JP2017172930A - 冷凍サイクル装置の室外機 - Google Patents

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桂子 金川
Keiko Kanekawa
桂子 金川
成浩 岡田
Shigehiro Okada
成浩 岡田
嘉浩 小見山
Yoshihiro Komiyama
嘉浩 小見山
石川 裕
Yutaka Ishikawa
裕 石川
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Abstract

【課題】機械室に設けられた電装部品を効率良く冷却する。
【解決手段】冷凍サイクル装置の室外機は、箱状に形成され、ファン及び熱交換器が設けられる熱交換室と、電装部品を収容すると共に電装箱側開口部を有した電装箱が設けられる機械室と、熱交換室と外部とを連通しファンからの風を外部に吐出するための吐出口と、を有する筐体と、筐体内に設けられ筐体内の空間を機械室と熱交換室とに仕切る仕切り部材であって、当該仕切り部材を貫いて形成された仕切り部材側開口部を有する仕切り部材と、筐体内に設けられ、電装箱側開口部と仕切り部材側開口部とを接続することで電装箱内と熱交換室内とを連通させるダクト部材と、を備える。
【選択図】図2

Description

本発明の実施形態は、冷凍サイクル装置の室外機に関する。
例えば冷凍サイクル装置の一種である空気調和機の室外機は、箱状に形成された筐体を有している。そして、筐体は、その内部に、電装部品を収容した電装箱や圧縮機等が設けられる機械室と、熱交換器及びファンが設けられる熱交換室と、を有している。ここで、電装部品や圧縮機等に小動物や雨水、ホコリ等が接触すると故障の原因となる。そのため、通常、機械室は、小動物や雨水、ホコリ等の侵入を防ぐために密閉構造となっていることが多い。
しかし、圧縮機や電装部品は、発熱量が比較的大きいことから、機械室を密閉構造にすると機械室の温度が上昇し易くなる。そして、電装部品は、上限温度が設定されている場合が多く、その上限温度を超えると、能力の低下や故障、寿命の低下を引き起こし、ひいては空気調和機の性能や品質に関わる問題となり得る。そのため、電装部品を効率良く冷却することは重要である。更に近年では、品質向上のために機械室を更に密閉化したり、性能向上のために電装部品の発熱量が増大したりする傾向にあり、電装部品の冷却がますます重要となっている。
国際公開第2009/041425号公報
そこで、機械室に設けられた電装部品を効率良く冷却することができる冷凍サイクル装置の室外機を提供する。
本実施形態の冷凍サイクル装置の室外機は、箱状に形成され、ファン及び熱交換器が設けられる熱交換室と、電装部品を収容すると共に電装箱側開口部を有した電装箱が設けられる機械室と、前記熱交換室と外部とを連通し前記ファンからの風を外部に吐出するための吐出口と、を有する筐体と、前記筐体内に設けられ前記筐体内の空間を前記機械室と前記熱交換室とに仕切る仕切り部材であって、当該仕切り部材を貫いて形成された仕切り部材側開口部を有する仕切り部材と、前記筐体内に設けられ、前記電装箱側開口部と前記仕切り部材側開口部とを接続することで前記電装箱内と前記熱交換室内とを連通させるダクト部材と、を備える。
一実施形態による空気調和機の室外機を示す斜視図 一実施形態による空気調和機の室外機を分解した状態で示す斜視図 一実施形態による空気調和機の室外機を分解した状態で示すもので、図2とは異なる角度から示す斜視図 一実施形態による空気調和機の室外機の概略構成を示す平断面図 一実施形態による空気調和機の室外機について、仕切り部材周辺で切断した状態を示す縦断面図 一実施形態による空気調和機の室外機について、吐出口と仕切り部材側開口部との位置関係を概略的に示す正面図 一実施形態による空気調和機の室外機について、ダクト部材を示す斜視図
以下、一実施形態について図面を参照しながら説明する。
本実施形態においては、冷凍サイクル装置として空気調和機を例に説明する。なお、冷凍サイクル装置の室外機としては、空気調和機の室外機の他に、ヒートポンプ式給湯機の熱源機や冷凍機等がある。
図1及び図2に示す空気調和機の室外機10は、外殻を構成する筐体20、筐体20の内部に設けられたファン11や熱交換器12、及び電装箱30や図示しない圧縮機等を備えている。筐体20は、図1〜図3に示すように、前板21、天板22、左右2つの側板23、24、及び底板25を組み合わせることで、矩形の箱状に形成されている。前板21、天板22、側板23、24、及び底板25は、それぞれ金属製の板を曲げ加工等することにより形成されている。
なお、本実施形態では、前板21側の面を室外機10の前面又は前側とし、前板21とは反対側の面を背面又は後側とする。また、室外機10の設置状態における重力方向を、室外機10の上下方向とする。そして、前後方向及び上下方向に対する直角方向を、室外機10の横方向又は左右方向とする。
室外機10は、図2〜図4に示すように、仕切り部材26を備えている。仕切り部材26は、例えば金属の板材によって構成されており、筐体20内において上下方向に延びるように、すなわち底板25と天板22とに対して直角方向の面を有するように設けられている。これにより、仕切り部材26は、筐体20の内部空間を、熱交換室201と機械室202とに仕切っている。すなわち、筐体20は、内部に熱交換室201と機械室202とを有している。熱交換室201は、当該熱交換室201の前側及び後側が外部に連通した開放構造となっている。そして、ファン11及び熱交換器12は、熱交換室201内に設けられている。
具体的には、筐体20は、図1及び図4に示すように、吐出口211を有している。吐出口211は、筐体20内に設けられたファン11からの風を室外機10の外部に吐出するためのものであり、前板21のうち熱交換室201に対応する部分に設けられている。吐出口211は、前板21のうち熱交換室201に対応する部分つまりファン11の前方部分を略円形のいわゆるベルマウス形状に貫くように形成されている。したがって、吐出口211は、筐体20の内部と外部つまり熱交換室201の内部と外部とを連通しており、これにより熱交換室201の前側は開放されている。
また、図4に示すように、前板21とは反対側の熱交換室201に対応する部分において、左右2つの側板23、24間は離間している。これにより、筐体20の背面のうち熱交換室201に対応する部分つまり熱交換室201の後側に、開放部203が形成されている。この場合、熱交換器12は、熱交換室201内において後方寄りに設けられ、ファン11は、熱交換室201内において熱交換器12の前方に設けられている。そして、熱交換器12は、熱交換室201の背面の開放部203から外部に露出している。
ちなみに、室外機10は、図1に示すように、化粧カバー13及び側面カバー14を備えている。化粧カバー13は、例えば合成樹脂製の部材によっていわゆるメッシュ状に形成されている。化粧カバー13は、前板21に取り付けられており、吐出口211を覆っている。側面カバー14は、左右両側の側板23、24のうち一方の側板24に着脱可能に設けられている。側面カバー14は、図示しない室内機と室外機10とを接続する図示しない冷媒用配管や電気配線等の接続部を覆っている。
機械室202は、当該機械室202の周囲が閉塞された略密閉構造となっている。本実施形態において「略密閉構造」とは、筐体20の外部の空気が機械室202の内部に流入しないことを厳密に要求するものではない。つまり、本実施形態において、「略密閉構造」とは、空気の流入及び流出を完全に許容しない気密構造を意味するものではなく、筐体20の外部の空気を機械室202の内部に取り入れることを主目的とした開口部を全く設けないことを意味するものでもない。筐体20は、機械室202内の電装箱30に悪影響を与える程度の塵埃や雨水等が機械室202内に侵入することがなく、また万一、機械室202内で発火した場合に機外に延焼しない程度に、電装箱30の周囲を囲っていれば良い。したがって、本実施形態では、機械室202の周囲の構造物間、例えば天板22、側板24、及び底板25の結合部分に生じた隙間等を介して空気の出入りが行われることは許容される。
具体的には、機械室202は、天板22、側板24、底板25、及び仕切り部材26によって囲まれた空間に形成されている。これにより、機械室202は、略密閉構造に構成されている。
電装箱30及び図示しない圧縮機は、機械室202内に設けられている。図示しない圧縮機は、機械室202内において底板25上に載置されている。電装箱30は、図2に示すように、機械室202内において仕切り部材26に取り付けられている。電装箱30は、上下方向においてファン11の回転中心よりも上側、具体的には仕切り部材26の上端部付近に設けられている。電装箱30は、例えば金属板等を曲げ加工して箱状に形成された板金部品等で構成されている。電装箱30は、図5に示すように、一方側の面が開放された箱状に形成されている。そして、電装箱30は、当該電装箱30の開放側を仕切り部材26に面して仕切り部材26に取り付けられている。これにより、電装箱30の開放側が仕切り部材26によって閉塞されている。
電装箱30は、内部に制御回路40を収容している。制御回路40は、例えば基板41に電装部品42を実装して構成されている。制御回路40は、例えば図示しない圧縮機をインバータ制御するための電気回路で構成されている。電装部品42は、例えばコンデンサやリアクタ等の比較的発熱量が大きい電気部品を含んでいる。電装部品42は、基板41上に実装された状態で、電装箱30内に収容されている。したがって、基板41及び電装部品42は、電装箱30内に収容されている。この場合、基板41は、図5に示すように、仕切り部材26と略平行となるように配置されている。本実施形態の場合、基板41は、放熱部材43を有している。放熱部材43は、電装部品42で生じた熱を放熱するためものものであり、仕切り部材26を貫いて熱交換室201に露出している。
また、電装箱30は、図2及び図5に示すように、流入口31と電装箱側開口部32とを有している。流入口31及び電装箱側開口部32は、それぞれ電装箱30を貫いて形成された穴つまり開口であり、電装箱30の内部と外部とを連通している。流入口31は、図2及び図5に示すように、電装箱30の上部に設けられており、例えば複数の小孔によって構成されている。本実施形態において、流入口31は、いわゆるパンチングメッシュ状に形成されている。そして、流入口31は、電装箱30の上端部において、天井面301とは異なる周囲の面に形成されている。なお、流入口31は、必ずしも複数の小孔で構成する必要はなく、複数の小孔が含まれる程度の大きさの1つの穴であっても良い。また、流入口31は、天井面301に設けられていても良い。
電装箱側開口部32は、図5に示すように、電装箱30の下部に設けられている。本実施形態の場合、電装箱側開口部32は、例えば電装箱30の下面部を矩形状に貫いて形成した1つの穴つまり開口によって構成されている。この場合、電装箱側開口部32は、流入口31よりも下方の位置に設けられている。すなわち、電装箱側開口部32は、流入口31に対してファン11に近い位置に設けられている。換言すれば、電装箱側開口部32からファン11の外形部分までの直線距離は、流入口31からファン11の外形部分までの直線距離よりも短い。そして、電装箱側開口部32と流入口31とは、制御回路40を挟んでつまり電装部品42を挟んで対向する位置に設けられている。この場合、電装箱側開口部32と流入口31とは、電装部品42を挟んで上下方向に対向する位置に設けられている。
仕切り部材26は、図3及び図4等に示すように、仕切り部材側開口部261を有している。仕切り部材側開口部261は、仕切り部材26をその厚み方向へ矩形に貫いて形成されている。仕切り部材側開口部261は、図4に示すように、平面方向においてベルマウス形状の吐出口211の後端部よりも後方に設けられている。また、仕切り部材側開口部261は、図6に示すように、仕切り部材26と吐出口211とが最接近している箇所Pを基準として、仕切り部材26の長手方向、この場合、上下方向において吐出口211の直径Lの25%以内の範囲に設けられている。
室外機10は、図2、図5及び図7に示すように、ダクト部材50を備えている。ダクト部材50は、例えば合成樹脂製の部材から構成されている。ダクト部材50は、全体として上下方向に延びる矩形状であって、仕切り部材26側の面が開口した容器状に形成されている。この場合、仕切り部材26の平面と平行でかつ水平方向をつまり室外機10の前後方向を、ダクト部材50の幅方向とする。本実施形態の場合、ダクト部材50は、図7に示すように、上部501と下部502とを一体に有している。上部501は、ダクト部材50の幅が下方へ向かって縮小するように形成されている。下部502は、ダクト部材50の幅が略一定となるように形成されている。
また、ダクト部材50の上側の面は、複数の小孔を有したメッシュ構造51に形成されている。すなわち、ダクト部材50は、メッシュ構造51を一体に有している。この場合、メッシュ構造51を構成する各小孔は、仕切り部材側開口部261及び電装箱側開口部32よりも小さい。
そして、ダクト部材50は、図5に示すように、仕切り部材側開口部261を覆うと共に上端部のメッシュ構造51を電装箱側開口部32に接続させた形態で、仕切り部材26に取り付けられる。これにより、ダクト部材50は、電装箱側開口部32と仕切り部材側開口部261とを接続し、その結果、電装箱30内と熱交換室201とがダクト部材50を介して連通される。そして、この場合、メッシュ構造51は、電装箱側開口部32と仕切り部材側開口部261との間に配置される。
以上説明した実施形態によれば、室外機10は、筐体20と、仕切り部材26と、ダクト部材50と、を備えている。筐体20は、熱交換室201と、機械室202と、吐出口211と、を有している。熱交換室201には、ファン11及び熱交換器12が設けられている。機械室202には、電装箱30が設けられている。電装箱30は、電装部品42が実装された制御回路40を収容すると共に電装箱側開口部32を有している。吐出口211は、熱交換室201と外部とを連通しており、ファン11からの風を外部に吐出するためのものである。そして、ダクト部材50は、筐体20内に設けられ、電装箱側開口部32と仕切り部材側開口部261とを接続することで電装箱30内と熱交換室201内とを連通させている。
すなわち、ファン11が駆動すると、その送風作用によって、図4の矢印に示すように、筐体20の外部の空気が筐体20の背面側から筐体20内に取り込まれ、その後、筐体20の吐出口211から吐出される。そして、この送風作用によって、熱交換器12と外部の空気とが熱交換される。その際、筐体20内におけるファン11の周辺の圧力つまり熱交換室201内の圧力は、外部の圧力すなわち大気圧に比べて低くなる。この場合、機械室202内つまり電装箱30内の圧力は、略大気圧に等しい。したがって、ファン11が駆動されると、熱交換室201内の圧力は、機械室202つまり電装箱30内の圧力よりも低くなる。
そして、本実施形態では、電装箱30内と熱交換室201内とが、ダクト部材50によって連通されている。したがって、これによれば、ファン11が駆動されて熱交換室201内が低圧になると、高圧側となる電装箱30の空気は、ダクト部材50を通って熱交換室201内に吸い出される。これにより、電装箱30内に空気の流れが生じ、その空気の流れによって電装箱30内の収容された電装部品42が冷却される。したがって、機械室202が密閉構造であっても、機械室202内に設けられた電装箱30内の電装部品42を効率良く冷却することができる。その結果、電装部品42の温度上昇を抑制することができ、電装部品42の温度上昇による能力低下や故障、寿命の低下を回避でき、ひいては空気調和機の性能や品質を向上させることができる。
また、本実施形態によれば、電装箱30内を冷却するための専用のファン等を設ける必要がない。したがって、電装箱30内の電装部品42を冷却するための構造が簡単になり、その結果、電装部品42の冷却構造を設けたことによるコスト増大を抑制することができる。
ここで、本願発明者は、ファン11の駆動時においては、吐出口211の周囲が最も低圧となり、吐出口211の周囲から離れるほど圧力が高いことを見出した。そして、本願発明者は、仕切り部材26と吐出口211とが最接近している箇所Pを基準として、吐出口211の直径Lの25%以内の範囲に仕切り部材側開口部261が設けられている場合に、電装箱30と熱交換室201との圧力差により生じる空気の流れによって、電装箱30内の電装部品42が十分に冷却されることを見出した。すなわち、本願発明者は、仕切り部材側開口部261の位置が、仕切り部材26と吐出口211とが最接近している箇所Pに対して吐出口211の直径Lの25%以内の範囲にある場合に、差圧による冷却効果が高いことを見出した。
そこで、本実施形態において、仕切り部材側開口部261は、図6に示すように、仕切り部材26と吐出口211とが最接近している箇所Pを基準として、吐出口211の直径Lの25%以内の範囲に設けられている。これによれば、電装箱30内と熱交換室201との差圧により生じる風の風量を極力多量に確保することができ、その結果、差圧による冷却効果を十分に発揮させることができる。
電装箱30は、電装箱30の内部と外部とを連通する流入口31を有している。これによれば、電装箱30内からダクト部材50を通って電装箱30外へ流出した分の空気を、流入口31から電装箱30内へ吸い込むことができる。すなわち、これによれば、機械室202から電装箱30内へ流入する空気量を十分確保することができ、これにより、電装箱30内を流れる空気量を十分確保することができる。その結果、電装箱30内の電装部品42を更に効率良く冷却することができる。
ちなみに、本実施形態の場合、電装箱30内及びダクト部材50を通って熱交換室201に流入した分の空気は、機械室202の周囲の構造物間、例えば天板22、側板24、及び底板25の結合部分に生じた隙間等を介して、筐体20外から供給される。
本実施形態において、流入口31は、複数の小孔によっていわゆるパンチングメッシュ状に形成されている。これによれば、例えば機械室202内に小動物等が侵入した場合に、その小動物等が流入口31から電装箱30内に更に侵入してしまうことを極力防ぐことができる。また、流入口31は、電装箱30の天井面301とは異なる周囲の面に形成されている。これによれば、例えば雨水等が筐体20に降りかかり、その雨水が機械室202内に侵入して電装箱30の天井面301に滴下されても、その雨水等が流入口31から電装箱30内に侵入することを極力防ぐことができる。その結果、小動物や雨水等が電装部品42に接触して故障することを極力防ぐことができる。
また、電装箱側開口部32は、流入口31に対してファン11に近い位置に設けられている。これによれば、電装箱側開口部32と仕切り部材側開口部261とを繋ぐダクト部材50を極力短いものにすることができる。これにより、ダクト部材50内における圧力損失を低減して、電装箱側開口部32から吸い出される空気量を極力大きいものとすることができる。その結果、電装箱30内の電装部品42を更に効率良く冷却することができる。
電装箱30に形成された流入口31と電装箱側開口部32とは、電装部品42を挟んで対向する位置に設けられている。これによれば、電装部品42は、流入口31から電装箱側開口部32に至る風の流れの経路上に配置される。すなわち、流入口31から電装箱30内に流入した空気は、基板41の表面に沿って流れて電装部品42に直接当たる又は電装部品42の近傍を通ることで電装部品42を冷却する。つまり、これによれば、電装部品42を冷却する風の風速を増大させることができ、その結果、電装箱30内の電装部品42を更に効率良く冷却することができる。
ダクト部材50は、電装箱側開口部32と仕切り部材側開口部261との間において、メッシュ構造51を有している。これによれば、吐出口211から熱交換室201内に小動物等が侵入した場合であっても、その小動物等がダクト部材50を通って電装箱30内に侵入してしまうことを極力防ぐことができる。その結果、電装部品42に小動物等が接触して制御回路40が故障してしまうことを極力回避することができる。
なお、メッシュ構造51は、電装箱側開口部32と仕切り部材側開口部261との間に設けられていれば良い。そのため、例えばメッシュ構造51を、ダクト部材50内の途中部分に設けても良いし、仕切り部材側開口部261の近傍に設けても良い。更に、メッシュ構造51は、電装箱30又は仕切り部材26と一体に構成しても良い。すなわち、例えば電装箱側開口部32を複数の小孔で構成してメッシュ構造51と兼用しても良い。同様に、仕切り部材側開口部261を複数の小孔で構成してメッシュ構造51と兼用しても良い。
また、電装箱30とダクト部材50とを一体構造に構成しても良い。
以上、本発明の一実施形態を説明したが、この実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。この新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。この実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
図面中、10は室外機、11はファン、12は熱交換器、20は筐体、201は熱交換室、202は機械室、211は吐出口、26は仕切り部材、261は仕切り部材側開口部、30は電装箱、31は流入口、32は電装箱側開口部、42は電装部品、50はダクト部材、51はメッシュ構造を示す。

Claims (6)

  1. 箱状に形成され、ファン及び熱交換器が設けられる熱交換室と、電装部品を収容すると共に電装箱側開口部を有した電装箱が設けられる機械室と、前記熱交換室と外部とを連通し前記ファンからの風を外部に吐出するための吐出口と、を有する筐体と、
    前記筐体内に設けられ前記筐体内の空間を前記機械室と前記熱交換室とに仕切る仕切り部材であって、当該仕切り部材を貫いて形成された仕切り部材側開口部を有する仕切り部材と、
    前記筐体内に設けられ、前記電装箱側開口部と前記仕切り部材側開口部とを接続することで前記電装箱内と前記熱交換室内とを連通させるダクト部材と、
    を備える冷凍サイクル装置の室外機。
  2. 前記仕切り部材側開口部は、前記仕切り部材と前記吐出口とが最接近している箇所を基準として上下方向において前記吐出口の直径の25%以内の範囲に設けられている、
    請求項1に記載の冷凍サイクル装置の室外機。
  3. 前記電装箱は、当該電装箱の内部と外部とを連通する流入口を有している、
    請求項1又は2に記載の冷凍サイクル装置の室外機。
  4. 前記電装箱側開口部は、前記流入口よりも前記ファンに近い位置に設けられている、
    請求項3に記載の冷凍サイクル装置の室外機。
  5. 前記電装箱側開口部と前記流入口とは、前記電装部品を挟んで対向する位置に設けられている、
    請求項3又は4に記載の冷凍サイクル装置の室外機。
  6. 前記ダクト部材は、前記電装箱側開口部と前記仕切り部材側開口部との間にメッシュ構造を有している、
    請求項1から5のいずれか一項に記載の冷凍サイクル装置の室外機。
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