に実装される電気部品D及び放熱板23を覆う。すなわち、基板カバー18の幅方向が制御基板22とリアクタ20との間から前板1b近傍に亘り、上下方向が制御基板22の上下方向寸法よりも大である。
電解コンデンサ24が制御基板22の一側部に実装されるのに対して、他側部にはコネクタ類25等の背の低い電気部品Sが実装される。基板カバー18の電気部品取付け面部Sからの突出高さは電解コンデンサ24対向部分が最も大であり、コネクタ類25実装側へ斜めに折曲形成される傾斜部aを備えている。
図5ないし図7に示すように、基板カバー18の傾斜部a末端は、上仕切り板7Aの折曲端部に密着固定される。上仕切り板7Aの折曲端部は、図示しない室外機本体1を構成する前板1bに取付けられる。なお、上仕切り板7Aの折曲端部には、通風用ルーバー28が設けられている。
前記基板カバー18は上下に分割されていて、上基板カバー18Aと、下基板カバー18Bとからなる。図2は上基板カバー18Aのみを示し、図6と図7は下基板カバー18Bのみを示している。図1と図4は上基板カバー18A及び下基板カバー18Bとを示している。
上基板カバー18Aと下基板カバー18Bとからなる基板カバー18は、上仕切り板7Aに取付けられることにより、箱体(エンクロージャー)構造をなし、剛性が大に保持される。ただし、上記通風用ルーバー28を備えているので、基板カバー18内部と外部とが通風用ルーバー28を介して連通し、完全密閉構造ではない。
さらに、図4に示すように、基板カバー18の前記リアクタ20に対向する側面の下端一部は開口されている。この開口部29は、制御基板22に実装される電気部品Dに一端が接続されるリード線を挿通するためのものであり、以後、「リード線挿通用口」29と呼ぶ。
前記リード線は、一端を制御基板22上の電気部品Dに接続され、他端が機械室8Bに配置される圧縮機15や四方切換え弁等の電動部品、及び熱交換室8Aに配置される室外送風機13である電動部品に接続される。したがって、電気部品Dと電動部品はリード線を介して電気的に接続される。
下基板カバー18Bは制御基板22の上端部を除いて大半を覆うとともに、実装される電気部品Dのうち電解コンデンサ24等を覆う。この下基板カバー18Bの下端隅部に、前記リード線挿通用口29が設けられている。上基板カバー18Aは、制御基板22の上端部のみを覆う。
基板カバー18全体として見ると、前記リード線挿通用口29が基板カバー18の一端部に設けられ、これと対向する基板カバー18の他端部は平面視で傾斜形成される前記傾斜部aとなる。傾斜部aの端面と対向する上仕切り板7Aに前記通風用ルーバー28が設けられ、通風用ルーバー28を介して基板カバー18内部と熱交換室8Aが連通する。
このようにして構成される空気調和機の室外機において、空調運転(冷房運転)開始の信号を入力すると、圧縮機15が駆動制御されて冷凍サイクル運転が行われる。同時に室外送風機13が駆動され、外気が後板1eに形成される開口部を介して室外機本体1内に吸込まれ、室外熱交換器10に流通する。
室外熱交換器10には、圧縮機15で圧縮された冷媒が四方切換え弁を介して導通していて、冷媒と外気とが熱交換する。そのあと冷媒は室内機へ導かれて室内空気と熱交換し、室内を空調する。前記室外熱交換器10と熱交換した外気はベルマウス2に案内され、吹出し口3からファンガードを介して外部へ吹出される。
上述したように制御基板22に実装される電気部品Dのうちで、特に圧縮機駆動素子26や整流器27が発熱し易い。しかも、これら圧縮機駆動素子26と整流器27を実装する制御基板22は、基板カバー18と上仕切り板7Aとで略密閉された箱体構造内に収容されているから、何らの対策も施さなければ、互いに熱影響を受ける。
ここでは、高発熱電気部品Dである圧縮機駆動素子26と整流器27の放熱面を放熱板23に密着し、放熱板23は上仕切り板7Aに密着固定している。放熱板23及び上仕切り板7Aは熱伝導性に優れた素材を選択しているので、圧縮機駆動素子26と整流器27が発する高熱は放熱板23において拡散し、そのあと上仕切り板7Aに伝熱する。
すなわち、圧縮機駆動素子26等が発散する高熱を、放熱板23と上仕切り板7Aが吸収する。その一方で、室外送風機13の送風作用にともなって熱交換室8A内に導かれた外気は仕切り板7を構成する上仕切り板7Aと下仕切り板7Bに接触しながら導かれ、これら上下仕切り板7A,7Bは効率よく冷却される。
特に、図2で説明したように、室外熱交換器10に対して、下仕切り板7Bは傾斜角度α°、上仕切り板7Aは傾斜角度2α°に形成されている。したがって、上仕切り板7Aと室外熱交換器10との間の空間スペースは、下仕切り板7Bと室外熱交換器10との間の空間スペースに対して2倍の大きさである。
熱交換室8Aに導かれ室外熱交換器10を流通した外気の一部は、仕切り板7を構成する上仕切り板7Aと下仕切り板7Bとに沿って導かれる。このとき、上仕切り板7Aと室外熱交換器10との間の空間スペースが、下仕切り板7Bと室外熱交換器10との空間スペースの略2倍の大きさに形成されているから、外気の流通量も2倍となる。
上仕切り板7Aには放熱板23が密着固定され、これら放熱板23には高発熱電気部品Dである圧縮機駆動素子26と整流器27の放熱面が密着して取付けられている。この上仕切り板7Aに沿って多量の外気が流通するところから、上仕切り板7は勿論のこと、放熱板23及び高発熱電気部品Dは効率よく冷却され、熱的悪影響が防止される。
また、室外送風機13の送風作用にともなって、外気が機械室8B内にも導入される。機械室8B内に導かれた外気は圧縮機15に接触し、冷却したあと外部へ排出される。さらに、機械室8内に導入された外気はリアクタ20にも接触し、冷却したあと外部へ排出される。
図7に示すように、外気の一部は、基板カバー18に設けられるリード線挿通用口29を介して内部へ導かれる。基板カバー18内に導かれた外気は矢印に示すように、基板カバー18内に収容される制御基板22と、電解コンデンサ24、圧縮機駆動素子26及び整流器27他の電気部品D及び放熱板23に接触し、これらを冷却する。
基板カバー18のリード線挿通用口29とは反対側の側部が傾斜部aとなっているところから、基板カバー18内部において傾斜部aに至ると外気が流速を早める。基板カバー18内の外気は効率よく流通して電気部品D等を冷却し、ついには通風用ルーバー28から外部へ導出される。
このようにして、基板カバー18の内部と外部との両方から制御基板22に実装される電気部品D等の冷却をなすので、これらの熱的な悪影響がない。仕切り板7を構成する上仕切り板7Aの機械室8B側を電気部品取付け面部Sとしたので、従来のような仕切り板上端に熱交換室と機械室に跨って水平に配置される電気部品箱が不要となり、組立作業性の削減化と、部品点数の低減化によるコストの低減化を得られる。
上記した構成の電気部品箱が存在しないので、機械室8B上部の空間スペースが拡大して、圧縮機15の運転音の減衰作用が促進され、騒音低減を図ることができる。電気部品Sを仕切り板7自体に取付けるため、従来のような電気部品箱と仕切り板との間から機械室への水侵入を阻止するためのシール材が不要となる。
仕切り板7を、上仕切り板7Aと、下仕切り板7Bに分割したので、下仕切り板7Bは機械室8Bに収容される圧縮機15の配置スペースに応じて折曲形成でき、製造性を高めることができる。
上仕切り板7Aは、伝熱性を重視したアルミニゥム材を用い、下仕切り板7Bは強度と遮音性を重視した素材を用いることができるなど、それぞれの機能に対応した材料を選択でき、機能性を高めて、製造性の向上と、コストの低減化を得られる。
制御基板22に実装される電気部品Dのうちで、圧縮機駆動素子26や整流器27等の高発熱の電気部品Dを、放熱面を熱伝導性の高い素材からなる放熱板23に密着させ、さらに放熱板23を上仕切り板7Aの電気部品取付け面部Sに密着固定したから、高発熱の電気部品Dに対する放熱効率の向上化を得られ、熱的悪影響を防止できる。
また、基板カバー18で制御基板22を覆うようにして、基板カバー18と上仕切り板7Aとで箱体構造をなした。このことにより、何らかの要因で電解コンデンサ24が破裂するような事故が生じても、機械室8B内への電解液の滴下を防止できる。
基板カバー18に傾斜部aを設けて、基板カバー18内に流通する外気の流速を早めるようにした。したがって、基板カバー18で覆われる制御基板22と、この制御基板22に実装される圧縮機駆動素子26や整流器27などの高発熱電気部品Dが効率よく冷却され、基板カバー18内の温度上昇を抑制できる。
平面視で、後板1eに対して下仕切り板7Bはα°の傾斜角度を有し、上仕切り板7Aは2α°の傾斜角度を有する。すなわち、仕切り板7の熱交換室8A側の通風路が、下仕切り板7Bに沿う部分に対して上仕切り板7Aに沿う部分が2倍に拡大形成され、室外送風機13の作用にともなう送風量が大となる。
したがって、上仕切り板7Aは効率よく冷却され、上仕切り板7Aの電気部品取付け面部Sに密着固定される放熱板23と、この放熱板23に放熱面を密着させた圧縮機駆動素子26や整流器27等の高発熱電気部品Dも効率よく冷却される。これらの構成と作用によって、高発熱電気部品Dによる熱的悪影響を確実に防止できる。
次に、本発明における第2の実施の形態について説明する。
図8は、空気調和機の室外機を分解した斜視図である。後述する仕切り板70を除いて、他の構成部品は先に図1で説明したものと同一であるので、ここでは同番号を付して新たな説明は省略する。
前記仕切り板70は、室外機本体1内を熱交換室8Aと機械室8Bに区分することは変りがないが、ここでは特に上下に区分しておらず、従来と同様、多段に折曲された1枚ものである。
仕切り板70上部の機械室8B側の面に電気部品取付け面部Sが形成され、電気部品Dを実装した制御基板22と、制御基板22に実装されない電気部品であるリアクタ20が取付けられる。
図9は仕切り板70に対する制御基板22と電気部品Dの取付け構造を説明する室外機一部の拡大した平面図であり、図10は同じく取付け構造を説明する室外機一部の拡大した正面図であり、図11は同じく取付け構造を説明する仕切り板一部の斜視図である。
前記仕切り板70は、室外機本体1の前板1bと当接する端部が斜めに折曲されているが、その折曲量はわずかである。この折曲端から前板1bとは直交する方向である左右側板1c,1dと並行に形成され、さらに、前後の中間部において右側板1dと後板1eとの折曲隅部に延設するよう斜めに折曲形成される。
仕切り板70の斜め折曲部は上記室外熱交換器10に近接していて、この機械室8B側の上部に形成される前記電気部品取付け面部Sに制御基板22が取付けられる。制御基板22は、樹脂製の取付け具によって仕切り板70とは狭小の間隙を存し、仕切り板70と並行して取付けられている。
そして、前記制御基板22の下端部に対向するとともに、制御基板22の左右側縁と下端縁から突出(10mm程度)する面積を有する、1枚物の放熱板23Aが仕切り板70に固定ねじを介して取付けられる。
放熱板23Aは、アルミニゥム材等の伝熱性に優れた素材が用いられ、仕切り板70の電気部品取付け面部Sに密着固定される。放熱板23Aは、制御基板22とは間隙を存し、仕切り板70と制御基板22との間に介在される。
制御基板22には、制御プログラムを格納するメモリなどの制御回路が形成され、さらに、制御基板22の機械室8B側の面には複数の電解コンデンサ24やコネクタ類25が実装される。電解コンデンサ24は制御基板22の下部側に一列に配置され、コネクタ類25は制御基板22上部に一列に配置される。
制御基板22の仕切り板70と対向する面には、高発熱電気部品Dである圧縮機駆動素子(パワートランジスタ)26及び整流器(レクチ)27が実装されている。これら圧縮機駆動素子26と整流器27の放熱面は放熱板23Aに向けられ、かつ放熱板23Aに密着固定される。
放熱板23Aが設けられる仕切り板70部位の熱交換室8A側に、すなわち、放熱板23Aとは仕切り板70を介した部位に、図9のみに示すヒートシンク30が設けられる。なお、仕切り板70に放熱板23Aが露出する開口部を設け、この開口部にヒートシンク30を嵌め込み、放熱板23Aにヒートシンク30を密着させて取付けてもよい。
この仕切り板70における制御基板22の側方部位に、高発熱電気部品Dであるリアクタ20が取付けられる。上述したように、仕切り板70は室外機本体1を構成する左右側板1c,1dと並行な板部を備えているが、この並行板部に前記リアクタ20が取付けられることになる。
特に、図11に示すように、リアクタ20は仕切り板70の上端部に取付けられ、制御基板22の下端部に一列に配置実装される電解コンデンサ24よりも上方部位にある。当然ながら、制御基板22の下端部で、この裏面側に実装される図示しない圧縮機駆動素子26や整流器27よりも上方部位にある。
すなわち、第1の実施の形態では仕切り板7に取付けた制御基板22を基板カバー18で覆うようにしたが、これに限定されるものではなく、第2の実施の形態で説明しているように、仕切り板70に取付けた制御基板22を何ら覆うことはなく、完全に露出した状態としてもよい。
冷凍サイクル運転にともなって室外送風機13が駆動され、熱交換室8Aに外気が導かれて熱交換器10と熱交換する。同時に、機械室8Bにもある程度の外気が導かれて内部を流通し、配置されている圧縮機15等を冷却し、さらに制御基板22とリアクタ20を冷却する。
制御基板22に実装される圧縮機駆動素子26や整流器27等の高発熱電気部品Dは、放熱面を熱伝導性の高い素材からなる放熱板23Aに密着し、さらに放熱板23Aを仕切り板70に密着して取付け固定したから、高発熱電気部品Dに対する放熱効率の向上化を得られ、熱的悪影響を防止できる。
仕切り板70を介して放熱板23Aの裏面側にヒートシンク30を取付けたから、もしくは放熱板23Aの裏面に直接ヒートシンク30を設けたから、ヒートシンク30は熱交換室8Aに導かれる外気に放熱する。したがって、高発熱電気部品Dに対する、さらなる放熱効率の向上化を得られ、熱的悪影響を防止できる。
リアクタ20を仕切り板70の上端部で、制御基板22に実装される電解コンデンサ24よりも上方部位に取付けたから、リアクタ20から発生する熱を上方へ逃し、制御基板22と、この制御基板22に実装される電解コンデンサ24に熱影響が及ばないようにした。したがって、電解コンデンサ24に対するさらなる安全性の向上を図れる。
図12は、第2の実施の形態における変形例を示している。制御基板22に実装されるコネクタ類25と、電解コンデンサ24を互いに縦一列に配置しているが、作用的には変りがない。この変形例では、特に制御基板22の下端部を、電解液防滴箱35で囲っていることを特徴としている。
すなわち、電解液防滴箱35は、パッキンを介在して仕切り板70に取付けられていて、電解液防滴箱35の仕切り板70取付け部は液封構造をなす。電解液防滴箱35の上端部は開放され、制御基板22の下端部が差し込まれている。また、上記圧縮機15と気液分離器16は防音箱40によって覆われ、運転騒音が外部へ漏れるのを抑制している。
このような構成であるので、電解コンデンサ24が例えばリアクタ20の熱影響を受ける等、何らかの原因で破裂するようなことがあっても、漏れた電解液を電解液防滴箱35が受け入れて下部へ漏らすことがない。圧縮機15や気液分離器16及び防音箱40への電解液滴下がなく、事故の拡大を防止できる。
しかも、圧縮機15と気液分離器16は防音箱40によって覆われているから、飛散した電解液が跳ね返ってきても、圧縮機15と気液分離器16にはかからずにすみ、二重の安全策をとることになる。
なお、本発明は上述した実施の形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。そして、上述した実施の形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組合せにより種々の発明を形成できる。
本発明によれば、電気部品箱の取付け構造を改良してコストの低減化を得られ、制御基板と実装される電気部品を確実に冷却するという効果を奏する。

Claims (6)

  1. 内部が仕切り板を介して、熱交換器及び送風機を収容する熱交換室と、圧縮機及び配管類を収容する機械室とに区分される、筐体である室外機本体を具備し、
    前記仕切り板は、上仕切り板と下仕切り板との、上下に分割され、
    前記上仕切り板における機械室側の面に、電気部品取付け面部を備え、
    この上仕切り板の電気部品取付け面部に、前記送風機や圧縮機等の電動部品を駆動制御するための電気部品を実装する制御基板を取付けた
    ことを特徴とする空気調和機の室外機。
  2. 前記仕切り板を構成する上仕切り板は、熱伝導性の高い素材から形成され、
    この上仕切り板の前記電気部品取付け面部に、熱伝導性の高い素材からなる放熱板が密着固定され、
    この放熱板に、前記制御基板に実装される電気部品のうちで、圧縮機駆動素子、整流器等の高発熱電気部品の放熱面が密着される
    ことを特徴とする請求項1記載の空気調和機の室外機。
  3. 前記仕切り板に、前記制御基板と電気部品の実装面に導通させた外気を外部へ排出する通風用ルーバーを備え、
    前記制御基板は、基板カバーによって覆われ、
    この基板カバーは、制御基板に実装する電気部品に接続するためのリード線が挿通する開口部を備えるとともに、制御基板と電気部品に導かれた外気の流速を上げて前記通風用ルーバーに導くための傾斜部を備えたことを特徴とする請求項1及び請求項2のいずれかに記載の空気調和機の室外機。
  4. 前記制御基板に実装される電気部品として、電解コンデンサを備え、
    前記制御基板に実装されず、制御基板の近傍に配置される電気部品として、リアクタを備え、
    前記電解コンデンサは、前記制御基板の下端部で、かつ前記リアクタよりも下方部位に配置されることを特徴とする請求項1及び請求項2のいずれかに記載の空気調和機の室外機。
  5. 内部が仕切り板を介して、熱交換器及び送風機を収容する熱交換室と、圧縮機と配管類を収容する機械室とに区分される、筐体である室外機本体を具備し、
    前記仕切り板の機械室側の面に、電気部品取付け面部を備え、
    この電気部品取付け面部に、前記送風機や圧縮機等の電動部品を駆動制御するための電気部品を実装する制御基板を取付け、
    前記制御基板に実装される電気部品として、電解コンデンサを備え、
    前記制御基板に実装されず、制御基板の近傍に配置される電気部品として、リアクタを備え、
    前記電解コンデンサは、前記制御基板の下端部で、かつ前記リアクタよりも下方部位に配置されることを特徴とする空気調和機の室外機。
  6. 底面部を構成する底板と、前面部を構成する前板と、背面部を構成する後板と、左側面部を構成する左側板と、右側面部を構成する右側板及び、上部開口を閉塞し上面部を構成する天板からなり、内部を仕切り板によって熱交換室と機械室とに区分される室外機本体と、
    この室外機本体の前記熱交換室に配置される熱交換器及び、回転速度を可変可能としたファンモータとプロペラファンとからなる送風機と、
    前記機械室に配置される圧縮機及び配管類とを具備し、
    前記仕切り板は、略2/3の高さで上仕切り板と下仕切り板との、上下に分割され、
    前記上仕切り板は、前記送風機のファンモータ及び圧縮機を駆動制御する制御基板と、高発熱電気部品とを並列に配置する電気部品取付け面部を備え、
    前記下仕切り板は、圧縮機の形状に合せて突設され、
    平面視で、前記後板に対して下仕切り板は傾斜角度αに傾斜形成され、上仕切り板は傾斜角度2αに傾斜形成されることを特徴とする空気調和機の室外機。
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