JPWO2008149535A1 - 酸化型染毛剤組成物 - Google Patents

酸化型染毛剤組成物 Download PDF

Info

Publication number
JPWO2008149535A1
JPWO2008149535A1 JP2009517717A JP2009517717A JPWO2008149535A1 JP WO2008149535 A1 JPWO2008149535 A1 JP WO2008149535A1 JP 2009517717 A JP2009517717 A JP 2009517717A JP 2009517717 A JP2009517717 A JP 2009517717A JP WO2008149535 A1 JPWO2008149535 A1 JP WO2008149535A1
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
group
acid
hair
carbon atoms
hair dye
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2009517717A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5432709B2 (ja
Inventor
賢一 松永
賢一 松永
宮部 創
創 宮部
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kao Corp
Original Assignee
Kao Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kao Corp filed Critical Kao Corp
Priority to JP2009517717A priority Critical patent/JP5432709B2/ja
Publication of JPWO2008149535A1 publication Critical patent/JPWO2008149535A1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5432709B2 publication Critical patent/JP5432709B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61KPREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
    • A61K8/00Cosmetics or similar toiletry preparations
    • A61K8/18Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by the composition
    • A61K8/30Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by the composition containing organic compounds
    • A61K8/33Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by the composition containing organic compounds containing oxygen
    • A61K8/36Carboxylic acids; Salts or anhydrides thereof
    • A61K8/361Carboxylic acids having more than seven carbon atoms in an unbroken chain; Salts or anhydrides thereof
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61KPREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
    • A61K8/00Cosmetics or similar toiletry preparations
    • A61K8/18Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by the composition
    • A61K8/72Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by the composition containing organic macromolecular compounds
    • A61K8/81Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by the composition containing organic macromolecular compounds obtained by reactions involving only carbon-to-carbon unsaturated bonds
    • A61K8/817Compositions of homopolymers or copolymers of compounds having one or more unsaturated aliphatic radicals, each having only one carbon-to-carbon double bond, and at least one being terminated by a single or double bond to nitrogen or by a heterocyclic ring containing nitrogen; Compositions or derivatives of such polymers, e.g. vinylimidazol, vinylcaprolactame, allylamines (Polyquaternium 6)
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61QSPECIFIC USE OF COSMETICS OR SIMILAR TOILETRY PREPARATIONS
    • A61Q5/00Preparations for care of the hair
    • A61Q5/10Preparations for permanently dyeing the hair

Abstract

成分(A)〜(D)を含有する酸化型染毛剤組成物。(A)炭素数19〜30のイソ脂肪酸若しくはアンテイソ脂肪酸又はそれらの塩(B)ジアリル4級アンモニウム塩の重合体又は共重合体(C)酸化染料(D)アルカリ剤

Description

本発明は、特定の分岐脂肪酸又はその塩を含有する酸化型染毛剤組成物に関する。
毛髪は、パーマ、酸化染毛剤(ヘアカラー)、毛髪脱色剤(ヘアブリーチ)等の化学的処理に曝されるとその成分や構造体の部分的欠損を生じ損傷状態となる。化学的処理に曝された毛髪は、ドライヤー、ヘアアイロン等による熱やブラッシング等の日常的なヘアケア行動による物理的刺激により、さらに損傷が進行しやすくなる。パーマ、ヘアカラー、ヘアブリーチ等の化学的処理は、通常数ヶ月の間隔で行われるが、この間に毛髪が受ける物理的刺激により、化学的処理後に新生した根元側部分の損傷度と、化学的処理に曝された毛先側部分との損傷度には、大きな差が生じる。
このような損傷度の異なる部分を有する毛髪に酸化染毛剤を適用すると、損傷度の大きい毛先側部分は濃く染まりやすく、損傷度の小さい根元側部分は比較的染まりにくいため、染まりにムラが生じやすいという問題があり、損傷度の異なる部分を有する毛髪を均一に染毛できる酸化染毛剤が求められている。
一方、分岐脂肪酸は毛髪用化粧料原料としてよく知られており、イソ脂肪酸(脂肪鎖末端の炭素原子から数えて2番目の炭素原子にメチル基を持つ分岐脂肪酸)、又はアンテイソ脂肪酸(脂肪鎖末端の炭素原子から数えて3番目の炭素原子にメチル基を持つ分岐脂肪酸)を含有する毛髪化粧料も知られている(特許文献1〜4)。また、ラノリン由来の脂肪酸にはこれらのイソ脂肪酸やアンテイソ脂肪酸が含まれているが、このラノリン脂肪酸を含有する毛髪化粧料も知られている(特許文献5〜6)。
そして、特許文献1〜3には、18-メチルイコサン酸とカチオン化セルロースを含有するシャンプーの実施例が挙げられている。また、特許文献4にはラノリン脂肪酸を含有する毛髪脱色剤の実施例が挙げられ、毛髪のダメージを抑制し、良好な感触を付与できることが記載されている。特許文献6にもラノリン脂肪酸を含有する酸化染毛剤及び毛髪脱色剤の実施例が記載されている。
しかしながら、このような分岐脂肪酸とカチオン性ポリマーの組み合わせを染毛剤組成物に適用した場合の染色性に与える影響、特に、分岐脂肪酸として炭素数19〜30のイソ脂肪酸若しくはアンテイソ脂肪酸又はそれらの塩を選択し、これをカチオン性ポリマーと共に、酸化型染毛剤組成物に含有させた場合に、損傷度の異なる部分を有する毛髪を均一に染める性能に優れ、その持続性(シャンプーにより徐々に褪色していく際にも均一性が保たれること)にも優れることは全く知られていなかった。
欧州特許出願公開第0483689号明細書 特開平4-230614号公報 特開平6-87724号公報 特開2005-206524号公報 特開昭63-316712号公報 特開2001-213739号公報
本発明は、次の成分(A)〜(D)を含有する酸化型染毛剤組成物。
を提供するものである。
(A)炭素数19〜30のイソ脂肪酸若しくはアンテイソ脂肪酸又はそれらの塩
(B)ジアリル4級アンモニウム塩の重合体又は共重合体
(C)酸化染料
(D)アルカリ剤
発明を実施するための形態
本発明は、毛髪に対する良好な染色性能を有し、特に毛髪を均一に染めることができ、かつその持続性にも優れる酸化型染毛剤組成物に関する。ここで本明細書において、各成分の含有量に関し「本発明の染毛剤組成物中」とは、二剤式の場合は「第1剤と第2剤からなる全組成中」、三剤式の場合は「第1剤〜第3剤からなる全組成中」を指すものとする。
本発明者は、酸化型染毛剤において、炭素数19〜30のイソ脂肪酸若しくはアンテイソ脂肪酸又はそれらの塩と、特定のカチオン性ポリマーとを併用することにより、上記の性能を具備するものとなることを見出した。
本発明の染毛剤組成物は、アルカリ性条件下で、成分(A)の脂肪酸と、カチオン基を有する成分(B)のジアリル4級アンモニウム系ポリマーとの間で、毛髪に定着しやすい堅固なコンプレックスを形成すると考えられる。これにより、本発明の染毛剤組成物は、毛髪のダメージを抑止し、また毛髪に対する優れた染色性能を発揮する。
〔(A):イソ脂肪酸若しくはアンテイソ脂肪酸又はそれらの塩〕
本発明で用いられる成分(A)は、炭素数19〜30のイソ脂肪酸若しくは炭素数19〜30のアンテイソ脂肪酸又はそれらの塩である。これらの脂肪酸としては、飽和脂肪酸が好ましい。また、毛髪のダメージを抑止する効果、均一な染色性等の良好な染色効果とそれらの持続性に優れる点から、上記脂肪酸の炭素数は、19〜24、更には19〜22であることが好ましい。
具体的には、イソ脂肪酸として17-メチルオクタデカン酸、18-メチルノナデカン酸、19-メチルイコサン酸、20-メチルヘンイコサン酸が挙げられ、アンテイソ脂肪酸として16-メチルオクタデカン酸、17-メチルノナデカン酸、18-メチルイコサン酸、19-メチルヘンイコサン酸が挙げられる。またこれらの塩としては、ナトリウム塩、カリウム塩等のアルカリ金属塩、カルシウム塩、マグネシウム塩等のアルカリ土類金属塩、アンモニウム塩、トリエタノールアミン塩、ジエタノールアミン塩、モノエタノールアミン塩等の有機アミン塩、リジン塩、アルギニン塩等の塩基性アミノ酸塩が挙げられる。
成分(A)は、元来毛髪の表面に存在する化合物と考えられているが、染毛処理、パーマ処理等の化学処理によって、毛髪表面から脱落してしまう。そして、これら化学処理の後に毛髪が生えると、この新生部分と化学処理部分とで、成分(A)の存在する部分と存在しない部分とが生じるため、これがその後の染毛処理によって均一に染まらずムラを生ずる原因となっている。本発明では、毛髪表面に成分(A)を補うことによって、ムラのない均一な染毛を実現したものである。
成分(A)の脂肪酸又はその塩は、二種以上を併用してもよい。また、本発明の染毛剤組成物中の含有量は、ダメージを受けた髪の状態を補修することで、毛髪に対する染色性能、特に染色の均一性に優れる点から、0.01〜10質量%が好ましく、更には0.05〜5質量%が好ましい。
本発明で用いられる成分(B)は、ジアリル4級アンモニウム塩の重合体又は共重合体である。ジアリル4級アンモニウム塩の重合体の骨格としては、次の一般式(1)又は(2)で示されるものが好ましい。
Figure 2008149535
〔式中、R1及びR2は同一でも異なってもよく、水素原子、炭素数1〜18のアルキル基、アリール基(フェニル基等)、ヒドロキシアルキル基、アミドアルキル基、シアノアルキル基、アルコキシアルキル基又はカルボアルコキシアルキル基を示し、R3及びR4は同一でも異なってもよく、水素原子、炭素数1〜3のアルキル基又はフェニル基を示し、X-は陰イオン(塩化物イオン、臭化物イオン、ヨウ化物イオン、硫酸アニオン、スルホン酸アニオン、メチル硫酸アニオン、リン酸アニオン、硝酸アニオン等)を示す。〕
ジアリル4級アンモニウム塩と共重合体を構成するモノマーとしては、アクリル酸、メタクリル酸又はこれらの塩、アクリルアミドが挙げられ、特にアクリル酸、メタクリル酸又はこれらの塩が好ましい。
ジアリル4級アンモニウム塩の重合体又は共重合体の具体例としては、塩化ジメチルジアリルアンモニウム重合体(ポリクオタニウム-6,例えばマーコート100;Nalco社)、塩化ジメチルジアリルアンモニウム/アクリル酸共重合体(ポリクオタニウム-22,例えばマーコート280,同295;Nalco社)、塩化ジメチルジアリルアンモニウム/アクリルアミド共重合体(ポリクオタニウム-7,例えばマーコート550;Nalco社)、アクリルアミド/アクリル酸/塩化ジメチルジアリルアンモニウム共重合体(ポリクオタニウム-39,例えばマーコートプラス3330、同3331;Nalco社)等が挙げられ、なかでもポリクオタニウム-22(マーコート280、同295)が好ましい。
成分(B)のジアリル4級アンモニウム塩の重合体又は共重合体は、二種以上を併用してもよい。また、本発明の染毛剤組成物中の含有量は、感触を良くし、かつ成分(A)とコンプレックスを形成することで成分(A)の毛髪への定着を高め、均一に染まった状態の効果の持続性に優れる観点から、0.01〜10質量%が好ましく、更に0.1〜5質量%、特に0.5〜3質量%が好ましい。
〔(C):酸化染料〕
本発明の染毛剤組成物は、成分(C)として、酸化染料を含有する。酸化染料としては、通常染毛剤に使用されている公知のプレカーサー及びカプラーを用いることができる。プレカーサーとしては、例えばパラフェニレンジアミン、トルエン-2,5-ジアミン、2-クロロ-パラフェニレンジアミン、N-メトキシエチル-パラフェニレンジアミン、N,N-ビス(2-ヒドロキシエチル)-パラフェニレンジアミン、2-(2-ヒドロキシエチル)-パラフェニレンジアミン、2,6-ジメチル-パラフェニレンジアミン、4,4′-ジアミノジフェニルアミン、1,3-ビス(N-(2-ヒドロキシエチル)-N-(4-アミノフェニル)アミノ)-2-プロパノール、PEG-3,3,2′-パラフェニレンジアミン、パラアミノフェノール、パラメチルアミノフェノール、3-メチル-4-アミノフェノール、2-アミノメチル-4-アミノフェノール、2-(2-ヒドロキシエチルアミノメチル)-4-アミノフェノール、オルトアミノフェノール、2-アミノ-5-メチルフェノール、2-アミノ-6-メチルフェノール、2-アミノ-5-アセタミドフェノール、3,4-ジアミノ安息香酸、5-アミノサリチル酸、2,4,5,6-テトラアミノピリミジン、2,5,6-トリアミノ-4-ヒドロキシピリミジン、4,5-ジアミノ-1-(4′-クロロベンジル)ピラゾール、4,5-ジアミノ-1-ヒドロキシエチルピラゾールとこれらの塩等が挙げられる。
また、カプラーとしては、例えばメタフェニレンジアミン、2,4-ジアミノフェノキシエタノール、2-アミノ-4-(2-ヒドロキシエチルアミノ)アニソール、2,4-ジアミノ-5-メチルフェネトール、2,4-ジアミノ-5-(2-ヒドロキシエトキシ)トルエン、2,4-ジメトキシ-1,3-ジアミノベンゼン、2,6-ビス(2-ヒドロキシエチルアミノ)トルエン、2,4-ジアミノ-5-フルオロトルエン、1,3-ビス(2,4-ジアミノフェノキシ)プロパン、メタアミノフェノール、2-メチル-5-アミノフェノール、2-メチル-5-(2-ヒドロキシエチルアミノ)フェノール、2, 4-ジクロロ-3-アミノフェノール、2-クロロ-3-アミノ-6-メチルフェノール、2-メチル-4-クロロ-5-アミノフェノール、N-シクロペンチル-メタアミノフェノール、2-メチル-4-メトキシ-5-(2-ヒドロキシエチルアミノ)フェノール、2-メチル-4-フルオロ-5-アミノフェノール、レゾルシン、2-メチルレゾルシン、4-クロロレゾルシン、1-ナフトール、1,5-ジヒドロキシナフタレン、1,7-ジヒドロキシナフタレン、2,7-ジヒドロキシナフタレン、2-イソプロピル-5-メチルフェノール、4-ヒドロキシインドール、5-ヒドロキシインドール、6-ヒドロキシインドール、7-ヒドロキシインドール、6-ヒドロキシベンゾモルホリン、3,4-メチレンジオキシフェノール、2-ブロモ-4,5-メチレンジオキシフェノール、3,4-メチレンジオキシアニリン、1-(2-ヒドロキシエチル)アミノ-3,4-メチレンジオキシベンゼン、2,6-ジヒドロキシ-3,4-ジメチルピリジン、2,6-ジメトキシ-3,5-ジアミノピリジン、2,3-ジアミノ-6-メトキシピリジン、2-メチルアミノ-3-アミノ-6-メトキシピリジン、2-アミノ-3-ヒドロキシピリジン、2,6-ジアミノピリジンとこれらの塩等が挙げられる。
成分(C)としてのプレカーサーとカプラーは、それぞれ2種以上を併用してもよく、その含有量は、それぞれ本発明の染毛剤組成物中の0.01〜5質量%、更には0.1〜4質量%が好ましい。
また、成分(C)の酸化染料として、空気酸化染料を使用することもできる。空気酸化染料としては、5,6-ジヒドロキシインドール、5,6-ジヒドロキシインドール-2-カルボン酸、5,6-ジヒドロキシインドリン、5,6-ジヒドロキシインドリン-2-カルボン酸等が挙げられる。空気酸化染料は、上記プレカーサー及びカプラーと併用してもよく、あるいは二種以上を併用してもよい。成分(C)としての空気酸化染料の含有量は、本発明の染毛剤組成物中の0.01〜5質量%が好ましく、更には0.05〜4質量%、更には0.1〜3質量%が好ましい。
〔(D):アルカリ剤〕
本発明の染毛剤組成物は、成分(D)としてアルカリ剤を含有する。アルカリ剤としては、アンモニア及びその塩、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、グアニジン、モノエタノールアミン、イソプロパノールアミン、2-アミノ-2-メチルプロパノール、2-アミノブタノール等のアルカノールアミン及びその塩、1,3-プロパンジアミン等のアルカンジアミン及びその塩、炭酸グアニジン、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、炭酸水素ナトリウム、炭酸水素カリウム等の炭酸塩等が挙げられる。
成分(D)のアルカリ剤は、2種以上を併用してもよく、本発明の染毛剤組成物中の含有量は、その含有量は、十分な染毛効果の点、及び毛髪損傷や頭皮刺激の低減の点から、0.05〜15質量%が好ましく、更には0.1〜10質量%、更には0.2〜5質量%が好ましい。
〔(E):シリコーン類〕
本発明の染毛剤組成物は、更に成分(E)として、シリコーン類を含有することが好ましい。シリコーン類としては、例えば、以下に示す(E-i)〜(E-vi)が挙げられる。
(E-i)下記一般式で表される高重合ジメチルポリシロキサン
Figure 2008149535
〔式中、eは650〜20000の整数を示す。〕
市販品としては、BY11-026、BY22-19〔東レ・ダウコーニング社〕、FZ-3125〔日本ユニカー社〕等が挙げられる。
高重合ジメチルポリシロキサンは、液状油(例えば、下記(E-ii)ジメチルポリシロキサンオイル、(E-iii)環状シリコーン等の液状シリコーン油、またイソパラフィン等の液状炭化水素油)に溶解又は分散したものも使用することができる。
(E-ii)下記一般式で表されるジメチルポリシロキサンオイル
Figure 2008149535
〔式中、fは0〜649の整数を示す。〕
市販品としては、SH200Cシリーズ、粘度1cs、50cs、200cs、1000cs、5000cs〔東レ・ダウコーニング社〕等が挙げられる。
(E-iii)下記一般式で表される環状シリコーン
Figure 2008149535
〔式中、gは3〜7の整数を示す。〕
具体的には、ドデカメチルシクロヘキサシロキサン、オクタメチルシクロテトラシロキサン、デカメチルシクロペンタシロキサン等が挙げられる。また、市販品としては、SH244やSH245(東レ・ダウコーニング社)が挙げられる。
(E-iv)下記一般式で表されるアミノ変性シリコーン
Figure 2008149535
〔式中、R5はR6と同一の基又はメチル基又は水酸基を示し、R6は−R7−Q(ここでR7は炭素数3〜6の2価炭化水素基、Qは1〜3級アミノ基含有基又はアンモニウム基含有基を示す。)で表される反応性官能基を示し、h及びiはそれぞれ正の整数で、h+iは分子量に依存する。好ましい平均分子量は3000〜100000である。〕
市販品としては、SS-3551、SF8452C、DC929、DC8500(以上、東レ・ダウコーニング社)、KT 1989(モメンティブ・パフォーマンス・マテリアルズ社)等が挙げられる。アミノ変性シリコーンを水性乳濁液として用いる場合、該水性乳濁液中に含まれるアミノ変性シリコーンの量は20〜60質量%が好ましく、30〜50質量%が更に好ましい。好ましいアミノ変性シリコーン水性乳濁液としては、SM8704C(東レ・ダウコーニング社)が挙げられる。
(E-v)ポリエーテル変性シリコーン
ジメチルポリシロキサンの主鎖にポリオキシアルキレン基、好ましくはポリオキシエチレン基、ポリオキシプロピレン基が結合したものである。
市販品としては、シリコーンKF6011、同KF6012、同KF6013、同KF351A、同KF352A、同KF615A(以上、信越化学工業社)、シリコーンSH3746、同SH3771C、同SH3749(以上、東レ・ダウコーニング社)等が挙げられる。
(E-vi)その他のシリコーン類
上記以外に、メチルフェニルポリシロキサン、脂肪酸変性シリコーン、アルコール変性シリコーン、アルコキシ変性シリコーン、エポキシ変性シリコーン、フッ素変性シリコーン、アルキル変性シリコーン等が挙げられる。
成分(E)のシリコーン類は、二種以上を併用してもよい。また、本発明の染毛剤組成物中の含有量は、毛髪に良好な感触を付与する点から、0.1〜15質量%が好ましく、更に0.5〜10質量%、更には1〜7質量%が好ましい。
〔(F):カチオン界面活性剤〕
本発明の染毛剤組成物には、更に成分(F)として、カチオン界面活性剤を含有することが好ましい。本発明において、カチオン界面活性剤とは、第四級アンモニウム塩、第三級アミン及びその塩を含む概念である。カチオン界面活性剤としては、例えば、下記一般式で表される第四級アンモニウム塩が挙げられる。
Figure 2008149535
〔式中、R101、R102、R103及びR104のうち、少なくとも1個は置換基の炭素数も併せた総炭素数が8〜40となる範囲でアルコキシ基、アルケニルオキシ基、アルカノイルアミノ基又はアルケノイルアミノ基が置換していてもよいアルキル基又はアルケニル基を示し、残余はベンジル基、炭素数1〜5のアルキル基若しくはヒドロキシアルキル基又は平均付加モル数1〜6のポリオキシアルキレン基を示し、X-はハロゲン化物イオン(塩素イオン、臭素イオン等)又は有機アニオン(メチル硫酸イオン、エチル硫酸イオン、メチル炭酸イオン、サッカリンイオン等)を示す。〕
また、例えば、下記一般式で表される第三級アミン及びその塩も挙げられる。
Figure 2008149535
〔式中、R105、R106及びR107のうち、少なくとも1個は置換基の炭素数も併せた総炭素数が8〜40となる範囲でアルコキシ基、アルケニルオキシ基、アルカノイルアミノ基又はアルケノイルアミノ基が置換していてもよいアルキル基又はアルケニル基を示し、残余は炭素数1〜6のアルキル基若しくはヒドロキシアルキル基又は平均付加モル数1〜6のポリオキシアルキレン基を示す。〕
これらのうち好ましいものとして、例えば、以下の(F-i)〜(F-iv)が挙げられる。
(F-i)アルキルトリメチルアンモニウム塩タイプ
例えば下記一般式で表される化合物が挙げられる。
Figure 2008149535
〔式中、R101aは炭素数8〜40の直鎖又は分岐鎖のアルキル基又はアルケニル基を示し、R102a、R103a及びR104aは、同一又は異なって炭素数1〜6のアルキル基若しくはヒドロキシアルキル基、ベンジル基又は−(A1O)aH(A1は炭素数2〜4のアルキレン基を示し、平均付加モル数aは1〜6の数を示し、a個のA1Oは同一でも異なってもよく、その配列は任意である)を示し、X-は前記と同じ意味を示す。〕
上記一般式において、R101aとしては、炭素数12〜28、更には16〜22の直鎖又は分岐鎖のアルキル基が好ましい。R102a及びR104aとしては、炭素数1〜3のアルキル基、炭素数2〜3のヒドロキシアルキル基及び−(CH2CH2O)aH(平均付加モル数aは1〜3、更に1〜2が好ましい)が好ましい。なかでもメチル基及びエチル基がより好ましく、メチル基が更に好ましい。R103aとしては、メチル基、エチル基及びベンジル基が好ましく、メチル基及びエチル基がより好ましく、更にメチル基が好ましい。X-としては、塩素イオン、臭素イオンが好ましい。
具体的には、塩化ラウリルトリメチルアンモニウム、塩化ミリスチルトリメチルアンモニウム、塩化セチルトリメチルアンモニウム、臭化セチルトリメチルアンモニウム、塩化ステアリルトリメチルアンモニウム、臭化ステアリルトリメチルアンモニウム、塩化アラキルトリメチルアンモニウム、塩化ベヘニルトリメチルアンモニウム、塩化イソステアリルトリメチルアンモニウム、塩化2-オクチルドデシルトリメチルアンモニウム、塩化2-デシルテトラデシルトリメチルアンモニウム等が挙げられる。
(F-ii)アルコキシトリメチルアンモニウム塩タイプ
例えば下記一般式で表される化合物が挙げられる。
Figure 2008149535
〔式中、R101bは、炭素数6〜28の直鎖又は分岐鎖のアルキル基又はアルケニル基を示し、R102b、R103b及びR104bは、同一又は異なって炭素数1〜6のアルキル基若しくはヒドロキシアルキル基、ベンジル基又は−(A3O)bH(A3は炭素数2〜4のアルキレン基を示し、平均付加モル数bは1〜6の数を示し、b個のA3Oは同一でも異なってもよく、その配列は任意である。)を示し、A2は、炭素数2〜5の直鎖又は分岐鎖のアルキレン基を示し、X-は前記と同じ意味を示す。〕
上記一般式において、R101bとしては、炭素数12〜22、更には16〜18のものが好ましく、また直鎖のアルキル基が好ましい。R102b及びR104bとしては、炭素数1〜3のアルキル基、炭素数2〜3のヒドロキシアルキル基及び−(CH2CH2O)bH(平均付加モル数bは1〜3、更には1〜2が好ましい)が好ましい。なかでもメチル基及びエチル基がより好ましく、メチル基が更に好ましい。R103bとしては、メチル基、エチル基及びベンジル基が好ましく、メチル基及びエチル基がより好ましく、メチル基が更に好ましい。A2としては、エチレン基又はn-プロピレン基が好ましい。X-としては、塩素イオン、臭素イオン、エチル硫酸イオンが好ましい。
具体的には、塩化3-ヘキサデシルオキシプロピル-N,N,N-トリメチルアンモニウム、塩化3-オクタデシルオキシプロピル-N,N,N-トリメチルアンモニウム、塩化3-ヘキサデシルオキシエチル-N,N,N-トリメチルアンモニウム、塩化3-オクタデシルオキシエチル-N,N,N-トリメチルアンモニウム等が挙げられる。
(F-iii) アルキルアミドトリメチルアンモニウム塩タイプ
例えば下記一般式で表される化合物が挙げられる。
Figure 2008149535
〔式中、R101cは炭素数7〜37の直鎖又は分岐鎖のアルキル基又はアルケニル基を示し、R102c、R103c及びR104cは、同一又は異なって、炭素数1〜6のアルキル基若しくはヒドロキシアルキル基、ベンジル基又は−(A5O)cH(A5は炭素数2〜4のアルキレン基を示し、平均付加モル数cは1〜6の数を示し、c個のA5Oは同一でも異なってもよく、その配列は任意である)を示し、A4は、炭素数2〜5の直鎖又は分岐鎖のアルキレン基を示し、X-は前記と同じ意味を示す。〕
上記一般式において、R101cとしては、炭素数8〜21、更には11〜18の直鎖又は分岐鎖のアルキル基が好ましい。R102c及びR104cとしては、炭素数1〜3のアルキル基、炭素数2〜3のヒドロキシアルキル基及び−(CH2CH2O)cH(平均付加モル数cは1〜3、更には1〜2が好ましい)が好ましい。なかでもメチル基及びエチル基がより好ましく、メチル基が更に好ましい。R103cとしては、メチル基、エチル基及びベンジル基が好ましく、メチル基及びエチル基がより好ましく、メチル基が更に好ましい。A4としては、エチレン基又はn-プロピル基が好ましい。X-としては、塩素イオン、臭素イオン、メチル硫酸イオン、エチル硫酸イオン及びメチル炭酸イオンが好ましい。また、アルカノイル基R101c−CO−がラノリン由来であることも好ましい。)
具体的には、エチル硫酸ラノリン脂肪酸アミノプロピルエチルジメチルアンモニウム(アルカノイルアミノプロピルジメチルエチルアンモニウムのエチル硫酸塩、アルカノイル基はラノリン由来)、エチル硫酸ラノリン脂肪酸アミノエチルトリエチルアンモニウム、エチル硫酸ラノリン脂肪酸アミノプロピルトリエチルアンモニウム、メチル硫酸ラノリン脂肪酸アミノエチルトリメチルアンモニウム、メチル硫酸ラノリン脂肪酸アミノプロピルエチルジメチルアンモニウム、エチル硫酸イソアルカン酸(C14〜C20)アミノプロピルエチルジメチルアンモニウム、エチル硫酸イソアルカン酸(C18〜C22)アミノプロピルエチルジメチルアンモニウム、エチル硫酸イソステアリン酸アミノプロピルエチルジメチルアンモニウム、エチル硫酸イソノナン酸アミノプロピルエチルジメチルアンモニウム等が挙げられる。
(F-iv)ジアルキルジメチルアンモニウム塩タイプ
例えば下記一般式で表される化合物が挙げられる。
Figure 2008149535
〔式中、R101d及びR102dは、同一又は異なって、炭素数8〜40の直鎖又は分岐鎖のアルキル基又はアルケニル基を示し、R103d及びR104dは、同一又は異なって、炭素数1〜6のアルキル基もしくはヒドロキシアルキル基、ベンジル基又は−(A6O)dH(A6は炭素数2〜4のアルキレン基を示し、平均付加モル数dは1〜6の数を示し、d個のA6Oは同一でも異なってもよく、その配列は任意である)を示し、X-は前記と同じ意味を示す。〕
上記一般式において、R101d及びR102dとしては、炭素数12〜28、更には16〜22の直鎖又は分岐鎖のアルキル基が好ましい。R103d及びR104dとしては、炭素数1〜3のアルキル基、炭素数2〜3のヒドロキシアルキル基及び−(CH2CH2O)dH(平均付加モル数dは1〜3、更には1〜2が好ましい)が好ましい。なかでもメチル基及びエチル基がより好ましく、メチル基が更に好ましい。X-としては、塩素イオン、臭素イオンが好ましい。
具体的には、塩化ジアルキル(12〜18)ジメチルアンモニウム、塩化ジセチルジメチルアンモニウム、塩化ジステアリルジメチルアンモニウム、塩化ジ-2-ヘキシルデシルジメチルアンモニウム、塩化ジ-2-オクチルドデシルジメチルアンモニウム等が挙げられる。
(F-v)アルキルジメチルアミンタイプ
例えば下記一般式で表される化合物及びその有機酸塩又は無機酸塩が挙げられる。
105a−N(CH3)2
〔式中、R105aは炭素数12〜28の直鎖又は分岐鎖のアルキル基又はアルケニル基を示す。〕
具体的には、N,N-ジメチルヘキサデシルアミン、N,N-ジメチルオクタデシルアミン等が挙げられる。
(F-vi)アルキルアミドアミンタイプ
例えば下記一般式で表される化合物及びその有機酸塩又は無機酸塩が挙げられる。
105b−CONH−(CH2)v−N(R106b)2
〔式中、R105bは炭素数11〜37の直鎖又は分岐鎖のアルキル基又はアルケニル基を示し、R106bは同一又は異なって、水素原子又は炭素数1〜4のアルキル基を示し、vは2〜4の数を示す。〕
具体的には、ステアリン酸ジメチルアミノエチルアミド、ステアリン酸ジメチルアミノプロピルアミド、ステアリン酸ジエチルアミノエチルアミド、ステアリン酸ジエチルアミノプロピルアミド、ステアリン酸ジプロピルアミノエチルアミド、ステアリン酸ジプロピルアミノプロピルアミド、パルミチン酸ジメチルアミノエチルアミド、パルミチン酸ジメチルアミノプロピルアミド、ミリスチン酸ジメチルアミノエチルアミド、ミリスチン酸ジメチルアミノプロピルアミド、ベヘニン酸ジメチルアミノエチルアミド、ベヘニン酸ジメチルアミノプロピルアミド、アラキン酸ジメチルアミノエチルアミド、アラキン酸ジメチルアミノプロピルアミド等が挙げられる。
(F-vii)アルキルエーテルアミンタイプ
例えば下記一般式で表される化合物及びその有機酸塩又は無機酸塩が挙げられる。
Figure 2008149535
〔式中、R105cは炭素数6〜28の直鎖又は分岐鎖のアルキル基又はアルケニル基を示し、A7は炭素数2〜5の直鎖または分岐のアルキレン基を示し、R106c及びR107cは、同一又は異なる炭素数1〜6のアルキル基又は−(A8O)xH(A8は炭素数2〜4のアルキレン基、xは1〜6の数を示し、x個のA8は同一でも異なってもよく、その配列は任意である。)を示し、wは、1〜8の整数を示す。〕
具体的には、N,N-ジメチル-3-ヘキサデシルオキシプロピルアミン、N,N-ジメチル-3-オクタデシルオキシプロピルアミン、N,N-ジメチル-ステアリルジエトキシアミン、N,N-ジメチル-ステアリルトリエトキシアミン、N,N-ジメチル-ベヘニルジイソプロピルオキシアミン、N,N-ジメチル-ベヘニルトリイソプロピルオキシアミン等が挙げられる。
(F-viii)ヒドロキシエーテルアルキルアミンタイプ
例えば下記一般式で表される化合物及びその有機酸塩又は無機酸塩が挙げられる。
Figure 2008149535
〔式中、R105dは、炭素数8〜24の直鎖又は分岐鎖のアルキル基又はアルケニル基を示し、R106d及びR107dは、同一又は異なる炭素数1〜6のアルキル基又は−(A9O)zH(A9は炭素数2〜4のアルキレン基、zは1〜6の数を示し、z個のA9は同一でも異なってもよく、その配列は任意である)を示す。yは1〜5の数を示す。〕
具体的には、ヘキサデシルオキシ(2-ヒドロキシプロピル)ジメチルアミン、オクタデシルオキシ(2-ヒドロキシプロピル)ジメチルアミン、ベヘニルオキシ(2-ヒドロキシプロピル)ジメチルアミン等が挙げられる。
これらのうち、成分(A)とのコンプレックスの形成により毛髪への定着性を向上し、効果の持続性を向上する点から、第四級アンモニウム塩が好ましい。
成分(F)のカチオン界面活性剤は、二種以上を併用してもよい。また、本発明の染毛剤組成物中の含有量は、組成物の乳化安定に寄与し、感触を良くする観点から、0.01〜10質量%が好ましく、更には0.05〜5質量%が好ましい。
成分(A)と成分(F)の本発明の染毛剤組成物中における含有質量比(A)/(F)は、成分(A)と成分(F)とでコンプレックスを形成することで成分(A)の毛髪への定着を高め、均一に染まった状態の効果の持続性に優れる点から、50/1〜1/50の範囲とすることが好ましく、更には10/1〜1/10の範囲とすることが好ましく、更には5/1〜1/5、更には2/1〜1/2とすることが好ましい。
〔(G):ポリオキシエチレンアルキルエーテル型非イオン界面活性剤〕
本発明の染毛剤組成物は、更に成分(G)として、ポリオキシエチレンアルキルエーテル型非イオン界面活性剤を含有することが好ましい。これらのアルキル基は、好ましくは直鎖状であり、その炭素数は、12〜30であることが好ましく、更には16〜22であることが好ましい。また、これらのオキシエチレン基の数平均重合度は、1〜50であることが好ましく、更には2〜40であることが好ましい。
具体的には、ポリオキシエチレン(4)ラウリルエーテル、ポリオキシエチレン(9)ラウリルエーテル、ポリオキシエチレン(23)ラウリルエーテル、ポリオキシエチレン(2)セチルエーテル、ポリオキシエチレン(5)セチルエーテル、ポリオキシエチレン(10)セチルエーテル、ポリオキシエチレン(20)セチルエーテル、ポリオキシエチレン(30)セチルエーテル、ポリオキシエチレン(40)セチルエーテル、ポリオキシエチレン(5)ステアリルエーテル、ポリオキシエチレン(20)ステアリルエーテル、ポリオキシエチレン(5)ベヘニルエーテル、ポリオキシエチレン(30)ベヘニルエーテル、ポリオキシエチレン(20)2-オクチルドデシルエーテル、ポリオキシエチレン(3)トリデシルエーテル、ポリオキシエチレン(9)トリデシルエーテル等が挙げられる。
成分(G)のポリオキシエチレンアルキルエーテル型非イオン界面活性剤は、二種以上を併用してもよい。また、本発明の染毛剤組成物中の含有量は、組成物の安定性を向上することができる点から、0.1〜20質量%が好ましく、更には0.5〜15質量%が好ましい。また成分(G)は成分(A)と同一の剤中に含有させることが保存安定性の観点から好ましい。
成分(A)と成分(G)の含有質量比(A)/(G)は、成分(A)と成分(B)のコンプレックスを組成物中に安定化させることにより、ダメージを受けた毛髪の補修効果、均一な染色性等の染色効果をより向上させる点から、50/1〜1/50の範囲とすることが好ましく、更には10/1〜1/10の範囲とすることが好ましい。
成分(F)と成分(G)の含有質量比(F)/(G)は、50/1〜1/50の範囲とすることが好ましく、更には10/1〜1/10の範囲とすることが好ましい。
〔(H):液状、半固形又は固形の炭化水素〕
本発明の染毛剤組成物は、更に成分(H)として、25℃で液状、半固形又は固形の炭化水素を含有することが好ましい。これらの炭化水素としては、25℃で液状であるα-オレフィンオリゴマー、軽質イソパラフィン、軽質流動イソパラフィン、スクワラン、スクワレン、ポリブテン、流動イソパラフィン、流動パラフィン;25℃で固形であるオゾケライト、セレシン、パラフィン、ポリエチレン末、マイクロクリスタリンワックス、ワセリン等が挙げられる。
成分(H)の25℃で液状、半固形又は固形の炭化水素は、二種以上を併用してもよい。また、本発明の染毛剤組成物中の含有量は、組成物の乳化安定性を高め、刺激臭を抑制する点から、0.1〜30質量%が好ましく、更に0.5〜20質量%、更には1〜10質量%が好ましい。
〔(I):脂肪アルコール〕
本発明の染毛剤組成物は、更に成分(I)として、脂肪アルコールを含有することが好ましい。脂肪アルコールの炭素数は、12〜30であることが好ましく、更には16〜22であることが好ましい。
これらの具体例としては、ラウリルアルコール、ミリスチルアルコール、セチルアルコール、ステアリルアルコール、アラキルアルコール、ベヘニルアルコール、イソステアリルアルコール、2-オクチルドデカノール、オレイルアルコール等が挙げられる。
成分(I)の脂肪アルコールは、二種以上を併用してもよい。また、本発明の染毛剤組成物中の含有量は、組成物の乳化安定性に優れる点から、0.1〜20質量%が好ましく、更に0.5〜15質量%、更には1〜10質量%が好ましい。
〔(J):補酵素Q〕
本発明の染毛剤組成物は、更に成分(J)として、補酵素Qを含有することが好ましい。補酵素Qとしては、式(J-1)で表される酸化型補酵素Qと、式(J-2)で表される還元型補酵素Qがあり、このうち、kが10である補酵素Q、すなわち、酸化型補酵素Q10、還元型補酵素Q10が好ましい。
Figure 2008149535
〔式中、jは1〜12の整数を示す。〕
成分(J)の補酵素Qは、二種以上を併用してもよく、酸化型のみ又は還元型のみを用いてもよいが、両者を併用してもよい。また、本発明の染毛剤組成物中の含有量は、特にシャンプー堅牢性を向上させる点と組成物の安定性の観点から、0.00001〜1質量%が好ましく、更に0.0001〜0.8質量%、更には0.001〜0.5質量%が好ましい。
〔(K):ベタイン化合物又はその酸付加塩〕
本発明の染毛剤組成物は、更に成分(K)として、下記一般式で表されるベタイン化合物又はその酸付加塩を含有することが好ましい。
Figure 2008149535
〔式中、R8、R9及びR10は、同一でも異なってもよい炭素数1〜3のアルキル基を示し、Xは炭素数1〜3のアルキレン基を示し、YはCO2 -、SO3 -、OSO3 -又はOPO3 -を示す。〕
これらのベタイン化合物は、第4級アンモニウムカチオン基とカルボキシアニオン基、スルホアニオン基、硫酸アニオン基、あるいはリン酸アニオン基が分子内塩で両性イオンを形成した化合物である。これらベタイン化合物の酸付加塩とは、生理学的に許容される有機酸又は無機酸の付加塩であり、好ましくは無機酸として塩酸、硫酸、リン酸、有機酸として酒石酸、リンゴ酸、安息香酸、サリチル酸が挙げられ、より好ましくは塩酸、硫酸、リン酸が挙げられる。
具体的には、以下に示す構造のベタイン化合物又はその酸付加塩を挙げることができ、なかでもグリシンベタインが好ましい。
Figure 2008149535
成分(K)のベタイン化合物又はその酸付加塩は、二種以上を併用してもよい。また、本発明の染毛剤組成物中の含有量は、毛髪のダメージを抑止し、毛髪のまとまりを良くし、毛髪を均一に染色する効果に優れる点から、0.01〜20質量%が好ましく、更に0.05〜10質量%、更には0.1〜5質量%が好ましい。
〔(L):両親媒性アミド脂質〕
本発明の染毛剤組成物は、更に成分(L)として、両親媒性アミド脂質を含有することが好ましい。両親媒性アミド脂質としては、一般式(L-1)で表されるジアミド化合物及び一般式(L-2)で示されるセラミド類から選ばれるものが挙げられる。
(L-i) 一般式(L-1)で表されるジアミド化合物
Figure 2008149535
〔式中、R11は水酸基及び/又はアルコキシ基が置換していてもよい炭素数1〜12の直鎖又は分岐鎖の炭化水素基を示し、R12は炭素数1〜5の直鎖又は分岐鎖の二価の炭化水素基を示し、R13は炭素数1〜22の直鎖又は分岐鎖の二価の炭化水素基を示す。〕
一般式(L-1)において、R11としては、水酸基及び炭素数1〜6のアルコキシ基から選ばれる1〜3個が置換していてもよい炭素数1〜12の直鎖又は分岐鎖のアルキル基が好ましい。なかでも、無置換の炭素数1〜12のアルキル基、又は水酸基が1〜2個、炭素数1〜6のアルコキシ基が1個、若しくは水酸基と炭素数1〜6のアルコキシ基が1個ずつ置換した、炭素数2〜12のアルキル基がより好ましい。具体的には、メチル基、エチル基、プロピル基、ブチル基、ヘキシル基、ドデシル基、2-メチルプロピル基、2-エチルヘキシル基、2-ヒドロキシエチル基、9-ヒドロキシノニル基、2,3-ジヒドロキシプロピル基、2-メトキシエチル基、2-ヒドロキシ-3-メトキシプロピル基、9-メトキシノニル基等が挙げられ、なかでも2-ヒドロキシエチル基、メチル基、ドデシル基、2-メトキシエチル基が好ましい。
一般式(L-1)において、R12としては、炭素数2〜5、更には炭素数2〜3の直鎖又は分岐鎖のアルキレン基が好ましい。具体的には、エチレン基、トリメチレン基、テトラメチレン基、ペンタメチレン基、1-メチルエチレン基、2-メチルエチレン基、1-メチルトリメチレン基、2-メチルトリメチレン基、1,1-ジメチルエチレン基、2-エチルトリメチレン基等が挙げられ、なかでもエチレン基及びトリメチレン基が好ましい。
一般式(L-1)において、R13としては、炭素数2〜22の直鎖又は分岐鎖の二価炭化水素基が好ましく、更には炭素数11〜22の直鎖又は分岐鎖のアルキレン基、及び1〜4個の二重結合を有するアルケニレン基が好ましい。具体的には、エチレン基、トリメチレン基、テトラメチレン基、ヘキサメチレン基、ヘプタメチレン基、オクタメチレン基、デカメチレン基、ウンデカメチレン基、ドデカメチレン基、トリデカメチレン基、テトラデカメチレン基、ヘキサデカメチレン基、オクタデカメチレン基、1-メチルエチレン基、2-エチルトリメチレン基、1-メチルヘプタメチレン基、2-メチルヘプタメチレン基、1-ブチルヘキサメチレン基、2-メチル-5-エチルヘプタメチレン基、2,3,6-トリメチルヘプタメチレン基、6-エチルデカメチレン基、7-メチルテトラデカメチレン基、7-エチルヘキサデカメチレン基、7,12-ジメチルオクタデカメチレン基、8,11-ジメチルオクタデカメチレン基、7,10-ジメチル-7-エチルヘキサデカメチレン基、1-オクタデシルエチレン基、エテニレン基、1-オクタデセニルエチレン基、7,11-オクタデカジエニレン基、7-エテニル-9-ヘキサデカメチレン基、7,12-ジメチル-7,11-オクタデカジエニレン基、8,11-ジメチル-7,11-オクタデカジエニレン基等が挙げられる。このうち、7,12-ジメチルオクタデカメチレン基、7,12-ジメチル-7,11-オクタデカジエニレン基、オクタデカメチレン基、ウンデカメチレン基、トリデカメチレン基が好ましい。
より好ましいジアミド化合物(L-1)は、R11、R12及びR13として、それぞれ上で挙げた好ましい基を組み合わせた化合物であり、その具体例として、以下の化合物が挙げられる。
Figure 2008149535
Figure 2008149535
(L-ii) 一般式(L-2)で示されるセラミド類
Figure 2008149535
〔式中、R14はヒドロキシ基、オキソ基又はアミノ基が置換してもよい炭素数4〜30の直鎖、分岐鎖又は環状の飽和又は不飽和の炭化水素基を示し、Wはメチレン基、メチン基又は酸素原子を示し、破線はπ結合の存在又は不存在を示し、X1は水素原子、アセチル基又はグリセリル基を示すか、又は隣接する酸素原子とともにオキソ基を形成し、X2、X3及びX4は各々独立して水素原子、ヒドロキシ基又はアセトキシ基を示し(但し、Wがメチン基であるとき、X2とX3は一方が水素原子で他方は存在せず、−O−X1がオキソ基であるとき、X4は存在しない)、R15及びR16は各々独立して水素原子、ヒドロキシ基、ヒドロキシメチル基又はアセトキシメチル基を示し、R17ヒドロキシ基又はアミノ基が置換してもよい炭素数5〜35の直鎖、分岐鎖若しくは環状の飽和炭化水素基、又は該炭化水素基のω位にヒドロキシ基が置換してもよい炭素数8〜22の直鎖、分岐若しくは環状の飽和若しくは不飽和の脂肪酸がエステル結合した基を示し、R18は水素原子を示すか、ヒドロキシ基、ヒドロキシアルコキシ基、アルコキシ基及びアセトキシ基から選ばれる置換基を有してもよい総炭素数1〜8の直鎖又は分岐鎖の飽和又は不飽和の炭化水素基を示す。〕
一般式(L-2)において、R14としては、ヒドロキシ基が置換してもよい炭素数7〜22の直鎖、分岐鎖又は環状の飽和又は不飽和の炭化水素基が好ましい。X1としては、水素原子、グリセリル基が好ましい。X2、X3及びX4としては、その0〜1個がヒドロキシ基であり、残余が水素原子であるのが好ましい。R15及びR16としては、一方が水素原子又はヒドロキシメチル基であり、他方が水素原子であるのが好ましい。R17における飽和炭化水素基のω位にエステル結合若しくはアミド結合してもよい脂肪酸としては、イソステアリン酸、12-ヒドロキシステアリン酸、リノール酸が好ましい。R18としては、水素原子、あるいはヒドロキシ基、ヒドロキシアルコキシ基及びアルコキシ基から選ばれる1〜3個が置換してもよい総炭素数1〜8の炭化水素基が好ましい。
好ましいセラミド類(L-2)として次の一般式(L-2a)で表される天然セラミド又は天然型セラミド類、及びその誘導体(以下、「天然型セラミド類(L-2a)」と記載する)、並びに、一般式(L-2b)で表される擬似型セラミド類(以下、「疑似型セラミド類(L-2b)」と記載する)が挙げられる。
(L-iia) 天然型セラミド類(L-2a)
Figure 2008149535
〔式中、R14aはヒドロキシ基が置換してもよい炭素数7〜19の直鎖、分岐鎖又は環状の飽和又は不飽和の炭化水素基を示し、W1はメチレン基又はメチン基を示し、破線はπ結合の存在又は不存在を示し、X1aは水素原子を示すか、又は隣接する酸素原子とともにオキソ基を形成し、X2a、X3a及びX4aは各々独立して水素原子、ヒドロキシ基又はアセトキシ基を示し(但し、W1がメチン基であるとき、X2aとX3aは一方が水素原子で他方は存在せず、−O−X1aがオキソ基であるとき、X4aは存在しない)、R15aはヒドロキシメチル基又はアセトキシメチル基を示し、R17aはヒドロキシ基が置換してもよい炭素数5〜30の直鎖、分岐鎖若しくは環状の飽和炭化水素基、又は該アルキル基のω末端にヒドロキシ基が置換していてもよい炭素数8〜22の直鎖又は分岐鎖の飽和又は不飽和の脂肪酸がエステル結合した基を示し、R18aは水素原子又は炭素数1〜4のアルキル基を示す。〕
好ましくは、R14aが炭素数7〜19、更に好ましくは炭素数13〜15の直鎖アルキル基;W1がメチン基でX2aとX3aの一方が水素原子;R17aが炭素数9〜27のヒドロキシ基が置換してもよい直鎖アルキル基である化合物が挙げられる。また、X1aは水素原子であるか、酸素原子とともにオキソ基を形成するのが好ましい。R17aとしては、トリコシル基、1-ヒドロキシペンタデシル基、1-ヒドロキシトリコシル基、ヘプタデシル基、1-ヒドロキシウンデシル基、ω位にリノール酸がエステル結合したノナコシル基が好ましい。
天然型セラミド類の具体例としては、以下に構造を示すような、スフィンゴシン、ジヒドロスフィンゴシン、フィトスフィンゴシン又はスフィンガジエニンがアミド化されたセラミドType1〜7(例えば、J. Lipid Res., 24:759 (1983)の図2、及びJ. Lipid. Res.,35:2069 (1994)の図4記載のブタ及びヒトのセラミド類)、更にこれらのN-アルキル体(例えばN-メチル体)が挙げられる。これらは天然からの抽出物及び合成物のいずれでもよく、市販のものを用いることができる。
Figure 2008149535
(L-iib) 擬似型セラミド類(L-2b)
Figure 2008149535
〔式中、R14bはヒドロキシ基が置換してもよい炭素数10〜22の直鎖、分岐鎖又は環状の飽和又は不飽和の炭化水素基を示し、X1bは水素原子、アセチル基又はグリセリル基を示し、R17bはヒドロキシル基又はアミノ基が置換していてもよい炭素数5〜22の直鎖、分岐鎖又は環状の飽和又は不飽和の炭化水素基であるか、又は該炭化水素基のω末端にヒドロキシル基が置換していてもよい炭素数8〜22の直鎖又は分岐鎖の飽和又は不飽和の脂肪酸がエステル結合した基を示し、R18bは水素原子を示すか、ヒドロキシ基、ヒドロキシアルコキシ基、アルコキシ基又はアセトキシ基が置換していてもよい総炭素数1〜8のアルキル基を示す。〕
17bとしては、ノニル基、トリデシル基、ペンタデシル基、ω位にリノール酸がエステル結合したウンデシル基、ω位にリノール酸がエステル結合したペンタデシル基、ω位に12-ヒドロキシステアリン酸がエステル結合したペンタデシル基、ω位にメチル分岐イソステアリン酸がアミド結合したウンデシル基が好ましい。R18bのヒドロキシアルコキシ基又はアルコキシ基としては炭素数1〜8のものが好ましい。
疑似型セラミド類(L-2b)としては、R14bがヘキサデシル基、X1bが水素原子、R17bがペンタデシル基、R18bがヒドロキシエチル基のもの;R14bがヘキサデシル基、X1bが水素原子、R17bがノニル基、R18bがヒドロキシエチル基のもの;又はR14bがヘキサデシル基、X1bがグリセリル基、R17bがトリデシル基、R18bが3-メトキシプロピル基のものが好ましく、一般式(L-2b)のR14bがヘキサデシル基、X1bが水素原子、R17bがペンタデシル基、R18bがヒドロキシエチル基のものがより好ましい。好ましい具体例として、以下のものが挙げられる。
Figure 2008149535
両親媒性アミド脂質は、2種以上を併用してもよく、またその含有量は、損傷を回復又は抑制させる効果の観点から、本発明の毛髪化粧料中に0.01〜10質量%が好ましく、更には0.05〜5質量%が好ましい。
〔(M):アミノ酸、アミノスルホン酸又はそれらの誘導体〕
本発明の染毛剤組成物は、更に成分(M)として、アミノ酸、アミノスルホン酸又はそれらの誘導体を含有することが好ましい。アミノ酸としては、中性アミノ酸のグリシン、アラニン、プロリン、塩基性アミノ酸のリシン、アルギニン、酸性アミノ酸のグルタミン酸、アスパラギン酸等が挙げられ、アミノスルホン酸としては、タウリン等が挙げられる。
成分(M)のアミノ酸、アミノスルホン酸又はそれらの誘導体は、二種以上を併用してもよい。また、本発明の染毛剤組成物中の含有量は、毛髪のダメージを抑止し、毛髪を均一に染色する効果に優れる点から、0.01〜10質量%が好ましく、更に0.05〜5質量%、更には0.1〜3質量%が好ましい。
〔(N):多価アルコール類〕
本発明の染毛剤組成物は、更に成分(N)として、多価アルコール類を含有することが好ましい。多価アルコール類としては、炭素数2〜20のもの、具体的には、エチレングリコール、ジエチレングリコール、トリエチレングリコール、ポリエチレングリコール、プロピレングリコール、ジプロピレングリコール、1,2-ブチレングリコール、1,3-ブチレングリコール、ペンチレングリコール、ヘキシレングリコール等のアルキレングリコール類;グリセリン、ジグリセリン、ポリグリセリン等のグリセリン類;キシリット、マンニット、ガラクチット、ソルビット等の糖アルコール類;その他トリメチロールエタン、トリメチロールプロパン、ペンタエリスリトールなどが挙げられる。
成分(N)の多価アルコール類は、二種以上を併用してもよい。また、本発明の染毛剤組成物中の含有量は、毛髪にうるおいを与え、毛髪のぱさつきを抑止する効果に優れる点から、0.1〜20質量%が好ましく、更に0.5〜15質量%、更には1〜10質量%が好ましい。
〔(O):他の染料〕
本発明の染毛剤組成物は、成分(C)の酸化染料以外の染料として、更に成分(O)直接染料を併用することができる。直接染料としては、ニトロ染料、分散染料、塩基性染料、酸性染料等が挙げられる。ニトロ染料としては、2-ニトロ-パラフェニレンジアミン、2-アミノ-6-クロロ-4-ニトロフェノール、3-ニトロ-パラヒドロキシエチルアミノフェノール、4-ニトロ-オルトフェニレンジアミン、4-アミノ-3-ニトロフェノール、4-ヒドロキシプロピルアミノ-3-ニトロフェノール、HCブルーNo.2、HCオレンジNo.1、HCレッドNo.1、HCイエローNo.2、HCイエローNo.4、HCイエローNo.5、HCレッドNo.3、N,N-ビス-(2-ヒドロキシエチル)-2-ニトロ-パラフェニレンジアミン等が挙げられ、分散染料としては、ディスパーズバイオレット1、ディスパーズブルー1、ディスパーズブラック9等が挙げられ、塩基性染料としては、ベーシックブルー99、ベーシックブラウン16、ベーシックブラウン17、ベーシックレッド76、ベーシックレッド51、ベーシックイエロー57、ベーシックイエロー87、ベーシックオレンジ31等が挙げられる。酸性染料としては、だいだい色205号、赤色106号等が挙げられる。
成分(O)の直接染料は、2種以上を併用してもよい。またその含有量は、全組成中に0.001〜5質量%、更には0.01〜3質量%が好ましい。
〔(P):酸化剤〕
本発明の染毛剤組成物は、更に成分(P)として、酸化剤を含有することができる。酸化剤としては、過酸化水素、及び過酸化水素発生剤である過酸化尿素、過酸化メラミン、過ホウ酸ナトリウム、過ホウ酸カリウム、過炭酸ナトリウム、過炭酸カリウム等が挙げられ、なかでも過酸化水素が好ましい。成分(P)の酸化剤の本発明の染毛剤組成物中の含有量は、十分な染毛効果、及び毛髪損傷や頭皮刺激の低減の点から、過酸化水素換算量として、0.1〜12質量%が好ましく、更には0.5〜9質量%、更には1〜6質量%が好ましい。
また、これら酸化剤に代えて、ラッカーゼ、ウリカーゼ等の酸化性酵素を使用することもできる。
〔(Q):過硫酸塩〕
本発明の染毛剤組成物は、更に成分(Q)として、過硫酸塩を含有することができる。過流酸塩は脱色促進剤として働く。過硫酸塩としては、過硫酸アンモニウム、過硫酸カリウム、過硫酸ナトリウム等が挙げられる。
成分(Q)の過硫酸塩は、2種以上を併用してもよく、本発明の染毛剤組成物中の含有量は、その含有量は、十分な脱色効果の点、及び毛髪損傷や頭皮刺激の低減の点から、0.1〜15質量%が好ましく、更には0.2〜10質量%、特に0.5〜5質量%が好ましい。
〔媒体〕
本発明の染毛剤組成物は、媒体として、水及び必要に応じて有機溶剤が用いられる。有機溶剤としては、エタノール、イソプロパノール等の低級アルカノール類、ジエチレングリコールモノエチルエーテル等のアルキレングリコールのアルキルエーテル類、ベンジルアルコール、フェノキシエタノール等の芳香族アルコール類等が挙げられる。
〔剤型〕
本発明の染色剤組成物は、アルカリ剤及び酸化染料前駆体又は直接染料を含有する第1剤と、酸化剤を含有する第2剤とを含む二剤式毛髪染色剤として、これら第1剤及び第2剤に加え、過硫酸塩を含有する第3剤とを含む三剤式毛髪染色剤として、酸化染料前駆体等及び酸化性酵素を含有する一剤式毛髪染色剤として、あるいは、空気酸化染料を含有する一剤式毛髪染色剤等として提供される。
〔pH〕
本発明の染毛剤組成物のpHは、前記二剤式又は三剤式の場合は、第1剤は8〜12、第2剤は2〜5が好ましい。また混合時のpHは9〜11が好ましい。前記酸化性酵素を含有する一剤式の場合は酵素の活性が最適となる5〜8が好ましく、前記空気酸化染料を含有する一剤式の場合は6〜11、特に8〜10が好ましい。
〔その他〕
本発明の染毛剤組成物は、更に、酸化型染毛剤組成物に一般に使用されるその他の成分を必要に応じて含有することができる。このような任意成分としては、例えば、成分(A)以外の脂肪酸又はその塩、動植物油脂、ロウ類、エステル類、エーテル類、成分(G)以外の非イオン界面活性剤、アニオン界面活性剤、両性界面活性剤、蛋白誘導体、pH調整剤、増粘剤、防腐剤、キレート剤、安定化剤、酸化防止剤、植物性抽出物、生薬抽出物、ビタミン類、色素、香料、紫外線吸収剤が挙げられる。
実施例1〜4及び比較例1〜3
表1に示す組成の染色用組成物を常法により製造し、パネラー5名により、下記の評価を行い、合計点を表1に示した。
(染色の均一性)
第1剤及び第2剤をそれぞれ1gずつよく混合し、白髪トレス(中国人毛1g)とブリーチを2回処理した、ダメージを受けた白髪トレス(中国人毛1g)に塗布し、20分間放置した。流水ですすぎ、シャンプーで洗浄し、乾燥した後、それぞれのトレスの染色の均一性の差を、比較例1を対照として次の5段階で目視評価した。
+2:比較例1に比べ、均一性に優れる
+1:比較例1に比べ、均一性にやや優れる
±0:比較例1に比べ、均一性がほぼ同等
−1:比較例1に比べ、均一性がやや劣る
−2:比較例1に比べ、均一性が劣る
(シャンプー後の色落ちの均一性)
染毛した白髪トレス(中国人毛1g)とブリーチを2回処理したダメージした白髪トレス(中国人毛1g)をシャンプー洗浄とすすぎの操作を20セット繰り返した後、乾燥を行った。それぞれのトレスの色落ちの均一性の差を、比較例1を対照として次の5段階で目視評価した。
+2:比較例1に比べ、均一性に優れる
+1:比較例1に比べ、均一性にやや優れる
±0:比較例1に比べ、均一性がほぼ同等
−1:比較例1に比べ、均一性がやや劣る
−2:比較例1に比べ、均一性が劣る
(シャンプーすすぎ後の指どおりの良さ)
第1剤及び第2剤をそれぞれ10gずつよく混合し、黒髪トレス(日本人毛10g)に塗布し、20分間放置した。流水ですすぎ、シャンプーで洗浄後、比較例1を対照として次の5段階で官能評価した。
+2:比較例1に比べ、指どおりが良い
+1:比較例1に比べ、指どおりがやや良い
±0:比較例1に比べ、指どおりがほぼ同等
−1:比較例1に比べ、指どおりがやや悪い
−2:比較例1に比べ、指どおりが悪い
(乾燥後のなめらかさ)
第1剤及び第2剤をそれぞれ10gずつよく混合し、黒髪トレス(日本人毛10g)に塗布し、20分間放置した。流水ですすぎ、シャンプーで洗浄、乾燥した後、比較例1を対照として次の5段階で官能評価した。
+2:比較例1に比べ、なめらか
+1:比較例1に比べ、ややなめらか
±0:比較例1に比べ、ほぼ同等
−1:比較例1に比べ、あまりなめらかでない
−2:比較例1に比べ、なめらかでない
Figure 2008149535
実施例5〜7(処方例)
表2に、本発明の染毛剤組成物の処方例を示す。
Figure 2008149535
実施例8(処方例) 第1剤:第2剤=1:1(質量比)
(第1剤) (質量%)
パラフェニレンジアミン 0.1
パラアミノオルトクレゾール 0.2
パラアミノフェノール 0.35
メタアミノフェノール 0.15
18-メチルオクタノナン酸 0.5
18-メチルイコサン酸 0.5
ポリオキシエチレン(2)ステアリルエーテル 3.0
ポリオキシエチレン(40)セチルエーテル 3.0
ポリ塩化ジメチルジアリルアンモニウム*1 1.0
アミノ変性シリコーン 0.5
高重合ジメチルポリシロキサン 0.5
ジメチルポリシロキサンオイル 1.0
セチルアルコール 6.0
ステアリルアルコール 1.0
補酵素Q10溶液*2 0.05
ジアミド化合物*3 0.1
L-アルギニン 0.2
プロピレングリコール 7.5
流動パラフィン 1.0
無水亜硫酸ナトリウム 0.5
アスコルビン酸 0.4
エデト酸四ナトリウム二水塩 0.2
炭酸水素アンモニウム 1.0
モノエタノールアミン 3.0
強アンモニア水 3.0
香料 0.5
精製水 残量
*1:マーコート100(ナルコ社)
*2:コエンザイムQ10(旭化成ファーマ社)
*3:下記化学式の化合物
Figure 2008149535
(第2剤) (質量%)
過酸化水素水(35%) 16.3
プロピレングリコール 4.0
グリシンベタイン 0.5
セチルアルコール 7.0
塩化3-オクタデシルオキシプロピル-N,N,N-トリメチルアンモニウム 1.0
塩化ステアリルトリメチルアンモニウム 1.0
ポリオキシエチレン(20)セチルエーテル 7.0
硫酸オキシキノリン 0.05
エチドロン酸 0.05
水酸化ナトリウム pH3.5とする量
精製水 残量
実施例9(処方例)
(質量%)
5,6-ジヒドロキシインドール 0.3
アミノ変性シリコーンエマルション*4 0.5
16-メチルオクタデカン酸 0.2
塩化ジメチルジアリルアンモニウム・アクリル酸共重合体*5 0.5
塩化セチルトリメチルアンモニウム 0.1
ポリオキシエチレン(9)トリデシルエーテル*6 1.6
1,3-ブチレングリコール 3.0
95容量%エタノール 6.0
ヒドロキシプロピルキサンタンガム 0.7
アスコルビン酸 0.3
モノエタノールアミン 0.5
水酸化ナトリウム pH10とする量
香料 0.3
精製水 残量
*4:シリコーンSM8704C(東レ・ダウコーニングシリコーン社)
*5:マーコート280(ナルコ社)
*6:ソフタノール90(日本触媒社)

Claims (4)

  1. 次の成分(A)〜(D)を含有する酸化型染毛剤組成物。
    (A)炭素数19〜30のイソ脂肪酸若しくはアンテイソ脂肪酸又はそれらの塩
    (B)ジアリル4級アンモニウム塩の重合体又は共重合体
    (C)酸化染料
    (D)アルカリ剤
  2. 更に次の成分(E)を含有する請求項1記載の酸化型染毛剤組成物。
    (E)シリコーン類
  3. 更に次の成分(F)を含有する請求項1又は2記載の酸化型染毛剤組成物。
    (F)カチオン界面活性剤
  4. 更に次の成分(G)を含有する請求項1〜3のいずれかに記載の酸化型毛髪染色剤又は脱色剤組成物。
    (G)ポリオキシエチレンアルキルエーテル型非イオン界面活性剤
JP2009517717A 2007-05-31 2008-05-30 酸化型染毛剤組成物 Active JP5432709B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009517717A JP5432709B2 (ja) 2007-05-31 2008-05-30 酸化型染毛剤組成物

Applications Claiming Priority (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007146275 2007-05-31
JP2007146275 2007-05-31
JP2009517717A JP5432709B2 (ja) 2007-05-31 2008-05-30 酸化型染毛剤組成物
PCT/JP2008/001381 WO2008149535A1 (ja) 2007-05-31 2008-05-30 酸化型染毛剤組成物

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPWO2008149535A1 true JPWO2008149535A1 (ja) 2010-08-19
JP5432709B2 JP5432709B2 (ja) 2014-03-05

Family

ID=40093367

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009517717A Active JP5432709B2 (ja) 2007-05-31 2008-05-30 酸化型染毛剤組成物

Country Status (4)

Country Link
US (1) US7842101B2 (ja)
EP (1) EP2151232B1 (ja)
JP (1) JP5432709B2 (ja)
WO (1) WO2008149535A1 (ja)

Families Citing this family (23)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008297218A (ja) * 2007-05-29 2008-12-11 Kao Corp 毛髪化粧料
DE102007062254A1 (de) * 2007-12-21 2009-06-25 GM Global Technology Operations, Inc., Detroit Abstützung einer Einstiegsverkleidung an einem Trageelement eines Kraftfahrzeugs
JP2010037315A (ja) * 2008-08-08 2010-02-18 Kao Corp 染毛剤組成物
EP2377511A1 (en) 2010-04-19 2011-10-19 KPSS-Kao Professional Salon Services GmbH Colouring composition
US8636812B2 (en) * 2010-08-31 2014-01-28 Kao Corporation Two-part foam hair dye
JP5594608B2 (ja) * 2011-07-29 2014-09-24 山栄化学株式会社 変性シリコーン含有多剤式ヘアリンス又はヘアトリートメント
KR101439642B1 (ko) * 2011-11-16 2014-09-11 (주)아모레퍼시픽 염색용 조성물
EP2863880A2 (en) * 2012-06-21 2015-04-29 Unilever PLC Hair colouring composition comprising gossypetin
JP2014088359A (ja) * 2012-10-31 2014-05-15 Henkel Japan Ltd 2剤式毛髪化粧料
WO2014104340A1 (ja) * 2012-12-28 2014-07-03 花王株式会社 毛髪化粧料組成物
JP6357314B2 (ja) * 2013-12-28 2018-07-11 ホーユー株式会社 毛髪化粧料組成物
JP2016056110A (ja) * 2014-09-05 2016-04-21 ロレアル ケラチン繊維用の化粧用組成物
JP2016056112A (ja) * 2014-09-05 2016-04-21 ロレアル ポリオールを含むケラチン繊維のための化粧用組成物
FR3059233B1 (fr) * 2016-11-28 2019-07-26 L'oreal Composition tinctoriale comprenant l'acide 12-hydroxystearique, une amine organique et un colorant
DE102016225375B4 (de) 2016-12-19 2022-03-10 Henkel Ag & Co. Kgaa Haarfärbemittel
JP7105156B2 (ja) * 2017-09-20 2022-07-22 花王株式会社 染毛方法
CN111356437A (zh) * 2017-11-20 2020-06-30 花王株式会社 毛发化妆品
US11123278B2 (en) 2017-11-20 2021-09-21 Kao Corporation Hair cosmetic
JP2019094329A (ja) * 2017-11-20 2019-06-20 花王株式会社 毛髪化粧料
CN111372562A (zh) * 2017-11-20 2020-07-03 花王株式会社 毛发化妆品
EP3714871B1 (en) * 2017-11-20 2023-07-26 Kao Corporation Hair cosmetic
EP3900790A4 (en) * 2018-12-20 2022-11-16 Kao Corporation COMPOSITION
CN114828817A (zh) * 2019-12-25 2022-07-29 花王株式会社 毛发的染色方法

Citations (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5921611A (ja) * 1982-07-07 1984-02-03 ユニリ−バ−・ナ−ムロ−ゼ・ベンノ−トシヤ−プ ヘアコンデイシヨニング組成物
JPS6267011A (ja) * 1985-09-18 1987-03-26 Shiseido Co Ltd ヘア−リンス組成物
JPH04164014A (ja) * 1990-10-29 1992-06-09 Kurooda Japan Kk 毛髪化粧料
JPH04173719A (ja) * 1990-11-02 1992-06-22 Kao Corp 毛髪化粧料
JPH09143135A (ja) * 1995-09-18 1997-06-03 Nippon Fine Chem Co Ltd 香粧品組成物
JP2003528125A (ja) * 2000-03-29 2003-09-24 クローダ,インコーポレイテッド アンテイソ化合物に基づく脂肪クアット
JP2003286143A (ja) * 2002-03-29 2003-10-07 Hoyu Co Ltd 染毛用前処理剤組成物
JP2007015986A (ja) * 2005-07-08 2007-01-25 Nippon Fine Chem Co Ltd 脂質分散組成物、及び、脂質水分散組成物、並びにそれらを配合してなる毛髪化粧料
JP2007039352A (ja) * 2005-08-01 2007-02-15 Nakano Seiyaku Kk 2剤式酸化染毛・脱色剤組成物

Family Cites Families (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2558706B2 (ja) 1987-06-19 1996-11-27 ライオン株式会社 毛髪化粧料
JP3025537B2 (ja) 1990-12-28 2000-03-27 花王株式会社 毛髪化粧料
JP3229689B2 (ja) * 1992-07-21 2001-11-19 花王株式会社 毛髪化粧料
JP4230614B2 (ja) 1999-03-19 2009-02-25 ヤマハ発動機株式会社 小型滑走艇
JP2001213739A (ja) 2001-03-12 2001-08-07 Sanei Kagaku Kk 毛髪処理剤配合用組成物及び毛髪処理剤
JP4173719B2 (ja) 2002-11-01 2008-10-29 花王株式会社 新規ステロイドサポニン
JP4164014B2 (ja) 2003-10-07 2008-10-08 株式会社北海道ニーズ 鮮魚用タンク
JP4331625B2 (ja) 2004-01-23 2009-09-16 日本精化株式会社 毛髪化粧料
US7842100B2 (en) * 2007-05-31 2010-11-30 Kao Corporation Two-part oxidative hair dye composition

Patent Citations (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5921611A (ja) * 1982-07-07 1984-02-03 ユニリ−バ−・ナ−ムロ−ゼ・ベンノ−トシヤ−プ ヘアコンデイシヨニング組成物
JPS6267011A (ja) * 1985-09-18 1987-03-26 Shiseido Co Ltd ヘア−リンス組成物
JPH04164014A (ja) * 1990-10-29 1992-06-09 Kurooda Japan Kk 毛髪化粧料
JPH04173719A (ja) * 1990-11-02 1992-06-22 Kao Corp 毛髪化粧料
JPH09143135A (ja) * 1995-09-18 1997-06-03 Nippon Fine Chem Co Ltd 香粧品組成物
JP2003528125A (ja) * 2000-03-29 2003-09-24 クローダ,インコーポレイテッド アンテイソ化合物に基づく脂肪クアット
JP2003286143A (ja) * 2002-03-29 2003-10-07 Hoyu Co Ltd 染毛用前処理剤組成物
JP2007015986A (ja) * 2005-07-08 2007-01-25 Nippon Fine Chem Co Ltd 脂質分散組成物、及び、脂質水分散組成物、並びにそれらを配合してなる毛髪化粧料
JP2007039352A (ja) * 2005-08-01 2007-02-15 Nakano Seiyaku Kk 2剤式酸化染毛・脱色剤組成物

Also Published As

Publication number Publication date
US7842101B2 (en) 2010-11-30
WO2008149535A1 (ja) 2008-12-11
EP2151232A1 (en) 2010-02-10
EP2151232B1 (en) 2017-04-12
EP2151232A4 (en) 2014-01-22
JP5432709B2 (ja) 2014-03-05
US20100154135A1 (en) 2010-06-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5432709B2 (ja) 酸化型染毛剤組成物
JP5368980B2 (ja) 二剤式酸化型染毛剤組成物
EP1803434B1 (en) Hair dye composition
EP1568353B1 (en) Composition for hair bleaching or hair dyeing
ES2352192T3 (es) Agente colorante con brillo perlado para fibras de queratina.
JP2008201727A (ja) 毛髪色彩調整用組成物
EP3684475B1 (en) Hair dyeing method
JP2005023023A (ja) 酸化染毛剤又は脱色剤組成物
FR2922446A1 (fr) Composition comprenant au moins une polylysine et au moins un agent alcalin particulier, procede de coloration et/ou de decoloration des fibres keratiniques
JP2005023024A (ja) 酸化染毛剤又は脱色剤組成物
JP2008290953A (ja) 酸化染毛剤又は脱色剤組成物
EP1905421A1 (en) Hair dye composition
JP3638519B2 (ja) 染毛剤組成物
JP3683505B2 (ja) 染毛剤組成物
JP2005023025A (ja) 酸化染毛剤又は脱色剤組成物
JP3754295B2 (ja) 染毛剤組成物
JP2004196812A (ja) 染毛剤組成物
JP5309469B2 (ja) 酸化染毛剤又は脱色剤組成物
JP4865987B2 (ja) 染毛剤組成物
JP2005330193A (ja) 酸化染毛ないし脱色組成物
JP5275581B2 (ja) 毛髪脱色又は染色用組成物
JP4648188B2 (ja) 染毛剤組成物
JP2007176887A (ja) 染毛剤組成物
JP2005187334A (ja) 酸化染毛又は脱色用第1剤組成物
JP2005343806A (ja) 酸化染毛又は脱色組成物

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20110401

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130604

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130805

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130903

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20131105

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20131203

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20131206

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 5432709

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250